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第2期子ども・子育て支援事業計画 素案
伊那市は保育サービスや支援施策の基本となる「第2期子ども・子育て支援事業計画」の素案を昨夜示しました。
17日は市役所で伊那市子ども・子育て審議会が開かれ、市側が素案を示しました。
第2期計画は、来年度から令和6年度までの5年間を計画期間としています。
素案では「子どもと親の笑顔があふれ、安心して子育てできるまち いなし」を目標としています。
施策では子どもの貧困対策が新たに加えられ、ひとり親世帯の生活支援などが盛り込まれています。
この他に力を入れ取り組むものとして医療ケアが必要な子どもの就学支援、児童虐待の予防と早期発見、保育士の確保と処遇改善をあげています。
委員からは「保育の質についても評価してほしい」「インターネットのリスクへの対応を具体的に入れてほしい」などの意見が出されていました。
伊那市では、来年1月に原案を示し、ホームページなどでパブリックコメントを募集し、2月の審議会で最終案を示す事にしています。
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聖火リレー 西町から御園 2.3km
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は、聖火リレーの実施市町村ごとの走行ルートの詳細を17日に発表しました。
発表されたうち伊那市のルートは、西町から御園までほぼ直線の2.3キロとなっています。
出発地点は西町の春日公園下交差点です。
春日公園下交差点を出発したランナーは、北へ向かい、伊那市駅前や中心市街地を抜けていきます。 -
「山紫」に100%ジュース仲間入り
伊那市の山ぶどうを使ったワインやジュースのブランド「山紫」に、新たに100%ジュースが仲間入りしました。
市役所で17日に開かれた定例記者会見でお披露目されました。
これまでは果汁60%のものは製造していましたが、今年は去年に比べて収穫量が増えたことから100%ジュースを製造しました。
1本500ミリリットル入りで、980円。353本の限定販売となっています。
山ぶどうは伊那市の11軒の農家でつくる生産者の会が栽培しています。
城倉友幸会長は「一口飲んでみれば、甘さや濃さなど普通のジュースとの違いがわかるので、ぜひ多くのみなさんに味わってもらいたいです」と話していました。
果汁100%のジュースは、高遠さくらホテル、みはらしファーム、アンサンブル伊那、伊那ワイン工房で、18日から販売されます。 -
一七会 経木を使って正月料理
アカマツを0.2ミリほどに薄く削った「経木」を使った正月料理教室が、伊那市内で17日開かれました。
経木は、料理の見栄えがより良くなるように鮨の下に敷いたり、魚の煮つけが煮崩れしないように鍋底に敷いて使いました。
経木は、伊那市の株式会社やまとわが、上伊那産のアカマツを使い作ったものです。
やまとわの従業員と料理教室の生徒、大高一克さんが親しいことがきっかけとなり企画されました。
やまとわによりますと、経木は通気性・吸水性・抗菌性に優れ、木の香りが食材のうまみを引き立てるということです。
やまとわでは、アカマツの経木を来年から販売する予定です。
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信州ねんりんピック2人が最優秀賞
9月に飯山市で開かれた60歳以上のスポーツや文化の祭典2019信州ねんりんピックで、伊那市在住の2人が最高賞にあたる長野県知事賞を受賞しました。
20日は、伊那合同庁舎で表彰式が行われ、長野県長寿社会開発センター伊那支部の丸山敏樹支部長から受賞者に表彰状が贈られました。
伊那市西箕輪の高林千尋さん78歳は、日本画の部で県知事賞を受賞しました。
4月のまだ雪が残る時期に、自宅近くで近所の人が野焼きをしていたところを墨で表現したということです。
伊那市西春近の保科文夫さん85歳は、手工芸の部で県知事賞を受賞しました。
銅の板にチョウや菊の花の模様をつけた刀の鍔で、完成するのに1年半かかったということです。
ねんりんピックは、60歳以上の人を中心に、スポーツ・文化・健康・福祉の総合的な祭典として毎年開かれています。
厚生労働省の創立50周年を記念して1988年に始まりました。
上伊那では他に、宮田村の女性と飯島町の男性が最高齢者賞を受賞しています。 -
伊那市議会記念誌が完成
平成の時代の伊那市議会の変遷をまとめた、伊那市議会記念誌が完成し、16日伊那市役所でお披露目されました。
合併後の平成18年から伊那市議会の活動や歴史が記された記念誌です。
この日は、市役所で黒河内浩議長らが、作成した経緯を説明しました。
記念誌は、全72ページで、歴代議長の座談会、市に対する市議会の取り組み、市長提言や申し入れなどが記されています。
記念誌の作成には議員ら8人が携わっていて、去年6月から検討を重ね、取り組んできたということです。
伊那市議会記念誌「合併後の伊那市議会の軌跡」は、230部作られ、OB議員や市役所の各部、伊那図書館などに配布されるということです。
また一般には、来週から、市のホームページで掲載され閲覧することができるようになるということです。
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フラワーアレンジメント作品展
春夏秋冬をイメージしたフラワーアレンジメントの作品展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、アートフラワーやドライフラワーなどを使った作品およそ350点が展示されています。
作品は、伊那市富県の春日智子さんによるもので、ここ2、3年の近作だということです。
春日さんの作品展は今回初で、「季節をテーマに配色しました。見て楽しんでもらいたいです。」と話していました。
作品展は、18日(水)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
読書大賞 辻村深月の「かがみの孤城」に
上伊那8校の高校生が読み応えのある本を選ぶ「読書大賞」の投票が14日、伊那市のいなっせで行われ、辻村深月の「かがみの孤城」が大賞に決まりました。
この日は、上伊那の8校から図書委員33人が集まり、読書大賞の候補に挙がった6つの作品について意見交換をしました。
参加者による投票が行われ、大賞に選ばれたのは、辻村深月の「かがみの孤城」です。
「深く重厚な世界観に引き込まれた」、「主人公に共感する場面が多かった」、「吸い込まれるように読めた」、など高評価の意見が集まり、大賞に選ばれました。
高校生の「読む」「書く」「聞く」「話す」力を育て、各校の交流を深めようと、上伊那高校図書館協議会生徒研究会が2009年度から行っているものです。
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市議会 太陽光発電に関する意見書についての議員提出議案 可決
伊那市議会12月定例会最終日の16日に、太陽光発電の適切な導入に向けた制度設計と運用を国へ求める意見書についての議員提出議案が、全会一致で可決されました。
議員提出議案は、一定以上の太陽光発電設備については事業者が地域住民や地元自治体と十分に協議したうえで設置されるよう必要な措置を講じること、危険区域への設置を禁止するよう法に明記すること、事業者が経営破たんした場合などに撤去や処分が適切かつ確実に行われるような仕組みを整備することを国に求めるものです。
なお、9月議会から継続審査となっていた前原の大規模太陽光発電施設の計画の見直しを求める陳情は、全会一致で趣旨採択となっています。 -
鳩吹クリーンセンター アクティビティー施設に
伊那市は、平成29年6月に閉場となった横山の鳩吹クリーンセンターと横山最終処分場のあと利用について、「アクティビティ施設」として活用していく考えを16日に示しました。
16日は、市議会全員協議会が市役所で開かれ、市が概要を説明しました。
計画では、鉄骨一部2階建ての鳩吹クリーンセンターは、およ
そ16mの高さを活かしてボルダリングやクライミング施設として整備します。
隣接する最終処分場は、およそ1万平方メートルの広さを活かし、起伏のある自転車用コースなどにそれぞれ活用するとしています。
鳩吹クリーンセンターは、燃やせないごみの受け入れが、平成29年4月から箕輪町のクリーンセンター八乙女に一本化されたことに伴い、同じ年の6月に閉場となりました。
最終処分場も含めたあと利用について地元の横山区と12回にわたり協議を重ね、横山をアクティビティのメッカとなるよう整備を進めていく方針でまとまったということです。
市では、来年度の当初予算案に一部事業費を計上するとしています。 -
権兵衛トンネル 19日午後5時仮復旧の見通し
台風19号の影響により通行止めとなっている国道361号権兵衛トンネルについて、19日の午後5時に仮復旧する見通しであることが16日に明らかになりました。
16日は、被災原因の検証、復旧について検討する「権兵衛峠道路災害復旧技術検討委員会」が、伊那市の伊那合同庁舎で開かれ、冒頭のみ公開されました。
委員会後の会見で飯田国道事務所の田中智徳副所長は、「12月19日の午後5時に仮復旧の見通しがたった」と話しました。
仮復旧中は、特殊車両は事前に通行の申請が必要な他、連続60ミリの雨が降った場合は規制がかかります。
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長谷でクリスマスツリー点灯
一足早いクリスマスイベントが伊那市長谷の道の駅南アルプスむら長谷で14日に行われ、大きなクリスマスツリーが点灯されました。
14日は、午後5時過ぎに点灯式が行われ長谷中学校の音楽部の生徒がハンドベル演奏をしました。
高さおよそ8メートルのもみの木に長谷地区の園児や小学生たちが制作したオーナメントが飾りつけられました。
イベントは、伊那市地域おこし協力隊の田中聡子さんが中心となり企画したもので今年で2年目です。
去年は、都市住民を招いたツアーの一環でしたが、今年は地域住民に楽しんでもらう企画として継続させました。
今年は、フォトスポットが設けられ、訪れた人たちが記念撮影をするなどして楽しんでいました。
クリスマスツリーは来年1月7日の夜まで点灯されるということです。
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親子でおせち料理づくり
親子でおせち料理の作り方を学ぶ講座が、伊那市のいなっせで15
日開かれました。
講座には上伊那の親子8組17人が参加し、なますやきんとん、田作りなどのおせち料理を作りました。
講師を務めたのは、駒ヶ根市の割烹居酒屋「かっぱ厨亭」の店主稲垣孝俊さんです。
田作りの作り方について稲垣さんは、「たれを絡めるとすぐ固まってしまうので速さが重要です」とアドバイスしていました。
講座ではほかに、かまぼこの見栄えの良い切り方に挑戦していました。
この講座は、日本の食文化を子どもたちに伝えていこうと伊那市生涯学習センターが開いています。
次回は来年2月ひな祭りのメニューを作るということです。
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い~な音楽祭 25団体が参加
伊那市内の合唱団が一同に集まって歌声を披露する「い~な音楽祭」が伊那文化会館で15日、行われました。
音楽祭は一年間の練習の成果の発表の場として毎年この時期に行われています。
今年は、市内のコーラスグループや中高生など25団体、延べ600人が出演しました。
このうち伊那弥生ケ丘高校音楽部は年明けに予定されているアンサンブルコンサートで演奏するアカペラの曲を披露しました。
会場にはおよそ700人が訪れ、各団体の演奏を楽しんでいました。
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新酒「維者舎」完成祝う
オリジナルの酒づくりに取り組んでいる、伊那市横山の住民グループの新酒「維者舎」が完成しました。
14日は、「維者舎」をつくった伊那市横山の住民グループ、横山維者舎のメンバーおよそ20人が集まり、地元の神社春日社に新酒を奉納し完成を祝いました。
今年の春から育ててきた酒米「美山錦」を使い、伊那市荒井の宮島酒店の酒蔵で仕上げたオリジナルの日本酒です。
1.8リットルの一升瓶およそ600本分をつくったということです。
横山維者舎のメンバーたちは、早速、完成した新酒を味わっていました。
地元を優先に、横山地区住民限定で先行販売も行われ、一足先に新酒を味わおうと、買い求める人もいました。
一般への販売は来週からで、一升瓶で税込み3,410円、720ミリリットル入りは税込み1,705円です。
宮島酒店で販売されるほか、要望があれば市内の酒販店で順次販売していくということです。 -
高遠石工石造物フォトコンテスト表彰式
伊那市の第2回高遠石工石造物フォトコンテストの表彰式が11日、市役所で開かれました。
フォトコンテストの最優秀賞には、伊那市美篶の山本康夫さんが選ばれました。
山本さんの作品です。
黒沢の鹿島神社で今年の7月ごろ撮影されたものです。
ほかに、伊那市高遠町の澤広行さんと、松本市の大学肇さんの作品が優秀賞を受賞しました。
フォトコンテストは、伊那市高遠町日本で最も美しい村推進委員会が開いたものです。
伊那市の高遠町地域に残る高遠石工の作品を題材に、県内外の26人から54作品が寄せられました。
林俊宏副市長は、「通年観光として石造物のすばらしいPRになった。今後も魅力を伝えていってほしい」と話していました。
今回応募があった全作品は、来年1月9日から24日まで、市役所1階ホールで展示されることになっています。
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上伊那初「伊那市マンホールカード」
伊那市は上伊那の市町村で初めてマンホールの図柄をカードにしたマンホールカードを作り14日からみはらしの湯で配布を始めました。
縦8センチ、よこ6センチほどの伊那市のマンホールカードです。
伊那節に歌われている権兵衛峠を行き来した馬子と木曽馬がモチーフにデザインされたマンホールが載っていて、デザインの由来なども記されています。
きょうはオープンから1時間の間に30人程がカード目的でみはらしの湯を訪れ受け取ったという事です
みはらしの湯近くの市道には、数日前にカードと同じ色付きのマンホールが設置されました。
カードを受け取った人たちは、さっそく実物をみたり、写真を撮たりしていました。
マンホールカードは全国の454の自治体から539種類が発行されています。
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女子ソフトボールアジアカップ 池上さん優勝報告
伊那市手良出身で女子ソフトボールアンダー17日本代表の池上桃花さんは13日市役所を訪れ中国で開かれたアジアカップ優勝を白鳥孝市長に報告しました。
先月中国で開かれたアジアカップには、日本を含む7か国が出場しました。
大会は予選、決勝ともリーグ戦で行われ日本代表は見事優勝しました。
池上さんは打撃センスを買われ、主に6番で全試合に出場し打点王となる活躍で優勝に貢献しました。
池上さんは「初戦で満塁ホームランを打つことができたので、思いきりプレーする事が出来ました」と大会を振り返っていました。
白鳥市長は「ケガをしないようこれからも頑張って、オリンピック出場を目指して下さい」と激励していました。
池上さんは伊那市手良出身の15歳です。
現在は親元を離れ、愛知県の女子ソフトボールの強豪校「東海学園高校」に通っています。
来年は、18歳以下の世界大会が南米のペールで開催される事になっていて、池上さんは「代表入りできるようさらにレベルアップしていきたい」と意気込んでいます。
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農家民泊の受け入れ説明会
農家民泊の受け入れを検討している家庭向けの説明会が13日伊那市役所で開かれました。
説明会には伊那市美篶の1軒が参加しました。
これから農家民泊の受け入れを検討している家庭に対し伊那市観光協会の担当者が内容を説明していました。
農家民泊は、都会の児童や海外の学生などが農家に泊まりながら農業体験や自然体験を行うものです。
伊那市観光協会の担当者は「過度なもてなしは不要です。子どもや孫を受け入れるような普段着のすがたと心でふれあいを楽しんでください」と話していました。
昨年度は、国内から27団体1,912人、海外から35団体977人を受け入れたということです。
現在農家民泊の受け入れ家庭は69軒で、観光協会では100軒を目指して取り組みを進めていくとしています。
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春富中生徒 防災教室
台風19号で伊那市の指定避難所となった春富中学校で3年生を対象にした防災教室が13日開かれました。
13日は春富中の3年生140人が伊那市危機管理課の職員から話を聞きました。
職員は「避難できる場所が地域のどこにあるのか知っておくことが大切です」と話していました。
伊那市西春近と東春近の天竜川沿い下段の地域は台風19号の際に避難指示が出され、春富中学校が指定避難所となりました。
そのことから、学校が伊那市に依頼し今回防災教室が開かれました。
教室ではほかに、水道が止まっている時に設置し使用できるマンホールトイレなどを体験しました。
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来年伊那まつり9月12・13日に開催
東京オリンピック・パラリンピックと開催時期が重なるため、日程が検討されていた伊那市の伊那まつりについて、13日に開かれた伊那まつり委員会で来年9月12日・13日に行うことが決定しました。
この日は、伊那公民館で、祭りについての最終判断をする伊那まつり委員会が開かれ、来年の開催は、9月12日・13日とする案が、正式に了承されました。
伊那まつりは、毎年、8月の第1土曜日と日曜日に実施されていますが、東京オリンピック・パラリンピックの開催と日程が重なり、警備体制が手薄になるため開催するかどうかも含めて検討が行われてきました。
11月21日に開かれた伊那まつり実行委員会で日程案が提出され、この日の委員会で承認されました。
ただし、パラリンピックが終了となる9月6日以降の警備体制について発表されておらず、6日以降も警察官の人員派遣が解除されない場合は、流動的に対応していくとしています。
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障害者支援センター合同のクリスマス会
伊那市社会福祉協議会が運営する3つの障害者支援センター合同のクリスマス会が、長谷の気の里ヘルスセンター栃の木で13日開かれました。
3施設合同のクリスマス会は、毎年この時期に開かれています。
伊那市社協が運営する多機能型事業所「ゆめわーく」と「輪っこはうす・コスモスの家」「さくらの家」の通所者とスタッフなど160人が参加しました。
クリスマス会は、3事業所が合同で楽しむ年1回のイベントです。
伊那ライオンズクラブが会の運営をサポートしていて、会食をしたり、各事業所の発表を見て楽しみました。
伊那ライオンズクラブの今井和貴会長は、「皆さんがとても楽しみにしているイベント。私たちも一緒に交流を楽しみたい」と話していました。
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IoT・AI導入に関するセミナー
IoTや人工知能AIを活用して企業の課題解決に取り組む、上伊那の製造業を対象としたセミナーが10日、伊那市の伊那商工会館で開かれました。
このセミナーは、IoTやAIの導入を検討している上伊那の製造業を対象に開かれたものです。
この日は、長野県ITコーディネーター協議会の角田孝理事が、導入事例を紹介しました。
角田さんは、使用される機器や仕組みを説明し、「IoTの導入は、人手不足の解消や、働き方改革、生産性向上につながる」と話しました。
また、昨年度IoTを導入した伊那市西箕輪に本社を置くメッキ加工業のサン工業が、事例紹介をしました。
排水設備のデータの自動記録を可能にしたことや、設備の異常時にメール配信される仕組みを構築したことを紹介し、その有用性を説明していました。
一方、瞬間的な異常でもメールが配信されるため本当の異常以外の情報も送られてきたことなどが課題として挙げられていました。
このセミナーは、伊那市新産業技術推進協議会スマート工業部会が開いたものです。
部会ではプロジェクトを立ち上げ、今後、導入を検討している企業に今年度、専門家を無料派遣しヒアリングや、アドバイスなどの支援を行うということです。
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ばらサミット 来年6月開催
全国各地の市町村がバラをいかした街づくりについて考える「ばらサミット」が来年6月6日と7日の2日間、伊那市で開催されることが12日決まりました。
伊那市は2017年にばら制定都市会議に加盟していて、今回初めてばらサミットが伊那市で開かれる予定です。
日程は来年6月6日と7日の2日間で会場は伊那市高遠町の高遠さくらホテルを予定しています。
ばら制定都市会議には全国各地の28の市町村が加盟しています。
この日は伊那市役所で実行委員会が開かれました。
関連イベントとして、これまでしんわの丘ローズガーデンで開催されていた「バラ祭り」と、中心市街地で開かれていた「伊那まちバラぶらり」を統一し「伊那バラフェスタ2020」を5月下旬から1か月間、開催することが確認されました。
実行委員長の白鳥孝伊那市長は「サミットをきっかけに多くの人がイベントに訪れ、市全体が盛り上がれば嬉しい」と話していました。
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伊那リ シーズンの安全祈願
伊那市の伊那スキーリゾートで、今シーズンの安全祈願祭が12日行われました。
安全祈願祭にはスキー場の関係者や市の職員など、およそ30人が出席しました。
今シーズンは、6日からスノーマシーンを使った雪作りを行っていて、21日からの営業を予定しています。
10月から11月末までネット上で行った、リフト券の早割りも好調だったということです。
伊那スキーリゾートは昨シーズンの4万5,300人以上の来場を目指すということです。
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モバイルクリニックのデモンストレーション
伊那市がはじめる遠隔医療・モバイルクリニック事業に使う移動診察車が12日に公開され、診察のデモンストレーションが行われました。
こちらが、モバイルクリニック事業に使われる車両です。
診察を受けられるのは、高血圧や糖尿病などの慢性疾患がある患者です。
事前予約をした患者の家に車が向かい、病院に行かなくても社内で医師の診察を受けることができます。
移動診察車には、看護師と運転手が1人ずつ乗り、看護師は血圧の測定や問診を行います。
テレビ電話を通じて、離れた場所にいる医師の診察を受けられます。
車内には、医師と話せるテレビ電話用のモニターや簡易ベッドなどが搭載されています。
モバイルクリニック事業は、ソフトバンクとトヨタ自動車の共同出資会社「MONET Technologies」と、大手医療機器メーカー、フィリップス・ジャパン、伊那市が共同で行うものです。
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県・市高齢者クラブ会長池上さんに県知事表彰
長野県や市の高齢者クラブ連合会の会長を務め、長年にわたる尽力に功績があったとして、県知事表彰などを受賞した、伊那市の池上 弘祥さんが、12日白鳥孝伊那市長に受賞を報告しました。
伊那市上新田の池上弘祥さん84歳は、平成22年から9年間伊那市高齢者クラブ連合会の会長を、平成27年から4年間、長野県老人クラブ連合会の会長を務めました。
会員の拡大に取り組むなど、その功績が認められ、このほど、長野県知事表彰の「社会福祉功労者表彰」、全国老人クラブ連合会会長表彰、長野県老人クラブ連合会感謝状の3つの賞を受賞しました。
現在県内で、クラブに加盟している人は7万1千人ほど、伊那市内では2760人いて、人口の割合での加盟率は、伊那市は県内でもトップクラスだということです。
白鳥市長は、「活動を盛んにしていただき行政としても助かっている。お年寄りは元気が一番だ」と話していました。
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芝平太陽光発電 地元住民グループ反対署名提出
伊那市高遠町三義地区の住民有志でつくる「芝平太陽光発電施設建設に反対する会」は、11日伊那合同庁舎を訪れ長野県知事宛に建設中止を求める署名を提出しました。
11日は塩田三枝子代表が上伊那地域振興局の細川康副局長に411人分の署名を手渡しました。
塩田さんは「計画地は国が定めた地すべり防止区域に指定されている。県がリーダーシップをとり、規制する条例の検討をお願いしたい」と話していました。
上田市の業者が太陽光発電の建設を計画しているのは高遠町芝平の農地です。
敷地面積は1.3ヘクタールで、発電出力は1.87メガワットです。
この地域は国が定める地すべり防止区域で建設には長野県の許可が必要となります。
細川副局長は「伊那市や地域と情報を共有しながら、検討していきたい」と応えていました。
この業者が計画している太陽光発電は、以前は別の業者が事業主となっていました。
伊那市では、事業主の変更を受け、芝平での太陽光発電施設建設の届け出を取り消しています。
伊那ケーブルテレビの取材に対し業者側は「年内に方針を決定し地元住民や伊那市に説明を行い理解を求めていく」としています -
地域貢献 「伊那緑ヶ丘」「緑ヶ丘敬愛」表彰
伊那市の伊那緑ヶ丘幼稚園と緑ヶ丘敬愛幼稚園は長年の地域貢献活動が評価され長野県私学教育協会理事長表彰を受賞しました。
11日は、緑ヶ丘敬愛幼稚園の宮原健園長や園児の代表などが市役所を訪れ、林俊宏副市長に受賞を報告しました。
協会は地域振興や教育の発展を目的に作られ、県内の私立の大学や高校、幼稚園など110団体が加盟しています。
伊那緑ヶ丘と緑ヶ丘敬愛幼稚園は40年以上にわたり伊那まつりで鼓笛隊の演奏を披露してきた事が評価され、先月、諏訪市で開かれた長野県私学振興大会で理事長表彰を受賞しました。
鼓笛隊は年中と年長園児がメンバーで、演奏以外にもみんなで一つの事を達成する喜びや道具を大切にすることを学んでいるという事です。
林副市長は「鼓笛隊は伊那まつりの楽しみの一つです。来年も協力お願いします」と話していました。
今年度の振興大会では伊那緑ヶ丘と緑ヶ丘敬愛幼稚園の他に上伊那では伊那西高校が表彰されています。
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アンサンブル伊那 焼き芋販売
伊那市西箕輪の知的障害者就労支援施設アンサンブル伊那で、この時期恒例の焼いもの販売が始まっています。
焼き芋は、アンサンブル伊那の敷地内にある小屋で作られ販売されています。
担当するのは、職員の石川雅大さんです。
利用者の工賃アップを目的に行われていて価格は1本200円です。
サツマイモは茨城県産の「紅はるか」という品種で甘みが強いのが特徴です。
石の上で90分ほど焼いて焦げ目をつけてから、アルミホイルを巻いてさらに30分ほど焼き上げます。
かまの温度は100度から150度に保ち、じっくり焼き上げる事で外はパリッと中はしっとり、した食感になるということです。
新聞で手づくりした袋に入れることで見栄えもよくしています。
毎日11時頃に焼きあがるという事で、1日50本ほど売れているということです。
アンサンブル伊那ではサツマイモを使ったスイーツに力を入れていて、焼き芋を使ったケーキやスイートポテトも販売しています