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アレルギーを学ぶ アトピッ子教室
アレルギー疾患をもつ子供とその保護者を対象としたアトピッ子教室が12日伊那市の保健センターで開かれました。
アトピッ子教室は、市内に住む入園前のアレルギー疾患を持つ子供とその親を対象に、伊那市が毎年開いています。
12日は、アレルギー食品を使わないおやつとしてりんごゼリーが提供されました。
ゼリーは100%のリンゴジュースや植物性のゼリーの素を使っていて、アレルギーがある子供でも安心して食べられるということです。
12日はこのほか、今年度の活動計画について話し合い、参加者からは卵や小麦などのアレルギー食品を使わない調理実習をしたいという要望が出されていました。
アトピッ子教室は、平日の昼間に月一回程度開く予定で、次回は7月10日となっています。 -
ハッチョウトンボ羽化はじまる
日本一小さなトンボ「ハッチョウトンボ」の羽化が、伊那市新山のトンボの楽園で始まっています。
ハッチョウトンボはトンボの中では最小の種類で体長はおよそ2センチ。
日当たりがよく、きれいな湧き水が流れている浅い湿地に生息します。
ここトンボの楽園は、地元住民などでつくる新山山野草等保護育成会が、平成17年度に県の支援金を受け整備を進めてきました。
今年は、5月18日にハッチョウトンボの羽化が確認されました。
去年より20日ほど遅いということですが現在は、ハッチョウトンボの他に、国の準絶滅危惧種に指定されているモートンイトトンボや腹部が極端に太いハラビロトンボなど様々な種類のトンボが観察できます。
運がよければ、羽化したばかりのヨツボシトンボなども見ることができます。
毎日、会のメンバーがトンボの楽園を訪れ、トンボの幼虫、ヤゴなどを観察しています。
ハッチョウトンボは8月の中旬頃まで観察できるということで、来月8日には、観察会も予定されています。 -
第40回伊那まつりのポスター 春富中学校2年の島田昌亨君の作品
今年の第40回伊那まつりのポスターに、春富中学校2年の島田昌亨君の作品が選ばれました。
最優秀賞に選ばれた島田君の作品は「勘太郎やイーナちゃん、舟など題材が珍しく、デザインが目にとまった。竜のうろこの表現の仕方もよく、丁寧にかかれている」などと評価されました。
なお、今年は、市内6中学校から220点の応募があったということです。 -
東春近小児童 りんごの摘果体験
伊那市の東春近小学校の児童は、学校近くの伊藤一路さんの果樹園でりんごの摘果作業を11日、行いました。
摘果を行ったのは、東春近小学校の4年生53人です。
東春近小では、毎年4年生が伊藤さんの果樹園でりんご学習を行っています。
摘果は、1つの実に栄養を集中させるために余分な実を摘み取るものです。
児童らは、伊藤さんに教わりながら、残す実を選び他の実をハサミで切っていました。
伊藤さんは「天気に恵まれてよかった。今年も子ども達と収穫するのが楽しみ」と話していました。
今後は、10月に葉摘みを行い、11月に収穫を予定しているということです。 -
時計アイデア展 入賞者を表彰
伊那市西箕輪の登内時計記念博物館で開かれている「こんな時計があったらいいな!アイデア展」の入賞者表彰式が10日、行われました。
アイデア展は、博物館の開館14周年を記念して開かれたものです。
上伊那の小学生や保育園児を中心に絵画235点。
工作35点の応募がありました。
今日は、その中から選ばれた入賞者の表彰式が行われました。
工作で最高賞となる金賞には伊那市の宮原直雄君の作品が選ばれました。
タイトルは「カラフル顔時計」で3時のおやつの時間に時計がポップコーンを食べているという
ユニークな作品です。
絵画では金賞に飯島町の中村早希さんの作品が選ばれました。
タイトルは「お花の時計」でカラフルな作品に仕上がっています。
博物館の登内英夫館長は「子どもらしい夢のある作品が、たくさん寄せられました。みんな大きな夢をもってそれを正夢にしてください。」と話していました。
「こんな時計があったらいいな!アイデア展」は6月末まで登内時計記念博物館で展示されています。 -
美篶小で母親グループが読み聞かせ
伊那市美篶小学校で活動する読み聞かせグループは、読書週間にあわせて、7日、大型絵本の読み聞かせを行いました。
本と書かれたのれんを子ども達がくぐっていきます。
美篶小の児童の母親らで作るグループが、読書週間にあわせて読み聞かせを行いました。
このグループは、子どもたちに、本に触れてもらいたいと、9年前に発足しました。
メンバーは現在11人で、手分けをしながら、月に7回ほど、美篶小で読み聞かせを行っています。
この日は、読書週間にあわせて、特別に大きな絵本のお話の会が開かれました。
メンバーは、「特に小さい子どもには、読み聞かせが重要。このような機会に本に触れて欲しい」と話していました。 -
防犯功労者に表彰状を伝達
長年、防犯活動に貢献したとして、伊那市荒井の小林由子さんと、高遠町の保科求さんに、6日、表彰状が伝達されました。
この日は、伊那警察署で伝達式が行われ、小林さんと保科さんに、田中泰史署長から、県防犯協会連合会の表彰状が伝達されました。
小林さんは、平成10年に伊那市防犯協会女性部員に、平成14年からは伊那エンジェルス隊となり、
地域のイベントでのパトロールや、街頭啓発などを行っています。
小林さんは、「家族など周りの人たちの協力で続ける事ができた。隊の皆さんにも感謝したい」と話していました。
保科さんは、平成16年から、高遠地区の防犯指導員となり、児童の下校時の「声かけ運動」を提案、高校生にも積極的に声をかけ、子供達の安全を見守ってきました。
保科さんは「これからもますます防犯活動を頑張りたい」と話していました。
この日は、この他、辰野南小学校の児童の登下校を見守っている地域ボランティア、「羽北っ子えがお見守り隊」が、田中署長に受賞報告をしました。
県内では今回、6団体と31人が表彰されています。 -
みんなおよりて伊那まち祭り
伊那市の中心商店街を明るく賑やかにしようというイベント「みんなおよりて伊那まち祭り」が10日、伊那市のセントラルパークで開かれました。
このイベントは伊那小学校5年正組が総合学習で取り組んでいる、伊那まち活性化の一環として開かれたものです。
イベントでは児童らが中心商店街に関するクイズや歴史を発表していました。
ほかには輪投げや、商店街の建物をイメージしたペーパクラフトのコーナーが設けられました。
イベントでは中心商店街の歴史を写真を交えて紹介するコーナーもあり訪れた人たちは興味深そうに見入っていました。
5年正組では、商店街との連携を図りながら活性化策について考えていくということです。 -
ボランティアで学童クラブの施設修繕
上伊那建設労働組合、西春近分会は、10日ボランティアで西春近南小学校学童クラブの網戸や壁板などの修繕作業を行いました。
作業には組合員8人があたり、網戸や壁板の修繕のほか、駐車スペースへの砂利敷きなどを行いました。
このボランティアは、全国建設労働組合が住宅デーに定めた6月25日近辺で毎年行われています。
住宅デーに合わせたボランティアは地域の人たちに建設業の仕事やその技術を知ってもらおうと、1978年昭和53年に始まりました。
作業を行った西春近南小学童クラブは元は教員住宅で築30年以上が経過しています。
痛んだ所が次々と修繕され作業を見守っていたクラブの担当職員も喜んでいました。
組合では「建物が古いので修繕の必要な所がかなりありました。ここを使う子どもたちが、気持ちよく過ごせてもらえればうれしいです。」と話していました。 -
第88回伊那美術展
第88回伊那美術展が10日から伊那市の伊那文化会館で始まりました。
美術展では、伊那市の松田靖宏さんが、最高賞となる伊那美術協会賞を受賞しています。
会場には洋画や彫刻、工芸など200点ほどの作品が展示されています。
伊那美術展は、伊那美術協会が会員の他、上伊那の高校生以上から作品をつのり、年に1度開いています。
今年は去年より作品数は減りましたが、大きなサイズの作品が多く、見ごたえがあるということです。
出品された作品のうち、松田靖宏さんの陶磁の工芸作品「位相」が伊那美術協会賞を受賞しています。
第88回伊那美術展は17日 日曜日まで、伊那文化会館で開かれています。 -
オペラ「春香」 市長に記念品を寄贈
3日に開催されたオペラ「春香」の実行委員らが7日、伊那市役所を訪れ、白鳥孝伊那市長に記念品を寄贈しました。
寄贈品は、韓国で結婚式などのお祝いの場で飾られるタペストリーです。
韓国の伝統的な模様が織り込まれたシルク製で、大きさは長さ1メートル70センチ幅90センチほど、余白には出演者などのサインが書かれています。
オペラ「春香」は、3日に開催され、プロのソリストに加え市民合唱団や舞踊団、伊那フィルハーモニー交響楽団など伊那市民が多数参加しました。
公演には1400人ほどの観客が訪れ、当日券も完売する盛況ぶりでした。
訪れた衣装・振付担当の小林眞由美さんは、「韓国の伝統的な衣装を用意するのが大変で、大阪まで布を探しに行った時にこのタペストリーを見つけた」と話していました。
白鳥孝伊那市長は、「伊那市で総合芸術のオペラができたのはすごいことで、伊那の音楽の歴史に新しい金字塔が立った」と話していました。
寄贈されたタペストリーは、市役所内に飾られたのち、伊那市の生涯学習センターで他の春香の資料とともに展示される予定です。 -
梅雨入り 雨の中バラ楽しむ
気象庁は9日、関東甲信地方の梅雨入りを発表しました。
伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンでは、バラ祭りが同日から始まり、梅雨空のもと、色とりどりのバラの花が訪れる人たちを出迎えていました。
この日の伊那地域は雨が降ったりやんだりの天候で、ローズガーデンを訪れた人たちは傘をさして見物していました。
気象庁の発表によりますと、関東甲信地方の梅雨入りは、去年より13日遅く、平年より1日遅いということです。
現在梅雨前線が停滞していて、この先1週間はくもりや雨の日が多くなりそうだということです。
同日からバラまつりが始まったローズガーデンでは、高遠町公民館ハーモニカ教室の演奏を皮切りに、オープニング式典が行われました。
5年目の開催となった今年は、7月8日までの開催で、例年と同様、土日・祝日の周遊バスの運行も計画されています。
式典で白鳥孝伊那市長は「伊那市は桜だけでなくバラも楽しめる。祭りを通じて、伊那市のいろんな魅力を発信していきたい」と話していました。
ローズガーデンを創設した伸和コントロールズの幸島宏邦社長は「丘の上でバラを見られるところは世界でも少ない。みなさんと一緒にこれからもバラ園を育てていきたい」と話していました。
バラ祭りでは、苗の販売やバラの育て方相談なども行われていて、訪れた人たちが色や種類を品定めしながら購入していました。
バラ祭り実行委員会の中川泰会長は「梅雨と一緒のスタートになったが、バラは雨に濡れても生き生きとするし雫がついてきれいに見える。ぜひ多くの人に足を運んでもらいたい」と話していました。
伊那市高遠町、しんわの丘ローズガーデンのバラ祭りは7月8日までで、入園料は一人200円、中学生以下は無料となっています。 -
大会で日頃の成果を発揮
上伊那地域の障害者がスポーツを通じて交流を深める、上伊那地区障害者スポーツ大会が9日、伊那市民体育館で開かれました。
この日は雨のため、会場を屋外から室内に移して競技が行われました。
上伊那地区の17団体から190人が参加して、フライングディスク、ペタンク、卓球の3競技に挑戦しました。
大会は、スポーツを通じて、自立と社会参加への意欲を高めてもらおうと開かれているもので、今年で40回目になります。
参加した人たちは、声援を受けながら、日頃の練習の成果を発揮していました。
あるスタッフは「あいにくの雨となってしまったが、交流を深めてもらうことができたし、地域参加にもなったと思う」と話していました。
参加者には、参加した競技の記録が書かれた賞状が渡されていました。 -
美篶小学校 プールの清掃
22日のプール開きを前に、伊那市の美篶小学校で5日、プールの清掃が行われました。
1,2時間目では4年と5年の児童120人ほどが清掃をしました。
児童たちはたわしやデッキブラシでプールの床を磨いたり、プールサイドの草をとりをしました。
ある児童は、「汚れがこびりついていてなかなか落ちなくて大変だけれど、きれいになると気持ちいい。プール開きが楽しみ」と話していました。
美篶小では22日にプール開きとなり、8月末頃まで水泳の授業が行われます。 -
上伊那地域観光戦略会議
上伊那地域観光戦略会議が5日伊那市のいなっせで開かれ、今年度事業として、JR飯田線イベント列車ツアーを行うことを決めました。
ツアーは、県の地域発元気づくり支援金事業として上伊那観光連盟が行います。
箕輪町の赤そば祭りや、伊那市のみはらし祭りなどにあわせ臨時列車と臨時バスを運行し地域のイベントをPRする目的です。
臨時列車の運行にあわせて観光地もめぐるツアーを企画することで地域に人を呼び込み、飯田線の利用促進も図ります。
JRの駅から臨時バスを運行し、バスでイベント会場まで観光客を運び、誘客アップを狙います。
上伊那地域観光戦略会議は、県や市町村、公共交通機関などで組織していて、今年度はこのほかにポスピタリティーの研修やオフシーズン対策の検討なども行う計画です。 -
伊那愛樹会の春の盆栽展
上伊那地域の盆栽愛好家でつくる伊那愛樹会の春の盆栽展が8日から、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
会場には色とりどりの花を咲かせたさつき36点が並んでいます。
伊那愛樹会では、毎年春と秋の2回盆栽展を開いています。
会員8人がそれぞれお気に入りの作品を展示していて、中には、樹齢70年近いものもあります。
五味純一会長は「さつきは、掛け合わせにより何千もの種類があり、それぞれがきれいな花を咲かせるところが魅力」と話していました。
会では、毎月1回盆栽教室を開いていて、興味のある人は是非参加してほしいと呼び掛けています。
伊那愛樹会の春の盆栽展は、10日日曜日まで、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。 -
井上計治さん統計功労者県知事表彰を受賞
箕輪町の井上計治さんは、長年統計調査に従事した人に贈られる統計功労者県知事表彰を受賞しました。
7日は、井上さんが箕輪町役場を訪れ、平澤豊満町長に受賞を報告しました。
井上さんは77歳。
20歳だった昭和30年に初めて国税調査員に任命されて以来、57年間に渡って調査を行っています。
井上さんは、活動を振り返り「近年は核家族化が進み昼間留守の家庭が増えてきた。1軒に数回足を運ばなくてはならず、昔よりも難しくなった」と話していました。
平澤町長は「受賞を出発点にさらなる活躍を期待します」と話していました。 -
美篶小で香時計実演
6月10日の時の記念日を前に、伊那市の美篶小学校では、お香を焚いて時間を計る香時計の実演が行われました。
これは、美篶小学校資料館が今回はじめて企画したもので、香時計が子ども達に披露されました。
香時計は、美篶在住の個人から資料館に寄付されたもので、実際に香を焚くのも今回が初めてです。
香時計は、中国で発明されたもので、日本では、明治時代まで使われていました。
香炉の中にジグザグ模様に抹香を埋めて、火をつけ、香が燃えた距離で時間を計るものです。
子どもたちは、興味深そうに香時計をながめていました。
資料館副館長の矢島信之さんは、「時の記念日を前に、昔の人の時間感覚を子どもたちに感じてもらいたい」と話していました。 -
三谷幸喜さん 市芸術文化大使に委嘱
脚本家・映画監督として活躍している三谷幸喜さんが、伊那市芸術文化大使に委嘱されました。
6日は、東京都渋谷区の渋谷パルコ劇場で、白鳥孝伊那市長から、三谷さんに委嘱状と名刺が手渡されました。
伊那市特命大使は、伊那市にゆかりがあり、各界で活躍している著名人に伊那市の魅力や情報を積極的に発信してもらおうと、今年2月に設置され、芸術文化大使に任命されるのは三谷さんが初めてです。
三谷さんは、映画「ステキな金縛り」やドラマ「SHORT CUT」のロケ地として、一昨年から、伊那市を活用しています。
委嘱を受けて、三谷さんは、「伊那市のために全身全霊を尽くしてがんばりたいと思います」とコメントしたということです。
伊那市を訪れた際に、市の広報番組に出演した三谷さんは、伊那市の印象について、「空気も景色もきれいで、また来たいと思う。年に一度はローメンも食べたい」と話していました。
なお、伊那市特命大使の任命は、アイドルグループの「オトメ☆コーポレーション」、子どもタレント鈴木福君に続き3組目となります。 -
伊那消防組合 消防救助技術大会激励会
16日に長野市で開かれる県消防救助技術大会の激励会が、7日、伊那消防署で行なわれました。
大会には、引揚救助に伊那消防署が、ほふく救出訓練に高遠消防署が出場します。
7日は、伊那消防組合長の白鳥孝伊那市長らが見守る中、訓練が披露されました。
伊那消防署が出場する引揚救助は、5人一組となり、8メートルの塔の上から空気呼吸器を背負って塔の下に降り、要救助者を塔の上に引き揚げるという種目です。
タイムや、技術が優れた署員を選抜し、4月から厳しい練習に励んできたということです。
去年は東日本大震災の影響で、大会が中止となりましたが、一昨年、伊那消防署は、この種目で優勝しています。
高遠消防署は、ほふく救出に出場します。
激励会では、6日の訓練の様子がビデオ上映されました。
白鳥組合長は、「日頃から、万が一に備えての努力に感謝する。一秒でもタイムを縮めて、立派な成績で帰ってきて欲しい」と激励しました。
伊那消防署救助副隊長の前田隆裕さんは、「消防署の代表として最高の成績を残したい」と答えていました。
県消防救助技術大会は、長野市の県消防学校で、16日に開かれます。 -
外国人観光客誘客・教育旅行誘致へ
伊那市観光協会の平成24年度総会が、7日に開かれ、新たな事業として外国人観光客の誘客や教育旅行の誘致を行なっていく計画が示され、承認されました。
この日は伊那市役所で総会が開かれ、会員およそ20人が集まりました。
総会では新年度事業として、外国人観光客の誘客、農業体験など地域資源を活かした教育旅行の誘致を行なっていく計画が示され、承認されました。
外国人観光客の誘客は、国内旅行者の減少や、外国人観光客が桜に高い関心を持っていることから、観桜期を中心にパンフレットなどでPRをする予定です。
また教育旅行については、県内の教育旅行訪問地として伊那市が全体の5%にとどまり、開拓の余地があるとして、農業体験や農家民泊を組み合わせたプランの作製や、県学習旅行誘致推進協議会伊那支部の設立などを計画していて、それぞれ100万円の予算が盛り込まれています。
伊那市観光協会会長の白鳥孝市長は「従来の観光に加えて、農業や教育も観光資源になる可能性がある。将来を見据え、観光が産業になるように取り組んでいきたい」と話していました。
伊那市観光協会ではこの他、新規事業として、「聖職の碑」の著者・新田次郎の生誕100年に合わせた映画の上映やトークショーなどを計画しています。 -
伊那市男女共同参画推進会議
伊那市の男女共同参画推進会議が1日市役所で開かれ、今年度行う事業の計画などについて話し合いました。
会議には、関係する団体の代表12人が出席し、白鳥孝市長から委員としての委嘱書を受け取りました。
会長には、伊那市公民館運営協議会の赤羽仁さん、副会長には、伊那市民生児童委員協議会の原紀子さんが選任されました。
伊那市は、昨年度、平成24年度を初年度とし28年度まで5年間の第2次伊那市男女共同参画計画を策定しています。
今年4月現在、市の審議会などの委員に占める女性の割合は、23.7パーセントですが、計画では、平成28年度には、30パーセントを目指しています。
東日本大震災をふまえ、防災面にも重点が置かれていて、今年度は、災害時に地域のリーダーとなる防災士の資格取得を補助する計画です。
計画は、15人で、うち3人を女性としています。
白鳥市長は、「防災面でも男女共同参画の意識を高めていきたい」としています。 -
ガールスカウト入団式・退任式
ガールスカウトの伊那支部にあたる長野県第26団の平成24年度入団式と、木部則子前団委員長の退任式が2日伊那市山寺の福祉まちづくりセンターで行われました。
入団式では保育園の年長にあたるテンダーフットに6人、小学校低学年にあたるブラウニーに1人が入団しました。
新入団者はそれぞれリーダーからスカーフを受け取りました。
退任式では、16年間第26団の団委員長を務めた木部則子さんに、長野県連盟奉仕賞として盾が贈られたほか、団員から花束や記念品が贈呈されました。
木部さんは「ガールスカウトの活動を通して元気をもらいました。これからも積極的に活動に取り組んでいってください」と話しました。 -
手良保育園 ポニー乗馬体験
伊那市の手良保育園の園児は、6日、ポニーの乗馬を体験しました。
この日は、手良保育園の園児81人が、園の庭で乗馬を体験しました。
これは、JA上伊那青壮年部手良支部が、子供達に農業や酪農などを体験してもらう「チャイルドファーム21」の取組として毎年おこなっているものです。
園児たちは、2人ずつポニーの背中に乗せてもらうと、ゆっくりと園の庭を半周しました。
伊藤澄子園長は、「大きな動物と触れ合う機会が少ないので、毎年、子供達も楽しみにしている。
動物をかわいがったり、命を大切にする心を養ってほしい」と話していました。 -
雑穀アマランサス入りのローメン 学校給食で提供
学校給食用に開発された、雑穀アマランサス入りのローメンが、6日、伊那市の春富中学校の給食で提供されました。
この日は、伊那地域アマランサス研究会のメンバーが春富中学校を訪れ、生徒と一緒にアマランサス入りのローメンを味わいました。
アマランサス・ローメンは、タンパク質、カルシウムなどを多く含むとされるアマランサスの実を粉にしたものが、麺に練りこまれています。
研究会のメンバーで、開発、製造を行った、伊那市高遠町の製麺業、(株)木曽屋社長の熊谷和寛さんによりますと、蒸し麺の香ばしさをそのまま残すために、普通の倍以上時間をかけて蒸し、歯ごたえのある食感に仕上げたという事です。
アマランサス・ローメンは、5日と6日の2日間で市内7つの小中学校の給食で提供されました。
研究会では、伊那の名物ローメンと、新しい地域食材のアマランサスを子供達に知ってもいらい、地域おこしにつなげていきたいとしています。 -
大学ラグビー東西の強豪校が激突
第16回伊那市大学ラグビー招待試合、 関東学院大学対同志社大学の一戦が3日、伊那市陸上競技場で行われました。
関東学院大学ラグビー部は1960年創部で、これまでに大学選手権で6回優勝。一方、同志社大学ラグビー部は、1911年創部で、大学選手権で4回優勝と、東西を代表するチームの対戦となりました。
両校とも、新体制となったばかりで、これから、秋のシーズンに向け戦術面などチームを作っていく段階と関係者は話していましが、スタンドに集まったおよそ1400人の観衆は、選手たちが見せる激しいタックルや、ボール回しなど、トップレベルのプレーを楽しんでいました。
試合は、両チームとも、ボールをテンポ良く回すラグビーを行い、互角の戦いを見せていました。
試合の結果関東学院大学が、31対29で勝利しました。 -
伊那まつりTシャツデザイン決まる
8月に行われる伊那まつりのTシャツとうちわのデザインが5日、決まりました。
5日は、伊那浄水管理センターで審査会が開かれました。
Tシャツのデザインは、33人から38点、うちわのデザインは、29人から32点が寄せられました。
審査の結果Tシャツのデザインは、伊那市の等々力心太朗さんの作品に決まりました。
デザインの工夫や祭りの楽しさが表現されていることなどが評価されました。 -
沖さんが鼻煙壺を寄贈
株式会社ファミリーマート代表取締役などを務めた東京都の沖正一郎さんが4日、嗅ぎタバコを保管する容器、鼻煙壺を伊那市に寄贈しました。
4日は、沖さんと友人で井上井月顕彰会会長の堀内功さんらが伊那市役所を訪れ、鼻煙壺100点を伊那市に寄贈しました。
沖さんが鼻煙壺を公共施設に寄贈したい希望があり友人の堀内さんを介して、伊那市への申し出がありました。
鼻煙壺は、嗅ぎタバコを保管する容器です。
嗅ぎタバコは鼻から吸う粉末状のタバコで、17世紀から18世紀にヨーロッパの貴族を中心に流行したということです。
素材にはガラス、陶器、金属などが使われていて、高度な工芸技術と多様な材料によって作られています。
沖さんが初めて鼻煙壺を手にしたのは25年ほど前に出張で出向いた上海のアーケードでした。
寄贈された作品は信州高遠美術館で保管し、展示会を行う計画です。 -
バラ祭り9日から
今月9日から伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンでバラ祭りが始まります。
ガーデンでは、色とりどりのバラが咲きはじめ訪れた人たちの目を早くも楽しませています。
しんわの丘ローズガーデンは平成19年の6月にオープンしました。
8千平方メートルの敷地内におよそ130種類2600本のバラが植えられていて咲くタイミングや色など、様々なバラが楽しめます。
祭りがスタートする今週末を待たずに、ここ数日の暖かさで次々と花が咲き始めています。
現在は、葉に、ふが入っているのが特徴の紅。
咲き始めから先終わりまで花が色あせないソリドール。
イギリスのダイアナ妃にちなんで品種開発されたダイアナプリンセス オブ ウェールズなどが楽しめます。
5日は、訪れた人たちが、バラを写真に収めたり、香りを楽しんでいました。
しんわの丘ローズガーデンのバラ祭りは今週末の9日から7月の8日まで行われることになって
いて、5日は、伊那市振興公社の職員が祭りに向けて準備をしていました。
期間中はバラの苗木の販売やコンサートなどを計画していて、伊那市では多くの来場を呼び掛けています。 -
チョウゲンボウのひな換気扇の中で育つ
伊那市在住で松本大学地域総合研究センター研究員の建石繁明さんは、ビルの換気扇で、ふ化したチョウゲンボウのひなの観察を続けています。