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北福地集落センターで「歌の幼稚園」
童謡や歌謡曲を楽しむ集い、「歌の幼稚園ふるさと」が17日、伊那市富県北福地の北福地集落センターで行われました。
この日は、60代から80代の高齢者およそ40人が集まり、童謡など15曲を歌いました。
この会は、北福地の平岩髙嶺さんが毎年開いているもので、年に4回開かれ、今年で12年目になります。
北福地社協の会長を務めたことがきっかけで、高齢者が楽しく歌を歌う場をつくろうと始めたということです。
参加者は、伊那市のほかに箕輪町や、駒ケ根市から来ている人もいます。
また、歌の途中には勉強会として、平岩さんが用意したテキストをもとに源氏物語をもう一度学んだりしていました。
平岩さんは「これからもみんなで仲良く続けていきたい」と話していました。
次回の歌の幼稚園は、10月16日(水)に北福地集落センターで開かれる予定です。
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南ア林道の楽しみ方
夏山シーズンを迎え、伊那市長谷の南アルプス林道沿いでは様々な高山植物を楽しむことができます。
南アルプス林道バスの見どころを紹介してもらいました。
17日は、南アルプス林道バスを運転して18年になる伊藤卓郎さんに紹介してもらいました。
南アルプス林道バスは仙流荘から標高2,032メートルの北沢峠までを結ぶバスです。
伊藤さんは、乗客を楽しませようと林道沿いの植物などについて学んできました。
南アルプス林道の入り口、戸台大橋を過ぎると長距離を移動する蝶アサギマダラが出迎えてくれます。
南アルプス林道沿いでは、初夏から秋にかけて様々な高山植物を楽しむことができます。
現在は、純白で清楚なセンジュガンピや日光の女峰山で発見され名がついた、ニョウホウチドリなどの花が楽しめます。
この周辺では、ヤグルマソウやクルマユリも咲いています。
花を撮影していると熊に遭遇しました。
林道沿いには、熊に皮を爪で剥ぎ取られているカラマツが多く見られます。
熊の目撃情報が多く寄せられていることから南アルプス林道バス営業所では、登山客に注意を呼び掛けています。
南アルプス林道バスは、11月15日まで運行する予定で、これから来月中旬にかけてコゼンタチバナやタマアジサイを、秋には紅葉を楽しむことができます。
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美篶地区住民が桜の管理学ぶ
伊那市美篶地区各種団体協議会は、地域の桜を管理する地域桜守から桜の管理方法を学ぶ講習会を17日、開きました。
17日は青島の桜並木で講習会が開かれ参加者が枝の剪定をしました。
美篶地区の役員などで組織する美篶地区各種団体協議会では毎年、地域桜守から桜の管理について学ぶ講習会を開いてます。
17日は、およそ30人が参加し、桜の手入れの仕方について学びました。
美篶地区には伊那市が認定した地域桜守が4人います。
地域桜守は、「枝が混んでいるところは日当たりをよくするため剪定が必要です。剪定した後は必ず防腐材を塗ってください」などとアドバイスをしていました。
美篶地区各種団体協議会では、伊那市のまちづくり交付金を活用して三峰川ナイスロード沿いの桜並木と青島霞堤の桜をライトアップするなど地域の活性化に取り組んでいます。
協議会では、「講習会で学んだことをそれぞれの地域での桜の管理に活かしていきたい」としています。
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伊那市上下水道事業運営審議会 水道料金据え置きを諮問
伊那市上下水道事業運営審議会が16日、伊那市の伊那市役所で開かれ、白鳥孝市長は、審議会に対し上下水道料金の改定について諮問しました。
諮問は、令和2年度から4年度までを算定期間とし、上下水道料金を据え置く内容です。
水道事業では、水道設備の維持管理費などに一般会計から1億円の出資金を補填することで、現行の料金が維持できるということです。
また、下水道事業は、これまで一般会計から2億円の出資金を受けていて、令和2年度からは、追加で2憶円の出資金を補填することで令和4年度まで料金を据え置きにするということです。
伊那市の一般家庭の水道料金は、平均ひと月3,210円で、令和2年度以降も月額の水道料金は、おおむね同額となる見込みです。
審議会では、今回の諮問に対し、9月中旬に答申を行うことにしています。
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旧井澤家住宅で絵手紙作品展
伊那市の絵手紙グループ「笑楽会」の作品展が西町の旧井澤家住宅で17日から始まりました。
笑楽会は日本絵手紙協会公認講師の倉科照子さんが開いている絵手紙教室の生徒で作るグループです。
会場には、50代から80代までの44人が描いた、およそ250点が展示されています。
教室では、季節感を大切に各自が花や小物を持ち寄り、絵手紙を書いているという事です。
絵手紙の他に「寿」の文字を100種類の異なった字体で書いた作品も展示されています。
倉科さんの教室では、筆の練習で毎年テーマを決めて課題に取り組んでいます。
今年は寿で、墨の濃淡を生かしたものや、均一な文字で書かれたものなど、それぞれの作品が並んでいます。
作品展は旧井澤家住宅で28日 日曜日まで開かれています。
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高遠高生 音楽で園児とふれあい
伊那市高遠町の高遠高校の生徒は16日、高遠保育園を訪れ、音楽実習を行いました。
この日は、高遠高校で幼児教育音楽を選択している生徒8人が高遠保育園を訪れ、授業の一環として音楽実習を行いました。
生徒たちは曲に合わせて園児と楽器を鳴らしたり、絵本を題材にしたキャラクターに合わせて歌いました。
園児達は一緒に歌を口ずさんだり、音楽に合わせて体を動かすなどして楽しんでいました。
生徒たちはこの日の実習のために、3か月前から幼児目線で歌や振り付けなどを考え、練習をしてきたということです。
生徒たちは高遠町内の他の保育園でも、音楽実習を行う予定です。
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高校生が投票所立会人に
伊那西高校の安江瑞希さんは14日、今月21日に投票が行われる参院選の期日前投票の立会人をつとめました。
選挙権年齢が18歳に引き下げられたことから、伊那市選挙管理委員会では、高校生に選挙や政治に関心を持ってもらおうと、立会人を募集し、伊那西高校3年の安江瑞希さん一人が応募しました。
安江さんは、立会人として、投票が正しく行われているか、本人による投票かどうかなどをチェックしていました。
安江さんは、「立会人を経験したことで、投票の仕方や投票所の雰囲気など、選挙を身近に感じることができた」と話していました。
伊那市選挙管理委員会は、若い人にも選挙に関心を持ってもらうよう、今後もこうした啓発活動を続けるということです。
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草の家 裂き織り作品展開催 17日まで
伊那市のみはらしファームにある、はた織り体験施設「草の家」のスタッフが作った作品が、
伊那市のかんてんぱぱホールで展示されています。
会場には、9人のスタッフが「裂き織り」という技法で作ったタペストリーやバッグなどが展示されています。
裂き織りは、裂いた古着などを機織りの縦糸に織り込んで布にしていきます。
今回展示されている作品も、
草の家に集まった古着などが使われています。
草の家代表の丸山輝子さんは
「裂き織りには、要らなくなった布を再生できる良さがある」と話していました。
草の家では、はた織りや、草木染め体験をすることができます。
この展示会は17日まで開かれています。 -
伊那弥生ケ丘 17年ぶり8強
第101回全国高校野球選手権長野大会 4回戦が15日、県内4球場で行われ、伊那弥生ケ丘高校が松本国際を11-4でくだし、17年ぶりに過去最高に並ぶベスト8進出を果たしました。
この日、長野県営野球場で行われた伊那弥生ケ丘 対 松本国際の試合は、序盤に先制を許した弥生が追いかける展開となりました。
0-1で迎えた5回表。
弥生の3番登内遥平、5番桑原健のタイムリーで逆転に成功します。
その後点を取り合い7対4、弥生が3点リードで迎えた9回表。ノーアウト満塁の場面で3番登内。
レフトスタンドポール際に飛び込む満塁ホームランを放ち、突き放しました。
試合の結果、弥生が19安打11得点の猛攻で勝利し、17年ぶりに過去最高に並ぶベスト8進出を果たしました。
16日は、練習で松本市野球場に向かう弥生の選手たちがグラウンドで準備をしていました。
登内遥平選手はホームランを振り返り「外野の頭を超えて欲しいと思って打球を見ていた。まさか入るとは思わなかった。(次戦に向けて)守備でリズムをつくり、『4-3』で勝つ弥生の野球をしたい」と話していました。
向山大介主将は「ベスト8が何年ぶり、というのは意識せずやっていたが、目指していたところではあるのでうれしい。相手の投手もいい選手なので自分たちの野球で勝利したい」と話していました。
柿沢章浩監督は「(私立相手に)物怖じせず自分たちらしい野球を選手たちがしてくれた。上を目指すという意味では通過点なので意識はしていないと思うが、一戦一戦、試合の重みを感じてきていると思う」と話していました。
弥生のベスト8進出に、生徒やOBにも喜びが広がっています。
伊那弥生ケ丘高校の3年生は「テレビで自分の同級生が活躍しているのを見て、すごく嬉しかった。今度は会場で応援したい」「学校を先頭で引っ張ってくれている野球部のみんなが活躍しているのを見てとても誇らしい」と話していました。
伊那弥生ケ丘高校野球部OB会の吉澤祐一会長は「やっぱり感無量という思い。選手のみなさんの粘り勝つ精神でさらに上を目指してほしい」と話していました。
17年前ベスト8進出時キャプテンの春日崇広さんは「前のベスト8から期間は空いたが、当時よりもどんどん強くなって、勝ち上がる準備は出来ていたと思う。さらに上に行くことを期待しています」と話していました。
伊那弥生ケ丘高校は次の試合、18日(木)の正午から松本市野球場で、ベスト4をかけて小諸商業高校と対戦する事になっています。 -
スマート農業 2度目の実証実験
農業の負担軽減や効率化を目指して伊那市東春近田原の圃場を会場にした、スマート農業の2回目の実証実験が16日に行われました。
デモンストレーションが行われた自動運転トラクターはGPSを搭載しているほか、人や障害物を検知すると自動走行を停止するなど、最先端技術を装備しています。
実証実験には、市内の農家などおよそ150人が訪れ、デモンストレーションを見学しました。
この日は自動運転のトラクターや、遠隔操作で傾斜地の草を刈ることができる草刈り機などの実演が行われました。
また、雨で実演はありませんでしたが、上空から農作物の生育状況を確認するドローンの説明も行われました。
実証実験は、長野県や伊那市、農事組合法人田原、信州大学、農機具メーカーなど12の機関が連携して、IT技術を活用したスマート農業を進めようと行われているもので、今回が2回目になります。
農事組合法人田原の中村博組合長は「こういった機器が農業でも活用されるようになり、製造業のように若い人がやりたいと思うような仕事に少しずつなっていけばうれしい」と話していました。
今年度から2年間かけて効果を検証し、最新の農業技術の普及を図るほか、農業の省力化に取り組んでいくということです。 -
芝平山絵図虫干し
伊那市無形民俗文化財に指定されている、芝平山絵図の虫干しが、15日伊那市高遠町上山田の芝平集会施設で行われました。
15日は、高遠の芝平、御堂垣外、荒町、北原、栗田、四日市場の区長や総代ら14人が集まり、虫干しを行いました。
芝平山絵図は、今から311年前、江戸時代中期の1708年に作られたものです。
当時、高遠側の6つの村と諏訪側の12の村で山の所有権を巡る争いがありました。
絵図はその争いを収めるために幕府が境界を決めて双方に渡したものです。
境界の部分には、黒い線が引かれ、判が押されています。
絵図の虫干しは、年に1度高遠の6地区が持ち回りで行っていて、今年は芝平が担当しました。
絵図を木箱に仕舞うと各地区の判が押されました。
来年は御堂垣外が担当するということです。
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伊那図書館 新利用カード
伊那市の伊那図書館は開館25周年を記念し、新たに2種類の利用カードを作りました。
14日は、伊那図書館で新らしい利用カードがお披露目されました。
カードをデザインしたのは、伊那市在住の絵本作家、しのだこうへいさんです。
カードには、しのださんの作品「どうぶつれっしゃ」と「おばけれっしゃ」の2冊の絵本にちなんだイラストが描かれています。
14日は、「どうぶつれっしゃ」の読み聞かせなども行われました。
これまでのカードは引き続き使うことができます。
新規の申し込みの場合は無料で、これまでのものから新しいカードに切り替える場合は100円かかります。
伊那図書館は平成6年7月1日に開館し今年で25周年を迎えました。
新しい利用カードは25周年記念企画のひとつとして作成したものです。
伊那図書館では今年、絵本作家を招いてのワークショップなど様々なイベントを計画しています。
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ちびっこ駅伝 力走
園児が伊那市の中心市街地を駆け抜けるちびっこ駅伝大会が14日、開かれました。
ちびっこ駅伝大会は、中心商店街の歩行者天国に合わせて毎年この時期に開かれています。
今年で24回目となる大会には、市内の保育園と幼稚園から47チーム、385人が参加しました。
山寺の八幡町から荒井のいなっせ前までの420メートルを7区間に分けて走りました。
商店街には、多くの保護者や地元住民らが園児たちに声援を送っていました。
閉会式では入賞したチームにメダルが贈られました。
大会を開いている伊那まちの再生やるじゃん会では、「駅伝大会を通じて商店街の賑わいのきっかけになれば嬉しい。今後も大会を続けていきたい」と話していました。
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伊那市民プールオープン
伊那市民プールの今シーズンの営業が13日から始まりました。
初日の13日は、無料開放されました。
13日の伊那地域の最高気温は26.2度と陽差しも少なくプールを訪れた人たちにとっては今ひとつのようでした。
去年の伊那市民プールの利用者数は前の年と比べおよそ1,300人多い1万3300人でした。
伊那市民プールは7月22日から8月18日までの夏休み期間中を除き土日祝日のみの営業となっています。
尚高遠スポーツ公園プールも今日から営業を始めました。
火曜日が定休日となっています。
去年の高遠スポーツ公園プールの利用者数は前の年よりおよそ1,100人多い1万人でした。
伊那市民プール、高遠スポーツ公園プールともに営業期間は8月25日までとなっています。
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春の高校伊那駅伝3月22日開催
今年度の「春の高校伊那駅伝2020」は、来年3月22日(日)に行われることが決まりました。
春の高校伊那駅伝実行委員会の総会が、伊那市のJA上伊那本所で9日に開かれ、今年度の
大会の日程などが決定しました。
今年度は3月22日(日)開催で、伊那市陸上競技場のスタートは、女子は午前10時、男子は午後0時10分です。
駅伝の実行委員会大会長を務める白鳥孝伊那市長は「伊那駅伝には全国の強豪校が出場する。
伊那駅伝を走った選手の中から、将来オリンピック選手が輩出されることを期待したい。」と話していました。
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寒ざらしそば 限定発売開始
江戸時代、高遠藩から将軍家に献上されていたとされる「寒ざらしそば」の提供が13日から始まりました。
伊那市高遠町のそば店「壱刻」では、昼時になると訪れた人たちが寒ざらしそばを味わっていました。
寒ざらしそばは、大寒から立春までの間、そばの実を清流にさらし、その後、寒風にさらして乾燥させます。
この作業は、夏の暑さによるそばの実の劣化を防ぐためのもので、保存性と共に甘みも増すということです。
麺の色は通常よりも白いのが特徴です。
寒ざらしそばの提供は、壱刻・きし野・華留運・紅さくら・ますや・楽座 紅葉軒の高遠町内の6店舗で行われています。
価格は全店統一、1人前1,200円で、各店150食限定です。
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伊那西高校キャリアフェス
伊那市の伊那西高校で、地元の企業の社員から話を聞くキャリアフェスが12日行われました。
キャリアフェスには、伊那西高校で就職を希望している2,3年生50人が参加しました。
上伊那の企業25社が出展し、生徒が仕事の内容などについて話を聞きました。
このうち伊那市高遠町の伸和コントロールズ株式会社は、伊那西高校の卒業生が子育てをしながら働く社員の例を紹介し、女性が働きやすい環境づくりに取り組んでいると話していました。
伊那西高校キャリアフェスは、地元の企業を生徒たちに知ってもらおうと、上伊那の産学官の団体でつくる郷土愛プロジェクトが行ったもので、今年で2回目です。
なお、伊那西高校では、例年卒業生の2割ほどが就職しているということです。
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高坂さん 本70冊寄贈
伊那市出身で飯島町在住の高坂武子さんは、親戚で日系二世としてブラジルで暮らしている、
現在83歳の井口 原 道子さんの自伝70冊を伊那市に寄贈しました。
この日は、高坂さんと飯島町の唐澤隆副町長が伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に本の目録を手渡しました。
寄贈された本「子孫たちへ」は、ブラジルで日系二世として苦労しながらも、懸命に暮らしてきた
様子が綴られています。
昨年9月に亡くなった道子さんの夫、信さんの「一人でも多くの人にこの本を見てほしい」という遺言により、今回、伊那市に本が寄贈されました。
高坂さんは「日本人が持つ武士道を胸に生きる、道子さんの生き様が綴られた本です」と話していました。
今回の寄贈は、150冊の増刷の一部で、伊那市に寄贈された70冊は、市内の小中学校や公民館に配布され、80冊は青年海外協力隊などに寄贈されました。 -
愛知県知立市で伊那市の縄文土器展
伊那市と友好都市提携を結んでいる愛知県知立市で、友好都市提携25周年を記念して伊那市の縄文土器展が20日から開かれます。
12日は知立市の歴史民俗資料館の学芸員が伊那市創造館を訪れ、企画展に使用する土器の確認をしていました。
確認を終えた土器は、美術品などを扱う専門の輸送業者が梱包していきました。
愛知県知立市は、県の中央にあり、人口は約6万8千人です。
伊那市西春近にある知立市野外センターの建設がきっかけで交流が始まり、平成6年11月に友好都市提携を結びました。
提携から今年で25周年となることから、知立市は伊那市の縄文土器展の開催を初めて計画しました。
伊那市からは縄文土器39点を貸し出し、知立市の土器と共に展示されることになっています。
そのうちの一つ、県宝の深鉢形土器です。
「唐草文」と呼ばれる曲線の模様があり、上伊那の縄文時代中期を代表する土器のひとつです。
知立市で出土した土器にも似た文様があることから、何らかの影響があると考えられるということです。
なお、知立市の縄文時代の遺跡は2か所、伊那市の縄文遺跡は297か所あるということです。
友好都市提携25周年を記念した伊那市の縄文土器展は今月20日から9月8日まで、愛知県知立市の歴史民俗資料館で開かれます。(知立市図書館内)
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電気設備業者らが公園を清掃
伊那市電設業協会と上伊那電気工事協力会伊那地区は11日、市内の公園でボラン
ティア清掃を行いました。
この日は、伊那市内の電気設備工事会社などから20人の作業員が集まり、市内3か所の
公園でボランティア清掃を行いました。
春日公園では、参加者がはしごや高所作業車に乗って、ほうきなどを使い電灯についたクモの巣などを取り除きました。
また、ランプの取り換えや点灯の確認、周囲のゴミ拾いも行いました。
ボランティア清掃は、春日公園の他に、伊那公園と高遠町のほりでいパークでも行われました。
このボランティア清掃は毎年行われていて、今年で19回目になります。
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長谷中生徒 とうがらし学ぶ
八房唐辛子を育て、手作りラー油を販売している、伊那市の長谷中学校の2年生が11日、信州大学農学部の唐辛子博士こと、松島憲一准教授の授業を受けました。
始めに、5月に植えた唐辛子の苗の成長を、松島准教授に見てもらい、生徒たちは葉にしわが
あるところは害虫や栄養不足の恐れがあるとの指摘を受けました。
教室での授業では、「唐辛子を長谷に根付かせるためには、食文化となることが大切です」と話しました。
また、唐辛子の形などに関する生徒からの素朴な疑問にユーモアを交えて答えながら、唐辛子の
多様な種類などについても話しました。
長谷中学校では、3年ほど前から八房とがらしを育てていて、手作りラー油「長谷の太陽」を
販売して地域をPRしています。 -
伊那市ICT活用 総務省推進事業に採択
ケーブルテレビのネットワークを使いタクシーの予約や買い物などが行える伊那市の「ICTライフサポート・チャンネル構築事業」が総務省の「データ利活用型スマートシティ推進事業」に採択されました。
伊那市の「ICTライフサポート・チャンネル構築事業」は放送と通信を連携させたサービス「ハイブリッドキャスト」を使いテレビのリモコンで「タクシーの予約」や「買い物」、「遠隔診断の予約」「安否確認」などを行えるものです。
市では、人口減少や少子高齢化が進む中でケーブルテレビのネットワークと生活支援を結びつけ、地域で暮らし続けられる環境を整えたいとしています。
伊那市では10月から市内全域を対象に実証実験を始める計画です。
総務省は地方創生を図るため情報技術を活用したスマートシティ型のまちづくりに取り組む自治体などに対し初期費用などの一部を補助する事業を行っています。
全国で伊那市の他に三重県、愛媛県、福岡県の自治体、合わせて4件が採択されました。 -
新山小 ドラゴン踊り練習
伊那まつりの市民おどりに参加する新山小学校の児童とその保護者は10日学校で、
ドラゴン踊りの練習をしました。
新山小学校の児童と保護者は毎年伊那まつりの市民おどりに参加しています。
この日は、ドラゴン踊りインストラクターの根橋恵美さんを講師に招き、振り付けの練習をしました。
全校児童は51人で、そのうち初めて踊りに参加する1年生は14人います。
児童らは、「新山、新山」と掛け声を合わせながら踊っていました。
伊那まつりの市民おどりは、8月3日(土)に行われることになっています。
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寝たきり予防レインボー体操
要介護や寝たきりを予防するための体操「レインボー体操」の体験教室が9日、伊那市狐島の生協総合ケアセンターいなで開かれました。
体験教室には、上伊那の60代から80代の女性9人が参加しました。
この体操は、要介護や寝たきりを予防するために明治学院大学の教授が考案したものです。
指導したのは、レインボー体操認定インストラクターの西沢国広さんです。
上伊那医療生協健康づくり委員会が2010年に体操の講習を受け、普及活動をしています。
脳・筋肉・骨の3つを意識して行うもので、きょうは「脳」に重点を置いた体操を行いました。
西沢さんは「体操をして骨と筋肉を鍛えると、転んで骨折しない体をつくることができます。何歳になっても自分のことは自分でできる体をつくってください」と話していました。 -
風景・動植物の写真16点展示
伊那市の橋爪みどりさん、南箕輪村の北澤和子さん・高遠町の西澤訓世さんの写真展が、伊那市の伊那中央病院1階ホスピタルギャラリーで開かれています
ホスピタルギャラリーには、北澤さんたちが趣味で撮影した風景や動植物の写真など、16点が展示されています。
北澤さんたちは「入院している人に元気になってほしい」との思いで、15年ほど前から伊那中央病院で写真展を開いています。
写真展は今月いっぱい開かれています。
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犯罪から児童を守る方法を学ぶ
犯罪から子どもを守るための講演会が8日南箕輪村役場で開かれました。
講演会は伊那市、箕輪町、南箕輪村の放課後児童クラブ支援員を対象に村などが開いたもので約20人が参加しました。
講師は長野県伊那警察署スクールサポーターの唐澤髙弘さんで性犯罪について話をしました。
唐澤さんは「性犯罪の発生は登下校時が全体の80%を占めている」として見守り隊など地域住民の協力の必要性を訴えていました。
また子どもに危険を予測する力をつけてもらうために「犯人の手口などを教え身を守る訓練をしなければならい。」と話していました。
唐澤さんによりますと昨年度伊那署管内で発生した性犯罪はおよそ55件でそのうち小学生の被害は16件だったということです。
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パソコンインストラクターとしてモロッコへ
国際協力機構JICAのボランティア事業でモロッコに派遣される伊那市の溝上愛美さんが5日伊那市役所を訪れ白鳥孝市長に出発のあいさつをしました。
溝上さんは伊那市出身の32歳で北アフリカのモロッコにパソコンインストラクターとして派遣されます。
現地では学校を中退した人たちにパソコンの操作方法を教え、再就職を支援します。
溝上さんの派遣期間は今月30日から2年間となっています。
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移住の参考に学校見学
伊那市への移住を考えている人たちなどを対象とした学校見学会が28日伊那市の伊那西小学校で開かれました。
見学会には県外を含む8組14人が参加しました。
学校にある森の教室では児童が自然に囲まれた環境ならではの
体験や地域住民とのかかわりの深さなどについて発表しました。
学校見学会は移住希望者と住民との交流を図ろうと伊那市が行っている伊住体験会の一環で今回は「伊那市の保育・教育」をテーマに開かれました。
伊那西小学校では自然に関する専門の講師を招いての学習や林間コースマラソンなど学校林を生かした教育を行っています。
伊那市への平成30年度の移住者は60組131人で年代別でみると世帯主が20代から40代が84%だということです。
また15歳未満の子どもを持つ世帯の割合が33%となっています。 -
伊那市横山で酒米の栽培
伊那市横山の住民有志グループ横山維者舎は地区内の酒米の田んぼで30日雑草取りをしました。
横山の田んぼにはメンバー10人が集まりました。
横山維者舎は伊那市荒井の蔵元、宮島酒店とともに地区内の田んぼで酒米の栽培に取り組んでいます。
横山の環境の豊かさを酒造りに生かそうと始めたもので減農薬栽培を行っています。
酒米は秋に収穫し宮島酒店で醸造されます。
横山維者舎では横山のブランド酒として銘柄についても考えていくということです。
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高校野球 上伊那勢の試合結果
第101回全国高校野球選手権長野大会、上伊那勢の8日の試合結果です。
しんきん諏訪湖スタジアムで行われた伊那北対長野東の試合は、1対4で伊那北が敗れました。
県営上田野球場で行われた駒ヶ根工業対上田染谷丘の試合は、2対0で駒ヶ根工業が勝ちました。
長野オリンピックスタジアムで行われた辰野対更級農業の試合は、5対6で辰野が敗れました。