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建設業振興策を市長に要請へ
伊那市議会経済建設委員会は15日市内の建設業の経営が厳しい環境にあるとして、その振興策に関する要請書を白鳥孝伊那市長に提出することを決めました。 市議会経済建設委員会によりますと平成8年に517あった伊那市内の建設事業所は平成24年には379事業所にまで減り、平成7年に774人いた上伊那の土木施工管理技士会員数は平成24年には441人にまで減少したということです。 これにより委員会では廃業する事業者が増加することによる雇用の減少や人材の流出のほか、地元の工事、防災、除雪などに影響が出るとしています。 これらから建設業の振興を図る必要があるとして、公共工事の発注は実態に即した適正な予定価格を設定するほか、入札、発注などの業務を一元化した担当課を設置する事。 また担い手の育成として地域の高校などにキャリア教育として建設土木に関する教育プログラムを検討することなどを求めるとしています。 市議会経済建設委員会では市の基盤産業である建設業振興に行政が速やかに取り組むよう要請していくとしています。
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ポーラ★スター 新体操発表会
伊那市と塩尻市にある新体操教室、ポーラスターの発表会が14日、伊那市の伊那勤労者福祉センター体育館で開かれました。 発表会には未満児から高校生まで、およそ90人が出演しました。 ポーラスターは伊那市と塩尻市に教室があり、合同で発表会を開いています。 発表会の今年のテーマは「かぐや姫」で、着物風の衣装を身にまとって演技するグループもありました。 橋爪みすず代表は、「全身全霊の演技から、子どもたちの心の中にある大切なものを感じてもらいたい」と話していました。 この発表会の模様は、来年1月1日からご覧のチャンネルで放送します。
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市内保育料来年4月から改定
伊那市子ども・子育て審議会は伊那市の白鳥孝市長から諮問を受けた、保育料改定について、15日、原案通り答申しました。 伊那市は、来年度からの国の新しい制度開始に伴う市内の保育料改定案を審議会に諮問していました。 この日は、伊那市子ども・子育て審議会の丸山毅一会長らが市役所を訪れ、原案通り答申しました。 白鳥市長が諮問した保育料改定案は、これまでの保育料をほぼ据え置きとする内容です。 新しい国の制度開始により、子どもが多い世帯の負担が大きくなるため、市では、児童数に応じた軽減措置を新設して対応します。 さらに、所得に応じた保育料の階層を現在の14から15階層にすることで、現行とほぼ同額の負担額になるということです。 伊那市では、来年4月から保育料を改定するとしています。
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市防犯協会女性部 年末特別警戒 啓発
伊那市防犯協会女性部は、伊那市などの大型店やスーパーなど6店で、10、年末特別警戒の、一斉街頭啓発を行いました。 10日は、チラシと、特殊詐欺への注意を呼びかける携帯用小型ライト、600セットを配って、年末の特別警戒を呼びかけました。 伊那市防犯協会女性部は、毎年、年末特別警戒一斉街頭啓発を行っています。 10日は、伊那市と南箕輪村の6店舗で100人が、警戒を呼びかけました。 このうち、アピタ伊那店では、女性部20人が参加し、買い物客に声をかけながらチラシなどを配っていました。 年末は、人が街に出かける機会も多くなり、お金を使う時期であるため、犯罪も増える傾向にあるということです。 伊那市防犯協会女性部長の堀田 弘子さんは「チラシなどを通して家族の間で会話にのぼれば、犯罪抑止につながっていくと思う」と話していました。
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JALPS 3大学が中部山岳研究の成果を報告
信州大学、筑波大学、岐阜大学の3つの大学で中部山岳について研究する中部山岳地域大学間連携事業・JALPS(ジャルプス)の今年度の報告会が13日、伊那市の信州INAセミナーハウスで開かれました。 報告会には、3大学の教員や学生などおよそ80人が参加しました。 JALPSは中部山岳地域の環境の変化が生態系と人にどのような影響を与えるか解明・予測しその緩和策を探るもので、信州大学・筑波大学・岐阜大学の3つの大学が連携して研究しています。 研究は2010年度から始まり、今年度で5年目です。 報告会では、5つの研究グループが5年間の成果を報告しました。 このうち水循環・物質循環の研究グループでは、南アルプスでの研究結果も報告していました。 JALPSは、信大など6つの大学の大学院に、中部山岳共同学位プログラムとして山岳科学を研究する修士課程の平成28年度の新設を目指しています。 JALPS機構長で信州大学山岳科学研究所長の加藤正人(まさと)教授は、「各大学が連携し研究を継続していきたい」と話しました。 信州大学の山沢清人学長は、「中部山岳は日本の気候変動や環境変化に対して大きな要素を持っている。これらの研究は地域にも必要な知識だと確信している」と話しました。
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13日夜から14日朝にかけて5センチの積雪
長野地方気象台によりますと、伊那地域は13日の夜から14日朝にかけて雪が降る見込みで、平地でも多い所で5センチの積雪を見込んでいます。 月曜日にはいったん天気が回復する見込みですが、水曜日以降は再び積雪の可能性があるということです。 長野地方気象台では、路面の凍結などに注意を呼びかけています。
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ニシザワ主催読書感想文コンクール
株式会社ニシザワが主催する小中学生を対象にした読書感想文コンクールの表彰式が、13日、伊那市の創造館で行われました。 最優秀賞は3人で、このうち伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、手良小学校3年の三澤龍くんと箕輪中学校3年の春日未來さんの2人が選ばれました。 三澤くんは、宇宙の本を読んで天王星が傾いていることを知り、その理由について謎が解けるまで色々な本を読み続けたことを作文にしました。 春日さんは、「手紙屋蛍雪篇」という本を読み、主人公で大学受験を控えた1人の高校生と自分とを重ね合わせ、感じたことをまとめました。 コンクールは今年で11年目で、上伊那の小中学校から合わせて1,458作品の応募がありました。 ニシザワの荒木康雄社長は「どの作品も一生懸命丁寧に書いてある印象を受けた。これからも本を沢山読んで健全な心を育んでほしい」と話していました。 なお、最優秀賞に次ぐ優秀賞には14人が選ばれています。
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りんごの発泡酒「シードル」を特産品に
伊那市内の飲食店主らは、色づき不足や穴が開いて出荷できないりんごを有効活用しよう、発泡酒の生産に取り組みます。 13日は、市内の飲食店主や酒店、山小屋の管理人など9人が、横山の武田満さんの果樹園でりんごを収穫しました。 メンバーの1人が収穫の手伝いをした際、穴の開いたものや色付きの悪いりんごが出荷されずに廃棄されるのを目の当たりにし、有効活用できないかと考えました。 りんごは、シードルと呼ばれる発泡酒に加工されます。 フランスではほとんどの家庭で作られているということで、メンバーらは「伊那谷の新たな特産品にしていきたい」と話します。 メンバーの店では、フランスの郷土料理「ガレット」を地元産のそば粉を使って提供していて、「シードルはガレットによく合うので楽しみです」と話していました。 13日は、400キロのりんごを収穫し、加工すると750ミリリットル入りの瓶で320本分ほどになるということです。 りんごは、この後市内のワイン工房に持ち込まれ、半年から1年後にシードルが出来上がるということです。
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山の遊び舎はらぺこ主催「第7回子育てを考える集い」
伊那市東春近で野外保育を行っているNPO法人山の遊び舎はらぺこが主催する「第7回子育てを考える集い」が11月30日、伊那市西春近のかんてんぱぱくぬぎの杜で開かれました。 会場には、上伊那を中心に2歳から80代までの70人が訪れました。 去年まで日本女子大学の教授だった教育学者の森田伸子さんが講師を務め、「大人と子どもの違い」をテーマに討論しました。 参加者からは「大人は自分で稼いで買い物をしたり食べたりできるが子どもはできない。しかし、子どもは一瞬を楽しみながら生きているが大人は過去や未来を常に気にしながら生きている」と言った意見が出ていました。 森田さんは「子どもも一人の人間として接し、その考え方を尊重することが大切だ」とまとめました。
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白鳥市長合併10年へ「一体感持って取り組みたい」
伊那市の白鳥孝市長は、旧伊那市と高遠町・長谷村の合併10年に向けて「地域住民の声に真摯に耳を傾け一体感を持って地域づくりに取り組んでいきたい」と述べました。 これは、12日開かれた市議会一般質問で議員の質問に対し答えたものです。 伊那市は、平成18年に伊那市と旧高遠町・旧長谷村が合併し、平成28年3月で合併10周年を迎えます。 議員からは「合併特例債や施設のあり方の検討などに地域格差があるのでは」といった質問がありました。 白鳥市長は「市民との懇談会では、3,500人以上と地域の課題や将来について話した。 一体感を持って良い地域づくりを進める方向に来ていると感じていたがそうではないという意見もある。 エゴだけでは地域づくりはできないので、お互いが譲り合い将来に渡って伊那市の地域づくりができるよう取り組んでいきたい」と述べました。
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飯島食堂 来年1月末で閉店
創業から104年の伊那市を代表する飲食店、飯島食堂が来年1月末で閉店します。 伊那市坂下入舟にある飯島食堂。 創業は、明治42年。 今年で104年になる老舗の飲食店です。 中華食堂ですが、人気メニューは、1,100円のカツ丼。 ふたがしまらないほどのボリュームで、店を訪れる人の多くが注文します。 3代目の飯島敏道さん71歳。 来年1月末での閉店を決めました。 12日のお昼。 店内は、多くの人でにぎわっていました。 そして注文が次々と厨房に飛び込んできます。 そのほとんどがカツ丼。 飯島さんが次々と揚げていきます。 カツ弁当も人気で山梨に住むこの方も閉店の知らせにがっかりです。 昭和30年代前半に撮影された飯島食堂です。 建物は戦前からのものでした。 このころは、酒屋も一緒に営んでいました。 昭和44年に酒屋はゆずり、食堂に専念。 それからほぼ半世紀にわたり、伊那市の名物店として多くのファンに愛されてきました。 飯島食堂は、年末は29日まで、年始は3日から営業する予定です。 多くの市民に愛された伊那の名店は、来年1月末でその歴史に幕を下ろします。
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「ページをめくれば」続く詩を募集
伊那図書館は、「ページをめくれば」に続く詩を、図書館エントランスホールや、フェイスブックなどで募集しています。 今月6日から、伊那図書館のエントランスホールに設置されたボードには、すでに、たくさんの詩が寄せられています。 「ページをめくれば」という言葉は、詩を書く人たちの集い「すいかずらの会」に参加する伊那市の伊藤 岬さんの詩「詩がのこる」の一文です。 伊藤さんの詩を聞いた平賀研也館長が、「ページをめくれば」の言葉の続きをみんなに考えてもらおうと今回企画しました。 この企画に賛同した伊那西高校3年の国語表現のクラス18人からも、作品が寄せられています。 イベントにあわせてすいかずらの会では、17日から自分たちの作品の展示会も開きます。 後に続く詩は、来年2月1日まで、エントランスホールのほか、フェイスブックページ「ページをめくれば」でも投稿できます。 伊那図書館では、この寄せられた詩を合わせて一冊の本にするほか、最優秀作品も選ぶことにしています。
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3つの福祉施設合同クリスマス会
伊那市内3つの障害者社会就労センターの合同クリスマス会が、11日、市福祉まちづくりセンターで開かれました。 クリスマス会は、伊那ライオンズクラブが毎年協力しています。 向山 等会長の乾杯のあいさつで、クリスマス会が始まりました。 参加者はジュースで乾杯し、ケーキを味わっていました。 ケーキやポップコーンなどは、伊那ライオンズクラブが、毎年提供しています。 会には、伊那市内3つの伊那市障害者社会就労センターの利用者など120人ほどが参加し、にぎやかに行われました。 それぞれの施設の利用者が歌などを発表していました。 会の最後には、サンタクロースに扮した伊那ライオンズクラブのメンバーから、参加者にプレゼントが配られました。 伊那ライオンズクラブの向山会長は、「クラブの精神である社会奉仕活動の一環として、皆さんに楽しんでもらえればうれしい」と話していました。
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南ア 携帯トイレのモデル地域検討へ
伊那市の白鳥孝伊那市長は、南アルプス仙水峠などで問題となっている登山者の排泄について、来年度、携帯トイレのモデル地域指定を念頭に入れ、対応策の検討を進めたいとの考えを示しました。 これは、11日に開かれた伊那市議会一般質問の中で市議会議員の質問に対し答えたものです。 仙水峠付近にはトイレがなく、登山客の排せつ物が問題となっているということです。 仙水峠付近は、長野県と山梨県境にあり、自治体も、伊那市、南アルプス市、北杜市が入り組んでいるほか、国立公園の特別保護区に指定されており、 トイレの設置は、それら関係自治体間などでの協議が必要です。 白鳥市長は、携帯トイレは環境負荷がかからないよい方法だとして、来年度、 モデル地域への指定も念頭に入れ、ほかの山岳地域にも広がる取り組みになるよう検討していきたいとの考えを示しました。 また、登山シーズン中、茅野市から伊那市長谷の仙流荘までを結ぶJRバス「ジオライナー」が今年度から運行されたことについて、1日あたり10.2人、全体で520人の利用があったことが報告されました。 白鳥市長は、好評だったとして、来年も行いたいとの考えを示しました。
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上伊那高等学校美術展 力作並ぶ
上伊那8校の美術部員の作品200点が並ぶ上伊那高等学校美術展が、11日から、伊那市の伊那文化会館で開かれています。 会場には、上伊那の8つの高校の美術部員の作品200点が展示されています。 この展示会から14作品が、21日から長野市で開かれる県の美術展に推薦される事になっています。 そこからさらに全国の総合文化祭につながる展示会となっていて、美術部員も毎年目標にしているということです。 この上伊那高等学校美術展は14日(日)まで、伊那文化会館で開かれています。
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東農大の学生が漆戸醸造で酒造り学ぶ
東京農業大学醸造科学科の学生2人が伊那市西町の酒蔵、漆戸醸造で、泊まり込みで日本酒造りを学んでいます。 実習に訪れているのは、東京農業大学醸造科学科の3年生、城処郁美さんと平田晴香さんです。 実習は毎年この時期に、全国およそ50の酒蔵で行われています。 漆戸醸造の受け入れは今年で12年目。漆戸正彦(うるしどまさひこ)社長と弟の漆戸貴彦杜氏が東京農業大学の卒業生であることが縁で行われています。 この日は、蒸し米と麹、水をかき混ぜる櫂入れ(かいいれ)作業や、麹を乾燥させる作業、できた酒の酸味や香りを測る検査などを行っていました。 学生たちは、19日までの実習の中で日本酒が製品化されるまでの全ての工程を学ぶということです。
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伊那ローメンZUKUラブ奨励賞
30秒にふるさとへの思いを込めたふるさとCM大賞NAGANOの最終審査で奨励賞を受賞した市民団体伊那ローメンZUKUラブのメンバーが8日、白鳥孝伊那市長に結果を報告しました。 8日は、伊那ローメンZUKUラブの中川義徳会長らが伊那市役所を訪れました。 ふるさとCM大賞は長野朝日放送が主催するもので、今年で14回目です。 7日に長野市で最終審査が行われました。 今年は県内から88作品が寄せられ24作品が最終審査に進みました。 伊那市からは12作品の応募があり、伊那ローメンZUKUラブの作品が最終選考に残りました。 ステージでは参加団体がパフォーマンスなどをしてCMをPRしました。 中川会長は「伊那市とローメンをPRすることが出来た。来年も頑張りたい」と話していました。
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パキスタンの郷土料理づくり
伊那市の美篶小学校の4年生は9日、学校の畑で育てたジャガイモを使ってパキスタンの郷土料理を作りました。 美篶小学校の4年2組の児童25人は去年から、総合学習の一環で海外の料理について学習しています。 これまで、ハワイやメキシコなどの世界の郷土料理を作っています。 今回はまとめとして、自分たちで育てたジャガイモを使って料理をつくることにしました。 講師には、青年海外協力隊員の経験があり美篶出身の赤塩千寿さんを招き、パキスタン料理「サモサ」を作りました。 ゆでつぶしたじゃがいもを小麦粉を練って薄く伸ばした皮で、三角状に包み油であげた料理です。 普段はもっと多くの香辛料を使うということですが子供たちが簡単に作れるよう、ジャガイモは塩コショウとカレー粉で味付けをしました。 児童たちはグループに分かれ、赤塩さんから作り方の説明を聞きながら調理していました。 料理開始から1時間、サモサの完成です。 料理を囲み全員で味わいました。 美篶小学校では、活動を通し国際交流につなげていきたいと話していました。
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寒さを利用し寒天づくり
冬の風物詩、寒天づくり。 伊那市では、冬の寒さを利用した天然の寒天づくりが始まっています。 伊那市東春近で寒天づくりを行っているのは15年前に富士見町から移ってきた小笠原商店です。 寒天は、原料の天草をトコロテン状にしたものを冷凍乾燥させてつくります。 寒さが厳しくなるこの時期から毎年作業が行われています。 創業から100年余りの小笠原商店では、寒暖の差を利用した、昔ながらの方法を守っています。 厳しい寒さに晒し自然の中でじっくりと乾燥させる手間ひまをかけたこの製法により食感や風味が増すということです。 小笠原商店の倉庫には所狭しと、天草が置かれています。 全国各地からよりすぐりの天草を取り寄せているということです。 寒天を外に並べる作業は早朝、太陽が昇る前から始まります。 干すときは太陽の光が多くあたるよう寒天の角度を変えて水分を完全に抜くようにします。 全面に光があたるよう独自で作った道具に乗せ向きを変えて干します。 出来上がった寒天は関東や関西の高級菓子店に出荷するということです この天然の寒天づくりは来年3月いっぱいまで行われることになっています。
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女子ソフトボール教室開催
女の子にソフトボールに親しんでもらおうと、女子小学生ソフトボール教室が7日、伊那市の伊那公園屋内運動場で開かれました。 教室は、園児から小学生を対象にソフトボールの楽しさを知ってもらおうと、伊那市スポーツ推進委員会が開いているものです。 教室では、初めて訪れた5人が女子児童のソフトボールチーム、アルプスいーなちゃんソフトボールクラブの選手に混じり体を動かしていました。 初回の今日は、遊び感覚で気軽に始めてもらうため、ランニングやリレー競争をしていました。 この教室は、年末年始を除く来年2月22日まで毎週日曜日に開かれていて、興味のある人はいつでも参加できます。
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伝統受け継ぐしめ縄づくり
伊那市の伊那西小学校の全校児童は8日、地域の人達と一緒にしめ縄を作りました。 伊那西小学校では、ふるさとに伝わる文化を学ぶとともに、地域の人々と交流しようと、毎年このしめ縄作りをしています。 講師は、小学校に通う児童の祖父、15人がつとめました。 作業は、地域ごとに分かれて行われ、低学年の児童は親と一緒に作っていました。 5・6年生になると、子どもたちも慣れた手つきで縄をなっていました。 子どもたちは、扇や花、おかめなどを飾りつけて、しめ縄を完成させていました。 完成したしめ縄を見ると、小沢、平沢、横山地区はなったワラが円を描いています。 大坊、ますみヶ丘地区はワラが直線になっていて、各地区で特色が出ていました。 このしめ縄は、家に持ち帰り、玄関に飾るということです。
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純高遠産の日本酒「やまむろ」完成
伊那市高遠町の山室地区で採れた酒米のひとごこちを使い、仙醸が醸造した純高遠産の日本酒、やまむろが、11日から販売されます。 やまむろは、高遠町の酒販店で作る高遠旨い酒研究会が、地域活性化を目指し造っていて、今年で10周年を迎えました。 8日は、高遠町の鉾持神社の境内にある、酒の神様「松尾社」の前に関係者が集まり、神事をして新酒の完成を祝いました。 酒米のひとごこちは、農事組合法人山室が委託され生産していて、今年は夏の日照不足が心配されましたが、例年より多い収穫量で、米のできも良かったということです。 その米をつかって、高遠町の酒蔵、仙醸が醸造して、今年は720ml入りを1,000本造りました。 純高遠産の酒「やまむろ」は、720ミリリットル入り1,300円で、旨い酒研究会に加盟する高遠町内の7つの酒屋で購入することができます。
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真珠湾攻撃で捕虜となった海軍少佐と対面
73年前の昭和16年12月8日。 日本海軍はハワイオワフ島の真珠湾を奇襲攻撃しました。 この時特殊潜航艇で突撃し捕虜となった海軍少尉と戦後対面した伊那市の三澤和人さんに話を聞きました。 三澤さんは昭和2年生まれの88歳。 昭和18年に16歳で海軍に入り2年後終戦を迎えました。 戦後ジャイカ国際協力機構に入り戦争に関する聞き取り調査などを行ってきました。 ジャイカでブラジルに赴任した際、真珠湾攻撃に加わり特殊潜航艇で突撃し捕虜となった酒巻和男さんと対面したといいます。 酒巻さんについて三澤さんは「温厚で人格的にも立派な人だった。ただ精神的には苦労なさったようです。」と振り返ります。 対面したのは終戦から27年が過ぎた昭和47年でその時の様子を本にまとめ出版しています。 真珠湾攻撃の際、特殊潜航艇で突撃したのは10人で酒巻さん以外は全員が戦死。 「九軍神」と呼ばれ英雄となりましたが酒巻さんは生き残り捕虜となりました。 当時捕虜となることは屈辱とされ収容所で自決を試みましたが思いとどまったといいます。 戦後ブラジルで会社経営者となり平成11年81歳で亡くなりました。 三澤さんは国のために真珠湾攻撃に参加し捕虜となった酒巻さんと対面したことで戦争の悲惨さを改めて実感したといいます。 三澤さんは「戦争というものはやるべきではない。不幸をもたらすだけだ。できるならば戦争をしない平和な国づくりをやっていただきたい。それを痛切に思っている。」と話していました。
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心と体がよろこぶ食の会
健康で生きるための食事と生活習慣を学ぶ、心と体がよろこぶ食の会が1日伊那市横山の山荘ミルクで開かれました。 心と体がよろこぶ食の会は体調を崩している人を食生活の改善により健康を取り戻してもらおうと、山荘ミルクが開いているものです。 3月から月に1回開かれ、まとめの会となった今回は県内外からおよそ70人が集まりました。 用意されたメニューは玄米のおにぎりや有機栽培の野菜を使ったものなど13品です。 食の会は2006年からはじまり参加者が日常の食生活にここでのメニューを取り入れることで体調不良が改善されているということです。 山荘ミルクの向山美絵子さんは「参加者の中には末期ガンを宣告されたにもかかわらず、手術もせず抗がん剤も使わず日常生活を送っている人もいる。 食生活を変えることで健康を取り戻すことができる。」と話していました。
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住民有志が酒井茂副市長に県議選出馬要請
市内の住民有志でつくる「酒井茂を育てる会」は、伊那市の酒井茂副市長に、来年の県議会議員選挙への立候補を、7日に要請しました。 西春近の株式会社小椋会長で、育てる会代表の小椋元文さんなど会員16人が、市役所記者室で酒井さんに出馬の要請をしました。 会は、酒井さんの地元、東春近をはじめ富県、手良、美篶など市内全域の住民 有志と一部企業経営者などで組織されています。 小椋代表は「40年の行政経験があり県や国とのパイプも太く県議会議員として即戦力となる」として、酒井茂副市長に、来年の県議選伊那市区での立候補を要請しました。 酒井さんは、「12月市議会が開催中で議会にしっかり対応していくのが今の私の任務」として態度を明らかにしませんでしたが、「重く真摯に受け止め、どうするべきか熟慮していきたい」と答えました。 定数2の県議選伊那市区でこれまで、現職4期目で西町の向山公人さんが正式に立候補を表明しています。
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二十四節気~大雪~ 最低気温ー2.5度
7日は二十四節気のひとつ、大雪です。 平地でも雪が降り、本格的な冬が訪れる頃とされています。 7日の伊那地域の最低気温は、-2.5度でこの冬一番の冷え込みとなりました。 長野地方気象台では、8日の日中以降は寒波が去り、週末までしばらく寒さはやわらぐと予想しています。
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上伊那地域包括医療協議会が大規模災害想定し初の訓練
上伊那医師会や市町村などで組織する上伊那地域包括医療協議会は、大地震など大規模災害に対応するための訓練を、7日、伊那中央病院で行いました。 上伊那地域で震度6弱の大地震が発生したとの想定で、上伊那医師会長を本部長とする「上伊那地域災害医療本部」が設置されました。 訓練は、負傷者を模した絵札に重症度を表すタグを付け、ホワイトボード上で災害現場から病院へ搬送する机上訓練です。 訓練を行った上伊那地域包括医療協議会は、医師会、歯科医師会、薬剤師会、上伊那管内の病院、消防、市町村などで組織されています。 協議会では、去年、大規模災害時の医療・救護活動のマニュアルを策定していて、今回はそれに基づいた初めての訓練となります。 本部では、負傷者の受け入れ先や、D-MATの派遣などの指示を行っていました。 上伊那地域包括医療協議会では、今回の反省点をふまえマニュアルの改善を行い、上伊那地域全体の医療連携体制の整備を進めていくとしています。
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市内スポーツ少年団の野球肘検診
野球をしている子どもたちの肘や体の検診が7日、伊那市のサンビレッジ体育館で行われました。 検診は、南信地域の整形外科医でつくる、南整会と上伊那医師会スポーツ医会などが、子どもたちがケガなく活躍出来るようにと今回初めて伊那市で行いました。 対象は、市内のスポーツ少年団に登録している小学5・6年生で、今日は、体力測定や超音波による肘の検査、ケガを予防するストレッチの指導が行われました。 南整会によりますと、長野市や松本市で、これまでに行った検診でおよそ2%が、野球肘と診断を受けたということです。 午前の部では、市内のスポーツ少年団3チームの5・6年生、36人が検診を受けました。 このうち、7人に骨が引っ張られてヒビが入る、「野球肘」の初期症状が見られると診断されていました。 放置すると、野球はもちろんですが、腕の曲げ伸ばしができなくなり、日常生活にも影響が出るということです。 南整会では、「小学生の時期に発見できれば大事に至るケースは少ない。協力を得て今後も続けたい。」と話していました。
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上伊那ハーモニカ愛好者の集い演奏会
上伊那のハーモニカ愛好者が集う演奏会が6日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。 6日は、16団体と18の個人がハーモニカ演奏を披露しました。 演奏会は、交流を深めようと開かれていて、今年で4回目です。 訪れた人たちは、童謡から歌謡曲まで、幅広いレパートリーにに耳を傾けていました。
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サン工業主催のフラメンコギターコンサート
伊那市西箕輪のサン工業株式会社はフラメンコギターのコンサートを6日伊那市の信州高遠美術館で開きました。 コンサートにはサン工業の社員や地域住民などおよそ120人が訪れました。 伊那市西箕輪で金属表面処理加工業をしているサン工業は、地域の人たちに楽しんでもらうとともに、社員教育につなげようと毎年年末にコンサートを開いています。 伊那市高遠町在住のフラメンコダンサー今枝真緒さんと羽生田由香さんが出演し、家田喜博さんのギターに載せ12曲を披露しました。 訪れた人たちは、出演者と共に手拍子をして楽しんでいる様子でした。 サン工業では、「地域の人たちのおかげで仕事ができているので、感謝の気持ちもこめ、今後もコンサートを企画していきたい」と話していました。