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伊那まつり踊りインストラクター認定会
伊那まつり踊り振興会は、8月の祭りに向け、踊りのインストラクターとデモンストレーターの認定会を14日、伊那市役所で開きました。
伊那まつりの伊那粋踊りとドラゴン踊りのインストラクターは、毎年認定を受ける必要があります。
14日は、伊那粋踊りの認定会に9人が参加しました。
インストラクターの資格更新のため、わかりやすく指導ができるか、一人ずつ審査を受けました。
インストラクターは、踊りのオープンレッスンのほか、希望する踊り連や企業で踊りを指導します。
認定会は22日にも開かれる予定で、審査結果は22日以降に発表されるということです。 -
防犯活動に貢献11人と1団体表彰
伊那市や箕輪町、南箕輪村の防犯協会などでつくる、伊那防犯協会連合会は、16日、伊那市役所で定期総会を開き、功績のあった11人と1団体を表彰しました。
総会の中で、防犯活動に貢献した、個人や団体に表彰状が贈られました。
表彰されたのは、子どもの登下校時の安全などの見守りや、お祭りなどで防犯パトロールを行うなど住みよい地域づくりや、防犯活動に貢献した8人と、1団体です。
受賞者を代表して、美篶地区防犯協会の、上島誠さんは「地域が平和で安全、安心であるよう、今後も努力していきたい」と挨拶しました。
伊那警察署によりますと、管内での刑法犯の発生件数は、4月末の暫定値で189件と前の年と比べ、5件減少しています。
しかし、自転車盗や車上ねらいなど街頭犯罪は、増加傾向にあるという事です。
総会では、犯罪の起こりにくい地域づくりをめざし、声かけやパトロールなどを行い、犯罪防止の気運を高め行くこと等が確認されました。 -
第6回西町区美術作品展
伊那市西町公民館で、第6回西町区美術作品展が20日から22日までの日程で開かれています。
会場には、絵画や書道、工芸作品など区民の力作80点が飾られています。
つるし雛の大作や92歳のお年寄りがベニヤ板に描いた油絵、春日町の長寿会がチラシや包装紙などを使い丹精込めて制作したペーパーブロックなどもあり、訪れた人たちは、足を止め作品に見入っていました。
会場の一角には、休憩室も用意され、訪れた人たちが一息つくことができます。
西町区美術作品展は、22日日曜まで、伊那市の西町公民館で開かれています。 -
信州伊那SMART DRIVER 発足
伊那交通安全協会による安全運転を広げる組織「信州伊那SMART DRIVER」が20日、発足しました。
20日は、発足にあたり伊那市のナイスロードで市中行進が行われ、関係者およそ150人が参加しました。
伊那交通安全協会による取り組み「信州伊那SMART DRIVER」は、▽家族を思う▽みんなを思う▽環境を思う の3つを意識コンセプトにしています。
安全運転の意識付けを図る事が狙いで、ドライバーはロゴマークのステッカーを張って運転します。
全国で交通事故による死亡者数が5年連続でもっとも多かった愛知県が、スマートドライバーの活動により死亡者数が減少したことから、全国的に注目されるようになりました。
高遠町と長谷地域を除く伊那市と箕輪町、南箕輪村在住の交通安全協会の会員で、活動内容に賛同する人なら誰でも加入することができます。
伊那交通安全協会では、「スマートドライバーの輪が広まるよう、広報活動を行っていきたい」と話していました。
信州伊那スマートドライバーの加入は、伊那警察署内の事務局で受け付けています。 -
伊澤修二生誕160年記念展「修二が見た亜米利加」
近代教育の開拓者とされている伊那市高遠町出身の伊澤修二が今年で生誕160年を迎えます。
これにあわせ、伊那市の創造館では、記念展「修二が見た亜米利加」が、20日から開かれます。
19日は、創造館で記念展のオープニングセレモニーが行われました。
セレモニーでは、高遠小学校の合唱団32人が、伊澤修二が曲作りに携わった「見渡せば」を歌い祝いました。
企画展では、伊澤修二が教育制度を調べるためにアメリカに留学していた様子が分かる資料などおよそ80点が展示されています。
他にも、アメリカや西洋の音楽に日本の歌詞を付け、唱歌とし広めたことなどが分かりやすく展示されています。
記念展「修二が見た亜米利加」は20日から7月31日まで、伊那市創造館で開かれます。 -
高遠町の高遠第一保育園でヨモギ団子作り
伊那市では、毎月19日を食育の日としています。
これにあわせ、高遠町の高遠第一保育園で19日、ヨモギ団子作りが行われました。
19日は、高遠第一保育園の年中と年長園児およそ40人が、ヨモギ団子をつくりました。
伊那市では、子ども達に食に関心を持ってもらおうと、毎月19日を食育の日としています。
園児達は、茹でたヨモギをすりこぎで潰し、白玉粉と小麦粉を混ぜていきました。
高遠第一保育園の伊藤あけみ副園長は「昔ながらの食文化に触れ、楽しみながら食に興味を持ってもらいたい」と話していました。 -
シナノコザクラ見頃
伊那市長谷の南アルプスの林道沿いでは、県の絶滅危惧種に指定されているシナノコザクラが見ごろを迎えています。
シナノコザクラは石灰岩地帯に生生息する多年草で、長野県版のレットデータブックで絶滅危惧種に指定されています。
南アルプスの林道沿いでは紅紫色の花が可憐に咲いています。
花は例年よりも10日程遅いということで今年は5月いっぱい楽しめそうです。 -
伊那公園マレットゴルフ場再開へ
伊那市の中央区の住民でつくる、マレットゴルフ愛好家グループは、長年使われていなかった、伊那公園のマレットゴルフ場再開に向け、整備作業を行っています。
16日は、中央区マレットゴルフクラブのメンバーおよそ10人が整備作業をしていました。
伊那公園のマレットゴルフコースは、30年ほど前に作られましたが、長年利用する人が少なく、コースは荒れた状態だったという事です。
クラブでは、街中にあり、より多くの人にマレットゴルフを楽しんでもらおうと、今年の3月からコースの整備を進めてきました。
小田光博会長インタ
コースは全18ホールで、以前のコースを利用した他、メンバーが設計し新しく作ったコースもあります。
28日には、オープニングセレモニーが行なわれる予定で、再開後は、クラブのホームコースとして毎月例会など開き、利用していくという事です。 -
仁組 西天の水で米を栽培
伊那小学校5年仁組は18日、西天竜用水路の水を使った田んぼで田植えをしました。
子ども達は、この田んぼで育てた米を販売し、売上を西天への不法投棄防止を呼びかけるチラシの製作にあてる計画です。
この日は、伊那市山寺の田んぼで、児童が苗を手で植えていきました。
去年8月、西天竜用水路を見学した時に、ごみが多く捨てられている事を知った児童は、ごみ拾いをしたり、不法投棄防止を呼びかけるポスターやチラシを配るなどの活動を続けています。
この日は、西天の水を使った田んぼで米を育てて売り、そのお金でチラシやポスターを作ろうと田植えを行いました。
苗を植えたのは学校が借りている、山寺高尾町の7.4aの田んぼで、西天の水を引いて米を育てています。
田植えをボランティアで指導した、地元農家の伊藤啓次郎さんによりますと、この周辺の田んぼは天竜川より高いところにあり、昔から、農業用の水を確保する事に苦労していたといいます。
稲は、今後、伊藤さんと子供達が手押しの除草機を使って草取りなどを行い、9月下旬に収穫して販売するという事です。 -
被災地での花火打ち上げ検討へ
第39回伊那まつりの、正副委員長事務局長会議が17日、伊那市役所で開かれ、東日本大震災の被災地での花火打ち上げを検討していくことが確認されました。
会議には、市民おどりや、おまつり広場など各委員会の委員長など、約60人が出席しました。
伊那まつりのなかで実施される大震災復興支援にかんする取り組みなどが報告されました。
このうち花火委員会から花火大会について、去年並みに実施するとの報告があったほか、被災者を励まそうと被災地での花火打ち上げが意見として出されました。
一方で、被災地での実施により、伊那での花火が小規模になりスポンサーが減少するのではないかという、心配の声もあがっていました。
会議では被災地での花火打ち上げについて、実施するかどうかをはじめ、打ち上げる自治体や、規模などを伊那まつり正副会長会で検討することが確認されました。
各委員会からは、ほかに義援金箱の設置や、被災者の祭りへの参加など、復興支援への取り組みのほか、サブテーマを「心をひとつに結がんばろう日本」とすることなどが報告されました。 -
新ごみ中間処理施設の処理対象物に災害廃棄物追加
上伊那広域連合は、ごみ処理全般について審議する廃棄物政策審議会の初会合を17日伊那市のいなっせで開きました。
東日本大震災を受け、新しいごみ中間処理施設の処理対象物に災害廃棄物が新たに加えられました。
審議会は、上伊那広域圏内のごみ処理全般に関して審議するものです。
委員は、衛生自治会や商工団体など24人で構成していて、会長には、元ごみ処理基本計画推進委員長の小澤陽一さんが選ばれました。
初会合では、白鳥孝広域連合長が、ごみ減量化、資源化や新しいごみ処理施設の処理対象物などについて審議会に諮問しました。
処理対象物は、平成19年のごみ処理基本計画推進委員会の検討結果に基づき、「燃やせるごみ」の他、「燃やせないごみ・粗大ごみの破砕分別後の残渣」「最終処分場の掘り起こし残渣」としたほか、東日本大震災の状況をふまえ、災害で発生した廃棄物が新たに対象物に加えられました。
一方、医療系廃棄物は、当初見込んだ経費面での効果がないことから対象物から除かれました。
また公共下水道の汚泥も将来的に必要に応じて処理すると見直されています。
これらの見直しも踏まえた新しいごみ中間処理施設の規模の算定については、専門家などで組織する施設整備検討専門委員会で検討するとしています。
次回の審議会は、6月22日に開かれる予定です。 -
毎月17日はい~な雑穀の日制定
雑穀の研究家や栽培農家などでつくる「い縲怩ネ雑穀ネットワーク」は17日、栄養価が高いとされている雑穀を多くの人達に広めようと毎月17日をい縲怩ネ雑穀の日と制定しました。
これは、毎月17日をい縲怩ネ雑穀に日として位置づけ、関心を持ってもらおうと制定したものです。
い縲怩ネ雑穀ネットワークは伊那地域アマランサス研究会やダッタンソバ協議会、JA上伊那、伊那商工会議所などで組織し、今年3月に発足しました。
17日は制定イベントが行われ、伊那市の竜西保育園の年長園児32人が参加し、富士塚スポーツ公園西側にある30アールの畑に、アマランサスの種蒔きをしました。
園児たちは、メンバーから説明を聞いた後、種を手のひらにのせて間隔をとりながら播いていました。
播いたアマランサスは、今年10月に収穫を予定しています。
アマランサスをはじめとする雑穀は、タンパク質や鉄分、カルシウムなどを多く含み栄養価が高いとされています
17日は市内21の保育園のうち17園で、モチキビや黒米などの雑穀入のおにぎりがおやつで出されました。
い縲怩ネ雑穀ネットワークでは、雑穀に関心を持ってもらうだけでなく、雑穀をたべる日としても推進していきたいとしています。 -
チェーンソーを使って作った木の作品を保育園に寄贈
伊那市ますみヶ丘の薪ストーブ販売業小野沢武生さんは、チェーンソーを使って作った木の作品を17日、伊那市の伊那西部保育園に寄贈しました。
寄贈されたのは、高さ100センチ、直径30センチの木を使って作ったアニメキャラクターの「トトロ」と「猫バス」です。
去年4月の大雪で折れた高遠城址公園の桜の木を使って製作しました。
小野沢さんは「毎日保育園にくればトトロや猫バスに会えます。桜の妖精が入っていると思うのでかわいがって下さい」と園児に話しかけていました。
この後、園の庭でトトロとネコバスを使ってリレー競走が行われ、小野沢さんは子ども達に声援を送っていました。
伊那西部保育園の春日朝子園長は「自然に囲まれたこの保育園のシンボルとして大切にしていきたい」と感謝していました。
園児達は、小野沢さんに歌のお礼をしていました。 -
やまびこソフトボールリーグ 開幕
40歳以上のソフトボールリーグ「やまびこソフトボールリーグ」が、13日に開幕しました。
この日は、伊那市の富士塚スポーツ公園で開幕式が行われました。
唐沢稔会長は「ソフトボールを通じて体力の向上を目指し、試合後の飲み会を楽しみながら友情を深めてもらいたい」とあいさつしました。
選手を代表してトレンディーOBの中村正治さんは「大震災があった中、やまびこソフトボールリーグを開幕できることに感謝してプレーすることを誓います」と宣誓しました。
この日は開幕戦も行われ、選手たちが新年度のリーグ戦をスタートさせました。
やまびこソフトボールリーグは、体力の向上や選手同士の交流を目的に毎年行われています。
今年は7チームおよそ160人が加盟し、総当りで年間36試合を戦います。
選手たちは、まだ少し寒いグラウンドで声を掛け合いながら、真剣な表情でプレーしていました -
ルネッサンス西町の会が被災地に39万寄付
伊那市西町の商店主などでつくるルネッサンス西町の会は、大震災の被災地支援として、12日夜、39万円を伊那市に寄付しました。
12日夜は、ルネッサンス西町の会の総会が西町公民館で開かれ、総会にあわせて寄付が行われました。
西町の会の田中和宣(かずのり)副会長から、伊那市の職員に39万円が渡されました。
ルネッサンス西町の会は、毎年、春日公園で、花見イベント伊那谷新酒まつりを行なっています。
ボンボリの協賛金を集めている最中に、東日本大震災が発生し、イベントを中止しました。
協賛企業と相談し、ボンボリにはスポンサー名をのせずに飾り付けを行い、協賛金を義援金にすることにしました。
西町の会の向山 等会長は、「大変な震災で、自粛ムードが漂う中、協賛金を義援金にとお願いしたところ多くの協力を頂いた」と話していました。
伊那市の職員は、「貴重なお金を頂きありがたい」と話していました。
伊那市によると、11日現在、3100件、約5500万円の義援金がよせれられているということです。 -
北信越高校野球長野県大会の準決勝
北信越高校野球長野県大会の準決勝が16日、諏訪湖スタジアムで行われ、伊那弥生ヶ丘高校は東京都市大学塩尻高校に敗れました。
伊那弥生ヶ丘高校は、中信地区1位の東京都市大学塩尻高校と対戦しました。
伊那弥生ヶ丘高校は、6対4と一度はリードしたものの、8回に3点取られるなど、8対10で敗れ決勝進出なりませんでした。 -
新宿区の小学生が間伐体験
新宿区の小学生が、伊那市のますみヶ丘平地林にある新宿の森で16日、間伐体験をしました。
間伐を体験したのは、落合第6小学校の6年生30人です。
新宿の森は、伊那市と新宿区の間で締結されている協定に基づいて設けられているおよそ0.4ヘクタールです。
新宿区では、身近にない自然環境の中で様々な体験をする移動教室を定期的に行っています。
児童達は、伊那谷森と自然を結ぶ協議会のメンバら6人からのこぎりの使い方などの指導を受け、木を切っていきました。
児童達は高さ25メートルの木の間伐も見学。
ゆっくりと木が倒れていくと、歓声をあげていました。
伊那谷森と自然を結ぶ協議会の稲辺謙次郎理事長は「実体験を通して自然の素晴らしさを感じてもらえたらうれしい」と話していました。
17日は、田植えを体験するということです。 -
伊那市美篶の試験田で12品種の米の苗が植えらる
上伊那地域での米の生育状態などのデータを採取するため、伊那市美篶の試験田で16日、12品種の苗が植えられました。
16日は、JA上伊那や上伊那農政事務所などでつくる伊那米総合試験地運営委員会の会員およそ20人が、コシヒカリなど12品種の苗を植えていきました。
試験地での田植えは、同じ条件の中、種類ごとの生育状態を調べようと、40年ほど前から毎年同じ時期に行われています。
今年は、上伊那での奨励品種を決める試験や、間隔をあけて苗を減らす低コスト化の為の試験、肥料の試験が行われます。
JA上伊那営農部の白鳥健一課長は「米についての的確な情報や技術を、この試験地から発信していきたい」と話していました。
16日植えられた苗は、9月中旬から10月初めに収穫されデータが採取される予定です。 -
利用促進へ夏休み子ども定期券
伊那市内で運行する路線バスやデマンドタクシー、循環タクシーは、夏休み中の小中学生を対象に、子ども定期券を販売します。
16日、市役所で開かれた、伊那市地域公共交通協議会の中で計画案が示され、承認されました。
子ども定期券の価格は、小学生が500円、中学生が1000円で、7月中旬から8月中旬までの夏休みの間、市内を走る路線バスやデマンドタクシー、循環タクシーが乗り放題となります。
市内を走る路線バスの運賃は、定額のものと、乗車距離により変わる2種類があり、どちらも子ども定期券で乗車する事ができます。
乗車距離により運賃が変わる高遠線の運賃は、高遠駅から伊那市駅までの片道が、小学生が260円、中学生が510円で、子ども定期券は、割安な料金設定となっています。
交通協議会では、子ども定期券の発行により、子ども達はもちろん、家族を含めた利用促進にもつなげたいとしています。
会議では、バス・タクシーの昨年度の輸送実績も報告されました。
新しく増えたバス路線を含めた13路線の昨年度の利用は、12万4千220人と前の年度と比較して、5千7百人あまり増加しています。
しかし、増えた路線を除いた12路線の実績は10万8千5人で前の年度と比べ1万476人減少しています。
路線別では、13路線のうち、9路線が、前の年度と比べ利用者が減少していて、1便あたりの乗車人数がもっとも減少したのは、市街地循環バス「イーナちゃんバス」の、マイナス2.1人。年間では、7千758人の減少となっています。 -
弥生 長商破り準決勝進出
北信越高校野球長野県大会の準々決勝が15日、諏訪と飯田の球場で行われ、伊那弥生ヶ丘高校は長野商業を破り準決勝進出を決めました。
伊那弥生ヶ丘高校は、飯田県営球場で北信地区1位の長野商業高校と対戦し7対6で勝ちました。
準決勝は16日、諏訪湖スタジアムで行われ伊那弥生ヶ丘は、東京都市大学塩尻と対戦することになっています。 -
イーナちゃんウォーキングカーニバル2011
青空が広がった日曜日の15日、イーナちゃんウォーキングカーニバル2011が、伊那市長谷で行われました。
イーナちゃんウォーキングカーニバルは、歩くことを通して健康づくりやコミュニケーションを図ることを目的に毎年開かれていて、今年は初めて長谷を会場に行われました。
15日は、園児から70代までおよそ450人が参加しました。
カーニバルは、長谷の名所や旧跡などを楽しみながらおよそ15キロのコースを歩く「健康ウォークの部」と、ヒントを頼りにゴールを目指す「ウォークラリーの部」に分かれて行われました。
このうちウォークラリーの部では、ヒントが書かれた紙を頼りにチェックポイントを通過しながらゴールを目指しました。
コース途中にはクイズやゲームコーナーが設けられ、参加者は家族や仲間との会話を楽しみながら歩いていました。
主催した伊那市では「健康づくりのためにも、これが運動のきっかけになればうれしい」と話していました。 -
禁煙友愛会が南箕輪村に車椅子を寄贈
日本禁煙友愛会伊那支部は12日、車椅子1台を南箕輪村に寄贈しました。
この日は、伊那支部の清水勇支部長など5人が村役場を訪れ、唐木一直村長に目録を手渡しました。
禁煙友愛会伊那支部では毎年車椅子を寄贈していて、今年で5年目になります。
車椅子は、会員およそ2千800人の会費の一部で購入しました。
清水支部長は「車椅子を活用していただき、村の福祉が少しでも充実すればうれしい」と話していました。
唐木村長は「毎年のご好意を大変ありがたく感じている。大切に使わせていただきたい」と話していました。
南箕輪村では、車椅子を村内の施設で活用していくことにしています。 -
開通5周年 伊那木曽連絡道路フォーラム
伊那と木曽を結ぶ伊那木曽連絡道路の開通5周年を記念して14日、伊那木曽連絡道路フォーラムが開かれました。
会場には関係市町村の職員や商工会会員などおよそ330人が集まりました。
フォーラムは、5周年を機に連絡道路の意義を見つめ直し、今後の交流や地域づくりについて考えようと開かれました。
基調講演では芝浦工業大学大学院教授で国土交通省顧問の谷口博昭さんが「これからの地域づくりと道路」と題して話しました。
谷口さんは「道が良くならなければ沿線の地域はよくならない。道路と地域のつながりを深めるために、国、地域がそれぞれの役割を果たしていく必要がある」と話しました。
また事例報告では、国土交通省飯田国道事務所長の杉井淳一さんが伊那木曽連絡道路の整備効果について発表しました。
杉井さんは整備効果として、通行時間の短縮や医療災害時の協力体制の構築などをあげ「利用者へのアンケート結果では、9割以上の人が満足していると答えている。連絡道路の開通は両地域にとって大きな効果があった」と話していました。
フォーラムでは各地域の代表者による討論会も開かれ、今後の道路の活用や交流について意見を交わしていました。 -
伊那弥生 夏の全国高校野球県大会シード権獲得
北信越高校野球長野県大会の1回戦、伊那弥生ヶ丘高校 対 松本工業高校の試合が14日、伊那県営球場で行われ、弥生ヶ丘高校は5対4で逆転勝利しました。
この結果、弥生ヶ丘高校は夏の全国高校野球長野県大会のシード権を獲得しました。
弥生ヶ丘高校は4月から始まった県大会の南信予選で2位となり、県大会への出場権を獲得しました。
初戦の14日は、去年夏の甲子園出場校、松本工業高校と対戦しました。
序盤、リードを奪われた弥生は、6回にヒットや相手のエラーで逆転し、5対4と1点のリードを奪います。
1点リードの最終回、弥生は2アウト2・3塁からフォアボールを出し、2アウト満塁のピンチを迎えます。
しかし、最後は藤澤直樹投手がバッターを三振に打ちとりゲームセット。5対4で勝利し夏の県大会のシード権を獲得しました。 -
被災者支援ミュージックキャラバン「ふれ愛コンサート」
東日本大震災の被災者支援のため全国縦断コンサートを開いているNPO法人国境なき楽団が14日、伊那市の市役所前広場でミュージックキャラバン「ふれ愛コンサート」を開きました。
コンサートには、歌手で国境なき楽団キャラバンチームリーダーの庄野真代さん、伊那市出身のクラリネット奏者橋爪恵一さんをはじめ、地元から東部中学校吹奏楽部、伊那市民吹奏楽団などが出演しました。
国境なき楽団は、ステージトラックで、東京を拠点に児童養護施設や老人ホームなどを訪問してコンサートをしています。
東日本大震災以後、このトラックで被災地に救援物資を届けていましたが、4月からは全国縦断コンサートを行い、それぞれの会場で義援金や被災地の吹奏楽連盟に届ける楽器、被災者へのメッセージを集めています。
コンサートに訪れた人たちは、演奏を聞いたり、被災者へのメッセージを書いたりしていました。
楽器の寄付コーナーには、ホルンやギターなど市民から楽器が寄せられていました。
キャラバンは23日から4日間、宮城県と岩手県を訪問してふれ愛コンサートを開き、楽器とメッセージを届けるということです。 -
ルビコン 敷地の黄桜見頃
伊那市西箕輪のルビコン株式会社の敷地内にある公園の黄色い桜と八重桜が見頃となっています。
本社の前にある公園は、2008年に整備されたもので、黄色い桜と八重桜、あわせて80本ほどが植えられています。
ルビコンでは、「桜の後は、シャクヤクやツツジ、アジサイなど様々な花が楽しめる。公園はいつでも開放しているので、気軽に立ち寄って欲しい」と話しています。
公園内の桜は、20日頃まで楽しめそうだということです。 -
推奨みやげ品 新たに2品
伊那市観光株式会社の「氣の里あま酒」と有限会社大西屋の和菓子「伊那アマランサスいれとるで」が伊那市観光協会推奨みやげ品に選ばれ今11日、伊那市役所で登録証が交付されました。
「氣の里あま酒」を販売する伊那市観光からは、田中穂積専務が出席し登録証を受け取りました。
また和菓子「伊那アマランサスいれとるで」を販売する大西屋からは小池保彦社長が出席し登録証を受け取りました。
「氣の里あま酒」は、氣の里の水を使っていて、700グラム入り1,000円、300グラム入りが500円で、入野谷など伊那市観光株式会社の施設で購入できます。
また「伊那アマランサスいれとるで」は、和菓子の皮にアマランサスを練り込んでいて、1個100円で伊那市美篶芦沢の大西屋で購入できます。
伊那市観光協会の推奨みやげ品は今回の2品をあわせて、現在61品が登録されています。 -
松本市の会社員追分努さん夫妻と飼っている犬2匹が新山小で交流
家庭犬インストラクターの資格を持つ松本市の会社員追分努さん夫妻と飼っている犬2匹が13日、伊那市の新山小学校を訪れ、子ども達と交流しました。
家庭犬インストラクターは、ボランティアで施設の訪問やしつけ教室を開くことができる資格です。
13日は、追分さん夫妻が犬との接し方についての話しをしたり、飼い犬2匹が芸を披露したりしました。
新山小では、数年ほど前から学校で猫を飼っています。
猫の名前はタマで、去年の12月、長野放送のわが家のアイドルにタマが出た際、その放送を見た追分さん夫妻が新山小のことを知り、今回の交流が実現しました。
追分さん夫妻は、飼い犬2匹を連れて月に2回ほど県内の老人ホームなどを訪問しています。
児童らは、2匹の芸を、身を乗り出して見ていました。 -
ウッドフォーラム伊那 発足
木のおもちゃの企画・製造を通して、地域の木育の推進を図る団体、ウッドフォーラム伊那が13日、発足しました。
13日は、伊那市役所で、ウッドフォーラム伊那の設立総会が開かれ、伊那市内の木工職員やおもちゃ販売店など8人が参加しました。
総会にはウッドフォーラム伊那の設立に関係する、白鳥孝伊那市長や東京都新宿区、長野県の職員なども立ち会いました。
今年度から、新宿区では、赤ちゃんの誕生記念に、伊那市の職人がつくった木のおもちゃがプレゼントされています。
伊那市と新宿区が友好提携している事などが縁で始まったもので、更に活動を広げていこうと今回、木のおもちゃづくりを担当している木工職人などがあつまり、会を設立しました。
総会で、高遠町の宮原漆器工芸の宮原 勝さんが、会長に選ばれました。
来賓あいさつで、白鳥市長は、「木のおもちゃが、子供たちが環境や樹木や植物などに興味を持つきっかけになってほしい」と話していました。
また、新宿区の中山弘子(ひろこ)区長から「会の設立により伊那市との関係においても、絆を深めることになると期待している」とメッセージが届きました。
設立総会では、伊那市と新宿区に、記念品として木のおもちゃが贈られました。
ウッドフォーラム伊那では、新宿区に送る木のおもちゃを企画・開発していくと共に、伊那市の保育園や公民館で、木工教室などの出張イベントを行っていきたいとしています。
なお、今年度、新宿区の発注を受け、伊那市からおよそ2300個の木のおもちゃが送られる予定です。 -
イベントチーム 笑龍が防災考える
伊那市のイベント企画チーム「笑龍」は、東日本大震災を受けて、震災についての備えや、自分達に何ができるか考えようと、12日夜、勉強会を開きました。
12日夜は、笑龍のメンバーや一般など12人が参加しました。
笑龍は、イベントを企画し、地域を元気にしようと活動しているグループです。
3月11日の東日本大震災を受けて、今年は、防災・ボランティアをテーマに活動する事を決めました。
勉強会初回の12日は、伊那市の危機管理課防災係の小牧学さんを講師に招きました。
小牧さんは、互いに手をつなぎ合って気持ちを送りあうというネイチャーゲームを紹介し、参加者が挑戦しました。
小牧さんによると、「手をつなぐというのは、知り合い同士でも普段は恥ずかしいものだが、災害時には、まったく知らない人と手をとりあう必要が出てくる。手をすんなりとつなげることは、意識が高い証拠」と話しました。
また、会のメンバーから、事前に出されていた、災害についての質問に答えました。
美和ダムが決壊したらどうなるのかという質問には、「実は、災害に関する市役所に問い合わせで最も多いのが、美和ダムについての質問。美和ダムはマグニチュード7.8までは耐えられると聞いている」と答えていました。
勉強会では、伊那市の防災マップを見て危険箇所を確認したり、情報の入手の仕方などを確認していました。
笑龍では、今後、防災について学んだり、キャンプなどを通してサバイバル技術を学び、ある程度の技術が身についてから、被災地でボランティア活動を行なうとしています。