-
「カレー大作戦」 女性会が食材寄付
7月20日は伊那市の伊那商工会議所女性会が、「カレー大作戦」で使用するレトルト食品や缶詰など合わせて367点を伊那市社会福祉協議会に寄付しました。
20日は女性会の池上道子会長が伊那市社会福祉協議会の森田英和局長に目録を手渡しました。
食品の募集は6月16日から行い、レトルト食品や缶詰など合わせて367点が集まりました。
集まった食品は、カレー大作戦の他、夏休みに市内およそ25ヶ所で開かれる子ども食堂で使用される予定です。 -
伊那市カレー大作戦 4日開催
4日に伊那市内13か所で高校生までの子ども達に無料でカレーを提供する「伊那市カレー大作戦」が初めて行われます。
7月21日は市役所で定例記者会見が開かれ、白鳥孝市長がイベントの内容について発表しました。
カレー大作戦は、市が伊那市社会福祉協議会に委託している伊那市子どもの未来応援事業の一環で行われます。
8月4日の午後4時から、およそ780食を提供します。
場所は、市内の飲食店や市の支所、福祉施設など13か所で、キッチンカーによる提供も行われます。
高校生までの子どもは無料で、大人は300円です。
カレーは子ども食堂を運営している団体や市内の飲食店が協力し作ります。
-
保育園の園庭に羊を放牧
伊那市高遠町の高遠第2・第3保育園では3頭の羊を園庭で放牧しています。
高遠第2・第3保育園では、動物とのふれあいの場にしようと地域の人から羊を借りて園舎東側の園庭に26日から放牧しています。
去年9月にも羊を1頭借りていました。
その時借りていた、メスの羊「P―ちゃん」です。
今年、出産した2頭の子羊と一緒に保育園にやってきました。
羊には、園庭の草を食べてもらいます。
地域住民でつくる「高遠第2・第3保育園と地域の未来を考える会」が園庭に柵を張るなど飼育環境を整えたということです。
30日は、園児たちが羊と触れ合っていました。
羊は、9月頃まで借りる予定で、その間園児たちは、水やりや糞の後始末等羊の世話を行います。
-
2年振りにみのわ祭り開催
2年ぶりに箕輪町のみのわ祭りが31日に、町文化センター前の広場で行われます。
新型コロナの影響で集客イベントは行わず、テレビや動画配信サイトなどで配信します。
コロナ禍の中でも、祭りを楽しんでもらおうとみのわ祭り実行委員会が企画したものです。
31日は、町文化センター前の広場をメイン会場に、みのわ太鼓演奏や豪華景品が当たる抽選会などが行われ、伊那ケーブルテレビでは、その様子を午後1時45分から午後5時間まで生中継します。
また、動画配信サイトYouTubeでも配信されます。
-
喫茶コスモス 利用者が接客
伊那市の障害者多機能型事業所「輪っこはうす・コスモスの家」の利用者は、福祉まちづくりセンター内の喫茶コーナーで、接客などの仕事に励んでいます。
4月に新たに完成した福祉まちづくりセンター内にある喫茶コスモスです。
今月から喫茶の他に、火曜日と金曜日にランチの営業を始めました。
喫茶コスモスは障害者の就労訓練を兼ねた地域の憩いの場にしようと、伊那市社会福祉協議会が運営しています。
食事作りの中心は、社協の職員が行い、利用者は、皿洗いや配膳、接客などをしています。
輪っこはうす・コスモスの家の利用者、宮坂美幸さんです。
宮坂さんは、喫茶店で働くことに興味があったということで営業日は、ほぼ毎日ここで働いています。
30日のランチは、夏野菜カレーに小鉢、デザートがついて税込み550円です。
宮坂さんは、カレーの盛りつけや配膳をしていました。
営業当初は、小さかった声も、今では積極的に出るようになりました。
昼時になると社協の職員たちが訪れていました。
喫茶コスモスは、一般の人も利用可能となっています。
営業は祝祭日を除く月曜日から金曜日までの午前10時から午後3時までとなっています。
ランチ営業は毎週火曜日と金曜日です。
-
上農生が春日公園噴水跡地を整備
南箕輪村の上伊那農業高校コミュニティデザイン科の3年生は、伊那市の春日公園にある噴水跡地の整備を計画しています。
この日は、上伊那農業高校コミュニティデザイン科里山コースの3年生20人が、伊那市の担当職員から説明を受けました。
この噴水は、平成元年に整備されました。
平成2年にコスト削減のため運用を停止し、それからおよそ30年間使われていませんでした。
長野県では、建設業の人材確保のために、生徒が主体となった施設整備を後押ししています。
そこで、地域社会の在り方について学んでいる上伊那農業高校に、計画から施工までを依頼しました。
生徒たちは、噴水の周りや公園内を観察し、計画のイメージを膨らませました。
今後は、関連する授業を受けながら今年度中に整備計画を策定し、次の学年に引き継いで来年度施工を開始するということです。
-
上島勝幸さんが母校に仙丈ヶ岳写真を寄贈
一般社団法人二科会写真部会員で長野市在住の上島勝幸さんが母校の伊那弥生ケ丘高校に仙丈ヶ岳を撮影した写真を1日に寄贈しました。
1日は上島さんが伊那弥生ケ丘高校を訪れ、画題「天に雲生む仙丈」の写真を寄贈しました。
上島さんは昭和57年度の卒業生です。
写真は去年11月に伊那市西箕輪から仙丈ヶ岳を撮影したものです。
題目の「天に雲生む仙丈」は伊那弥生ケ丘高校の校歌の歌詞にちなんで付けたということです。
現在57歳の上島さんは、34歳から本格的に写真を撮り始め、今年2月に二科会写真部の会員になりました。
上島さんの義父は伊那谷の石仏研究の第一人者でもあった竹入弘元さんです。
今年4月に亡くなった竹入さんが伊那弥生ケ丘高校でも教鞭をとっていたことも縁となりました。
今回寄贈した写真は2階の自習室に飾られました。
-
高校再編 伊那新校の校地選定11検討項目示す
伊那市の伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を統合する新たな高校の場所について検討を進めてきた、伊那新校再編実施計画懇話会の校地検討部会は、選定する11の検討項目を27日示しました。
27日は伊那市の伊那合同庁舎で6回目の再編実施計画懇話会が開かれました。
会議では伊那市の副市長で校地検討部会の林俊宏部会長が選定方法について報告し了承されました。
統合する新たな高校は、伊那北か弥生のどちらかの校地を活用し、決定は長野県教育委員会にゆだねるとしています。
校地を選定するうえで
●敷地の広さや学校へのアクセス
●駅からの距離、通学時の安全性
●他の高校や地元企業との交流の利便性など
11の検討項目を挙げています。
また県教委に対しては「新校を早期に開校し、新たな学びの実現のため、施設や設備を充実させてほしい」と要望しました。
新校の場所については年度内に示される見通しです。
-
土用の丑 うなぎ店大忙し
28日は土用の丑です。
伊那市上新田でうなぎのかば焼きを販売している「つかはら」では、注文の対応に追われていました。
28日は三代目店主の塚原慎也さんが朝5時から厨房に立ちうなぎを焼いていました。
つかはらでは、70年以上継ぎ足しているという秘伝のたれを使っていて、甘めの味付けが特徴で国産養殖ものが1人前2千円です。
今年は新型コロナの影響と東京オリンピックによる祝日の移動で、22日から予約が入り始めたと言う事です。
今年は1200人前を用意しましたが、予約も含めきのうで完売したと言う事です。
店内には、予約のメモがずらりと並び、昼時になるとウナギを買い求める人たちが訪れていました。
28日は1日で650人前を販売したと言う事です。
-
伊那市福祉大会 13人と3団体を表彰
伊那市社会福祉大会が16日伊那文化会館で開かれ長年にわたり社会福祉に貢献した個人や団体に表彰状が贈られました。
16日は在宅介護をしている人や地域福祉の向上に努めた人など13人と3団体に表彰状が贈られました。
昨年度の福祉大会は、新型コロナの影響で中止となった為、今年度は2年分の表彰が行なわれました。
大会は、福祉活動への関心や理解を深めてもらおうと、伊那市社会福祉協議会が開いていて今回で16回目となります。
受賞者を代表して美篶上大島で高齢者の食事や入浴介護などを行っている「木曜会」の小松経子会長は「今回の表彰を励みに、高齢者の支えとなるよう活動していきたい」と受賞を喜んでいました。
伊那市社協の篠田貞行会長は「新型コロナで生活困窮者の支援など新たな福祉の課題が指摘されている。
様々な諸課題に対処しながら、さらなる地域づくりを目指していきたい」と話していました。
-
台風進路それ農家は一安心
県内への接近が予想されていた台風8号は進路を北に変えたことから伊那市羽広のみはらしファーム観光ぶどう園の農家は「一安心した」と話し27日はぶどうの袋がけの作業を進めていました。
袋がけは病害虫からぶどうを守るために行われるものです。
この農家ではおよそ9,000房のぶどうを育てていて作業は今週いっぱい行われるということです。
台風8号は28日未明に東北地方に上陸する見込みで長野地方気象台では県内の直接的な影響は少ないとしています。 -
春富中学校で七夕ミニフェス
伊那市の春富中学校の文化系クラブの発表会、七夕ミニフェスが9日開かれました。
七夕ミニフェスは新型コロナの影響で活動が制限される文化系クラブの発表の場をつくろうとPTAなどが開いたものです。
ステージにあがった合唱部は迫力のある歌声を披露していました。
会場に設けられた客席は新型コロナ感染防止のため間隔をあけて設置されました。
また会場に来ることができない保護者などのために発表の様子は動画投稿サイトユーチューブで配信されました。
ステージのバックに飾られた絵画は七夕ミニフェスをイメージして美術部が描いたものです。
吹奏楽部の発表ではマーチングバンドのパフォーマンスも披露されました。
春富中学校PTAは「コロナ禍でもひたむきに部活動に取り組む生徒の姿を伝えることができた。」と話していました。 -
下小沢あかりの会 笑い療法士を招き講演会
伊那市小沢の高齢者クラブ、下小沢あかりの会は、15日に小沢地域交流センターで講演会を開きました。
講師を務めたのは、笑い療法士の資格を持ち、伊那市を中心に活動をしている西箕輪の城取茂美さんです。
参加したのは会員21人で、ソーシャルディスタンスを保つなど、新型コロナ対策を実施して行われました。
城取さんは「会社へは来るなと上司行けと妻」などコロナ禍でのサラリーマン川柳を紹介したり、唱歌ふるさとの替え歌を歌ったりして、来場者を楽しませていました。
今年結成11年目の下小沢あかりの会は42人の会員がいて、どんどやきや花壇の整備、子ども見守り隊などの活動を行っています。
会長の唐澤寿男さんは「コロナ禍で笑うことが少なくなった会員に楽しんでもらい、笑顔になってほしい。」と話していました。 -
伊那弥生ケ丘高校の生徒 ビデオを同窓会に寄贈
伊那市の伊那弥生ケ丘高校の生徒3人は、撮影から編集まで行った「クラブ活動紹介ビデオ」を同窓会に6月24日寄贈しました。
24日は同窓会館で「クラブ活動紹介ビデオ」を制作した弥生ケ丘高校3年生の3人が同窓会の下島典子会長にDVDを手渡しました。
紹介ビデオは生徒たちが撮影から編集まですべて行ったもので、吹奏楽部やダンス部など5つのクラブ活動の様子が収録されています。
同窓会の総会で鑑賞する予定でしたが新型コロナの影響で中止となったため、寄贈することにしました。
動画は同窓会のホームページで公開されています。
-
伊那市と県弁護士会が災害協定を締結
伊那市と長野県弁護士会は災害発生時の相談業務に関する協定を27日に結びました。
弁護士会によりますと、県内の市町村でこのような協定を結ぶのは佐久市に続いて2例目だということです。
27日は伊那市役所で締結式が行われ、白鳥孝市長と長野県弁護士会の久保田明雄会長が協定書を取り交わしました。
市は災害時に相談窓口を開設し、長野県弁護士会から派遣された弁護士が無料で相談に応じます。
自宅の損壊や土砂流入など様々なケースに応じた給付金の情報を提供するとしています。
白鳥市長は「市民の災害意識も高くなっている中で、災害発生後の生活改善の取り組みが重要になってくる」と話しました。
久保田会長は「給付金や住民の生活再建などについて法律の専門家としてサポートしていきたい」と話しました。
-
伊那市ぐるっとタクシー運行拡大で循環バス減便へ
伊那市は人工知能AI乗り合いタクシー「ぐるっとタクシー」の運行エリアが10月から拡大することに伴い、循環路線バスを10月から減便します。
これは27日に伊那市役所で開かれた市地域公共交通会議と市公共交通協議会の合同会議で報告されたものです。
ぐるっとタクシーの運行エリアは10月から竜東・美篶・手良地区と河南・高遠南地区を除く高遠全地区が新たに加わります。
ぐるっとタクシーの利用が可能であることと、路線バスの利用者が減少していることから10月から循環路線バスの運行が見直されます。
若宮・美原・手良・福島循環バスは手良・福島地区への乗り入れが終了します。
三義・長谷循環バスは伊那市が運行する3便を1便に、藤沢線は伊那市とJRが運行する平日の13便を9便に減便するということです。
-
夏休みおいで塾 始まる
夏休み中の子ども達の宿題や、体験活動などを行う、夏休みおいで塾が伊那市の伊那公民館で26日から始まりました。
この日は、午前中に宿題を行いました。
勉強を見るのは市役所に務めている元小中学校の教諭です。
今年は新型コロナ対策として、定員を例年の120人から、92人に減らし行なわれています。
参加した子どもたちは、10のグループに分かれ、午前中は宿題を行い、午後は体験活動を行います。
この日の午後の体験活動ではシトラスリボン作りやニュースポーツ体験をしました。
伊那公民館の細江孝明館長は、「おいで塾を通して社交性、助け合いの精神、ルールを守った生活の3つを学んでもらいたい」と話していました。
伊那公民館のおいで塾は30日まで行われる予定です。 -
熱中症の症状で伊那市の80代女性搬送
26日の午後4時現在、伊那市の80代の女性が熱中症とみられる症状で病院に搬送されています。
症状の程度は、中等症だということです。 -
DRAGON横丁 伊那市駅前で開催
伊那商工会議所青年部は、夏休み中の子ども達に祭り気分を楽しんでもらおうと「DRAGON横丁2021」を伊那市駅前で23日開きました。
イベントは伊那市駅前を歩行者天国にして開かれ、電動自転車の試乗や、屋台などが並ぶ縁日ブースが設けられ、家族連れなどが楽しんでいました。
青年部では、新型コロナの影響で様々なイベントが中止となるなか、子ども達に祭り気分を楽しんでもらおうと企画しました。
-
華道家元池坊の巡回講座
華道家元池坊の巡回講座が25日に伊那市のニシザワいなっせホールで開かれました。
25日の講座にはおよそ90人が訪れました。
講師は京都の池坊中央研修学院の三浦大生さんが務め、いけばなのデモンストレーションを行いました。
講座は毎年、全国180ヵ所で開催しています。
三浦さんは「花をいけることは人と花が共存することです。花も人も美しくという理想を表現したものです」と話していました。
-
地域で交流 春近マルシェ
伊那市西春近とその周辺の事業者や農家などによる春近マルシェが25日西春近のテガミスタジオ駐車場で行われました。
春近マルシェは子どもから大人までが気軽に楽しみながら交流する地域密着型イベントとして住民有志が行ったものです。
伊那市西春近を中心に東春近、富県、宮田村から10店が出店しました。
会場では子ども用の粘土を使ったワークショップが行われたほかインテリアとして使われる流木や農産物が販売されました。
春近マルシェは住民有志代表で西春近の農家、池上真弓さんらが企画したものです。
同じ西春近でレンタルスタジオなどの事業を行うテガミスタジオ代表の影山健二さんが協力することとなり会場を提供しました。
春近マルシェは伊那市協働のまちづくり交付金が活用されていて年度内にあと4回開催するということです。
-
熱中症で20代男性1人搬送
上伊那広域消防本部によりますと25日午後4時現在、伊那市の20代男性1人が熱中症とみられる症状で市内の病院に搬送されたということです。軽症だということです。
-
テキスタイルデザイナー 平沢健太さん作品展
布を使った作品を制作している宮田村出身で伊那市在住の平沢健太さんの作品展が、西春近のコーヒーショップで開かれています。
会場には、平沢さんが制作した布を使った作品が展示されています。
平沢さんは、現在26歳です。東京造形大学・大学院で6年間布に関するデザインを学びました。
東京で就職する予定でしたが、コロナ禍の影響で内定が取り消しとなり、地元に戻り、働きながら作品を制作しています。
こちらの作品は、70センチ四方のパネルに、スプレーなどで描かれた壁の落書きが表現されています。
ウールやビニールの紐を使い、二重織という技法で織られています。
こちらはオリジナルの柄がプリントされたシャツです。
タイトルは「右往左往」で、地元に戻ってきてからの自分の状況をデザインに落とし込んだということです。
平沢さんの作品展は西春近のコーヒーショップ「HARU COFFEE」で25日まで開かれています。
-
高遠野球部感動をありがとう!
夏の全国高校野球長野大会で活躍した高遠高校野球部に地域住民の感動や感謝の気持ちを書いてもらう「寄せカード」が、伊那市高遠町の旧中村家環屋などで24日から始まりました。
高遠高校野球部は創部以来初めてのベスト4に進み、惜しくも松商学園に6対8で敗れました。
大活躍した高遠高校野球部に感動や感謝の気持ちを書いてもらい、大きなパネルにして贈呈しようと、環屋と伊那市地域おこし協力隊の吉澤祐佳さんが共同で企画したものです。
24日から地元のコンビニエンスストアなどに回収ボックスを設置しメッセージを寄せてもらいます。
回収BOXとメッセージカードの設置は、28日までとなっています。
設置場所は、ニシザワ高遠食彩館・環屋・セブンイレブン伊那笠原店と高遠小原店で市役所と高遠町総合支所は26日からとなっています。
集めたカードはパネルに貼って高遠高校野球部に贈るということです。
-
伊那地域最高気温35.5度で3日連続猛暑日
伊那地域の21日の最高気温は35・5度と3日連続の猛暑日となりました。
伊那地域は、午後2時14分に35・5度を記録し、3日連続の猛暑日となりました。
また、県内に30ある観測地点の中で伊那市が最も高い気温となりました。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時現在、伊那市の80代女性1人と、箕輪町の70代女性1人が熱中症とみられる症状で搬送されたということです。
症状の程度はともに中等症だということです。
-
高遠高校22日準決勝
夏の全国高校野球長野大会で準決勝に駒を進めた伊那市の高遠高校は22日、第一シードの松商学園と対戦します。
22日の午前中、高遠高校のグラウンドでは練習が行われていました。
夏の大会で初めてシード権を獲得した高遠は初戦、阿智に11対4、3回戦は田川に8対1、4回戦は、飯田OIDE長姫を10対4で破り1985年の創部以来初めてのベスト8進出を決めました。
高遠の快進撃は続き、準々決勝は、上田染谷丘を10対3で破りました。
選手たちは22日、投手と内野の連携プレーの確認などをしておよそ4時間、汗を流しました。
準決勝で対戦する松商学園とは、春の県大会で対戦していて、13対2で敗れています。
高重陽介監督は、「相手より先に仕掛ける展開を作っていきたい」と話していました。
また、井澤伶央主将は、「リベンジしたい」と意気込んでいます。
快進撃を支える選手がいます。
3年生の小松洸稀君です。
中学生から野球を始めた小松君は、高重監督のもとでプレーしたいと思い入部しました。
高遠高校では、公式戦で勝つために何ができるかを自分で考えることをモットーにしていて小松君は、選手にしか出来ないサポートをしようと考えました。
誰よりも早くグラウンドに来て整備などの準備を行います。
あと2勝で甲子園出場となる高遠は、22日の午前9時30分から松本市野球場で松商学園と対戦します。
伊那ケーブルテレビでは、22日の午後5時15分から臨時ニュースで試合結果などをお伝えします。
尚、試合の模様は午後7時から122chで録画放送します。
-
1学期終業式 あすから夏休み
上伊那の多くの小中学校で21日1学期の終業式が行われ、子供たちはあすから夏休みを迎えます。
このうち、伊那市の手良小学校では、1学期の終業式が体育館で行われました。
1、2年生の代表児童は、1学期に取り組んだことを発表しました。
浜田康敬校長は、「勉強やスポーツ、お手伝いなど努力する事が大切です。そして常に新しい事に挑戦するよう心掛けて下さい」と話していました。
1年生の教室では、子ど達が担任から初めての通知表を受け取っていました。
席に戻ると、通知表に書かれた担任からのメッセージなどを読んでいました。
子ども達は夏休みにやりたい事や目標を発表しました。
手良小の夏休みは、あすから8月18日までの28日間となっています。
伊那市、箕輪町、南箕輪村では25小中学校が明日から夏休みです。
-
東ティモール選手団 8人が濃厚接触者に
13日から20日まで伊那市で東京オリンピックの事前合宿をしていた、東ティモール選手団10人のうち、8人が新型コロナウイルスの濃厚接触者だった事がわかりました。
伊那市によりますと13日に来日した際に乗っていた飛行機で新型コロナの陽性者の近くに座っていたため、濃厚接触者に指定されたと言う事です。
市と選手団は17日に県から連絡を受け、その後は全ての練習を中止し、ホテルに滞在していたと言う事です。
市では滞在期間中、毎日選手団や職員のPCR検査を行い、全員が陰性だったと言う事です。
-
東春近小5年スマート農業を学ぶ
伊那市の東春近小学校で、最新技術を使って農業の効率化を図るスマート農業の出前授業が21日、行われました。
この日は、東春近小学校5年生51人が、スマート農業を実際に見学したり体験したりしました。
これは、伊那市がスマート農業について知ってもらおうと行った出前授業です。
ラジコンで動かす草刈り機です。
傾斜が45度までの斜面の草を刈ることができます。
空中撮影ができるドローンです。
上空から、田んぼや畑の大きさ、草の生え方を観察することができます。
スマート農業は、ロボットや情報通信技術を使って省力化や精密化を図る農業のことです。
伊那市は、この技術を使って作業の効率化を目指しています。
現在米作りを行っている東春近小5年生は、今回の授業を活かして農業に関する学習を進めていくということです。
-
小林研一郎さんコンサート 伊那文でパブリックビューイング
長野県の芸術監督で世界的指揮者の小林研一郎さん率いるオーケストラコンサートのパブリックビューイングが、4日に伊那市の伊那文化会館で開かれました。
パブリックビューイングは伊那文化会館大ホールで行われ、約200人が訪れました。
長野市のホクト文化ホールでのコンサートの様子をインターネット回線で伊那文化会館と結びました。
映像は、大ホールの横12メートル、縦6.7メートルの大型スクリーンに業務用プロジェクターで写し出しました。
音は、会館スタッフが工夫を凝らして、コンサート会場にいるような臨場感を作り上げました。
演目は、シベリウスのフィンランディア、サラサーテのツィゴイネルワイゼン、そして、ドボルザークの新世界で、演奏が終わるたびに会場からは、大きな拍手が送られていました。
長野市と伊那市のホールを結んだ今回のパブリックビューイングに関係者は、「今後に期待が持てる新しい取り組みだった」と手応えを感じている様子でした。