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鈴木岬さん「わたしの日本画展」
伊那市高遠町小原出身の画家、鈴木岬さんによる「わたしの日本画展」が、30日から伊那市のベルシャイン伊那店で始まりました。
日本画と版画、およそ50点が展示されています。
鈴木さんは幼少期から絵を描くことが好きで、60歳を過ぎた頃から日本画を描き始めたということです。
鈴木岬さんの「わたしの日本画展」は、6月4日までベルシャイン伊那店2階の文化ホールで開かれています。 -
伊那経営フォーラム 6月15日開催
地域の未来を創るリーダーシップについて学ぶ「第9回伊那経営フォーラム」が、来月15日に、伊那文化会館で開かれます。
29日夜は伊那商工会館で、フォーラム実行委員会による記者会見が開かれました。
伊那青年会議所が2005年から始めた伊那経営フォーラムは、今年で9回目を迎えます。
8年の間に、認知度が高まったとして、更なる発展性を考えようと、今回から、青年会議所以外の伊那地域の経済団体なども加わる実行委員会を立ち上げ、フォーラムを開く事にしました。
今年は、伊那食品工業(株)の塚越寛会長や、元世界銀行副総裁の西水美恵子さんの講演などが予定されています。
第9回伊那経営フォーラムは、来月15日、午前11時から、伊那文化会館で開かれます。 -
伊那市総合計画案を審議会に諮問
伊那市の白鳥孝市長は、伊那市の将来の姿や行政運営の方向性を示す伊那市総合計画案を、30日、審議会に諮問しました。
30日は、2回目となる審議会が市役所で開かれました。
審議会が検討するのは、平成26年度から30年度までの伊那市総合計画後期基本計画案です。
白鳥市長が、計画案えお審議会の山北一司会長に諮問しました。
後期基本計画案は、「市民が主役」のまちづくり、だれもがいきいきと働き産業が育つまちづくりなど7章で構成されています。
各章ごと9月末までの審議を予定していて、10月に審議結果を市長に答申する予定です。 -
伊那広域シルバー人材センター5年連続の減収
伊那広域シルバー人材センターの昨年度の契約金額は約3億8千万円で、5年連続の減収となりました。
センターでは、6割以上の受託件数を占める、一般家庭での就業に力をいれていく方針です。
30日、伊那文化会館で、今年度の定時総会が開かれ、昨年度の事業実績が報告されました。
昨年度の受託件数は、前年度より97件少ない9,671件でした。
収入となる契約金額は、前年度より1,800万円少ない、約3億8千万円で、5年連続の減収となっています。
景気低迷による民間企業からの受注件数、契約金額の大幅な落ち込みが減収の要因としています。
一方で、一般家庭からの受注は年々ニーズが高まっています。
昨年度の受託件数の6割以上を占め、契約金額も約590万円増加しています。
こうした状況からセンターでは家庭での就業に力を入れるため、今年度初めて、ハウスクリーニングや障子の張り替え、料理など、家事援助を行うための講習会を10月から開く予定です。
センターでは、一人暮らしの高齢者などの生活援助など、
就業の機会を増やしていきたいとしています。
なお、この日の総会で、来年度からの年会費を、2千円から3千円に値上げする議案が提出され、了承されました。 -
新ごみ中間処理施設の事業方式「公設民営」で
上伊那広域連合が計画している新しいごみ中間処理施設の事業方式について、建設費用などを公共でまかない民間で運営を行う「公設民営」方式とする事が決まりました。
これは、30日に開かれた上伊那広域連合議会全員協議会で報告されたものです。
事業方式については、専門委員会が、自治体が施設の建設をする事で地域住民の信頼を得やすい事や、民間が長期的に運営する事で維持管理が安全かつ効率的に実施できるとして、公設民営方式が適当とする報告書をまとめていました。
これを受け広域連合では、正副連合長会で事業方式を「公設民営」とすることを決定しました。
今後は、公設民営方式の課題などを踏まえながら参入意向調査や経済性の視点からより詳細な検討を行っていくということです。 -
台湾の高校生と弥生生が交流
台湾の高校生は28日、教育旅行で伊那市の伊那弥生ヶ丘高校を訪れ、生徒と交流しました。
伊那弥生ヶ丘高校を訪れたのは、台湾の生徒36人です。
歓迎会では、台湾の高校生が日本のアニメやポップスにあわせダンスを披露しました。
歓迎会の後、生徒らは英語を使った自己紹介のゲームをしました。
最初は緊張した面持ちだった生徒達でしたが、身ぶりや筆談を交え会話していました。
県によりますと、台湾からの教育旅行生は今月だけで22団体792人が訪れたということです。 -
南信協同代表阿部さんが車いすで舞台復帰
伊那文化会館付属劇団「南信協同」は8月24日と25日に「熱海殺人事件」を上演します。
その中で、代表の阿部裕吉さんが3年ぶりに役者として舞台に立ちます。
南信協同代表の阿部裕吉さん65歳は2010年に交通事故に遭い、左足などに障害がのこり、現在は杖か車椅子で生活しています。
事故以降、舞台を降りていた阿部さんですが、今回車椅子で舞台に復帰します。
29日は、伊那文化会館で記者会見が開かれ、舞台の概要が示されました。
熱海殺人事件は、つかこうへい作で、殺人事件を取り調べていく中で登場人物の人間模様が浮かびあがっていくという話です。
2000年にも上演され、今回は再上演となります。
阿部さんは、以前と同じ木村伝兵衛という刑事の役柄を車椅子で演じるということで、「前回は消化不良だった。リベンジを果たしたい」と話します。
今回は伊那文化会館開館25周年を記念し、上下伊那の演劇部に所属する高校生など100人を招待します。
劇団南信協同定期公演「熱海殺人事件」は8月24日と25日に伊那文化会館小ホールで上演されます。
前売り券は一般900円、高校生以下500円となっています。 -
福祉施設へ出張販売
伊那市の中心市街地の商店主らでつくる「伊那まちの再生やるじゃん会」は29日、買い物支援サービスの一環として、伊那市の養護老人ホームみすず寮で移動販売を行いました。
みすず寮の一室では、食料品や衣類などが並べられ、準備が進められていました。
廊下では、施設の利用者が、店が開くのを待っています。
午前10時。会場となった部屋には、利用者が続々と訪れ、商品を手に取り品定めをしたり、店主らと会話を楽しんでいました。
みすず寮では、毎月3回ほど、お菓子や漬物の販売は行われていますが、衣類や日用品等多種多様な商品が並ぶのは、初めての事だという事です。
伊那まちの再生やるじゃん会では、買い物弱者問題解決に向け、商店街として対応していこうと、旧伊那市の街部で移動販売を行ってきました。
今回は、老人ホームの利用者の人達に、自宅と同じように、気軽に買い物気分を楽しんでもらおうと、施設に提案し実現しました。
会では、今後、移動販売の対象地域を広げると共に、多くの福祉施設でも活動を展開していきたいとしています。 -
伊那雑穀カレー 販売へ
伊那地域アマランサス研究会は、市内で収穫した雑穀を使用した、「伊那雑穀カレー」を29日、発表しました。
伊那雑穀カレーです。
雑穀アマランサスやもちきびを使用し、小麦や乳製品は一切使われていないので、アレルギーがある人でも食べる事ができます。
レトルトタイプで、製造段階で油を一切使っていない為、ヘルシーに仕上がっているのが特徴という事です。
この日は、伊那市長谷の雑穀レストラン「野のもの」の代表で、このカレーを開発した吉田洋介さんや市、商工会議所の関係者などが出席し、お披露目会が開かれました。
雑穀カレーは、4年前、吉田さんからアドバイスを受け、上伊那農業高校の生徒が作りました。
今回は、高校生が作ったカレーをベースに、スパイスを加え、小麦粉を一切使わず、アレルギーの人達でも食べられるよう、商品化しました。
伊那商工会議所では、地元産の雑穀を利用し、健康に配慮したこの商品を伊那のブランド品として販売していきたいとしています。
雑穀伊那カレーは、ひと箱180g入り、500円で、来月5日から南アルプスむらや市内の宿泊施設で販売される事になっています。 -
過去3番目に早い梅雨入り
気象庁は29日、関東甲信地方の梅雨いりを発表しました。統計を開始した1951年以降、3番目に早い梅雨入りとなりました。
今年は、去年より11日早く、平年より10日早い梅雨入りです。
前線などの影響もあり、今後向こう1週間は曇りや雨の日が多くなる見込みです。
あすも、南からの湿った空気が入りやすく、気圧の谷が通過する影響で、大気の状態が不安定になり断続的に雨が降りやすくなるという事です。
箕輪町上古田では、休耕田を利用し住民有志グループが栽培しているアヤメが咲きはじめています。
見頃は、来月1日頃になりそうです。 -
「高遠ぶらり」でジオパークを歩く
携帯情報端末用のアプリ「高遠ぶらり」を利用して南アルプスジオパークの見どころをめぐるイベントが26日行われました。
イベントには市内外から20人ほどが参加し、高遠町の板山露頭や長谷の美和ダムなどを見学しました。
このイベントは携帯情報端末用アプリ「高遠ぶらり」に、4月に南アルプスジオパークの地質図が新しく追加されたことを記念して開かれたものです。
長谷の美和ダムでは、長谷地域自治区長の中山晶計さんが「ダムの建設で105戸の家や100町歩あった農地が水没することになった」などと説明していました。
26日に見学した内容は、アプリのバージョンアップに役立てるということです。 -
バラまちフェスタ6月1日から始まる
伊那市の中心商店街では6月1日からバラまちフェスタが始まります。
早咲きのバラが商店街を彩っています。
大輪の花が咲くピエール・ド・ロンサール。
一度にたくさんの花をつけるくアンジェラ。
西町から山寺までの1・5キロの間に200種類1000本のバラが飾られています。
商店街を歩くとバラの甘い香りが漂ってきます。
バラは商店街を活性化しようと、地元商店主らで組織する伊那まちバラ咲く街角連絡協議会が管理しています。
商店街を訪れた人は足を止めて花を楽しんだり、ドライバーは車の中からバラを眺めていました。
フェスタは6月1日から30日まで開かれることになっていて期間中は苗の販売やバラづくり教室、ジャズライブなどが計画されています。 -
お母さん消防団員大会に向け練習
来月23日に行われる伊那市消防団ポンプ操法大会に向け、各地区の消防団は早朝の練習に励んでいます。
伊那分団第1部には、家事と仕事を両立し、選手として 大会出場を目指すお母さん消防団員がいます。
唐澤成江さん37歳。
唐澤さんは3年前、地域に貢献したいとの思いから御園・山寺・坂下で組織する伊那分団第1部に入団しました。
伊那分団は第3部まであり市の大会に出場するための分団内の予選が来月1日に行われることになっています。
唐澤さんは、選手としては初めて自動車ポンプの部に出場します。
28日は朝5時から春日公園駐車場で練習が行われていました。
唐澤さんは、高校生の娘を持つ母親です。
練習が終わるとエプロン姿に着替えて娘のお弁当や朝食づくりが始まります。
大会を前にしたこの時期は、消防と家事の両立は大変だと話します。
伊那市消防団によると唐澤さんの様に子どもを持つ女性団員が選手として出場するのは珍しということです。
唐澤さんはポンプ操作をする4番員を務め、まずは予選を勝ち抜いて市の大会に出場したいと話していました。 -
伊那中央RC高尾公園にアオギリ植樹
社会奉仕団体伊那中央ロータリークラブは、広島県に投下された原爆で被爆したアオギリの木から育てた苗木を28日、伊那市の高尾公園に植樹しました。
28日は、伊那中央ロータリークラブの会員22人が集まり、アオギリの苗木を植樹しました。
昭和20年の広島への原爆投下で、爆心地から1.3キロ離れた場所に生えていたアオギリの木は、樹皮の半分が焼けてえぐられたものの、現在も枯れることなく成長し続けています。
植えられた苗木は、このアオギリの種を発芽させ育てたものです。
植樹は、ロータリークラブの世界平和フォーラムが今月17日と18日に広島県で開かれたことを記念し全国各地で行われるもので、平和への思いを未来に託そうというメッセージが込められています。
アオギリは、10メートル縲・5メートルほどに成長するということで、クラブでは植樹した経緯などを描いた看板を設置したいと話していました。 -
アスターが連覇!
伊那ナイターソフトボールケーブルテレビ杯春季トーナメント決勝戦が27夜、伊那市営野球場で行われ、アスターが2年連続の優勝を果たしました。
14チームが出場した、ケーブルテレビ杯の決勝の顔合わせは、青いユニフォームのアスターとグレーのユニフォームGTエボリューションの対戦となりました。
試合は2回の裏、アスターが相手のエラーなどもあり一挙5得点をあげ先行します。
7対0で迎えた7回の表、GTエボリューションは、これまで打ち崩すことができなかったピッチャーの奥村真宣さんから1アウト3塁のチャンスを掴むと、代打の酒井広隆さんがタイムリーヒットを放ち1点を返します。
しかし、その後は奥村さんが後続を二者連続三振に斬って取り、7対1で勝利したアスターが、2年連続の優勝を果たしました。
清水圭介監督は「この勢いでリーグ戦も来年の春季トーナメントも優勝できるように、これからも頑張りたい」と話していました。 -
復興支援ソング 団員が合唱
日本を元気にしようをテーマにした南信合唱祭が26日、伊那文化会館で開かれました。
合唱祭は南信地区で活動する合唱団でつくる南信合唱連盟が開いたもので、今年は19団体が参加しました。
今年は日本を元気にしようをテーマに開かれ、参加者全員で東日本大震災復興支援ソング「花は咲く」を歌いました。
今年の合唱祭で復興支援ソング「花は咲く」を歌うことを決めた南信合唱連盟では、団員が1部500円のこの歌の楽譜を購入していてその売り上げが復興支援に役立てられるということです。 -
300人が参加 場広山ハイキング
伊那市美篶の美篶財産区が管理している場広山に親しむイベント、場広山ハイキングが26日行われました。
場広山は伊那市富県新山から高烏谷山に続く山です。
ハイキングは美篶公民館や地区の青少年育成会などが行ったもので美篶の住民などおよそ300人が参加しました。
このイベントは美篶財産区が管理している山を歩くことで、地域の歴史を知ってもらおうと毎年開かれています。
50年ほど前は、地区の収入源として、ここの山の木を売り公民館を建設したり、学校のプールを造っていたということです。
参加者は新緑の山道を歩きながら地域の歴史に理解を深めていました。 -
島崎洋路さん「みどりの文化賞」受賞
伊那市坂下在住で元信州大学教授の島崎洋路さんが、公益社団法人国土緑化推進機構より「第23回みどりの文化賞」を受賞しました。
23日は、島崎さんが伊那市の白鳥孝市長に受賞の報告をしました。
みどりの文化賞は、緑や森林に関して功績のあった人や団体に1年に1回送られるもので、長野県での受賞者は島崎さんが初めてです。
今月の11日に東京都で開かれたみどりの感謝祭の式典で、受賞しました。
島崎さんは、昭和26年から信州大学で森林の管理や研究に携わり、退官後は横山の「島崎森林塾」を拠点として山仕事に携わる人を育ててきました。
その数は、10代から80代までのおよそ600人で、日本各地で活躍しているとのことです。
島崎さんは、今後も人材育成を続けて、林業従事者が自立して林業に取り組めるような指導をしていきたいとしています。 -
地権者全員と和解成立
伊那市西箕輪上戸の住宅地などに廃棄物が埋め立てられていた問題で、伊那市と地権者7人全ての和解が成立し解決する見通しとなることが27日分かりました。
この問題は伊那市が昭和45年頃、伊那市西箕輪上戸の住宅地などに一般廃棄物を埋め立てていたものです。
一昨年発覚し、およそ1,000平方メートルに800トンあまりが埋まっているということです。
市はこれまでに地権者7人と、損害賠償について交渉し、このほど7人全員と和解が成立したということです。
賠償額は7件目の今回がおよそ310万円、累計で4,500万円となっています。
損害賠償支払いの補正予算案は6月議会に提出されます。 -
安全運転啓発パレード
思いやりのある安全運転を広げる組織「信州伊那スマートドライバー」が発足から2周年を迎え、24日伊那市のナイスロードで啓発パレードを行いました。
信州伊那スマートドライバーは、思いやりのある安全運転を広げる組織で、今月の20日で発足して2年が経ちました。
24日は、伊那市役所前から高遠方面に向かってパレードが行われ、安協会員らおよそ100人が安全運転を呼びかけました。
信州伊那スマートドライバーは、高遠町と長谷地域を除く伊那市と箕輪町、南箕輪村在住の交通安全協会の会員で、活動内容に賛同する人なら誰でも加入できます。
5月24日までにおよそ1万1千人が加入しています。
伊那交通安全協会の堀内四郎会長は、「ドライバーには思いやりのある運転を心がけて、1件でも事故をなくすように意識してもらいたい」と話していました。
去年は3市町村で交通事故が大幅に減少していて、安協では今後も引き続き交通事故防止の啓発活動に取り組んでいきたいとしています。 -
問屋街ミュージックスタジオオープン
オリジナルTシャツの生産、販売を手掛ける伊那市坂下の株式会社問屋街は、新たな事業として音楽スタジオをオープンしました。
こちらが完成したスタジオです。
広さはおよそ100平方メートルで40人から50人入れます。
壁や床には防音材が使用されています。
スタジオ内には、音響機器や照明機器の他、ユーストリーム配信ができる映像機器が備わっています。
問屋街は、Tシャツの卸売販売業として企業し、今年で12年目です。
ITを利用した商品の販売を展開していて、今回は動画制作に力を入れようと新たにメディア事業部「問屋街ミュージック」を設立し、音楽スタジオや音響機材のレンタルを始めることになりました。
問屋街では、「様々なジャンルの音楽の発表の場になれば」と話します。
音楽スタジオの使用料金は、1時間3000円からとなっています。
問い合わせ:74-2253 -
なんじゃもんじゃ見ごろ
伊那市上牧の唐木啓吉さん宅のヒトツバタゴ別名なんじゃもんじゃの木が見ごろとなっています。
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伊那市景観計画策定委員会 検討結果市長に報告
去年7月から伊那市の景観計画案について協議してきた委員会は24日、白鳥孝市長に検討結果を報告しました。
24日は、景観計画策定委員会の伊藤精晤会長らが市役所を訪れ、委員会でまとめた計画案を白鳥市長に手渡しました。
計画案では、建物の建設に必要となる届け出や審査基準などについて定められています。
白鳥市長は「議論を重ね作られたこの案は、極めてレベルの高い物。この案を基に、地域の財産である景観を守っていきたい」と話していました。
伊那市では、景観条例の制定案を9月の定例議会に提出し、10月を目処に景観行政団体へ移行、来年4月1日からの景観計画の全面施行を目指しています。 -
竹内徹さん油絵展
伊那市高遠町在住の洋画家竹内徹さんの油絵展が、かんてんぱぱホールで開かれています。
会場には近作を中心に56点の風景画が展示されています。
竹内さんは、現在76歳。
平成14年から22年まで信州高遠美術館の館長を務め、日展には34回入選しています。
全国を旅する中で信州の美しさを再発見したということで、県内の風景を中心に作品を制作しています。
竹内徹さんの油絵展は30日木曜日まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
金メダリスト 荻原健司さんと歩く
冬季オリンピック・ノルディック複合の団体で2大会連続の金メダルを獲得した荻原健司さんが25日、伊那市を訪れ、ノルディックウォーキング教室の講師を務めました。
この日は、伊那市の鳩吹公演でノルディックウォーキング教室が開かれ、およそ200人が荻原さんと一緒に歩きました。
講師を務めた荻原さんは、群馬県出身の43歳。
ノルディックスキーの選手として冬季オリンピックに4回出場していて、1992年のアルベールビルと1994年のリレハンメルでは、団体で2大会連続の金メダルを獲得しました。
荻原さんは「ストックを使って背筋を伸ばして」などと声をかけながら参加者と一緒に公園内を往復していました。
荻原さんは「伊那市は初めて来たが、とてもスポーツに対する熱のある地域だと感じた。みんな感心をもって教室に臨んでくれているのでこれを続けていってもらえるとさらに効果があると思う」と話していました。
この後公園横にあるクロスカントリーコースも歩きました。
ある参加者は「教え方もとても上手いし、とても参考になった。今後に生かしていきたい」と話していました。
今回主催した伊那市総合型地域スポーツクラブは、今年発足5年目を迎え、会員は全国的にも多いとされる2千人に上るということです。 -
平澤一雄さん宅のジャーマンアイリス見ごろ
伊那市西春近柳沢の平澤一雄さん宅のジャーマンアイリスが見ごろとなっています。
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韓国の中学生が農家民泊
韓国の中学生が18日、教育旅行で伊那市を訪れ農家民泊を体験しました。
韓国の中学生およそ40人は空港からバスで伊那市役所に到着しました。
農家民泊は国内外からの旅行者受け入れに力を入れている伊那市観光協会が企画したもので市役所では歓迎会が開かれました。
歓迎会が終わり夜は市内8つの農家に分かれて宿泊しました。
このうち伊那市長谷の農家、市ノ羽幸子さん宅には5人が訪れ、囲炉裏を囲んで食事をしました。
夕食には、五平餅やニジマスの串焼き山菜などが振舞われ中学生たちは伊那地域の食文化を堪能していました。
市ノ羽さんは、韓国語や英語で料理を説明するなど中学生に話しかけていました。
伊那市観光協会では農家の田舎暮らしを体験してもらう農家民泊を誘客の柱として推進していきたいとしています。 -
商店街で呑み歩きイベント
伊那谷で造られたお酒を飲みながら商店街を歩くイベントが24日、伊那市の通り町で行われました。
初夏の呑みあるきと題して行われたこのイベントはお酒を呑みながら商店街を歩いてもらい街の賑わいにつなげようと商店主や蔵元などでつくる実行委員会毎年恒例で開いているものです。
いなっせ北側広場から入舟交差点までの間にブースが設けられ24日は、辰野から飯田まで8つの蔵元と4社の酒造メーカーが出店しました。
1500円で購入した道中手形を見せると好きなだけお酒を呑むことが出来ます。
24日は午後4時からイベントが始まり多くの人が訪れていました。
セントラルパークでは伊那市そば打ち名人の会による手打ちそばも振るまわれていました。
訪れた人たちは心地よい風の吹く中、地元のお酒を思う存分楽しんでいる様子でした。 -
廃校で天野惣平展
造形作家天野惣平さんの作品展が伊那市高遠町の旧三義小学校芝平分校で24日から始まりました。
教室の中央部分に置かれている作品は、マニラ麻の繊維をアクリルポリマーで固めたものです。
麻の繊維は、一般的には石膏作品の強度を高めるために使用されますが、天野さんは、それ自体を作品に作りあげています。
1か月半ほどかかりました。
テーマやイメージはなく、見た人がそれぞれ何かを感じ取ってもらえればいいと天野さんは話しています。
天野惣平さん59歳。
高遠町出身で武蔵野美術大学を卒業後、イタリアに留学。
31歳の時から19年間東京で個展を開き続け、10年ほど前から立体作品に取り組むようになりました。
廃校と出会い、旧い教室の空間や外光、照明など空間全体が作品と話します。
この場所での作品展は今回で7回目となりました。
天野惣平展は、29日まで、伊那市高遠町芝平の旧三義小学校芝平分校で開かれています。 -
遠照寺 ぼたん見ごろに
ぼたんの寺として知られる伊那市高遠町山室の遠照寺で花が見ごろを迎え、多くの見物客が訪れています。
遠照寺のぼたんは、昭和57年に亡き住職の菩提を弔うため3本の苗を植えたのが始まりで、今は170種、1,000株にまで増えました。
好天に恵まれた24日は、平日にもかかわらず多くの見物客が遠照寺を訪れ、足を止めて色とりどりのぼたんの花をながめていました。
6月2日までぼたん祭りが行われていて、手打ちの十割そばも味わうことができます。
松井教一住職によりますと、花はあと1週間ほど楽しめるということです。
入場料は、大人400円、高校生以下は無料です。