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上伊那の中学校 文化祭シーズン
上伊那の中学校は文化祭シーズンを迎えました。 伊那市の伊那中学校では29日「彩光」(さいこう)をテーマにステージ発表や趣向を凝らした企画が行われました。 伊那中学校では今年で70回目となる文化祭、泉が丘祭が行われました。 ステージ発表では特別支援学級の生徒7人が書道パフォーマンスを披露しました。 書いたのは文化祭のテーマ「彩光 それぞれの色を繋げる」などの文字です。 高遠高校書道コースの泉逸男教諭の指導により力強い文字を書きあげていました。 泉が丘祭ではほかに日用品やおもちゃなど自宅で不要になったものを海外へ送る「ありがとうプロジェクト」も行われました。 伊那市のリサイクル店などが行っている取り組みで伊那中の生徒や保護者が家庭から持ち寄った品が集まっていました。 30日も「ありがとうプロジェクト」の受付が行われるほか部活動発表やクラス別の音楽会が予定されています。
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米澤酒造 全面リニューアルで11月にオープン
伊那市の伊那食品工業株式会社の子会社で、日本酒「今錦」を醸造している中川村の米澤酒造が、全面リニューアルし11月にオープンします。 28日は、伊那食品工業株式会社で記者向けの説明会が開かれました。 米澤酒造は、1907年明治40年に中川村で創業し、日本酒「今錦」を造っています。 平成26年からは、伊那食品工業㈱の子会社となりました。 施設設備の老朽化が進んでいたことから、今回全面リニューアルをしました。 新しく酒蔵見学コースや、中央アルプスを眺めながら試飲できるコーナーなどを設けたということです。 伊那食品工業の塚越寛会長は「地域の観光拠点として訪れてもらえるような施設を目指したい。」と話していました。 米澤酒造のリニューアルオープンは、11月下旬の予定です。
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伊那東小学校児童が花で地域に貢献
伊那市の伊那東小学校の児童が学校で育てた花を地域の人たちに楽しんでもらおうと伊那市役所正面玄関前に22日飾りました。 伊那東小学校、花委員会の児童およそ30人が伊那市役所を訪れマリーゴールドとサルビアが植えられたプランター6個を飾りました。 保育園やデイサービスセンターなど地域の人たちに花を贈る活動の一環で市役所には今回初めて飾りました。 市の職員は「訪れた人たちに楽しんでもらえるよう大切にしていきます。」と感謝していました。 花委員会では地元から引き継いだ学校近くの交差点の花壇も管理していて伊那東小学校では「自分たちが育てた花が社会で役立っているという達成感を得る機会にしてもらいたい。」と話していました。
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今年の地蜂の巣の出来は…
秋も本番を迎え伊那市の地蜂愛好家たちは、来月市内で行われる巣の重さを競うコンテストに向けて巣づくりに励んでいます。 不作だった去年に比べ、今年は豊作の年になりそうだと愛好者は話しています。 伊那市手良の有賀幸雄さんです。 この道55年の大ベテランで、今年度から伊那市地蜂愛好会の会長を務めています。 有賀さんは、来月市内で行われる巣の重さを競うコンテストに出品するため、自宅の庭など4箇所合わせて18の巣箱で地蜂を飼っています。 山で捕った巣を持ち帰り鶏の肝臓やイカを餌として与えています。 去年は、9月の長雨で蜂のエサとなる虫がいなかったことから会員は、思うように巣が作れませんでした。 そのため、去年のコンテストは全体的に小ぶりな巣が多かったということです。 有賀さんは、梅雨時の雨や気温の高い日が少なかったことから豊作の年になりそうだと話します。 VTR 有賀さんは、巣を大きくするには、「日当たり、風通し、見通しが良い所に巣箱を置くのが良い」と話していました。 この時期は、餌にオオスズメバチが寄ってくるため、巣箱に入られないよう工夫もしています。 巣箱はコンテストまで、開けられず確認することはできませんが有賀さんは3キロほどになっていると予想しています。 地蜂の巣の重さを競うコンテストは来月29日に伊那市のみはらしファームで行われることになっています。
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山から木を運ぶ馬搬を見学
馬で山から木材を搬出する馬搬の技術を、伊那市東春近の園児と児童が27日、見学しました。 27日は、伊那市東春近のNPO法人山の遊び舎はらぺこで、園児と東春近小学校の1年生が馬搬の様子を見学しました。 伊那市高遠町山室で馬を使った農業に取り組んでいるうまや七福の横山晴樹さんが馬搬技術を披露しました。 馬搬は、馬で山から木材を搬出する技術で、上伊那でも昭和40年頃まで行われていたということです。 横山さんが飼育する雄馬のビンゴは13歳で、体重は450キロほどです。 体重と同じほどの重さの木材を運ぶことができるということです。 27日は、馬に専用の器具を付けてはらぺこの裏山で間伐したカラマツなどを搬出しました。 また、馬が運ぶ重さの木を自分たちの手で引っ張る体験も行われました。 横山さんは、馬に親しんでもらおうと上伊那の小学校で馬で田んぼを耕す体験なども行っていて、「農林業や馬への関心をもってもらえる機会になればうれしいです」と話していました。 運んだ木材は、はらぺこで小屋や遊具などに活用するということです。
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伊那商工会議所セミナー 働きやすい環境づくりについて考える
伊那商工会議所は、やりがいを持って働きやすい環境づくりについて考えるセミナーを、27日に伊那商工会館で開きました。 埼玉県在住の高坂麻紀さんが講師をつとめました。 高坂さんは1994年に、東京ディズニーランドを運営する(株)オリエンタルランドに入社しました。 ディズニーランド15周年の時には、全ての従業員をまとめる役割を担い、キャラクターと共に全国を回りイベントを開催してきました。 高坂さんは、ディズニー流のやりがいのある働きやすい環境づくりの方法として、共通の目標を掲げる事をあげました。 ディズニーランドでは、「訪れた人にハピネスを届ける」という従業員全員の共通の目標を持つ事で、一人一人が力を発揮しチームワークも高められる環境をつくっているという事です。 伊那商工会議所では、男性も女性も働きやすい職場環境をつくる事で個人の能力を最大限に発揮させ、企業の発展につなげていきたいと話していました。
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高遠町総合支所庁舎のあり方について建議書・要望書
高遠町地域協議会と地区区長会は、高遠町総合支所の今後の在り方について、建議書と要望書を22日に白鳥孝伊那市長に提出していたことがわかりました。 高遠町総合支所が27日に発表しました。 それによりますと、現庁舎については「支所機能を一時的に高遠町保健センターに移設し、倒壊の恐れがある現庁舎は取り壊す」こと、新たな庁舎のあり方については、「現地建て替えを含め社会情勢の変化に対応し高遠町地域の活性化に繋がる新たな庁舎の建設を強く望む」としています。 「機能や規模、位置はさらに十分な研究・検討が必要である」とした上で、「研究委員会などを設置し広く地域住民の意見等をくみ上げながら推進する」よう要望しています。
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企業の昼食支えた組合 60年の歴史に幕
上伊那地域の工場や事務所に昼食用の弁当を配達している伊那市工場福祉事業協同組合、通称「伊那べんとう」が、今月末で解散しおよそ60年の歴史に幕を下ろします。 26日は、注文を受けた弁当2000食が車に積み込まれ、上伊那地域のおよそ250社に向けて出発していきました。 伊那べんとうとして知られる「伊那市工場福祉事業協同組合」は、昭和37年に伊那市西町に設立されました。 高度経済成長により地域で電子部品工業などが急成長する中、昼食を供給する仕組みがなかったことから、地元企業の経営者らが立ち上げました。 事業所からの注文を受けて昼食用の弁当を配達するほか、春の高校伊那駅伝や伊那まつりのスタッフ用の弁当なども供給しています。 施設の老朽化が進み、現状の設備では継続が難しいこと、また、コンビニエンスストアなどが増え、昼食を供給するという当初の目的を達成したことから、22日に開かれた理事会で解散が決まりました。 矢澤克明専務は「なくなってしまうのは残念だが、事業所の皆さんの昼を支えるという当初の目的は達成できた。派手ではないが、健康のことを考えた弁当でみなさんの昼を支えたという自負はある」と話していました。 この日は、昭和43年から35年間勤めた元社員の中村憲雄さんが訪れ、写真を見ながら当時を懐かしんでいました。 中村さんは「忙しい時は1日に6,000食を配っていた。少し遅れてしまったりすると授業員の皆さんが待ち焦がれた様子で迎えてくれた。組合の役目はしっかり果たせたのではないかと思う」と話していました。
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伊那市消防団 団員定数250人減へ
伊那市は、今後高齢化や人口減少が進むことから、消防団の定数をおよそ250人減らす考えを26日に示しました。 これは、この日開かれた伊那市議会全員協議会で報告されたものです。 現在、伊那市消防団の団員数は定数1,156人に対して、951人となっています。 団員確保が難しく、中には20年以上活動し、今もなお辞めることができない人もいるということです。 今後、高齢化や人口減少が進むことから、定数を現在よりも251人少ない915人に減らし、長年活動している人の退団についても進めていくということです。 また、高遠町、長谷の東部方面隊には、地域ごと5つの分団が設置されていますが、統合により3分団とする考えも示されました。 これまで別の分団だった河南と長谷がひとつに。また、長藤と藤沢がひとつになります。 伊那市では、10月から11月にかけて各地区へ説明を行い、12月議会に条例改正案を提出し、来年度から新体制を適用していきたい考えです。
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伊那西小学校 小規模特認校に指定へ
伊那市教育委員会は、小沢、平沢、横山、ますみヶ丘地区の児童が通う伊那西小学校について、小規模特認校に指定したいとの考えを、26日に示しました。 これは、26日に開かれた伊那市議会全員協議会で報告されたものです。 伊那西小学校の全校児童は現在63人で、伊那市では、平成35年度には36人にまで減少すると予想しています。 このことから市教育委員会では、自然豊かな教育環境を活かし、市内全域からの入学・転校を認める「小規模特認校」に指定したい考えです。 市内では現在、新山小学校が小規模特認校に指定されていて、学区外から11人の児童が通っているということです。 市教育委員会では「信州大学農学部や創造館と連携して伊那西小の特徴を活かせる学校づくりをしていきたい。」としています。 今後は、28日の市定例教育委員会で伊那市立小学校小規模特認校制度に関する要領を改正し、10月1日から募集を始める予定です。
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ドローンで松くい虫の被害木実証実験
小型無人機ドローンを使って松くい虫の被害木を調べる実証実験が伊那市の富県で25日、行なわれました。 松枯れの被害が拡大していることから伊那市では、被害状況を確認しようと信州大学などと協力しドローンを使った実証実験をはじめました。 伊那市によりますとドローンを使って松くい虫の被害木を調査するのは国内ではじめてだということです。 25日は、白鳥孝伊那市長や林業関係者、地元住民などおよそ50人が参加しました。 調査区域は、富県の松林およそ5ヘクタールで、ドローンには高性能の特殊なセンサーカメラが搭載されています。 撮影によって松くい虫の被害がないものと感染しているもの、枯れたものに区分できるということです。 上空120メートルから撮影された松林の状況がモニターに映し出され、参加者たちが様子を確認していました。 伊那市の昨年度の松くい虫による被害は2800立方メートルで、初めて確認された平成18年度と比べ4倍となっています。 実験データは、1か月後に解析できる予定で、伊那市では被害拡大防止に期待しています。
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薪や家電製品 プレゼント抽選会
この夏行った森林資源活用キャンペーンとバス乗り放題デーのプレゼント抽選会が25日に開かれました。 木質ペレットや乾燥薪などが合計30人に贈られる森林資源活用キャンペーンには、54件の応募がありました。 家電製品などが合計20人にあたるバス乗り放題デースタンプラリーには、217件の応募がありました。 スタンプラリーは、先月17日のバス乗り放題デーに合わせて行われ、12の路線に合わせて1,678人が乗車したということです。 プレゼントは、10月上旬に贈られます。
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国保新山診療所 諮問のとおり廃止を答申
国保新山診療所のあり方について検討してきた伊那市医療政策審議会は、「諮問のとおり廃止はやむを得ない」と、25日に答申しました。 審議会の前田久子会長ら2人が、25日、市役所を訪れ白鳥孝市長に答申書を手渡しました。 審議会では、「廃止はやむを得ないというのが全員の意見です。付帯意見として、利用者の通院手段の確保に配慮してほしいです」と話していました。 白鳥市長は、「慎重審議に感謝します」と話していました。 なお、新山診療所と同じ医師が担当している高遠町の長藤診療所については、医師が来年度定年退職することから今年度中に方向性を示したいとしています。
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伊那市ふるさと納税 今年度減少も薪は好調
伊那市の今年度のふるさと納税の寄付額は、先週末現在1億8千万円と去年の同じ時期に比べて6割ほど少なくなっています。 ただ、6月から始めた薪の返礼品については60件の応募が寄せられているということです。 25日は、市定例記者会見が市役所で開かれました。 市のふるさと納税には、先週末現在2,200件、およそ1億8千万円の寄付がありました。 返礼品の見直しを行ったことが影響し、去年の同じ時期に比べるとおよそ6割、2億8千万円ほど減少しているということです。 ただ、6月から始めた薪の返礼品については、60件の応募があったということです。 白鳥市長は、「予想を上回る応募があった。薪はこれから消費期間を迎えるのでさらに需要が高まるのではないか」と話していました。
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城下町にほおずき提灯 燈籠祭
収穫に感謝し無病息災を願う伊那市高遠町の鉾持神社の例祭、燈籠祭が、22日と23日に高遠町内で行われました。 22日は宵祭りが行われ、霜町連が高遠囃子が演奏しました。 雨のため巡行は行わず、高遠町総合福祉センターやますそ前で行われました。 高遠囃子は、高遠町の5つの地域と2つの団体が継承していて、団体ごとに曲が違うということです。
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戸草ダム建設推進を国と県に要望
三峰川総合開発事業促進期成同盟会の総会が、25日、伊那市役所で開かれ、戸草ダムの建設と治水対策の推進について国と県に要望しました。 25日は、同盟会会長の白鳥孝伊那市長と副会長の杉本幸治駒ヶ根市長が、地元選出の国会議員と県議会議員に要望書を提出しました。 戸草ダムは、三峰川上流域の防災対策として計画されているダムです。 総会では、戸草ダムの建設に向けた検討の推進と治水対策の推進を求める決議書案が示され、承認されました。 同盟会では昨年度、国に対して要望活動を行っていて、今年度も引き続き行っていく方針です。
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伊那節大会・ふるさと芸能祭
伊那節の歌唱力を競う伊那節大会と、伊那谷の伝統芸能を披露するふるさと芸能祭が、24日、伊那市のいなっせで行われました。 歌唱力を競う伊那節歌唱コンクールには、県内各地から27人が出場しました。 出場者は、太鼓や三味線、尺八の生演奏に合わせて歌を披露していました。 コンクールは、伊那節を今後も次世代に引き継いでいこうと、伊那節振興協会などが組織する実行委員会が2年に1度開いています。 今年は、27人中7人が初参加でした。 伊那節は、節回しが独特で、音程も高低差があり、全国的にも難しい民謡だということです。 最優秀賞には伊那市長谷の岩崎 厚子さんが選ばれました。 第2部のふるさと芸能祭では、まほら伊那民謡会やざんざ節保存会など7団体が発表を披露しました。
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南福地御柱祭 里曳き・建御柱
7年に一度行われる、伊那市富県南福地の御柱祭で、里曳きと建て御柱が24日行われました。 一の柱は上竹松集会所から諏訪神社までのおよそ1キロの道のりを曳行しました。 南福地の御柱祭は、諏訪大社の御柱祭の翌年に行われていて、地区の東側の常会、およそ90戸が氏子になっています。 一の柱は長さ6m18センチのヒノキで、回を重ねるごとに3センチずつ長く切り出されます。 里曳きの途中で、保存会のメンバーが長持ちを披露しました。 難所の、神社参道の石段です。 声を合わせ、25段ある石段を一気に引き上げました。 午後2時すぎ、一と二の柱の建御柱が始まりました。 およそ300人の氏子などが見守る中、柱が建てられました。 御幣がつけ終ると、全員で万歳をして成功を祝いました。 次回、南福地の御柱祭が行われるのは平成35年です。
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ハワイ向けの米を収獲
国産米の海外輸出を手掛ける札幌市の企業、ワッカジャパンは、今年から伊那市長谷の水田でハワイ向けの米の生産を始めました。 24日は、その第1号となる稲刈りが行われました。 長谷、非持地区にある田んぼは、眼下に美和湖が広がるロケーションです。 ワッカジャパンの出口友洋社長。 初めて自社生産にチャレンジする場所として、ここを選びました。 生産したのは、健康志向のアメリカ人の需要にあわせ、胚芽が3倍あるという門外不出の幻の品種、カミアカリ。 黄金色に穂を垂れています。 広さ4アールの田んぼでは、10アール換算にして10俵の米がとれるほどの豊作になりました。 この日収獲した米は、玄米として船便でハワイに発送され、12月のクリスマス商戦には、ホノルルにあるワッカジャパンの店舗に並ぶことになっています。 来年は、このカミアカリの栽培面積をさらに拡大する計画です。
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高遠町歴史博物館 開館20年特別展
伊那市の高遠町歴史博物館の開館20年を記念した特別展が22日から始まりました。 特別展「20年の歩みに学ぶ」では、これまで行われた55回の特別展で展示した所蔵品など50点余りが展示されています。 幼少期に高遠町で過ごした書家で画家の中村不折が描いた高遠町出身で東京芸術大学の初代校長を務めた伊澤修二の両親の肖像画が展示されています。 他に、高遠石工の守屋貞治が自身の作った作品を記した帳面や、高遠城跡から発掘された茶碗、下山田区が所蔵する東郷平八郎の書など、高遠町ゆかりの資料が揃った展示となっています。 この展示は12月10日まで開かれています。 尚高遠町歴史博物館では、30日に関連企画として、高遠石工の研究発表やこれからの博物館について考える講座を開催する予定です。
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新山診療所 来年3月廃止答申へ
伊那市医療政策審議会は、伊那市富県の新山診療所について「来年3月での廃止はやむを得ない」との答申案を21日まとめました。 21日は伊那市役所で審議会が開かれ、市から諮問されている「新山診療所の廃止」について意見を交わしました。 新山診療所は現在、1人の医師が他の2つの診療所と兼務しています。 診療は週に1回、1時間行っていて、通院患者数の減少や経営状況の悪化が課題となっています。 委員からは、継続を求める意見は無く、審議会として「新山診療所は、来年3月での廃止はやむを得ない」との答申案をまとめました。 付帯意見について、「公共交通の路線の見直しによる利便性の向上」や「送迎ボランティアの育成」など廃止後の通院手段確保について具体的に記すよう意見が出されました。 審議会では25日に市長に答申を行い、伊那市ではその後、来年3月に新山診療所を廃止とする条例改正案を市議会に提出する予定です。
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長野県書道展 力作1000点展示
第70回長野県書道展の伊那地区展が22日から伊那市の伊那文化会館で始まりました。 会場には、上伊那地区の一般と小中高校生の入選・入賞作品、およそ1000点が展示されています。 伊那地区の入選・入賞作品の他に、県全体の特選入賞者の作品も巡回展示されています。 流派やジャンルの垣根なく、バラエティ豊かな作品が楽しめるということです。 今年は70回を記念し、特選の中からさらに優れた作品に贈られる記念賞が設けられました。 上伊那の高校生からは134点の応募があり、2点が記念賞に選ばれました。 小中学生は、790点の応募があり、8点が記念賞に選ばれました。 関係者は、「力作が揃っている。小学生から一般まで、作品それぞれの個性を見てもらいたいです」と話していました。 県書道展は、24日(日)まで伊那文化会館で開かれます。
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日本禁煙友愛会伊那支部が車イス寄贈
一般社団法人日本禁煙友愛会伊那支部は22日、伊那市に車イス2台を寄贈しました。 日本禁煙友愛会伊那支部の中島重治支部長代行ら3人が伊那市役所を訪れ車イス2台を寄贈しました。 伊那支部では社会奉仕活動としてこれまでも車や現金を贈っています。 日本禁煙友愛会は健康づくりの輪を広げようと昭和30年に伊那市で発足しました。 現在は3都県に65の支部があり約3万2,000人の会員がいるということです。 伊那支部には1,000人ほどいて青少年の喫煙対策や地域社会奉仕活動などを行っています。
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伊那市のプロモーション映像用 長谷小の歌収録
伊那市のプロモーション映像を手掛けるイーナ・ムービーズの制作チームは、今年度、伊那市50年の森林(もり)ビジョンを表現する「森のこえ」をテーマに映像を制作しています。 21日は、映像で使用するオリジナル曲の収録が行われました。 オリジナル曲「森のこえ」は、長谷小学校の児童が歌います。 この日は、伊那市のいなっせで収録が行われました。 イーナ・ムービーズの監督を務めるのはNHK大河ドラマ「龍馬伝」や映画「シンゴジラ」などで人物デザインを手掛ける伊那市出身の柘植 伊佐夫さんです。 音楽は、伊那市出身で芸術文化大使の天山さんが担当しています。 オリジナル曲「森のこえ」は柘植さんが作詞、天山さんが作曲しました。 ホールで発声練習を兼ねて歌った後、スタジオに入って歌声を録音しました。 ヘッドフォンをつけて本格的に録音します。2つのパートに分かれて別々に音を録りました。 今回のテーマ「森のこえ」の映像を撮影している際に、柘植さんが、子どもたちの言葉で伝えたほうが純粋さが伝わるのではないかと考え、歌をプロモーションに加えることにしました。 長谷小の児童の歌う姿を見た柘植さんが、学校に依頼し実現しました。 プロモーション制作は3年目で、これまで8本が制作されていますが、地域の生の歌声を、プロモーションで活用するのは、今回が初めてです。 プロモーション映像・イーナ・ムービーズの「森のこえ」は、3分くらいの長編と15秒くらいの短編を作り、10月ごろ完成、来年1月公開予定です。
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アスタル シードルの新酒楽しむイベント
伊那市内の飲食店などでつくるアスタルシードルクラブが手掛けるシードルの解禁を祝うイベント「シードル・ヌーヴォー」が、20日夜、伊那市のセントラルパークで初めて開かれました。 地元のリンゴを使い、地元の醸造所で加工した純伊那産のアスタルシードルは、今年で3年目になります。 このイベントは、アスタルシードルの解禁を祝うものですが、それ以外にも伊那谷の3つの醸造所がシードルを出品し、全部で10種類を飲み比べることができます。 訪れた人は、6枚つづり1,500円のチケットを購入し、飲み比べていました。 セントラルパークには、10店舗が出店し、ローストポークの串焼き、ゴルゴンゾーラのキッシュ、肉のテリーヌなど、シードルに合う料理を提供していました。 これまでも、シードルの解禁を祝うイベントは行ってきましたが、街中での開催は今回が初となります。 アスタルシードルクラブでは、今後、このイベントを定着させ、伊那谷のシードルを育てていきたいとしています。
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新山定住促進協議会が地域づくり表彰受賞
伊那市富県新山の住民でつくる新山定住促進協議会は、国土交通省の「地域づくり表彰」で、全国の5つの受賞団体の1つに選ばれました。 新山定住促進協議会は、園児数の減少で休園となっていた新山保育園の再開や新山小学校を地域で支える活動を行い、新山地区への定住について関心を高めたと評価されました。 会では月に一度、小学校・保育園とともに地域の課題について検討する会合を開いているほか、これまでに移住希望者向けのパンフレットの作成や高校と連携した特産品の開発などに取り組んできました。 会によると、保育園が再開した平成26年度以降の新山地区への移住者は33人にのぼるということです。 地域づくり表彰は、国土交通省が創意工夫を生かした地域づくりに功績があった団体を表彰するものです。 応募があった全国の67団体の中から、最高賞の国土交通大臣賞に次ぐ全国地域づくり協議会会長賞に選ばれました。 表彰式は11月に東京都で行われる予定です。
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国体に出場する伊那市在住の選手の壮行会
9月30日から愛媛県で開かれる第72回国民体育大会に出場する伊那市在住の選手の壮行会が20日に市役所で開かれました。 国体に出場するのは、伊那西高校新体操クラブに所属する選手5人です。 大会では4人が個人種目に出場し、団体の演技と合わせた合計点で順位が決まります。 伊那西は去年も国体に出場していて、成績は5位でした。 選手たちは「応援してくださっている方々に恩返しできるよう頑張りたい」「最後まで諦めずに全力で取り組みたい」などと抱負を話しました。 林俊宏副市長は「優勝を目指してほしいです。皆さんの頑張りが地域の元気の源になります。」と激励しました。 大会は、30日から愛媛県で開かれます。
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東春近原新田区 「伊駒アルプスロード」ルート変更要望
伊那市東春近の原新田区は平成31年度事業着手予定の国道153号バイパス伊駒アルプスロードのルート案について、道路により地域のコミュニティが分断される恐れがあるとして、県や市にルート案の変更を求めています。 長野県が示した伊駒アルプスロードのルート案では原新田区の第一組の中を通ります。 原新田区によりますとバイパスにより組内が10戸と7戸に分断されるという事です。 原新田区では、8月の役員会でルート案の変更を求めていく事を決め、今月、要望書を提出しました。 長野県は、「現時点で明確な回答はできません。 要望書の取り扱いを検討しています」とコメントしています。
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今年のマツタケは?藤原さんに聞く
今年は不作と言われているマツタケですが、伊那市富県新山のマツタケ博士の藤原儀兵衛さんにそのあたりについて伺ってきました。 藤原儀兵衛さん79歳です。 藤原さんの山では、先週からマツタケの収穫がはじまっていて20日は、特別に同行させてもらいました。 次々にマツタケを見つけます。 藤原さんは、この道60年の大ベテランです。 マツタケが出やすい山の整備方法を考え実践しているマツタケ博士です。 贈答用などの注文を受け、自分の山からマツタケを採って出荷しています。 藤原さんによりますと今年は、例年より遅れていて、原因は9月に入って朝晩の気温が極端に低かったことだということです。 今後、日中の気温が27度位を保ち続け、地面の温度が上がれば平年並みの収量になるのではと予想しています。 藤原さんは、マツタケが育ちやすい環境をつくるには、「落ち葉などを数年ごとに取り除く事が必要だ」と山の手入の重要性も話していました。 マツタケの収穫作業は、11月の中旬まで続くということです。
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東部中吹奏楽部定期演奏会
伊那市の東部中学校吹奏楽部の定期演奏会が伊那文化会館で18日、開かれました。 東部中学校吹奏楽部では、練習の成果の発表の場として毎年定期演奏会を開いています。 演奏会は、2部構成となっていて映画音楽やポップスなど15曲を披露しました。 演奏の途中には、1年生がダンスパフォーマンスをする場面もあり会場を盛り上げていました。 東部中学校吹奏楽部は、今年度、吹奏楽コンクールの県大会や中部日本吹奏楽コンクール長野大会で金賞を受賞しています。 会場には、保護者や友人たちが訪れ演奏に聞き入っていました。 演奏会では他に、東部中学校吹奏楽部出身の高校生や大学生による演奏も行われました。