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高遠第2・3保育園でマツタケ狩り
伊那市の高遠第2第3保育園の園児は15日、地域のお年寄りと一緒にマツタケ狩りをした。
園児29人が、地区のお年寄りの案内で区の所有するマツタケ山に入った。
保育園とお年寄りは、2カ月に1回のペースで交流している。今回は、園児達にきのこ狩りを体験してもらい、とれたてを味わってもらおうと、お年寄りから呼びかけがあった。
園児達はキノコを見つけると、おじいちゃん、おばあちゃんに嬉しそうに見せ、食べられるものかどうか聞いていた。
一日で、松茸のほかにアミタケやコムソウ茸などさまざまな種類のキノコがとれた。
松茸は近いうちにおにぎりにしてみんなで味わい、ほかのキノコは家に持ち帰って家族で楽しむという。 -
ボランティア功労者に表彰状伝達
長年ボランティアとして福祉分野で活動してきた伊那市高遠町の高橋かつみさんに10日、厚生労働大臣の感謝状が贈られた。
伊那市の伊那合同庁舎で伝達式が行われ、高橋さんと、駒ヶ根市の1団体に宮坂正巳上伊那地方事務所長から感謝状が手渡された。
高橋さんは現在84歳。25年ほど前から地元のボランティアグループに入り、デイサービスセンター利用者の介助などを行ってきた。
その後、高遠町のボランティア団体が連携をとれるよう、連絡協議会を設置したほか、ボランティアの育成にも力を入れてきた。
最近では、定期的に地元のお年寄りを訪問したり、伊那市社会福祉協議会が一人暮らしのお年寄りを対象に配っているお弁当に、季節の花などを描いた絵手紙を添える活動などもしている。
今年度、全国で感謝状の伝達を受けた個人は21人、団体は37団体となっている。
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視聴覚教育功労者表彰 高遠町の長瀬康明さん
小中学生を対象とした映画上映会の開催など視聴覚教育に功績があったとして、伊那市高遠町の長瀬康明さんが功労者表彰を受けた。
この表彰は財団法人日本視聴覚教育協会が行っているもので8日、伊那市の伊那教育事務所で表彰状の伝達式があった。
長瀬さんは元教員で37年間にわたり県下各地の小学校で教育に関するビデオの上映などを行ってきた。
また教員退職後は上伊那視聴覚教育協議会の委員として学校や企業、地域に出向いて文化や、歴史に関する映画上映を行うなど視聴覚教育の振興に功績があったことが認められた。
長瀬さんは現在郷土史や考古学について研究していて、それらを映像で残し、地域の人たちに見てもらいたいと話している。
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高遠町高齢者慰安会
伊那市高遠町地区の高齢者慰安会が9日、高遠町文化体育館で開かれた。
高遠町地区の全地域から75歳以上のお年寄り370人が参加した。
この慰安会は、高齢者の長寿を祝い、高齢者同士の交流の場にしようと毎年行われている。
地区の合唱団や舞踊クラブ12団体が、歌や踊りを披露した。
高遠町オリジナルの健康体操を行っているグループ・いきいきサポーターの発表では、一緒に運動するお年寄りの姿が見られた。
また今年は、高遠町内3つの保育園の園児が、ダンスを発表した。
園児たちのダンスに、会場からはたくさんのおひねりが飛んでいた。
あるお年よりは、「本当にかわいらしい。自分達にもあんなころがあったと懐かしく感じる」と話していた。
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信州麺街道フェスタ08実行委員会
伊那市を信州そば発祥の地としてPRするイベント、パノラマ信州麺街道フェスタが来月、伊那市高遠町の高遠城址公園で開かれる。
9日、伊那公民館で第1回実行委員会が開かれ、そば店経営者ら11人が意見を交わした。
イベントでは、保科正之公の縁でそばが伝わったとされる会津若松など各地のそばを楽しめる。
また、そばのブランド化と地域経済について話し合うシンポジウムや、そば打ち講習会なども予定している。
伊那市内のそば屋をPRする「そばマップ」を作り、会場で配るという。
実行委員会の飯島進委員長は、「これまではそば屋同士の連携も少なく、PR活動が少なかった。このイベントを地域の活性化につなげていきたい」と話していた。
パノラマ信州麺街道フェスタは、来月15、16日に高遠城址公園で開かれる予定。
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高遠さくらホテルで松茸料理
地元伊那の松茸を使ったコース料理が、伊那市高遠町の高遠さくらホテルに登場した。
松茸づくしのコースは、毎年この時期に企画しているが、今年は伊那で採れた松茸のみを使っていて、さくらホテルによると、質・量ともにグレードアップしたという。
コースは、江戸時代に高遠藩の松茸が幕府に献上されていたことにちなんで、高遠の殿様コースと、大名コースの2種類ある。
高遠の殿様コースでは、焼き松茸、しゃぶしゃぶのほか、釜めし、土瓶蒸しなど10品。
1つのコースには、松茸およそ150グラム、本数にすると2本から3本ほどが使われている。
このコースの提供はすでに始まっていて、予約も多いという。
提供は今月20日までの予定だが、松茸の採れ具合によって期間を延長する可能性もあるという。
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高遠美術館で竹村新太郎油絵展
伊那市山寺の竹村新太郎さんの油絵展が19日まで、伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれている。
この作品展は、去年竹村さんが全国規模の芸術家団体「一水会」の会員になった記念に企画された。
今回は竹村さんが長年のテーマとしてきた御嶽山の作品など21点を展示した。
展示作品の一つ「御嶽雪霞」は、冬の御嶽に雪が降り始める直前の様子を描いたもので、昨年の一水会展で安井會太郎奨励賞を受けている。
また、普段は冬の御嶽を描くことが多い竹村さんだが、今回は冬だけでなく、四季の移ろいとともに姿を変える様子を描いている。
油絵展ではほかにも、地元の風景や家族などを描いた作品も展示している。
竹村さんは「作品を見た方々に、御嶽の神々しさを感じていただければ」と話していた。
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第4回信州伊那高遠の四季展
来年は9会場に来年8月に開かれる3年に一度の全国公募の絵画展「第4回信州伊那高遠の四季展」は、前回より大幅に展示会場を減らし、9会場で開催することが、6日に伊那市役所で開いた第2回実行委員会で決まった。
合併して名称を「信州伊那・高遠の四季展」と改め初めての開催となる今回は、第1回の委員会で、旧伊那地域の公共施設でも展示すること、前回の30会場から大幅に展示会場を減らし、一日で見て回れる会場数にすることが確認された。
メーンの信州高遠美術館の80点を含め高遠地域の4会場に230点が展示され、そのほかの会場は、伊那市西春近のかんてんぱぱホールに50点、いなっせに40点、伊那図書館に20点などとなっている。
第4回信州伊那高遠の四季展は、来年5月に作品の受付、6月に審査、8月1日にオープニングセレモニーが行われ、9月13日まで市内9会場で展示される。
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ふれあい農園で稲刈り体験
伊那市高遠町山室にある都会の人たちのオーナー農園「ふれあい農園」で4日、稲刈り体験が行われた。東京都を中心に関東地方から訪れた家族連れなど、およそ80人が稲刈りを楽しんだ。
ふれあい農園は、体験を通して都市と農村の交流を深めようと行われている。都会からの参加者がオーナーとなっていて、田植えから稲刈りまでを体験し、収穫した米60キロを持ち帰る。
始めたばかりのころは7組の応募しかなかったが、リピーターが多く、現在では50組のオーナーがいるという。
参加者らは、農事組合法人山室のメンバーから刈り方を教わりながら、稲刈りを体験していた。
農園を管理している山室のメンバーは、「来てくれた人たちが喜んで体験をしてくれているのでやりがいがある」と話していた。
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伊澤修二先生記念音楽祭へ
芸大教授が小学生を指導今月25日に開催される伊澤修二先生記念音楽祭に向け3日、伊那市高遠町の小学生が東京藝術大学の教授らの指導を受けた。
音楽祭に出演する高遠の2つの小学校の児童が対象で、このうち高遠北小学校では、音楽劇に出演する5年生が、東京藝術大学の佐野靖教授と、大学院生2人から指導を受けた。
東京藝術大学と高遠町は、高遠町出身の伊澤修二が、藝大の初代学長を務めたことが縁で交流がある。
この日は、歌うときの息の使い方を教わった。
子どもたちは、「腰のあたりを膨らませるように息を吸うこと」「息を吐くときは、遠くに飛ばす感覚で」などのアドバイスを受けて練習していた。
5年生の音楽劇は、オニヤンマと自然をテーマにしたもので、うたう歌のほとんどが、児童たちが作り、佐野教授が手を加えたものだという。
音楽祭は25日に開催され、高遠北小の児童は、高遠町文化体育館で行われる第1部に出演する。
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【カメラリポート】豆腐工房まめや
伊那市高遠町 豆腐職人 青木智さん(29)伊那市高遠町の青木智さん。10月2日の「豆腐の日」、こだわりの手作り豆腐の販売を始めた。
青木さんは大学卒業後、市内の食品会社に勤めていたが、夢だった豆腐屋になるため退職した。
その後、廃業した豆腐店を借り、この日の開店に向け豆腐作りを勉強してきた。 -
トラクター転落死亡事故
3日午前10時ころ、伊那市高遠町長藤で、道路からトラクターが転落する事故があり、運転していた男性が死亡した。
伊那警察署の発表によると、死亡したのは、伊那市高遠町長藤の北原金一さん(95)。現場は、見通しのよい生活道路で、北原さんはトラクターを運転中、沢に転落し、トラクターの下敷きになり死亡した。トラクターの近くには回覧板が落ちていたということで、それを運んでいた可能性があるが、詳しい原因は分かっていない。
上伊那農業改良普及センターによると、今年に入り、農業機械などによる死亡事故は、9月末現在で7件起きているという。
現在、秋の農作業安全運動月間で、センターでは、運転の際には路肩に寄りすぎないよう、また畦越えには注意するよう呼びかけている。
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伊那市保育料 平成21年一元化を諮問
伊那市は来年7月に旧3市町村の保育料体系を、伊那地区を基準に統一する案を保育園運営協議会に1日夜、諮問した。
伊那・高遠町・長谷地区の保育料体系の一元化については、合併協議の中で、伊那市の階層区分を基準に進めていくが、住民の急激な負担を避けるため、合併後段階的に統一していくことが決まっている。
合併3年目をむかえ、3地区がほぼ同水準の保育料となったため、改定時期は来年7月に、また階層を生活実態に合わせ21階層から13階層に整理したいとしている。
実施されれば、合併前に比べ、高遠町・長谷地区の保育料も平均では引き下げられるが、高所得者など一部の階層で引き上げとなる。
諮問された協議会では、正副会長に判断を一任することとした。答申は、来週を予定している。
なお、伊那市では、県内最低水準の保育料を目指し、平成18年度からこれまで2回の改定をしている。
全体で、一人当たり月額平均4,700円を引き下げ、高遠町・長谷地区も、階層により伊那地区と同額の保育料に引き下げている。
これにより年間でおよそ1億3千万円の財政負担があり、保育園の統合や経費の見直しによりまかなっているという。
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女子高生遺体で発見
30日午後2時8分ごろ、伊那市高遠町の白山橋下の三峰川河川敷で女子高生の遺体が発見された。
伊那警察署の発表によると、遺体で発見されたのは市内に住む17歳の女子高生で、通行人が発見し警察に通報した。
死因など詳しくは現在伊那署で調べを進めている。
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酒米美山錦刈り取り
伊那市高遠町山室の田んぼで酒米「美山錦」の刈り取り作業が始まっている。
この山あいに広がる面積およそ12ヘクタールの田んぼは農事組合法人山室が管理している。
28日は組合員がコンバインを使って、伊那市の酒蔵との間で契約栽培している酒米「美山錦」を刈り取っていた。
組合は農地を守っていこうと平成17年に発足し、稲の収穫は今年が3年目となる。
これまではコストを抑えるため、水田に直接種をまく直播きで育ててきたが、収穫量が増えることや水田の管理が楽になることから、今年は苗を植えて育てる方法に切り替えたという。
組合によると、経営は燃料代などの費用が高騰していることから厳しく、国の補助でなんとかもちこたえている状況だが、農地を守るため栽培を続けているという。
作業は10月中ごろまで続き、都会の人との交流事業、ふれあい農園での刈り取りも計画されている。
【伊那ケーブルテレビジョン】 -
高遠美術館で竹村新太郎油絵展
伊那市山寺の竹村新太郎さんの油絵展が、伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれている。
この作品展は、昨年竹村さんが全国規模の芸術家団体「一水会」の会員になった記念に企画された。
今回は竹村さんが長年のテーマとしてきた御嶽山の作品など21点を展示した。
展示作品の一つ「御嶽雪霞」は、冬の御嶽に雪が降り始める直前の様子を描いたもので、昨年の一水会展で安井會太郎奨励賞を受けている。
また、普段は冬の御嶽を描くことが多い竹村さんだが、今回は冬だけでなく、四季の移ろいとともに姿を変える様子を描いている。
油絵展ではほかにも、地元の風景や家族などを描いた作品も展示している。
竹村さんは「作品を見た方々に、御嶽の神々しさを感じていただければ」と話していた。
竹村さんの油絵展は10月19日まで、信州高遠美術館で開かれている。
【伊那ケーブルテレビジョン】 -
保育園でフラメンコ披露
伊那市高遠町の高遠第2・第3保育園で25日、保護者がフラメンコを披露した。
踊りを披露したのは、フラメンコ指導者の羽生田由佳さんら今年卒園を迎える年長児の保護者6人。
このグループは2か月ほど前に結成し、週1回、子どもたちの迎えの後に地区の武道館などで練習をしてきたという。
メンバーは、早いテンポの曲に合わせ、サパテアードと呼ばれる迫力ある足さばきを披露していた。
未満児から年長児までの全員29人がフラメンコを楽しみ、リズムに合わせて手拍子を送ったり、かけ声をかけたりしていた。
指導をしてきた羽生田さんは、「フラメンコという踊りに対して子ども達がどんな反応を示すか心配だったが、良い反応を見せてくれたので、やった甲斐があった」と話していた。
グループは今後も発表の場を設けて活動していくという。
【伊那ケーブルテレビジョン】 -
高遠ご城下燈籠祭
伊那市高遠町で23日、高遠ご城下燈籠祭が行われ、終日、多くの人で賑わいを見せていた。
高遠町総合支所近くのメーン会場「おまつり広場」では、特設ステージか設置され、高遠に伝わる伝統芸能などが披露された。
このうち、高遠小の児童でつくる高遠囃子伝承クラブは、地区に伝わる、唐子囃子と松囃子の2曲を演奏し、会場からは大きな拍手が起きていた。
この祭りは、旧高遠町が毎年7月に開催していた、高遠城下祭りと、9月に開催していた燈籠祭を一本化し、去年から行われている。
メーン会場では、このほかに食べ物を売る出店が並び、各種イベントも行われ、多くの家族連れらが祭りを楽しんでいた。
町内には、「ほおずきちょうちん」と呼ばれる赤い提灯が家々の玄関に飾られ、子供神輿や、山車が巡行し、かつての城下町の賑わいを感じさせていた。 -
高遠城址公園で戦没者慰霊祭
伊那市の高遠城址公園で24日、戦没者の慰霊祭が行われた。
今日は城址公園にある碑の前に、上伊那の遺族会など70人が集まり慰霊祭を行いました。
城址公園に明治40年代に建立された「靖国招魂碑」は、日清戦争以降の戦没者の霊を慰めようと、当時、上伊那にあった32の町と村が共同で建てた。
上伊那靖国招魂碑奉賛会の伊東義人会長はあいさつで、「戦争の悲惨さ平和の尊さを次の世代に語り継いでいきたい」と述べた。
また、上伊那郡遺族会会長の牛山敞さんは「終戦から63年。遺族として悲しい事もあったが、平和が続くよう努力したい」と謝辞をのべました。 -
高遠高校生 老人ホームにメッセージ届ける
高遠高校福祉コースの生徒が12日、敬老の日を前に、日頃お世話になっている、伊那市高遠町の特別養護老人ホーム「さくらの里」にメッセージを届けた。
代表の黒田愛里さんと下島瞳さんが、1年生の福祉コース21人分のメッセージを届けた。
1年生は6月にお年寄りと交流していて、メッセージにはその思い出や健康について書かれていた。
お年寄りは、「うれしいね。涙が出る」と話していた。
1年生は今後、施設の運動会に参加したり、卒業まで何度か実習に訪れるという。 -
高遠高校生がカヌー実習
高遠高校の生徒が9日、伊那市の高遠湖で、カヌーの実習をした。
3年生でスポーツを選択している生徒14人がカヌーを体験した。
この体験授業は、学校の近くにカヌーができる湖があることから、それを生かそうと毎年行っている。
生徒は学校のプールを使い、カヌーの乗り方や倒れた時の対処法などを学んできた。
この日はそのまとめとして、高遠湖で実習した。
様子を見ていた高遠高校の教諭は、「緊張しているのか、みんないつもよりおとなしい」と話していた。
少し慣れたところで、2キロほど三峰川を上った。どの生徒も転覆することなく順調に、20分ほどで目的地に到着した。 -
高遠小児童が高遠ばやし練習に励む
伊那市立高遠小学校の児童は、今月23日に行われる燈籠祭りに向け、高遠ばやしの練習に励んでいる。
高遠小学校には高遠おはやしクラブがあり3年生から6年生まで合わせて31人が放課後、練習を行っている。
練習では毎回、高遠ばやし保存会のメンバー達が指導にあたっている。
高遠ばやしは、江戸時代から伝わる祭囃子で、高遠町の鉾持神社の例祭にお神輿のお供をして街中を行進するはやし。
メンバー達は、リズムの取り方や、三味線の引き方などを指導。子どもたちはパートごとに練習したり全体で合わせたりと、本番に向け息の合った音色を響かせていた。
燈籠祭りは、今月23日に伊那市の高遠町で行われる。子供達は午後から町内を練り歩く。 -
過疎・中山間地域振興条例制定検討調査会が高遠町三義視察
県議会議員でつくる、過疎・中山間地域振興条例制定検討調査会のメンバーは8日、伊那市高遠町と長谷で視察をした。
この調査会は、過疎に悩む中山間地域の振興を目的とした条例の制定を検討しようと発足したもので、メンバー10人が長谷の浦と高遠町の三義の視察をした。このうち三義では、農事組合法人「山室」の代表理事・伊藤忠彦(ただひこ)さんが、組合の取り組みなどについて説明した。
この組合では、地元の酒蔵と契約し酒米をつくる取り組みや、都会に住む人が田んぼのオーナーとなり農業体験をするイベントなどを説明した。
伊藤さんは、「昔みたいに、生産する農業だけでは、生活も成り立たないし、後継者も育たない。農家も工夫をするが、今後も県など行政の支援をいただきたい」と話した。
調査会会長の木下茂人議員は、「条例の制定が必要かは、議論を重ね慎重に検討していきたい」と話した。 -
山でジョギングを楽しむ
登山道や林道などをランニングして楽しむ「トレイルランニング」の講習会が、6日、伊那市高遠町の信州高遠青少年自然の家で開かれました。
この講習会は、県内の愛好家で作る、「長野県トレイルランニング協会」が普及や知識の向上などを目的に開き、県内外から10人が参加しました。
参加者は、会場付近の林道を走り、トレイルランニングを楽しみました。
約5キロの道のりを3時間かけ走り、舗装されていない登山道を走る為の基礎知識や、体力を温存するペース配分などについて教わりました。
協会によると、「ここ数年は、専門誌などの発刊もあり、愛好家も増える、一方で、登山経験の無い初心者の事故や怪我、山の環境を守らない人等も増えている」と言う事です
会では、この講習会を通して知識や技術の向上につなげて欲しいと話してしました。
山梨県から参加した後藤和雄さんは、「山の稜線を走りたいと思い今年からトレイルランニングを始めた。正しい基礎知識を身につけ帰りたい」と話していました。
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高遠消防署新庁舎お披露目
伊那市高遠町小原で建設が進められていた高遠消防署の新しい庁舎が完成し、4日お披露目されました。テープカットなどの式典で完成を祝いました。
新しい高遠消防署は、これまでの庁舎の老朽化や伊那市との合併に伴う業務拡大で手狭になったことから建設されたもので、今年2月に着工、8月末に引き渡しとなりました。
敷地面積はおよそ2千8百39平方メートルで、延べ床面積は769平方メートル。
女性用の仮眠室が設けられている他、これまで高遠消防署にはなかった、訓練棟が設置されました。
また、通信業務が一元化され、伊那消防署からの指令が放送で署内に流れるようになり、コンピューターの画面に現場の地図が表示されるようになりました。
高遠署の管轄エリアも拡大となり、旧高遠町のほか、長谷地区、富県の新山地区と、美すず地区、手良地区の一部が担当地域となりました。
小坂樫男市長は、「出動を考えれば、素晴らしい場所に建設することができた。地域の消防、防災拠点として、住民の方々に充分答えられると思う。」と新しい施設に期待していました。
新しい庁舎は、あす午前9時から午後7時まで一般公開され、救急の日の今月9日から業務が開始されます。
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高遠町出身北原巖男さん東ティモール大使に
伊那市高遠町荊口出身の北原巖男さんは3日伊那市役所を、訪れ小坂樫男伊那市長に東ティモール民主共和国特命全権大使就任のあいさつをしました。
北原さんは、父親の転勤で県内各地に住み、中央大学卒業後、当時の防衛庁に入り防衛施設庁長官などを歴任しました。
現在61歳で、防衛庁時代に東ティモールへの自衛隊PKO派遣にかかわったことなどから、このほど東ティモール大使に就任しました。
東ティモールは2002年に独立した新しい国で、人口は100万人ほどだということです。
北原さんによりますと、治安が悪く、道路整備も遅れているということですが、国づくりに関わることができるのは、幸せなことだと話しています。
北原さんは今月9日に出発、10日に着任する予定です。
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長谷の民話、切り絵にした作品展
伊那市長谷に伝わる民話や地元の風景などを切り絵にした作品展が、30日から伊那市の信州高遠美術館で開かれています。
作品展を開いたのは、長谷の民話をテーマに紙芝居をしているグループ「糸ぐるま」代表の久保田文子(フミコ)さんです。
久保田さんは、30年前から長谷の民話をテーマに切り絵で紙芝居を作っていて、信州高遠美術館では、初めて作品展を開きました。
今回は、紙芝居で使用したものの中から、特に気に入っていると言う作品20点が出展されています。
銃で撃たれた親猿を、介抱する3匹の子猿から、親子の絆の大切さを伝える「孝行猿」や、絵馬に書かれた馬が、夜になると畑を荒らす、「お宮の絵馬」などの民話を題材にした作品が並べられています。
久保田さんは、「紙芝居のいい場面を選び展示した。じっくりと見てもらい、民話や切り絵に親しんでほしい」と話していました。
この作品展は、9月23日まで開かれています。
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高遠高校兜陵祭 30、31日一般公開
伊那市の高遠高校で文化祭、兜陵祭が、30・31日の2日間の日程で一般公開されています。
このうち。体育館下のスペースでは、書道コースと書道部の生徒らによる、巨大書道の実演が行われました。
生徒達は、畳2枚程の大きさの紙に、高さが腰まである筆を使い、漢詩の一説を書きました。
皆、全身を使い、力強い文字を書いていました。
また、美術コースと美術部の生徒達の作品を並べた教室では、紙で作った家の模型や、自由なテーマで描かれた油絵などが並べられています。
高遠高校の文化祭、兜陵祭は、明日も午前10時から一般公開される予定です。
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高遠ポレポレの丘で園児がトマト摘み
伊那市高遠町のポレポレの丘を管理する高遠花摘み倶楽部は、28日、地元の園児をトマト摘みに招待しました。高遠第1保育園と第4保育園の園児が招待されました。
第1保育園からは年長園児19人が参加し、トマト摘みを体験しました。
アーチ型に作られた棚にトマトが成っていて、園児らは、気にいった実を選んでもぎ取っていました。
植えられているトマトは6種類で、どれも最近開発された品種だという事です。
高遠花摘み倶楽部では、ハーブなど殺菌作用のある花と、野菜を一緒に育てることで、野菜を無農薬で栽培する取り組みを始めています。
匂いが強いため害虫がよりつかないマリゴールドと一緒に栽培されているため、このトマトも無農薬栽培となっています。
野菜同士を組み合わせた無農薬栽培の取り組みは、他の地域でもありますが、花と野菜の組み合わせは独自の取り組みだという事です。
園児らは、甘くておいしいと話しながら、トマトをほおばっていました。
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松澤君全国制覇祝う垂れ幕、伊那市役所に
全国高校総体棒高跳びで優勝した高遠高校2年生の松澤ジアン成治くんの快挙を祝して、伊那市役所などに垂れ幕が掲げられました。
松沢君は、7月30日に埼玉県で開かれた全国高校総体で、棒高跳びで優勝しました。
伊那市では、全国1位の快挙を祝して伊那市役所と高遠総合支所に垂れ幕を掲げました。
また、来月9日には、市長を表敬し、全国優勝の報告をするということです。
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