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満光寺で雪吊り作業
伊那市高遠町西高遠の満光寺で、雪の重さから松の枝を守る雪吊りの作業が22日行われました。
満光寺の境内では、箕輪町の小池造園の職人が雪吊りの作業を行っていました。
雪吊りは、雪の重みで枝が折れないよう保護するもので、冬の風物詩となっています。
支柱を立て、上から放射線状に縄を張り、枝を吊っていきます。
作業は21日と22日の2日間行われ、境内にある3本の松に行いました。
境内の中心にあるのは、一目見るだけで極楽浄土に行けるとされる樹齢500年の「極楽の松」です。
武田信玄の弟、武田信廉が、信玄の遺言で高遠城内にあった黒松をこの寺に植えたといわれています。
作業にあたった小池造園の小池守さんです。
満光寺では「この松は寺の宝です。これからも大切にしていきたいです」と話していました。
満光寺の雪吊りは、来年3月初旬まで設置されるということです。
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食料品寄付で生活困窮者を支援
伊那ライオンズクラブはフードドライブで集めた食料品などを22日伊那市社会福祉協議会に寄付しました。
伊那ライオンズクラブの北原房雄会長らが22日伊那市福祉まちづくりセンターを訪れ食料品を渡しました。
新型コロナウイルスの影響により職を失った人たちなどを支援するもので切り餅150袋、レトルトカレー250食のほか90キロ分の食料を贈りました。
また匿名で伊那ライオンズクラブに届けられた現金13万円も合わせて寄付されました。
伊那市社会福祉協議会では生活困窮者支援の相談窓口を開いていて寄付された食料は相談に訪れた人などに渡されるということです。
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伊那市・JA上伊那・八ヶ岳中央農業実践大学校 三者間協定
伊那市、JA上伊那、諏訪郡原村の八ヶ岳中央農業実践大学校は、新規就農を支援する三者間協定を、21日に締結しました。
21日は、伊那市の白鳥孝市長、JA上伊那の御子柴茂樹組合長、八ヶ岳中央農業実践大学校の清水矩宏校長が出席し、市役所で協定書の調印式が行われました。
三者間協定は、農業の担い手として就農を希望する人に対し、連携して支援するものです。
伊那市は、必要な情報の収集・提供などを行い、学校は就農を希望する人の情報などを伊那市に通知します。
JA上伊那は、職員としての受け入れなどを行います。
白鳥市長は、「想いを持った若者がどんどん増えていくことを期待している」と話し、御子柴組合長は「地域農業を基幹産業として発展させたい」と述べました。
清水校長は、「伊那市で活躍する学生を送り出していきたい」と話していました。 -
西町伊那部常会 子ども達にクリスマスプレゼント贈る
伊那市西町の伊那部常会は、地区内の中学生以下の子ども達にクリスマスプレゼントを20日に贈りました。
20日は、伊那部常会の役員5人がサンタクロースに扮して、中学生以下の子ども97人にプレゼントを届けました。
伊那部常会では、毎年地区の祭りやマレットゴルフ大会などを開き親睦を深めていますが、今年は新型コロナの影響でほとんどのイベントが開催できなかったということです。
暗い話題が多い中、子ども達を笑顔にしようと企画したものです。
園児には菓子やアニメグッズを、高学年以上にはロールケーキなど、世代ごとにプレゼントを選んだということです。
プレゼントは、1時間ほどかけて配り終わったということです。 -
伊那市消防団出初式 中止を決定
伊那市消防団は、来年1月10日に予定していた出初式の中止を、21日に発表しました。
21日に開かれた伊那市の定例記者会見に日下部良也団長が出席し、出初式を中止することを明らかにしました。
中止の理由として、「個々の体調確認・消毒の徹底・密の回避が困難」、「団員の職場や家庭内で大勢が集まる行事への参加規制がある」などとしています。
出初式には、毎年団員600人ほどが参加していて、来年は300人ほどに減らして開催する予定でした。
市消防団によりますと、中止は初めてだということです。
なお箕輪町と南箕輪村は、規模を縮小して実施する予定です。
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信州の伝統野菜に高遠町の唐辛子2品種が選定
長野県が地域の食文化を守るために選定している「信州の伝統野菜」に、伊那市高遠町で栽培されている唐辛子2品種が新たに選ばれました。
21日は、伊那市の定例記者会見が市役所で開かれ、先月県から選定されたことを白鳥孝市長が紹介しました。
選ばれたのは、山室・小原地区で栽培されている「高遠てんとうなんばん」と、芝平地区で栽培されていた「芝平なんばん」の2品種です。
「高遠てんとうなんばん」は、上向きに育つのが特長で、長谷中学校などが栽培している八房トウガラシとは異なる種類だということです。
1735年の古い書物に、同様の品種が栽培されていたことが記載されていて、現在は13戸が年間20キロほどを栽培しているということです。
「芝平なんばん」は、古くから三義芝平地区で育てられていたものです。
昭和50年代に芝平から上山田地区に集団移転した際、少数ながら栽培が継承されていたということです。
現在は2戸が年間20キロを栽培しています。
21日は、唐辛子の研究をしている信州大学の松島憲一准教授も出席し、選定までの経過を説明しました。
信州伝統野菜は、昭和30年代以前から栽培されている品種が対象で、県内では79品種となっています。 -
伊那商工会議所青年部 サンタの格好で伊那養護学校を訪問
クリスマスを前に子ども達に喜んでもらおうという取り組みが行われています。
伊那市の伊那商工会議所青年部は、21日、サンタクロースの格好で伊那養護学校を訪れ、児童と交流しました。
21日は、青年部のメンバー11人が伊那養護学校を訪れました。
明るい話題を提供することで地域貢献に繋がればとの思いから、青年部の商工業委員会が企画したものです。
メンバーらは、ヒゲの下にはマスクをつけるなどのコロナ対策をとり、小学部の児童と交流していました。
最後は、サンタクロースからプレゼントを受け取り、お礼を言っていました。 -
冬至 みはらしの湯でゆず湯
21日は、1年で最も昼が短い日、冬至です。
伊那市西箕輪の日帰り温泉施設みはらしの湯では、ゆず湯の提供が行われました。
みはらしの湯では、冬至に入ると風邪をひかないといういわれから、毎年露天風呂でゆず湯の提供を行っています。
この日は男風呂、女風呂それぞれ100個ほどのゆずを浮かべました。
みはらしの湯では、「ゆずの香りを楽しんで健やかに過ごしてもらいたい」と話していました。
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リニア開通の影響について学ぶ講演会
リニア中央新幹線開通が人々に与える影響について考える講演会が、19日伊那市のいなっせで開かれました。
講演会では、市民活動家で慶應義塾大学名誉教授の川村晃生さんが、「夢のリニア 夢の内実 巨大開発は何をもたらすか」と題して講演しました。
川村さんは「スピード化を進めることにメリットはあるが、本当に人間が幸せになれるかというと別問題だ。スピード化させ時間短縮させることは人間を忙しくさせることに繋がる」などと話していました。
この講演会は、新日本婦人の会伊那支部がリニア開通が地域に与える影響について理解を深めようと開いたもので、会場にはおよそ50人が訪れました。
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ポーラ☆スター 新体操発表会
伊那と塩尻の新体操教室「ポーラ☆スター」の発表会が、19日伊那市のロジテックアリーナで開かれました。
発表会には、伊那と塩尻の教室に通うおよそ100人が練習の成果を披露しました。
検温や、子どもたちと来場者の動線を分けるなどの感染対策を行い開かれました。
発表会の冒頭では、来年3月に小学校を卒業する6年生が1人ずつ発表を行いました。
発表を終えると、保護者から6年生に花束が贈られました。
代表の橋爪みすずさんは「自分らしく輝いて元気な姿を見せることが見ている人の元気にもつながるという気持ちで発表してほしい」と話していました。
この発表会の模様は来年1月2日午前9時30分からご覧のチャンネルで放送します。 -
新型コロナ県内10人感染確認
長野県内できょう、新たに10人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
長野県の発表によりますと、感染が確認されたのは、千曲市2人、上田市、木曽郡木曽町、塩尻市、埴科郡坂城町、北佐久郡軽井沢町、飯田市のそれぞれ1人で、あわせて8人です。
また、長野市は、新たに2人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたときょう、発表しました。
市の発表によりますと、感染が確認されたのは10歳未満の女の子と50代の女性の2人です。
2人の濃厚接触者は、あわせて51人です。
19日の午後2時30分現在、県内で感染が確認されたのは1,033人で、入院しているのは141人、死亡したのは9人です。
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伊那リ 営業始まる
伊那市の伊那スキーリゾートは、19日から今シーズンの営業を始めました。
スキーヤーやスノーボーダーが初滑りを楽しんでいました。
ゲレンデは全長1200メートルのうち下側の700メートルが滑走可能で、積雪は30センチです。
ここ数日の冷え込みでスノーマシーンでの雪づくりができたということで、去年より1週間早いオープンとなりました。
今年は、新型コロナ対策として入り口に消毒液を置いたりリフト券の販売窓口に飛沫感染防止ガラスを設置するなどの対応をとっています。
オープン初日の19日は、家族連れなどが訪れ初滑りを楽しんでいました。
19日の夜からナイター営業も行うことになっています。
伊那スキーリゾートの今シーズンの営業は来年3月31日までを予定しています。
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高校生がイルミ飾り付け
コロナ禍の今、高校生たちがイルミネーションを飾り伊那市を元気にしようと取り組んでいます。
19日は、地元の高校生や地域おこし協力隊、市の職員などがイルミネーションの飾り付けの準備を行いました。
19日は、一緒に飾るオーナメントを経木で製作していました。
これは、伊那市のセントラルパークにイルミネーションなど飾り、伊那市を元気にしようと高校生が企画したものです。
イルミネーションは、20日の夕方から来年1月まで点灯する予定で、訪れた人たちに心が温まる時間を届けたいとしています。 -
マツタケ教室 山の手入れ学ぶ
マツタケが出やすい山にする為の手入れ方法を学ぶ「マツタケ教室」がき11月21日伊那市富県の山林で開かれました。
教室は、新山のマツタケ名人藤原儀兵衛さんが所有する山で開かれ伊那市内を中心に28人が参加しました。
藤原さんは50年以上にわたりマツタケの生産をしています。
藤原さんは「マツタケが育ちやすい環境をつくるには、落ち葉などを数年ごとに取り除く事が必要」と話していました。また、「松の根付近にケロウジを見つけた場合は、根から切り取って下さい」と教えていました。
ある参加者は「お手本となる山を見る事ができて参考になりました。教わった事を実践し、マツタケができる山にしたいです」と話していました。
教室は、マツタケの生産技術向上や地域の活性化を目的に伊那市が10年前から開いています。
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西山亭 みはらしの湯で弁当販売
伊那市西箕輪の羽広荘西山亭は、近くの日帰り温泉施設みはらしの湯で弁当の販売を19日から行います。
みはらしの湯で販売するカツ弁当 750円です。
トンカツをメインに、煮物やあえ物など5品が入っています。
新型コロナの感染対策のため、みはらしの湯の食堂は営業を休止している事から、西山亭では風呂に入った後に食事を楽しんでもらおうと弁当の販売を企画しました。
駅弁風にり歩く予定で、あすは午前11時から10食限定となります。
みはらしの湯での弁当の販売は、週末の午前11時からで、種類や数量は売れ行きを見て拡大していきたいとしています。
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伊那市成人式 8月に延期
伊那市教育委員会は、来年1月に予定していた伊那地区・高遠地区・長谷地区の成人式を8月に延期することを決めました。
これは18日開かれた、伊那市議会全員協議会で報告されたものです。
成人式については、新型コロナの影響で、今年8月に予定していた伊那地区の成人式は来年1月10日に延期、高遠・長谷地区は例年通り正月に実施する計画でした。
伊那市教育委員会は、感染防止策を徹底した上で開催の準備を進めていましたが、来年8月に延期することを決めました。
上伊那地域を含め全国的に感染者が増え続けていることや新成人からの出欠の連絡が少なく迷っている様子が伺えることなどを延期の理由としてあげています。
来年1月10日から1週間、白鳥孝市長の新成人に向けたメッセージを伊那市のHPやSNSなどで発信する計画です。
伊那市教育委員会によりますと成人式の詳細や日程などについてはこれから検討を進めていくということです。 -
コロナ禍 市社協に善意届く
コロナ禍で社会活動が制限されるなか伊那市社会福祉協議会には善意が届けられています。
伊那ライオンズクラブは伊那市の障害者支援センター利用者と職員に17日一足早いクリスマスプレゼントを贈りました。
17日は伊那ライオンズクラブ会長の北原房雄さんら3人が伊那市福祉まちづくりセンターを訪れ利用者にクリスマスプレゼントを手渡しました。
伊那ライオンズクラブは毎年伊那市社会福祉協議会が運営する3つの障害者支援センターと合同クリスマス会を開いています。
今年は新型コロナウイルス感染防止のため中止し代わりにプレゼントを贈ることにしました。
プレゼントは菓子やメッセージカードなどで障害者多機能型事業所ゆめわーくと輪っこはうすコスモスの家、さくらの家の利用者153人分です。
また伊那ライオンズクラブの高橋晴彦さんが個人的に職員50人にプレゼントを贈りました。
利用者はお礼の品を伊那ライオンズクラブのメンバーに渡し、感謝の気持ちを伝えていました。
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伊那市健康応援ポイント事業抽選会
市民が健康意識を高めるための取り組み伊那市健康応援ポイント事業の抽選会が15日、伊那市役所で開かれました。
伊那市総合型地域スポーツクラブが市の委託で行っているもので健康診断や人間ドッグの受診、スポーツイベントへの参加でポイントがつき応募することができます。
今年は新型コロナの影響で応募が去年より336件少ない770件でした。
市内のスポーツ用品店が提携していて1万円分の商品券などが用意されました。
伊那市総合型地域スポーツクラブでは「健康づくりへ関心を高めるきっかけにしていきたい。」と話していました。
当選者には今年中に賞品が贈られるということです。 -
春富・美和小水力発電 取り組み報告
伊那市春富土地改良区の織井秀夫理事長と、上伊那美和土地改良区の中山俊幸理事長らが17日、伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に発電量などの報告をしました。
伊那市富県の春富水力発電所と伊那市長谷の美和土地改良区発電所は、農業用の水路の落差を利用して発電する設備で、美和土地改良区発電所は2015年から、春富水力発電所は、2017年から稼働しています。
春富水力発電所は水路に水が通る農繁期の4月から9月の6か月間発電が行われ、発電量は、約134世帯の1年分に当たる647,902キロワットとなっています。
美和土地改良区発電所は、通年で昨年度の発電量は、約16世帯の1年分に当たる、76,754キロワットとなっています。
発電した電力は、中部電力に売電していて、その収入を整備費用などに充てています。
この日は、市に取り組みを知ってもらおうと、初めて報告に訪れました。
白鳥市長は、「伊那市が再生可能エネルギーの利活用を進める中、小水力発電は、そのモデルとなるような取り組みでありがたい」と話していました。 -
羽広かぶと羽広菜の漬け込み講習会
「信州の伝統野菜」に認定されている羽広菜とかぶの漬け込み講習会が11月20日、伊那市の伊那公民館で開かれました。
この日は、市内から15人が参加し、羽広菜とかぶの漬け方を教わりました。
講師を務めたのは、県知事から認定を受けた農村生活マイスターで、西箕輪在住の西村かほるさんと、有賀智子さんです。
「い~な旬塾」と題した講習会は、毎年市と県の上伊那農業農村支援センターが開いているものです。
市内で採れる食材をつかって、その調理方法を学びます。
この日は、羽広かぶの粕漬けと、羽広菜の切り漬けをつくります。
かぶはよく洗い、酒粕・味噌・ザラメなどの調味料と一緒に袋に入れて混ぜ合わせます。
羽広菜は、食べやすいサイズに切ったあと、桶やボウルに入れていきます。
味付けに必要なしょうゆや酢、みりん、ザラメを鍋で煮込みます。
最後に煮立ったものを羽広菜にかけ、よく揉んで完成です。
西村さんと有賀さんによりますと、1週間ほど冷蔵庫で寝かせると、漬物として出来上がるということです。
主催した市と県では、「講習会を通して、自宅でも漬物が簡単にできることを知ってほしい」と話していました。 -
伊那市が信大生に応援便
伊那市は、コロナ禍で親元を離れ生活を送る信州大学の学生を応援しようと特産品の詰め合わせを16日贈りました。
16日は、市の職員が南箕輪村の信州大学農学部の学生に特産品の詰め合わせを手渡しました。
伊那市では、新型コロナ感染拡大防止のため帰省ができない県外在住の学生に対し特産品を贈る「生活応援便」を11月に行いました。
今回は、伊那市外出身で市内に住む農学部の学生を対象に申し込みを受け付けました。
対象となるおよそ200人の学生のうち100人から申し込みがあったということです。
応援便は、2種類の中から好きなものが選べます。
一つは、お米セットで、米とレトルトカレー、炊き込みご飯などが入っています。
もう一つは、簡単調理セットで、五平餅やそば、みそ汁などが入っています。
それぞれに白鳥孝伊那市長のメッセージが添えられています。
応援便の引き渡しは23日にも行われることなっています。
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箕輪中学校生徒が1日税務署長
箕輪中学校2年生の生徒が15日伊那税務署で1日税務署長を務めインターネットで納税手続きができるe-TaxのPRなどを行いました。
1日税務署長を務めたのは中学生の税についての作文で関東信越国税局長賞を受賞した唐澤麻夢子さんです。
作文は「支えあいのサイクル」という題名で15日はその作文を朗読しました。
このあと唐澤さんは税務署を訪れた人たちにチラシを配りe-TaxをPRしていました。
中学生が1日税務署長を務めるのは初めてで伊那税務署では「体験を通して税について正しい理解を深めてもらいたい。」と話していました。
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伊那スキーリゾート安全祈願祭
伊那市西春近の伊那スキーリゾートの安全祈願祭が15日行われました。
今シーズンは新型コロナ感染防止対策をとっての営業となります。
新型コロナ対策として来賓は招かず社員のみで安全祈願祭が行われ、今シーズンの安全を祈願しました。
19日のオープンを目指しゲレンデでは14日からスノーマシン12台で雪づくりが始まっていて、薄く雪が積もっている状態です。
スノーマシンは氷点下2度以下で稼働でき、気温が低い状態が続けばオープンにこぎつけられそうだということです。
今年は新型コロナ対策として、1階のホールをリニューアルしました。
カフェを移設し、座席が向かい合わないよう配置しました。
リフト券の販売窓口も移設し、飛沫感染防止のガラス窓を設置しました。
非対面型の自動発券機を導入し、オンライン決済した券をQRコードを読み込ませ発券できます。
入口には消毒液を設置したほか、レンタル用品は都度消毒を行うということです。
伊那スキーリゾートには例年4万人ほどが訪れていますが、昨シーズンは新型コロナや雪不足の影響で3万7千人ほどに減少しました。
今シーズンのオープンは19日(土)を予定しています。
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伊那北小4年生炭焼き体験
伊那市の伊那北小学校の4年生は、上牧にある炭焼き窯で、炭焼きの体験をしました。
15日は伊那北小学校の4年生43人が、上牧里山づくりのメンバーに教わりながらコナラの木の炭焼き作業を体験しました。
伊那北小学校では地域の里山について知ろうと昨年度から「里山学習プログラム」を作り、それぞれの学年が活動を行っています。
炭焼きは、木材の利用について学ぼうと行われました。
上牧の里山で間伐されたコナラ木を機械で割って窯に入れていきます。
15日は全部で200キロほどの薪を窯の中に詰めていきました。
窯は5日間ほど火が入れられ、3週間ほど経つと取り出せる状態になるということです。
来年1月15日には、出来上がった炭を取り出すということです。
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横山維者舎の新酒完成 奉納
伊那市横山の住民有志でつくる横山維者舎は、自分たちで育てた米を使ったオリジナルの酒「維者舎」の完成を祝い、13日奉納しました。
13日は横山維者舎のメンバーら10人ほどが集まり、区内にある春日社に新酒を奉納しました。
維者舎では、伊那市荒井の宮島酒店と協力しオリジナルの日本酒造りに取り組んでいて、今年で2年目です。
今年は去年より面積を増やし40アールの田んぼで、酒米「美山錦」を減農薬で育てました。
新酒はしぼりたての生原酒で、メンバーが味を確かめていました。
13日は区民を対象に先行販売が行われました。
オリジナルの日本酒「維者舎」は一升瓶が税込み3,410円、720ミリリットル入りが1,705円です。
宮島酒店や市内酒販店などで買うことができます。
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上伊那農業高校 GLコースの生徒がザザムシ漁を体験
ザザムシを使った商品の開発を目指す南箕輪村の上伊那農業高校の生徒は、14日、天竜川でザザムシ漁を体験しました。
14日は、上農高校のコミュニティデザイン科グローカルコースの2年生およそ20人が、伊那市山寺の天竜川右岸でザザムシ漁を体験しました。
ベテラン漁師で中央の中村昭彦さんから、漁の方法や道具の説明などを受けていました。
グローカルコースは、ザザムシを使った商品の開発を目標に活動しています。
この日獲ったザザムシは、放課後に茹でて冷凍し、21日の月曜日に県の研究機関で粉末にする計画です。
その後、大腸菌など菌類の検査を行い、具体的に商品化に向けて動き出します。
グローカルコースでは、伊那谷をPRする商品の開発やデザイン、マーケティングなどを行うNPO法人「MIRAINAカンパニー」を、今年度中に設立する計画です。 -
年末合唱祭 歌声響く
伊那市を中心に活動する合唱団などが出演する「年末合唱祭コーラスフェスティバル」が13日、伊那市のいなっせで開かれ、歌やピアノの演奏を披露しました。
合唱祭には、伊那市の4団体とピアノデュオ1組が出演しました。
新型コロナウイルス対策として、出演者はマスクを着用して歌を歌いました。
コーラスフェスティバルは、6年前から開かれていて、今回で8回目です。
ピアノデュオは、人気アニメ「鬼滅の刃」の主題歌を披露しました。
アルプス男声合唱団は、中島みゆきが作詞作曲した「糸」など4曲を披露しました。
合唱祭を開いたNPO法人クラシックワールドの北沢理光さんは、「コロナ禍で生の演奏を聞く機会が減っているが、歌声を聞いて、元気になってもらえれば嬉しい」と話していました。
この日は、約100人が会場を訪れ、歌声に耳を傾けていました。
年末合唱祭の模様は、来年1月1日午前5時半、3日午後7時半から121チャンネルで放送します。
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旧馬島家住宅でしめ飾り作り
今年も残すところ1か月をきり、年末年始を迎える準備が進んでいます。
伊那市高遠町の旧馬島家住宅では、しめ飾りづくりが今日、行われました。
これは、自分で作ったしめ飾りを家に飾って新しい年を迎えようと伊那市民族資料館が開いたものです。
13日は、市内から10人が参加しわら細工を教えている高遠町の本多利行さんが指導しました。
ワラを綯う工程で本多さんは力を入れずに綯うようアドバイスをしていました。
参加した女性は「久しぶりに作りました。ワラを綯うのが一番難しいです」と話していました。
13日に作ったしめ飾りは、それぞれ家に持ち帰って飾るということです。
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伊那市1人含む16人感染確認
長野県は13日、伊那市の50代会社員男性1人を含む男女16人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと発表しました。
感染が確認されたのは、伊那市の50代会社員の男性1人、下高井郡木島平村4人、中野市3人、北佐久郡軽井沢町・松本市・塩尻市・諏訪市・須坂市・千曲市・下高井郡山ノ内町・大分県から安曇野市へ帰省で各1人の16人です。
伊那市の50代会社員の男性の感染経路はわかっておらず、濃厚接触者は調査中です。
長野市では13日新たな感染確認はありませんでした。
午後3時半現在、県内で新型コロナへの感染が確認されたのは957人で、入院は209人、死亡したのは6人です。
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高遠石工を学び情報発信へ 講座始まる
江戸時代を中心に全国各地で活躍した石工集団「高遠石工」について学び、得た知識を発信につなげてもらう講座が12日から全5回の日程で始まりました。
初回の12日は、市内を中心に定員となる25人が受講しました。
参加者は最初に、高遠石工・守屋貞治が作った勝間の大聖不動明王を見学しました。
講師は高遠石工研究センターの熊谷友幸事務局長がつとめました。
熊谷さんは「目や口、手などのバランスが取れ、美術品のような美しさがあり、貞治の傑作のひとつです。」と話しました。
石仏を見学や撮影する場合は「顔に日光があたる時間帯を選ぶと良い」とアドバイスしていました。
この他に、石仏に使われた青石を採取した場所を見学しました。
この講座は伊那市と伊那市観光協会が開いたもので、高遠石工への知識を深めてもらうと共に、石工の魅力を発信してもらおうと初めて企画されました。
来年4月までの講座では、現地見学や座学の他、石仏の写真の撮り方について学ぶ予定です。