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夏山シーズン前にヘリで荷揚げ
本格的な夏山シーズンを前に、中央アルプス将棊頭山山頂直下にある西駒山荘に向けて20日、ヘリコプターによる荷揚げ作業が行われました。
この日は、資材やガス、食料などの荷物を吊るしたヘリコプターが、伊那市横山の鳩吹公園から西駒山荘へと向かいました。
西駒山荘は、中央アルプス将棊頭山山頂直下の、標高2,685メートルにある山小屋です。
歩いて登ると5時間かかりますが、ヘリコプターは1往復5分程で荷物を降ろして帰ってきます。
この日は管理人の宮下拓也さんも荷物を搬入するため山荘へ向かいました。
宮下さんは「いよいよシーズンが来たな、という感じ。夏山はとても魅力的だが、ひと度天気が変われば状況は変わる。準備を整えて、計画を練ったうえで登山をして、山頂から麓の風景を楽しんでほしい」と話していました。
西駒山荘の今年の営業は7月8日から10月14日までのおよそ3か月間で、1泊2食付きが9,000円、素泊まりが6,000円となっています。 -
7月に飲食店の魅力を発信するイベント
来月26日金曜日と27日土曜日の2日間、プレミアムフライデーに合わせて「COME ONいな人飲み屋さん」と銘打った飲食店の魅力を発信するイベントが伊那市内で開かれます。
21日は伊那市の伊那商工会館でイベントに関する記者発表が
行われました。
イベントは地域活性化を目指し飲み歩き食べ歩きが行われるもので市内の飲食店177店舗が参加する予定です。
参加証となる500円のパンフレットを購入するとイベントに参加している店舗でプレミアムメニューをお得な価格で楽しむことができます。
また店を1軒回るごとにスタンプが1つもらえ3つ集めて応募すると抽選で食事券が当たります。
イベントに合わせて7月26日金曜日は市街地循環バスなどが
10円で乗り降りできるようになります。
参加証となるパンフレットの販売は22日からで、ベルシャイン伊那店、アピタ伊那店、伊那市役所売店、酒販店、伊那商工会議所で購入できます。 -
伊那市振興公社が花の苗無料配布
伊那市振興公社は、緑化推進事業の一環で市民を対象に花の苗を21日、無料で配りました。
21日は、伊那市防災コミュニティセンターで無料配布が行われ、花を求める人たちが列を作っていました。
花の苗の配布は、22日も行われます。 -
第60回弥生祭はじまる
伊那市の伊那弥生ヶ丘高校の第60回弥生祭が、21日から始まりました。
この日は、あすからの一般公開を前に校内祭が開かれました。
各クラスが弥生祭に向けて練習してきたダンスを披露しました。
中には平成ダンスメドレーなど、平成に流行った音楽でダンスを披露したクラスもありました。
今年の弥生祭のテーマは「弥生物語~開け新しい1ページ~」です。
第60回弥生祭の一般公開は、22日(土)と23日(日)です。
各部活の出し物や、クラス展が予定されています。
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かぞくフェス 6月29日開催
伊那商工会議所青年部は、家族で食や体験を楽しむ「かぞくフェス」を、6月29日に伊那市のかんてんぱぱくぬぎの杜ホールで開きます。
19日は、伊那市内で記者会見が開かれ、伊那商工会議所青年部企画委員会のメンバーがイベントの概要を説明しました。
「かぞくフェス」は、家族をテーマに、食や体験を通して楽しい時間を過ごしてもらおうと、初めて開かれます。
自身も子育て中だという、伊那商工会議所青年部企画委員会の山﨑美沙都委員長が発案しました。
当日は、シンガーソングライターの玉城ちはるさんのトークライブや、子ども達のダンス発表が行われます。
飲食ブースが並ぶほか、ゼリー・餃子づくり、パンに絵を描く無料体験も行われます。
カラーセラピーやアロマトリートメントなどが500円で体験できるブースも予定されています。
「かぞくフェス」は、29日午前9時~午後3時まで、伊那市のかんてんぱぱくぬぎの杜ホールで開かれます。
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キャリアフェス11月開催
伊那市内全ての中学2年生が、地元の産業や文化・歴史について学ぶ「伊那市中学生キャリアフェス2019」が、11月14日に開かれます。
19日は市役所で記者会見が開かれ、中学生や教育関係者などでつくる実行委員会がイベントの概要について説明しました。
伊那市中学生キャリアフェス2019は、11月14日(木)に伊那市のエレコム・ロジテックアリーナを会場に開かれます。
キャリアフェスは、市内全ての中学2年生を対象に去年初めて開かれました。
105のブースが出展し、およそ650人の生徒が仕事や産業、食について大人から話を聞きました。
実行委員会には各学校から生徒2人が参加しています。
今年のキャリアフェスのテーマは「キャリアフェスで学んだことをどう生かすかを自分で考える~650のアイデアを」に決まりました。
実行委員会では、参加する企業や団体を募集しています。
締め切りは6月28日(金)までです。 -
保護が必要な子ども受け入れ
伊那市高遠町のNPO法人フリーキッズヴィレッジは、虐待を受けるなど保護が必要な子どもたちを一時的に預かる支援事業を始めています。
N NPO法人フリーキッズヴィレッジ代表理事の宇津孝子さんです。
宇津さんは、2004年に不登校や家族関係に悩む子供たちを受け入れるフリーキッズヴィレッジを立ち上げました。
2013年に、虐待や育児放棄など親と一緒に暮らせない子どもたちを一時的に預かるファミリーホームを開設しました。
ファミリーホームを運営するかたわら宇津さんは伊那市要保護児童対策地域協議会の委員も務めています。
協議会の中で児童虐待に関する相談が増加していることを知り宇津さんは必要性を感じるようになりました。
主に保護が必要な子どもを一時的に預かる他、母親の相談にも応じます。
子育ての悩みや教育・発育発達などの相談窓口となっている伊那市の子ども相談室です。
子ども相談室によりますと昨年度の子育てなどに関する相談件数はおよそ400件、このうち虐待通告が77件だということです。
虐待通告については前の年度より24件増えていているということです。
宇津さんは、受け入れ体制を整えるため高遠町山室の空き家を購入し支援が必要な家族のための拠点づくりを進めています。
宇津さんは、「協力家庭を増やして気楽に行き来できる風通しの良い環境を作っていきたい」と話していました。
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市議会に関心を 高校生が傍聴
伊那市の伊那西高校の2年4組の生徒21人は市役所で開かれている伊那市議会を19日傍聴しました。
市議会で高校のクラス単位での傍聴は初めてだという事です。
19日は市議会6月定例会の一般質問が行われ、生徒達は議場でのやり取りを、メモを取りながら聞いていました。
高校生の傍聴は、市議会が行っている魅力ある議会づくりの一環で行われたもので、市政や議会に関心をもってもらおうと企画されました。
生徒達は、現代社会の授業で地方分権や地方自治、議会について勉強してきたという事です。
伊那市議会の黒河内浩議長は「見てもらう事で関心につながればうれしい」と話していました。
20日も別のクラスが傍聴を行い、7月には伊那西高校で正副議長などと生徒が意見交換を行う予定です。
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伊那市 キャッシュレス決済導入検討
伊那市は保育料や介護保険料など一部の市税についてスマートフォンを使い支払いができるキャッシュレス決済の導入を検討しています。
19日に開かれた伊那市議会6月定例会の中で議員の質問に対し白鳥孝市長が答えました。また「庁内に検討チームを立ち上げ、導入に向け検討を始めている」と話しました。
伊那市ではキャッシュレス決済の導入により市民の利便性の向上の他、現金管理を無くし職員の負担軽減を図りたいとしています。
検討チームでは今後、保育料や介護保険料、国民健康保険税など市へ収めるもののうち、ニーズのあるものを調べていくとしています。
市では、検討結果をもとに、来年度からキャッシュレス決済を導入していきたいとしています。
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日本墨絵展 81点が並ぶ
第22回日本墨絵展が、伊那市の伊那文化会館でき18日から始まりました。
会場には、日本墨絵会の会員と公募、合わせて60人が描いた81点の作品が展示されています。
実行委員長の木下玉幸さんは今回、「白晨御嶽」を出展しました。
御嶽山を描き、ふもとにある民家はぼかしを用いて幻想的な雰囲気で表現したということです。
木下さんは「幅広い世代の人たちに来てもらいたい。」と話していました。
第22回日本墨絵展は、23日(日)まで開かれています。 -
ピアノで脳トレ 伊那で教室開講
50代から80代を対象にした「脳トレぴあの」と題したピアノ教室が、伊那市のいなっせで18日に開講しました。
初回のこの日は28人が参加し、初心者でも簡単に弾くことができる「ちょうちょう」を演奏しました。
参加者は、片手だけでピアノを弾き、講師の手拍子と同時に反対の手に換えて演奏していました。
脳トレぴあのは、県内7か所で教室を開く「実年ピアノを楽しむ会」の講師らが、実年世代の人たちにピアノを楽しんでもらおうと、また、脳トレに活用してもらおうと3年前に始めたものです。
会のメンバーによると、ピアノは手と足を同時に動かし、目で先を読むことから、脳のトレーニングに最適だということです。
ある参加者は「脳トレはもちろん、弾けるようになって、孫と一緒にピアノができたらうれしいです」と話していました。
教室は月謝制で、月に2回伊那市のいなっせで開かれます。
見学は自由です。 -
山荘ミルクのバラが見頃
伊那市横山の山荘ミルクのバラが見頃を迎えています。
山荘ミルクには、400種類およそ600本のバラが植えられていて、現在見頃を迎えています。
標高およそ1000メートルにある山荘ミルクでは、毎年、伊那市の市街地に比べて2週間ほど遅れて見頃を迎えます。
手入れを行う山荘ミルクの向山美絵子さんによると、今後の雨の降り方にもよるが、来週末まで楽しめそうだということです。 -
公共交通利用者6,002人増
伊那市地域公共交通会議・伊那市地域公共交通協議会の会合が18日市役所で開かれ、昨年度の公共交通利用者が前の年度より
6,002人増加したことが報告されました。
会議には委員約20人が出席しました。
公共交通の定住自立圏路線の伊那本線と市街地循環バス内回りの
昨年度の利用者は前の年度より7,007人の増となりました。
そのほかの路線バスと乗合タクシーの合計は1,005人の減でした。
利用者の合計は13万930人で前の年度と比べて6,002人の増となりました。
また伊那本線と市街地循環バス内回りが運行していなかった平成28年度と比べて3万6,022人の増となっています。
要因について伊那市では伊那本線の周知が進んだことと市街地循環バス内回りの利便性の向上をあげています。
公共交通利用促進の取り組みとして今年度はドアツードア乗合タクシー導入や路線を守り育てる会がまだ発足していない地域での早期立ち上げなどをあげています。
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伊那市内の桜971本治療必要
伊那市桜守の会の総会が18日市役所で開かれ、市内の桜971本が病気の感染などにより治療が必要だとの報告がありました。
総会には会員約20人が出席しました。
伊那市内の桜は伊那市振興公社の桜守と地区住民でつくる地域桜守が1万4,126本を管理しています。
それぞれに桜カルテをつくり調査した結果、市内の971本が病気に感染していることなどから治療の必要性があるということです。
総会ではほかに地域桜守の人材育成や桜の調査研究など今年度事業が承認されました。
地域桜守は日本一の桜の里づくりを進めるため平成23年度から
配置しているもので現在48人が活動しています。
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立命館大教授 地方財政の講演
10月の消費増税を前に、地方財政について考える講演会が8日、伊那市の伊那公民館で開かれました。
講師は立命館大学政策科学部の森裕之教授が務め、「財政を変えれば、暮らしは変わる」と題し、話をしました。
森教授は、今年の10月に実行される消費税増税については、「消費税が増税をされると景気が後退し、国の財政はさらに悪化する」と話しました。
森教授は「国の財政が厳しい中で、地方は生活困窮者に対する自立支援プログラムを考えたり、多様な働き方を受け入れることが大切だ。住民とコミュニティの再生をはかることで、地方創生につながる。」と話しました。
今回の講演は、地域住民の生活を幸せで健康にするために、上伊那社会保障推進協議会とSOSネットワーク上伊那によって企画されました。
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17日は「雑穀の日」 給食に雑穀カレー
伊那市では、雑穀の語呂から、3と5と9(3=ざっ、5=こ、9=く)を足した、毎月17日を「い~な雑穀の日」に定めています。
17日は、伊那市内の小学校の給食で地元産の雑穀を使った「雑穀カレー」がメニューとして出され、児童が味わいました。
給食に出されたのは伊那市産のアマランサスや、上伊那産のモチキビ、アワやハトムギ、古米などが入った雑穀カレーです。
普通のカレーに比べて、鉄分やカルシウム、タンパク質が豊富に入っています。
伊那市の伊那北小学校でも雑穀カレーが給食で出され、児童が味わいました。
児童は「いつもより甘い」「粒が入っている」と話しながら味わっていました。
雑穀の日は、雑穀の研究家や栽培農家でつくる「い~な雑穀ネットワーク」と伊那市が、普及などを目的に2011年の6月に制定しました。
雑穀カレーは、小中学校の栄養教諭や市教育委員会が、子どもに地域食材でもある雑穀への関心を高めてもらおうと年に1回の特別な献立として提供しています。
伊那北小の小松和江栄養教諭は「子ども達にも、栄養価の高い雑穀を知ってもらいたいという思いで提供している。地域でも雑穀がつくられているということを知ってもらいたい」と話していました。
雑穀の日にちなんだ雑穀カレーは、12日から28日まで、伊那市内の小中学校全21校で提供されるということです。 -
子供たちが自転車技術競う
自転車の運転技術や安全に対する知識を競う「交通安全子供自転車地区大会」の県予選となる伊那地区大会が伊那市のエレコム・ロジテックアリーナで15日、開かれました。
大会には、伊那市内で唯一自転車クラブがある富県小学校の4年生から6年生8人が出場しました。
伊那地区大会は、安全走行に関する知識と技能を身につけてもらおうと伊那警察署や伊那交通安全協会などが開いています。
走行テストでは、信号待ちや安全確認の仕方などの試験が行われ伊那警察署の署員が採点しました。
富県小学校自転車クラブは、今年の4月から練習をしてきたということで、児童たちは左右を確認しながら走行していました。
大会の上位4人は、来月長野市で開かれる県大会に出場することになっています。
なお富県小学校では、去年の県大会で団体3位でした。
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美篶公民館男の料理教室10周年
伊那市の美篶公民館で開かれている講座「男の料理教室」は、発足10周年を記念した感謝の集いを、16日に開きました。
集いでは、炭火で焼いた五平餅や、具だくさんの餃子など、手作りの料理が振る舞われました。
会員が前日から準備をし、10品近くが提供されました。
美篶公民館「男の料理教室」は、2008年に公民館に調理室が出来た時に、男性も集える機会を設けようと発足しました。
発足当初の会員は8人でしたが、10年経って現在は23人に増え、月に1回様々な料理を作り交流しています。
会員は40代~80代後半までで、これまでに作った料理は500品以上だということです。
この日は、会員の家族30人が集まり、作り立ての料理を味わっていました。
男の料理教室では「これからも和気あいあいと料理を楽しみながら、20周年を目指して頑張りたい」と話していました。
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伊那友の会 家庭料理講習会
雑誌「婦人之友」の愛読者のグループ、伊那市の「伊那友の会」は11日、家庭料理講習会を開きました。
講習会には、会員15人と一般20人が参加しました。
この日作ったのは、酢豚や かぼちゃのサラダなど全5品です。
旬の食材を使い、暑い夏でも食が進む料理を考えました。
参加者たちは8人ほどのグループに分かれ、それぞれ料理を作りました。
伊那友の会リーダーの山田惠子さんは、「小さい子供を持つお母さんも、簡単・手軽に作れるメニューです。」と話していました。
伊那友の会は、月1回の例会や、こうした講習会で、衣・食・住などについて学んでいます。
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ガールスカウト英会話修了式
伊那市と南箕輪村の子どもが所属している、ガールスカウト第26団の英会話教室の修了式が
15日、伊那市の伊那公民館で行われました。
この日は、修了生12人のうち、7人が出席し、英会話教室で講師を務めるナイジェリア出身のクラーク・ラケルさんから修了証を受け取りました。
修了証は、継続して受講しているメンバーに、激励の意味を込めて、年1回授与されます。
平澤恵美子団委員長は、「グローバル社会において、英語に沢山触れて親しんでほしい。」と話していました。
修了式の後は、授業が行われました。カードに描かれた絵や、自分の好きな果物を英語で発音しました。
この英会話教室は、保育園の年長児から小学6年生までが対象で、月に2回開かれています。
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南アルプス林道バス 北沢峠まで運行
本格的な夏山シーズンを前に、伊那市長谷の南アルプス林道バスの全線運行が15日始まり、北沢峠までが開通しました。
始発の午前6時5分のバスには3人が乗車しました。
南アルプス林道バスは、4月25日から歌宿までの運行を行っていて、15日全線開通となりました。
標高2,032メートルの北沢峠まではおよそ1時間かかります。
南アルプス林道バスは運行開始から40年間無事故で運行しています。
林道では高山植物が見ごろを迎えていました。
白岩には紫色のムシトリスミレや黄色のコキンバイが咲いています。
終点の北沢峠です。
14日まで登山を楽しんだという、帰りのバスを待つ人たちの姿がありました。
バスの運行は11月15日までを予定していて、仙流荘前から北沢峠までの運賃は片道1,130円となっています。
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伊那ビデオクラブ会員の作品を審査
上伊那を中心としたビデオ愛好者でつくる伊那ビデオクラブの作品コンクールの審査会が15日伊那市の美篶きらめき館で開かれました。
コンクールには、会員12人が15作品を出品しました。
これまでは1作品5分以内と決めていましたが今回から5分以内か10分以内のどちらかで作品制作が行われました。
会員の他に映画監督の後藤俊夫さん、伊那市職員、報道機関なども加わったおよそ20人が審査に当たりました。
伊那ビデオクラブは、会員の技術向上につなげようと毎年コンクールを開いていて、今年で22回目です。
赤羽仁会長は、「活動を通して地域の記録を映像として残していきたい」と話していました。
表彰式は30日に伊那公民館で行われ、各賞が発表されます。
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伊那文化会館にリハ室を 要望へ
伊那市の伊那文化会館近くにリハーサル室の建設を要望していく上伊那の音楽団体で組織する会が15日発足しました。
15日は伊那フィルハーモニー交響楽団やアルプス男声合唱団など上伊那の音楽団体を中心に15人ほどが集まり、「伊那文化会館にリハーサル室・練習室の建設を要望する会」が発足しました。
伊那文化会館には、リハーサル室がなく、コンサートなどの際には楽屋か屋外でリハーサルを行っているということです。
建設希望地は伊那文化会館西側の公園で、15日は参加者が現地を見学しました。
この土地は伊那市が所有しているため、会では伊那市に土地の提供を求めて
いくということです。
参加者からは「多くの団体が集まるコンサートではリハーサル室が必要だ」「公園を利用している人もいるので一部を公園として残す方向で考えた方が良い」などの意見が出ていました。
会は、伊那文化会館館長で、伊那フィルハーモニー交響楽団団長の北沢理光さんが呼びかけ発足しました。
今後は、音楽団体のほか演劇や舞踊などより広い文化団体に声をかけていくということです。
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東京芸大生が中学生を演奏指導
伊那市内の中学生を対象にした東京芸術大学音楽部の学生による楽器の演奏指導が15日、行われました。
15日は市内3校で行われ、このうち伊那中学校では、吹奏楽部の生徒40人が楽器ごとに分かれ指導を受けていました。
学生は、楽器の持ち方や姿勢、息づかいなど演奏の基本から指導していました。
旧高遠町出身で東京芸術大学の初代校長を務めた伊澤修二の縁で伊那市と東京芸大は、交流を行っています。
毎年秋に伊那市内で東京芸大の学生が記念音楽祭も行っています。
中学生は「芸大生から指導を受けるのは貴重な体験で勉強になりました」と話していました。
東京芸術大学の演奏指導は市内5つの中学校で行われ音楽部の学生20人が指導を行います。
16日は、東部中学校・春富中学校合同の演奏指導が予定されています。
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青野恭典さん写真展14日から
伊那市のかんてんぱぱホールで、14日から、山岳写真家青野恭典さんの写真展が始まります。
写真展は「山に魅せられて」と題し開かれていて、会場には日本のアルプスやヨーロッパの雪山など、モノクロ写真を中心に47点の作品が並んでいます。
青野さんは山岳写真家として国内外の山岳や、海岸などの自然風景を撮影してきました。
2002年、かんてんぱぱホールに、常設のフォトギャラリーを設立し、様々な自然界の写真を展示してきましたが、3年前の2016年に亡くなりました。
青野さんが亡くなってからは、妻のハツ子さんが写真展を開いています。
写真展「山に魅せられて」は、かんてんぱぱホールの青野恭典フォトギャラリーで、14日から9月24日(火)まで開かれます。 -
新山小3年生 総合で地域の魅力探し
伊那市の新山小学校の3年生は、今年度から始まった総合学習で地域の魅力について学んでいます。
11日は、児童が地域住民と一緒に新山の名所を巡りました。
(写真)は、新山から駒ケ根市に抜ける道沿いにある大岩です。
岩の高さは10メートル、岩の上の広さは30畳あるといわれています。
この日は、新山に住む北原和俊さんと六波羅文利さんの案内で、地域を巡りました。
子ども達は、大岩の上に到着すると、北原さんから岩に関する言い伝えを聞きました。
北原さんは「その昔この岩の上では「博打」と言われるゲームが行われていました。そんなことからこの岩は「博打岩」とも言われています」と子どもたちに説明していました。
新山小の3年生は、総合学習で、自分たちが住む新山の魅力について、探検しながら学んでいます。
児童は今後、地域の魅力の発信についても考えていくということです。 -
伊那市行政相談委員に感謝状
3月まで伊那市の行政相談委員を務めた市ノ羽茂則さんと、伊藤順一さんに総務大臣からの感謝状がきょう、伊那市役所で伝達されました。
総務省長野行政監視行政相談センターの阿藤英行所長から市ノ羽さんと伊藤さんに感謝状が手渡されました。
行政相談委員は、地域住民と国や県、市のパイプ役として国から委嘱されます。
市ノ羽さんは平成17年から14年間、伊藤さんは平成25年年から6年間務めました。
市ノ羽さんは、「地域の人に支えられて務めることができました」。
伊藤さんは「地域と行政の橋渡しができればという思いでこれまでやってきました」と話していました。
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あかりの会 五平餅を楽しむ会
伊那市下小沢の高齢者の集い「下小沢あかりの会」は8日、小沢地域交流センターで五平餅を作り楽しみました。
会員が持ち寄った4升のお米を炊いて半分ほどつぶし、直径5㎝ほどに丸めてフライパンで炙り、タレを塗って再び炙ります。
みそベースの甘ダレにはクルミと山椒が入っていて、まろやかさの中に山椒のアクセントが効いた味つけです。
この日は60代後半から90代の会員と、地域の住民25人が参加しました。
会は今年で11年になるということで、毎年田植えが一段落したこの時期に交流会を開いていて、秋は、蕎麦や
おやきなどを作るということです。
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JA上伊那 農業機械初心者講習会
JA上伊那は13日、農業機械を安全に使うための初心者講習会を伊那市西箕輪のJA菜園で開きました。
この日は、午前と午後の2回に分けて講習会が開かれ、合わせて41人が参加しました。
午前の部には23人が参加し、トラクターや自走式草刈り機などの使い方を学びました。
講習会は、JA上伊那が新規就農者を増やす目的で毎年開いていて、今年で5回目です。
参加者は、JA上伊那の職員に指導を受けながら、農業機械を操作していました。
JA上伊那は、「農業機械は農作業の時間短縮など効率化が見込めるが、使い方を間違えると事故が起きる。正しい使い方を学んでほしい」と話していました。
JA上伊那では、8月にも同様の講習会を予定しているということです。
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古道具と器の展示即売会
伊那市御園の陶芸家、伊藤真一さんの古道具と器の展示即売会が、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、御園の工房で作られた皿や茶わんと、日常生活に溶け込む古道具などあわせておよそ500点が展示されています。
普段使いに適した食器を中心に、伊藤さんが独自に仕入れたステンレス製のポットや掛け時計などの古道具が並んでいます。
伊藤さんは「比較的手ごろな作品を数多く出品している。気に入った作品があれば手に取って楽しんでもらいたい」と話していました。
展示即売会は、18日(火)まで開かれています。