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伊那市将来像「創造と循環」
伊那市の来年度から10年間の次期総合計画について考える伊那市総合計画審議会が28日、伊那市役所で開かれました。
将来像については「未来を織りなす 創造と循環のまち 伊那市」という案が承認されました。
Nこれまでの将来像は「二つのアルプスに抱かれた自然共生都市」副題が「人と歴史と文化を育む活力と交流の美しいまち」でした。
来年度からは「未来を織りなす創造と循環のまち 伊那市」という案が出され承認されました。
委員から「伊那市らしさを表す副題を検討すべき」という意見があり副題の有無も含めて意見を事務局に提出することが決まりました。
基本構想は今後10年間のまちづくりの方針を決めるもので
人口減少問題や環境、行財政運営などについて長期的な展望が示されます。
28日の審議会では基本構想の原案が承認され7月中に白鳥孝伊那市長に答申されたのち9月議会に提出される予定です。
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ブロック塀 2か所撤去へ
大阪府北部地震でブロック塀が倒壊し小学生が死亡した事故を受け、伊那市教育委員会が19日に緊急点検を行いました。
その結果春富中学校と市民プールの2か所を撤去することがわかりました。
伊那市教育委員会では19日から22日まで市内の小中学校などで調査を行いました。
問題になっている塀は、春富中学校のプールの塀と市民プールの塀の2か所です。
春富中学校の塀は高さ2m、長さ28mで、昭和40年頃に建てられたものです。
市民プールの塀は高さ1・9メートル、長さ66メートルで昭和46年に建てられたものです。
教育委員会では、早急に改修工事を行うとしています。
伊那市危機管理課では、現在市内の公共施設で調査を行っています。
箕輪町・南箕輪村の教育委員会でも小中学校で調査を行い、問題はなかったとしています。
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ゴンベエさん栄村の人たち笑顔に
バルーンアートのパフォーマンスで伊那市を拠点に活動するゴンベエさんこと矢野正貴さんは、2011年の県北部地震後に交流を深めた栄村で28日、29日の2日間、公演を行います。
27日は、自宅で風船など公演で使う道具の準備をしていました。
矢野さんは2011年の東日本大震災と県北部地震の直後の4月上旬から半年間全国を回る大道芸の旅を行いました。
震災直前に、公演依頼を受けていた栄村をスタート地点に選びました。
当時は、余震が続く中、保育園や役場でパフォーマンスを披露したということです。
その後も、年に数回栄村を訪れ仮設住宅などで芸を披露しました。
矢野さんは、2013年以降、栄村に訪れてはいませんが、地元の人たちと年賀状などで交流をしてきました。
今年の5月に県北部を震源とする地震が発生し、再び栄村の人たちに笑顔を届けたいと公演を決めました。
矢野さんは28日、栄村の保育園やデイサービスセンターなどでバルーンパフォーマンスやパントマイムなどを披露することになっています。
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伊那東小学校で音楽会
伊那市の伊那東小学校で全校児童が参加しての音楽会が27日に開かれました。
「音と心をそろえてきいている人のために気持ちのよい音楽会にしよう」をテーマに、今年5月から練習をしてきたという事です。
音楽会では、クラスごとや学年ごとに合奏や合唱を披露し、午前の部最後のプログラムでは全校で歌いました。 -
入野谷在来種そば 新しい圃場で
入野谷在来種のそばの復活に取り組んでいる伊那そば振興会などは、今年から、より多くの種を採取するために新たな圃場で栽培を始めます。
伊那市長谷杉島にある15aの圃場です。
27日、7月に予定している種まきを前にシカやイノシシによる食害を防ぐための柵の設置作業が行われました。
そば店や地元住民、信州大学農学部などでつくる入野谷在来種復活夢プロジェクトは、これまで長谷浦の圃場で原種の栽培を行ってきました。
今年はその原種の種を増やして生産拡大へつなげようと新たな圃場を作りました。
栽培面積はこれまでの2倍以上になる見込みです。
種まきは7月19日、20日に行われる予定です。 -
交差点での事故防止へ 街頭啓発
交差点での交通事故防止を呼びかける街頭啓発が26日、伊那市御園の駒美信号交差点で行われました。
午前7時すぎ、交差点付近が通勤の車で混み合う中、伊那市と南箕輪村の交通安全協会のメンバーなど30人が交通安全を呼びかけました。
長野県内の交通事故のうち、半数近くは交差点で起きています。
県内ではきのう現在、3,464件のうち、4割を超える1,530件が、伊那署管内では128件のうち、半数を超える66件が交差点での事故となっています。
また、駒美交差点はアクセス道路と春日街道の2つの主要道路が交わることから事故が多く、伊那署によると、今年に入り29件発生しているということです。
街頭啓発は、長野県内で今月に入り3件の交通死亡事故が発生していることから県内一斉に行われたものです。 -
震度7想定し災害対策本部訓練
伊那市は、伊那谷断層帯を震源とする震度7の地震が発生したとの想定で、災害対策本部訓練を26日、市役所で行いました。
午前8時、伊那地域を震源とする震度7の地震が発生したとの想定で訓練が始まり、市役所に災害対策本部が設置されました。
これを受け市の職員でつくる災害バイク隊が、現地調査のために集合しました。
市役所5階に設置された災害対策本部では、バイク隊からの報告を受け、被害状況をまとめて国や県・自衛隊に救助要請をしていました。
また、本部に新たな情報が入ると、現場の状況を確認するようバイク隊に指示が出されていました。
訓練は、災害が発生した場所が特定されていない状況で行われました。
竜西方面全域での災害という当初の情報が、訓練が進むにつれて西町・荒井地区が主な被災地だと絞り込まれました。
報道機関への記者会見も行われ、水や食料の確保、広報の方法などについて質問を受けていました。
伊那市では毎年この時期に訓練を行っていて、今回初めてバイク隊と災害対策本部が連携して訓練が行われました。
市職員は「訓練でこれだけ慌ててしまうので、本番はもっと慌てると思う。今回の課題について対策を立てていきたい」と話していました。
山口俊樹危機管理課長は「連携訓練は比較的うまくいったが、記者会見は課題が多かった。課題を次につなげられるように対策を立てていきたい」と話していました。
伊那市では、今回の訓練で得た課題を今後の防災対策に活かしていきたいとしています。 -
羊の放牧住民主体で継続
伊那市高遠町藤沢の住民有志でつくる伊那東部山村再生支援研究会は、耕作放棄地の景観形成につなげようと、25日、羊の放牧を行いました。
25日は、藤沢の放牧地に、信州大学農学部から借りた羊4頭が放されました。
この取り組みは、羊が耕作放棄地の草を食ることで景観形成につなげようと、今年で3年目です。
昨年度は5月から10月末まで放牧がおこなわれ、羊によって放牧地のほぼすべてとなる3250平方メートルの除草ができたというということです。
昨年度までは国の事業の一環で行われていましたが、景観形成に効果があったとして、今年から住民主体で行います。
いずれは羊の購入も検討しているということです。
放牧は10月までの予定となっています。
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還暦の節目に同窓会
昭和48年度伊那中学校の卒業生は、還暦の節目を記念した同窓会を23日に開きました。
会場となった南箕輪村の大芝荘には卒業生や恩師などおよそ90人が集まりました。
今年60歳となり全員が還暦を迎える事から、赤色の服や小物を身につけ集まる事にしました。
また、一番似合っている人を決める「赤色のコーディネート」大賞の投票も行われ、爪に同窓会開催を祝うメッセージを入れ、赤色のツナギを身につけた、唐澤昌宏さんが優勝しました。
会ではこの他に1組から7組までクラス順に現在の状況などを紹介しました。
出席者が一番少なかった7組では、当時の担任高見親久さんが「次の同窓会では出席率を上げます」と宣言し、会場からは拍手が起きていました。
5組の担任だった柿木邦夫さんの指揮で伊那中学校の校歌を歌いました。
最後には、次の同窓会開催に向けて大きな声で団結を高めていました。 -
地域新電力会社が設立 伊那市連携へ
伊那市長谷で水力発電を中心とした発電事業を展開している三峰川電力株式会社の親会社丸紅株式会社は、市内で電力の小売事業を行う地域新電力会社を設立しました。
市では、8月末までに協定を結び、連携を図る計画です。
伊那市議会全員協議会が25日に開かれ、市が事業の概要を説明しました。
丸紅は、エネルギーの地産地消の促進や低炭素社会の実現を目的に、電力小売事業を主軸とした「丸紅伊那みらいでんき」を、20日に設立しました。
来年4月をめどに電力の小売事業を開始する計画で、二酸化炭素削減にむけた取り組みの方向性が一致することや市民の利益につながることから、市では出資にむけて8月末までに協定を締結することを明らかにしました。
市は、安定した売電契約を確保すること、低料金メニュー・地産地消のメニューを用意すること、既存電力事業会社との連携を図ることなどを丸紅に求めます。
丸紅は、全ての市有施設についての電力契約を行うこと、新会社への出資をおこなうことなどを市に求めます。
今後は、市の求める内容を満たす見込みとなった時点で出資について検討していくということです。
出資額は、新会社の資本金の1割程度を上限に予定しているということです。 -
麻生財務大臣辞任求める議案 否決
伊那市議会6月定例会最終日の25日に、麻生太郎財務大臣の引責辞任を求める議員提出議案が出され、賛成少数で否決されました。
議員提出議案は、決裁文書の隠ぺい・改ざん問題など財務省をとりまく様々な問題をうけて、麻生財務大臣の引責辞任を求めるものです。
今議会には、麻生大臣の引責辞任を求めた市内男性からの陳情が提出されていましたが、「市議会で審議する内容としてそぐわない」として、5月28日の議会運営審議会で審議しないと決めていました。
議員からは、「全ての市民が地方自治体を通して国に物を言うことができる。市民の代表として我々も議論すべきだ」といった賛成の意見が出された一方、「地方議会で審議するにはふさわしくない」「地元選出の国会議員に提出すべき内容だ」とする反対の意見が出されました。
採決の結果、賛成少数で否決されました。
他に、地方財政の充実・強化を国に求める意見書の提出など、議員提出議案3議案は可決されました。
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伊那市消防団 操法大会
伊那市消防団のポンプ操法ラッパ吹奏大会が24日、市役所駐車場で開かれました。
大会には、22チーム、団員505人が出場し、毎朝訓練してきた成果を発揮していました。
ポンプ車の部には、5チームが出場しました。
競技では、放水までの時間や動作の正確さなどを競います。
選手たちは、号令がかかると、きびきびとした動きを見せ息のあった操法を見せていました。
大会の結果、ポンプ車の部は中央・上新田・下新田・狐島の竜東分団第2部、小型ポンプ操法の部は手良分団第1部、ラッパ吹奏の部は、西部方面隊が優勝しました。
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東春近ハイキング
親睦を深めながら地区内を歩く伊那市東春近公民館の区民ハイキングが24日、行われました。
東春近公民館では、毎年この時期に区民ハイキングを行っていて今年で36回目です。
今年はおよそ100人が参加し区内にある史跡などを巡りながら9キロを歩きました。
地区外から参加する人たちも年々増えているということで区民たちは、親睦を深めながら東春近の歴史などに触れていました。
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陳情の審査結果理由明記求める
上伊那の住民有志でつくる「平和って何だ・伊那谷」の角憲和代表は、上伊那8市町村の議会に対して、陳情の審査結果について、通知に理由を明記するよう求め、22日記者会見を開きました。
22日は、伊那市役所で角さんが記者会見を開き、6月11日付で上伊那8市町村の議長あてに陳情の審査結果の理由明示を求める文書をEメールで送ったと発表しました。
角さんは、2014年7月から現在まで、上伊那8市町村の各議会に陳情を14件提出しています。
各議会から不採択といった審査結果は郵送されますが、理由は明記されていないということです。
角さんは、「住民目線で改善が不可避と考えた。早急の対応をお願いしたい」としています。
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JAと宮下議員 農政懇談会
JA上伊那と宮下一郎衆議院議員との農政懇談会が23日JA上伊那本所で開かれました。
会議は冒頭のみ公開で行われました。
神子柴茂樹組合長から宮下議員に5月に開かれた通常総代会で決議された特別決議が手渡されました。
決議書では、「農畜産物にTPPを超える市場開放を求めてくることは断固として容認することはできない。今後開催される日米二国間協議に毅然とした姿勢で交渉に臨み、日本の農業・農村の将来展望を構築することを強く要請する」などとしています。
御子柴組合長は「世界に市場を開放するならば日本も世界と同様の農業政策をとらなければ、農家がいなくなってしまう」と要望しました。
宮下議員は「TPPを超える内容で譲歩することはありえないという立場で引き続き頑張っていきたい」と挨拶しました。
懇談会には、JA上伊那の役員など24人が出席しました。
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田原でリンゴワイン製造
伊那市東春近の農事組合法人田原は、今年から、リンゴを使ったワインの製造に取り組んでいます。
伊那市東春近田原にある果樹園では、23日、余分な実を摘み取る摘果の作業が行われていました。
果樹園にはふじを中心に、1600本のリンゴの木が植えられています。
農事組合法人田原では、今年から、形や色づきが悪く、市場での販売に適さないリンゴを使って、ワインの製造を始めました。
これまではジュースに加工することもありましたが、より付加価値をつけて販売しようとワインを製造することにしました。
今年1月に、去年収穫したリンゴのうち2トン分を伊那市の伊那ワイン工房へ持ち込み醸造を依頼しました。
ワインは500本製造し、のこりは発泡酒のシードルにするということです。
農事組合法人田原のリンゴワインは秋ごろ発売予定です。
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伊那北高校でペン祭
伊那市の伊那北高校の文化祭、第64回ペン祭の一般公開が23日と24日の2日間行われています。
今年のペン祭のメインテーマは「肇(はじめ)」です。新しい企画に挑戦しようとの思いが込められています。
今年は初めて、同じ日に文化祭を行っている伊那弥生ケ丘高校との合同企画が行われています。
両校のスタンプを集めると出店の割引券が当たるもので、スタンプを集めた人が早速くじ引きをしていました。
クラス展示では、伊那市に関するクイズに正解すると射的が体験できるものや、別の教室では市民1,000人にアンケートを行い、年代別に伊那市に欲しい施設をまとめて展示したものなどがあります。
ペン祭の一般公開は、24日も午前9時30分から午後3時まで行われます。吹奏楽部やダンス部など文化系の部活動のステージ発表のほか、誰でも参加できるゲーム大会などが企画されています。 -
やまぶどうワイン山紫 あす販売
伊那市と信大農学部が共同開発したやまぶどうワイン「山紫」の平成29年産の販売があす23日から始まります。
22日は伊那市の定例記者会見が開かれ白鳥孝市長が発表しました。
今年は450本の限定であす、23日から市内の酒販店などで販売が始まります。
今年販売する物は原料のブドウの糖度が21度と例年より2~3度高く、コクのあるものが出来たという事です。
醸造を手掛けた伊那ワイン工房の村田純さんは「上品な渋みが楽しめるワインができた」と話していました。
ワインはフルボトル720ml入りで税込2,500円です。
高遠さくらホテルなどの伊那市観光(株)の施設や市内酒販店で販売されます。
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薫ヶ丘美術展 23・24日開催
伊那北高校の文化祭ペン祭にあわせた卒業生による薫ヶ丘美術展が23日と24日の2日間、伊那北高校薫ヶ丘会館で開かれます。
会場には、伊那北高校の卒業生で美術の世界で活躍するプロからアマチュアまでの芸術作品38点が飾られています。
油絵を中心に書や工芸作品、漫画もあります。
この作品展は、高校の文化祭にあわせOBたちが作品を持ち寄り多くの人に見てもらい、現役の文化部を応援しようと始まり、今回で20回目となります。
薫ヶ丘美術展は23日と24日の2日間、伊那北高校薫ヶ丘会館で開かれます。
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ドローン AIで産業 実用化検討
伊那市の新産業技術推進協議会が伊那市役所で開かれドローン物流による高齢者の安否確認やAIによるタクシーの自動配車などの事業計画案が示されました。
22日は今年度初めての協議会が伊那市役所で開かれました。
協議会では今年度から3か年の計画で、ドローン物流やインテリジェント交通など5つの分野で新産業の実用化の検討を進めます。
このうちドローンを使った物流を担当する部会では、高齢者の安否確認や配送距離や道路環境などの物理条件に応じてマンパワーによる自動車と連携したハイブリッド物流について検討を進めます。
また自動車の自動運転などを検討する部会では、AIを使った配車や運行ルートの決定などを自動で行うアプリの開発を進めます。
協議会の栗林秀吉会長は「いかに結果を出せるかを考えて検討していきたい」と話していました。
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弥生祭23日と24日に一般公開
伊那弥生ケ丘高校の文化祭、第59回弥生祭の一般公開が23日と24日の2日間行われます。
22日は校内祭がありクラス発表が行われました。
また弥生祭の実行委員会が進行の段取りなどについて確認していました。
今年のスローガンは「ぼくらは弥生祭に恋をする」となっていて文化系クラブは演劇発表や絵画、写真の展示などを行います。
またダンス、軽音楽、吹奏楽などの演奏披露もあります。
運動系クラブは飲食物を販売し文化祭を盛り上げます。
23日と24日は伊那北高校の文化祭ペン祭も行われることから両校合同企画のスタンプラリーも行われます。
それぞれの高校に足を運んでもらおうと企画されたもので両校のスタンプを集めると飲食コーナーの割引券などが当たります。
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高遠高校 性被害防止講話
伊那市高遠町の高遠高校で、性被害を防止するための講話が21日に開かれました。
この日は、長野県警スクールサポーターの唐澤髙弘さんが、インターネットを使った性被害の現状や原因、対策について話しました。
去年県が確認した、児童・生徒の性被害者数は、児童買春が7人、児童ポルノが17人で増加傾向にあります。
これは県警に届け出があった数字で、実際にはさらに多くの人が被害に遭っているものと見られます。
講話では、別れた腹いせに元交際相手の裸の写真をSNSに公開する、いわゆる“リベンジポルノ”の事例が紹介されました。
唐澤さんは「たった1枚の画像でも撮影しない・送信しない・保存しないことを守ってほしい。1度公開された写真は世界中の人が見ることができ、完全に消すことはできない」と話していました。
講話には1年生およそ100人が参加し、唐澤さんの話に耳を傾けていました。 -
美篶小6年生ギネス達成喜ぶ
伊那市の美篶小学校の6年生が、4年生のときに作った78.73mの寒天ゼリーが、世界一長い寒天ゼリーとしてギネスに認められ、このほど認定証が学校に届きました。
子どもたちが見ているのは、5月下旬に届いたギネスの認定証です。
6学年の愛称「たいよう学年」の文字が刻まれ、子どもたちの世界一長い寒天ゼリーの挑戦が登録されたことが記されています。
21日は地元の新聞社が取材に訪れ、登録を喜ぶ子どもたちの姿を写真に収めていました。
ギネス認定の挑戦は、子どもたちが4年生のとき・2016年12月3日に行われました。
PTAが中心となって企画したもので、地元の特産品でギネスに挑戦しようと行われ、親子レクの中で挑戦しました。
申請から1年半後に届いた知らせで、子どもたちの中でも記憶が薄れていた部分がありましたが、世界記録達成を喜んでいました。
届いた認定証は子どもたちの見えるところに飾るということです。
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木下五郎さん彫鍛金作品展
駒ヶ根市在住の彫鍛金作家・木下五郎さんの作品展「うちなる形象(かたち)」が、伊那市のかんてんぱぱ西ホールで開かれています。
会場には、2006年から今年までの作品48点が展示されています。
彫鍛金は金属を叩いて鍛え彫って作品を形作っていくもので、木下さんの作品は、立体ではなく、絵画的に平面で表現しているのが特徴です。
木下さんは、日展特別会員や現代工芸美術家協会の評議員などを務めています。
今回の展示会は、伊那食品工業の創立60周年を記念してかんてんぱぱ西ホールで開かれています。
複数の作品を組み合わせたものが3つ展示されています。
そのうちの一つ「幽玄(ゆうげん)」は、2012年から2014年の5作品を組み合わせています 。
水辺に樹木が映る姿をえがいたもので、日本古来の能の世界観を表現しています。
2017年から現在制作途中の作品「至象(ししょう)」は森の中で移り変わる光や風・大気を描いた作品で、来年春完成予定です。
2014年から2016年「地之祭(ちのまつり)」は地上の目に見える部分と、地下の目に見えないエネルギーを描いた作品です。
木下五郎彫鍛金展は、来月1日(日)まで、伊那市のかんてんぱぱ西ホールで開かれています。 -
地震受け「ブロック塀の点検を」
18日に大阪府北部で発生した最大震度6弱の地震で、倒れてきたブロック塀に挟まれ小学4年生を含む2人が亡くなったことを受け、県では安全点検を呼び掛けています。
21日は、伊那建設事務所の職員2人が、県の施設のブロック塀を点検しました。
18日に起きた大阪府北部を震源とする最大震度6弱の地震の影響で、倒れてきたブロック塀に挟まれ、小学4年の女子児童を含む2人が亡くなりました。
これを受け県では、安全性や現行基準に適しているか各家庭や企業などに点検するよう呼びかけています。
県のホームページから印刷できるチェックシートをもとに、厚さやぐらつき、鉄筋が入っているかなどを点検し、全体の点数から危険かどうか評価できます。
県では「自宅や敷地内の塀の安全確保は所有者の責任となっています。まずは自分で確認をして、不明な点があれば、施工業者や伊那建設事務所に問い合わせてほしい」と話していました。
<問い合わせ>
伊那建設事務所 建築課
電話 76-6830 -
山雅トレーニング教室
サッカーJ2松本山雅FCのフィジカルコーチによるトレーニング講座が、伊那市のJA上伊那本所で18日、開かれました。
45歳までの女性を対象に健康や食事などを学ぶJA上伊那のフレッシュミズ・メイトの講座の一環で開かれたものです。
18日は、15人が参加し、プロが実践するトレーニングや家庭でもできる運動を学びました。
指導したのは、松本山雅のフィジカルトレーナーの芝田貴臣さんです。
日本代表の長友佑都選手の体幹を鍛えたことでも知られています。
芝田さんは、「体の幹である胴体をしっかりさせることが大切だ」と話し、トレーニング法を伝授していました。
参加者は「筋力をつける方法が分かりやすかったです」と話していました。
JA上伊那では去年2月に松本山雅とオフィシャルスポンサー契約を結んでいて小学生を対象としたサッカークリニックなどを開いています。
女性を対象にした講座とタイアップしたのは初めてです -
深妙寺 アジサイ咲き始め
21日は1年で最も昼が長い日夏至です。
アジサイ寺として知られる伊那市西春近の深妙寺ではアジサイの花が咲き始めました。
深妙寺には200種類2500株のアジサイが植えられています。
今年は例年より1週間ほど早く咲き始めました。
3,000平方メートルの敷地に色とりどりのアジサイが植えられています。
重盛 快典住職は「ニホンアジサイはお寺の風情に合う。謙虚な心を教えてくれる」と話していました。
アジサイは今月下旬に見ごろを迎え、来月中旬まで楽しめそうです。
また来月1日から7日までは、茶菓をふるまうあじさい祭りが予定されています。
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歯科医師会が障がい者の歯科健診
上伊那歯科医師会のメンバーは伊那市西箕輪の知的障がい者就労支援施設アンサンブル伊那を20日訪れ利用者の歯科健診を行いました。
伊那市と南箕輪村の歯科医師3人がアンサンブル伊那を訪れ、利用者の歯科健診を行いました。
上伊那歯科医師会の地域保健部は障がい者の口腔機能の維持・向上をサポートし、自立支援につなげようと2007年から毎年アンサンブル伊那での歯科健診を行っています。
きょうは18歳から40代までの利用者90人に対して、虫歯はないか、歯茎が腫れていないかなどをチェックしました。
自分自身で口の中のケアをしずらい利用者もいるという事で、アンサンブル伊那では「普段目が行き届かない部分を見てもらえるので助かっています」と話していました。 -
W杯日本代表勝利 伊那も歓喜
サッカーワールドカップ、ロシア大会で日本代表は初戦でコロンビアに競り勝ち19日は、伊那市内も歓喜に沸きました。
日本代表のユニフォームを着たサポーターが試合開始の午後9時前から集まり声援を送りました。
ここは、伊那市西町に去年10月にオープンしたスポーツバーフリーチです。
この日は、予約のみの営業で、代表のユニフォームを着て来店した人には、カクテルが1杯無料で提供されました。
店内では80インチと40インチの画面に試合が映しだされ、試合開始早々に日本が1点を先制すると大盛り上がりでした。
この後、コロンビアに同点に追いつかれると会場からは落胆の声が上がりましたが、サポーターたちはエールを送り続け、後半、日本が2対1で勝ち越すと大きな歓声に包まれました。
日本の勝利が決まると、近くの人たちとハイタッチをしたり抱き合ったりして喜んでいました。
次回日本代表は、日本時間の25日、午前0時からセネガルとと対戦することになっていて、スポーツバーフリーチでは、この日もパブリックビューイングを予定しています。
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野球人口の底辺拡大を図るイベント
野球やソフトボール人口の底辺拡大を図ろうと、上伊那地域の園児や小学生を対象にしたイベントが8月11日に伊那市の伊那スタジアムで行われます。
これは、19日に伊那市内で開かれた「上伊那から甲子園の会」の総会で報告されたものです。
甲子園の会は、上伊那の公立高校の甲子園出場を実現させるための環境を整えようと、2016年に設立されました。
イベントは、上伊那から甲子園の会と、上伊那の中学校野球部顧問や少年野球チームの関係者が共催で開きます。
経験のない子どもたちに簡単な遊びを通して野球の楽しさを知ってもらおうというものです。
中学野球部員と一緒に楽しむホームラン競争などのアトラクションの他、野球グッズなどが当たる抽選会などが計画されています。
イベントは、ダイヤモンドスポーツフェスティバル㏌上伊那と名付けられ、8月11日(土)に伊那スタジアムで行われます。
会では他に今年度、中学生の経験者が高校野球へスムーズに移行するための教室や野球に関する講演会などを計画しています。
上伊那から甲子園の会では「まずは、子どもたちの競技人口の増加を図っていきたい」としています。