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15日通り町で盆踊りイベント
伊那まちで途絶えかけている盆踊りを復活させようと、15日に開催される恒例の歩行者天国に合わせて、盆踊りイベントが行われます。 10日は、イベントの実行委員会が、通り町の商店に集まり、当日の打ち合わせを行いました。 伊那市の町部では、ここ数年、荒井区、山寺区、中央区で盆踊りが開催されていましたが、中央区が去年中断を決め、中心市街地で盆踊りを実施する地区がなくなっていました。 このままでは伝統芸能の伝承ができなくなると話が上がり、通り町1丁目商店会、田楽座、伊那節保存会、アスタルプロジェクトでつくる実行委員会が、15日に中心市街地で開かれる歩行者天国に合わせて、イベントを開催することにしました。 踊るのは、伊那節、伊那の盆唄などです。 関係者によると、伊那の盆唄は昭和初期まで伊那まちの各地で踊られていましたが、現在は、踊れる人も少ないということです。 このイベントは、賛同者からの募金で賄われていて、実行委員会では、当日も賛同者を募りたいとしています。 伊那まち盆踊りは、15日(火)午後6時45分から午後8時30分まで、伊那市の通り町交差点で開かれています。
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子どもたちがミヤマシジミ学び感じたことを歌に
絶滅危惧種の蝶・ミヤマシジミについて学び、感じたことを歌にする子ども向けの体験プログラムが、伊那市などを会場に2泊3日の日程で開かれています。 10日は、伊那市横山の鳩吹公園周辺でミヤマシジミを観察したほか、蝶の住む環境について学びました。 ミヤマシジミは、環境省の絶滅危惧種に指定されている蝶で、オスは羽を開くと鮮やかな青色をしています。 幼虫は、コマツナギというマメ科の植物のみを食べて育ちます。 横山でミヤマシジミの生息が確認されてから地元住民が鳩吹公園でコマツナギを栽培しています。 この体験プログラムは、県内の生物の保全活動に取り組む団体で作る信州生物多様性ネットきずなが初めて開きました。 信州大学農学部に在籍していた帝京科学大学専任講師の江田 慧子さんと、伊那市出身の歌手・湯澤かよこさんが講師を務めました。 子どもたちは、鳩吹公園を駆け回り、蝶を採集していました。 午後は、観察を通して学んだことや感じたことを子どもたちが言葉にして、歌詞を考えました。 湯澤さんが作った曲に子どもたちの詩をのせて、歌いました。 プログラムは11日までで、子どもたちが作詞した曲は、10月に長野市で開かれる発表会で披露される予定です。
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高遠町総合支所 市長「なるべく早く建設する」
老朽化や耐震性に課題があり高遠町保健センターへの機能移転の方針案が示されている高遠町総合支所について、伊那市の白鳥孝市長は、「場所や規模などについては検討が必要だが、なるべく早く建て替えたい」と話し、新築する考えを9日夜、高遠町で開かれた市政懇談会で明らかにしました。 9日夜は、伊那市高遠町のJA上伊那東部支所で市政懇談会が開かれ、住民80人ほどが参加しました。 その席で、白鳥市長は、「駐車場も含め現在の位置でいいのかというのは検討する必要がある。場所・規模など課題はあるがなるべく早く建て替えたい」と、移転でなく新築する考えを示しました。 住民からは、「住民感情として、現在の場所にこだわりがあるので現地建て替えをしてほしい」といった意見や、「新しい施設にお金をかけるよりも、水道料金など日々の生活に密着したことに予算を使ってほしい」といった意見も出されていました。
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長崎に原爆投下 今年で72年黙とう捧げる
72年前の9日、長崎に原爆が投下されたました。 原爆投下時刻の午前11時2分、防災無線のサイレンが鳴り、伊那市西箕輪保育園の園児たちが黙とうを捧げていました。
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みはらしにキックバイク体験コース完成
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファーム内に小学生未満を対象にした地面を蹴って進むキックバイクの体験コースが完成しました。 9日は、オープニングセレモニーが行われ、公園近くの西箕輪南部保育園の園児がコースの走り初めをしました。 コースは、みはらしファームの体験施設やってみらっしの南側に整備されました。 全長60mの起伏のあるコースで、ペダルがなく足で地面を蹴って進むキックバイク専用です。 地域おこし協力隊の宮坂啓介さんを中心に7月から整備してきました。 うまくキックバイクに乗ることができれば最後まで足をつかずにゴール出来るということです。 宮坂さんによりますと全国的にみても起伏のあるコースは珍しいということです。 コースの体験料は1日500円でレンタルバイクは別に30分500円かかります。 コース体験料は今月いっぱい無料となっています。 伊那市では今回の体験コースをふくめ西箕輪のみはらしファーム周辺をマウンテンバイクフィールドとして整備していく計画で今回は、そのプロジェクトの第1弾となります。
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伊那市の小中学生が全国での活躍誓う
スポーツで全国大会に出場する伊那市の小中学生が9日、白鳥孝市長を表敬訪問しました。 表敬訪問したのは陸上、水泳、柔道、ソフトボールの全国大会に出場する5人と1チームです。 富県小学校6年の小牧優我君は県小学生陸上競技大会の男子走り高跳びで1m35cmを跳び優勝しました。 全国小学生陸上大会は19日に神奈川県で行われます。 東部中3年の谷口文菜さんは 県中学総合体育大会の100平泳ぎで1分13秒43を記録し優勝しました。 全国中学校水泳大会は17日から鹿児島県で行われます。 春富中3年の大前歌音さんは県中学校陸上競技大会の混成四種競技で2675点を取り、標準記録を突破しました。 全日本中学校陸上大会は19日から熊本県で行われます。 春富中3年の笠原渉君は県中学校柔道大会66キロ級で優勝しました。 また同じく春富中3年の鈴木智仁君は90キロ級で優勝しています。 全国中学生柔道大会は22日から福岡県で行われます。 東部中学校女子ソフトボール部は北信越大会で優勝しました。 全国中学校ソフトボール大会は17日から鹿児島県で行われます。 白鳥市長は「伊那市の選手が全国で活躍するのはうれしいこと」と話し選手の活躍に期待していました。
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伊那市職員万引きで懲戒処分
伊那市は今年3月東京都で万引きをした職員を停職2か月の懲戒処分にしたと8日発表しました。この職員は退職願を提出し市はこれを受理しました。 伊那市の発表によりますと懲戒処分となったのは保健福祉部の58歳の職員です。 今年3月25日に東京都台東区上野の衣料品店で衣類4点、1万7千円相当の万引きをしたものです。 市では7日付けでこの職員を2か月の懲戒処分とし退職願が出ていたことから処分後にこれを受理しました。 この件について伊那市の白鳥孝市長は「市職員としてあるまじき行為で市の信用を傷つけることとなり市民の皆様に深くお詫び申し上げます。今後、職員研修などを通じて職員意識の向上を図るとともに再発防止と信頼回復に努めてまいります。」 とのコメントを出しています。
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台風5号 伊那地域は被害なし
日本の南西沖で発生した台風5号は、8日未明に長野県南部に最接近し、日本海側へと通過しました。 伊那地域では、この台風による被害はありませんでした。 南箕輪村田畑の大和屋農園のリンゴ畑では、8月下旬に収穫期を迎える「つがる」などをメインに育てています。 今回、風による落下など、台風による被害はほとんどありませんでした。 大和屋農園の白鳥光徳さんは「このあたりは被害がなくて本当に良かったが、大きな被害を受けている地域もある。自然災害はいつ来るかわからないので本当に心配」と話していました。 台風5号は、8日未明に長野県に最接近しました。 予報よりも進路が北にずれたため、伊那市・箕輪町・南箕輪村では大きな被害はありませんでした。 伊那バスでは、中央自動車道の一部区間で通行止めがあったため、高速バスの7日午後3時台の便から、8日午前6時台の便まで運行を見合わせました。 JR東海では、愛知県・静岡県部分で倒木があり、飯田線の一部区間の運転を見合わせましたが、県内区間については平常運転となりました。 長野地方気象台では、降水量が多かった地域では、引き続き土砂災害に注意するよう呼びかけています。
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就職は地元で 県外進学の学生にPR
地元出身で県外の大学に通う学生の就職先として、地元にも目を向けてもらおうと、インターンシップイベントが8日から各地で始まりました。 伊那市西春近の知立市野外センターでは、上伊那地域の自治体などでつくる「上伊那地域若者人材確保連携協議会」が、就活準備合宿を行いました。 合宿には、来年から就職活動を行う大学3年生や短大の1年生が参加しました。 3日間の日程で行われ、初日の8日は地元企業の経営者を講師に、短時間で多くの人と自己紹介をするなど、ロールプレイング方式でコミュニケーションを学びました。 長野県内では、県外の大学に進学した学生が地元に戻る割合は3割程だということです。 地元企業や地元の魅力について知らない学生も多いことから、協議会が去年企画しました。 協議会事務局の唐木玲さんは「」と話していました。 参加した学生は「地元が好きなので、就職できればうれしいと思い参加しました●」と話していました。
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伊那ローメンズクラブ設立20周年記念事業 スタンプラリー開催
今年の3月で設立20周年を迎えた伊那ローメンズクラブは、記念事業として、8月15日からスタンプラリーを行います。 8日は、伊那市の伊那商工会館で記者会見が開かれ、事業の内容が説明されました。 伊那ローメンズクラブは、今年3月で設立20周年を迎えました。 その記念事業として、クラブ加盟店でローメンを食べてスタンプを貯める「美味し伊那ローメンスタンプラリー」を行います。 1杯につきスタンプが1回押され、集めたスタンプの数に応じてクラブ加盟店で使える食事券がプレゼントされます。 加盟店は全部で30店舗で、10店舗制覇で2,000円分、20店舗制覇で5,000円分、30店舗全て制覇すると20,000円分の食事券がプレゼントされます。 スタンプラリーの期間は、今月15日から11月30日までです。 また、15日に行われる「伊那ローメン夏まつり」についても説明がありました。 まつりでは、やきそば風ローメンが1杯500円で提供されるほか、ビンゴ大会や激辛ローメン早食い大会などが開かれます。 今年の目玉として、第1回ローメン食い’Sカップも開催され、ローメンの知識王を決めます。 ○×クイズに答えて優勝すると、トロフィーが贈られます。 伊那ローメン夏まつりは、15日午後4時~午後9時まで、セントラルパークで行われます。
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親子で食育について学ぶワークショップ
親子で食育について学ぶワークショップが、8日と9日の2日間、伊那市のかんてんぱぱガーデン健康パビリオンで開かれています。 1日目は、市内を中心に20組の親子が参加しました。 ワークショップは、食に関する知恵や技を親子で体験しながら学んでもらおうと、伊那食品工業株式会社が開いたものです。 この日は小学校低学年の子どもたちが、寒天とゼラチンの違いについて学ぶ実験をしました。 その後、旬の果物や寒天を使ってカップゼリーを作りました。 9日は、高学年の子どもたちが「寒天の固まり方の違い」について学ぶ予定です。
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広島原爆投下から72年 市民が黙とう
1945年8月6日に広島に原爆が投下されてから72年目を迎えました。 伊那市の丸山公園では、平和の塔の前で6日市民が黙とうをささげました。 原爆が投下された午前8時15分。 集まった市民有志50人ほどが平和の塔の前で黙とうをささげました。 この平和記念式典は、戦争の悲惨さを忘れずに平和について考える機会にしようと、非核平和都市宣言をさらにすすめる伊那市民の会が実施しています。 昭和62年に会が発足し、3年後の平成2年に原爆の火を灯す平和の塔が完成しました。 式典は、原爆の悲劇を後世に伝えようと、以来毎年続けられています。 参加者は、花を手向け冥福を祈っていました。
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七夕の奇祭 さんよりこより
三峰川をはさんだ伊那市美篶と富県桜井の天伯社で月遅れの七夕の奇祭「さんよりこより」が7日、行われました。 伊那市美篶の下川手・上川手の境にある川手天伯社には、七夕飾りを手にした子どもたちが集まり始めました。 天伯社では神事が行われ、ご神体が神輿の中へと移されました。 神輿の下を3回くぐると無病息災、安産のご利益があるといわれていて、集まった子どもたちがくぐっていました。 伝統行事さんよりこよりは、三峰川の氾濫を治め無病息災を祈る行事です。 応永年間の1427年、高遠の藤沢片倉にあった天伯様が大洪水で流されて、桜井に流れ着いた後、再び流されて対岸の川手につきました。 川手には大棚機姫命、桜井には瀬織津姫命と双方に天伯社が祀られたと言い伝えられています。 神輿くぐりが終わるとさんよりこよりがはじまります。 子ども達は、さんよりこよりと唱えながら3周した後合図とともに氾濫を引き起こす鬼に見立てた大人をめった打ちにし、これを3回繰り返します。 さんよりこよりが終わると降り出した雨の中、ご神体を乗せたみこしを担いで富県の桜井にある天伯社を目指します。 三峰川を天の川にみたて神輿を渡るさまは、七夕の織姫と彦星の年に一度の逢瀬になぞられています。
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台風5号 8日未明から昼にかけて最接近
台風5号は、8日の未明から昼にかけて県内に最接近する見通しです。 伊那市西箕輪の白鳥フルーツ農園では、台風に備えて極早生りんご「夏あかり」の収穫に追われていました。 夏あかりは、お盆の贈答用やお供え物として需要がありこれから収穫のピークを迎えます。 台風に備え、2~3日後に予定していた収穫を早めたということです。 長野地方気象台では、あすの未明から昼にかけて県内に最接近するとみています。 伊那市などでは、強風や大雨への備えに加え、土砂災害や低い土地の浸水・河川の増水や氾濫に注意し、危険を感じた時は早めに避難するよう呼びかけています。
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熱狂の2日間 60回記念伊那まつり
勘太郎まつりから数えて60回の記念伊那まつりが、5日と6日の2日間行われ、市内は熱気に包まれました。 伊那まつり初日は、山寺から西町までのおよそ1.5キロが歩行者天国となり、100連およそ6,500人が市民おどりに参加しました。 今年のテーマは「のぞむ」で、60年の伝統を継承しさらに魅力ある祭りへと発展させていこうという思いが込められています。 この日の最高気温は、今季最高の34.8度まで上がり暑い1日となりました。 また、夕方には一時雨が降りましたが、参加者は最後まで躍動感あふれる踊りを披露していました。
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少年の塔慰祭を前に 環境整備
満蒙開拓青少年義勇軍少年の塔慰霊祭が5日伊那市の伊那公園で行われます。 4日は慰霊祭を前に小中学校の教諭およそ50人が草刈りや木の剪定を行いました。 満蒙開拓青少年義勇軍は、昭和13年から終戦までの間、満州開拓のために国や県が奨励したものです。 上伊那からは教育会が中心となり募集をとりまとめ約600人が満州に行き、91人が命を落としたということです。 少年の塔は、戦時中、満蒙開拓青少年義勇軍として大陸に渡り望郷の念にふける少年の像で昭和36年に建立されました。 上伊那教育会では、毎年慰霊祭を行っていて、今年はより多くの人にこの歴史を知ってもらおうと一般の参加者も募っています。 慰霊祭は5日午前8時から伊那公園内にある少年の塔前で行われます。
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宮島酒店がアルプスのパノラマ写真集刊行
伊那市の造り酒屋宮島酒店は、山の日施行1周年を記念して、中央アルプス・南アルプスの山々を映したパノラマ写真集を刊行しました。 完成した3冊の写真集は中央アルプス・南アルプスを近隣の山々から見たもので、山の名前が記されています。 写真は、宮島酒店の宮島敏社長が撮影しました。小学4年生のころ父親からカメラをもらったことがきっかけで写真を始め、山登りも趣味としています。 山頂で、少しずつカメラを回しながら撮影し、パソコンのソフトで合成しました。 これまでも、山の上から見渡したパノラマ写真帳を、友人や山小屋において配ったところ、ぜひ写真集にしてくれないかとの声があったことを受けての刊行です。写真集はつなぎ合わせることもできます。 宮島酒店では、この写真集と特別純米酒をセットにして、ふるさと納税の返礼品として伊那市に提案しています。 写真集は、1冊600円(税別)で、7日の午後から宮島酒店で販売するほか、順次、市内の酒販店や山小屋などでも販売されるということです。
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ベースボール型指導法を元プロ野球選手に学ぶ
平成23年度から小中学校の体育の授業で必修となった「ベースボール型」の指導法について学ぶ研修会が、4日、伊那市高遠町のほりでいドームで開かれました。 研修会には、中日ドラゴンズのピッチャーだった遠藤 政隆さんと、千葉ロッテマリーンズのピッチャーだった長崎 伸一さんら元プロ野球選手二人を含む、4人が講師として招かれました。 ベースボール型とは、野球やソフトボールのように攻守交替するスポーツのことです。 小中学校の体育の授業で必須化したベースボール型の指導方法を研修し、野球やソフトボールに関心を持ってもらおうと伊那市教育委員会が初めて開きました。 市内を中心に教員34人が参加し、ゲームを通して指導法を学びました。 野球の経験がない子どもにも楽しんでもらえるように考案されたのがこちらのゲームです。 攻撃側は、好きな場所にボールを投げ、守備側がボールを拾い、守っている全員が外野に集まり座った時点でランナーはアウトとなります。 進塁毎に1点ずつ入る仕組みで、ホームランだと4点になります。 攻撃側は、ボールを大きく投げたり、転がしたりして一つでも多い進塁を目指していました。 講師の一人は、「ゲームを通して子どもたちが自ら考える指導をしてあげてほしい」と話していました。
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演劇舞台技術「音響」学ぶ
伊那文化会館が主催する演劇舞台技術セミナーが今日開かれ、音響について参加者が学びました。 演劇舞台技術セミナーは、伊那文化会館が毎年1回開いていて、今回は、音響をテーマに開かれました。 上伊那の5つの高校の演劇部員や一般から45人が参加しました。 指導にあたったのは、文化会館職員の熊野 大輔さんです。 熊野さんは、伊那文化会館に務める前は、演劇専門の音響を仕事にしていたほか、大学の演劇専攻コースで講師を務めていた経験もあります。 今回は風の音の演出がテーマで、熊野さんは、口笛や手拭いを使ってその場で音を作って見せていました。 高校生は、自分たちの演目の音響をどうしたらよいのか熊野さんに質問していました。 伊那文化会館では、「演出方法などについて高校生から気軽に問い合わせが来るようになった。地域の演劇文化の振興に貢献していきたい」と話していました。
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蛍のエサ「カワニナ」放流
蛍を増やすため、エサとなる貝の一種カワニナの稚貝の放流が3日、伊那市東春近で行われました。 放流したカワニナの稚貝は、伊那カワニナ養殖ボランティア「ほたるの貝」代表の野口輝雄さんが養殖したものです。 野口さんは、教員だった10年程前からカワニナの養殖に取り組んでいます。 2ミリから5ミリに成長したカワニナの稚貝を、東春近の2か所の川に1,500匹ずつ放流しました。 このうち旧大沢川では、近所の子どもたちも集まり、川に放していました。 去年もこの場所にカワニナを放流したところ、今年は蛍が多く見られたということです。 野口さんは「この時期はちょうど蛍の幼虫が孵るので、カワニナを食べてしっかり育つと思う。来年も蛍の発生に期待したい。」と話していました。
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田楽座こども寺子屋発表会
伊那市富県の歌舞劇団田楽座が子どもたちを対象に行っている民俗芸能のワークショップ「子ども寺子屋」の発表会が、今日、開かれました。 子ども寺子屋は、1日から3日間の日程で行われ、最終日の3日、子どもたちが成果を披露しました。 盆踊りでは伊那地域に伝わる伊那の盆唄や、下伊那地域のせっせ踊りなど3曲を踊りました。 民俗芸能ワークショップには伊那市を中心とする南信地域の小学1年生から5年生までの21人が参加しました。 3日間で太鼓や盆踊り、南京玉すだれを学んだほか、玉ねぎの汁を使って鉢巻を染めました。 発表では子どもたちが自分たちで染めた鉢巻を締めていました。 玉すだれでは、2人一組となって技を披露していました。 田楽座では、子どもたちに民俗芸能を知り楽しんでもらいたいと話していました。
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瑞雲墨志会 第14回展示会
上伊那の水墨画愛好家でつくる瑞雲墨志会(ずいうんぼくしかい)の第14回展示会が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、上伊那8つの教室の40人から寄せられた90点の作品が並べられています。 会員の大半が所属している長野県水墨画協会が主催する県展を目標に研鑽しているということです。 入会してから1年ほどの初心者から20年のベテランまで様々で、風景や人物画などが並んでいました。 瑞雲墨志会の展示会は、9日水曜日まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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高校生が伊那まつりでフェイスペイント提供
5日の伊那まつり市民おどりで、美術大学への進学を目指す上伊那の高校生が、顔にアートを施すフェイスペイントのサービスを提供します。 3日は、伊那西高校3年の赤羽 日向(ひなた)さんと、伊那弥生ケ丘高校2年の三村 颯(そう)さんが、顔にアートを描くフェイスペイントを行っていました。 フェイスペイントのサービスを提供するのは、駒ケ根市中央にあるデザインアートスクール・アトリエキースに通う高校生です。 アトリエキースには、美術大学への進学を目指す高校生が通っていて、実技を中心に学んでいます。 実体験を通して技術を上げようと、駒ケ根市の夏祭りKOMA夏に毎年出店しています。 15年ほど続いて出店し恒例の人気店となっていて、今年7月22日に行われたKOMA夏には18人の生徒が参加し、500人の顔にペイントしました。 伊那まつりでもぜひ出店してほしいとの声を受けて、今年初めて、伊那まつりでサービスを提供することになりました。 5日(土)の市民おどりの日に、通り町の学習塾IBCアカデミーで午後2時~9時頃までサービスを提供します。 料金は、ノーマルが500円、スパンコール・ラメ付きが700円です。 デザインは20種類で、サービスの対象は中学生以下だということです。
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伊那市上下水道事業経営見通し示す
伊那市上下水道事業運営審議会が27日、伊那市の伊那市役所で開かれ収益の減少が見込まれるなか次の料金見直しでは値上が必要だとする経営見通しが示されました。 伊那市のまとめによりますと平成28年度の水道事業は収入が17億1千万円、支出が15億4千万円で1億6千万円の黒字でした。 また下水道事業は収入が30億3千万円、支出が28億6千万円で1億7千万円の黒字でした。 上下水道事業について伊那市では人口減少により増収が見込めないことなどから次の料金見直しでは値上げ必要となる見込みだとしています。 また経営基盤の強化を行い、安心、安全で災害に強い水道事業に継続を図りたいとしています。
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市駅前の空き店舗を飲食店街に
山岳関係者や飲食店主などでつくるアスタルプロジェクトは、JR伊那市駅近くで長く空き店舗となっている8店舗を飲食店街として再生する計画です。 2日は、伊那市のタウンステーションいなまちで記者会見が開かれ、代表の八木択真さんが概要を説明しました。 再生するのは、JR伊那市駅近くにある中央商店街と呼ばれる場所です。 アスタルプロジェクトによりますと、ここは昭和30年頃できた場所で居酒屋やスナックなどが集まっていたということです。 しかし、それぞれの店で後継者がいないなどの理由で、10年ほど前から空き店舗になっていました。 現在空いている8店舗の所有者からアスタルプロジェクトが建物を譲り受けました。 今後は、外観などをリフォームし、伊那市の魅力を詰め込んだ飲食店街へ再生する計画です。 これから、出店者を公募し、来年の春か夏頃に一斉にオープンしたい考えで、家賃は4万円から8万円を見込んでいます。 アスタルプロジェクトは、この再生計画を成功させアルプスに囲まれた、この地域にしかない財産を活かし中心市街地と山岳観光の活性化につなげたいとしています。
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セミの抜け殻を集めて地球温暖化を考える講座
生息しているセミの種類から地球温暖化による環境の変化を調べる講座が、伊那市内で2日に開かれ親子がセミの抜け殻を集めて観察しました。 2組9人の親子が参加し、鳩吹公園でセミの抜け殻を集めました。 講座は、自然環境や健康に関する調査研究を行っている長野県環境保全研究所が県内6会場で毎年開いているものです。 子ども達は抜け殻を見つけると、触覚などを壊さないように丁寧に採取していました。 抜け殻の他に産卵途中のヒグラシも観察できました。枝についている白い点が卵です。ヒグラシは県内の広い範囲に生息し比較的涼しい気候を好む種類だという事です。 この日の調査で167個を採取しヒグラシが一番多く97個みつかりました。この事から標高950メートルの鳩吹公園は比較的涼しい環境であるとの結果を導きました。
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伊那市の市有施設5施設 スポンサー募集
伊那市は、市内5つの市有施設のネーミングライツスポンサーを、1日から募集します。 募集するのは、市営野球場・伊那スタジアム、陸上競技場、伊那市民体育館、センターテニスコート、富士塚スポーツ公園の5施設です。 ネーミングライツは、市が所有する施設に愛称をつけることができる権利です。 希望額は、市営野球場・伊那スタジアムと陸上競技場が年額100万円、伊那市民体育館、センターテニスコート、富士塚スポーツ公園が年額50万円となっています。 応募期間は、あすから8月31日木曜日までの1か月間です。 愛称の使用開始は、10月からを予定しています。 なお、市内では、荒井の「ニシザワいなっせホール」と東春近の「東原キッツグラウンド」の2か所でスポンサー契約を結んでいます。
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原爆に耐えた「アオギリ」の子を前に被爆者に黙祷捧げる
伊那市山寺の高尾神社に植えられた、広島の原爆投下に耐えたアオギリの木の苗木の前で1日、伊那中央ロータリークラブのメンバーが黙祷を捧げました。 この日は、クラブのメンバーおよそ20人が高尾神社に集まり、平和への願いを込めて黙祷を捧げました。 アオギリの木は、昭和20年の広島への原爆投下の時に、爆心地から1.3キロ離れた場所に生えていました。 樹皮の半分が焼けてえぐられたものの、現在も枯れることなく成長し続けています 平成25年に広島県でロータリークラブの全国大会が開かれた際に、各地域に苗が分けられました。 唐澤敏治(としじ)会長は「8月は原爆投下があった月だということを改めて思いおこし、戦争のない平和な社会になるよう願いましょう」とメンバーに呼びかけていました。
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国宝「薬師寺」東塔の校名入り瓦が里帰り
昭和25年頃、奈良県の国宝「薬師寺」の改修工事のために、当時長野県内の小・中・高校、301校が募金をしました。 その際に作られ、薬師寺東塔に使われていた校名入りの瓦が、このほど伊那市内の小中学校に里帰りしました。 伊那市東春近の春富中学校には3枚の瓦が里帰りしました。 春富中統合前の富県中学校、西春近中学校、東春近中学校と書かれた横には「昭和26年修補」の文字が刻まれています。 昭和25年、奈良県の国宝保存連盟は薬師寺や東大寺など15の古社寺を保存修復するために「国宝保存学徒募金」を呼びかけました。 当時、修学旅行生の見学態度や事前学習の深さに高い評価があった長野県の教育会には全国に先駆けて募金の依頼がありました。 その呼びかけに応え、県内301校からおよそ70万円、現在の金額に換算しておよそ2千万円の募金が届けられたということです。 上伊那教育会の矢澤淳会長は「当時、上伊那地域の多くの学校から寄進があった。当時の子ども達がどんな想いで家族に相談して寄進したのか。また東塔自体のことを知る上でも非常に貴重な資料だと思います」と話していました。 平成21年に薬師寺東塔の改修工事が10年計画で始まった際に、長野県の学校名が書かれた瓦、345枚が発見されました。 通常、国宝を解体する際にはすべてのものが粉砕処分されますが、信濃教育会が里帰りの働きかけを行い、この度各学校に届けられました。 伊那市には、合わせて8枚の瓦が里帰りしました。 今年春に修学旅行を済ませた中学生は瓦を目にして「想像以上に綺麗な状態で驚いた。遠い存在のように感じていた薬師寺をとても近くに感じることができるようになって、なんだか嬉しい感じです」と話していました。 春富中では、8月の始業式でこの瓦について、生徒に説明する予定です。 なお、今回里帰りした瓦の他にも、伊那市内の学校名が書かれた瓦6枚が見つかっていて、状態が良いことから、修復工事後、薬師寺東塔の瓦として再利用されるということです。
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高遠町長藤国道152号 土砂流出で交通規制
7月31日午後10時25分頃、伊那市高遠町長藤の国道152号で、雨により土砂が流出し、片側交互通行規制となりました。 交通規制は、8月1日午後4時40分に解除されました。 土砂は、伊那市高遠町長藤の国道152号東側の沢から流出し、長藤郵便局南側およそ100メートル区間が片側交互通行規制となりました。 高遠町には、31日午後9時15分に土砂災害警戒情報が出されていました。 伊那警察署によりますと、土砂流出による人的・物的被害はなかったということです。 伊那建設事務所が復旧作業にあたり、1日午後4時40分に作業は完了したということです。