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高校野球長野大会 高遠、赤穂敗れる
11日に行われた夏の高校野球長野大会の上伊那勢の結果です。 松本市野球場で行われた高遠対田川の試合は、10対3の8回コールドで田川が勝ちました。 開幕試合で雨のため再試合となった赤穂高校対須坂商業・須坂園芸・須坂創成の連合チームの試合が諏訪湖スタジアムで行われ、6対1で連合チームが勝ちました。 伊那ケーブルテレビでは、12日午前8時50分から上伊那農業対深志の試合を、午後1時50分から弥生対長野東の試合をそれぞれ生中継で、箕輪進修対長野の試合を午後8時から録画放送します。 放送は、いずれも122chです。
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参院選 民進党新人の杉尾秀哉さんが初当選
第24回参議院議員選挙の投票が10日に行われ、即日開票されました。 改選1議席を3人が争った長野県選挙区は、民進党新人の杉尾秀哉さんが、初当選しました。 開票の結果、杉尾さんが57万4,052票、自民党現職の若林健太さんが49万9,974票、幸福実現党新人の及川幸久さんが2万350票と、杉尾さんが若林さんにおよそ7万4千票の差をつけて初当選しました。 投票率は、県全体で62.86%でした。 市町村別では、伊那市が65.78%、箕輪町が70.21%、南箕輪村が66.08%でした。 前回選挙と比べ、伊那市が3.72ポイント、箕輪町が4.39ポイント、南箕輪村が2.93ポイントそれぞれ高くなり、県全体でも5.14ポイント上回る結果となっています。 今回の参議院議員選挙では、選挙権の年齢が満20歳以上から満18歳以上に引き下げらました。 長野県選挙管理委員会によりますと、18歳、19歳の投票率については、今月下旬にまとまるということです。
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中央アルプス 西駒山荘営業始まる
中央アルプス将棊頭山直下にある西駒山荘の営業が9日からはじまりました。 9日は雨のため10人ほどいた予約はキャンセルが相次ぎ1人が利用しました。 この日、西駒山荘管理人の宮下拓也さんは食事の準備などに追われていました。 そして営業初日から宮下さんを悩ます事が起きました。 キャンセルの連絡がないまま小屋を訪れない予約客がいて心配した宮下さんは午後6時過ぎになって登山道を見に行くことにしました。 1時間半ほどして小屋に戻りましたが予約客を見つけることはできませんでした。 この登山客は伊那市の桂木場から登っていましたが途中で諦め大樽小屋で1泊してから9日午後に西駒山荘に着いたということです。 10日は快晴に恵まれ登山日和となりました。 西駒山荘は中央アルプス将棊頭山の標高2,730メートルにあります。 大正2年に中箕輪尋常高等小学校の生徒ら11人が亡くなる集団遭難があったことから避難小屋として大正4年に建設されました。 その後増築を繰り返してきましたが、建設当時の石室はほぼ当時のまま使われています。 この石室は国の文化審議会が登録有形文化財として登録するよう文部科学大臣に答申しています。 管理人の宮下拓也さんは登山者に「石室に触れ遭難の教訓や小屋の建設に尽力した地域の人々の思いを感じてもらいたい。」と話します。 西駒山荘は40人が宿泊でき1泊2食8,500円、素泊まり6,000円となっていて10月10日まで営業しています。
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市が災害時物資供給協定締結
伊那市は災害時における物資供給に関する協定を市内の3つの企業と11日に締結しました。 この日は市役所で調印式が行われ、ハナマルキ株式会社伊那工場、有限会社いすゞ、株式会社プラーナ零磁場の3社と伊那市が協定書に調印しました。 この協定で、3社は災害時に指定避難所などで避難者への炊き出し用の物資や飲料水を優先的に提供します。 ハナマルキ株式会社は大豆・米・塩・味噌製品加工品などを提供します。 有限会社いすゞは飲料水を提供します。 株式会社プラーナゼロ磁場は飲料水を提供します。 協定書には災害時に要請があった場合は友好都市にも物資を提供することが初めて盛り込まれました。 今回の協定は、4月に発生した熊本地震を教訓に、地元企業との連携を密にした災害対応を行っていこうと締結されました。 白鳥孝市長は「水や食べ物は極めて大事なもの。災害時に備えてこれからも磐石の体制を築いていきたい。」と話していました。
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第21回ちびっこ駅伝大会開催
園児が伊那市の中心市街地を駆け抜けるちびっこ駅伝大会が10日に開かれました。 ちびっこ駅伝大会は、ぎおん祭りの歩行者天国に合わせて、商店主や地元住民で作る伊那まちの再生やるじゃん会が毎年開いているものです。 21回目の開催となる今年は市内の保育園と幼稚園から50チーム、473人が参加しました。 荒井のいなっせ前から山寺の八幡町までの480メートルを8区間に分けて走ります。 園児たちは声を掛け合いながらゴールを目指していました。 商店街には多くの保護者や地元住民が応援に駆けつけ声援を送っていました。 閉会式では、入賞したチームにメダルが送られました。 また歩行者天国には、輪投げやヨーヨー釣りなどの出店が並びました。 かき氷のブースの前には訪れた人たちが涼を求めて列を作っていました。
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最高気温31.2度 暑い一日
10日の伊那地域の日中の最高気温は31.1度の真夏日で、暑い一日となりました。 昼過ぎの伊那市役所せせらぎ水路の様子です。 多くの親子連れが訪れ、水遊びを楽しんでいました。 長野地方気象台によりますと明日は今日よりも気温が上がり、厳しい暑さの一日になるということです。
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伊那市で社会を明るくする地域づくり大会
社会を明るくする地域づくり大会が、9日、伊那市のいなっせで開かれ、中学生が犯罪のない明るい社会をテーマにした作文を発表しました。 大会は、伊那市や南箕輪村、保護司会、青少年健全育成協議会などが毎年開いているものです。 7月は、犯罪や非行を防止し罪を犯した人の更生について理解を深め明るい社会を目指す全国的な運動が実施されています。 大会では、3人の中学生が作文を発表しました。 このうち、去年の「社会を明るくする運動」長野県作文コンテストで優秀賞を受賞した高遠中学校1年の池上山五くんは、祖母にシソジュースを作ってもらったうれしさから学んだ事を発表しました 大会主催者を代表して伊那市の林俊宏副市長は「青少年の非行を防ぐには地域で考え行動する地域力の向上が必要です。大人も子どもも支え合って暮らしていける社会をつくっていきたい」と話していました。
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耕作放棄地対策 高遠町藤沢に羊を放牧
伊那市高遠町の住民有志でつくる高遠町山村活性化協議会は、耕作放棄地対策で、藤沢に整備した放牧地に羊3頭を9日放しました。 放牧した羊は信州大学農学部から借り受けたものです。 藤沢水上に整備している放牧地「メリーベリー水上」に3頭が放されました。 羊に耕作放棄地の草を食べてもらい、景観形成につなげようというねらいです。 高遠町山村活性化協議会が、耕作放棄地対策として、信州大学農学部の協力を得ました。 首輪には、羊の位置や体温、行動がわかる装置がついていて、データはインターネットを通してみることができます。 信大農学部では、このデータを家畜管理の現場に応用していきたいとしています。 羊は10月まで放牧される予定で、委員が見回りをして効果を検証していくということです。
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春の高校伊那駅伝全国放送を検討
春の高校伊那駅伝実行委員会の総会が7日伊那市内で開かれ、来年の大会ではBSフジによる全国放送を検討していることがわかりました。 総会では来年40回目を迎える男子大会で記念事業を行うことが発表されました。 その一環としてBSフジによる全国放送が検討されています。 総会で承認を得られたため、今後具体的な話を進めていくということです。 大会の実行委員長を務める白鳥孝伊那市長は、「40回目の記念すべき年に念願の全国放送を実現し、大会を発信していきたい。」と話しました。 その他記念事業では、大会記念モニュメントの作成や歴代優勝校の掲示、大会公式ホームページの作成などが行われるということです。 また、来年の大会の事業計画も示され、春の高校伊那駅伝2017は来年3月19日に行われることが決まりました。
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ふるさと納税で遊具と本設置
伊那市は美篶出身の草野和幸さんが寄付したふるさと納税を活用し、保育園の遊具と児童向けの本を設置しました。 8日に草野さんが市役所を訪れ白鳥孝市長と懇談しました。 草野さんは、伊那市美篶出身で84歳です。 現在は東京都在住で、空調や電気設備機器の販売などを行う東テク株式会社の代表取締役会長を務めています。 去年の7月に地元美篶の教育振興に使って欲しいとふるさと納税326万円を伊那市に納めました。 伊那市では今年度その寄付金を使い美篶西部保育園と美篶保育園に園児が登って遊ぶ遊具「はっくつクライム」を設置しました。 事業費はおよそ190万円です。 また美篶公民館には、児童向けの本180冊を所蔵した草野文庫が設置されました。 事業費はおよそ50万円です。 白鳥市長から、子供たちに好評だという報告を受けた草野さんは、「自分にできることは微々たるものだが、何かの役に立てれば嬉しい。想いは故郷(ふるさと)にある。」と話していました。
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子ども・子育て審議会3部会に分かれ議論
子どもや子育て支援のあり方について協議する審議会が7日伊那市役所で開かれました。 今年度から、3つの部会に分かれ各テーマについて話し合います。 今年度から効率的に議論を進めるため、子育て支援センター、保育園の運営体制、病児保育の実施の3つテーマの部会に分かれて話し合われます。 病児保育についての部会では、将来的な実施を見据えた議論が行われました。 病児保育とは、子どもが病気になった時に保育園の代わりに預かるサービスです。 上伊那では、駒ヶ根市や箕輪町で実施していますが、伊那市では実施していません。 委員からは、「実施に向けた体制が整うまでは近隣施設を利用するべき」、「施設に置く看護師の確保が難しい」などの意見がでていました。 各部会は3回開かれ、11月に開かれる審議会で内容が報告されるということです。
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あとわずかで猛暑日 34.3度暑い一日
7日の伊那地域の日中の最高気温は、34.3度まで上がりあとわずかで猛暑日の今年一番の暑さとなりました。 長野地方気象台は、今朝高温注意情報を発令し、熱中症への対策を呼びかけました。 7日の伊那地域は、午後1時35分に最高気温34.3度を記録しました。 伊那市のいなっせ前では、日傘を差したり、上着を脱いだりして暑さをしのぐ人の姿が見られました。 長野地方気象台では今朝、高温注意報を県内に発令し、熱中症への注意を呼びかけました。 午前11時頃撮影した伊那市のナイスロードです。 風がなく暑い日にアスファルトなどの道路で遠くに水があるように見える「逃げ水現象」が発生していました。 上伊那広域消防本部によりますと、午後4時現在、駒ヶ根市の78歳の男性1人が熱中症の症状で搬送されたということです。
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高遠在来種のそば守る 柵設置
幻となっている高遠在来種のそば復活を目指す伊那そば振興会などは、栽培を行う伊那市長谷浦の畑の周りに、野生鳥獣の被害を防ぐための柵を、7日設置しました。 この日は、そば店の経営者などで作る伊那そば振興会と伊那市の職員20人ほどが参加し、栽培の拠点となる、長谷浦の畑の周りに柵を設置しました。 畑は、仙丈ケ岳のふもとで300平方メートルほどです。 高遠在来種のそばは、長野県野菜花卉試験場から譲り受けた300グラムで、この畑に種をまきます。 20グラムから徐々に増やした大変貴重なもので、野生鳥獣の食害に遭わないようにと柵が設置されました。 最初は草だらけだった畑も今回で3回目の掘り起こしで畑らしくなっていました。 そばが発芽した時に、雨に流されたりするなどのリスクを避けるために、数回に分けて種をまきます。 播種作業は、今月20日と27日に行われる予定です。
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伊那市のスポーツ少年団軟式野球の2チームが北信越大会出場
17日から富山県で開かれる第38回全国スポーツ少年団軟式野球北信越大会に出場する、伊那市の西南ブルースと美篶野球の選手が6日、市役所で大会への出場を報告しました。 北信越大会に出場するのは、西春近南小学校の児童が所属する西南ブルースと、美篶小学校の児童が所属する美篶野球の2チームです。 この日は、チームのメンバーと監督が市役所を訪れ、白鳥孝市長に出場の報告をしました。 西南ブルースは、先月諏訪市で開かれた県大会で準優勝し、県の代表権を獲得しました。 美篶野球は、県大会の準決勝で敗れましたが、優勝チームが北信越大会に出場しないことが決まり、繰り上げで出場が決まりました。 選手はそれぞれ「大きな声を出して最後まで頑張りたいです」「全員で力を合わせて1点でも多く点を取りたいです」と大会への意気込みを述べました。 白鳥市長は「大会では精一杯頑張ってください。勝ち続けるとチームは強くなるので、大きな声を出して絶対勝つという気持ちで臨んでください」と激励しました。 両チームとも、まずは1勝するのが目標だということです。 第38回全国スポーツ少年団軟式野球北信越大会は、17日から富山県で開かれます。
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本通りげんき会 中華料理店でお年寄り交流
伊那市中央の本通り常会は、お年寄りの憩いの場にしてもらおうと、去年から常会内の飲食店で交流会を開いています。 伊那市中央の中華料理店牡丹園。 水曜日は定休日ですが常会のお年寄りが集まり、自家製の漬物や家庭菜園で収穫された野菜を囲み世間話をしています。 この集まりは、お年寄りがお茶を飲みながら、気軽に世間話をできる環境を作ろうと、民生児童委員が中心となり去年から行っています。 年2回のペースで開かれていて、お年寄りでも歩いてこれるよう常会内のほぼ中心にある牡丹園が場所を提供しています。 集まった人たちは、漬物の漬け方や体調管理の方法などについて、会話をはずませていました。 今回は、市役所の職員を講師に招き、地震や水害など災害時の対応について話を聞きました。 次回のげんき会は、秋口に開く予定です。
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伊那市体育協会ゴルフ部が市に寄付
伊那市体育協会のゴルフ部は3日の伊那市民体育祭で集まった募金を6日伊那市に寄付しました。 この日は、伊那市体育協会ゴルフ部の原年弘副部長ら2人が市役所を訪れ、白鳥孝市長に募金を手渡しました。 伊那市体育協会ゴルフ部では、毎年この時期に開かれる伊那市民体育祭で市のスポーツ振興のための募金をしています。 今年は、3日に大会が開かれ市内外から183人が参加し、7万8,105円が集まりました。 伊那市では意思を尊重し、寄付金を使っていきたいとしています。
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中国の中学生が春富中で交流
中国の南京育英外国語学校の生徒が、6日に伊那市の春富中学校を訪れ交流しました。 この日は日本の中学校にあたる南京育英外国語学校の生徒と教師40人が教育旅行で春富中学校を訪れました。 生徒たちは、校舎を見学した後、11の班に分かれて各授業に参加しました。 3年1組では英語の授業の中で春富中の生徒が中国の生徒に質問し、答えてもらうビンゴゲームが行われました。 伊那市観光協会では、インバウンド推進事業の一つとして長野県と連携して訪日教育旅行団を受け入れています。 長野県では今年度これまでに31団体を受け入れたということです。 体育館で行われた歓迎セレモニーでは、吹奏楽部の生徒たちが演奏を披露し中国の生徒たちを迎えました。 中国の生徒らは7日に奈良や京都などを観光して、8日に帰国するということです。
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伊那市の菓匠Shimizu 清水慎一さんが講演
伊那市上牧の菓子店、菓匠Shimizuの清水慎一さんとザ・リッツ・カールトンホテルの前の日本支社長、高野登さんの講演会が2日、伊那市内で開かれました。 講演会は、小布施町に本社を置く出版社、文屋が開いたものです。 清水さんは、2014年に文屋からレシピ本「縁(えにし)」を出版しています。 菓子作りにかける想いや社員の様子のほか、取引先の農家がレシピと共に紹介されています。 清水さんは、「菓子づくりという手段を通して社員や地域の人を幸せにしていく事が私の仕事であり目的です」と話していました。 同じく文屋から本を出版した高野さんは、「自分の欲のためではなく人のために行動する事が会社の一体感につながる」と話しました。 文屋では、本の書き手、作り手、読み手の交流と学びの場として東京や長野市で年に4回ほど講演会を開いていて、この日は読者60人ほどが訪れました。
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南アルプス仙丈ヶ岳 高山植物見ごろ
南アルプスの仙丈ヶ岳では、様々な高山植物が見ごろを迎え登山客が花などを楽しんでいます。 登山道の近くには、雪が残っているところもあります。 およそ標高2500mの藪沢小屋周辺ではヤマガラシやゴゼンタチバナなどの花が楽しめます。 北沢峠こもれび山荘の管理人によりますと花は例年より10日ほど早いということです。 国民の祝日山の日が制定されるなど山への関心が高まっていて、4日も多くの登山者が花や景色を楽しんでいました。 馬ノ背ヒュッテ周辺には高山植物を鹿の食害から守る防護柵が設置されていて4日は、市の職員が植生の回復について調査を行いました。 防護柵は平成20年から南アルプス食害対策協議会が設置していて、高山植物の植生が回復しています。 今年は、12日に防護柵の設置作業が予定されています。 標高3000m周辺の岩場にはオヤマノエンドウが群生しています。 伊那市では、「可憐な花がたくさん楽しめるので、仙丈ヶ岳に登ってもらいたい」と話していました。
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伊那市民プール16日営業開始
16日のオープンに向け、伊那市の伊那市民プールでは清掃作業が行われています。 作業は4日から始まっていて5日は、伊那市と伊那市振興公社の職員7人が清掃を行いました。 水を抜いたプールには、オフシーズン中に泥や落ち葉がたまっていて職員らはスポンジなどを使って取り除いていました。 伊那市民プールの営業は16日から8月22日までです。 夏休み期間中を除き土日祝日のみ営業となります。 昨シーズンは1万5593人が利用しました。 高遠スポーツ公園プールも16日からオープンし、毎週火曜日を除き平日も営業します。 オープン初日の16日は、両施設ともに入場無料となっています。 伊那市では、「今年も暑い夏になると予想されている。友達や家族そろって出かけて欲しい」と話していました。
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最高気温31.8度 2日連続の真夏日
5日の伊那地域は日中よく晴れ、最高気温は31.8度で、2日連続の真夏日となりました。 春日公園では、日が照りつける中、時折涼しい風が吹いていました。 現在春日公園ではアジサイが見頃となっています。
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伊那市長賞に吉澤さん
第19回伊那ビデオクラブ作品コンクール表彰式が3日に伊那市のいなっせで行われました。 伊那市長賞には、地元の御柱を描いた作品吉澤豊さんの作品「福地の神様お願いだ」が選ばれました。 「福地の神様お願いだ」は、吉澤さんの地元伊那市富県北福地の御柱の様子を5分にまとめた作品です。 地元目線でとらえた区民の表情やテンポの良い編集技術が評価されました。 伊那ケーブルテレビ賞は、前田耕一さん、映画監督の後藤監督賞には、河野恆さんの作品が選ばれました。 今回のコンクールには、16人の会員から26作品の応募がありました。 伊那ビデオクラブの赤羽仁会長は、「生涯学習をビデオを通じ実践している。地域に役立つ作品をこれからも作っていきたい。」とあいさつ。 コンクールを共催している伊那ケーブルテレビの向山公人会長は「放送に協力いただき番組の充実につながっている。」と感謝していました。 なお、伊那ケーブルテレビが日ごろ放送している放送部門賞の表彰もあり、3人に賞状が手渡されました。 今回のコンクール入賞作品は、後日ご覧のチャンネルで放送します。
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豊丘村の住民が「まちの縁側」事業を視察
豊丘村で高齢者支援について学習しているシニアサポート研究会は、伊那市社会福祉協議会の取り組みの一つ「まちの縁側」の視察を、30日、伊那市内で行いました。 豊丘村のシニアサポート研究会は、元豊丘村議会議員などでつくり、高齢者支援について県内各地を視察し、学習しています。 この日は、会員9人が伊那市美篶青島の矢島信之さん宅を訪れ、まちの縁側の取り組みについて話を聞きました。 伊那市社協では、地域住民が集まる交流の場「まちの縁側」の事業を去年から始めています。 現在、市内で26か所が認定されていて、矢島さんの家もその1つです。 矢島さん宅は、離れを「音楽広場」として開放していて、クラシックのCDなどが並んでいます。 5月には、庭を開放してクラシックの演奏会を開き、70人が集まりました。 伊那市社協では「長野市の社協の事例を知りこの事業を始めたので、多くの市町村でも取り組んでもらいたい」
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南アルプス塩見小屋新築オープン
南アルプスの塩見岳山頂直下にある塩見小屋の竣工式が、1日に行われ、関係者が施設の完成を祝いました。 南アルプス塩見岳は、標高3,047メートルで日本百名山の1つに選ばれています。 塩見小屋の新築は、平成26年度からの2か年計画で行われ、宿泊棟が1棟から2棟に増えたことで30人だった定員が40人となっています。 塩見小屋は、1962年に建設されましたが、風雨により倒壊しました。 その後、1967年に再建されましたが、40年以上がたち老朽化が進んでいたため、今回新たに建てられたものです。 塩見小屋管理人を務める岡和宣さんも、施設の完成を喜びます。 塩見小屋の営業は、10月16日までで、素泊まりが1泊5,000円、1泊2食付きが8,500円となっています。 (塩見小屋070-4231-3164) 運営する伊那市観光株式会社によりますと、7月の土日はほぼ満室、8月は週末を中心にすでに予約が入っているということで、利用する際は事前予約を呼び掛けています。
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伊那北小の児童がプールでスラックライン
伊那市の伊那北小学校の児童が4日に学校のプールでベルト状のラインの上を歩く新しいスポーツ「スラックライン」を楽しみました。 この日は4年生から6年生合わせて21人がプールに張られた専用のラインの上を順番に歩きました。 スラックラインは、綱渡りを低く短くして誰でも楽しめるよう考え出された新しいスポーツです。 伊那北小学校では今年から児童に新しいスポーツを体験してもらおうとクラブ活動の中で取り組んでいます。 普段は体育館で行っていますが、夏の時期はプールで行います。 この日の伊那地域の最高気温は30.5度で蒸し暑い1日になりましたが、夕方前から雨が降り出しました。 小雨が降る中児童たちは5センチの幅のラインから落ちないよう水上綱渡りを楽しんでいました。
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松本山雅の選手がサイン会
サッカーJ2松本山雅の選手のサイン会が今日伊那市の長野銀行伊那支店で開かれました。 4日に松本山雅の岩間雄大選手と安藤淳選手が長野銀行伊那支店を訪れ、サイン会を開きました。 会場にはおよそ50人が訪れ、順番にサインをもらっていました。 岩間選手と安藤選手は集まった一人一人にサインした後記念撮影を行っていました。 このサイン会は長野銀行が地域応援活動の一環として開いたものです。 長野銀行では「今後も地域の人たちに喜んでもらえるような企画を計画していきたい」としています。
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長谷中生徒が地震観測点見学
伊那市長谷の長谷中学校で地震に関する授業と学校近くにある地震観測点の見学が行われました。 1日に長谷中学校の全校生徒36人が授業を受け、地震観測点を見学しました。 講師を務めたのは、茨城県つくば市で地震の観測や研究を行う防災科学技術研究所の主任研究員松原誠さんです。 地震観測点は、地震が起こった時に揺れの大きさなどを観測し、専門機関にデータを送る設備が設置された場所で、全国におよそ3,000か所あります。 伊那市内では下新田や高遠町などに8か所あります。 松原さんは「ここで地震を観測すると、0.5秒でデータが送られ、緊急地震速報などに使われています。」と説明していました。 生徒は初めて見る設備を興味深そうに見学していました。 松原さんは、「身近にある設備のことを知って、地震について勉強してもらいたい。」と話していました。
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コーラスフェス3団体が出演
那市内などの合唱団が出演するコーラスフェスティバルが3日、伊那市のいなっせで開かれました。 3日は、小学校の合唱団地元コーラスグループ、信州大学OBでつくるグループが出演しました。 コーラスフェスティバルは合唱の普及につなげようとNPO法人クラッシクワールドが開いていて今年で4回目です。
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伊那西高校文化祭 第32回西高祭
伊那市の伊那西高校の文化祭第32回西校祭が2日から始まりました。 今年のテーマは「Sparkle!~フレッシュに駆けぬける甘ずっぱい夏」で、今を自分たちらしく輝き、駆け抜けていきたいという思いが込められています。 校内では、各クラスやクラブによる出店や展示が行われています。 3年1組は、ありがとう伊那西と題し、校舎のジオラマを制作しました。 5月から制作をはじめ、発砲スチロールを使って校舎を再現しました。 1年1組は、お祭りをテーマにした展示を行っています。 ヨーヨー釣りや輪投げなどがあり、まつりの雰囲気を楽しむことができます。
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JA伊那支所夏祭り 大流しそうめん
JA上伊那伊那支所の夏祭りが2日行われ、訪れた人たちが長さ40mの流しそうめんを楽しみました。 伊那支所の駐車場には長さ40mの流しそうめん台が設置されました。 そうめんは今回の流しそうめんのために作った特注で、上伊那産の小麦ハナマンテンも使われています。 JA伊那支所の夏まつりは、地域の人たちに農協を身近に感じてもらおうと開かれていて、今年で3回目です。 訪れた人たちは、そうめんを上手にすくって味わっていました。