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長谷中学校南アルプスジオパークについて学ぶ
南アルプスの世界自然遺産登録を目指すジオパーク協議会が今年度から実施する、南アルプスを授業に取り入れた教育プログラムの第1弾が18日、地元伊那市長谷の長谷中学校で開かれました。 これは、地域の子ども達の郷土教育に南アルプスの授業を取り入れようと今年度からジオパーク協議会が開くものです。 講座は、総合学習の時間で、恵まれた自然との関わり方を考えるきっかけにしようと開かれたもので、今日は全校生徒32人が講座を聞きました。 講師は、伊那市世界自然遺産登録推進室の藤井利衣子さんが務めました。 藤井さんは、ジオパークや南アルプスのつくりについて話しました。 「人々の暮らしや歴史、動植物などは、地形に大きく関わっている。その関係を知りながら楽しく学習してほしい」と話しました。 講座の最後には、生徒が1人ずつ中央構造線を構成する層を記入してつくりを学びました。 長谷中学校では、今年度総合学習で3つのコースに分かれて長谷地域について学びます。 そのうちの1つ、ジオパークについて学ぶ「自然探索コース」では、パンフレットや案内看板などの制作を検討しているということです。
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桜シリーズ⑨三峰川堤防の桜並木
放送エリア内の桜をお伝えする桜シリーズ。 9日目の18日は、伊那市の三峰川堤防の桜並木です。 三峰川堤防のサイクリングロードには、およそ200本が植えられています。 現在満開ですが、少しずつ散り始めていて、伊那市観光協会によりますと、 見頃は今週いっぱいだということです。
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高遠城址 今週末へ入り込み期待
高遠城址公園の17日までの入園者数は、13万8,412人で、今後どれだけ伸ばすかが注目されます。 伊那市が今年度算出した公園管理の年間収支の黒字確保の基準は、21万人で関係者は、今後の人出に気をもんでいます。 満開宣言から3日目となった高遠城址公園。 18日も多くの花見客で賑わっていました。 伊那市は、収支を明確にした上でさくら祭りに取り組もうと、去年初めて公園の収支見込みを算出しました。 去年の入園者は、22万3,000人で、入園料収入は、1億237万円、駐車場収入は、1,823万円で合計1億2,385万円でした。 これに対して支出総額は、公園管理やシャトルバスの運転委託料などで1億2,319万円でした。 今年度は、管理経費の見直しを行い黒字ラインを21万人としています。 伊那市によりますと、17日現在の入園者数は、9日間で13万8,412人となっています。 開花宣言により、9日から入園が有料となり、満開となった16日は、今シーズン最高の2万6,460人が訪れました。 今週末で6万1,588人を越えると20万人を突破、7万1,588人を超えると21万人を達成します。 花見の波及効果はどうでしょうか。 今日の高遠城址公園です。 宿泊先を訪ねると、松本、安曇野、白馬、松代、諏訪など、伊那以外が大半を占めています。 こうした状況を打破するため、伊那市は、今年夜桜で宿泊につなげようと大都市圏に売り出しました。 その効果は、高遠地区とは反対の西箕輪の愛和の森ホテルでも現れていました。 一方で、ある旅館経営者は、「足がなく夜桜をあきらめる宿泊客も多い。シャトルバスや直通バスなどの充実を期待したい」と話しています。 毎年花見は、天候や花の咲くタイミングに左右されます。 公園内の売店で話を聞きました。 観光のスタイルが変わり、情報が豊富になった今、高遠城址公園を訪れる人をいかにこの地域にとどまらせ、お金を落としてもらえるか。 ニーズを見定めた対応が今後のかぎとなりそうです。
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桜シリーズ⑧~富県の桜~
放送エリア内の桜をお伝えする桜シリーズ。 8日目は、伊那市富県の桜です。 開けた場所に立つ一本桜です。現在は、散り始めとなっています。 17日の伊那地域の最高気温は、24.6度と、6月中旬並み、今年もっとも気温の高い1日となりました。
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こもれび山荘(旧長衛荘) 小屋開け
南アルプスの北沢峠にある山小屋「長衛荘」は、今シーズンから「北沢峠 こもれび山荘」に名称を変えて営業します。 25日からの営業を前に今シーズンの小屋開けが、今日行われました。 南アルプス林道は、標高1680メートルの歌宿辺りになるとまだ雪が深く残っています。 17日は、こもれび山荘の管理人、竹元 直亮さんとスタッフ、6人が、今シーズンの小屋開けのため、北沢峠に向かいました。 途中までは、伊那市の南アルプス林道バスの管理者が除雪作業を済ませていて、自動車で移動することができました。 25日に、歌宿までの林道バスが開通するのを前に、除雪作業も急ピッチで進められていました。 除雪は、17日、こもれび山荘手前の大平山荘の下あたりまで進んでいました。そこからは徒歩で、こもれび山荘まで向かいました。 スコップなどの除雪道具を持って、30分ほどの道のりを歩きました。 今年は、雪が多く降ったことから例年よりも、4~5日早く、営業準備のために小屋開けを行いました。 小屋は雪に埋もれていました。 スタッフたちは早速スコップで除雪を行っていました。 これから、連日、小屋周辺の雪を取り除き、小屋の中を清掃するなどして、25日から営業できるように作業を進めます。 25日の営業開始日から既に予約が入っているということです。 今年は南アルプスが国立公園に指定されて50周年の節目の年で、ジオパーク全国大会が予定されている事から、多くの登山客が訪れることが予想されます。 こもれび山荘では、小屋独自のイベントを開くとともに、新しい料理メニューなどを開発して、登山客を出迎えたいとしています。
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伊那商工会議所 新入社員激励会
伊那商工会議所の会員事業所にこの春入社した新入社員の合同激励会が、17日、伊那市の伊那商工会館で開かれました。 激励会は、伊那商工会議所の会員事業所を対象に毎年この時期に開かれています。 川上健夫会頭は、「これからどう過ごすかで将来の自分がどうなるかが決まる。時間を有効活用し、地域の戦力になってください」と激励しました。 新入社員を代表してルビコン株式会社の唐木香織さんは「将来会社を支える存在になれるよう、日々努力し、真摯な姿勢で仕事に取り組んでいきます」と誓いの言葉を述べました。 今年の激励会参加者は22社、119人で、去年と比べて企業は9社減りましたが、参加した新入社員は8人増えています。
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刻字教室の崇嶺会が作品展
伊那市を中心に活動している刻字教室、崇嶺会の作品展が、17日から伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで始まりました。 崇嶺会は伊那市と箕輪町の4会場で、週に1回教室を開いています。 会場には、29人の作品90点が並んでいます。 毎年テーマを決めて作品を展示していて、今年は、歌の歌詞やことわざ、俳句などを題材にしました。 刻字はもともと漢詩を題材にしていますが、平仮名を使って誰でも読める作品を作ろうと、このテーマにしたということです。 会では「カラフルでインテリアとしても楽しむ事ができる。色使いなどそれぞれの個性を楽しんでほしい」と話していました。 第34回崇嶺会刻字展は、20日(日)まで、伊那市のいなっせで開かれています。
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桜シリーズ⑦ 六道の堤の桜
桜シリーズ7日目は、伊那市美篶の六道の堤のタカトオコヒガンザクラです。 伊那市美篶の六道の堤の周りには、50本ほどのタカトオコヒガンザクラが植えられています。 堤の水面に写りこんだ桜を楽しむことができます。 また、晴れた澄んだ日には中央アルプスも一望できます。 写真撮影のスポットとなっています。 この日は、高遠城址公園の桜を見物した帰りに立ち寄る人などで賑わっていました。 桜は現在満開で、今週いっぱいが見ごろだということです。
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踊り、さくら茶で花見ムード盛り上げ
高遠城址公園では花見ムードを盛り上げようと16日、踊りや桜茶のサービスが行われました。 南ゲート付近では、高遠小学校の5年生40人余りが武田信玄の5男・仁科五郎盛信と織田軍との戦いを表現した舞、「孤軍高遠城」を披露しました。 高遠小学校では、毎年、花見遠足で城址公園を訪れています。 2年前から、観光に関り訪れた人達をもてなそうと子供達が発表を行っています。 子どもたちは満開の桜の下で堂々と踊りを披露していました。
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高遠城址公園 満開
天下第一の桜として知られる高遠城址公園の桜が16日満開となり公園内は多くの花見客でにぎわいました。 高遠城址公園には、およそ1500本のタカトオコヒガンザクラがあり、濃いピンク色の花を咲かせています。 午前7時。見ごろとなっている公園内には、早朝にも関わらず、観光客が訪れていました。 正午近くになると、公園近くの駐車場は満車となり、付近の道路では乗用車や観光バスが列を作っていました。
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南ア ジオパーク サポーター制度導入へ
世界自然遺産登録を目指す、南アルプス中央構造線エリア、ジオパーク協議会の総会が16日、伊那市創造館で開かれ、今年度の事業計画案などについて話し合いが行われました。 協議会は南アルプスに接する市町村や関係機関などで組織され、この日はおよそ30人が参加しました。 平成26年度の事業計画には、今年度初めて、サポーター制度の導入と、学校教育カリキュラムに合わせたプログラム作成が加わりました。 サポーター制度は、おもてなしの質の向上に繋げようと、飲食業者や宿泊業者などが、伊那市を訪れた観光客などに、最低限の情報を提供し魅力を伝えるものです。 協議会では今後、ホテルや旅館などから参加者を募集して、簡易講座を開き、サポーター認定をして行く考えです。 他に、地域の子どもたちの、郷土教育に南アルプスの授業を取り入れるため、教育のプログラムを作成するほか、修学旅行生などのツアーに組み込むことで、魅力を伝えていく考えです。 協議会は、「サポーターについては、今年9月に予定されている、日本ジオパーク南アルプス大会に間に合わせたい」と話していました。
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桜シリーズ⑥ 伊那市ますみヶ丘の桜
放送エリア内の桜をお伝えする桜シリーズ。 6日目の15日は、伊那市ますみヶ丘の桜です。 ますみヶ丘の桜は、よく晴れた日は、中央アルプスと一緒に眺めることができます。 伊那市観光課によりますと、桜は今週いっぱい楽しめるということです。
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市議選 事前審査に25派
任期満了に伴い20日告示、27日投開票で行われる伊那市議会議員選挙の立候補届け出書類事前審査が14日、15日の2日間、伊那市役所で行われました。 事前審査には、これまでに出馬を表明している25派が出席しました。 2日目の15日は、伊那地区の事前審査が行われました。 定数21の市議選には、15日までに現職19派、新人6派、合わせて25派が審査を受けました。 党派別では共産4派、公明2派、無所属19派となっています。 市議選に出馬を表明し事前審査を受けた25人を現職は議席順、新人は五十音順に紹介します。 西箕輪大萱の唐澤千明さん。 64歳。無所属現職の1期目です。 西町の唐澤稔さん。 66歳。無所属、現職の1期目です。 狐島の二瓶裕史さん。 35歳。無所属、現職の1期目です。 富県北福地の橋爪重利さん。 68歳。無所属現職の1期目です。 東春近暁野の宮島良夫さん。 64歳。無所属現職の1期目です。 手良沢岡の竹中則子さん。 73歳。無所属現職の2期目です。 長谷非持の中山彰博さん。 71歳。無所属現職の2期目です。 高遠町上山田の平岩国幸さん。 76歳。無所属現職の2期目です。 高遠町西高遠の飯島進さん。 60歳。無所属現職の2期目です。 富県北新の若林敏明さん。 58歳。無所属現職の1期目です。 東春近渡場の飯島光豊さん。 62歳。共産党現職の2期目です。 美篶上原の黒河内浩さん。 61歳。無所属現職の2期目です。 山寺の柴満喜夫さん。 69歳。無所属現職の2期目です。 西箕輪羽広の前澤啓子さん。 64歳。共産党現職の2期目です。 美原の前田久子さん。 66歳。公明党現職の2期目です。 中央の柳川広美さん。 53歳。共産党現職の2期目です。 西春近小出一の飯島尚幸さん。 68歳。公明党現職の2期目です。 東春近田原の伊藤泰雄さん。 66歳。無所属現職の2期目です。 美篶青島の若林徹男さん。 76歳。無所属現職の1期目です。 高遠町勝間の大場美広さん。 60歳。共産党の新人です。 山寺の北原豊文さん。 36歳。無所属の新人です。 美篶上川手の白鳥敏明さん。 66歳。無所属の新人です。 西箕輪大萱の野口輝雄さん。 62歳。無所属の新人です。 荒井の丸山敞一郎さん。 75歳。無所属の新人です。 荒井の八木択真さん。 35歳。無所属の新人です。 伊那市長選と市議選は4月20日告示、27日投開票となっています。
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桜奏会が桜の下で高遠囃子の巡行
伊那市高遠町に古くから伝わる高遠囃子を保存継承している桜奏会は14日の夜、見ごろとなった高遠城址公園で巡行をしました。 14日は、桜奏会のメンバーが提灯を先頭に太鼓や笛、三味線などを演奏しながら公園内をゆっくり練り歩きました。 桜奏会では、花見客が訪れるこの時期に伝統の音色を楽しんでもらおうと毎年園内での巡行を行っています。 高遠閣を発着点に桜雲橋を渡り、園内を一周するコースで、行はゆっくりとしたテンポの本囃子、帰り、はテンポが速く賑やかな帰り囃子を演奏しました。 訪れた観光客たちは、桜色の法被に花笠姿の巡行を写真におさめていました。 高遠城址公園の桜は現在8分咲きとなっていて、伊那市では16日、満開になると予想しています
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伊那谷まあるい学校 プレオープン
公立の学校に通いながら自然の中で自分のやりたい事を見つけるもう1つの学校、オルタナティブスクール「伊那谷まあるい学校」が15日、伊那市高遠町のポレポレの丘にプレオープンしました。 この日は、伊那谷まあるい学校に通う予定の子どもとその保護者合わせて8人が集まりました。 学校の代表は、元公立小学校教諭で伊那市上新田の濱大輔さんです。 濱さんは、去年まで公立小学校の教諭を務めていましたが、その時に子ども達1人1人のペースに合った授業ができないという壁に当たり、今回オルタナティブスクールを開校しました。 オルタナティブスクールとは、公立の学校に通いながら、個性を重視した教育制度の中で学ぶ学校です。 伊那谷まあるい学校は、子ども達のやりたい事を引き出してあげることを1番の目的としています。 この日は、市内と山梨県に住む2歳から9歳までの子どもと大人が参加し、輪を作り今後どんなことがやりたいかを話し合いました。 子ども達からは「どろんこ遊びがしたい」「校舎を建てたい」といった意見が出ました。 伊那谷まあるい学校は、毎週火曜日水曜日土曜日日曜日に伊那市高遠町のポレポレの丘で開校しています。 4月26日と5月18日に、高遠町高齢者生きがいセンターで学校説明会を開く予定です。
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桜シリーズ⑤春日公園の桜
放送エリア内の桜をお伝えする桜シリーズ。 5日目の14日は、伊那市西町の春日公園の桜です。 春日公園には、コヒガンザクラとソメイヨシノあわせておよそ400本が植えられています。 南アルプスや、中央アルプスと撮影できるスポットもあります。 14日は、多くの花見客が訪れ桜を楽しんでいました。 桜は20日ころまで楽しめるということです。
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事前審査に2派 一騎打ちの公算高まる
任期満了にともない、伊那市選挙管理委員会は市長選の立候補届出書類事前審査を14日伊那市役所で行いました。 これまでに出馬を表明している現職と新人の2派が審査を受け、市長選は一騎打ちとなる公算が高まっています。 伊那市役所で行われた事前審査には現職と新人の2派が訪れ審査を受けました。 これまでに出馬を表明している2人を現職、新人の順で紹介します。 無所属現職で2期目を目指す白鳥孝さん。58歳。西箕輪中条です。 白鳥さんは対話と現場主義を基本姿勢に、新規就農による定住者確保など移住、交流人口の創出や農家民泊の拡大と外国人観光客の誘致事業推進など観光の産業化。幼保小連携事業の推進など伊那らしい教育の実践などに取り組むとしています。 無所属新人で飲食店経営の有坂ちひろさん。39歳。狐島です。 有坂さんは市民参加による市政の転換を訴え介護保険料の引き下げなど医療、福祉の充実や3歳未満児の保育料引き下げなどの子育て支援。地域に新しい産業を起こすことにより、女性や若者の雇用を生み出し地域に活力を与えるとしています。 事前審査を受けたのはこの2派で伊那市長選挙は現職と新人の一騎打ちとなる公算が高まっています。 市選管では市議会議員選挙の事前審査も行い14日までに出馬を表明している25人のうち17派が審査を受けています。 事前審査は15日も予定されています。 伊那市長選挙、市議会議員選挙は20日告示、27日投開票となっていて有権者数は3月2日現在で男性2万7,170人、女性2万8,777人、合わせて5万5,947人となっています。
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市長杯 マレットゴルフ大会
伊那市マレットゴルフ協会の伊那市長杯が13日、美篶の南割マレットパークで開かれました。 大会には、伊那市マレットゴルフ協会の会員およそ40人が参加しました。 白鳥孝伊那市長の始球式のあと、会員は4人1組に分かれて27ホールのコースを回りました。 参加者は、優勝を目指し、プレーしていました。 24番ホールでは、苦戦する姿が見られました。 大会では、宮下近夫さんが116打で優勝しました。
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桜の下 篠笛と和太鼓の演奏会
桜の花が5分咲きになった高遠城址公園で14日、日本の伝統楽器篠笛と和太鼓の演奏が行われました。 演奏したのは東京都出身の篠笛奏者、大野利可さんと太鼓奏者、石塚由有さんの二人です。 演奏会は訪れた人たちに篠笛を楽しんでもらおうと毎年開いているものです。 大野さんは6年前、伊那市で初めて演奏会を開いたことがきっかけで、3年前から市内で篠笛の講座の講師を務めています。 石塚さんは、同じ伝統楽器演奏者の、大野さんに誘われ初めての参加です。 大野さんと石塚さんは、1時間ほどの演奏の中で、オリジナル曲や、春にちなんだ曲など5曲を披露しました。 高遠城址公園の桜は現在「5分咲き」で、今週が見ごろだということです。
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桜シリーズ④創造館の桜
放送エリア内の桜をお伝えする桜シリーズ。 4日目の13日は、伊那市創造館の桜です
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箕輪太極拳の会 1年の活動の成果発表
箕輪町や南箕輪村の太極拳教室の生徒が1年間の成果を発表する会が、6日箕輪町文化センターで開かれました。 この日は、箕輪太極拳の会のメンバー38人が、1年間の活動の成果を発表しました。 箕輪太極拳の会は、箕輪町や南箕輪村などの太極拳教室に通う生徒でつくる会で、発表会は今年で3回目です。 会員の中には、25年間続けている人もいるということです。 発表会では全員で「練功体操」という太極拳の基礎体操を披露しました。 箕輪太極拳の会の向山初美代表は「他の人の発表を見てそれぞれがさらに上を目指す気持ちを持ってもらいたい」と話していました。
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山寺伝統の「やきもち踊り」奉納
県の無形民俗文化財に指定されている伊那市山寺の「やきもち踊り」が、13 日、白山社・八幡社合殿で奉納されました。 羽織、袴姿で、足を高くあげ、飛び跳ねるようにして踊る「やきもち踊り」。 このユーモラスな踊りは、県の無形民俗文化財に指定されています。 この日は、伊那市山寺にある白山社・八幡社合殿で、地元住民でつくる保存会、およそ30人が踊りを奉納しました。 踊りは、前踊り、中踊り、後踊りがあり、その合間には酒盛りが行われます。 踊り手たちは、キセルで刻み煙草を吸いながら、アユの串焼きを肴にどぶろくを酌み交わしました。 最後の酒盛りを終えると、下駄を境内の外に出し、後踊りが行われます。 踊りが終わると、踊り手たちは一斉に逃げ出します。 逃げ遅れると厄病にかかると言い伝えられていて、先を競って鳥居の外に駆け出しました。
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諏訪ー伊那峠のサミット
歴史や文化をキーワードに、伊那地域と諏訪地域の交流がスタートしました。 13日は、伊那市と茅野市の境にある国道152号の峠の茶屋で、諏訪―伊那峠のサミットキックオフミーティングが開かれました。 諏訪地域からは、25人、伊那地域からは15人が参加しました。 峠の茶屋の展望台で、八ヶ岳山麓を望み鳥獣たちの成仏を祈る神事 原山遥拝です。 平安時代から江戸時代に至るまで、諏訪地域には、狩猟と肉食に関する免罪符的なものがあり、その神事を再現しました。 特に鹿は、特別な存在で、ある神職は、「鹿なくては御神事すべからず」とまで書き残しています。 神にささげた鹿の供物。 伊那市長谷ざんざ亭の長谷部晃さんが、独自の解釈で作り奉納しました。 内容は、鹿肉のローストと脳みそ、パテ、レバーペースト、血のペーストです。 これを参加者が味わいました。 さらに、キーワードとなる鹿肉を使った弁当を参加者が味わいました。 鹿肉のそぼろ、レバーペースト入りのキッシュなど、鹿肉の風味を活かしながら臭みを感じさせない仕上がりになっていました。 今回の峠のサミットは、伊那地域の高遠ぶらりプロジェクトと諏訪地域の歴史を研究しているスワニミズムなどが開いたもので、両地域の地質や信仰についても理解を深めました。 前の高遠高校校長で、この春諏訪清稜高校の校長に就任した石垣正志さんは、「伊那を知らずして諏訪は理解できないし、伊那を掘り下げれば必ず諏訪に突き当たる」と話しています。
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日影区公民館で宇津孝子さん講演会
伊那市高遠町でファミリーホームを運営している宇津孝子さんの講演会が12日日影区公民館で開かれました。 講演会は日影区公民館が開いたもので、地域住民およそ30人が参加しました。 講演会では、宇津さんが自身の活動や子育てについて話しました。 宇津さんは伊那市高遠町で親と一緒に暮らすことができない子どもたちを里親として育てるファミリーホームを運営しています。 宇津さんは「子供が生きる力を育み自立するためには家庭的な雰囲気のなかで家族の一員として暮らすことが必要。地域の子どもを地域の大人みんなで育てていくことが求められている」と話しました。
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桜シリーズ③伯先桜・見通し桜
放送エリア内の桜をお伝えする桜シリーズ。 3日目の12日は、伊那市西町の伯先桜と狐島の見通し桜です。 伊那市西町の伯先桜です。 現在ほぼ満開で、見ごろとなっています。 江戸時代に、医者で俳諧の巨匠だった中村伯先が自宅の庭に植えたことから、伯先桜といわれています。 樹齢は200年あまりで、高さは10メートル、太さは6メートルです。 伊那市の天然記念物に指定されています。 この伯先桜と天竜川を挟んで対岸にある見通し桜は、測量の基点になっていました。
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アクセス通りを美しくしよう会 アクセスごみ拾い
伊那市のアクセス沿いに住む住民有志でつくる「アクセス通りを美しくしよう会」は12日、歩道のごみ拾いをしました。 12日は、会のメンバーの他、親交のある上伊那の少年サッカーチームMACサルトユースの選手ら合わせて40人が、アクセス通りのごみ拾いや草取りをしました。 会では、15年前からごみ拾いや花の苗植えなどの活動を行っています。 今回は、観光客が訪れる花見シーズンを前に、伊那市の玄関口でもあるアクセスをきれいにしようというものです。 ある会員は「若い人達の手伝いもあって作業がはかどった。落ちているごみはたばこの吸い殻やビールの缶など、ほとんどが大人の捨てたごみ。環境美化に少しでも興味を持ってもらえたらうれしい」と話していました。
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伊那西高校美術クラブ 沢渡駅の壁に飾る絵を制作中
伊那市の伊那西高校美術クラブの生徒は、去年4月から無人駅となっているJR飯田線の沢渡駅の壁に飾る絵を制作しています。 制作している絵は、縦2メートル60センチ、横7メートル50センチで、バラや蝶、南アルプスが描かれます。 これは、伊那市がJR飯田線の利活用の一環として、沢渡駅を利用している伊那西高校に依頼したものです。 美術クラブの2、3年生10人は、今月7日から下絵を描き始めました。 作業は、放課後などを活用して行われていて、現在色を塗る作業にはいっています。 伊那市では、「無人駅となってから駅がきれいになったと言われるよう、色々な人の協力を得ながら取り組んでいきたい」と話していました。 伊那西高校では、今月中の完成を目指すということです。
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春日公園 伊那谷新酒祭り
公園南側が満開となっている伊那市の春日公園で12日、伊那谷の地酒を飲み比べることができる「伊那谷新酒祭り」が行われました。 新酒祭りでは、7枚綴りのチケットを1,000円で購入し、9つの蔵元の地酒やビールを飲み比べることができます。 祭りは、日本酒の普及と春の観光名所づくりの一環として住民有志でつくるルネッサンス西町の会が行っているもので、今年で11回目です。 訪れた人達は、気になる銘柄について、蔵元から話を聞いたりしていました。 春日公園は現在、公園南側が満開となっています。 ルネッサンス西町の会では、来週にかけて北側が見頃になるので多くの人に足を運んでもらいたいと話していました。
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クロスペンアカデミー 山岸淳子さん講演会
伊那北高校の今年度の薫ヶ丘クロスペンアカデミーが12日に開かれ、伊那市出身で日本フィルハーモニー交響楽団の山岸淳子さんが講演しました。 12日は全校生徒や保護者など、およそ700人が参加しました。 講演会では、山岸さんが自身の体験を振り返り、進路について話しました。 山岸さんは、伊那北高校卒業後、東京芸術大学音楽学部楽理科に進学し、現在は日本フィルハーモニー交響楽団の特命担当として新規事業の開拓などに携わっています。 高校生の時、山岸さんは進路に悩んでいたといいます。 音楽の道に進みたいと考えてはいましたが、人前で演奏するのが好きではなかったためです。 現在の道に進んだきっかけは、ピアノ教室の先生が「音楽の理論を学ぶ楽理科の存在を教えてくれたこと」だといいます。 薫ヶ丘クロスペンアカデミーは、生徒に広く社会を知り、将来について考えてもらおうと同窓会やPTAなどが毎年開いています。
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桜シリーズ②西春近公民館
放送エリア内の桜をお伝えする桜シリーズ。 2日目の11日は、伊那市西春近公民館のコヒガン桜です。 早咲きの桜として知られ、樹齢は約60年。 枝が垂れ下がり、シダレザクラのようです。 昭和32年に、公民館の建設記念として、現在伊那西高校の場所にあった当時の西春近中学校から移植されたものだということです。 現在花は満開で、下を向いて咲く花が訪れた人を向かえます。