-
鉋技術競う 5月に伊那で全国大会
鉋削りの技術を競う「全国削ろう会 信州伊那大会」が5月11日と12日に伊那市内で開かれます。
17日は、伊那市防災コミュニティセンターで実行委員会が開かれ大会当日のスケジュールの確認などが行われました。
鉋がけの技術を競う全国削ろう会信州伊那大会には、大工や木工職人などおよそ430人が出場する予定です。
鉋がけを行い、その薄さを競うもので、千分の1ミリ単位の勝負になるという事です。
大会では他に、木工体験や県内産の木で作った家具の販売コーナーが設置され、木材や森林への関心を深める内容となっているという事です。
全国削ろう会信州伊那大会は、伊那市の伊那市民体育館と防災コミュニティセンターを会場に5月11日と12日の日程で開かれます。
-
県議選あす29日告示
任期満了に伴う県議選は29日告示です。
これまでに定数2の伊那市区からは現職2人新人1人の合わせて
3人、同じく定数2の上伊那郡区から現職1人、新人2人の合わせて3人が出馬を表明しています。
立候補予定者を表明順に紹介します。
伊那市区からは現職5期目自民党の向山公人さん。
現職1期目自民党の酒井茂さん。
新人で共産党の橋本明典さんの3人です。
上伊那郡区からは新人で共産党の山崎健志さん。
現職4期目自民党の垣内基良さん。
新人で無所属の清水正康さんの3人です。
県議選は29日告示、来月7日投開票の日程で行われます。
-
高校生と中学生の未来会議
上伊那地域の高校の将来像を考える協議会は、地域の高校生と中学生から意見を聞く「未来会議」を、28日に伊那市のいなっせで開きました。
未来会議には、上伊那地域の高校生26人と中学生4人の合わせて30人が参加しました。
上伊那の高校生10人でつくる実行委員会が今月6日に発足し、この日の未来会議に向けて企画を進めてきました。
教育に関する映画を鑑賞した後、グループ毎に分かれて意見を交わしました。
映画の感想や、普段の学校生活で感じていることを話し合いました。
未来会議は、上伊那地域の高校の将来像を考える協議会が、若い世代の意見も反映させようと開きました。
出た意見は、4月以降に開かれる協議会で報告される予定です。
-
伊那中央清掃センター閉所式
31年間にわたり、上伊那の燃やせるごみの処理を行ってきた伊那市美原の伊那中央清掃センターの閉所式が、27日に行われました。
この日は、上伊那広域連合の白鳥孝連合長や地元区長、施設の職員らおよそ40人が出席し、閉所式が行われました。
伊那中央清掃センターは、現在の場所で昭和46年に稼働が始まり、昭和63年に建て替えられました。
31年間に渡り、辰野町から中川村までの一般家庭ごみと事業系一般廃棄物の処理を行ってきました。
1日におよそ120トン、年間およそ2万5,000トンを処理してきたということです。
2002年に施設管理運営が上伊那広域連合に移管され、今月30日からの新しいごみ処理施設「上伊那クリーンセンター」の稼働に合わせて、伊那中央清掃センターは閉所となりました。
地元区を代表して美原区の塚本哲朗区長は「閉所を迎えられたのは、新しいごみ処理施設周辺地区の皆さまのおかげと感謝している。最後の最後まで無事にオペレーションしてくれた現場職員の皆さんにも感謝している」と話していました。
施設は今後解体され、土壌調査等を行った後、跡地利用について検討するということです。
-
すずな移転オープン
伊那市長谷で地元産の食材を使い昼食などを提供している食事処すずなは、28日から道の駅南アルプスむら長谷に移転オープンしました。
長谷非持の国道152号沿いにあった店舗から、向かいの道の駅南アルプス村長谷に移転しました。
すずなは、溝口の主婦、羽場好美
さんと小池香里さんが気軽にお茶を飲みに集まってもらおうと、2017年の4月にオープンしました。
道の駅にある直売所から、その日並んだ野菜を仕入れ料理を作ります。
料理はバイキング形式でおひたしに、煮物、季節の天ぷらなど10種類以上が並びます。
この他にも定食やラーメンなども提供しています。
移転初日の28日は、昼時になると多くの人たちが訪れ出来立ての料理を味わっていました。
すずなの営業時間は午前10時から午後5時までです。
食事の提供は午前11時から午後2時までそれ以外の時間は、飲み物のみの提供となります。
-
木の渓流魚展示
箕輪町松島で木彫りの渓流魚を製作する柴和彦さんの作品展が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場にはアマゴやイワナなどの木彫りの作品およそ200点が並んでいます。
柴さんは、趣味の渓流釣りがきっかけとなり、木で魚を表現しようと56歳の時に会社を早期退職し、独学で木彫りを始めました。
作品展は、毎年この時期に開いていて今年で9回目です。
この作品は、去年9月の長野県工芸美術展で入賞した作品で、アマゴやイワナなどが泳ぐ水の中を表現したということです。
他に、流木などを使った花台や花入れなども展示しています。
柴和彦さんの木の渓流魚展は、4月1日まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
-
山紫ホワイトブランデー
伊那市と信州大学農学部が共同開発したやまぶどうワイン「山紫」の搾り採った後のぶどうの皮を使ったブランデーが28日から販売されます。
東御市のワイナリーへ持ち込み、蒸留して完成させました。
200ml瓶、税別3,500円でアルコール度数は46%です。
これは、27日に市役所で開かれた定例記者会見で白鳥孝市長が発表しました。
原材料のやまぶどうは、伊那市と信州大学農学部が連携して栽培しているもので、これまでワインやジャムなどを販売しています。
ブランデーの販売は初めてとなります。
イタリアでは、グラッパと呼ばれ食後にストレートで飲まれているということです。
炭酸水で割って飲んでも美味しいということです。
山紫ホワイトブランデーは28日から伊那市高遠町の高遠さくらホテルで試験販売されます。
限定40本となっています。
-
高遠城址開花4/3満開4/9
民間気象情報会社・ウェザーニューズは、今年7回目の桜の開花予想を今日発表しました。
伊那市高遠町の高遠城址公園は、前回の予想と変わらず4月3日開花、9日満開となっています。
26日の高遠城址公園です。
桜の蕾がだいぶ膨らんでいました。
ウェザーニューズによりますと高遠城址公園の桜は来月3日開花、満開は9日となっています。
-
木のぬくもり感じる場所に
伊那市は「50年の森林(もり)ビジョン」の一環で、市役所1階の市民ホールを、地域の森を感じることができるスペースにしていこうと取り組んでいます。
取り組みの一環で3月26日は、親子に地域の木を感じてもらうイベントが、市民ホールで初めて開かれました。
イベントは、薄く削ったカラマツを使って桜の花びらの飾りをつくるもので、市内から16組、およそ40人の親子が参加しました。
ハサミで花びらの形に切り、5枚を重ねて桜の花の形にしていきます。
木の形をしたパーテーションに花びらを貼り付け、桜の木を完成させました。
イベントに参加したある母親は「せっかく信州に住んでいるので、木の温かみを感じれたら良いと思い参加した。木と触れ合うことができて良かった」と話していました。
伊那市では、市役所を訪れる人に、地元の木に接しぬくもりを感じられるように、1階市民ホールの木質化に取り組んでいます。
今回、市内で地域産材を使った木工品の製作・販売やイベント企画などを行っている㈱やまとわとイベントを行いました。 -
40年の集大成 丸山栄一展
南箕輪村在住で、小中学校や養護学校で教諭として勤めた丸山栄一さんの油絵の作品展が26日から伊那市の伊那文化会館で始まりました。
丸山さんが大学卒業後からおよそ40年間描きためた油絵などの作品34点が並んでいます。
丸山さんは1958年生まれの60歳で、小中学校で13年、養護学校で24年教鞭を執りました。
県展などには出品していましたが、今回お世話になった地域の人たちにも見てもらおうと個展を開きました。
浴槽を覗き込む姿など、日常の中にある人の動きを表現したということです。
「fade」「flap」「float」の150号の3つの作品は、飛び上がっている様子や椅子に座っているところから動き出そうとしている様子などを表現することで、人間らしさを出したということです。
丸山さんは「若い方から高齢の方まで、多くの方に見ていただけたらうれしいです」と話していました。
丸山栄一展は3月31日まで、伊那文化会館展示ホールで開かれています。 -
切手セットで高遠の桜をPR
高遠城址公園の名所や桜の写真を使ったオリジナル切手の10枚組セットの販売が、伊那市内の郵便局でから始まりました。
販売開始に合わせ、きのうは高遠郵便局の髙橋晴彦(たかはしはるひこ)局長と、長藤郵便局の奥田光一(おくだみつかず)局長が伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に切手セットを贈呈しました。 -
憲法記念日の集い 5月3日開催
5月3日の憲法記念日に合わせて、憲法と教育について考える「憲法記念日の集い」の実行委員会が25日夜、伊那市のいなっせで開かれました。
この日は実行委員およそ20人が集まり、当日のスケジュールなどについて確認しました。
憲法記念日の集いは、5月3日に駒ヶ根市文化会館で開かれる予定で、元文部科学省事務次官の前川喜平さんの講演会が予定されています。
前川さんは、東京大学法学部を卒業後、1979年に現在の文部科学省に入省。2016年からは一般職のトップにあたる事務次官を務め、2017年には加計学園問題に対する発言などで話題になりました。
実行委員会代表の野口俊邦さんは「貴重な話が聞ける機会なので、教育関係者から学生まで幅広いみなさんに来ていただきたいです」と話していました。
「憲法記念日の集い」は、5月3日に駒ヶ根市文化会館で開かれます。参加協力費として500円が必要です。 -
伊那市横山でザゼンソウ見ごろ
伊那市横山の群生地でザゼンソウが見ごろとなっています。
ザゼンソウはサトイモ科の多年草です。
仏像の光背に似た形の花弁が、僧侶が座禅を組む姿に似ていることが名称の由来とされています。
開花する際におよそ30度近い熱を出し、まわりの雪を溶かすことから、春を告げる花の1つとされています。
群生地を管理する横山区では、31日に周辺にたまった落ち葉などを取り除くということです。 -
伊那市新産業推進協に2つの新部会
新しい技術を使ったビジネスや地域振興を考える伊那市の新産業技術推進協議会が、25日、市役所で開かれ、来年度から新たに2つの部会を追加して活動していくことが承認されました。
この日は、市役所で協議会が開かれ、今年度の各部会の事業の進捗状況の報告・部会の追加についての提案がありました。
部会については、これまで、農業・林業・ドローン活用・交通・教育の5つの部会がありました。
来年度から新たに追加されるのは、スマート工業部会とアメニティ定住部会の2つです。
●工業部会は、製造業の生産性や効率性の向上を図るため、新産業技術の普及・導入を推進するもの、●アメニティ定住部会は、若い世代が将来にわたり暮らし続けられる環境の整備を目的とするものです。
2つの部会を追加する提案について協議会で承認されました。
白鳥孝市長は、「伊那市での新産業技術の推進は、実証から実用化に向けた段階に来ている。地域課題の解決につなげ、伊那モデルが全国展開されることが望まれる」と話していました。
-
米倉颯音さん CD全国発売
伊那市出身のムード歌謡シンガー米倉颯音さんは、初めての全国発売となる新曲「浅野川」をリリースしました。
17日は、伊那市のアピタ伊那店で新曲をPRするイベントが開かれました。
浅野川が流れる石川県金沢市を舞台に、失恋の切ない気持ちを綴った曲です。
米倉さんはこれまでに自主制作でCDを販売していて、去年4月に行われたオーディションに合格し、全国デビューが決まりました。
イベントでは他に、カップリング曲などおよそ10曲を披露しました。
米倉さんの新曲「浅野川」は、1枚1,300円で販売しています。
6月からは、カラオケ配信もされることになっています。 -
春の高校伊那駅伝 県勢連覇ならず
全国の高校生ランナーが早春の伊那路を駆け抜ける「春の高校伊那駅伝2019」が24日、伊那市陸上競技場を発着に行われ、男子は広島県の世羅が、女子は宮城県の仙台育英が優勝しました。
男子は、午後0時10分にスタートし、6区間42.195キロをタスキで繋ぎました。今年は県内外から109チームが出場しました。
市街地の沿道には多くの人たちが訪れ、選手に声援を送っていました。
第2中継所の美篶のみぶの里では、通所者が選手に声援を送ったほか、地元の上原獅子舞クラブのメンバーが太鼓と笛の演奏で盛り上げていました。 -
伊那市前原で林野火災
24日午前11時20分ごろ、伊那市前原で、林野火災がありました。
この火事によるけが人はありませんでした。
伊那警察署の発表によりますと、今日午前11時20分ごろ、伊那市前原で、林野を焼く火事がありました。
火は、30分ほどで消し止められましたが、山林内の下草144平方メートルを焼きました。
近くには住宅がありますが、火事によるけが人はいませんでした。
伊那署では出火原因について調べを進めています。
-
高遠城址公園開き 3月は初
伊那市高遠町の高遠城址公園の公園開きが23日行われ、さくら祭りが始まりました。
3月中の公園開きは、今回が初めてとなります。
23日は、最高気温7.6度と2月下旬旬並みの寒さの中公園開きとなりました。
高遠町内の保育園児が歌を披露したあと、伊那市観光協会会長の白鳥孝伊那市長と園児が橋を渡り、開門を宣言しました。
例年桜が早く咲く公園南側では、つぼみが膨らんでいました。
ウェザーニューズによりますと、今年の開花は4月3日、満開は9日と予想しています。
去年は公園開きと同じ4月1日に開花宣言が行われ、今年も開花が早まる可能性を見越しての今日の公園開きとなりました。
公園開きにあわせてさくら祭りもきょうから始まりました。
今年は初めて、人気ナンバー1の石仏を投票で決める「高遠石工の石仏総選挙」が行われる他、9日と12日には高遠ばやしの巡行が行われます。
-
ガールスカウト フライアップ式
伊那市と南箕輪村の団員が所属するガールスカウト長野県連盟第26団の上の部門に進む儀式「フライアップ式」が、23日伊那市の伊那公民館で行われました。
ガールスカウトには、「テンダー」や「ジュニア」など学年に応じた5つの部門があり、フライアップ式は上の部門に進むための式です。
式では、フライアップする団員が造花でできた道を通り、「もっと友達と仲良くできるようになりたい」「高校生になって忙しくなってもたくさん活動に参加したい」などこれからの活動の抱負を発表しました。
ガールスカウト長野県連盟第26団には14人が所属していて、今回はそのうち10人がフライアップしました。
月に2回集会を開き英会話の勉強などをしている他、キャンプや募金活動などを行っています。
フライアップ式は今年度最後の活動で、5月には入団式が行われるということです。
-
健康マージャン大会
伊那市総合型地域スポーツクラブの健康マージャン教室は、1年間のまとめとなる大会を伊那市保健センターで23日、開きました。
健康マージャン教室は、お酒を飲まない、たばこを吸わない、賭け事をしないの3ないルールが基本です。
笑い、思いやり、礼節、親しみ、品格の5つを心得とし、健康マージャンを楽しもうと月に3回教室が開かれています。
大会は、1年間のまとめとして毎年この時期に開かれていて、今年で8回目となります。 大会では参加者が相手との駆け引きを楽しんでいました。
大会には、下は40代から40人が参加していて最高齢は伊那市御園の竹澤實子さん90歳です。
竹澤さんは、3年前からマージャンを始めたということです。
大会では、中々出ない役が揃うと記念撮影をするなどして大盛り上がりでした。
健康麻雀教室代表の高島彬さんは、「笑いながら楽しくやることが大切です。仲間づくりのきっかけにして欲しい」と話していました。
-
信州大学農学部244人卒業
南箕輪村の信州大学農学部の卒業式が23日、行われました。
今年度、農学部を卒業するのは学部生177人、大学院生67人の合わせて244人です。
式では、濱田州博学長が代表の学生に卒業証書を手渡しました。
農学部の藤田智之学部長は「それぞれの場所で新しい繋がりを築いて活躍の場を広げていってほしい」と式辞を述べました。
卒業生を代表して上田麻未さんは、「大学で学んだ経験や知識を自らの生活だけでなく広く社会に活かしていきたい」と話しました。
式が終わると卒業生たちは、会場の外で友人どうしで一緒に写真を撮影したり後輩から花束を受け取ったりしていました。
信州大学農学部では、今年度卒業する学部生のおよそ7割が就職、3割が大学院などに進むということです。
-
24日 春の高校伊那駅伝
県内外の強豪校が出場する春の高校伊那駅伝があす、伊那市陸上競技場を発着に行われます。
23日は、開会式が伊那文化会館で行われました。
今年は男子109チーム、女子59チームがエントリーしています。
このうち地元校は、男子が、伊那北高校、伊那弥生ケ丘高校、上伊那農業高校、女子は伊那西高校と伊那北・弥生・上農の合同チームがエントリーしています。
男子が第42回、女子が第 35回となる春の高校伊那駅伝はあす、伊那市陸上競技場を発着に行われます。
女子は午前10時、男子は午後0時10分スタートです。
男子は、高遠町商店街を折り返す42.195キロ、女子は伊那北・西春近柳沢を折り返す21.0975キロで行われます。
-
制作番組について意見を聞く
伊那ケーブルテレビが制作している番組について意見を聞く番組審議委員会が22日開かれました。
番組審議委員会には放送エリア内の伊那市、箕輪町、南箕輪村から委員7人が出席しました。
向山賢悟社長はケーブルテレビを使って商品を注文するドローン物流の取り組みについて「今までは見るテレビだったものがインターネットをつなぐことで使うテレビへと進化していると感じている。より生活に密着したシステムを構築するための布石になった。」とあいさつしました。
委員からは「スポーツ中継を充実してほしい。」
「ドローン物流については持続可能なものにしていってほしい」
ほかには「地域には先人が残した良いものがあるのでさらに掘り起こしてもらいたい。」などの意見が出されていました。
伊那ケーブルテレビでは来年度も買い物弱者支援のドローン物流実用化に向けた実証実験を行っていきます。
ほかに新番組としてアーカイブされた映像をもとにした「映像で振り返る平成」の制作にも取り組むことにしています。
-
趣味の会 発表会
詩吟や合唱など様々な団体が参加する趣味の会発表会が17日伊那市の西春近公民館で開かれました。
発表会は、西春近公民館が毎年開いているもので、今年で39回目となります。
練習で公民館を利用する団体や西春近に住んでいる人など、17団体が参加しました。
秋に開かれる文化祭では、公民館の講堂が展示スペースとなる為、第2の文化祭として毎年この時期に開かれています。
ステージでは、合唱や詩吟、ハーモニカ演奏など46演目が行われ、出演者達は日頃の練習の成果を発表していました。
西春近公民館では、グループの交流が深まり、仲間の輪が広がってもらえればと話していました。
-
県議選 告示まで1週間
県議選の告示まで1週間となりました。
伊那市区、上伊那郡区とも、定数2に対し3人が立候補を表明していて、どちらも選挙戦となる見通しです。
定数2の県議選伊那市区に3人が立候補を表明しています。
表明順に紹介します。
自民党の現職5期目で西町の向山公人さん76歳。
自民党の現職1期目で東春近の酒井茂さん66歳。
共産党の新人で前原の橋本明典さん62歳です。
定数2の伊那市区には3人が立候補を予定していて8年ぶりの選挙戦となる見通しです。
22日は立候補届け出書類の事前審査が伊那市役所で行われました。
午前中は、酒井陣営、午後は向山陣営と橋本陣営が審査を受けました。
伊那市区の選挙人名簿登録者数は男女あわせて56,036人です。 -
上伊那クリーンセンター竣工式
上伊那広域連合が伊那市富県に建設していた新しいごみ中間処理施設「上伊那クリーンセンター」が29日に完成します。
22日は完成を前に竣工式が現地で行われました。
式では、白鳥孝上伊那広域連合長らがテープカットで竣工を祝いました。
上伊那クリーンセンターは、上伊那8市町村の可燃ごみを処理します。
上伊那広域連合では、平成10年に、それまで3か所で行っていた上伊那のごみ処理を1か所で行うことを決めて以降、およそ20年にわたり候補地の選定や基本計画の策定などを進めてきました。
施設ではすでに試運転が行われていて、性能試験や調整も順調に進んでいるということです。
ごみピットには処理能力7日分以上のごみを貯めることができ、クレーンで運びます。
ごみの処理により発生する熱で灰を溶かすシステム「流動床式ガス化溶融炉」を使い、出た灰は道路のアスファルトに使われます。
周辺には、ごみ処理による熱を活用した足湯や健康遊歩道なども併設され、訪れた人が健康的に楽しめるよう工夫されています。
竣工式には、各市町村の首長や地元富県の区長などおよそ150人が出席しました。
伊那クリーンセンターの本格稼働は30日(土)からとなっています。
23日午前10時~午後3時までは、一般向けの施設見学会が計画されています。 -
高遠城址公園 さくら祭り準備
20日の伊那地域の最高気温は21.3度まで上がり5月上旬並みの暖かさとなりました。
23日にさくら祭りがスタートする伊那市高遠町の高遠城址公園では、花見客を受け入れる準備が進んでいます。
20日の、高遠城址公園です。
桜の蕾も膨らみ始めています。
園内では、ぼんぼりが飾り付けられ準備が進められています。
例年4月1日に開園している
高遠城址公園は、桜の開花の予想が早まっていることなどから今年は今月23日に開園となります。
そのため、地元店主らは例年より1週間ほど早く屋台を作っていました。
高遠城址公園などの桜の管理をしている桜守は、歩道の整備をしたり枝を払ったりしていました。
桜守の西村一樹さんは「今年は、鳥が蕾を食べてしまう被害も少なく、例年より濃いピンク色の花が咲きそうです」と話していました。
民間気象情報会社、ウェザーニューズが19日発表した開花予想は、4月3日開花、9日満開と予想となっています。
高遠城址公園の公園開きは、23日に行われることになっています。
-
西澤歩夢君 詩集を出版
この春伊那市の高遠中学校を卒業した西澤歩夢君は、自ら書いた詩を集めた詩集「青空詩集」を自費出版しました。
西澤君は、高遠中学校の1年生の授業で詩を学んだことをきっかけに、家族や自然のことなどをテーマに詩を書き始めました。
中学1年生から毎日書き続けてきた詩は、ノート5冊分になりました。
詩を書いていることを知った母親が東春近にある出版業社、編集工房・森樹の伊藤岬さんに相談し、卒業記念にしたいと詩集を出版しました。
西澤君が作りためた、およそ500編の詩の中から選んだ130編を載せました。
題名にこだわらないで素直な気持ちをつづったということで、
西澤君にお気に入りの詩を読んでもらいました。
西澤君の詩集「青空詩集」は、編集工房森樹で1冊1000円で販売しています。
電話98-7786
-
自動運転バス利用したい70%
国土交通省は、去年11月に行った伊那市長谷の道の駅南アルプスむら長谷を拠点としたバスの自動運転サービスの実証実験の結果をまとめました。
アンケートでは、自動運転バスについて、地域住民のおよそ70%が利用したいと回答しています。
20日伊那市役所で開かれた、国土交通省や伊那市、地元の交通機関などでつくる地域実験協議会の中で結果が報告されました。
実証実験は、昨年度に続き去年11月5日から11月29日までの21日間行われました。
自動運転のバスは、道の駅を拠点に高遠町のスーパーやJAの支所までの往復12キロをおよそ90分程度で走行し述べ380人が乗車しました。
実験に参加した地域住民を対象に行ったアンケートによると自動運転車両が走行したら利用したいと思いますかとの問いに対し、地域住民の70%が利用したいと回答しました。
効果として自動運転サービスが運行されれば外出する機会が増えると思うに47.8%、免許の返納のきっかけになるが68%となっています。
今日の会議では他に、走行中の課題などについて報告がありました。
交差点で自動運転から、運転手の運転に78回切り替えました。
このうち52回を信号がない交差点が占めていたということで、信号の整備や譲り合いによる停滞を回避する方法の検討が必要だとしています。
実証実験は、高齢化が進む中山間地域の物や人の流れを支援しようと国土交通省が行っているもので2020年度の実用化を目指しています。 -
おもてなしプリン×仙醸の甘酒 コラボ
南箕輪村の日帰り温泉施設大芝の湯で販売されている「おもてなしプリン」と、伊那市高遠町の酒蔵仙醸の甘酒がコラボした新商品の販売が、23日から始まります。
おもてなしプリンと仙醸の甘酒がコラボした新商品「造り酒屋のゆず香る甘糀プリン」です。
通常よりも水分量を抑え甘みのある甘酒に、後味がすっきりするようにゆずの香りを足したものをプリンにかけて食べます。
20日は、23日からの販売を前に新商品がお披露目されました。
仙醸の黒河内貴社長と大芝の湯の原賢三郎さんがコラボ商品の開発を企画し、去年10月から試作を重ねて完成しました。
プリンは1つ320円で23日土曜日から大芝の湯で販売されます。
販売開始を記念して23日と24日は1つ250円で提供されます。