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五穀豊穣に感謝 秋の例大祭
五穀豊穣に感謝する秋の例大祭が6日、上伊那各地の神社で行われました。
箕輪町の富田神社では「富田秋祭り」が行われました。
富田秋祭りは、毎年10月の第一土曜日と日曜日に行われる、富田神社の三大祭りの一つです。
地元の箕輪西小学校の児童18人は、朝9時に神社を出発し、神輿を担いで区内を周りました。
児童たちは、各家の前で神輿をゆすって鈴を鳴らし、住民に例大祭を知らせました。
鈴の音に気づいた住民は、玄関先に出てくると、ご祝儀を手渡していました。
ご祝儀は、富田区内の子どもたちのために使われるということです。
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上伊那産のそば粉活用へ 説明会
上伊那産のそば粉を活用した商品の普及を目的に、飲食店を対象にした説明会が7日伊那商工会館で開かれました。
伊那商工会議所では、手打ちそばだけでなく、ガレットや加工品など広くそば振興につなげたい考えです。
7日は、市内の飲食店の店主らおよそ30人が参加し、地元産のそば粉の生産や消費の状況について説明がありました。
伊那商工会議所のそば店や有識者でつくる「伊那の食プロジェクト特別委員会」は、信州そば発祥の地伊那のPRとそば振興を目的に、平成29年に発足し、市街地でのそば店開業をサポートしています。
今回は、そば店以外の飲食店にも地元産のそば粉を使ったガレットや加工品を扱ってもらおうと、説明会を開きました。
また伊那市の職員が、今月上旬に「信州伊那そば」のロゴデザインが決定し、その後JA上伊那が商標登録を行う予定だと説明しました。
特別委員会では、市と協力して移住者でそば店の経営を希望する人を支援するなど、今後も継続してそば振興に努めたいとしています。
なお説明会では、長谷浦で栽培されている入野谷在来種を使ったそばを、11月22日に初めて一般向けに数量限定で提供することなどが報告されました。 -
学校林で小さな森の芸術祭
森がキャンバスをテーマにした小さな森の芸術祭が6日伊那市の伊那西小学校学校林で行われました。
小さな森の芸術祭は伊那市の西部地区の住民有志が行ったものです。
伊那西小学校学校林では楽器演奏が行われたほか「森がキャンバス」をテーマにした作品が並べられました。
木の枝で骨組みを作り紙を張り付けた小屋は、地域から出た間伐材を活用して作ったものです。
紙には落ち葉が貼り付けられ親子連れが作品を楽しんでいました。
木や竹で作った楽器も並べられ訪れた人たちがその音色を楽しんでいました。
イベントを企画した小さな森の芸術祭企画室では「自然豊かな地域の魅力を発信していきたい。」と話していました。
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伊那でビール楽しむイベント
伊那市のセントラルパークで5日国境を超えてビールを楽しむイベント伊那オクトーバーフェストが開かれました。
このイベントはドイツ系のアメリカ人で外国語指導助手のネイサン・バンダレーさんとクラフトビールの醸造を行っている伊那市在住の冨成和枝さんが企画したものです。
オクトーバーフェストは秋の収穫に感謝するドイツの祭典で国籍を問わずビールを楽しみながら交流を深めるものです。
会場となったセントラルパークには2人の呼びかけに賛同した
人たちが集まりビールを飲みながら会話を楽しんでいました。 -
埋橋さんの子ども神輿 お披露目
伊那市富県の大工、埋橋初さん手作りの子ども神輿が完成し地元の演芸会でお披露目されました。
5日伊那市の貝沼公民館で開かれた宮ノ花八幡社演芸会で埋橋さんが子ども神輿を作った思いを語りました。
貝沼区にはこれまで神輿がなかったということで埋橋さんが地域の要望を受け制作しました。
演芸会で子ども神輿が披露され集まった子どもたちが威勢のいい掛け声とともに神輿を担いでいました。
演芸会には多くの地域住民が集まり交流を深めていました。 -
小出太鼓 権現まつり
伊那市の和太鼓チーム小出太鼓の太鼓イベント「権現まつり」が6日、稽古場に設けられた特設会場で行われました。
この日は、伊那市西春近に設けられた特設会場で、今年で15回目となる権現まつりが行われました。
小出太鼓は小学校低学年が中心の「若鮎会」と、小学校高学年と高校生が中心の「打DA鼓」、高校生と大人が中心の「大人連」で構成されています。
会場では、小出太鼓の各チームの発表など、およそ24曲が披露されました。
権現まつりは、太鼓を披露して地域と交流をはかる場として、開催されています。
小出太鼓代表の神山修二さんは「自分たちの活動を応援してくれている地元のみなさんに、日頃の感謝を伝えたい」と話していました。
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春日神社の秋の例大祭 こども神輿練り歩き
伊那市西町の春日神社の秋の例大祭の宵祭りが5日行われ、子どもたちが神輿を担いで市内を練り歩きました。
こども神輿には、西町の小学生およそ180人が参加しました。
2班に分かれて4キロほどのコースを歩きました。
途中家の前で、家庭の繁栄を願う練り回しが行われました。
子どもたちは掛け声を合わせながら、元気よく神輿を持ち上げ、ぐるぐると回っていました。
春日神社の例大祭は、五穀豊穣と家内安全を祈願し、毎年この時期に行われています。
6日は、本祭りが行われ、午前10時から小学生が浦安の舞を奉納します。
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やまびこソフト 城南クラブが4連覇
40歳以上の選手が所属するやまびこソフトボール連盟の伊那ケーブルテレビ杯決勝戦が、4日に行われ、城南クラブが4連覇を果たしました。
決勝戦は、紺のユニフォーム城南クラブと、白のユニフォームトレンディーOBの顔合わせとなりました。
城南クラブは初回、連続フォアボールを選びチャンスをつくります。
この後打線が繋がり3点を先制します。
追いつきたいトレンディーOBは、加納豊さん、岡山昌宏さんのホームランで2点を返します。
城南が2点リードして迎えた最終回、トレンディーOBは2アウト1塁3塁とホームランが出ればサヨナラのチャンス。
城南のエース宮崎修さんが最後のバッターをキャッチャーフライに打ち取り、この大会4連覇で12回目の優勝を果たしました。
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伊那養護学校でどんぐりまつり
伊那市の伊那養護学校の文化祭、第40回どんぐりまつりが4日と5日の2日間、行われました。
2日目の5日は、体育館で、児童や生徒がつくったオリジナル映像が披露されました。
つくしグループの「つくしのトトロ2019」は、映画「となりのトトロ」の場面を再現したり、ナレーションに挑戦した作品です。
また、ホールでは、小学部や中学部の作品が展示されました。
小学部5年いちご組は、ねんどで風鈴をつくりました。
どんぐりまつりは、地域の人と交流し、児童や生徒が日ごろの学習の成果を見てもらおうと、毎年行われています。
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親子ふれあい自然あそび
伊那市の伊那市役所で、親子ふれあい自然あそびが5日、行われました。
これは、市の子育て支援課が企画したもので、この日は市内外から29組の親子が参加しました。
親子らは、はじめに多目的ホールで、折り紙でつくったバッタ探しゲームをして遊びました。
その後、せせらぎ水路に移動し、折り紙でつくったバッタを探して楽しみました。
また、やわらかいものや、かたいものなどを自然の中から見つけるビンゴゲームも楽しみました。
市は、「子どもの好奇心に目を向けて、一緒に遊ぶ時間をつくるきっかけにしてほしい」と話していました。
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伊那北高校41回生 卒業30周年同窓会
平成元年に伊那北高校を卒業した41回生でつくる「改元会」は、卒業30周年を記念した同窓会をきょう開きました。
41回生391人のうち180人が母校に集まり同窓会を開きました。
実行委員長の寺澤秀孝さんは「今回の同窓会を機会に、仕事に趣味に改めて友情を深めていきましょう」と呼びかけました
恩師を代表して元G組担任の小田切藤彦さんは「みなさんは今、人生の大事な時期に差し掛かっています。合理的な事が求められている時代ですが、心と心の触れ合いを大切にしてください」と話していました。
記念式典では41回生から、同窓会と学校にそれぞれ41万円合わせて82万円が記念に贈られました。
記念式典の後には、各クラスの代表によるトークイベントが開かれました。
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青野さん 海岸線の写真展
2016年に亡くなった山岳写真家青野恭典さんの、日本の海岸線を撮影した作品の写真展が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、青野さんが撮影した日本の海岸線の写真およそ50点が展示されています。
青野さんは、日本山岳写真協会副会長などを務め、2002年にかんてんぱぱホールに常設のフォトギャラリーを開館、2016年に78歳で亡くなりました。
青野さんは毎年晩秋から早春にかけて海岸線を撮影する旅をしていたということです。
北海道で撮影した崖の様子や、沖縄県の砂浜の写真も見ることができます。
青野さんの写真展「日本列島、海岸線。」は、11月4日まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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伊那VALLEY映画祭 11月に開催
映画を通して伊那谷の文化や歴史、風土を見つめる「2019伊那VALLEY映画祭」が11月に初めて開かれます。
4日は、伊那市の伊那食品工業で記者会見が開かれ、映画監督で実行委員会委員長を務める北村皆雄さんらが映画祭の概要を説明しました。
伊那VALLEY映画祭は、伊那谷の民俗や文化などを映画を通して見つめ、地域の宝について考えようと、一般社団法人井上井月顕彰会を中心とする実行委員会が初めて行います。
映画祭は11月1日~3日までの3日間で、15作品を上映します。
1日目に上映される北村皆雄監督の映画「ほかいびと 伊那の井月」です。
1日目は伊那谷で撮影された映画2本を上映し、風土や歴史について語ります。
2日目は、祭り・民俗・芸能をテーマに諏訪から飯田にかけての伝統行事の記録を上映します。
3日目は「戦争の記憶」をテーマに、伊那谷の戦争について扱ったドキュメンタリー作品を上映します。
映画の上映の他、各作品の作者を招いてトークを行います。
伊那VALLEY映画祭は、11月1日~3日に伊那市のかんてんぱぱ西ホールで開かれます。
入場は無料となっています。
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富県・新山保育園稲刈り体験
伊那市の富県保育園と新山保育園の園児が3日、もち米の稲刈りを行いました。
3日は、富県保育園と新山保育園の年長園児23人が、JA上伊那青壮年部富県支部と保護者の有志らおよそ20人と、もち米の品種「白毛餅」の稲刈りを行いました。
白毛餅は、稲の長さがおよそ1メートルと高く、穂の重さや風の影響で倒れやすいのが特徴です。
園児は、青壮年部のメンバーなどから鎌の使い方を教わり、自分の背丈ほどもある稲を刈り取りました。
田植は今年の6月初旬に青壮年部と共に行い、3日の稲刈りを迎えました。
田んぼに設置したカカシは、園児が顔を描くなどしてアレンジをしました。
青壮年部富県支部の田中昇司支部長は、「園児には、自分たちで育てることを通して、身近な食の大切さを学んでほしい」と話していました。
稲は1、2週間ほど干して乾燥させ、11月に餅つきをして味わうということです。 -
ローメンスタンプラリー抽選
5月から8月15日まで行われた「第3回美味し伊那ローメンスタンプラリー」の抽選会が、
伊那市の伊那商工会館で3日、開かれました。
スタンプラリーは、伊那の名物、ローメンを食べ歩いてもらい、地域活性化につなげようと、伊那ローメンズクラブが開催しました。
クラブに加盟する28店舗でローメンを食べると、それぞれの店でスタンプをもらうことができるものです。
抽選の応募総数は36人で、全店舗制覇は6人、20店舗制覇は6人、10店舗制覇は24人でした。
賞品は信州プレミアム牛やビールなど、8種類あります。
抽選の結果、信州プレミアム牛は、全店舗制覇した伊那市御園の女性に当たりました。
賞品は加盟店を通して、当選した人に渡すということです。 -
藤原さんに聞く 今年のマツタケは・・・
上伊那各地で実りの秋を迎えています。
マツタケ博士として知られる伊那市富県上新山の藤原儀兵衛さんに、今年のマツタケの状況を聞きました。
藤原儀兵衛さん81歳です。
3日は特別に一緒に山に入らせていただきました。
藤原さん「こんなにマツタケが痩せちゃっている。もう少し肥えていないといけないんですけどね」
10月に入り収獲の秋を迎えていますが、今年のマツタケの状況は・・・
藤原さん「8月のお盆前までは雨がたくさん降っていて地面が濡れていた。9月に入ってからは30度くらいの高温が続いてそれで菌がダメージを受けた。雨の欲しい時に地面が乾いてしまった。
今年は不作の方向で進んでいますね・・・」
藤原さんは、独自の方法でマツタケが出やすいように山を整備していて、マツタケ博士と呼ばれています。
この道60年のベテランですが、今年はなかなか思うように収穫量が増えません。
例年だと、背負いかごいっぱいになりますが、今年はまだまだ数が出ていない状況です。
豊作だった去年と比べると、今の段階で今年は1割~2割程だということです。
この辺りで毎年見られるシメジやアミタケなどのきのこも、今年は1本も見ていないということです。
地面には、マツタケがこれから顔を出す膨らみがみられる所もあり、藤原さんは、今後の雨に期待していると話します。
藤原さん「今年は雨がきていくらか復活するかどうか、そういう見当ですね。市場の値段も非常に高くて、今だと15万円くらいです」
マツタケの収獲は、今月末まで続きます。
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第19回水墨画県展 5日まで
長野県水墨画協会による第19回水墨画県展が2日から、伊那市の伊那文化会館で開かれています。
会場には、長野県水墨画協会員の作品217点が展示されています。
展示会は、県内持ち回りで長野県水墨画協会が毎年開いていて、今年は伊那市が会場となりました。
また、この日は、展示に合わせ作品の入賞者に賞状が贈られました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、伊那市の宮原恵三子さんの「こもれび」が県水墨画協会賞、南箕輪村の金井健さんの「やめてよ!!」が県市長会賞、箕輪町の日野源七さんの「ロープウェイ」が奨励賞を受賞しました。
県水墨画協会は、「作品のレベルが年々高くなっている。来年は20回目を迎えるので引き続き頑張ってほしい」と話していました。
第19回水墨画県展は、5日まで伊那文化会館で開かれています。 -
伊那ナイターソフトボールリーグ戦閉会式
伊那ナイターソフトボール連盟のリーグ戦の閉会式が1日夜行われ、今季優勝した信濃路クラブに賞状などが贈られました。
この日は、伊那市の富士塚スポーツ公園運動場で閉会式が行われ、リーグ戦に出場した11チームが参加しました。
優勝した信濃路クラブのほか、上位3チームに賞状などが贈られました。
信濃路クラブは、7勝1敗2引き分けで7連覇しました。
2位はラッキーズで、3位は加城でした。
閉会式に続き、秋季トーナメントの開会式が行われ、GTエボリューションの三澤駿介さんが選手宣誓し、開幕試合も行われました。
秋季トーナメントには、全11チームが参加します。
初日の1日夜は、天竜ザザムシ対ラッキーズの対戦の他、GTエボリューション対トレンディーの対戦が行われました。
決勝戦は、10月29日を予定しています。 -
手良小児童 秋の自然に親しむスタンプラリー
伊那市の手良小学校の児童は2日、秋の自然に親しむ活動として、小学校の周りをスタンプラリーで巡りました。
スタンプラリーには、手良小の全校児童およそ120人が参加しました。
6年生がリーダーになり、1年生から5年生まで11の班をつくって回りました。
下手良公民館のほか、手良沢岡辻のバス停など、7か所を回るコースです。
途中の貴船神社では、スタンプをつくほか、校長から出されたクイズに挑戦していました。
手良小学校では、上級生と下級生が仲良くなるきっかけをつくり、自分たちの地域の魅力を知ろうと、毎年この時期に秋の自然に親しむ活動をしています。
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新山に移住定住促進住宅建設へ
伊那市は、子育て世代の移住促進に向け、新山に移住定住促進住宅を今年度、建設します。
市では入居期間を最長3年とする予定で、新居建設や空き家物件への入居など定住に向けた準備を促していきたいとしています。
伊那市では今年度、およそ5800万円かけ、伊那市新山に移住定住促進住宅を3棟建設します。
新山は移住者の受け入れに積極的に取り組み、県のモデル地区にもなっていることから住宅を建設する事にしました。
建物は広さ60平方メートルの2LDKで、家賃は1か月2万5千円程度を予定しています。
伊那市ではこれまでに、市営住宅の一部で6か月間のお試し住宅を平成25年度から行ってきました。
利用した21家族中、18家族が伊那市内に定住しました。
しかし利用者からは、入居期間が短く、住宅を探すのに十分な時間が無かったとの声が寄せられていました。
新山定住促進協議会の若林敏明さんは、受け入れ後のサポートが重要だと話します。
移住定住促進住宅は来年2月に完成する予定で、市では入居資格に関する条例案を市議会12月定例会に提出します。
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伊那西高校生徒 冬服で登校
10月に入り衣替えとなりました。伊那市の伊那西高校では
1日は冬服で登校する生徒が見られました。
長野地方気象台によりますと、この日の伊那地域の最高気温は29.3度で、8月中旬並みの気温となりました。
平年より気温が高めでしたが、多くの生徒は紺のブレザーとスカートの冬服で登校していました。
ある生徒は、「日中は朝以上に暑くなると思うので、ブレザーを脱ぐなどして、体温調節をしたい」と話していました。
それでは、天気予報です。 -
消費税10%に 混乱緩和へ各店対応
1日から消費税率が10%に引き上げられ、合わせて酒類と外食を除く飲食料品を8%に据え置く軽減税率が初めて導入されました。
これまでに比べ複雑になることから、大型店や小売店では買い物客の不安をなくそうと対応に追われています。
1日から全国一斉に消費税率が10%になりました。
今回の増税では、飲食料品の税率を8%に据え置く軽減税率が初めて導入されたほか、中小店舗でキャッシュレス決済をすると最大5%分のポイントが還元される制度も導入されました。
伊那市日影のベルシャイン伊那店では、ニシザワ系列12店舗で使うことができるキャッシュレス決済カードの対応に追われていました。
カードに金銭をチャージし、カードを使って買い物をすると、総額の5%がキャッシュバックされるシステムです。
千葉稔専務は「消費者のみなさんが高くなるのは避けたいのが店舗側の想い。多くの人に使ってもらいたい」と話していました。
一方で、総菜などを購入し店内で食べるイートインは税率が10%となりますが、自己申告のため判断が難しいということです。
南箕輪村の大芝高原味工房内にあるガレットカフェは、店内で食べるイートインも持ち帰りもできますが、これまでと変わらず内税で対応します。
楠好延店長は「企業努力でなんとなして、今まで通り地域の美味しい野菜の味を今までと同じ値段で食べてもらいたい」と話していました。
伊那市西箕輪にある農業公園みはらしファーム・とれたて市場でもこれまで通り内税を継続します。
みはらしファームでは「今後は様子を見ながら、一部商品だけ値段を変更するなど、対応を考えていきたい」と話していました。 -
女性合唱団 演奏会に向け練習に熱
女声合唱エーデルワイスは、20日に開かれる初の単独コンサートに向け練習に熱が入っています。
9月30日夜は伊那市のいなっせで、本番で歌う曲を練習していました。
女声合唱エーデルワイスは、より高いレベルの合唱を求めて活動している、上伊那の音楽教諭や合唱経験がある主婦など20人でつくる合唱団です。
東京藝術大学卒業で、東京国際音楽コンクール指揮者部門第2位の経験を持つ横山奏さんが指揮者を務めていて「ひと言目をはっきり発音するように」などと指導していました。
コンサートでは、「うみ」や「あかとんぼ」など20曲ほどの童謡唱歌をアレンジした「日本・四季の旅」を披露することになっています。
北澤理光代表は「女声合唱ならではの美しい歌声と、地方でも本格的な合唱が聞けるというところが見どころ。是非聞きに来てほしい」と話していました。
女声合唱エーデルワイスのコンサートは20日(日)の午後2時~、いなっせ6階のニシザワいなっせホールで開かれます。
チケットは全席自由で、一般2,000円、高校生以下1,000円となっています。 -
い~なちゃんカードで買い物 10%還元
伊那市の商店主らでつくる伊那市コミュニティーカード協同組合は、10月1日から、い~なちゃんカードで買い物すると10%分を還元するサービスを始めます。
30日は、伊那市の伊那商工会館で記者会見が開かれ、10%還元について北澤利文理事長が説明しました。
内容は、い~なちゃんカードを使って、市内の加盟店で買い物をした場合、決済金額の10%分が還元されるものです。
期間は、10月1日から、来年6月30日までです。
現在、加盟店は79店舗で、このほかに市役所など5つの公共施設で使用することができます。
カードは、店頭でも作ることができ、即時発行できるということです。
また、期間中は通常300円かかる発行費用も無料になるということです。
9月30日現在、カードの発行枚数はおよそ8,400枚で、昨年1年間い~なちゃんカードによる買い物の総額は、およそ2億円だということです。
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土砂災害危険区域などをパトロール
伊那市は、台風シーズンにあわせ、土砂災害危険区域など市内3か所のパトロールを30日、行いました。
この日は、市の職員や消防団など関係者あわせて20人が参加しました。
パトロールしたのは、伊那市笠原にある、防災重点ため池など3箇所です。
防災重点ため池は、決壊した場合の浸水区域に民家などがあり、住民に被害を与えるおそれのあるため池です。
伊那市では47か所あるため池のうち、27か所が防災重点ため池に指定されています。
ため池の設計などにも携わっている、長野県土地改良事業団体連合会南信事業所の小林功二所長補佐は、「決壊する原因は漏水によるものが多く、池の水を抜く場所からの水漏れが多い」などと説明していました。
その後、パトロールした箇所について意見交換をしました。
参加者からは「災害時、ため池のある場所に住む住民にいかに避難情報を伝えるかが重要だ」「日ごろから地域住民と一緒に防災意識を持つことが必要だ」などの意見が出ていました。
伊那市では、パトロールの結果を受け、各地区の災害時の危険度を知ってもらい、住民の避難に役立てたいということです。
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五穀豊穣に感謝「おからこ」づくり
上伊那地域に伝わる五穀豊穣を感謝するお供え餅「おからこ」づくりが、29日伊那市の旧井澤家住宅で行われました。
29日は旧井澤家住宅を管理する伊那部宿を考える会の女性部のメンバーを中心におからこをつくりました。
もち米を2晩水につけて砕いたものを石臼に入れ、米粉と混ぜて練っていきます。
おからこは、十五夜に五穀豊穣を感謝して作るお供え餅で、昭和30年頃まで各家庭で行っていたということです。
伊那部宿を考える会では、地元の食の文化を伝えていこうと平成18年からおからこを作っています。
まるめたおからこは、里いもの葉の上に乗せ、近くで採れたサトイモやネギ、かぼちゃなどと一緒に縁側に並べました。
おからこは一晩月に供え、30日の夕方野菜と一緒におからこ汁にして味わうということです。
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中山間地域再生へ 鯉を試験養殖
伊那市高遠町藤沢の住民有志は、中山間地域再生の取り組みとして、水田での鯉の養殖を検討しています。
30日は、今年度行った試験養殖の結果が報告されました。
30日は、地域住民らが集まり、今年7月に放流した鯉の生育具合などを確認しました。
中心となって取り組んでいる藤沢の小池守雄さんは、鯉の養殖を中山間地域再生の切り札にしようと、今年度2アールの水田に鯉の稚魚44匹を放流しました。
半数がアオサギに食べられたり自然死したりしたということですが、81日後の今月27日に23匹水揚げできたということです。
このうち15匹を計測したところ、5センチほどだった稚魚は平均で26.6センチ、重さ308グラムに成長しました。
淡水魚の養殖に長年に渡り携わり今回の取り組みにも関わった桐生透さんは、「水がきれいで豊富なため、食べても泥臭さがほとんどないと思う。十分に可能性がある」と話していました。
鯉は、水田わきの飼育池に移し養殖を続けます。
来年度は、およそ100匹の稚魚を放流する他、冬を目途に地域住民を集めて試食する計画です。
地域にこの取り組みをどのように広げていくかが課題だということで、将来的には近隣の料理店への出荷を目指します。 -
伊那谷写友クラブ写真展
伊那市を中心とした写真愛好家でつくる伊那谷写友クラブの第28回写真展が伊那市の伊那図書館で開かれています。
会場には山などの自然や鉄道、海外で撮影した写真など会員6人が44点を出品しています。
伊那谷写友クラブは年に1回写真展を開き作品発表をしているほか月に1回メンバーで集まり互いの写真を批評しながら技術向上を目指しています。
会長の建石繁明さんは「心も写真も豊かに」をモットーに活動を
続けていて会員それぞれの個性を大切にしているということです。
伊那谷写友クラブの写真展は10月6日まで伊那市の伊那図書館で開かれています。
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宅幼老所おらほ 秋まつり
伊那市東春近の宅幼老所おらほの秋まつりが29日行われました。
秋まつりでは、施設の職員らがスタッフとなり焼きそばや五平餅の提供、ヨーヨー釣りなどが行われ、訪れた人たちをもてなしました。
演芸ステージには地域住民が出演し、まつりを盛り上げました。
このうち富県出身の歌手米倉颯音さんは歌謡曲を披露しました。
宅幼老所おらほは高齢者の通所介護などを行っていて、一日平均10人が利用しています。
秋まつりは今回で2回目で、地域の人たちと交流を深めるとともに施設を知ってもらおうと行われました。
山本高友理事長は、「地元の人たちと共に歩み、高齢者のみなさんが楽しく過ごせるような施設にしていきたい」と話していました。
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とみがたそばと松茸まつり
秋の味覚、そばと松茸が味わえるイベントが、伊那市富県のJA上伊那富県支所で、29日に行われました。
来場者には800円で、松茸ご飯と手打ちそばが提供されました。
去年は、松茸が豊作でしたが、今年は不作だということで、実行委員会が必死で集めて、レシピ通りの量を確保したということです。
そばは、地元のそば打ち愛好者グループ「北福地そばを楽しむ会」のメンバー8人が打ちました。
28日の昼から29日の午前中にかけて270人前を打ったということです。
来場者は秋の味覚を味わっていました。
このイベントは、そばを楽しむ会や福地松茸増産の会など、地元富県の各種団体が参加して行っていて今年で5回目です。
実行委員会では、「ふるさと富県の良さを見直し、魅力を知ってもらう機会にしたい」と話していました。