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木村内科医院 バラが見頃
伊那市荒井にある木村内科医院のバラが見ごろを迎えています。
JR伊那市駅東側にある木村内科医院には、15株ほどのバラが植えられています。
2007年に開院した時に育て始めたものです。
木村内科医院のバラの見頃はあと2週間ほどで、一声かければ持ち帰ることもできるということです。
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伊那市創造館 「中尾歌舞伎」優秀企画展賞
伊那市創造館で現在開催中の企画展「中尾歌舞伎」が長野県博物館協議会の令和4年度の優秀企画展賞を受賞しました。
この賞は地域に根差した文化や歴史などを調査研究し広く一般に公開した企画展に贈られるものです。
長野県博物館協議会は、県内およそ130館を超える様々な施設が加盟しています。
1日に長野県立美術館で開かれた総会で、県博物館協議会の笹本正治会長から表彰状を受け取りました。
地域の伝統芸能である中尾歌舞伎を丁寧に紹介していることなどが評価されたということです。
伊那市創造館の他に、寺社仏閣などを紹介した諏訪市博物館と下諏訪町立諏訪湖博物館合同の企画展も優秀企画展賞を受賞しています。
伊那市創造館は、中尾歌舞伎の衣装やかつらなどを並べた企画展を26日まで開いています。
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たんぱく質が補給できるマッスルゼリー
伊那市の菓子庵石川は、低カロリーでたんぱく質が補給できるマッスルゼリーを開発しました。
ストロベリー・抹茶・パインの3種類の味が楽しめます。
8日は、伊那市の伊那商工会館で菓子庵石川の石川雄也専務取締役と商品の監修をした南箕輪村のボディービルダー征矢洋文さんが商品の発表を行いました。
商品開発には、石川さんの特別な思いがありました。
石川さんの長男(10歳)が2年前に筋肉が次第に衰える難病を発症しました。
病気の進行を遅らせるために摂取しているステロイドの影響でカロリー制限をかけられています。
同じ病気の人でも食べられる低カロリーの菓子を作りたいと一年前から開発を始めました。
一般社団法人MAP―Jファインビルディング協会代表も務める征矢さんが開発したプロテインがゼリー一個あたり7g使用されています。
身体への吸収が良く純度が高いプロテインだということです。
砂糖のかわりに植物性の甘味料ステビアが使用されています。
マッスルゼリーは1つ250円で菓子庵石川やベルシャイン伊那店などで販売しています。
なお、マッスルゼリーの売り上げ金の一部は、一般社団法人日本筋ジストロフィー協会に寄付するということです。 -
農福連携 麦ストロー用の麦を収穫
伊那市が市社会福祉協議会に委託し行っている脱プラスチックの取り組みのひとつ、「麦ストロー」に使う麦の収穫作業が、西町の圃場で8日に行われました。
この日は、市内3つの障害者多機能型事業所の利用者と職員13人が刈り取った麦を束にして運びました。
麦ストローは、麦の茎を使ったストローです。
伊那市では、脱プラスチック推進事業の一環で、麦ストローの普及活動を行っています。
今年度で4年目となり、委託を受ける市社協では、麦の種まきから収穫、加工、販売を行っています。
市社協に委託をすることで、人手不足が課題となっている農業分野と、賃金の安さや働く場所の確保が課題となっている福祉分野が連携する「農福連携」にもなっているということです。
収穫した麦は、山寺の輪っこはうす・コスモスの家でストローにします。
市内の飲食店を中心に3本100円で受注販売をしていて、昨年度は1,512本が売れたということです。
この日収穫した麦は、乾燥させたあと切り、消毒や袋詰めをして8月ごろから販売をする予定です。
市社協ではほかに、余った麦を使ったインテリア雑貨の販売も行いたいとしています。
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伊那市60代女性キャッシュ―カード2枚騙し取られる
伊那市内の60代の女性が、金融機関の職員を名のる男に、キャッシュカード2枚をだまし取られる電話でお金詐欺が発生しました。取られたカードは使用され、現金426万円が不正に引き出されたという事です。
伊那警察署の発表によりますと先月26日、伊那市内の60代女性に金融機関の職員を名のる男から電話があり「キャッシュカードが古くなり、作り替えないといけない。職員が取りに行くので、カードを渡してほしい」などと言われたという事です。
その後、女性は、自宅に来た男にキャッシュカード2枚を渡しました。
男はカードを受け取ると封筒に入れ、「新しいカードが来るまで開けないで下さい」などと言い、ゲーム用のカードが入った別の封筒とすり替え、キャッシュカードが入った封筒を持ち去ったという事です。
騙し取られたカード1枚から9回にわたり現金およそ426万円が不正に引き出されたという事です。
伊那署では、自宅の電話は留守番電話に設定し、他人にキャッシュカードを渡さない、暗証番号を教えないなどを徹底するよう、注意を呼び掛けています。
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子ども食堂の売上を運営費に
伊那市の中心市街地にある観光情報交流拠点「伊那まちBASE」は、今後の運営費に充てる為に、子ども食堂「ワッフル食べ放題」を7日初めて行いました。
ワッフル食べ放題は事前予約制で7日は定員を上回る43人が訪れたという事です。
料金は大人1,000円、高校生以下は無料となっていてワッフルの他にサラダとドリンクが付いています。
子ども食堂は、食べ放題にしバイキング形式を取り入れ、楽しい雰囲気づくりをしたという事です。
伊那まちBASEは、子どもの居場所づくりや飲食業の創業支援などを目的に2021年にオープンしました。
日本財団からスタッフの人件費や交通費、光熱費など年間570万円の助成をうけ運営をしていますが、助成は今年度で終了する事になっています。
伊那まちBASEでは、施設を継続させるため様々な企画を実施していて、子ども食堂もその一環で行われました。
きょうの売上22,000円は全て運営費に充てるという事です。
伊那まちBASEでは月1回の予定でこども食堂を実施していくという事です。
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ざんざ節保存会 新宿で披露へ
伊那市長谷で活動をしているざんざ節保存会は、11日に東京都で開かれる新宿区民踊大会に出演します。
7日は伊那市長谷の長谷公民館で、練習が行われました。
保存会が披露するのは、ざんざ節とキンニョンニョです。
ざんざ節は、江戸時代に全国的に流行した民謡です。
長谷では、馬に荷物を乗せて運ぶ時に歌う馬子唄として伝えられています。
キンニョンニョも江戸時代の流行歌で、長谷で歌い踊られてきたものだということです。
ざんざ節保存会は現在22人の会員がいます。
歌を担当している、余語宏紀さんとキンニョンニョの踊りを担当している築山栗子さん夫婦です。
去年11月に東京から長谷に移住し、ことし4月に保存会に入りました。
新型コロナの影響で、民踊大会に伊那市の団体が参加するのは4年振りだということです。
またこの日は、伊那ケーブルテレビが練習の様子を収録しました。
今年度取り組み始めた地域の伝統芸能や行事を映像で残すプロジェクトの一環です。
新宿区民踊大会は11日に東京都の新宿文化センターで開かれます。
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伊那市が新しいまちづくりに関する連携協定締結
伊那市は富山県に本社を置きシステム開発など行う株式会社インテックと新しいまちづくりに関する連携協定を5月26日に締結しました。
5月26日は市役所で締結式が行われ、白鳥孝市長と株式会社インテックの北岡隆之社長が協定書を取り交わしました。
協定では、伊那市の新しいまちづくりにおいて福祉や教育、安心安全、交通など様々な分野での推進に向け情報を交換し、連携・協力していくとしています。
白鳥市長は「伊那市の魅力を知ってもらえるように、まちづくりやブランド化に力を入れていきたい」と話しました。
北岡社長は「ICTの活用など行い、新しいまちづくりに協力していきたい」と話しました。
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伊那北公園 バラ見ごろ
伊那市山寺の伊那北公園ではバラが見頃となっています。
伊那北公園はJR伊那北駅近くにあります。
公園内には約50本のバラやツツジがあり、現在バラが見頃となっています。
公園を管理する伊那市によりますと、バラはあと1週間ほど楽しめるということです。
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MEGAドン・キホーテUNY伊那店 オープン
東京都に本社を置くUDリテール株式会社は、伊那市西町のアピタ伊那店を業態転換し、総合ディスカウントストア「MEGAドン・キホーテUNY伊那店」を6日オープンしました。
開店時間の午前8時前には約80人が店の前に並んでいました。
MEGAドン・キホーテUNY伊那店は、アピタ伊那店を業態転換しリニューアルオープンしたものです。
売り場面積は約9,000平方メートルで、県内のドン・キホーテで最大級です。
ファミリー層をターゲットに、3階の子ども服・おもちゃは全国のドン・キホーテでも最大級の品ぞろえだということです。
子どもが遊べるスペースなどを設けた「時間消費型」の店舗だということです。
2階は、日用品や衣料品などがあります。
1階の食品売り場では、精肉コーナーや鮮魚コーナーを充実させたほか、店内で焼き上げるピザショップ「トロリスタ」があります。
6日は、午前中から多くの買い物客が訪れていました。
営業時間は午前8時から午前0時までとなっています。
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JA上伊那青壮年部西春近支部 園児と田植え
地域の子供が農業に触れる機会を増やそうと、JA上伊那青壮年部西春近支部が伊那市の西春近北保育園の園児と25日田植えをしました。
参加したのは西春近北保育園、年長ひまわり組の15人です。
園児は青壮年部のメンバーに教わりながら植えました。
子供たちは苗を踏まないよう気を付けながら田植えを楽しんでいました。
年中・年少の園児も見学に訪れ、応援をしました。
園児たちが植えたのは18アールのうち3アールで、30センチ間隔で引かれた線にそって3・4本ずつ植えました。
植えた苗は白毛餅という上伊那で昔から育てられている品種です。食感は粘りが強いのが特徴だということです。
今回植えた白毛餅は10月ごろに収穫し餅つきをして食べる予定です。
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上伊那地域行政連絡会議 県議と意見交換
地元選出の県議会議員と管内の現地機関が意見交換する上伊那地域行政連絡会議が今日伊那市の伊那合同庁舎で開かれました。
今日は上伊那選出の県議会議員4人と、上伊那地域振興局、伊那保健福祉事務所など、県関係機関と上伊那地域振興局からおよそ25人が出席しました。
会議では各機関が重点事業についての説明をしました。
このうち上伊那地域振興局は活力ある地域を目指すとして、観光地消費額を2021年の62億円から2027年には105億円に、全県でトップのペレット生産量を2021年度の4074トンから2027年度には6000トンを目指すことなどが報告されました。
上伊那地域行政連絡会議は毎年、年に1回開かれています。 -
かんてんぱぱ祭 4年ぶり開催
伊那市の伊那食品工業株式会社の「かんてんぱぱ祭」が、3日、4年ぶりに開かれました。
かんてんぱぱガーデン内には特設の屋台が設けられ、綿あめや焼き鳥などが提供されました。
ところてんは無料でふるまわれ、訪れた人たちが味わっていました。
ところてんの早食い大会も行われ、箸1本のみで食べる速さを競いました。
午前11時の回では伊那市の齋藤将紀さんが7秒70で優勝しました。
また、ゼリーの調理体験のコーナーもあり、子どもたちが好きな味のゼリーを作って味わっていました。
かんてんぱぱ祭は、地域の人たちに日頃の感謝を伝えようと開かれていて、全国から社員が集まり、スタッフとしてもてなしました。
伊那食品工業では「4年ぶりに地域のみなさんと一緒に楽しむ機会ができてよかった」と話していました。
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高遠中学校2・3年生が芝平なんばんの苗植え
伊那市高遠町の高遠中学校の生徒は信州伝統野菜に選定されている高遠在来とうがらし「芝平なんばん」の苗を5日に植えました。
芝平なんばんの苗植えは2・3年生の78人が行いました。
高遠中学校は総合的な学習の時間に地域とのつながりを持てる授業として、今回高遠在来とうがらし保存会から苗を譲り受けることにしました。
授業では水の管理や草刈り、収穫のほか販売を計画しています。
生徒らは芝平なんばんを使った商品開発を目指すとしています。
5日に植えた芝平なんばんは7月下旬に収穫ができるということです。
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セーフティーリーダー 伊那小児童を委嘱
学校や家庭、地域が一体となって子どもの防犯意識の向上などを図る「わが家のセーフティーリーダー」の委嘱式が、5日に伊那市の伊那小学校で行われました。
5日は、伊那小学校6年生120人を代表して、正副児童会長4人に伊那警察署の赤羽史夫生活安全課長から委嘱状が手渡されました。
わが家のセーフティーリーダーは、防犯意識を高めてもらおうと、伊那署が小学6年生を毎年委嘱しています。
赤羽課長は、「決められたルールを守る、戸締りができているか点検するなど、安全を広めるリーダーとして下級生の手本となってください」と挨拶しました。
児童会長の齋藤朱璃さんが、リーダーとしての決意を述べました。
伊那署では、管内の小学校をモデル校に選定していて、今年度は他に、箕輪東小学校と辰野東小学校の6年生を委嘱します。 -
大雨の被害 伊那市で防災行政無線中継局などに影響
2日から3日にかけての大雨で、伊那市内では防災行政無線施設が倒木による停電の影響をうけた他、飲料水供給施設が被災したことが、5日に報告されました。
5日は、伊那市災害対策本部会議が市役所で開かれ、被害状況について担当部署からの報告がありました。
危機管理課からは、高遠町の月蔵山山頂付近にある防災行政無線の中継局について、倒木による停電の影響で現在移動式の発電機により運用していることが報告されました。
現場付近では、倒木による断線で停電が発生しています。
このため、現在応急措置として発電機による運用をしていて、職員が2人1組で1日4回およそ30分かけて現地まで歩きガソリンを給油しているということです。
中継局は、防災行政無線を市内全域に放送するための施設です。
市では、早ければ今週中に復旧できるのではないかとみています。 -
伊那ローズボウル 初開催
アメリカンフットボールの交流戦「伊那ローズボウル」が伊那市の伊那市陸上競技場で4日行われ、信州大学と一橋大学が対戦しました。
赤のユニホームが東海学生1部の信州大学ワイルドキャッツです。
対する白のユニホームが関東学生2部の一橋大学クリムゾンです。
試合は、一橋大のキックオフではじまりました。
第一クォーター、一橋大はランとパスでボールを進めフィールドゴールで3点を挙げ先制しました。
その後は両チームとも、ディフェンスが踏ん張り、緊迫したゲームとなりました。
信大は、第3クォーターにゴール前で相手のパスをインターセプトしチャンスを作ります。
このチャンスを、攻撃チームがタッチダウンパスを決め6対3と逆転しました。
信大は第4クォーターにもフィールドゴールを決め9対3と突き放し、勝利しました。
伊那ローズボウルは、信大アメフト部の運営母体となる一般社団法人が、伊那で見ごろとなるバラちなんで初めて企画しました。 -
第2回クラシック音楽の祭典 カルミナ・ブラーナ
総勢150人のオーケストラや合唱団が参加する演奏会、クラシック音楽の祭典「カルミナ・ブラーナ」が伊那市の伊那文化会館で4日に開かれました。
演奏会では、伊那フィルハーモニー交響楽団や南信地域から集まった合唱団、ソリストなど総勢150人が、「カルミナ・ブラーナ」などを演奏しました。
カルミナ・ブラーナは、ドイツの作曲家、カール・オルフが、およそ300編ある恋愛などの世俗詩集から24の詩に曲を付け、合唱やオーケストラで表現する壮大な音楽です。
ステージには、バラとカルミアの花が飾られ、華やかさを演出しました。
この演奏会は、おととし開かれる予定でしたが、新型コロナの影響で延期となっていました。
会場にはおよそ1,000人の観客が集まり、演奏に耳を傾けていました。
クラシック音楽の祭典「カルミナ・ブラーナ」は、8月にご覧のチャンネルで放送予定です。
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6月4日はローメンの日 並盛500円で提供
6月4日は、「蒸し麺」の語呂合わせから、ローメンの日です。
伊那ローメンズクラブに加盟する20店舗では、並盛が通常より200円ほど安い500円で提供されました。
伊那市上牧の日本料理あすなろでは、通常700円の並盛が、500円で提供されました。
昼時には県内外から多くの人が訪れ、ローメンを味わっていました。
伊那ローメンズクラブでは、ローメンの特徴のひとつでもある「蒸し麺」の語呂合わせから、6月4日をローメンの日に定めています。
クラブ発足の1997年から、色々な店のローメンを味わってもらおうと、割引サービスを行っています。
去年までは400円で提供していましたが、物価高騰などの影響で今年から500円での提供となりました。
この日は、伊那ローメンズクラブに加盟している20店舗で割引サービスが行われました。
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中心市街地でバラファッションショー
伊那市のいなっせでバラにちなんだファッションショーが4日開かれました。
いなっせにはレッドカーペットがひかれ、10代から80代の市民モデル17人がバラの入った籠を手に歩きました。
ファションショーは、中心市街地で開かれている伊那まちバラぶらり2023の一環で企画されたもので、去年に続き2回目です。
テーマは「自分に夢中」で、衣装は、モデルがそれぞれ用意したという事です。
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大雨から一夜明け 警報解除
台風2号で活発になった梅雨前線の影響による大雨は峠を越え、伊那市の富県と高遠町の一部に出されていた土砂災害警戒情報は今朝解除されました。
大雨から一夜あけた3日は、青空が広がり午前7時45分に土砂災害警戒情報が解除されました。
これにより伊那市富県地区の北新と上新山、高遠地区の上山田、下山田、小原、勝間、長藤地区全域に出されていた高齢者等避難も解除され、避難所となっていた新山小学校・富県小学校・高遠小学校・高遠町総合福祉センターやますそは、午前8時に閉鎖となりました。
避難所には40人が避難したということです。
3日の朝は市内各地で、土砂などを取り除く作業が行われていました。
伊那市富県北福地では、大沢川が溢れ土砂が道路に流れ込んだため、地区住民が撤去作業に追われていました。
県道沢渡高遠線の伊那市と駒ヶ根市境の火山峠で土砂崩れがあり通行止めとなり、午後3時現在 復旧していません。
伊那市によりますと3日正午現在、大雨の影響で倒木が4件、土砂崩落が44件、河川の溢れが54件あったということで、現在被害状況をまとめています。
箕輪町と南箕輪村では午後3時現在、被害報告は入っていません。
雨のため通行止めになっていた中央道の伊那インターと飯田山本インターの間の上下線は、午前8時に規制が解除され通行できるようになりました。
JR飯田線は豊川駅から辰野駅間運転を見合わせていましたが、午後3時頃から順次運転を再開しています。
3日午後3時現在、高遠町と長谷の一部で停電が続いています。
1日午後7時の降り始めから今日午後1時までの雨量は伊那市で192ミリでした。
伊那市の6月1か月間の降水量の平年値は185.3ミリで、それを越す量の雨がほぼ1日で降りました。
なお、2日に1日で降った雨の量は164ミリで、6月の観測史上1位となりました。
これまでの雨で地盤の緩んでいるところや増水している河川があり長野地方気象台では、土砂災害や河川の増水に注意するよう呼び掛けています。 -
伊那市で「ばらサミット」開催
バラを自治体の花に制定したり、まちおこしに取り組む自治体が参加するばらサミットが3日伊那市高遠町の高遠さくらホテルで開かれました。
3日は初めに地元出身の若手音楽家によるウエルカムコンサートが行われました。
サミットは、加盟する各自治体が毎年持ち回りで開いていて今年で32回目で、伊那市で開催されるのは今回が初めてです。
ばらサミットは、バラを市町村の花として制定している地方自治体などで構成され、現在伊那市を含む全国29の市や町が加盟しています。
3日は15の市や町が参加する予定でしたが、大雨の影響で伊那市を含む9自治体の参加となりました。
サミットでは、伊那市内の活動団体が事例発表をしました。
このうち伊那市通り町の店主らでつくる伊那まちバラ咲く街角連絡協議会は、「バラ教室から始まり市内の商店街に活動が広がった。これからもバラを主役にしつつ、通年花を楽しめるような景観形成を実現したい」と話していました。
また、市内に工場がある伸和コントロールズ㈱が資金を出し、実行委員会が制作した動画も紹介されました。
最後にばらサミット宣言が朗読され承認されました。
次回のばらサミットは埼玉県伊奈町で開催されます。
この後、しんわの丘ローズガーデンでバラの記念植樹が行われ、加盟する29の自治体のバラを植樹しました。
2日目の4日は、参加者が市内のバラなどを見学する計画です。
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梅雨前線の影響で大雨
台風2号で活発になった梅雨前線の影響で県南部では大雨となり、長野地方気象台は、土砂災害などに警戒するよう呼び掛けています。
2日の正午過ぎに伊那市の富県と高遠町の一部に土砂災害警戒情報が出されました。
伊那市は、土砂災害の危険が高まったとして午後0時45分に富県地区の北新と上新山に高齢者等避難を発令しました。
また、午後1時30分に高遠町地区の上山田、下山田、小原、勝間にも高齢者等避難を発令しました。
午後3時40分に高遠町長藤地区全域に高齢者等避難を発令しました。
避難の対象は午後4時現在、上新山129世帯、北新100世帯、上山田159世帯、下山田97世帯、小原290世帯、勝間88世帯、長藤地区全域342世帯です。
新山小学校には避難所が開設され、市職員が準備を進めていました。
午後2時15分現在5人が避難していました。
避難した人は「家に一人でいても怖いので避難してきた。ここにきて誰かと一緒にいれば安心する」と話していました。
伊那市によると午後3時現在新山小に10人、高遠小に6人、高遠町総合福祉センターやますそに4人が避難しているということです。
新山保育園では、早めに子どもを迎えに来てもらえるようメールを配信し、正午頃迎えにくる保護者の姿が見られました。
伊那市・箕輪町・南箕輪村の小中学校では、多くの学校で下校時間を早めました。
箕輪町は、午後0時50分に災害対策本部を設置、南箕輪村は午後1時10分に災害警戒本部を設置しました。
大雨による交通機関にも乱れがありました。
JR飯田線は午前10時過ぎから辰野駅から豊橋駅間で終日運休となりました。
このため上伊那の高校は、休校となりました。
また、中央道は午後4時現在、伊那ICと飯田山本IC間の上下線が通行止めとなっています。
高速バスは、新宿行き名古屋行きともに、午後から終日運休となりました。 -
第57回上伊那書道展 94作品を展示
上伊那書道協会の会員などによる「第57回上伊那書道展」が伊那市の伊那文化会館で開かれています。
会場には上伊那書道協会の会員60人と一般参加34人の作品が94点展示されています。
展示会にテーマはなく、今回は30代から90代までの参加者が漢字やかななど自身の力作を出品しているということです。
上伊那書道協会の堀内郁子副会長は「気に入った作品を見つけてもらい、書道を始めるきっかけにしてもらいたい」と話しました。
第57回上伊那書道展は4日日曜日まで伊那文化会館でひらかれています。
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伊那市美原に防災拠点施設を整備
伊那市議会全員協議会が2日に伊那市役所で開かれ、美原の伊那中央清掃センター跡地に建設される災害時の防災拠点「美原スポーツパーク」の整備計画が示されました。
新たに整備される「美原スポーツパーク」は、伊那市美原の伊那中央清掃センター跡地に建設されます。
災害時は避難場所として利用する屋内体育施設や、防災広場が整備されます。
屋内体育施設は令和7年度中に、また防災広場は令和8年度中の完成を予定しています。
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伊那市選挙管理委員会 委員長表彰を受賞
伊那市選挙管理委員会は去年7月の参議院議員選挙でほかの自治体の模範になったとして長野県選挙管理委員会委員長表彰を受賞しました。
1日、伊那市選挙管理委員会の藤澤誠委員長と伊藤健委員長職務代理者が市役所で白鳥孝市長に受賞を報告しました。
長野県選挙管理委員会委員長表彰は去年7月の参議院議員選挙でほかの自治体の模範となったことが受賞理由です。選挙事務の管理執行が円滑であったことや上伊那地域で初めてモバイル市役所を活用した移動投票所による期日前投票を行い、市内の高校を巡回し若い世代の投票意識を高めたことが評価されました。
投票率は県平均の57.7%に対して伊那市は2.18ポイント高い59.88%でした。
藤澤委員長は「今後も色々な選挙でな選挙で投票率が上がるように、有権者が議員を応援できる環境を支えたい」と話しました。
5月26日に長野市で表彰式が行われ今回の受賞は2017年以来です。
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長谷中3年藤原さん フェンシング女子フルーレで3位
伊那市長谷中学校3年の藤原小夏さんは、5日に静岡県で開かれた東日本少年個人フェンシング大会中学女子フルーレの部で3位になりました。
5月25日は藤原さんと、母親でフェンシングクラブコーチの藤原美香さんが、南箕輪村民体育館を訪れ、所属する南箕輪わくわくクラブの小池雅司理事長に結果を報告しました。
藤原さんは小学3年生の時に箕輪町で開かれた、北京・ロンドンオリンピック銀メダリストの太田雄貴さんのフェンシング教室に参加して興味を持ち始め、小学4年生の時にフェンシングを始めました。
5月5日に開かれた大会では、91人が出場した東日本大会中学女子フルーレの部で、3位になりました。
小池理事長は「この結果を自信にしてこれからも頑張ってください」と話していました。
藤原さんは今回の結果から、7月に岐阜県で開かれる全国大会に出場します。
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衣替え 伊那西高校生徒が夏服で登校
6月1日、きょうは衣替えです。
伊那市の伊那西高校の生徒は、夏服で登校していました。
この日は、生徒たちが白のセーラー服にチェックのスカートを履いて登校していました。
伊那西高校では、今年から1週間の移行期間を設け、その日の気温に応じて夏服と冬服を選べるようになりました。
ある生徒は、「寒暖差があるので移行期間はありがたい。肌寒いときは冬服やカーディガンで調整したい」と話していました。
1日午前8時過ぎの伊那地域の気温は19度ほどと比較的暖かく、日中の最高気温は25.4度となりました。
伊那西高校の玄関前の花壇では、バラが見頃となっています。
4年前から育てていて、アンネのバラを中心に7種類およそ30本が植えられています。
今が見頃で、あと1週間ほど楽しめるということです。
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JA上伊那通常総代会 果実が豊作
JA上伊那の第27回通常総代会が伊那市のJA上伊那本所で26日に開かれました。
この日は57人が出席しました。
J A上伊那の西村篝代表理事組合長は「上伊那の農業を次世代につなげるよう、経営基盤の確立を図りたい」と話しました。
昨年度取扱高は134億円で前年度と比べて8%の増加となりました。今年度は129億円の取扱高を目標としています。
春の霜被害や秋の台風被害がなく、特に果実は豊作で45%増の販売高となりました。
肥料や出荷資材の高騰が続き生産者の手取りを圧迫しているため、少しでも販売価格を上げるよう商談を進めるということです。
また、持続可能な農業の確立に向けた緊急決議が行われました。
ウクライナ情勢の長期化や円安が続く厳しい状況に対し、十分な予算と施策の確保を求めること。また、情報発信や農業に触れる機会の創出に取り組むことが決議されました。
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進徳館の日 高遠高生が学習発表
今に生きる進徳館教育を再発見する行事「進徳館の日」が伊那市高遠町で27日に開かれました。
最初に白鳥孝伊那市長ら関係者10人ほどが集まり進徳館にある五聖像に向かって拝礼しました。
進徳館は1860年に開かれ、存続した13年間で東京芸術大学の初代校長を務めた伊沢修二など500人以上を輩出しました。
高遠閣で行われた式典では基調講演のほか高校生が学習発表をしました。
高遠高校情報ビジネスコース3年生は高遠の店や観光地で話を聞いてリーフレットを作ったことや、高遠城址もみじ祭りでおこなった来客調査について発表しました。調査の結果、県内から訪れた人が8割だったということです。
白鳥市長は「高遠藩校の教育を見直し、高遠の学びを再認識することで、未来へ明るい展望を開きたい」とあいさつしました。