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みはらしいちご園 100万人突破
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームいちご園で14日、入園者数が100万人を突破しました。
14日は、100万人達成の式典がとれたて市場前で行われ100万人目とその前後の家族に記念品が贈られました。
100万人目となったのは松本市の古田英明さん家族です。
古田さんは年に1度みはらしいちご園に訪れているということで「まさか自分たちになるとは思いませんでした」と話していました。
式の中でいちご生産組合の井踏岩夫組合長は「始めたころはこんなに来てもらえるとは思わなかった。いちご園をかわいがってもらったおかげ」と感謝していました。
みはらしいちご園は、平成10年2月にオープンしました。
甘さや大きさが違う3品種を生産していて、毎年6万人以上がいちご狩りを楽しんでいるということです。 -
伊那市と箕輪町で大文字建ての行事
大文字と呼ばれる柱を建て、今年1年の厄払いや家内安全、五穀豊穣を願う小正月の伝統行事が伊那市と箕輪町で13日と14日行われました。
伊那市西箕輪上戸では、14日の朝4時半、小学生により太鼓が打ち鳴らされると、大文字が始まります。
14日はあいにくの雪の中、男衆60人が巾着や飾り箱などを長さ12メートルほどの柱に取り付け午前5時半、三ツ辻に建てました。
無事大文字建てが終わると、近くの小屋でストーブを囲み御神酒を酌み交わしていました。
上戸の大文字は20日に下されることになっています。 -
飲酒運転撲滅へ管理職に徹底指示
伊那市は、職員が酒気帯び運転をし、物損事故を起こした事を受け、課長級以上の管理職の職員を対象にした、飲酒運転撲滅講習会を15日、伊那市役所で開きました。
講習会には、市役所各課の課長と部長級の職員71人のうち63人が出席しました。
講習会で酒井茂副市は「今回の件で、市は信用を失墜した。批判される場面も多くあると思うが、反省し、誠意をもって市民の信用の回復を図るしかない。管理職として、2度とこのような不祥事を起こさないよう、指導を徹底してほしい」と訓示しました。
飲酒運転をしたこの職員は、11日付で、懲戒免職となっています。
市ではこの他に再発防止策として、1月中に全職員を対象にした研修会の開催や、職員のみ出席する懇親会を禁止しています。 -
商品券発行の3団体がたかずやの里に50万円寄付
伊那商工会議所、伊那市商工会、JA上伊那は、去年7月に発売したい縲怩ネ伊那プレミアム商品券事業の一環として15日伊那市富県の児童養護施設たかずやの里に50万円を寄付しました。
15日は、伊那商工会議所の向山公人会頭、伊那市商工会の森本光洋会長、JA上伊那の御子柴茂樹代表理事組合長らがたかずやの里を訪れ、施設を運営するたかずやの福祉会の渦橋良和理事長に寄付金50万円を手渡しました。
3団体は地域への還元としてたかずやの里の移転新築に活用してもらおうと事業費の中から50万を寄付金として捻出しました。
い縲怩ネ伊那プレミアム商品券は7月1日発売。
使用期限は10月31日でした。
発行総額は2億2千万円で、回収率は99.77%でした。 -
400年の伝統 羽広の獅子舞
今年400周年となる羽広の獅子舞が13日伊那市西箕輪羽広の仲仙寺に奉納されました。
午前7時、仲仙寺客殿で、阿吽の舞と呼ばれる雄雌2頭の舞い合わせが行われました。
口を閉じている雄獅子と口を開けている雌獅子が一緒に舞い合わせる獅子舞は全国的にも珍しく伊那市無形民俗文化財に指定されています。
1613年、慶長18年に仲仙寺再興を祝って舞われたのが始まりとされていて今年400年の節目を迎えました。
例年仲仙寺での奉納が終わると、雄獅子、雌獅子が別れて地区内の家ごとで舞いを披露しますが、今年は400年を記念して各組の公共施設などで舞い合わせを披露しました。
組ごとの舞いには近くの住民が集まり、普段は仲仙寺でしか見ることのできない雄獅子と雌獅子の舞い合わせを楽しんでいました。
地域の伝統を継承する羽広獅子舞保存会は区民全員が会員で昭和46年1971年に設立されました。
保存会では400年周年記念行事を4月に計画していて、長きに渡り守り伝えられてきた伝統文化の節目を祝うということです。 -
伊那剣心館鏡開き
伊那市の剣道クラブ、伊那剣心館の鏡開きが13日伊那市武道館で行われました。
13日は今年剣心館を卒業する中学3年のクラブ員らが餅を引っ張り、鏡開きをしました。
鏡開きにはクラブ員やOBなど25人ほどが参加しました。
橋爪俊彦会長は、「一人ひとりが目標を持ち、稽古に励んでください」と話しました。
小学6年の渡邉敦也君は、「礼節と忍耐を実行し、強く潔い剣士となるよう稽古に励むことを誓います」と誓いの言葉を述べました。
OBも交じっての稽古を行い、今年一年の決意を新たにしていました。 -
伊那市の景観計画策定委員会
景観法に基づく景観行政団体への移行を目指す伊那市の景観計画策定委員会は、5回目の会合を11日市役所で開きました。
事務局側は、建物の建設に必要となる届出の対象をより広げた修正案を示しました。
建築物の建設などに必要な届出対象を建築面積30平方メートルを超えるものから床面積30平方メートルを超えるものに変更しました。
これにより一般的な住宅を建設する場合ほとんどが届出対象になるということです。
県景観条例で景観特区に指定されている西箕輪地区の基準に準拠しました。
このほか、届出の対象行為に河岸段丘林での木や竹の伐採が追加提案されました。
これは、枯損木の伐採、間伐などを除き、開発行為などで河岸段丘林での伐採面積が500平方メートルを超えるものが対象となります。
不適合の場合は、変更命令や罰則もある伊那市景観計画は、25年度内に計画を決定、26年度当初からの施行を目指します。 -
仕込み作業ピーク
冬の寒い気候を利用して日本酒を醸造する「寒造り」が、伊那市西町の漆戸醸造で行われています。
12日は、漆戸醸造の漆戸正彦社長が酒の元となる米麹をほぐして乾燥させる作業を行っていました。
漆戸醸造では主に、11月から2月頃までの気温の下がる寒い時期に行っていて、この時期の酒造りは「寒造り」と呼ばれています。
寒造りは、気温が低いことから雑菌が繁殖しにくく、キメが細かく風味の良い酒ができると言うことです。
乾燥させた米麹は、水などと混ぜて、1か月ほどかけて発酵させていきます。
漆戸社長は「寒い時期が作業のピークなのでつらい部分はあるが、みなさんに美味しい日本酒を飲んでもらえるようにがんばって作業したい」と話していました。
漆戸社長はこの時期になると、少しでも菌を繁殖させないように、納豆など菌が含まれている食べ物を食べないようにしているということです。
現在発酵させている日本酒は、あと1週間ほど寝かせてから、一部はしぼりたての新酒として販売されるということです。
来週からは、日本酒の品評会に出品する大吟醸の仕込みも始まるということで、仕込み作業はピークを迎えています。 -
子ども達が凧揚げに挑戦
伊那市小沢で12日、子ども達が凧作りを体験しました。
この日は、小沢交流センターで凧づくりが行われ、子ども達が地域の高齢者クラブ「あかりの会」のメンバーから作り方を教わりました。
子ども達に、正月の伝統的な遊びを体験してもらおうと企画されたもので、この日は地区の子どもやその保護者、およそ50人が参加しました。
凧に思い思いの絵を描くと、竹で骨組みを作っていました。 -
伊那少年剣道クラブ 鏡開き
伊那市の伊那少年剣道クラブの鏡開きが12日伊那東小学校で行われました。
鏡開きには年少園児から中学3年生までのクラブ員およそ30人が参加し、今年初めての合同練習を行いました。
去年4月に入部した4人が素振りなどをし、一年の練習の成果を披露しました。
6年生の橋爪太一君と5年生北澤一樹くんは、「先生の教えを守って練習に励み、どんなことでも頑張れる強い心の人になります」と誓いの言葉を述べました。
クラブで指導にあたっている飯島浩代表は、「たくさんの人の力で作られた伝統を引き継いでいってください」と話しました。
練習の後、全員でお汁粉を味わい、今年一年の決意を新たにしていました。 -
堀亮さん写真展
さまざまな植物の瞬間をとらえた「花・植物の情景」写真展が伊那市の伊那図書館で開かれています。
写真展を開いているのは駒ケ根市の堀亮さんです。
植物の写真を撮り続けて16年目という堀さんは、今回上伊那を中心に撮影した花や植物の作品30点を展示しています。
堀亮さんによる写真展「花・植物の情景」は13日まで伊那市の伊那図書館で開かれています -
中川紀元ー東洋の精神、西洋の筆ー
辰野町出身で地域を代表する画家、中川紀元の作品を展示した伊那市創造館の逸品展其之六「中川紀元縲恣圏mの精神、西洋の筆」が11日から始まりました。
創造館1階の上伊那図書館歴史コーナーには、上伊那教育会が所蔵し創造館が収蔵している中川紀元の作品6点が飾られています。
生誕120周年に合わせて初めて収蔵作品を一般に公開しました。
中川紀元は、1892年明治25年に辰野町に生まれ、東京藝術大学に入学。
中退後、茅野市の小学校に代用教員として勤めながら本格的に絵を描き始め、1919年にはフランスに渡り、アンリ・マチスに師事。
被写体を極端に単純化するフォービズムを学びます。
帰国後は、墨絵の制作に傾倒し、西洋画の画材を用いながら墨絵の精神で絵を描く日本独自の西洋画を探求したのでした。
紀元は、1972年昭和47年80歳で亡くなっています。
1915年、23歳の時の自画像。
紀元初期の代用教員時代の作品で写実的に描いています。
フランスから帰国後、1930年の作品、熱海風景。
フォービズムを学んだ後の38歳の時の作品です。
この墨彩画は、後期の作品。
墨絵の影響が見られます。
そして1967年75歳の時の自画像。
50年を経て描いた自画像は、フォービズム、墨絵を経て新たな境地が感じられます。
学芸員の小松由以さんは、「半世紀の間、制作を通して精神活動を続けてきたその道のりに思いをはせることができる」と話しています。
伊那市創造館の逸品展「中川紀元縲恣圏mの精神、西洋の筆」は2月18日まで入場無料で開かれていて、紀元の著書や書籍を集めた閲覧コーナーも設けられています。 -
市職員飲酒事故 懲戒免職
伊那市は、酒気帯び運転をし物損事故を起こしたとして、市民生活部の43歳の職員を本日付で懲戒免職とすることを11日公表しました。
伊那市の発表によりますと、事故を起こしたのは、市民生活部生活環境課の43歳の主査です。
この職員は、4日、職場の新年会に出席し酒を飲み、市内の飲食店から車を運転し帰宅しました。
帰宅途中の上の原の市道で住宅の外構を壊す物損事故を起こし、酒気帯び運転が発覚したという事です。
伊那市では、事故を起こしたこの職員を11日付で懲戒免職の処分としました。
関係者処分として、理事者の酒井茂副市長を一般職員の戒告にあたる譴責、市民生活部の職員など4人が、管理監督責任として減給などとなっています。
白鳥孝伊那市長は、「交通安全の推進を担当する課で職員が酒気帯び運転により物損事故を起こした事に対し深くお詫び申し上げます。
全職員一丸となって再発防止に取り組み、二度とこのような事態が生じないよう徹底を図ってまいります。」とコメントしています。
市では、再発防止策として、職員のみで行う新年会などの酒をともなう会合の禁止、15日には全管理職を集め飲酒運転撲滅の講習会を開催する事にしています。 -
JR飯田線 駅舎利活用について意見交換
地元商店街や高校の教員などでつくるJR飯田線伊那市利活用検討協議会の2回目の会議が11日開かれ、無人化となった場合の駅の利活用などについて意見を交わしました。
白鳥孝市長は、出された意見をまとめ、21日に開かれるJRとの意見交換の場に提出するとしています。
会議には、関係者およそ30人が出席しました。
会議では、JR東海の方針により、今年4月から伊那北駅と沢渡駅が無人化となった場合の、駅舎の利用方法などについて意見を交わしました。
[住民]県の支援金を活用して物販などをしてみてはどうか
[商工会議所]コミュニティーセンターなど地域住民の寄り合いの場に
これらの意見に対し、市は「行政サービス以外での駅舎の利用には、売り上げの数%をJRに払わなくてはいけないといわれている」と説明。
委員からは、「一方的すぎる」などの意見がありました。
会議では他に、乗車券の販売業務を自治体へ委託する制度などの説明がありました。
今後は、21日に愛知県でJR東海との意見交換が予定されていて、白鳥市長は「出された意見を集約し、提出したい」としています。 -
野溝嘉彦さん「やすらぎの風景」油絵展
信州の四季折々の風景を描いた伊那市在住の洋画家・野溝嘉彦さんの油絵展が、伊那市のいなっせ2階ギャラリーで開かれています。
会場には、野溝さんの近作40点が並んでいます。
野溝さんは、以前は月1回、全国で個展を開いていたということですが、76歳になった現在は、県内を中心に年に4回ほど、個展を開いています。
温かさを感じる雪、やすらぐ風景をテーマとして、絵を描き続けています。
特に、茅葺屋根の家と雪の風景が一貫したテーマです。
天気の良い日には、絵になる風景を探してまわり、現場で絵を仕上げることを心がけているということです。
野溝嘉彦さんの油絵展は、15日(火)まで、伊那市のいなっせ2階ギャラリーで開かれています。 -
伊那市西春近 酒井一さん 井月の木製句碑を制作
伊那市西春近の大工、酒井一さんが、漂白の俳人、井上井月が詠んだ句を題材にした句碑の制作を行っています。
酒井さんの自宅には、制作中のものも含めて井月の木製の句碑11作品があります。
酒井さんはこれまで、校歌を一文字ずつ糸鋸で刻んだ木製の歌碑を作り学校などに寄付してきました。
去年11月、酒井さんはこれまでと違った作品を作ろうと考えていたところ、井月の独特の書体にひかれました。
杉の板に、井月直筆の拡大した文字を下書きし、釘で小さな穴を開けます。
その穴に、髪の毛と同じくらい細いワイヤーを通し、そのワイヤーを熱して木をくりぬいていきます。
井月の細い自体を作品にするためには、この方法が適しているということです。
酒井さんは、映画化されるなどした井月を、自身の作品を通して盛り上げていきたいと話してました。
酒井さんは、これからも井月の作品を題材に作品を作っていきたいと話していました。 -
伊那まちの再生やるじゃん会 商店の情報をデータベース化
伊那市の中心市街地の商店主らでつくる伊那まちの再生やるじゃん会は、店や店主の情報をデータベース化しました。データベースはタウンステーション伊那まちの専用タブレット端末で今日から見ることができます。
10日、タウンステーション伊那まちで、やるじゃん会のメンバーが記者会見を開き概要を説明しました。
データベースには、商店街の102店舗の情報が掲載されています。
店の情報に加えて、店主の情報が加えられているのが特徴で、名前や年齢、趣味や特技を掲載することで、コミュニケーションのきっかけにする事がねらいです。
データベースは、当面の間タウンステーションのみでの閲覧とし、来場者と商店主などの会話のきっかけにしていきたいとしています。
また、再生やるじゃん会は、神社やお寺などの見どころ15か所をまとめたマップを作製しました。
マップは、見どころ創出委員会のメンバーが、写真を撮りながら歩いてまとめたものです。
30分から90分の4つのコースが設定されています。全部で2千部作成し、タウンステーション伊那まちや、まちの駅などで無料で配布します。
伊那まちの再生やるじゃん会では、データベースやマップなどを活用し、中心市街地に目をむけてもらい、活性化につなげていきたいということです。 -
リサイクルで子育て家族を支援
中古のチャイルドシートのリサイクル会が5日、伊那市役所で開かれました。
この日は、伊那市を中心に上伊那地域から、およそ40家族が集まり、並べられたチャイルドシートを品定めしていました。
リサイクル会は、子育て支援やチャイルドシートの着用率向上などを目的に、伊那市が4年前から開いています。
会場には、まだ使うことができる23台が並び、ほとんど無料で提供されました。
人気の品は抽選になるなど大盛況で、譲り受けた人は前の持ち主から説明を聞いて持ち帰っていました。
伊那市外から訪れたある父親は「安いものではないので大変助かる。こういった企画が他にもたくさんあればうれしい」と話していました。
5年前におよそ5万円で購入し、今回無料で提供したある母親は「使わなくなり置き場所に困っていた。必要としている人に使ってもらえればうれしい」と話していました。
伊那市では「今後さらに多くの人に参加してもらい、子育て支援につなげていきたい」としています。 -
吉川優さん日本画展
下伊那郡阿智村在住の日本画家、吉川優さんの日本画展が伊那市坂下のはら美術で開かれています。
会場には植物画や風景画などおよそ60点が展示されています。
この作品は、南アルプスの朝焼けを描いた作品です。
細かく散らした金箔で神秘的な空気を表現しているということです。
吉川さんは、現在54歳。
これまでに中国やドイツなど、国外の展覧会にも出品しています。
天然の岩絵の具のみを使うなど、日本画の伝統的な手法にこだわって描いているということです。
吉川優 日本画展は14日月曜日まではら美術で開かれています。 -
浄円寺 新春写経会
伊那市山寺の常円寺で9日、お経を書き写す新春写経会が開かれました。
写経会は、気軽にお経に触れてもらおうと開かれたものでおよそ40人が参加しました。
参加者は集中した様子で、筆を動かし姿勢をただして、般若心経の268文字を書きうつしていました。
写経は経典を学ぶ際の修行の一環としておこなわれているもので、集中力が養われ、脳の活性化につながるといわれています。
また心の安定が図られるほか体調を整え健康維持にも役立つということです。
常円寺では月に1度、写経会を開くことにしていて、次回は、2月21日午前9時からの予定です。 -
スケート上達を目指し 教室はじまる
伊那市内の保育園児や小学生を対象にした、ちびっこスケート教室が昨夜、伊那市横山の伊那西スケート場で開かれました。
ちびっこスケート教室は、スケート人口の底辺拡大などを目的に、伊那市が昭和40年代から毎年開いているものです。
今年は、スケート場に近い、伊那西小学校の児童をはじめ、市内全域から50人が参加しました。
教室では、初心者、初級、中級、上級の4つのグループに別れ、伊那市体育協会スケート部のメンバーが指導をしました。
スケートをはじめたばかりの子どもはイスにつかまったり、親に手をひいてもらいながら、練習していました。
中級や上級のクラスになると、「姿勢を低くし、氷をしっかり蹴る」などのアドバイスを受けながら、リンク内を滑っていました。
ちびっこスケート教室は12日土曜日まで5日間開かれることになっています。 -
伊那市 「水資源保全」罰則強化へ
伊那市は、地下水やわき水などを「水資源」と位置づけ、使用についてこれまでより、届出や罰則を強化した、伊那市環境保全条例の改正案の概要を9日、示しました。
条例改正案の概要は9日市役所で開かれた環境審議会で示されました。
伊那市によりますと、外国資本等から水資源を守る為、県内19市のうち、15市で条例の制定や改正を進めているという事です。
伊那市においても一昨年の市議会に地下水に対する陳情が提出され、全会一致で採択されました。市では、採択を受け、伊那市環境保全条例の改正の検討を進めてきました。
市の示した改正案によりますと、地下水採取はこれまで、一つの井戸の取り出し口の断面積が5平方センチメートル以上で申請が必用でしたが、今後は敷地内の複数の井戸の合計が5平方センチメートル以上に変更されます。また、横井戸の掘削やわき水、伏流水の使用についても許可申請が必用となります。
罰則については、これまで市の定める特定施設だけが対象でしたが、今後は、水資源を採取する企業や個人など全てが対象となります。
この日の審議会では、罰則において、罰金や使用停止といった行政処分が必要かどうかについて議論が行われました。
委員からは、「外国資本などの土地買収など想定外の事案もある時代。条例に重みを持たす為にも必要」や「抑制力といった意味でも必要」といった意見が出さていました。
審議会では、罰則規定に罰金と使用停止を盛り込む方向でまとまりました。
伊那市では、3月定例市議会に、伊那市環境保全条例の改正案を提出し、4月1日の施行を目指しています。 -
地球温暖化防止で太陽光パネル設置
伊那市西春近の伊那スキーリゾートでは、地球温暖化防止に向けた取り組みとして太陽光発電システムを導入しました。
伊那スキーリゾートの太陽光発電システムはスキー場へ向かう途中の駐車場に設置されています。
太陽光パネルは384枚で設置費用はおよそ3,300万円。
再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を利用し中部電力に売電し年間500万円の収入を見込んでいます。
年間の発電量はおよそ12万キロワットアワーで年間使用電気量の3分の1にあたるということです。
伊那スキーリゾートを運営する株式会社クロスプロジェクトグループは国内11か所でスキー場を経営していて、太陽光発電システムの設置は今回が始めてです。
クロスプロジェクトグループでは、伊那スキーリゾートでの状況をみて他のスキー場での設置も検討していくとしています。 -
セジュール ニュースレター創刊
去年9月に伊那市通り町にオープンした若者参加のまちづくり拠点セジュ竏茶汲ナは、多くに人に施設を知ってもらおうとニュースレターを創刊しました。
セジュールは不登校などの悩みを抱えた若者を地域と繋げる拠点施設として去年9月16日にオープンしました。
セジュールをより多くの人たちに知ってもらおうと去年12月からニュースレターの制作が始まりました。
制作しているのは、上伊那子どもサポートセンターなど16団体で構成する若者参加のまちづくり協議会のメンバーです。
創刊号は8ページで、これまでの歩みや活動の紹介、若者支援として販売している製品の紹介などが書かれています。
県の助成金をつかっておよそ1000部つくる計画で、14日から市内の公共施設などに置かれることになっています。
今後、月1回のペースでニュースレターを発行していくということです。 -
美篶笠原で伝統行事 まゆ玉づくり
伊那市美篶笠原で8日、伝統のまゆ玉づくりが行われ、子どもたちが一足早い小正月を楽しみました。
笠原の北村地区では、地域のお年寄りが農村伝統の行事を子どもたちに伝えていこうと毎年この行事を行っています。
8日は、地区の小学生10人ほどが廣徳館に集まり、まゆ玉づくりに挑戦していました。
子どもたちは、水と、食紅を混ぜてこねあげた白とピンク、緑の3色の米の粉を手のひらでまるめてまゆの形に作り上げていきました。
中には、今年の干支、ヘビ型のまゆを作った子どももいました。
出来上がった100個以上のまゆ玉は、高さおよそ3メートルのそよぎに飾られました。
8日は、五穀豊穣を願う、もちの短冊を飾った稲穂も作りました。
カラフルに仕上がったまゆ玉は12日まで廣徳館に飾られ、13日に笠原で行われるどんど焼きで焼いて食べるということです。 -
伊那三曲協会 東春近小で演奏披露
伊那三曲協会は、伊那市の東春近小学校の始業式にあわせ演奏を披露しました。
8日は、伊那三曲協会のメンバー9人が東春近小学校を訪れました。
三曲協会では、毎年新年に東春近小で演奏を披露していて、今年で23回目です。
今回は、伊那市長谷に伝わる民話「孝行猿」の話に合わせ、琴と尺八の演奏を行いました。
孝行猿は、猟師に撃ち殺された親猿を3匹の子猿が助けようとする民話です。
今回が初披露で、この日の為に全体で3回あわせた他、個人練習を行ってきたということです。
体育館には、全校児童およそ350人が集まり、日本の伝統音楽に耳を傾けていました。
伊那三曲協会では、福祉施設などでボランティア演奏を行っているということで、「孝行猿」の話も披露していきたいと話していました。
なお、上伊那地域では8日が小中学校の始業式のピークでした。 -
太鼓で新成人の門出を祝う
伊那市高遠町地区の成人式が2日、高遠さくらホテルで開かれました。
式では、高遠太鼓による祝い太鼓が演奏され、新成人の新たな門出を祝いました。
高遠地区で今年成人を迎えたのは男性41人、女性30人の合わせて71人で、この日はそのうちの63人が出席しました。
太鼓の演奏では、高遠太鼓出身の新成人が太鼓を披露しました。
式辞で高遠公民館の原和男館長は「二十歳のみなさんの夢は無限大。厳しいこともあるだろうが、苦労をいとわず、ふるさと高遠に大きな夢のアーチをかけてもらいたい」とあいさつしました。
新成人を代表して赤羽佳二さんは「信頼される人間になれるよう、また郷土発展に貢献できるようがんばりたい」と謝辞を述べました。 -
小中学校で始業式 3学期スタート
上伊那の小中学校で7日始業式が行われ、3学期が始まりました。
伊那市の伊那東小学校では、新学期を綺麗な校舎で迎えようと児童が朝から清掃を行いました。
6年杉組の教室では、児童が冬休みの宿題を担任に提出していました。
担任の大林美智代教諭は、「夢は紙に書くと現実になる」と話し、児童らは早速今年の夢などをノートに書きだしていました。
始業式では1年生と4年生が3学期の目標を発表しました。
4年生の田中千陽さんは、「3学期は相手に届く大きな声であいさつをしたいです」と話しました。
1年生の松崎百香さんは、「きれいな漢字が書けるようがんばりたいです」と発表しました。
北原宏校長は、「それぞれの目標に向かって、学年のまとめをしっかりやってください」と話していました。
上伊那の小中学校の始業式は明日がピークです。 -
上伊那の企業 仕事始め
上伊那の企業は7日が仕事始めとなり業務がスタートしました。
このうち伊那市西箕輪に本社を置き、電解コンデンサの製造を主力とするルビコン株式会社も7日が仕事始めとなりました。
今年が年男という登内英夫会長は年頭のあいさつで「ヘビは脱皮して大きくなる。今まで良かったからこれで良いではなく、考え方を変えて仕事をしてもらいたい。」と社員に呼びかけました。
また勝山修一社長は「営業、開発、製造それぞれの部門が連携を強化することで市場を開拓しよう。」とあいさつしました。
ルビコンの今年のスローガンは「60余年の英知を結集しこの難局を乗り切ろう」となっていて、コスト削減や、クレームゼロを目指し競争力を強化していくとしています。 -
縁起物「何蛇者蛇チャリティー展」
伊那市の漫画家橋爪まんぷさんによる、何蛇者蛇チャリティー展が伊那市西箕輪のみはらしの湯で開かれています。
何蛇者蛇チャリティー展では、巳年にちなんだカレンダーの原画と縁起物のイラストが展示されています。
会場には、ダルマにヘビをあしらったイラスト23枚が並べられています。
またまんぷさんが選んだ四字熟語も添えらていて、まんぷさんは「今年の干支蛇は家の守り神ともいわれ縁起が良いとされている。何か良いことがおきますようにと願い描きました。」と話します。
原画は額付きで1枚7,000円、カレンダーは500円で販売されていて売上は伊那市社会福祉協議会に寄付されます。
橋爪まんぷさんの何蛇者蛇チャリティー展は今月31日まで、みはらしの湯で開かれています。