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伊那市の商店街でハロウィンイベント
伊那市の中心市街地で29日ハロウィンイベントが行われました。 セントラルパークでは、子どもたちが魔女やアニメのキャラクターなどの仮装を披露していました。
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伊那中央病院 病院ボランティアに感謝状
病院をボランティアで援助している人たちへの感謝状贈呈式が28日、伊那市の伊那中央病院で行われました。 表彰を受けたのは、3年以上ボランティア活動を続けている3団体と26人で、この日は各団体の代表と、個人8人が感謝状を受け取りました。 このうち団体では、園芸などのボランティアを9年間続けている「花と緑の会」と「クレオメの会」、外来案内などのボランティアを9年間続けている「ひまわりの会」が表彰されました。 伊那中央病院では、現在およそ130人が、花壇の手入れ、点訳、通訳、裁縫などのボランティアをしています。 川合博院長は「多くの人に支えていただいて、安心して治療を受けていただける環境になっている。大変感謝しています」と話していました。 ボランティアを代表して藤田政良さんは「病院に来る人に貢献できたらと思い始めたが、今では生きがいになっている。今後も精一杯やっていきたい」と話していました。
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商業美術家の不折にスポット
明治から昭和初期にかけて新聞や雑誌の挿絵の他、会社のロゴマークを手がけた商業美術家としての中村不折にスポットを当てた展示会が伊那市創造館で開かれています。 兵庫県の「日本盛」株式会社のロゴマーク。 諏訪の宮坂醸造株式会社の地酒「真澄」。 東京新宿の老舗食品メーカー「中村屋」。 これらよく目にするロゴマークは伊那谷にゆかりのある書家で洋画家の中村不折によるものです。 伊那市創造館では不折生誕150年記念企画展「明治のイラストレーター、デザイナー不折」を開催しています。 1866年、慶応2年東京に生まれた不折は母親のふるさと高遠に移り住みます。 20歳を過ぎてから絵画の修行のため東京に戻り明治から昭和初期にかけて、洋画家としてまた書家としても活躍しました。 フランス留学も経験し絵画では西洋画法のもと中国の故事をテーマにした作品を次々と発表します。 洋画家としてまた書家としても名を馳せた不折が商業美術家として制作にあたっていた理由について伊那市創造館の捧剛太館長は「貯めたお金で絵画や書の研究をするため」と話します。 企画展では遊び心のある不折の一面を見ることができます。 掛け軸の中には一文字書き忘れていたため後から小さく書き加えた作品があります。 当時の新聞の付録として配られた世界一周双六もあります。 伊那市創造館の企画展「明治のイラストレーター、デザイナー不折」は10月31日まででしたが11月14日まで期間を延長し開かれます。 入場料は大人200円。上伊那の小中高生は無料です。
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園児と中学生がハロウィンで交流
伊那市の竜西保育園の園児と伊那中学校の生徒が28日、ハロウィンの仮装をして交流しました。 園児たちが、おやつをねだると生徒が一人一人に手渡していました。 竜西保育園と伊那中学校は近くにあり普段から交流を深めています。 28日は園児およそ100人が伊那中を訪れ3年3組の生徒とハロウィンを楽しみました。 おやつをもらった園児は歌を披露していました。 伊那中学校の生徒は「小さな子どもたちと触れ合うことでリフレッシュできました。」と話していました。
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イ~ナちゃんハイシニア全国へ
10月28日から奈良県で開催される第11回全日本シニアソフトボール大会に、伊那市のイ~ナちゃんハイシニアが出場します。 24日は、イ~ナちゃんハイシニアの伊藤易明監督ら3人が伊那市役所を訪れ林俊宏副市長に大会出場の挨拶をしました。 ハイシニアソフトボール大会は65歳以上のメンバーで構成するチームの大会です。 7月に行われた県予選で優勝し6年連続9回目の全国大会出場を決めました。 全国大会では、過去準優勝1回、3位2回の成績を残しています。 林副市長は「優勝を目指してケガの無いようプレーしていただきたい」と激励していました。 大会は、28日から30日までの3日間奈良県で開かれることになっていて、イ~ナちゃんハイシニアは初戦、香川代表と大分代表の勝者と対戦することになっています。
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長谷の2大紅葉スポット見ごろ
伊那市長谷の二大紅葉スポットといわれる、三峰川深部にある巫女淵と、南アルプス林道の紅葉が見ごろとなっています。 浦にある巫女淵は平家の巫女が身を投げたという悲しい伝説が残されています。 巫女淵は、通行止めとなっている三峰川林道を、入り口から17キロほど登った奥深い場所にあり、現在は、一般は立ち入ることのできない秘境となっています。 伊那市長谷総合支所によると見ごろは今週いっぱいだということです。
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信州の名工 池上敬造さん
「長いことやってきたかなとは思うんですけど、まさかこういう賞をもらえるとは思っていなかったので、いいのかなあって」 建築板金工の池上敬造さん、60歳。 高遠高校卒業後、地元企業に就職し、19歳の時に父親が経営する池上板金店に入りました。 33歳の時に池上板金工業に改組し、社長に就任。 現在は長野県板金工業組合の理事も務めています。 建築板金工は、金属の板を加工し、建物の屋根や外壁などを作る仕事です。 屋根の吹き替えのリフォームが中心だということです。 「リフォーム工事をやっていて、お施主さんが「きれいになって嬉しい」って言われたときが一番うれしいですね」
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伊那飛行場訓練生の弟 来伊
終戦直前に伊那市六道原に建設された伊那飛行場で飛行訓練を行った男性の弟が、伊那市を訪れ、当時を懐かしみました。 26日、バスで伊那市を訪れたのは、福井 英人さん90歳です。 福井さんは、現在神奈川県在住ですが、数年前まで京都に住んでいました。 迎えに来たのは、境の神田福治さん86歳です。 福井さんは、神田さん宅に一泊し、思い出話に花を咲かせました。 福井さんの兄・祥七さんは、昭和19年の秋から冬にかけ、伊那飛行場で訓練を受けました。 福井さんは、祥七さんが伊那で訓練を受けていた3か月の間に、兄と面会するため、十数回、京都から伊那を訪れたということです。 その際、神田さんの家に立ち寄り、兄への土産品などをもらったということです。 その後、祥七さんは中国に派遣されましたが、無事に帰国し、56歳の時にがんで亡くなりました。 27日は、伊那飛行場に詳しい上の原の久保田 誼(よしみ)さんの案内で飛行場の遺構を巡りました。 今回、当時お世話になった神田さんに会い、兄との思い出の場所を巡ろうと、伊那市を訪れました。 伊那飛行場に詳しい久保田さんは、「当時の飛行場での面会の様子など生々しい貴重な証言だ」と話していました。
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来年度予算編成 現場主義徹底を
伊那市の平成29年度予算編成会議が26日市役所で開かれました。 白鳥孝市長は「現場主義を徹底し、真に必要な事業を見据え予算編成をしてほしい」と指示しました。 市役所で来年度の予算編成会議が開かれました。 白鳥孝市長は、「人口減少や少子高齢化、合併の優遇措置終了に伴う地方交付税の段階的な削減など厳しさがます。 限られた財源を有効に活用し選択と集中により、必要な取り組みを進めていく必要がある」と職員に話していました。 伊那市では、福祉向上など市民の視点に立った事業の構築や地方創生の推進、将来を見据えた事業の推進など7項目を来年度の主要項目としています。 平成29年度予算案は3月定例市議会に提出されます。
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高遠 移住ガイドブック完成
伊那市の高遠第2・第3保育園と地域の未来を考える会は、子育て世代をターゲットにした移住ガイドブック「信州高遠 すみかたろぐ」を製作しました。今回製作した移住ガイドブックです。 全部で30ページあり子育て世代の移住希望者をターゲットにした構成となっています。 衣食住など暮らしの情報と共に、地域での出産や産後ケアの相談体制、高遠第2第3保育園と高遠北小学校の活動など子育て環境に重点を置いています。 この他に高遠町に移住した10組の家族の暮らしの様子や地区の地図、高遠の自然などについても紹介しています。 移住ガイドブックは、市のまちづくり交付金などを活用し、全部で2000部作られる予定で、事業費はおよそ40万円です。 26日は、伊那市役所で会のメンバーが市の職員にガイドブックの完成を報告しました。 ガイドブック制作は会のメンバーが、企画や写真撮影、編集を分担して行ったという事です。 ガイドブックは無料で市役所の他、市内の観光施設などに置かれる事になっています。
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食中毒の集団感染防止へ 研修会
ノロウイルスなどの食中毒が増える時期を前に、集団感染を防止するための研修会が24日、伊那市の創造館で開かれました。 研修会は、食中毒や感染症の発生が多くなる時期を前に、正しい衛生の知識を学んでもらおうと毎年開かれています。 研修会には福祉施設の関係者などおよそ120人が出席しました。 伊那地方事務所 食品・生活衛生課の北條博夫さんが講師を務め、食中毒を防ぐために気をつけることなどを説明しました。 北條さんは、注意すべき点として従事者の健康管理をあげ「家族が持つウイルスを持ち運んでしまうこともある。まずは自分やその家族の健康状態を確認し、感染を防ぐことが大事」と話していました。 伊那保健福祉事務所管内では今年度3件の食中毒事例が報告されていて、事務所では「これからの時期は食中毒が増える。手洗いの徹底、調理する人の体調管理など十分に気をつけてほしい」と注意を呼びかけています。
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高校生と園児が音楽で交流
伊那市高遠町の高遠高校の3年生は25日、授業の一環で地元の保育園児たちと音楽で交流しました。 25日は、高遠高校の幼児教育音楽を授業で選択している3年生16人が高遠第2第3保育園を訪れ、歌や手遊びで交流しました。 去年から保育園で実習を行っていて、生徒たちは歌や振付などを考え練習してきたということです。 童謡やディズニーの曲などを手遊びを交えながら披露しました。 園児たちは、手拍子をしたり、高校生の振付のマネをしたりして音楽を楽しんでいました。 野溝かをる園長は、「高校生たちは子供の扱いが上手く関心しました。子供たちに親しみやすい音楽で楽しめました」と話していました。
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野溝嘉彦さん 油絵展
伊那市東春近の野溝嘉彦さんの油絵展が、ベルシャイン伊那店で開かれています。 会場には、野溝さんが1年以内に描いた近作40点が並んでいます。 野溝さんは、50歳の時に務めていた会社を退職し、本格的に油絵を描き始めました。 80歳になった現在も、伊那路や木曽路、安曇野地域など、県内を中心に現場に足を運んで作品を描いています。 野溝さんの絵のテーマは「暖かい雪」で、普段は寒さを感じる雪山を、絵を見た人に暖かく感じてもらえるよう表現しているということです。 こちらは、今年5月に駒ヶ根市東伊那で描いたもので、畑に咲いていた菜の花と中央アルプスの雪山を描いた野溝さんお気に入りの作品です。 野溝嘉彦さんの油絵展は、11月1日(火)まで、ベルシャイン伊那店で開かれています。
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伊那地域最低気温2.8度 寒い一日
25日の伊那地域は、午前5時55分に11月上旬並みの2.8度を記録し今季一番の寒さとなりました。 日中の最高気温も9.5度までしか上がらず、寒い一日となりました。 長野地方気象台によりますと、26日は県内各地で暖かさが戻り、日中は24度前後になると予想しています。 27日以降は寒さが戻り、最高気温も15度前後になる日が続くということです。
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「自主制作映画祭2016」 様々なジャンルの20作品を上映
「自主制作映画祭2016」が、伊那市創造館で22日に行われ、東京や大阪、伊那谷で制作された様々なジャンルの自主映画が上映されました。 映画祭には、東京や大阪で活動する自主制作映像作家の作品15本と、伊那谷で制作された作品5本が上演されました。 伊那谷で制作されたものは3分から15分のショートムービーで「1シーンに必ず伊那の名物が写っている事」が今年のテーマです。 中にはソースかつどんをテーマに取り上げた作品もありました。 映画祭では、コメディーや青春ドラマなど様々なジャンルの作品が上映されました。 誰もが簡単に動画撮影ができるようになった時代に伊那谷から新しい映像作品を生み出そうと伊那市創造館が企画した映画祭で、今年で2年目となっています。
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上伊那教育会が少年の塔 慰霊祭
上伊那から満蒙開拓青少年義勇軍として満州へ渡り命を落とした青少年の慰霊祭が24日伊那市の伊那公園にある少年の塔の前で行われました。 多くの義勇軍が上伊那から送り出された理由について上伊那教育会専務理事の矢澤静二さんは当時の上伊那教育会の内紛が背景にあると話しています。 義勇軍は太平洋戦争中、満州開拓のため国策として募られた16歳から19歳の男子です。 上伊那教育会が中心となり奨励し上伊那からはおよそ800人が海を渡りました。 敗戦後ソ連の捕虜になるなど91人が命を落としたということです。 満蒙開拓団について研究している矢澤さんによりますと昭和15年には上伊那で180人の募集がありましたが希望したのは22人に留まったということです。 その頃、上伊那教育会は生徒を満州に送り出すことに消極的な会長と積極的な副会長の対立が激しくなり両者が更迭される上伊那教育会事件が起きたと話します。 矢澤さんはこの事件を知る人はほとんどいないとしたうえで2人の更迭後、教育会はこの事件による名誉回復のために義勇軍の人数を増加させたと話しています。 矢澤さんの調べによりますと昭和17年には81人の募集に129人が集まったということで、教育会の内紛が義勇軍増加の一因だと話しています。 少年の塔は鍬を持ち遠い大陸から望郷の念にふける少年の像で上伊那教育会や満蒙開拓青少年義勇軍遺族会などが昭和36年に建立したものです。 慰霊祭は上伊那教育会が毎年行っているものでおよそ30人が出席しました。
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病児・病後時保育実施で子育て支援
伊那市は子育て支援として病気療養中の子どもを預かる病児、病後児保育を箕輪町と駒ヶ根市の施設で24日から始めました。 病児、病後児保育は箕輪町の上伊那医療生協にある「いちごハウス」と駒ヶ根市の、まえやま内科胃腸科クリニックの「すずらん病児保育室」で行われます。 いちごハウスは1歳から小学校6年生まで、すずらん病児保育室は1歳から小学校3年生までとなっています。 料金はいちごハウスが1人1日3,000円、すずらん病児保育室は1人1日1,000円となっていて西箕輪診療所の病後児保育は継続していくということです。
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箕輪出身 征矢選手 松本興行をPR
箕輪町出身のプロレスラー征矢学選手が所属するプロレス団体「WRESTLE-1(レッスル-ワン)」は11月13日に松本市の信州スカイパークで興行を行います。 今回、上伊那の人達にも松本で開かれる興行に足を運んでもらおうと征矢選手が大会をPRしました。 征矢選手は「箕輪町出身の自分が試合を盛り上げるので、是非会場に足を運んでください」と話していました。 征矢選手は箕輪町出身のプロレスラーで、現在31歳です。 テレビなどでも活躍する武藤敬司選手が代表を務めるプロレス団体「WRESTLE-1(レッスル-ワン)」に所属しています。 松本での興行は11月13日日曜日・午後5時から、松本市の信州スカイパークで開催されます。 チケットは4000円から販売されています。
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大東太鼓&島唄コンサート
5回目となる沖縄県南大東島の太鼓や島唄のコンサートが22日、伊那市のいなっせで開かれました。 10年前の1回目のコンサートに出演した少年少女たちが大人になった姿を見せていました。 コンサートは、大東太鼓碧会の迫力あるパフォーマンスで始まりました。 南大東島は沖縄本島の約400キロ東に位置する島です。 青パパイヤが縁で始まり伊那市と民間レベルで交流を続けていて今年で11年目です。 コンサートは、平成17年からこれまで4回開かれていて、今回は、大東太鼓碧会のメンバーや民謡歌手グループボロジノ娘など23人が伊那市を訪れました。 ボロジノ娘はオリジナル曲などを披露しました。 中には10年前のコンサート当時中学生や高校生だったメンバーもいて成長した姿をステージで見せていました。 また、プロ歌手内里美香さんは、2人の子どもと一緒にステージに立ちました。 会場を訪れたおよそ300人は手拍子をして参加し、コンサートを盛り上げていました。 アンコールでは、出演したメンバー全員がステージに立ち、会場からは惜しみない拍手が送られていました。 コンサートの模様は来年1月に放送します。
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JA上伊那年金友の会 第19回生きがい教室
JA上伊那年金友の会の生きがい教室が、20日伊那市の伊那文化会館で開かれました。 生きがい教室では、地区毎の会員による発表が行われました。 このうち、伊那地区は西箕輪ハーモニカ教室のメンバーが演奏しました。 JA上伊那年金友の会は、およそ2万3千人の会員がいます。 生きがい教室は、会員同士の親睦を深めてもらおうと毎年開かれていて、今回で19回目です。 会場を訪れた人たちは、手拍子をしたり口ずさんだりして楽しんでいました。 会員の発表の後は、タレントでレポーターの彦摩呂さんによる講演も行われました。
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手話言語条例施行を受け県民手話講座
手話が広く日常生活で利用される社会を目指し、長野県手話言語条例が今年3月に施行されました。 これをうけ、県民手話講座が22日、伊那市福祉まちづくりセンターで開かれました。 講座では、自己紹介や簡単な日常会話など、手話を使った聴覚障がい者とのコミュニケーション方法を学びました。 講師は上伊那聴覚障害者協会の田中みえさんが務めました。 講座には上伊那を中心に9人が参加し、2人一組になって日常で使う手話に挑戦していました。 長野県手話言語条例は、だれもが手話に親しみ、手話が日常生活で利用される社会を目指そうと今年3月に施行されました。 これを受け、長野県は県内10地域で手話の入門講座を開いています。 上伊那には、日常的に手話を使って会話をしている人が60人ほどいるということです。 田中さんは、「手話は聴覚障がい者の言語であることを多くの人に知ってもらい、手話への理解を深めてほしい」と話していました。 28日、11月29日、12月4日にも同じ内容の講座が開かれる予定で、県では参加を受け付けています。 なお、県レベルでの手話言語条例の制定は長野県が4番目です。
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5週連続そばイベント第2弾 信州伊那新そばまつり
「信州そば発祥の地伊那」をPRする5週連続秋の新そばイベントの第2弾、「信州伊那新そばまつり」が22日伊那市西箕輪のみはらしファームで行われました。 まつりでは、かけそば、せいろそば、行者そばが1人前500円で提供されました。 お昼時には訪れた人たちが長い列を作り、注文していました。 伊那市産のそば粉を使い、信州伊那そば打ち名人の会が打ちました。 このまつりは、信州そば発祥の地伊那をPRしようとみはらしファームが行っているもので、今年で5回目です。 また、そば粉を違う形で味わってもらおうと、ファーム内の体験交流施設では今年初めてそばガレット作りが行われました。 そば粉を使った生地を焼き、中に野菜や肉を包み込んでいました。 体験した人たちは自分たちが作ったガレットを早速味わっていました。 みはらしファームの州伊那新そばまつりはあすも行われることになっていて、そばは2日間でおよそ4000食が提供されます。
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VC長野トライデンツ シーズン開幕前に決意表明会
南箕輪村を拠点に活動しているバレーボールチーム、VC長野トライデンツは、チャレンジリーグⅠ昇格決定後初めて迎えるシーズン開幕を前に21日、伊那市内で決意表明会を開きました。 VC長野トライデンツの笹川星哉監督や選手らが決意を発表しました。 選手らは「リーグ戦で良い成績を残せるよう練習から覚悟を決めて臨みたい」「地域の皆さんの期待に答えられるような試合をしたい」と目標や抱負を話しました。 会場には県バレーボール協会の関係者やスポンサーなど約60人が駆け付け選手らにエールを送っていました。 南箕輪村を拠点に活動するVC長野トライデンツは2008年に発足しました。今年2月にチャレンジリーグⅡで初優勝し、国内リーグ2部にあたるチャレンジリーグⅠへの昇格を決めました。 チャレンジリーグⅠは来月5日に開幕し、VC長野は初日、茨城県の霞ケ浦文化体育館で「つくばユナイテッドSun GAIA」と対戦します。 2017年1月14日・15日には初めて伊那市民体育館でのホームゲームも予定されています。
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シニア大学講座 「終活のすすめ」
人生の終わりに向け、自分の人生を総括する「終活」について考える講座が21日、伊那市の創造館で開かれました。 「終活のすすめ」をテーマとしたこの講座は、シニア大学の授業の一環で開かれたもので、学生およそ90人が参加しました。 伊那市で葬儀場を経営する(有)フジサワ造花の唐木陽平営業部長が講演しました。 「終活」とは、人生の終わりに向けて自分自身で葬儀などの準備をしたりすること、またこれまでの人生を振り返り、余生をより良いものにしようというもので、2009年に週刊誌に掲載されて広がった造語です。 唐木さんは「自分の人生で1番楽しかったこと・悲しかったことなどを思い出してください」と話し、参加者が発表していました。 唐木さんは「これまでの人生を振り返ることが終活のきっかけになります。家族や友人と人生について振り返ってみてください」と呼びかけていました。 ある参加者は「まだピンと来ないが、いろんなことを振り返り取り組む必要性を感じた」と話していました。
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23日に春富中吹奏楽部ラストコンサート
伊那市の春富中学校吹奏楽部のラストコンサートが23日に伊那文化会館大ホールで開かれます。 コンサートを間近に控え部員らは熱のこもった練習を行っています。 ラストコンサートは3年生にとっては最後のステージで3年間の集大成となります。 当日はマーチングを取り入れたものやポップスなど16曲を披露します。 吹奏楽部は57人で活動していて今月開かれたマーチングコンテスト東海大会で優秀賞を受賞しています。 吹奏楽部の金子正洋顧問は「活動を締めくくる3年生、引き継ぐ1・2年生とともに精一杯の準備を進めてきたので楽しんでもらいたい。」と話していました。 酒井憂亜部長は「去年に引き続き今年はさらにレベルアップした楽しめる、感動できるステージを用意しました。みなさんの心に響く演奏をしたいです。」と話していました。 春富中学校吹奏楽部のラストコンサートは23日日曜日午後1時半から伊那文化会館大ホールで開かれます。
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青パパイヤが縁の交流11年目に
伊那市で22日太鼓や島唄のコンサートを開く沖縄県南大東島の訪問団が21日伊那市に到着しました。 青パパイヤが縁で始まった南大東島と伊那市の交流は11年目に入りました。 20日、島を出発した訪問団は21日午後4時 伊那市に到着しました。 訪れたのは大東太鼓碧会のメンバーと島唄のグループ、ボロジノ娘など23人です。 訪問団が初めて伊那市でコンサートを開いたのは平成17年でこれまでに4回開かれています。 中には11年ぶりという人もいて当時は小中学生だったメンバーが大人になって再び伊那を訪れました。 南大東島と伊那の交流は青パパイヤの縁で始まりました。 南大東島出身で伊那で働いていた平安山正治さんが島に戻り育てた青パパイヤを伊那で販売するようになったことがきっかけでした。 その後両地域はコンサートのほか小学生同士の交流を行い親交を温めてきました。 青パパイヤを販売している産直市場グリーンファームの会長の小林史麿さんがコンサートの実行委員長を務めます 訪問団の川満廣司さんをはじめボロジノ娘や内里美香さんらは早速22日のステージに向け立ち位置などを確認していました。 大東太鼓と島唄コンサートは22日いなっせで開かれる予定でコンサート実行委員会によりますとチケットはすでに完売しているということです。 伊那ケーブルテレビではコンサートの模様を来年1月に放送します。
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秋の味覚 マツタケ味わう
マツタケ料理を提供している伊那市高遠町の竹松旅館では、地元産のマツタケが大量に入荷し、 訪れた人たちが秋の味覚を楽しんでいます。 マツタケの寿司に、刺し身、土瓶蒸しにご飯。 竹松旅館では、マツタケづくしのコースを提供しています。 今年は、9月の中旬頃からマツタケが出始めたということですが、数が揃わず苦労しました。 今月に入り高遠や長谷で採れた質の良いマツタケが入荷しはじめ、コース料理の提供がはじまっています。 20日の昼は、会食で部屋がふさがるほどの賑わいで、マツタケづくしの料理を味わっていました。 さしみからすき焼き、天ぷらなどとマツタケ三昧の料理が味わえるということで地元をはじめ県内外からも予約が入っています。 昼は3500円、夜は、6000円からコース料理を味わえるということです 竹松旅館では、11月のはじめ頃まで、マツタケ料理を提供するということです。
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伊那弥生ヶ丘高校 秋晴れの下強歩大会
伊那市の伊那弥生ヶ丘高校の伝統行事、強歩大会が20日学校を発着に行われました。 午前9時20分に男子が、午前9時30分に女子がスタートしました。 伊那弥生ヶ丘高校の強歩大会は、学校の伝統行事として昭和44年に始まり、今年で47回目です。 学校のグラウンドをスタートし、西箕輪や小沢を通るコースで、男子は30.1キロ、女子は22.7キロを走りました。
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イナリサーチ共同研究成果 ネイチャー掲載
医薬品の開発支援などを行っている伊那市西箕輪の㈱イナリサーチは、信州大学などの共同研究チームに参加し、ⅰPS細胞を用いたサルの心筋梗塞治療を成功させました。 この成果は、ロンドン時間の10月10日に、イギリスの科学雑誌「ネイチャー」に掲載されました。 電子版ネイチャーには、研究の中心となった信州大学の柴祐司准教授の他、イナリサーチの従業員の名前も共著として記されています。 信州大学などのチームが成功させたのは、免疫拒絶反応が起きにくい特殊なサルの細胞から作ったⅰPS細胞を心筋細胞に変化させ、心筋梗塞を起こしたサルに移植するというもので、これによりサルの心臓機能の回復が確認されました。 イナリサーチは、この研究で必要な免疫拒絶反応が起きにくい特殊なサルのほか、専用の試験施設や機器、豊富な経験を持つ技術者を研究チームに提供しました。 研究に用いられたサルは、信州大学だけでなく京都大学や理化学研究所でもその有用性が評価されていて、今後様々な再生医療の研究で需要が見込まれています。 今回の研究成果は、心筋梗塞で後遺症を抱える患者にとって画期的な治療法で、数年後にも実用化される可能性があるということです。
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長藤郵便局で強盗対応訓練
強盗犯の侵入を想定した訓練が19日、伊那市高遠町の長藤郵便局で行われました。 訓練は、警察官扮する犯人が刃物を持って押し入り窓口の局員を人質にとって金を要求する、との想定で行われました。 犯人は窓口を乗り越え局員を人質に取り、金を要求しました。 金を奪い取った犯人が玄関から逃げ出すと、局員は後を追い、車のナンバーや車種などを確認していました。 しばらくして警察官がやってくると、当時の状況や犯人の特徴などを警察官に伝えていました。 長藤郵便局の奥田光一局長は「わかっていても、いざやってみるとできない部分がある。日頃から訓練をする必要がある」と話していました。 このあと会場を変えて講評が行われ、記憶している犯人像と実際の犯人役の警察官の特徴を確認していました。 伊那警察署の山崎仁生活安全課長は「人の記憶はあてにならない。確かな情報を伝えるために、役割分担をして覚えるなど工夫をしてほしい」と呼びかけていました。 伊那警察署によりますと、伊那署管内で金融機関を狙った強盗事件は2010年以降発生していないということです。 また県内全域でも、今年は1件も発生していないということです。