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伊那市福島に大型店が出店の計画
伊那市福島に、小諸市に本社を置く大型スーパーマーケットが、出店を計画していることが分かりました。
これは、今日開かれた伊那市議会12月定例会の一般質問で明らかになったものです。
出店を計画しているのは、小諸市に本社を置くスーパーマーケット「ツルヤ」で、出店場所は福島の農地を予定してます。
伊那市によりますと、11月中旬、ツルヤから伊那市に対して農地転用の申請があり、市では、伊那市農業委員会で審議を行いました。
その結果、「許可相当」との判断をし、県に提出する農地転用の申請書を作成。11月末、長野県に提出しました。
計画では、敷地面積およそ1万3000平方メートル、売り場面積2500平方メートルを予定しています。
市議会で、議員から、「地元の商業者を守るため、伊那市として出店を規制できないか」との質問がありましたが、白鳥孝市長は、「法律で出店を規制できなければ、伊那市として出店を規制できないのが現状」と答えました。
伊那商工会議所では、10月下旬に中心市街地の商店に配慮した大型店の出店を求める要望書を伊那市に提出しています。 -
くじらくらぶ クリスマス会
未就園児とその保護者を対象にした伊那市長谷公民館の子育て教室「くじらくらぶ」の親子は8日、園児が扮する小さなサンタクロースと一緒にクリスマス会を楽しみました。
手作りのマントと帽子を身につけてサンタクロースに扮したのは、長谷保育園の年長園児17人です。
長谷公民館のくじらくらぶではこれまで公民館長がサンタ役をつとめてきましたが、今年は小さな子供にも親しみやすいようにと園児にサンタ役をお願いしました。
小さなサンタさんは、クリスマスの歌を披露した後、お菓子や粘土が入ったプレゼントを子供達に渡していました。
くじらくらぶのある母親は、「とてもかわいいサンタさんなので子供もとても喜んでいました」と話していました。 -
伊那リ寒さに期待 雪まけず
7日は二十四節季の1つ大雪です。
雪が激しく降り始めるころと言われていますが伊那市西春近の伊那スキーリゾートのゲレンデには雪がなく、関係者は冷え込みに期待しています。
伊那スキーリゾートでは、毎年この時期にスノーマシーンによる雪まきを始めます。
しかし今年は気温が下がらず雪まきができません。
伊那スキリーゾートの池田俊介副支配人は「雪まきができる-3度の日が続いてほしい」と話していました。
長野地方気象台によりますと、7日朝の伊那市の最低気温は1度で11月上旬から中旬の気温だということです。
伊那スキーリゾートのオープンは18日土曜日を予定していて、関係者は冷え込みに期待しています。 -
伊那市幼保小連携推進委員会
幼稚園や保育園、小学校の交流を推進する伊那市幼保小連携推進委員会の1回目の会議が7日、伊那市役所で開かれました。
これは、保育園と小学校の連携を図ろうと開かれたものです。
委員は、市内の学校長や保育園、幼稚園の園長など9人で構成されています。
白鳥孝伊那市長は、保育士の小学校への長期派遣、教員お保育園への長期派遣をはじめ、ノーゲームノーテレビの火を設けることなどを提案し、検討を求めました。
伊那市では、連携の現状として、市内の全小学校と保育園で体験入学や運動会などへ招待、子ども同士の交流活動を行なっています。
平成21年度からは配慮の必要な子どもについて発育発達支援表を作成し、乳幼児期から小学校、中学校へと、一環した療育体制をとっています。
課題としては、保育園から小学校へスムーズに移行できるよう、連携カリキュラムを検討していく機関が必要としています。
次回の連携推進協議会は、来年1月に開かれ、連携の方向性や具体的な取り組みについて検討することになっています -
伊那市西町区伊那部常会と伊那部宿を考える会バザーの売上の一部を伊那市に寄付
伊那市西町区伊那部常会と伊那部宿を考える会は7日、11月に行われた伊那部文化祭でのバザーの売上の一部を伊那市に寄付しました。
7日は、西町区伊那部常会の総代をつとめる室岡俊明さんと、伊那部宿を考える会会長の矢澤巧さんが伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に寄付金2万円を手渡しました。
伊那部文化祭では、住民が野菜や日用品などを持寄り、毎年バザーを開いています。
常会では、その売上の一部を福祉に役立ててもらおうと平成2年から寄付を行っています。
室岡さんは「福祉に役立てるよう、今後も続けていきたい」と話していました。 -
竹島覚二 作陶展
伊那市長谷の南アルプスアートビレッジ信州の陶芸家、竹島覚二さんの作品展が19日まで、伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれています。
竹島さんは、富山県出身。
1982年、昭和57年に人間国宝の近藤悠三さんに師事。
1994年、平成6年に長谷に窯を築き、活動の拠点を移しました。
作品展は、その15年の軌跡を振り返るもので、25の作品が並んでいます。
竹島覚二さんの作品展は、19日まで伊那市高遠町の信州高遠美術で開かれています。 -
寒天づくり
諏訪地域の冬の風物詩として知られる寒天づくり。
伊那市でも、冬の寒さを利用した寒天づくりが始まっています。
伊那市東春近で寒天づくりを行っているのは、10年前に富士見町から移ってきた小笠原商店です。
寒天は原料の天草をトコロテン状にしたものを冷凍乾燥させてつくるものです。
現在は、冷蔵庫で凍らせた寒天を昼間は太陽にあてて、溶かし乾燥させる作業が行われています。
寒天を外に並べる作業は早朝、太陽が昇る前から始まります
太陽にあてる時は光が多くあたるよう、干した寒天の角度を変え水分を完全に抜くようにします。
小笠原商店では年間およそ、20トンの寒天を生産し羊かんの材料として、主に東京の和菓子店に出荷しています。
この天然の寒天づくりのピークは寒さが厳しきなる1月頃からで、作業は、来年4月の初めまで行われるということです。 -
伊那中 福祉に役立ててもらおうと雑巾づくり
伊那中学校の生徒は、福祉に役立ててもらおうと雑巾づくりを行っています。
雑巾づくりは、伊那中学校の福祉委員会が主体となって、全校生徒で行っているものです。
これまでは、病院に千羽鶴を送っていましたが、より実用的な物を送りたいと考え、今年から1人1枚ずつ雑巾を作ることにしました。
各家庭から布を持寄り、午後の学級活動の時間を使って糸を1針1針丁寧に手で縫っていました。
福祉委員会では、「牛乳パックやプルタブなどを集めて福祉に役立てていきたい」と話していました。
出来上がった雑巾は、伊那中央病院に寄贈することになっています。 -
さくらの家でもちキビ収穫祭
伊那市長谷にある、障害者社会就労センターさくらの家の通所者は6日、施設で栽培したもちキビで収穫祭をしました。
収穫祭は、通所者やボランティアで栽培の手助けをした、伊那ライオンズクラブのメンバーを招待し行われました。
10月にとれたたもちキビ入りのカレーを全員で食べ、収穫に感謝しました。
さくらの家では、農業を通じた地域の人達との交流や、障害者施設への理解を深めてもらおうと2年前から雑穀もちキビの栽培をしています。
今年は、収穫量を増やそうと専用の機械を使った事で、去年の10倍およそ50キロのもちキビが採れたという事です。
ある通所者は「おいしい。来年も沢山収穫できるよう頑張りたい」と話していました。
さくらの家の小林敏子施設長は「農業を通じ地域の人たちとの交流できる事が大きな喜び。今年は収量も増え、取り組みの花が開きそう」と話し、もちキビの栽培に手ごたえを感じているようでした。
さくらの家では、収穫したもちキビを袋づめし、来年度、高遠城址公園や分杭峠のシャトルバス駐車場等で販売していきたいとしています。 -
ハーモニカ演奏グループ「ハニーコーン」のコンサート
伊那市内の主婦などでつくるハーモニカ演奏グループ「ハニーコーン」のコンサートが4日、伊那図書館で開かれました。
会場には、子どもからお年寄りまでおよそ30人が集まりました。
伊那図書館は、土曜日の夕方をゆったりと過ごしてもらおうと2年ほど前から「土曜の夕方コンサート」を開いています。
ハニーコーンは、ハーモニカ教室に通っている生徒の集まりで、ハーモニカ歴は6年です。
地域の為に何かできないかと、月2回ほど福祉施設や公民館教室などで演奏をしています。
この日は、童謡や季節の歌などを演奏し、訪れた人は演奏に合わせ口ずさんでいました。
伊那図書館では、「本だけではなく、様々な文化に触れる場にしていきたい」と話しています。 -
忘年囲碁大会
日本棋院上伊那支部は、年末恒例の忘年囲碁大会を伊那市西春近のサンライフ伊那で5日開きました。
大会には、上伊那地方の愛好者33人が出場し、3段以上のA級、2段以下のB級に分かれて盤上の戦いを繰り広げていました。
忘年囲碁大会は、年5回開かれている大会の最終回で、今年1年を締めくくります。
A級に17人、B級に16人が出場して、リーグ戦による勝率で優勝を目指しました。
一般愛好者に混ざって、小中学生も出場し、先を読みながら一手を繰り出していました。
勝負が白熱するにつれて、会場はしんと静まり返り、碁石を置く音だけが響いていました。
大会の結果、A級は、七段で伊那市上牧の梁取孝雄さん、B級は、3級で伊那市下新田の鈴木猛さんが優勝しました。 -
小出島区でそば祭り
伊那市西春近の小出島区営農組合は、恒例のそば祭りを5日、公民館で開きました。
区内の遊休農地を有効活用して育てたそばを使い、「打ちたて、ゆでたて」の新そばの味を区民ら大勢の来場者に提供しました。
区内の有志でスタートしたこのそば祭りは、年々活動の輪を広げ、昨年度から営農組合が主催。
今年で15年目を迎え、地域ぐるみで楽しむイベントとなっています。
営農組合では、今シーズン、約1ヘクタールの遊休農地でそばを栽培。夏の暑さもありましたが、良い粉ができたということです。
祭りでは、5人の名人がそばを打ち、その場でゆであげ、できたてを提供していました。
訪れた人たちは、ひざを交え交流しながら、旬の味を堪能している様子でした。 -
伊那おやこ劇場25周年記念
スペシャルおやこまつり親子で生の舞台を鑑賞する「伊那おやこ劇場」は、発足25周年を記念して5日、スペシャルおやこまつりを伊那商工会館で行いました。
大道芸などのステージがあり、多くの親子が訪れ楽しんでいました。
伊那おやこ劇場は、生の舞台を親子で楽しむ会員制の文化団体です。
年3、4回の例会で舞台を鑑賞するほか、キャンプや合宿をしています。
発足25周年を祝うとともに、地域の人達にも楽しんでもらいたいと今回、スペシャルおやこまつりを計画しました。
ステージでは、事前のワークショップで踊りを習った会員が、ソーラン節を発表する場面もありました。
会場には、工作や遊びのコーナーが設けられ、子どもたちが松ぼっくりのクリスマスツリーなどを作って楽しんでいました。 -
通院費無料対象 小学6年まで拡大
伊那市医療政策審議会は、現在小学校入学前までとしている通院費無料の対象を、小学6年生まで拡大するよう白鳥孝伊那市長に答申しました。
3日夜、伊那市役所で医療政策審議会が開かれ、飯島尚幸会長が白鳥市長に答申書を手渡しました。
審議会では、11月に子どもの通院費無料の対象者について白鳥市長から諮問されていました。
白鳥市長は「いただいた意見を十分尊重しながら、行政に反映させていきたい」と話していました。
伊那市の試算によると、通院費無料の対象を小学6年生まで拡大した場合、年間およそ5千万円費用がかかる見込みです。
通院費無料の対象者拡大により懸念される「病院のコンビニ化」について白鳥市長は「本当に必要な人が受診できるよう、ルールの周知を徹底したい」と話していました。
伊那市では、条例改正案などを来年の市議会3月定例会に提出し、来年度から実施したい考えです。 -
やまびこソフトボール連盟 今年度表彰式
40歳以上を対象にした「やまびこソフトボール連盟」の今年度の表彰式が3日、伊那市内で行われました。
この日は、鈴木秀康会長から今年度のリーグ戦上位3チームの代表者に賞状やトロフィーが手渡されました。
やまびこソフトボール連盟には、平成21年よりも1チーム少ない7チームが加盟しています。
チーム数が減ったため、今年から前期、後期で総当たり戦を行い、総合成績の良いチームを上位としました。
その結果、優勝は城南クラブ、準優勝はトレンディーOB、3位は三峰球友となりました。
鈴木会長は「チーム数が減ってしまったが、選手全員が楽しみながら1年間プレーすることができたので良かった」と話していました。 -
高遠の昔の地図をソフトウェアに
伊那市高遠町の昔の地図を活用した、携帯情報端末のソフトウェア制作に向け4日、現地でワークショップが行われました。
これは、iPadやiPhoneなどの携帯情報端末で、昔の地図上に自分のいる場所を表示するソフトフェアを作ろうというものです。
観光や歴史学習に活用してもらおうと伊那図書館などが企画したもので、この日はおよそ30人が参加しました。
1回目のこの日は、高遠町出身の画家、池上秀畝が明治時代に描いた高遠城下の地図を使い、地図のどの場所にどんなものがあるかを確認しました。
参加者は、現代の地図と昔の地図を照らし合わせながら、今いる場所が昔の地図上のどのあたりか、周囲に気になるものはないかなどをチェックしていました。
ある女性は「調べた内容が反映されるので責任を感じる。自分自身も使い方を覚えて、観光案内などで利用したい」と話していました。
伊那図書館の平賀研也館長は「最終的にはソフトウェアを作ることが目的だが、みんなで現地を歩いて勉強することも良いこと」と話していました。
伊那図書館では、今後もワークショップを行い、来年2月頃に試験的なソフトウェアを配信、観桜期となる4月には完成版を配信したいとしています。 -
伊那市民芸術文化祭始まる
市民が集う文化の祭典、伊那市民芸術文化祭が4日から、いなっせで始まりました。
市民芸術文化祭は、NPO法人伊那芸術文化協会が開いていて、今年で7回目です。
協会に所属する団体だけでなく、芸術文化活動を行っている市民団体や個人も参加しています。
舞台発表には、日本舞踊やダンス、バレエなどの各団体が出演しました。
4、5日の2日間で19のプログラムがあり、今日は11団体が日頃の練習の成果を披露していました。
展示部門は、絵画、手芸、生け花、写真などさまざまな作品が並びました。
展示は、いなっせの中で4会場に分かれていて、訪れた人たちはそれぞれの会場を移動して作品を眺めていました。
伊那市民芸術文化祭は5日まで、いなっせで開かれています。 -
親子でしめ飾り作り
手作りのしめ飾りで新年を迎えようと、伊那市の坂下公会堂で4日、しめ飾り作りが行われました。
しめ飾り作りは、坂下公民館と子供育成会が10年以上前から毎年行っています。
同日は、初めての人から毎年来ている人まで親子15人が参加しました。
指導したのは、坂下子供育成会の唐澤良二会長です。
ワラは前日から水に浸けて柔らかくしておいたもので、折れたり切れたりしたものを取り除いてから、なっていきました。
参加者は、扇などの飾りを付け、仕上げていました。
作ったしめ飾りは、それぞれ家に飾るということです。 -
信州育メンズが子育て講演会開催
地域の父親同士のネットワークづくりを目指し10月に結成した父親の会「信州育メンズ」が4日、一般を対象にした初めてのイベント、子育て講演会を開きました。
講演会は伊那市の福祉まちづくりセンターで開かれ、およそ30人が集まりました。
信州育メンズの会員は、伊那市などの子育て中の父親ら9人です。
子育てを一緒に学ぼうと、今回初めて一般を対象にした子育て講演会を開きました。
講師は、東京都在住の臨床発達心理士・川上由美さんです。
川上さんは、父母の温かい心が人間愛を育てるとして、「無条件の肯定感を与えるため、子どもを抱きしめてほしい」と呼び掛けました。
また、基本的な生活習慣があれば健やかな育ちができるとして、幼児期に早寝早起き、手洗いなどが家庭できちんとできることが大切と話していました。 -
ふるさと館の10月桜 まだまだ見頃
10月下旬に咲き始めた伊那市の富県ふるさと館の10月桜が、12月に入ってもまだ咲き続けています。
この10月桜は、今年2月に開館10周年で記念植樹されたもので、4月にも咲きました。
11月初旬に見頃を迎えましたが、職員によりますと1か月以上その状態が続いているということです。 -
藤沢精機が新くくり罠を開発
伊那市美篶の機械機器製造業藤沢精機は、シカやイノシシなどの有害鳥獣捕獲用として、従来のものに比べ設置が簡単なくくり罠「アニマルヒット」を開発しました。
藤沢精機が開発したくくり罠は、3種類で、使用する人の熟練度などにより使い分けます。
くくり罠は、一般的にバネを含んでいる本体部分と、動物の足をつかむワイヤーを固定しておく仕掛け部とに分かれていて、罠を踏んだ動物がワイヤーにかかり身動きできなくなるしかけです。
藤沢精機は、12年間、捕獲用のオリを製造販売してきましたが、くくり罠が注目され、ニーズが高まってきたことから、猟友会のメンバーからの助言や要望を取り入れて今年の初めから開発に着手し、製品化に成功しました。
今回藤沢精機が開発したくくり罠は、あらかじめ別の場所でバネを圧縮しておけるプリセット機能が本体部分にとりつけられている点、仕掛け部が薄型で、地面を深く掘らなくても設置ができる点の2点が改良されています。
藤沢精機では、特許庁に実用新案登録し、すでに県外からの問い合わせもあるということです。
高遠町猟友会の伊藤功一さん。
新しいくくり罠の開発に一役買いました。
掘らずに設置できる点は、土が凍る冬場で特に有効だと話します。
高遠町猟友会では、約30人の会員がいますが、現在9割以上がくくり罠による捕獲を行っています。
高齢化が進む中、安全で効率的な捕獲の方法が求められています。
簡単に設置できるくくり罠を開発した藤沢精機の保科社長は、「従来のくくり罠を研究し、さらに安全で簡単なものが開発できた」と話しています。
この新型のくくり罠「アニマルヒット」は、すべてのタイプが8,000円で販売されます。 -
伊那市観光株式会社 障害者の入浴料金の割引サービス
伊那市観光株式会社は、障害者週間にあわせ今年初めて障害者の入浴料金の割引サービスを行っています。
サービスは3日から9日までの期間です。
割引サービスが受けられるのは、伊那市観光株式会社が経営する、みはらしの湯、さくらの湯、高遠さくらホテル、仙流荘、入野谷の5施設です。
対象者は、身心に障害のある人で入浴料金の50パーセントが割り引きされます。
このサービスは、伊那市以外の人も対象になります。
伊那市観光株式会社は、障害者の福祉に対し貢献していこうと、今回初めて割引サービスを行います。
春日庄一事務局長は「体が不自由な方は入浴施設へ足が遠くなりがちなので、この機会に利用してほしい」と話していました。 -
障害者福祉施設の製品販売会
3日から9日までは障害者週間です。
それにあわせ3日から、障害者福祉施設の製品販売会が伊那合同庁舎で開かれています。
会場には、上伊那の障害者福祉施設の利用者が出店する、食品や手作りの小物の店が並んでいます。
販売会は、障害者週間に合わせ、障害者の社会参加を支援しようと伊那保健福祉事務所が開いているもので、今年で3回目です。
長野県は、平成19年度から5年間を工賃倍増計画期間とし、障害者の工賃アップに取り組んでいます。
会場では、庁舎に訪れた人などが商品を買い求めていました。
販売会は、9日まで伊那合同庁舎2階で開かれていて、管内の10の施設が入れ替わりで出店する予定です。 -
いじめ根絶運動記念講演会
いじめ根絶運動に取り組んでいる伊那市の西箕輪中学校で2日、記念講演会が開かれました。
西箕輪中学校は3年前から、いじめ根絶運動に取り組んでいます。
今年1月には、いじめや差別のない学校を目指す人権宣言を採択しました。
この日は全校生徒が、いじめにより長男を亡くした須坂市の前島章良さんの話を聞きました。
前島さんが西箕輪中で講演するのは今回が3回目です。
前島さんは、「いじめは生きる勇気を着実に奪っていく。だから絶対悪。いじめてはいけない」と話しました。
講演会の中で生徒から、「友人など周りの人が関わって、いじめが解決した例はありますか」との質問がありました。
前島さんは、「周りの人が関わらないと、いじめはなかなか解決しない」と話し、「いじめに気付いた人が、勇気をもって『やめろよ』と言う、正義の告発をしてほしい」と訴えていました。 -
上伊那森林組合がツリー用の木を販売
上伊那森林組合・中部支所では、クリスマスツリーとして活用してもらおうと、トウヒの販売を行います。
販売するトウヒは、間伐で切り出したもので、限定30本です。
森林組合では、以前も販売を行っていましたが、トウヒは標高が高いところに生えることなどから搬出にコストがかかり、販売をやめていました。
しかし、要望が寄せられたことや、トウヒを伐採する作業のタイミングがあった事などから、今年、販売を再開することにしました。
森林組合では、「人工の木ではなく本物の木を使って
クリスマスを楽しんでもらいたい」と話しています。
トウヒは、ドイツトウヒで、1本3000円です。
トウヒは2メートルほどありますが、好みに応じて切断してくれるということです。
上伊那森林組合中部支所 電話94竏・800 -
伊那市 民生児童委員委嘱式
住民の生活に関する相談や地域で社会福祉活動などを行なう民生児童委員の委嘱式が2日、伊那市役所で行われました。
2日は、新任99人と、再任71人の、合わせて170人が民生児童委員に委嘱されました。
各地区を代表して13人に酒井茂副市長から委嘱書が手渡されました。
民生児童委員は、厚生労働大臣が委嘱するもので、地域の社会福祉活動などを行います。
そのうち、区域を越えて、児童福祉について活動する主任児童委員には16人が委嘱されました。
酒井副市長は、「地域福祉を取り巻く環境は厳しく皆さんに寄せられる期待は大きい。地域による助け合いにご尽力いただきたい」と挨拶しました。
民生児童委員・主任児童委員の任期は、3年間となっています。 -
竜東保育園で木製おもちゃ お披露目
木をつかった教育「木育」の一環で、伊那市が委託して作ったオリジナルのおもちゃが、2日竜東保育園でお披露目されました。
竜東保育園でお披露目されたのはこの木製のツリーです。
木の玉を転がして遊ぶ事ができ、園児たちは歓声を上げていました。
ツリーは、木を転がして遊ぶほか、クリスマスツリーとして活用したり、子どもたちの作品を飾る事ができます。
伊那市に委託され、おもちゃを製作したのは、ますみヶ丘の木工房・KUSAKABE代表の日下部 良也さんです。
ブナでつくられたおもちゃは枝を抜き差しする事で、形を変えることができます。
伊那市では、今年度、ツリーの製作や、おもちゃの購入などを試験的に行っていて、事業費は60万円です。
地元の木材の活用にもつなげたい考えで、市内の木工職人や建具組合などに製作を委託しています。
伊那市では、子ども達がおもちゃに興味を示したか、能力の発達につながったかなどを検証していきたいとしています。 -
ロシア軍が掲げた『白旗』を展示
日露戦争で休戦協定を結んだ際、ロシア軍が掲げたとされる、白旗が伊那市創造館で展示されています。
この白旗は明治38年、1905年に日本とロシアが休戦協定を結んだ際にロシア軍が掲げたものとされています。
サイズは縦91センチ、横59センチで生地はその光沢から絹ではないかとみられています。
白旗などを飾った展示、創造館逸品展では、この白旗に関する、写真や資料が並べられています。
休戦協定は当時の満州で結ばれ、日露双方の軍の上層部が白旗を中心に集まっている様子を写した写真も展示されています。
この時の白旗は松本市出身の軍人福島安正さんが持ち帰り、のちに日本画家の荒木十畝が入手しますが、その経緯はわかっていません。
その後、旧上伊那図書館創設の功労者、武井覚太郎が荒木からゆずり受けこれを寄贈。これまで保管されていました。
日露戦争にスポットをあてた創造館逸品展「白旗」は、伊那市創造館で27日月曜日まで開かれています。 -
伊那市民生児童委員らが退任
地域福祉の中心的な役割を担う、伊那市民生児童委員の退任式が30日、伊那市役所で開かれました。
式ではまず、委員らが民生委員の歌を斉唱しました。
式では退任するおよそ100人の委員に感謝状が渡されました。
民生児童委員は、高齢者や生活に困っている人など地区内で援助を必要とする人の生活実態を把握し、相談に乗るなどの活動を行っています。
委員を15年間務めた古旗功さんは退任にあたり「地域に根差した、おもいやりのある活動を実践し、この日を迎えることができた。これからは、これまでの経験を活かし社会福祉の進展に寄与していきたい。」と話していました -
INA☆GO FIVEが優秀賞受賞
10月に富山県で開かれた全国スポーツ・レクリエーション祭のエアロビック競技に出場した伊那市のチーム、「INA☆GO FIVE」が優秀賞を受賞しました。
30日に「INA☆GO FIVE」のメンバーが伊那市役所を訪れ白鳥孝伊那市長に優秀賞受賞の報告をしました。
全国スポーツ・レクリエーション祭のエアロビック競技は、創作的な振り付けや、チームワークの良さなどを競うもので、全国から39チームが出場しました。
長野県代表で、伊那市のスイミングクラブ「アファス伊那」の所属チーム「INA☆GO FIVE」は
この競技で準優勝にあたる、優秀賞を受賞しました。
チーム代表の福澤一利さんは、「チームワークの良さが、優秀賞につながった。楽しみながら自分たちの演技ができたと思う。」と話していました