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南信工営たかずやの里に寄付
伊那市西春近に本社がある建設業南信工営株式会社は、たかずやの里の整備費用の100万円を寄付しました。
8日は、南信工営の竹松寿明会長と市川修次社長が伊那市役所を訪れ上伊那広域連合長の白鳥孝伊那市長に目録を手渡しました。
南信工営は昭和48年に伊那市西春近で新建材を取り入れた専門工事会社として創業しました。
寄付は創業40周年の記念事業として地元でもあるたかずやの里の施設整備に役立ててもらおうと今回100万円を寄付しました。
VTR竹松会長
たかずやの里の整備に寄せられた寄付は11日現在、592件およそ3400万円となっています。 -
伊那西高校で大学の准教授が授業
進路を考えるきっかけにしてもらおうと、伊那市の伊那西高校で大学の准教授が11日授業を行いました。
講師を務めたのは、京都府にある大谷(おおたに)大学の村山保史准教授です。
希望した2年生24人が受講しました。
伊那西高校は進路を考えるきっかけにしてもらおうと去年から県内外の大学や短大と連携講座を行っています。
今年度の前半は京都府にある大谷大学と、後半は愛知県の愛知文教大学と授業を行います。
今年度1回目の今日は大谷大学の村山准教授が高校までの勉強と大学での勉強の違いについて話しました。
村山さんは、「高校までは知識を身に着けることが中心だったが、大学は自分で主体的に課題をみつけ、解決していく勉強になる。主体的な学びは、生きていく上で必要な力になる」と話していました。
ある生徒は、「進学を考える上で参考になった。貴重な機会なので毎回大切に受けていきたい」と話していました。 -
伊那市土地開発公社から土地取得を可決
伊那市議会臨時会が、11日市役所で開かれ、伊那市土地開発公社から、土地を取得するための議案などを可決しました。
臨時議会には市側から土地を取得するための議案が提出され全会一致で可決されました。
土地は、伊那市土地開発公社が保有する東春近の2万2600平方メートルの土地を、3億1650万円で取得するものです。
2万2600平方メートルのうち、6千平方メートルについては、伊那市が児童養護施設たかずやの里へ貸し出し、施設などが建設されます。
のこる1万6600平方メートルは、スポーツ公園運動場として整備されることになっています -
小坂洋一さんステンレス工芸作品展
伊那市御園の小坂 洋一さんが手がけるステンレス工芸の作品展が、伊那図書館で開かれています。
まずは、作品がいらっしゃいと出迎えてくれます。
会場には5年間の作品22点が並んでいます。
小坂さんは、長年、ステンレス加工の仕事を手がけてきたことから、ステンレスを材料に作品作りをはじめました。
一つ一つ手づくりで仕上げているため、1作品作るのに3ヶ月ほどかかります。
目はナット、体はボルトだったりします。
今回は東日本大震災の影響を受けた作品もあります。
こちらは、風評被害で苦しむ福島の農家が、やがて笑顔に戻るようにとの思いがこめられた作品です。
最近は、小坂さんが幼かった頃の懐かしい風景などを題材にすることが多いということです。
今回の作品展には、小坂さんの友人7人も写真や絵画などの作品を出品しています。
この小坂洋一さんのステンレス工芸展と友だちいろいろ展は、14日(日)まで、伊那図書館で開かれています。 -
桜シリーズ 高遠城址公園
続いては桜シリーズ
10日はニュース冒頭でもお伝えした、伊那市高遠町の高遠城址公園です。
高遠城址公園は、明治8年に現在の高遠小学校周辺の桜を移植し整備したのが始まりされています。
園内にはおよそ1500本のタカトオコヒガンザクラがあり、古くから「天下第一の桜」と呼ばれ、「さくら名所100選」にも選ばれています。
満開時には公園全体が薄紅色に染まります。 -
星野富弘さん 花の詩画展
頚髄損傷で手足の自由を失い、口に筆を咥えて詩や絵を描いている星野富弘さんの花の詩画展が10日から伊那市の伊那文化会館で始まりました。
会場には星野さん自身が選んだ100点の詩画が並んでいます。
星野さんの詩画展が南信で開かれるのは今回が初めてのことです。
星野さんの作品に感銘を受けた人たちでつくる詩画展を開く会が企画し、今回実現しました。
星野さんは群馬県出身。
中学校の体育教諭でしたが、40年ほど前、指導中に頸椎を損傷し手足が動かなくなりました。
入院先の病院で口に筆を咥えて作品書き始め、現在も詩画やエッセイなどの創作活動を続けています。
会場では、星野さんの人生を追ったドキュメンタリー映像も見ることができます。
10日はオープニングセレモニーも行われ、450人ほどが訪れました。
セレモニーには伊那北高校音楽部などが出演し、星野さんが作詞した歌を披露しました。
詩画展を開く会代表の水野晶子さんは、「会場に何度も足を運んで、星野さんの作品を味わってほしい」と話していました。
花の詩画展は、21日日曜日まで伊那文化会館で開かれています。
入場料は、大人が500円、中学生以下は無料です。 -
天下第一の桜 満開
天下第一の桜の名所としてしられている伊那市高遠町の高遠城址公園の桜が10日、満開となりました。
高遠城址公園には、およそ1500本のタカトオコヒガンザクラがあり、濃いピンク色の花を咲かせています。
公園には午前中から多くの花見客が訪れ、気に入ったポイントを見つけて桜を写真に収める人の姿がみられました。
公園内には樹齢130年に及ぶ古木が20本、50年以上のものが500本あります。
今シーズンは、昭和58年の入園有料化以来、最も早い1日に開花宣言が出されました。
満開は、去年と比べて、11日、ここ10年の平均と比べて、5日早くなっています。
また、花見客の中にはこんな人の姿もありました。
俳優の榎木孝明さんです。
榎木さんは絵を書く事が趣味で、今日もドラマの撮影の合間を縫って高遠を訪れたという事です。
伊那市は、高遠城址公園の見頃は来週半ばまでとみています。
高遠城址公園の開園時間は、午前6時から午後10時までとなっていて、午後6時頃からはライトアップも行われています。 -
水に感謝 御子柴艶三郎の水神宮で祭典
伊那市荒井と西町の農業用水の水源となる、地下水・横井清水の水神宮で10日、水に感謝する祭典が行われました。
水神宮は、この地下水を掘り当てた、御子柴艶三郎(つやさぶろう)が祭られています。
祭典は、艶三郎が井戸を掘り当てた5月10日にちなみ、1か月前の4月10日に、毎年行われています。
今日は、水を利用し農業を営む横井清水水利組合や御子柴艶三郎の子孫、艶三郎について総合学習で学んでいる伊那小学校の6年生、水が園内を流れる竜西保育園の園児などが参加しました。
その昔、小沢川の水利権をめぐって争いが絶えなかったことから、御子柴艶三郎が私財を投じて明治28年に地下水を掘り当てました。
5ヶ所の井戸と、それをつなぐトンネル、それぞれの地域に水を分ける分水枡があります。
水を与えてくれた神との約束として艶三郎は辞世の句「海に出る はじめは穴の 春の水」を残し、自害しました。
地域の人達は、艶三郎の功績を讃え、水神として横井清水の水神宮に祭りました。
艶三郎の井は、荒井・西町の7000平方メートルの田んぼを潤し、現在は、40戸の農家が利用しています。 -
未成年の飲酒防止呼びかける
伊那小売酒販組合などは9日、未成年の飲酒防止を通学途中の高校生などに呼びかけました。
9日は上伊那のJRの5つの駅でキャンペーンが行われました。
これは、県下一斉に行われている未成年者の飲酒防止キャンペーンに合わせて毎年行われているものです。
9日は、伊那小売酒販組合や伊那税務署、コンビニエンスストアの店員など60人ほどが参加しました。
このうち伊那市駅前では15人ほどが高校生に飲酒防止を呼び掛けていました。
伊那小売酒販組合では「未成年の飲酒は身体の成長に悪影響を及ぼす。お酒は20歳になってから飲んで欲しい」と話していました。 -
桜シリーズ。春日城址公園
桜シリーズ。
9日は伊那市西町の春日城址公園です。
春日城址公園には、コヒガンザクラとソメイヨシノあわせて400本程が植えられています。
9日は、多くの花見客が訪れ桜を楽しんでいました。
桜は今週いっぱい楽しめるということです。 -
井上井月の句碑 六道の杜に建立
幕末から明治にかけ伊那谷を放浪した漂泊の俳人井上井月の句碑が、伊那市美篶の六道の杜に建立されました。
句碑は、伊那市美篶の矢野源嗣さんが建立したもので、9日は、関係者およそ40人が集まり、除幕式が行われました。
句碑は、高さ1メートル70センチほどで、「煩悩の闇路も地蔵祭りかな」と「魂棚や拾はれし子の来て拝む」の2句が刻まれています。
六道の杜にある地蔵尊では8月6日に例大祭が行われる他、新盆の家は地蔵尊を参拝する風習があることから、盆に纏わる2句を選びました。
矢野さんは、美篶土地改良区の理事長を務め農業の基盤整備に功績があったとして、去年秋の叙勲旭日単光章を受章しました。
矢野さんは、地域の為に何かしたいと思い、親交のあった井上井月顕彰会の堀内功会長に相談し、句碑を建立しました。
六道の杜を管理する上川手の村田隆男区長は「また1つ六道の杜に魅力が増えた。大切にしていきたい」と感謝していました。
井上井月顕彰会によりますと、井月の句碑は県内外を含め今回で68基目になるということです。 -
アルプスバラ会 来年4月被災地にバラを贈る
上伊那のバラ愛好家でつくるアルプスバラ会は、来年4月に東日本大震災で被災した岩手県陸前高田市などにバラを贈ります。
9日は、会のメンバー10人がバラの苗を植えたり、バラが風でたおれないよう支柱を建てていました。
伊那市西春近にあるアルプスバラ会の春日千定会長のバラ園では、現在準備作業が行われています。
会では、被災地の励ましになえればと震災のあった年から準備を進めています。
被災地の医師から病院は治療、学校は学習そのものだけでやっとのこと。花などの美しいもの、心を癒せるものがないと聞いた春日会長が会に提案しました。
栽培しているバラはアンネのバラと呼ばれる品種です。
バラが咲く前のこの時期は成長するうえで大切な時期だということです。
作業は、今月5回を予定していて会ではボランティアで参加してくれる人を募集しています。
アルプスバラ会では来年4月から5月の間に被災した岩手県陸前高田市の病院や学校などにバラを100本贈ることになっています。 -
満開の桜の下で伊那節まつり
伊那節を歌い継ぎ後世に伝えようと8日、伊那市の伊那公園で伊那節まつりが行われました。
伊那節まつりは、伊那公園にある「伊那節発祥の地」の石碑の前で毎年行われていて今年で54回目です。
まつりは、伊那商工会議所などが開いているもので、商工会議所や市の関係者など30人ほどが出席し神事をして伊那節の伝承などを祈りました。
まつりでは、満開の桜の下で伊那節保存会が歌と踊りを披露しました。
伊那節は、古くは「おんたけやま」と呼ばれ江戸時代に権兵衛峠を行き来するときに歌われた馬子唄です。
伊那商工会議所の向山公人会頭は「伊那節という地域の伝統文化を大事にしながら地域の発展に貢献していきたい」と話していました。 -
住民訴訟で原告側 控訴へ
NECライティング伊那工場の閉鎖にともない伊那市が支払った補助金などが無駄になったとして市民が伊那市を相手取り補助金返還などを請求するよう求めていた訴訟で、原告側は長野地裁の判決を不服とし控訴する方針を決めました。
8日は、先月29日の判決報告会が行われ、市民20人と担当の弁護士2人が出席しました。
これは、NECライティングの伊那工場閉鎖により伊那市が支払った補助金と用地整備費用などが無駄になったとして市民らがその返還と損害賠償を市がNECライティング側に請求するよう求めいていたものです。
住民訴訟の判決で長野地方裁判所はこの訴えを棄却しました。
8日の報告会では市民から「税金が市民のために使われていない」「このままでは引き下がれない。市の責任を追及すべき」などの意見が出されていました。
原告団の市川富士雄代表は「高裁で新たな結果が出る事を期待したい」と話していました。 -
桜シリーズ 美篶桜トンネル
桜シリーズ。
8日は伊那市美篶の桜トンネルです。
国道361号を車で走り伊那市美篶に入ると道路沿いに植えられているソメイヨシノを見ることができます。
道路を覆うように咲く桜は、美篶桜トンネルと呼ばれていてまほら伊那いいとこ百選にも選ばれています。
ここの桜は地元住民でつくる下県桜愛護会が管理していて夜はライトアップも行われています。 -
儲かります詐欺で3,000万円被害
伊那市に住む60代の女性が「ロト6の当選番号を教える」と言われ3000万円を騙し取られる詐欺事件が発生しました。
伊那警察署の発表によりますと今年1月下旬、被害にあった女性宅にロト6の抽選番号情報を提供する会社の社員と名乗る男から「ロト6の当選番号を教える。そのためには当選金額の数十パーセントの預かり金が必要」という電話がありました。
女性は男の話しを信じ指定された口座に入金し、さらに男の同僚と名乗る者に3月下旬にかけて7回にわたり伊那市内で現金を手渡しました。合計およそ3,000万円を渡したところ、相手と連絡がとれなくなり被害に気づいて警察に届け出たものです。
伊那署では、メールや電話などで誘う「儲け話」は詐欺と疑うよう呼びかけています。
伊那署管内では今年に入り、同様の詐欺事件が今回を含めて5件
発生いて、被害額はおよそ3400万円となっています。 -
釈迦の誕生祝い 花まつり
伊那市日影の春林庵法華堂で8日釈迦の誕生を祝う花まつりが行われました。
春林庵には伊那市高遠町の蓮華寺の檀家16人が集まりました。
8日は集まった人たちが持ち寄った花を釈迦の像が置かれている花御堂に飾りつけていました。
花まつりは釈迦の誕生日とされる4月8日にそれを祝おうと各地で行われている行事です。
春林庵でも古くから行われていて檀家により受け継がれています。
花の飾りつけがおわると、釈迦が誕生したときに甘い香りの雨が降ったという、いわれから一人ずつ釈迦の像に甘茶をかけて手を合わせていました。
ある檀家は「子どもの頃は甘茶をもらえるのが楽しみだった。今日は孫の健やかな成長を願いました。」と話していました。 -
移住できない親子の実情を語る
様々な事情で福島第一原発事故による放射能汚染地区から移住できない親子を支援する活動を行っている虹乃未稀子さんの講演会が7日伊那市の伊那図書館で開かれました。
仙台に住む虹乃さんは放射能汚染地区から移住でない親子を対象に週末に汚染されていない地域で共に過ごし心のケアなどを行っています。
伊那市の農家から野菜を購入していることなどが縁で今回、汚染地域の実情などについて話しをすることになり会場にはおよそ30人が集まりました。
虹乃さんは、「仕事をしている人は避難すると人手不足となり辞めるに辞められない」「親の介護をしている人は親を連れて遠くに行くことは難しい」など、移住したくてもできない事情は様々だと話していました。
また「汚染地区から遠くに住んでいる人は『将来のある子どもを危ない所に住まわせるのはおかしい』と言うが、残らざるを得ない状況にある人の実情を分かってほしい。」と訴えていました。
虹乃さんは「事故後生まれた子どもを2年間外に出したことがないという親もいる。移住したくてもできない人たちをサポートする体制が必要だ」と話していました。 -
アンサンブル伊那に新たな施設が完成
知的障害者の就労支援などを行っている伊那市西箕輪のアンサンブル伊那に、木工製品の加工場などを含む新たな施設が完成し、7日、開所式が行われました。
新たに完成した「アンサンブル伊那第II」は、これまでの施設の南側に建設されました。
利用者の増加に対応するためのものです。
事務所やランチルームのある管理棟のほか、新たな事業として始める木工製品の生産のための施設や多目的ホールなど、合わせて5棟を建設しました。
総事業費は1億9,000万円で、そのうち約9,500万円を国と県の補助で賄いました。
ここでは、県内の間伐材を使って、利用者が物置やベッドなどの製品を作ることになっています。
7日は、開所式が行われ、関係者が施設の完成を祝いました。
アンサンブル伊那第IIの定員は40人で、これまでの施設と合わせると現在68人が利用しているということです。
アンサンブル伊那では、今後、木工製品の販路を開拓して製品を普及させ、障害者の自立支援につなげていきたいとしています。 -
桜シリーズ 六道の堤・北殿エドヒガンザクラ
桜シリーズ3日目は、伊那市美篶の六道の堤と、南箕輪村北殿のエドヒガンザクラです。
伊那市美篶の六道の堤の周りには、50本ほどのタカトオコヒガンザクラが植えられています。
堤の水面に写りこんだ桜を楽しむことができます。
また、晴れた日には中央アルプスも一望できます。
桜は現在7分咲き程度で、10日前後には満開になりそうです。 -
伊那スキーリゾート 利用客5万1,800人
伊那市西春近の伊那スキーリゾートの、今シーズンの利用者数は、およそ5万1800人で、昨シーズンを6千人上回りました。
今シーズンの伊那スキーリゾートの営業は去年12月22日から今年3月24日までの92日間で、昨シーズンの98日より6日少なくなっています。
利用者数はおよそ5万1800人で、昨シーズンを6千人上回りました。
伊那スキーリゾートでは「積雪が多かったこと、晴れの日が多かったこと、まとまった連休があったことが利用者増につながったのではないか」としています。 -
高遠城址公園 観光客の入り込み始まる
伊那市の高遠城址公園の桜は、現在3分咲きで南側が見頃となっています。
1日の開花から最初の連休となった6日、公園には桜を見ようと県内外から観光客が訪れていました。
1日に開花宣言が出された高遠城址公園。この日は、悪天候にも関わらず、開花の知らせを聞いた観光客が訪れていました。
富士見町から家族で訪れた女性客は「いつも見頃の晴れている日に来て車を停めることができないので、雨を覚悟で来ました。空いていたし、雨の桜も綺麗で楽しめます」と話していました。
ある屋台の店主は「今年もこの時期がきたか、という思い。毎年違ったお客さんの顔が見れるので楽しいし、うれしい。あとは天気次第」と話していました。
伊那市では、現在、二の丸付近を3分咲き、南側は満開と発表していて、全体の満開は8日頃を予想しています。 -
公衆衛生専門学校入学式
伊那市荒井の長野県公衆衛生専門学校で5日入学式が行われ、歯科衛生士を目指す21人が入学しました。
入学生21人のうち、上伊那地域からは8人が入学しました。
入学生代表の池上翔子さんは、「伝統ある学校の名に恥じぬよう充実した学生生活を送ることを誓います」と決意の言葉を述べました。
味沢孝校長は、「3年後には全員が素晴らしい歯科衛生士として巣立ってくれることを願います」と式辞を述べました。
学生らは3年の専門教育を受け、国家試験合格を目指します。 -
富県安協 交通安全傘寄贈
伊那市の富県交通安全協会は5日、富県小学校の1年生全員に黄色い交通安全傘をプレゼントしました。
5日は富県安協の田中茂雄会長らが富県小学校を訪れ、1年生25人に傘を贈りました。
富県安協では、子どもの事故防止につなげようと3年前から新1年生に傘を贈っています。
傘は黄色の生地の一部が透明になっていて雨の日でも前が見えるようになっています。
また、傘のふちに夜光反射材が縫い付けられています。
田中会長は「登下校の際には車に十分注意して欲しい」と子どもたちに呼びかけていました。
富県小では「地域のみなさんに子ども達の安全を見守っていただきありがたい」と感謝していました。 -
現金350万円だまし取られる
伊那市内に住む女性が現金350万円をだまし取られる「もうかります詐欺」事件が発生しました。
伊那警察署の発表によりますと詐欺にあったのは伊那市に住む50代の女性です。
3月下旬被害者宅に証券会社の社員を名乗る男から「青色の封筒が届いたら連絡ください」などと3回電話がありました。
その後被害者宅に医療器具販売会社名の証券購入パンフレットが郵送されてきたことから
被害者が4月に、証券会社の社員を名乗る男に電話をしました。
男に「証券を貴方名義で買って譲って欲しい」「名義を借りたお礼はします」などと言われ証券購入の予約をしました。
予約後、被害者宅に男から証券代を支払ったと電話がありましたが医療器具販売会社から「名義貸しは犯罪になります」「お金を送付してもらえれば取引委員会に通報しません」と言われ指定された口座に現金350万円を郵送しました。
被害者が男が名乗っていた証券会社について調べると実在しないことがわかり被害に気付いたということです。
伊那署では証券の代理購入などの儲け話にはすぐ乗ることなく警察に相談するよう注意を呼び掛けています。 -
春日公園ぼんぼり設置
観桜期を前に、伊那市の春日公園で5日、ぼんぼりが取り付けられました。
公園開きを前に、ルネッサンス西町の会の会員などおよそ30人がぼんぼりの取り付け作業を行っていました。
ぼんぼりは2基3,000円からで、今年は西町区を中心に市内の飲食店などからおよそ500基の協賛がありました。
春日公園は、5日からライトアップが行われます。
13日土曜日には、今年で10回目となる新酒祭りが行われます。
伊那谷の9つの酒蔵の新酒が味わえる他、太鼓やジャズの演奏が披露されます。
公園内には、ソメイヨシノとコヒガンザクラがあわせて230本ほど植えられています。
日当たりのいい南側では、徐々に咲き始めています。
ルネッサンス西町の会では、20日頃までは楽しめるのではないかと話していました。 -
伯先桜・見通し桜 見ごろに
桜シリーズ。
5日は、伊那市西町の伯先桜と狐島の見通し桜を紹介します。
伯先桜は、江戸時代の中期に医師で俳諧の巨匠だった中村伯先が子どもの頃に植えたとされる枝垂れ桜です。
花は、ほぼ満開で今がちょうど見ごろです。
樹齢は200年余り、幹の太さは6メートル、高さは10メートルで、伊那市の天然記念物に指定されています。
伯先桜と天竜川をはさんで対岸に見通すことができる見通し桜とが測量の基点となっていました。
洪水の多かった当時の天竜川でこの見通し桜は、流されることがなかったといいます。
見通し桜も今が満開で、通りがかりの人たちが桜を見上げていました。
この見通し桜について、隣に住む宮下さんから面白い話を聞くことができました。
宮下さんは、86歳。
桜の周辺4軒は、大水が出ても流されることはなかったといいます。
この土地は、その昔高穂田という地名で、宮下さんの家の屋号も高穂田だったということです。 -
フェイスブック活用についての講演会
インターネットを使ったコミュニティサービス「フェイスブック」についての講演会が29日、伊那市のいなっせで開かれました。
講演会は、伊那市と駒ヶ根市、飯田市の商工会議所青年部が開いたものです。
「フェイスブックバカ」の著者、美崎栄一郎さんが講師を務めフェイスブックの活用について話しました。
美崎さんは、美容師の活用方法を例にあげ「シャンプーなど商品の宣伝ばかりしていたのでは駄目。お店の周りにある飲食店や観光施設のことなど、店に来てもらうための情報を載せるといい」と話していました。
伊那商工会議所青年部の小池真一部長は「フェイスブックの活用を学ぶことで人脈が広がり、仕事に活きるきっかけになればうれしい」と話していました。 -
伊那山仲間と伊那山の会 伊那市に寄付
登山愛好家などでつくる伊那山仲間と伊那山の会は29日、西駒山荘と登山道の整備費として合わせて45万円を伊那市に寄付しました。
29日は伊那山仲間の北原功会長と伊那山の会の初代会長の唐木勉さんら5人が市役所を訪れました。
伊那山仲間は、会員やOBなどおよそ40人に呼びかけ25万円を寄付しました。
伊那山の会は、会費の中から遭難対策費として積み立てている中の一部20万円を寄付しました。
会員らは「登山者のニーズにあった小屋が建てられることを期待している」などと話していました。
白鳥孝市長は「ありがたく使わせていただきます」と感謝していました。 -
いな歌謡祭
上伊那などのカラオケ愛好家が歌を披露するいな歌謡祭が伊那市のいなっせで31日開かれました。
31日は上伊那などのカラオケ愛好家およそ50人が参加し、歌謡曲70曲ほどを披露しました。
いな歌謡祭は、伊那市などでカラオケ教室を開いている歌謡アカデミーが毎年開いているものです。
出演は65歳以上が中心で、80代の参加者もいます。
歌謡アカデミーの今井ひろし代表は、「高齢者の方も歌うと元気になる。趣味を楽しんで充実した人生を送ってほしい」と話していました。
ある参加者は、「曲を覚えるのに1か月間かかったけれど、練習の成果が出せた。できるかぎり歌を続けていきたい」と話していました。
いな歌謡祭の模様は、5月からご覧のチャンネルで放送します。