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電話応対コンクール
公益財団法人日本電信電話ユーザ協会が主催する電話応対コンクールの伊那・駒ヶ根地区大会が、今日、伊那市のかんてんぱホールで開かれました。
競技は、ステージに設置された電話応対模擬セットで行われました。
レンタカーを扱う会社で、初めて車を借りて旅行に行きたいと思っている客からの問い合わせに応対するという設定で行われました。
今年は、伊那・駒ケ根地域の製造業や金融業、行政など8社10事業所から21人が参加しました。
ほとんどが新入社員で、企業研修の一環としてもコンクールの場が活用されています。
最初の印象・基本的な応対スキル、情報やサービスを提供できたかなど100点満点で審査されます。
審査の結果、サン工業の伊藤優香さんが優勝しました。
上位の2人が、10月26日に開かれる県大会に出場します。
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K・絵画サークル 作品展
伊那市の国画会会員の画家・北原 勝史さんに指導を受けるK・絵画サークルの作品展「K展」が、いなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
会場には、指導者の北原さんと生徒13人の作品54点が並んでいます。
北原さんが高遠高校の美術教諭だった時に、高校の公開講座で指導を受けた人たちが、講座が終了しても指導を続けてほしいと平成21年に立ち上げたのがK・絵画サークルです。
高遠町総合福祉センターやますそで月に2回指導を受けています。
それぞれが好きなテーマやモチーフをもって制作に励んでいるということです。
展示会は平成22年から毎年年に1回開いています。
教室の生徒は、「一人一人全く違った個性を持っている。絵を描くのではなく作ろうと思って制作している」と話していました。
K・絵画サークルの作品展は、15日(土)まで、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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西駒んボッカ今年も開催
中央アルプス将棊頭山山頂直下にある西駒山荘に薪を運ぶレース西駒んボッカが9日、行われました。
レースには、男性131人女性37人の合わせて168人がエントリーしました。
西駒んボッカは、西駒山荘の建て替えに必要なレンガを運ぶ大会として平成25年に始まりました。
レンガ数が目標に達したことから去年から薪を運ぶ大会にリニューアルしました。
今年は3キロに加え10本の薪を背負う15キロのクラスが新設されました。
参加者たちは薪を背負い、ゴールの西駒山荘までのタイムを競いました。
レース総合1位となったのは
伊那市の鈴木昌幸さんでタイムは1時間58分11秒でした。
また、15キロのクラスでは、群馬県の松本陽介さんが2時間35分29秒で1位となっています。
運ばれた薪は、去年西駒山荘に設置された薪ストーブで使用することになっています。
西駒山荘の石室は、大正2年に中箕輪尋常高等小学校の登山隊が集団で遭難し11人が亡くなった事故を受けて2年後の大正4年に建てられました。
平成26年に歴史的価値の高い石室部分を残してリニューアルオープンしました。
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吉祥寺で晋山式
伊那市美篶笠原の吉祥寺で新たな住職を迎える晋山式が行われ坂田徹応住職の就任披露が行われました。
式に先立ち徹応住職は笠原集落の入り口から吉祥寺までのおよそ500メートルを僧侶や檀家、華やかな稚児装束をまとった子ども達と共に歩きました。
吉祥寺は1528年に開山しおよそ500年の歴史があると言われていて、徹応さんは22代目の住職となります。
先代の住職・父 坂田徹恩さんから平成27年に徹応さんが受け継ぎ、晋山式の準備を進めてきました。
徹応住職は「吉祥寺を地域の人があつまり、よりどころとなるような寺にしていきたいです」と話していました。
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全国から働く自動車模型が集結
建設現場で使用している重機などの模型や写真などを並べた展示会「はたらくじどうしゃミーティング」が伊那市の防災コミュニティセンターで9日開かれました。
この催しは、建設重機やトラックなどのはたらく車が好きな人たちで集まる実行委員会が開いたもので今年で6回目です。
会場には、全国から参加した20人のお宝が展示されました。
消防車や緊急車両も、市販されているものではなく、手作りです。
厚紙で製作した模型も展示されていました。
建設機械に魅了され、専門カメラマンになった人もいました。
デコレーショントラックの模型や重機のミニチュアなどが並び、全国から訪れた人たちが楽しんでいました。
また、ミーティングに合わせ伊那市荒井のはたらくじどうしゃ博物館が無料開放されました。
9日で、開館10周年を迎えました。
実物を操作したデモンストレーションが行われました。
館内ではダンプカーやショベルカーのミニチュアなど5万点が並びます。
館長の土田健一郎さんの呼びかけで全国から同じ趣味の人たちが集まりイベントが始まりました。
イベントの売り上げの一部は、広島豪雨の被災地へ寄付するということです。
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保育料改定 諮問通り答申
伊那市の子ども・子育て審議会は、来年度から始まる11時間保育の認定に伴い実施される保育料の改定について、諮問の通りの内容で白鳥孝市長に、7日に答申しました。
倉澤邦弘会長が伊那市役所を訪れ、白鳥市長に答申書を手渡しました。
伊那市で現在行われている11時間保育は、8時間保育に延長料金を上乗せした保育料となっていますが、来年度からは保護者の就労時間に応じて11時間保育の認定区分を新たに設けて保育料を設定します。
11時間保育は現行の8時間保育に未満児は千円、3歳以上は500円を加えた金額で、県内19市や上伊那で最も安い金額になっています。
白鳥市長は「子育て世代の負担を減らす施策をさらに考えていきたい」と話していました。
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伊那市 長寿者訪問
今年度100歳となる高齢者の長寿を祝う伊那市の長寿者訪問が8日から始まりました。
8日は、白鳥孝伊那市長が中央の下島久子さん宅を訪れ、祝い状や肖像画を贈りました。
下島さんは大正7年7月6日生まれの100歳です。
現在は娘夫婦との3人で暮らしています。
戦争で夫を亡くし、市内の婦人服の販売店に勤めて生計を立てたということです。
趣味は洋服の仕立てで、8日着ている服も自分で仕立てたものです。
ひ孫の成人式の振袖も下島さんが仕立てたということです。
伊那市で今年度100歳になるのは男性3人、女性21人の合わせて24人で、男性の最高齢は104歳、女性は106歳となっています。
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日本女子ソフトボールリーグ伊那大会
国内トップレベルのチームが集う日本女子ソフトボール1部の伊那大会が8日から伊那市の伊那スタジアムで始まりました。
8日は2試合が行われました。
赤のユニフォームの太陽誘電と紺のシオノギ製薬の試合です。
太陽誘電の藤田倭投手は、8月の世界選手権に日本代表として出場した選手です。
日本女子ソフトボール1部には12チームが所属していて、伊那大会では太陽誘電・シオノギ製薬・伊予銀行・トヨタ自動車の4チームが試合を行います。
8日の第1試合太陽誘電対シオノギ製薬は4対2で太陽誘電が勝利しました。
会場にはおよそ800人のファンが訪れ、選手に声援を送っていました。
9日は午前10時30分から首位のトヨタ自動車対太陽誘電、午後1時から伊予銀行 対 シオノギ製薬の試合が行われます。
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若手アーティスト展 現代染色の世界
20代から30代までの若手作家5人による染色作品の展示会「現代染色の世界」が伊那市高遠町の信州高遠美術館で今日から始まりました。
会場には、若手作家5人による染色作品14点が展示されています。
この展示会は、若手作家の発表の場として平成27年から始まり、今年は「染色」をテーマに開かれました。
企画から携わったという高遠町出身の藤沢まゆさんは、大漁旗の制作に使われる「筒描き」という技法を使った作品を展示しています。
2007年に制作したこちらの作品は高遠町の冬の夜空をイメージしているということです。
群馬県在住の大竹夏紀さんは「ろうけつ染め」という技法を使って女性の姿を描いています。
北海道在住の樫尾聡美さんは、色をにじませる独特の技法を使って、横10メートル、縦4メートルの作品を制作しました。
石川県在住の安達大悟さんの作品は、板締め絞りという技法を使ったインスタレーション作品で、音をイメージして70メートルほどの布を染めたということです。
このほか、大阪府出身の小倉和さんの作品も展示されています。
「現代染色の世界」は10月21日(日)まで信州高遠美術館で開かれています。
15日と10月20日には染色のワークショップも予定されています。
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ドローン物流を防災にも活用
伊那市の白鳥孝市長は市が実用化を目指すドローン物流について
防災を目的にした活用もできるとの考えを示しました。
ドローン物流は交通弱者が買い物をしやすい地域をつくるものです。
天竜川や三峰川の上空に飛行ルートを構築しドローンを使って荷物を運ぶもので市では実証実験を始めます。
このドローンを災害が発生したときに河川の状況把握や行方不明者の捜索に活用できないかとの質問に対し白鳥市長は「ドローンからの画像による情報確認など災害時は活用できる」と述べ実行に移せるよう提案していく考えを示しました。
市によりますとドローン物流では河川上空にルートが構築されていますが、緊急時にはルート変更も可能だということです。
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ソフトボール女子1部 8・9日伊那で大会
国内トップレベルのチームが集う日本女子ソフトボール1部の伊那大会が、8日・9日、伊那市の伊那スタジアムを会場に開かれ4チームが熱戦を繰り広げます。
伊那での1部の試合は今回で2回目です。
7日は、前日の練習が各地で行われました。
そのうち、シオノギ製薬は、フリーバッティングや投球練習などを行っていました。
この日の朝は雨が降っていたためグラウンドの状態が悪く、競技場周辺での練習となりましたが、あすからの本番に備えて、土や芝の感触を確認していました。
日本女子ソフトボールのトップリーグとなる1部には12チームが所属しています。
今回の伊那大会では、シオノギ製薬・太陽誘電・トヨタ自動車・伊予銀行の4チームが試合を行います。
4月から10月の10節まで総当たりで試合を行い、6月までに前半戦となる第5節まで終了しています。
伊那大会は、後半戦の第6節のスタートとなる試合です。
また、伊那市高遠町のほりでいドームでは、伊予銀行が練習を行ってきました。
日本女子ソフトボールの日本代表は、8月に行われた世界選手権でアメリカに敗れて2位でしたがアジア大会では金メダルを獲得しました。
日本代表のメンバー17人のうち5人が、伊那を訪れているということです。
日本女子ソフトボールリーグの試合は、あす午前10時30分からを予定しています。
チケットは、当日券で一般1400円、中高生は1000円です。
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再生可能エネルギーエリアに
伊那市の白鳥孝市長は、上伊那広域連合が来年3月の稼働に向けて建設を進めている富県の上伊那クリーンセンター周辺を、伊那市再生可能エネルギーエリアと位置づけ、活用を検討していることを7日に明らかにしました
これは7日に市役所で開かれた市議会一般質問の中で議員の質問に答えたものです。
現在、富県では、来年3月の稼働を目指して、新ごみ中間処理施設「上伊那クリーンセンター」の建設が進められています。
周辺には上伊那森林組合のペレット工場や春富土地改良区の小水力発電施設などがあります。
市では現在、この周辺を伊那市再生可能エネルギーエリアと位置づけ活用を検討しているということです。
白鳥市長は「子ども達を対象にエネルギーについて勉強や体験ができる取り組みも考えている」と話していました。
また白鳥市長は、老朽化により現在建て替えが進められている市営住宅の若宮団地について、地元産材などの木質バイオマスを使った新しい団地をつくる計画があることも示しました。 -
江副行昭さん集大成の展示会
65年間、ガラス工芸作家として活動している伊那市長谷非持の江副行昭さんの作家人生の集大成となる展示会が、伊那市のはら美術で開かれています。
会場には、35年以上前から2年前までの作品およそ200点が並んでいます。
現在85歳の江副さんは、20代の頃から65年間に渡りガラス作品を制作してきました。
ガラスと土を溶かしてつくる「熔壌ガラス作品」は、江副さんが考案しました。
畳やお膳に合う和風の作品を作ろうと35年ほど前に高遠町荊口を訪れ、そこで採った土とガラスを混ぜて作ったのが熔壌ガラスの始まりだったということです。
これまでに12人の弟子を育ててきた中で、後継者として認めていた江口智子さんが去年病気のため亡くなり、それ以降江副さんも作品づくりをしていないということです。
今回の作品展では、江口さんが亡くなる前の2016年12月に初めて2人で制作した、江副さん自身最後となった花入れの作品が展示されています。
現在長谷にあるギャラリーは、再来年を目途に閉めるということです。
江副行昭さんの65年間のガラス作家人生の集大成となる展示会は、11日(火)まで伊那市のはら美術で開かれています。 -
11時間保育料諮問
伊那市は来年度から市内の公立保育園で11時間保育の認定を始め、利用料の引き下げを諮問しました。
現行の8時間保育の利用料に未満児は千円、3歳以上は5百円を加えた金額が11時間保育の利用料となります。
5日は白鳥孝市長が子ども・子育て審議会の倉澤邦弘会長に、11時間保育の利用料を諮問しました。
伊那市では今年度から11時間保育を実施していますが、利用料は8時間の保育料に延長料金を追加していました。
市では、保育サービスの充実を図る為、来年度から11時間保育の認定を新たに設け保育料の引き下げを行います。
11時間の利用料は現行の8時間に未満児は千円、3歳以上は5百円を加えた金額で、県内の19市や上伊那の中で最も低い金額となっています。
利用が多い12階層で3歳以上の子どもを11時間預けた場合の利用料は今年度の26,000円から23,500円に引き下げられます。
5日の審議会では、市の諮問に対し賛成多数で了承する事を決めました。
市長への答申は7日に行う予定で、伊那市では利用料に関する条例施行規則の改正を行い、来年4月から施行する予定です。
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私立保育園や幼稚園 エアコン設置補助
伊那市の白鳥孝市長は、市内の私立保育園や認定こども園、幼稚園に対しエアコン設置費用の補助を来年度から実施する考えを示しました。
5日開かれた市議会一般質問で白鳥市長が議員の質問に答えたものです。
伊那市では、熱中症対策として来年の夏までに市内の公立保育園や子育て支援センターにエアコンを設置する計画で、市議会9月定例会に設置に関する補正予算案を提出しています。
エアコン設置の補助は、市内の私立保育園や幼稚園、認定こども園を対象に市が単独で実施するものです。
伊那市では、今年度中に補助要綱を決め、来年度から実施する計画です。
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保育園と地域が合同訓練
災害時の支援について協定を結んでいる伊那市の竜東保育園と境区、狐島区の合同訓練が、3日に行われました。
訓練は、最大震度6強の地震が発生したとの想定で行われました。
地震の発生を知らせるサイレンが園内に流れると、園児たちは机の下にもぐり身を守ります。
その後、防災頭巾をかぶって園舎2階の遊戯室に避難しました。
その様子を駆け付けた境区、狐島区のそれぞれの支援組織が見守ります。
狐島区と境区、竜東保育園、伊那東小学校は、平成26年に「保小地域連携支援協定」を結びました。
本来は、伊那東小学校のグラウンドに避難することになっていますが、3日は雨のため、保育園内で行われました。
職員が園長に避難が済んだことを報告すると、園長は両区の組織・小学校と情報を共有していました。
橋爪典子園長は、「普段から交流しているので、いざという時に子ども達も安心できる。心強いです」と話していました。 -
選挙啓発ポスター入賞作品
小中学生を対象にした伊那市の明るい選挙啓発ポスターコンクールの審査が3日に行われ、入賞作品が決まりました。
中学校の部では、最優秀賞に高遠中学校1年の石川穏也君の作品が、優秀賞には同じく高遠中学校2年の島尻玲叶さんの作品が選ばれました。
中学校の部には、高遠中学校から3点の応募がありました。
小学校の部では、最優秀賞に西箕輪小学校5年の近藤勇之祐君の作品が、優秀賞には同じく西箕輪小学校6年の山本千陽君の作品が選ばれました。
小学校の部には、市内8校から85点の応募がありました。
入賞した作品は、県の審査会に提出されることになっています。 -
暴風雨に備え早めの下校
非常に強い台風21号の影響で、4日午後4時現在、伊那地域には暴風・大雨警報と雷・洪水注意報が発令されています。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の小中・高校では、台風に備え授業を早めに切り上げる対応をとりました。
台風21号の影響で、伊那地域では午後3時頃から強い雨が降り始め、時折強い風が吹きました。
南箕輪村の南箕輪小学校では、昼過ぎに授業を切り上げ、児童らが下校しました。
浦山哲雄教頭は「夕方からひどくなると聞いたので下校時間を昼過ぎにした。無事に家に帰ってもらいたい」と話していました。
伊那市、箕輪町、南箕輪村の教育委員会によると、すべての小中学校で同様の対応をとったということです。 -
伊那小 恒例のPTAバザー
伊那市の伊那小学校で、恒例のPTAバザーが、3日に行われました。
PTAバザーは、家庭から持ち寄った日用品を安く販売し、学習環境の整備に充てようと、毎年行われています。
タオルや洗剤、おもちゃなど様々な物が並びます。
他に、7つのクラスが総合的な学習の時間に取り組んでいることを活かして商品を販売しました。
このうち、牛乳パックを使った紙づくりに取り組んでいる4年謹組は、コースターやオリジナルのキーホルダーを販売しました。
キーホルダーは、ミキサーで細かくした牛乳パックを寿司やおにぎりなどの形に固めて乾燥させ色付けしたものです。
他にも、地域の16の店舗が飲食やワークショップなどのブースを出しました。
PTAバザー実行委員会では、「多くの人に来ていただき子ども達の商品もすぐに完売した。活動を地域の人に伝えるいい機会になったと思う」と話していました。 -
井月俳句大会 最高賞に山本さん
第五回千両千両井月さんまつりに合わせて、信州伊那井月俳句大会が2日に開かれ、最高賞に福岡県の山本則男さんの作品が選ばれました。
2日は、伊那市のいなっせで表彰式が行われました。
最高賞の井月俳句大賞には、福岡県の山本則男さんの作品【胡桃割る 信濃の音と おもひつつ】が選ばれました。
山本さんの作品は、硬いクルミを割る音を信濃の特徴と捉えたことや、おもいつつと現在進行形となっていることなどが評価されました。
今年は、高校・一般の部に357人から1,604句が、小中学校の部に5,103人から1人1句ずつが寄せられました。
表彰式では、小中学校の部で特選に選ばれた50人にも表彰状が贈られました。 -
元高校教諭が高校再編について要望
長野県教育委員会は10月中旬を目途に上伊那の高校再編案をまとめる方針を示しています。
これを受け、県高等学校退職教職員協議会上伊那支部は、スケジュールの見直しなどを求めるアピール文を、3日の会議で採択しました。
3日は、上伊那支部の幹事会が伊那市の創造館で開かれました。
県立高校の第2期高校再編に向け上伊那広域連合から委嘱された委員でつくる「上伊那地域の高校の将来像を考える協議会」では、再編案について検討をしています。
県教委は、「高校改革実施方針」を9月中に策定する予定です。
その方針に基づき協議会が再編案を示し、県教委が10月中旬には上伊那の案をまとめるとしています。
アピール文は、方針が示されてから1か月という期間では短いとして、スケジュールの見直しを要望する他、少人数学級編成の導入を求めています。
今後は、上伊那支部は先月発足した「高校再編を考える上伊那の会」と共に、協議会に働きかけていくことにしています。 -
猛毒カエンタケ 鳩吹公園で見つかる
極めて強い毒性を持ち、触れることさえ危険とされているキノコ「カエンタケ」が3日、伊那市の鳩吹公園で見つかりました。
カエンタケが見つかったのは、鳩吹公園の南側です。
朝、公園を管理する振興公社の職員が見つけました。
この場所では、4年ほど前から毎年この時期に見かけるようになり、振興公社では見回りをしていました。
カエンタケは、初夏から秋にかけて発生する強い毒性のキノコで、食べると死亡率が高く、触れただけで皮膚が炎症を起こすとされています。
元信州大学農学部の教授で自然科学に詳しい伊那市西町の建石繁明さんは、「猛毒のキノコなので、万が一見つけても絶対にさわらないで欲しい」と話します。
振興公社では、対策としてこの付近をガスバーナーで焼き、殺菌のために石灰を撒いたということです。
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伊那西小「森の水車」修復
伊那市の伊那西地区の住民有志は、かつて伊那西小学校で使われていた「森の水車」の修復作業を1日行いました。
1日は住民有志で作る「伊那西地区を盛り上げる会 Wassai」のメンバーおよそ20人が参加し、水車の修復作業や周辺の草刈りをしました。
「森の水車」は、昭和43年に造られました。
学校では一年に一度「林間水車を回す日」を設け、プールから水をひいて水車を回し、そば引きなどをしていました。
しかし、老朽化のため平成5年にこの行事が途絶えていました。
Wassaiでは、使われていない水車を活用し、伊那西地域の活性化につなげようと、今回修復することにしました。
26日には伊那西小学校の全校児童を集め水車を回すということです。
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二十二夜尊大祭 安産などを祈願
安産や家内安全を祈願する「二十二夜尊大祭」が、1日に伊那市山寺の丸山公園で行われました。
二十二夜尊大祭は、毎年旧暦の7月22日に行われています。
月の出が1年で最も遅いとされるこの日に願をかけると、願いが叶うと言われている月待ちの行事です。
家内安全や良縁成就などの他に、短くなったロウソクを持ち帰り陣痛が始まったら火をつけると、ロウソクが燃え尽きるまでに分娩が終わると言われていることから、安産を祈願する人も多くいます。
訪れた人達は、二十二夜尊の碑の前で手を合わせていました。
会場では、恒例の福引きが行われ、家族連れなどで賑わいました。 -
大地震を想定し総合防災訓練
大地震を想定した総合防災訓練が、伊那市、箕輪町、南箕輪村で、2日に行われました。
午前7時、伊那市では、伊那谷断層帯を震源とする震度7の強い揺れが発生したとの想定で訓練が始まりました。
今年は西箕輪中学校・小学校を主会場に訓練が行われ、地域住民のほか地元の小中学生や保育園児など約1,000人が参加しました。
住民は常会や区ごと安否確認をし、西箕輪中学校体育館へと避難しました。
伊那市では、今回初めて避難所開設キットの試作品を作りました。西箕輪の7つの各区に配布されていて、住民らは、キットに入っている手順書に従って体育館の中に避難所を開設していました。
ほかに、ドローンによる空撮訓練も初めて行われました。
上空50メートルから市内の俯瞰映像を撮影し、災害時は被災状況の確認に使用されます。
箕輪町でも震度7の地震が発生したとの想定で訓練が行われました。
発災後住民らは、事前に全戸配布された安否確認カードを自宅玄関に貼り、避難所へと向かいます。カードには、無事かどうか、避難できたのかどうかなどの安否情報を記載します。
木下区の避難所となっている箕輪進修高校には住民約430人が避難しました。
ここでは、高齢者や病気の人を施設に移送する訓練などもおこなわれました。
南箕輪村では大泉区で避難所に一泊する宿泊訓練が、昨夜から今朝にかけて行われました。
会場の西部地区館には区民56人が集まり、日赤奉仕団や自主防災会のメンバーが炊き出しを行いました。
午後9時半には就寝の時間となり、それぞれが持参した寝袋や毛布を使って睡眠をとりました。
各自治体では、住民が主体となって災害時に対応できる体制をつくり、地域防災力の向上を図っていきたいとしています。
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老松場1号墳は「前方後円墳」
関西大学と伊那市教育委員会が調査を進めている伊那市東春近の老松場古墳群の1号墳が前方後円墳であることがわかりました。
前方後円墳は、上伊那では2例目です。
1日は調査にあたった関西大学文学部考古学研究室の学生や教授らが、集まった地域住民に先月行った調査の結果を説明しました。
1号墳で調査を行ったところ、表面に石を敷き詰める「葺石」の装飾が施されていることがわかりました。
古墳のくびれ部では、葺石の敷き詰め方が曲線の部分と直線の部分で交わっています。
これまで前方後方墳の可能性が残っていましたが、この敷き詰め方の形から、「前方後円墳である」としています。
前方後円墳は上伊那では2例目、時代は南信最古の可能性が高いとしています。
また、石は、丸い形から「河原の石」だとしています。
今後の調査では石の種類や、墓穴の規模などについて調べるということです。
伊那市教育委員会では、いずれこの場所を古墳の学習ができる公園にしていきたいとしています。
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高遠城下まつり 郷土芸能を披露
伊那市高遠町の高遠城下まつりが1日中心商店街で行われ、訪れた人たちでにぎわいました。
ステージが設けられたイベント広場では、郷土芸能などが披露されました。
オープニングでは、高遠中学校の3年生約50人が高遠太鼓を打ち鳴らしました。
また、高遠北小学校と高遠小学校の児童が、武田信玄の五男・仁科五郎と織田軍との戦いを表現した舞「孤軍高遠城」を披露しました。
高遠城下まつりは、旧高遠町時代から続く地域の夏祭りで、前身の絵島まつりから数えて今回で49回目となります。
中心部を通る国道361号は歩行者天国となり、地域住民による屋台が出店され賑わっていました。
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小学生が鹿嶺高原でキャンプ
小学生が一泊二日のキャンプを通して様々な事を体験する「限界突破サバイバル2018」が、1日と2日の二日間、伊那市長谷の鹿嶺高原で行われています。
伊那市を中心に小学1年生から6年生まで61人が参加し、鹿嶺高原で秘密基地づくりに挑戦しました。
これは、伊那青年会議所の青少年育成事業の一環で行われたものです。
子ども達は、7つの班にわかれ、段ボールで基地を組み立てていきました。
最初に壁を作るグループや梁から作るグループなど、知恵を出し合いながら自分たちの基地を作っていきます。
子ども達は、今夜鹿嶺高原にテントを張って宿泊する事になっています。
夕食は全員でカレーを作り、秘密基地の中で食べるという事です。
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高遠高校の文化祭「兜陵祭」
伊那市高遠町の高遠高校の文化祭、兜陵祭が、1日と2日の2日間の日程で行われています。
今年のテーマは、「さわげ!~田舎で後悔を残せない~」です。
初日の1日は、体育館でクラスごとの発表が行われたほか、2日の決勝を前に腕相撲大会の予選が行われました。
力自慢の14人が熱戦を繰り広げ、会場からは声援が送られていました。
今年の文化祭では、全校生徒が一緒に作業する機会を設けたという事です。
生徒玄関前の門柱には、全校生徒約320人全員の手形とともにイニシャルが描かれた看板が設置されました。
兜陵祭は2日までで、一般公開は午前10時から午後3時までとなっています。
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LGBT性的少数者に理解を
LGBT性的少数者の人権保護と認知教育の充実を求める請願書を伊那市議会に提出している伊那市の当事者らが31日、伊那市議会総務文教委員会協議会でその理解の必要性を訴えました。
31日は請願を審議する総務文教委員会の委員がLGBTへの
理解を深めようと請願書を提出した当事者から話を聞きました。
この当事者は体は男性ですが心は女性のLGBTです。
子どもの頃からそのことで悩み相談する人もいなかったことから
自殺も考えたことがあるということです。
成人してから性同一性障害という言葉を知り同じ悩みをもつ人が
いることを知りましたが、「社会では根強い偏見が残っていることから本当のことを誰にも言えず生きている人が多い」と話していました。
その差別と偏見を無くそうと請願では小中学校でのLGBT教育の充実の実現や自治体での悩み相談窓口の設置、同性パートナーシップ制度の導入を求めています。
同性パートナーシップは同性のカップルを婚姻関係と自治体が認めるもので法律上の効果はありませんが差別や偏見がなくなることを目的としています。
市議会総務文教委員会の唐澤稔委員長は「LGBTで困っている人が
多いという現実が分かった。
委員全員で理解を深め慎重に考えていきたい。」と話していました。