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上伊那木づかい運動展示会
地域の木材を使った作品を展示する「上伊那木づかい運動展示会」が22日から、伊那合同庁舎で開かれています。
会場には、上伊那森林組合や市内の木工職人が作った18種類の作品が並んでいます。
カラマツを使った畳1畳ほどの大きさのテーブルや東京都のデザイナーと協力して作った野菜の形の玩具などもあります。
展示会は、地域の木を身近に感じてもらおうと、上伊那地方事務所が開いているもので、今年で3回目です。
これまでは、地元の木を取り入れた住宅について紹介していましたが、今回は手にとって感じてもらおうと木製の玩具も展示しました。
「上伊那木づかい運動展示会」は29日月曜日まで伊那合同庁舎2階県民ホールで開かれています。 -
伊那市社会福祉協議会と伊那市高遠町長藤区が災害時の協力応援体制に関する協定を締結
伊那市社会福祉協議会と伊那市高遠町長藤区は22日、災害時の協力応援体制に関する協定を締結しました。
22日は、伊那市社会福祉協議会の小池孝行会長と伊那市高遠町長藤の伊藤直人区長が協定書を取り交わしました。
協定は、社協が長藤で運営する「デイサービスセンターくつろぎの家」で、火災や地震などの災害が発生または、発生するおそれがある際に、相互に協力して必要な対応をとることなどを決めています。
災害時には協定に基づき、地区住民が施設の利用者の避難誘導や、非常持ち出し物資の搬出を行います。
伊那市社会福祉協議会では、今後御園や西春近表木など市内4地区の10の施設においても、協力体制の構築を図っていきたいと話しています。 -
県縦断駅伝2日目 上伊那総合3位
第59回長野県縦断駅伝2日目の21日、上伊那は2位でゴールと健闘しましたが、総合では、長野市、上田東御小県に続き、3位となりました。
2日目の21日、選手は午前8時に松本市の松本城をスタートしました。
県縦断駅伝は、20日と21日の2日間で、長野市から飯田市までの全216.7キロをタスキでつなぎます。
2日目は、松本市から飯田市までの97.6キロの9区間です。
上伊那は、13区で4位のスタートとなりましたが、辰野から伊那までの16区で、一旦、先頭を走るオール諏訪を抜きトップにたちます。しかし、長野市にとらえられ、2位で17区にタスキをつなぎます。
その後上伊那は、2位を守ります。
19区の男子中学生区間では、駒ヶ根市立東中学校の春日 千速君が、区間新記録の区間1位で、トップとおよそ2分差まで詰め寄ります。
しかし、その後、長野市にタイム差を広げられ、2位で飯田合同庁舎にゴールしました。
20日のタイムを合計した総合成績では、長野市が11時間48分36秒で4年ぶり9回目の総合優勝、2位が上田東御小県、上伊那は3位となりました。 -
子守唄のある地域に
子守唄を通して、親子の絆や子育てしやすい環境について考えるイベント「子守唄フォーラムin伊那」が21日、伊那市のいなっせで開かれました。
このイベントは、主婦や保健師、保育士などの住民有志で作る実行委員会が、子守唄をもう一度見直し、子育てについて提案していこうと開かれ、今年で2回目となります。
イベントには、およそ200人が集まり、いっしょに唄を歌ったり、子守唄をテーマにした話などに耳を傾けていました。
NPO法人日本子守唄協会の西舘好子さんは、「子守唄を歌う事により、子ども達は、母親のにおいや気配、安心感といった物を感じとり、信頼関係を築いていく大きな力がある」と話していました。
実行委員会の奥村伸枝さんは、「子守唄が、祖父母から孫、母から子へと唄われ、より一層、身近なものとなるような地域にしていきたい」と話していました。 -
富県南福地 伝統食で地域交流
伊那市富県の南福地で、五平餅・そば打ちを伝える会が21日、開かれました。
会場の、南福地公民館には、地域住民70人ほど集まり、そば打ちや五平餅作りをしできたての料理を楽しみました。
これは、世代を超えた交流をするとともに、子ども達に伝統食を伝える事を目的に、地区社協と、集落営農実践委員会、地元の老人クラブ「たかずやの会」の3団体が共催しています。
南福地社会福祉協議会の唐澤昭雄会長は「今は、隣近所すんでいる人の顔を知らない時代。この会を通して、地域全体で家族ぐるみの付き合いができるきっかになれば」と話していました。
子ども達は、新そばや新米で作った五平餅を口いっぱいに頬張っていました。 -
野沢菜、羽広カブ収穫イベント
冬の食卓を彩る、野沢菜と羽広カブの収穫イベントが21日、伊那市西箕輪の畑で開かれました。
畑いっぱいの野沢菜や羽広カブを収穫しようと朝早くから多くの人が訪れていました。
畑を管理する羽広菜生産加工組合によると、今年は夏の猛暑で生育が心配されましたが、ここにきて冷え込みもあり味も良くなっている、出来はまずまずという事です。
収穫した野沢菜は1キロ50円、羽広カブは1キロ100円で販売されました。
訪れた人は「漬物は、冬の食卓の楽しみ。今日は、これから家に帰り早速漬け込み作業をしたいです」と話していました。 -
三浦輝峰さん伊那市に絵画寄贈
伊那市出身の肖像画家、三浦輝峰さんが19日、伊那市に絵画を寄贈しました。
寄贈されたのは、油彩で描かれた100号の肖像画「ハープ奏者吉野直子」です。
地域の発展に尽くした人に贈られる伊那市善行功労賞を、11月3日に三浦さんが受賞し、それを記念して三浦さんが伊那市に寄贈したものです。
この画は、ハープ奏者吉野直子さんが1991年に伊那文化会館でコンサートを開いた際、描かれたものです。
寄贈された絵は、伊那市のいなっせ5階に展示されています。 -
あぐりスクールがマリ共和国へ支援米
JA上伊那の子どもたちの農業体験教室あぐりスクールは20日、飢餓に苦しむ西アフリカのマリ共和国に米を贈りました。
あぐりスクールの子どもたちが、支援米を受け付けているJA上伊那の宮下勝義組合長に米60キロを託しました。
支援米を送る活動は、JA長野県グループが10年ほど前から行っています。
あぐりスクールでは5年目の取り組みです。
今回贈呈された米はコシヒカリで、子どもたちが伊那市東春近の田んぼで育てました。
200キロ収穫し、そのうちの60キロを送ります。
宮下組合長は、「皆が作ったお米を必ずマリ共和国に届けます。本当にありがとう」とあいさつしました。
子どもたちは、米の袋にマリ共和国の言葉で「このお米が役立ちますように」などのメッセージを書いていました。
米は、JA長野県グループのほかの米と合わせ、来年、マリ共和国に送られる予定です。 -
2010ジャズフェスティバルin伊那
2010ジャズフェスティバルイン伊那が、20日、伊那市のいなっせで開かれました。
この日は、第一部で伊那中学校吹奏楽部や地元のアマチュアバンドなど3グループが、第二部で蓼科高校ジャズクラブとプロのジャズバンド「シロクマ楽団」が演奏を披露しました。
これは、ジャズに親しんでもらおうと、NPO法人クラシックワールドなどが去年から開いているものです。
伊那中学校吹奏楽部は、部のテーマソングにしている「sing・sing・sing」という曲を披露しました。
この他一部では、伊那市などで活動している4人組のバンドJ-plusがオリジナル曲を披露しました。
会場を訪れたある男性は「地元でジャズを聴く機会があまりないので、今日は楽しめた」と話していました。 -
オールレッドロータリー作戦
伊那警察署管内では、11月19日現在、交通死亡事故が7件発生していて、去年1年間の2件を大きく上回っています。
これを受け伊那警察署は20日、パトカーで交通事故防止の啓発活動を行いました。
この日は、伊那署のパトカー20台が竜東方面、竜西方面に分かれて交通安全を呼びかけました。
伊那署管内では今年、これまでに7件の交通死亡事故が発生していて、7人が犠牲になっています。
特に高齢者の事故が多く、今年発生した交通死亡事故のうち6件は、高齢者が犠牲になっています。
熊井正樹副署長は「パトカーの赤いランプ、白と黒の車体を見て、気を引き締めて運転してもらいたい」と話していました。
署員らは、パトカーで1列に並び「冬場は早めにライトを点灯し、速度を落とすように」と注意を呼び掛けていました。
また、今月初めに事故のあった現場では交通安全協会のメンバーが昇り旗を持って、注意を呼びかけていました。 -
伊那市西町のえびす講祭り 賑わう
商売繁盛や五穀豊穣をねがうえびす講祭りが19日、伊那市西町のえびす神社で行われました。
えびす講祭りは、神社ができた大正15年から続く恒例行事です。
毎年農作業が一段落するこの時期に行われるのがならわしです。
境内には屋台が並び、福引きなどで賑わっていました。
午後5時からは宝投げが行われ、訪れた人は手をのばして福を呼び込んでいました。 -
クリスマスツリー 点灯式
伊那市のいなっせ北側の多目的広場にあるクリスマスツリーの点灯式が19日に行われ、街は早くもクリスマスムードに包まれました。
午後5時、集まった子供達のカウントダウンでツリーにあかりが灯されました。
もみの木の高さはおよそ7メートル、LEDの電球が2,000個飾り付けられました。
あかりが灯されたツリーの前では、伊那小学校合唱団がクリスマスソングを歌い、華をそえていました。
クリスマスツリーの点灯時間は、夕方5時から夜の11時で、期間は、来年1月末までとなっています。 -
伊那市 森林整備促進へ破砕機導入
伊那市は、森林整備の際これまで放置されていた木の枝をチップにし有効活用しようと、破砕機を購入しました。
19日は、伊那市のますみヶ丘平地林で、市の職員や森林ボランティアグループのメンバー等が参加し、破砕機の操作講習会が開かれました。
講習会では、メーカーの技術者が、木を入れる際には、巻き込まれないようにする事が大切など、取り扱いの注意点を説明していました。
森林整備では、幹の太いものは薪等に使われますが、細いものは用途が無く森に放置されていました。
市では、放置された枝をチップにする事でクロスカントリーコースの整備などに活用していきたいとしています。
伊那市産業振興部の御子柴泰人部長は「破砕機の活用で、より一層、森林整備が進む事を期待したい」と話していました。
伊那市では、森林整備を行う市内の自治会やNPO等を対象に、破砕機の貸し出しを12月から行うということです。 -
酒井さん長谷民謡木製歌碑寄贈
伊那市諏訪形で建築業を営む酒井一さんは、長谷地区に伝わる民謡3曲を刻んだ木製の歌碑を18日、伊那市に寄贈しました。
18日は、酒井さんが伊那市長谷総合支所を訪れ、中山晶計総合支所長に歌碑を手渡しました。
酒井さんの奥さんの両親が長谷出身で、親戚の集まる席で、「ざんざ節」を聞き、歌碑作成を思い立ったという事です。
酒井さんは「義理の親の故郷。少しでも恩返しができてうれしい」と話していました
中山支所長は「故郷を思う気持ちに感謝したい」と話していました
歌碑の文字にはケヤキやヒノキなどを使い、糸ノコ等で加工し、バランスを見ながらケヤキの板に張り付けられています。
今回寄付した中で、一番の大作は、民謡キンニョンニョの歌碑です。
縦1メートル20センチ、横2メール10センチのパネルが2枚分で、酒井さんは「作り始めて、26番まであると聞いてびっくりした」と話していました。
中山総合支所長は、「歌碑は、公民館や学校に飾り、多くの人に見てもらいたい」と話していました。 -
シルバーとフェルトのアクセサリー展
シルバーとフェルトのアクセサリー展が、伊那市西町のハルヒポタリースタジオで開かれています。
アクセサリー展は、地味な服装になりがちな冬に、アクセサリーを身につけて華やぐ装いを提案しています。
ハルヒポタリースタジオでは、作家とその作品を紹介する場として、定期的に展示会を開いています。
シルバーは、岐阜県の彫金作家竹野みゆきさんの作品です。
指輪やネックレスなどシンプルなデザインで、曲線を大事に作られているということです。
フェルトは、諏訪郡原村のフェルト作家友枝圭子さんの作品です。
ブローチや帽子など楽しさ、温かさを醸し出した作品ということです。
このアクセサリー展は24日(水)まで、ハルヒポタリースタジオで開かれています。 -
アマランサスの絵 園児にお礼プレゼント
伊那市の保育園児が描いたアマランサスの絵画作品展が22日から始まります。
展示を前に、絵を描いてもらったお礼にと、アマランサス研究会から園児にお絵描き帳が贈られました。
絵画作品展に参加する市内6つの保育園を代表して18日、東春近中央保育園の園児にお絵描き帳が贈られました。
絵画作品展は、アマランサスに関心を持ってもらおうと、研究会が去年から行っています。
東春近中央保育園では、年長園児41人が、自分たちで種をまいて育てたアマランサスを描きました。
研究会加工部会の伊藤好部会長は、「アマランサスの栽培に取り組み、皆で絵を描いてくれてうれしい」と話していました。
今年は、市内6つの保育園からおよそ150点が集まりました。
アマランサスの絵画作品展は22日から12月1日まで、伊那市役所市民ホールで開かれる予定です。 -
伊那まつり改革プロジェクト 検討結果報告
2012年の第40回伊那まつりに向け、まつりの在るべき方向性などを検討してきた伊那まつり改革プロジェクト会議は18日、伊那まつり会長の白鳥孝市長に検討結果を報告しました。
伊那公民館長で座長の武田登さんらが検討結果を報告しました。
改革プロジェクト会議は去年7月に発足し、12回にわたって検討しました。
報告によりますと、伊那まつりの総論は「みんなが主役、誰もが参加できる市民総参加の魅力ある市民まつり」です。
第40回の改革点としては、踊り方について、現在の踊りをアレンジした踊り方を導入するなど6項目、運営の分担化について、多くの市民に企画・運営の一部を任せること、企画会議については、第39回から40回を検討する長期的な企画会議を設置して、改革点を検討し実行に移すことなどを提言しています。
白鳥市長は、「報告書に基づいた祭りのあり方を考え、変化を加え、全国に発信できる祭りにしたい」と話していました。 -
伊那商工会議所女性会 古布寄付
伊那商工会議所女性会は、高齢者福祉に役立ててもらおうと17日、伊那市社会福祉協議会に古くなった布やタオル、435枚を贈りました。
この日は、伊那商工会議所女性会の唐澤敬子会長らが福祉まちづくりセンターを訪れ、伊那市社会福祉協議会の小池孝行会長に古布を手渡しました。
布は使い古したタオルやてぬぐいを30センチメートル四方に切ったもので1年かけて会員が家庭で集めました。
社協では、この布を市内のデイサービスセンターで利用するという事です。
なお、女性会はこの他に、伊那市に3万円、(株)南信美装伊那にフィリピンの子供達のための洋服を寄贈しています。 -
オペラ春香の衣装や小道具届く
2012年に伊那市で開催される手作りの音楽会オペラ春香で使う衣装や小道具が届きました。
17日、伊那市のいなっせでオペラ春香の事務局長をつとめる北沢理光さんや出演メンバーらが届いた衣装や小道具が汚れたり壊れていないかなどの確認をしていました。
オペラ春香は伊那市の名誉市民で、作曲家の故・高木東六さんが、韓国の南原に伝わる恋愛物語「春香伝」をもとに、作ったものです。
届けられた衣装や小道具は、オペラ春香が2002年に横浜で開催された際、使われていたものです。
その時のオペラを企画し横浜を中心に文化活動を行っている赤い靴記念文化事業団が保管していたものを北澤さんが依頼し借りることができました。
現在オペラ春香に出演するメンバーは120人ほど集まっていて、年明けから本格的な練習にはいるということです。
北沢さんは「伊那市で初めて開かれる市民オペラなので、ぜひ成功させたい。」と話しています -
伊那西高生徒2人が税の作文で優秀賞
伊那西高校の生徒2人が、国税庁が実施した「税に関する高校生の作文」で優秀賞に選ばれ、16日表彰されました。
表彰されたのは、伊那西高校2年の高山絵美さんと小松理恵さんです。
作文の募集は、児童や生徒の租税教育の一環として毎年行われているものです。
今年初めて伊那税務署管内の高校3校から182作品の応募があり、8作品が優秀賞に選ばれました。
16日は、その中でも上位2作品に選ばれた2人が表彰され、その作文を発表しました。
高山さんは「通学に不可欠な道路や、交通事故を防ぐ信号機も税金で整備されていている。税金がなくてはならないものだと実感した」と発表しました。
小松さんは「教科書などにも税金が使われているということを小学生の時に父親に教えてもらった。以来税金が身近なものに感じている」と発表しました。
伊那税務署の清澤清所長は「税の使われ方に対し、普段の生活で感じていることが素直に表されていた。これからも、税に対し関心を持ってもらいたい」と話していました。 -
通院医療費の支給対象を協議
伊那市医療政策審議会が16日、伊那市役所で開かれ、現在小学校入学前までを無料としている子どもの通院費についてその対象をどこまで引き上げるか協議しました。
審議会は、医療関係者やPTAなど17人で構成されていて、伊那市の医療政策について審議しています。
16日は、子どもの通院医療費の支給対象者について諮問があり、審議会が協議しました。
協議では、通院費を無料にしたからといってむやみに受診が増えるとは思えないとして、通院費の無料化は中学3年生までが望ましいという意見と、無料化は小学6年生までとし、財政面や、医療現場の実情を考慮しながら段階的に検討していけばよいという2つの意見が出されていました。
現在上伊那では箕輪町、辰野町、南箕輪村が中学3年生まで通院費が無料。
伊那市は小学校入学前までを無料としています。
審議会では早い時期に意見をまとめ、12月初めに答申することにしています。 -
犬のロボットを中学校に寄贈
伊那市山寺の玉木幸治さんが17日、犬のロボットを、伊那東部中学校に寄贈しました。
犬のロボットは、玉木さんが10年ほど前に購入したものです。
教材として役立ててもらおうと、自作ロボットの動きの正確性などを競う大会、ロボコンに出場している、伊那東部中学校に寄贈しました。
この犬のロボットは人間の言葉を記憶し、指示通りに動く機能を持っているということです。
ロボコンに出場している技術部の部員らは、動きや構造など参考になると話していました。
この犬のロボットは、伊那東部中のほか、市内の小中学校の教育教材としても役立てられるということです。 -
上伊那口腔保健センターまつり
上伊那口腔保健センターまつりが、伊那市保健センターで14日開かれ、妊娠中や出産後の女性を対象にした歯科健診などが行われました。
上伊那口腔保健センターまつりは、今回初めて開かれました。
今回は、妊娠時期や産後の口腔ケアの大切さがテーマです。
会場では、上伊那歯科医師会会員など20人が指導にあたり、歯科検診や口腔衛生指導、妊娠中の歯の治療についてなどの歯科講話が行われました。
また、上伊那助産師会による妊産婦体操も行われ、参加者らは実際に体を動かしながら指導を受けていました。
上伊那歯科医師会の下島丈典副会長は「妊娠時期には口の中が荒れやすく、赤ちゃんについても3歳までに虫歯になりやすいかなりにくいかが決まると言われている。正しい生活習慣を身につけてもらいたい」と話していました。 -
まちづくり交付金評価委員会
国からの補助金を活用し、実施したまちづくり事業の事後評価の審議を行う、伊那市まちづくり交付金評価委員会が15日、伊那市役所で開かれました。
伊那市では、国からの補助を活用したまちづくりを市内4地区で実施しています。
委員会では、今年度、最終年度を迎える三峰川流域地区と春富地区の2地区について、市が行った事後評価の審議を行います。
補助金を活用した事業として、三峰川流域地区では、平成18年度から年間を通した観光客誘致を目的に、歴史博物館の収蔵庫増築等を行いました。
春富地区では、平成20年度から総合的な災害対策として地区の避難所となる、春富中学校体育館の耐震補強工事等が実施されました。
委員会では、来月これらの地区の事後評価について審議を行い、出された意見は国に提出する事になっています。 -
小さな親切運動作文コンクール 美篶小5人入賞
小さな親切運動作文コンクールで、伊那市の美篶小学校の5年生5人が入賞しました。
15日は、学校に小さな親切運動上伊那支部の山田益支部長が訪れ、入賞した5人に賞状を手渡しました。
美篶小学校では、優秀賞に5年の三澤亨佳君が、金賞に中嶋夏樹君と伊東知樹君が、銀賞に村田奈々子さんと小松洸君が選ばれました。
優秀賞の三澤君は「父親が仕事の配達先で、お年寄り世帯の為に、雪かきをしている事を知り、自分でも何か出来る事をしていきたい」と話していました。 -
桜の冬支度
伊那市高遠町の高遠城址公園では、来年の観桜期に向け、桜の冬支度が始まりました。
高遠城址公園では毎年、秋まつりが終わった後から桜の冬支度が始まります。
年に一度、この時期に行われるのが、高所作業車を使っての剪定作業です。
公園内では、桜守の稲辺謙次郎さんと西村一樹さんが作業を行っていました。
16日は、稲辺さんの指導のもと、西村さんが高所作業車に乗って枯れ枝を払ったり、剪定した枝に防腐剤を塗っていました。
今年の4月16日の夜遅くから上伊那地域は雪となりました。
雪の重さで公園内の桜の枝が折れる被害がありました。
稲辺さんは「もう花芽がたくさんついているので、来年も見ごたえのある花が咲くと思う」と話していました。
高遠城址公園の桜の冬支度はこれからが本番で、作業は来月中旬まで行われるという事です。 -
職場体験リスト作成へ
伊那市は地元企業の協力を得て、中学生の職場体験を受け入れてくれる企業のリストを作成します。
この日は、教育関係者や企業関係者でつくる伊那市キャリア教育推進委員会が開かれ、リストを作成することを確認しました。
職場体験は、キャリア教育の一環として行われているもので、働くことに対する生徒の意識を養うことなどを目的としています。
伊那市では、市内6校の中学校が毎年2年生を対象に職場体験を実施しています。
現在、受け入れ企業を各校で探してますが、企業の情報がないため、探すのが難しい状況です。
そこで、地元企業から職場体験の受け入れが可能かどうかの情報を寄せてもらい、リスト化することで、体験先を開拓し、スムーズに実施していきたいとしています。
今後は、企業から情報を募るほか、学校にもこれまでに受け入れ実績のある企業の情報を寄せてもらいます。
リストは、来年2月頃にとりまとめを行い、来年度の職場体験から活用していく予定です。 -
はなまるが美術展鑑賞
伊那市の小中学生がさまざまな体験をする「はなまる地域探検隊」は13日、伊那文化会館で開かれている東山魁夷版画展を鑑賞しました。
はなまる地域探検隊が美術展を鑑賞するのは今回が初めてで、およそ30人が参加しました。
子どもたちは展示作品の前に座り、学芸員の話を聞いて、感じたことを自由に発表しました。
1枚の絵が描かれた季節や時間などから、どんな作品かを考えていました。
また、会場内を歩いて好きな作品を探しました。
作品が見つかると、「桜が降ってくるみたいなところが好き」「湖がきれい」など、一人ずつ好きな理由を話しました。
子どもたちは、好きな作品を紹介し合い、美術鑑賞を楽しんでいました。 -
伊那市福祉団体連絡協と市長が初の懇談
伊那市福祉団体連絡協議会は、地域で暮らす障害者の状況を知ってもらおうと15日、白鳥孝市長と懇談をしました。
白鳥市長が福祉団体と懇談をするのは今回が初めてです。
懇談は伊那市福祉まちづくりセンターで行われ、伊那市福祉団体連絡協議会に所属する5団体の役員や関係者が出席しました。
懇談では、各団体が障害者の状況や活動内容、課題などを話しました。
車いすの利用者から、「歩道の状況が悪く怖い思いをしている。段差を解消してほしい」との要望がありました。
市長は「実際の状況を確認し、車いすの人が一番使うルートを優先して改善できるよう対応したい」と答えました。
また、障害がある子どもの将来が不安として、グループホームを希望する声や、子どもが伊那市の中で暮らせる方向性を多方面にわたって考えてほしいとの声も出ていました。
初の懇談を終えた市長は、「今後も意見交換をしたり、夢のある地域になるよう提言してほしい」と話していました。
伊那市福祉団体連絡協議会では、今後も懇談の機会を持っていきたいとしています。 -
創立25周年記念 伊那フィル定期演奏会
創立25周年を記念した伊那フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会が14日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
演奏会では、アマチュアオーケストラに人気があるというベートーヴェンとチャイコフスキーそれぞれの交響曲第5番が演奏されました。
ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」は、伊那フィルが第1回定期演奏会で演奏した曲です。
団員にとって思い入れの深い曲ということで、熱の入った演奏を披露していました。
観客は、2つの交響曲に聞き入っていました。