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「がん」公開講座
駒ケ根市の昭和伊南総合病院は17日、がんに関する市民公開講座を駒ケ根駅前ビル・アルパで開いた。約100人が集まり、同病院の外科科長林賢さんによる「がん治療における地域病院の役割」、元県警警備部長和田憲二さんによる「健康と安全」と題した講演を聞いた。
林さんは「長野県の人は病院へあまり行かない。統計によると外来数も入院数も全国で下位だ」とした上で「がんの初期には症状がない。早く発見するために検診や人間ドックを積極的に受けることが重要だ。早期発見によりかなりの人が助かる」と述べ、受診を呼び掛けた=写真。 -
中沢中割区敬老会
駒ケ根市中沢の中割区分館(竹村典明分館長)は18日、05年度敬老会を中沢公民館で開いた。招待者(73歳以上)136人のうち51人が出席し、長寿の祝福を受けた。
神楽保存会の神楽で幕を開けた演芸会ではステージ上で子どもたちのダンスや歌などが次々に披露され、お年寄りらは手拍子をしたり一緒に歌ったりしながら和やかなひとときを楽しんでいた。
中原正純市長は「寝たきりや認知症にはならないという強い気持ちで、生きがいをもって頑張ってください」と祝辞を述べた。 -
点字講座
視覚障害者のために点字翻訳などのボランティアを行っている駒ケ根点字サークル(今福富栄代表、12人)は17日、初心者向けの点字講座を駒ケ根市の高砂園で開いた。駒ケ根市や中川村の女性6人が参加し、点字の基本を学んだ。
参加者らは点字の仕組みについて、6つの点の組み合わせにより数字や50音や濁音を表現していること、パソコンと専用プリンターで点訳が簡単にできること窶狽ネど簡単な講義を受けた後、早速点字を打つ実習に挑戦。点字板に固定した用紙の裏から点筆(てんぴつ)でプツプツと突起をつくる練習をした=写真。「何だか楽しい」「この感触が気持ちいい」「これならできそう」と参加者らはそれぞれ手応えを感じている様子だった。
講座は10月15日の第4回まで開かれ、参加者らは点字についてさらに深く学んでいく。 -
セネガルのアマドゥさん「住民参加の取り組み」研修で来駒
アフリカ・セルガル共和国から、JICAカウンターパート研修で来日しているアマドゥ・サルさん(40)は21日、駒ケ根市に訪れ、中原市長を表敬訪問した。
農業・牧畜・水利省タンバクンダ維持管理センター所長のアマドゥさんは5日来日、東京や静岡県の三島で研修を受けた後、16日来駒、駒ケ根青年海外協力隊訓練所を視察、ふるさとの丘を視察し、「住民参加型行政事業手法の実践例」を学ぶ。
中原市長は、協力隊訓練所から巣だった隊員がセネガルで活躍していることや、太鼓のドゥドゥニジャールさんが指導したアフリカ太鼓が駒ケ根の地に根付いていることなどを挙げ「セネガルの平和と繁栄、日本との友好関係が深まるように」と親しみを込めて歓迎あいさつ。
アマドゥさんは「地域ならではの農業、住民がアイデアを持ち寄り、創意工夫している姿に感動した。いかに住民参加を促し、飲料水を管理していくか学び、地域の底上げにつなげたい」と期待を込めた。
タンバクンダ地区には70の深井戸があり、それぞれ管理委員会が運営しているが、日本の援助が入っている12委員会は独立採算できているが、他は飲料水の重要性の認識が低く、課題が多い。アマドゥさんは「課題解決とフォローアップに向け、行政のプログラムに、いかに住民を巻きこんでいくかを研修したい」と意欲を見せていた。 -
プレゼンテーション・コミュニケーション能力養成研究会
会員企業のレベルアップを図り、地域の産業を活性化させようと駒ケ根市の製造業者らでつくっているテクノネット駒ケ根は17日「プレゼンテーション・コミュニケーション能力養成研究会」を駒ケ根駅前ビル・アルパで開いた。会員企業から中堅社員16人が参加し、コーディネーターに迎えた喜田寛総合研究所代表・喜田寛さんの指導でビジネス能力アップの研修を受けた。
喜田さんは受講者らに「人間関係で最も大切なのはあいさつと感謝の気持ちだ」と強調し、「こんにちは」を何度も繰り返し練習させた。その上で受講者一人ひとりに3分間の自由スピーチをさせ、話し方や姿勢、態度などから各人の性格や長所・短所をズバリと指摘。「頭は切れるし人間的にも苦労しているが存在感が薄い。今のままでは何をしてもうまくいかない。目標を明確にしてやり抜け」「ひとがよすぎて相手を自分のペースに引き込めない。失敗を恐れずに迷わずやってみることだ」などと辛口の人物評を展開した。受講者らは思い当たる節があるらしく、神妙な表情で指摘を受け入れていた=写真。 -
地球温暖化防止講演会
駒ケ根市の赤穂・中沢・東伊那の3公民館は17日、地球温暖化防止をテーマにしたふるさと講座3回シリーズの第1回として講演会「省エネルギーのすすめ窶博рスちにもできる地球温暖化対策」を赤穂公民館で開いた。約40人が参加し「我慢をしないで工夫をする」省エネの方法について学んだ。
講師はエネルギーの有効利用を専門に研究している信州大工学部助教授の石川正昭さん。石川さんは温暖化の原因とされる二酸化炭素の排出を抑制する最大の重点項目として(1)昼間の電力(2)自家用車窶狽唐ー「やみくもに我慢をする必要はなく、必要なエネルギーは使ってもよい。ただし無駄使いはいけない。上手に節約して子どもたちのためにきれいな地球を残そう」と呼び掛けた=写真。
第2回講座は10月8日に、第3回は11月5日にいずれも赤穂公民館で開かれる。 -
旭光写真展
55年の歴史を持つ旭光カメラクラブ(吉村昇代表、14人)は「2005旭光写真展」を25日まで駒ケ根市立博物館で開いている=写真。会員11人がそれぞれの思いを込めて撮影した作品33点が展示されている。いずれも自然の風景や花、人物など、かけがえのない一瞬の表情を見事に切り取った力作ぞろい。
訪れた人たちは作品の美しい色彩と描写に感心した様子で、近寄ったり離れたりしながらじっくりと見入っていた。
午前10時窶伯゚後6時。入場無料。 -
坂本富子さんお手玉大会で全国優勝
「まさか、優勝するなんて。競技中は落ち着いていたが、優勝が分かった時、どきどきして、手が震えて、字が書けなかった」-。「伊那谷お手玉の会(亀山福治会長)」の坂本富子さん(67)=駒ケ根市福岡、主婦=は今月岐阜県美濃加茂市で開いたお手玉の全国大会「3個ジャグリング」一般の部で、初出場し、いきなり全国優勝した。
大会はお手玉遊びの普及活動に取り組む「日本お手玉の会」(本部愛媛県)などの主催。大会には全国各地から1800人余が参加。「2個ゆり」「3個ゆり」「3個ジャグリング」など4種目で競技。
坂本さんが優勝した「3個ジャグリング」は、両手で3個を交互に投げ上げる競技で、なかなか勝負がつかず、手の甲に乗せるなど難易度を高め、優勝を決めた。
坂本さんは「痴ほう防止と運動不足解消に」と昨年4月「伊那谷お手玉の会」に入会。亀山ちず子さんの指導を受け、めきめきと腕を上げ、大会に出場するとともに、検定も受験、3段に合格した。
亀山会長は「自分のことのようにうれしい。ほかの会員の励みになる」と喜んだ。 -
大御食神社秋の大祭
駒ケ根市の美女ケ森大御食(おおみけ)神社の秋の大祭が秋晴れに恵まれた18日、多くの善男善女が参加して盛大に開催された。呼び物のお練り行列が朝から夕方まで市内を練り歩き、夜には神社に獅子頭を奉納して五穀豊穣を祈った。神楽殿では祭典青年らによる演芸が多彩に繰り広げられ、訪れた人たちを楽しませた。
呼び物のお練り行列は午前8時の打ち上げ花火を合図に共楽園を出発。笛、太鼓の調べが響く中、今年の祭りの年番を務める赤須町の旗を先頭に塩吹き、おかめ、金時、傘打ち、榊持らが続き、浦安の舞、獅子曳き、獅子招き、獅子切らに続いて獅子が最後尾を飾った。沿道は行列を一目見ようと詰め掛けた多くの市民らであふれ返り、あでやかな衣装に身を包んだ子供たちが目の前を通ると「きれいだね」「かわいいね」などと話し合ったり、晴れ姿を収めようとカメラやビデオなどを向けたりしていた。 -
東中運動クラスマッチ
駒ケ根市の東中学校(向山健一校長)は16日、全校運動クラスマッチを行った。1年生はドッジボール、2年生はバレーボール、3年生はバスケットボールの試合をそれぞれ男・女、男女混合の数チームで戦い、クラスを越えて互いの親ぼくを深めた。
ドッジボールとバレーボールの試合は炎天のグラウンドで行われた。生徒らは「暑い」「まぶしい」などと言いながらも、元気な声を出し合いながらはつらつとボールを追っていた=写真。 -
ライオンズクラブ例会で図書寄贈
駒ケ根ライオンズクラブ(北原公和会長)は16日、第998回例会を駒ケ根商工会館で開き、手話に関する書籍20冊を上伊那南部地区聴覚障害者協会と駒ケ根手話サークルに寄贈した=写真。
贈呈式に続いて行われた交流例会で、会員らは手話サークルのメンバーらの指導により手話を学んだほか、聴覚障害者が店に買い物にきた窶狽ニいう想定でのロールプレイング(役割演技)や講話などを通じて、聴覚障害者についての理解を深めていた。 -
コンバインの下敷きで死亡
17日午後4時50分ごろ、飯島町日曽利の水田で乗用コンバインを運転していた同町鳥居原の農業小笠原房雄さん(72)が誤ってコンバインの下敷きになり、駒ケ根市内の病院に運ばれたが8時46分、急性心不全で死亡した。
駒ケ根署の調べによると、小笠原さんは乗用コンバインを運転してあぜ道から水田に入ろうとしたところ、運転を誤って約1・5メートル下の水田にコンバインもろとも転落して下敷きになった。 -
4小学校で運動会
駒ケ根市の赤穂、赤穂南、中沢、東伊那の各小学校はさわやかな秋晴れとなった17日、それぞれの校庭で運動会を開いた。児童らは大玉送り、綱引き、騎馬戦などのほか、かけっこやリレーなど次々に行われる競技に張り切って出場し、応援に訪れた保護者らの大きな声援を受けていた。
綱引きや騎馬戦など団体種目での楽しそうな笑顔とは打って変わって、各学年ごとに行われるかけっこでは、スタート順を待つ児童らの表情は一様に緊張気味だったが、号砲とともにスタートし、夢中で走ってゴールした後には、一転して満足感と達成感で輝く笑顔がこぼれていた。
訪れた保護者らは、懸命に競技に取り組む児童らの表情を残そうとカメラやビデオカメラのレンズを向けたり、頑張るわが子に届けとばかり「いけ」「そこだ」などと大きな声援を送っていた。 -
新米検査
有機米を生産・販売している駒ケ根市下平のマイ・ファーム中坪(中坪宏明代表)で16日、上伊那のトップを切って今年の新米検査が行われた。日本穀物検定協会関東支部長野出張所の御子柴邦明さんらが検査に訪れ、不安そうに見守る中坪さんの心配をよそに、水分や整粒、着色などの検査を淡々と進めた結果「すべて1等米!」と太鼓判を押した。中坪さんは「ほっとしている。今年は天候が良かったから去年と同じか少し多く収穫できた。でもちょっと出来過ぎかもしれないな」と晴れ晴れとした笑顔で話し、早速注文先への発送作業に追われていた。
検査は穀刺(こくし)と呼ばれる細長い金属製のさやを米の袋に突き刺して取った少量のサンプルの銘柄▽水分▽整粒▽着色粒▽死米▽異物窶狽ネどについて機械と目視によって調べる。最初のサンプルの水分を測定した御子柴さんは「ぴったり15%だ。これは素晴らしい。めったにないよ」と手放しで褒めていた。
県内の米の作況指数は103で平年に比べ「やや良」だという。 -
信毎販売が図書券寄贈
創業25周年を迎えた信毎販売(岩本弘社長、本社塩尻市)は記念事業として駒ケ根市に対し児童図書券20万円分を寄贈した。16日、岩本社長ら5人が市役所を訪れ「これを機会に活字に親しんでもらえればうれしい」と中原正純市長に図書券を手渡した=写真。中原市長は「児童らの教育向上のために生かしたい」と感謝の言葉を述べた。
同社は駒ケ根市のほか、営業所などのある塩尻市、飯田市、伊那市など4市1町1村に図書券を寄贈する。 -
篆刻教室受講生募集
手づくりの篆刻(てんこく)に挑戦してみませんか窶煤B駒ケ根市広小路の元木春峰堂は10・11月に開く篆刻教室の受講生を募集している。講師に伊藤たん心先生=飯田市=を迎え、未経験者にも分かりやすいよう丁寧に指導する。
教室は全4回。第2・4金曜日の午前10時窶柏ウ午。受講料は4回分で1万円(材料費別)。
問い合わせ・申し込みは元木春峰堂駒ケ根店(TEL81・6611)へ。 -
高齢者クラブグラウンドゴルフ大会
駒ケ根市高齢者クラブ連合会(池上重雄会長)は15日、第4回議長杯争奪グラウンドゴルフ大会を駒ケ根市営グラウンドで開いた。会員約120人が参加し、優勝を目指してスコアを競った。日差しは強いものの、さわやかな秋風が吹くグラウンドで「ナイスショット」の声が明るく響いた。
グラウンドゴルフはゴルフのパターを大きくしたような木製のクラブを使ってボールを打ち、各ホールの打数を競う軽スポーツ。ある程度の平坦な場所があればコースを自由に設定できるため、マレットゴルフなどに比べて気軽に楽しむことができる。
上位チームは次の通り。
(1)小町屋B(2)町3区A(3)上赤須A -
マコモ消費拡大研究会
一般家庭にはあまり馴染みのない食材マコモの普及を図ろうと駒ケ根市営農センターは15日、マコモ消費拡大研究会を駒ケ根市役所保健センターで開いた。市内のホテル、旅館、飲食店関係者ら約30人が参加し、マコモの栽培状況などについて学んだほか、マコモを使ったさまざまな料理を試食した。
講師のグリーンホテル料理長山越信治さんは「マコモはタケノコのような、ナスのような、トウモロコシのような味わい。癖がないので、工夫次第でいろいろな料理に使える」としてマコモとサザエの香味焼き、鶏肉マコモ巻き、そば団子マコモおろし仕立てなどのオリジナルメニューを紹介した。参加者らはテーブルに並んだマコモ料理を食べ比べて、その味と香りをじっくりと賞味していた。
マコモはアジア原産のイネ科の植物。黒穂菌が付いて根元の茎の部分が肥大化したものをマコモタケ(キノコではない)として食用にする。イネの転作作物として注目され、市内東伊那で約80アール栽培されている。 -
わらぞうりづくり講座
地域に伝わる文化を青年海外協力隊の候補生らに知ってもらおうと駒ケ根青年会議所(塩澤和彦理事長)国際化まちづくり委員会は15日、駒ケ根青年海外協力隊の候補生を対象にした「わらぞうりづくり講座」を協力隊訓練所で開いた。候補生ら約50人が参加し、昔ながらのわらぞうりの作り方を学んだ。
講師として指導に当たったのは、わら細工を通じて地域に貢献する活動を行う「わらじクラブ」の北原甲子三代表ら3人。北原さんは「皆さんが派遣国に行った時にこのぞうりづくりが何かの役に立つといいね」と話し、わら製よりも丈夫で外観もきれいな、細布を使ったぞうりの作り方を指導した。
候補生らは北原さんらが教える縄の巻き方などに「分からない窶煤vと四苦八苦しながらも懸命にわらぞうりづくりに取り組んでいた=写真。 -
リブサポートがデイサービスセンター起工式
NPO法人リブサポート南信州(中原茂之代表理事)は13日、12月初めに開所予定のデイサービスセンターの起工式を同市北割1区の現地で行った。関係者ら約10人が出席し、神事を行って施設の無事完成を祈願した=写真。
同センターは宅幼老所(定員10人)と身体障害者支援施設(定員未定)を併設し、リハビリ設備なども備えるほか、利用者の送迎も行う予定。建物は木造平屋、延べ床面積約200平方メートルで、建設地は同法人が運営する高齢者アパート「サポートハウス駒ケ根高原もみじ荘」の隣。
中原代表理事は「センターの建設は、アパートに入居しているお年寄りの将来の安心のために窶狽ニ思い立った。自然に囲まれた良い環境の中で、老後をのんびりと幸せに暮らす手助けができればうれしい」と話している。 -
老人大学駒ケ根市同窓会が社協に寄付
県老人大学駒ケ根市同窓会(小林俊雄会長)は13日、駒ケ根市福岡の馬見塚公園マレットゴルフ場で開いた第13回チャリティマレットゴルフ大会の開会式で、会員らの寄付金2万円を市社会福祉協議会に贈った=写真。受け取った市社協の堀勝福事務局長は「毎年のように寄付をいただき心からお礼を言いたい。浄財は社協の善意銀行に積み立て、高齢者・障害者福祉のために役立てていきたい」と感謝の言葉を述べた。
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第3回性教育講座
駒ケ根市教育委員会・性教育プロジェクト会議は13日、親のための知恵袋学習会の第3回講座を駒ケ根駅前ビル・アルパで開いた。約30人が参加し、伊那中央病院長の小川秋實さんによる講演「性の発達窶白j性のからだ」を聞いた。
小川さんは生涯を通じての男性の体の変化と性感染症などについて分かりやすく解説した。「受精は数億個の精子の中のたった1つが卵子と接合するだけなのだから、子どもが男女どちらになるのかはまったくの偶然。しかし、結果的にほぼ同数になるのはなかなか興味深い」などと話した=写真。
参加者のほとんどは女性で、気恥ずかしそうにうつむきながら聞いている姿が多く見られた。
7月に始まった講座は月に1回、1月まで全7回開かれる。10月は「性犯罪の実態とその予防」について駒ケ根警察署の生活安全・刑事課の担当者が話す予定。 -
ラブリバー天竜の日
県南部防災対策協議会(吉川光國会長)は14日「第15回ラブリバー天竜の日」として天竜川の清掃ボランティアを行った。同協議会駒ケ根地区の約30人が参加し、太田切川合流点から丸塚公園までの約2キロにわたる天竜川両岸の堤防沿いを歩いて、散乱しているごみを拾い集めた=写真。
約2時間の作業で集まったごみは、燃えるごみ3袋▽廃プラスチック類6袋▽ガラス・金属類2袋窶狽フほか、古タイヤ、ベニヤ板などの粗大ごみで、2トンダンプカーの荷台一杯となった。
久保田福美総務委員長は「捨てられているごみの量は年々減ってきている。ボランティアを続けることで少しでも不法投棄の歯止めになれば何よりだ」と話している。 -
賃金払わず書類送検
伊那労働基準監督署は14日、労働基準法違反の疑いで、伊那市西箕輪の道路貨物運送業「アート」社長(52)と、駒ヶ根市上穂栄町のパン製造業「カミセイ」社長(62)を県地方検察庁伊那支部に書類送致した。
調べによると、アート社長は、労働者11人に対し、04年8月1日から05年2月28日までの賃金合計387万400円を、それぞれの所定の支払期間である毎月末日(一部の労働者については毎月10日)に支払わなかった疑い。
カミセイ社長は労働者10人に対し、04年11月26日から05年1月25日までの賃金合計224万3718円を、それぞれの所定の支払期間である毎月末日に支払わなかった疑い。 -
中学校生徒数不均衡対策
14日、開会中の駒ケ根市議会9月定例会の一般質問で宮澤清高議員の質問に答えた中原稲雄教育長は、赤穂中学校と東中学校の生徒数の不均衡を是正する当面の対策として、赤穂中への入学予定者のうち希望者4、5人に対し、東中への入学を認めたいとする考えを明らかにした。05年度4月から導入し、同市下平に建設を計画している新中学校の開校までの間、毎年度実施していきたいとしている。新中学校は当初2010年の開校をめどに建設する計画だったが、3市町村合併が白紙となったことにより、財源の見通しが立たなくなったことから暗礁に乗り上げている。
東中の05年度入学予定者は9月現在39人。このまま入学者が増えなければ1学級となる見通し。その場合、教職員も現在の13人から3人減の10人となる。一方、赤穂中は県下一の大規模校。05年度の学級数は1増の9クラスとなる見通しで、その不均衡が問題視されている。 -
ヨーロッパ旅の思い出焼き物展
宮田村の小田切嫩子(わかこ)さんが欧州を旅行した際に買い集めた美しい焼き物や陶磁器のコレクションを一堂に集めた展示会「ヨーロッパ旅の思い出焼き物展」が駒ケ根市菅の台大沼湖畔のギャラリーKomorebi(こもれび)で19日まで開かれている。日本製には見られない色彩とデザインが新鮮なスペイン、トルコ、ハンガリー、チェコなどの皿、カップ、ポットなど約80点を展示している=写真。
小田切さんの一番のお気に入りはイスラム文化の香り漂うトルコ製のポット。「最近のトルコの品は昔に比べ、鮮やかな原色を多く使った物が多い。これもまたとても素敵ですね」と話している。「次はぜひドイツにも行ってみたい」窶煤B素晴らしいコレクションはさらに充実したものになりそうだ。
小田切さんは女子美術大卒。信州美術協会、伊那美術協会会員。
入場無料。午前10時窶伯゚後5時。問い合わせは森の喫茶店「エーデルワイス」(TEL83・3900)へ。 -
小西朝子展オープニングパーティー
駒ケ根市菅の台の駒ケ根高原美術館は10月30日まで開催中の「小西朝子展窶葱UNST(芸術)Mental(衝動)Simple(独慎)」開催記念のオープニングパーティーを11日、同館で開いた。関係者ら約40人が出席。作家の小西さんを囲んで乾杯し、個展の開催を祝った。あいさつに立った小西さんは「展示はこの10年間の作品の中からピックアップしたほか、この個展のために制作した新作もある。テーマは『不完全の美』。現在パリを本拠にしているが、完璧さを求める西欧社会の中にあって、完全でないところに美を見出すのは東洋人としての感性ゆえかもしれない」と自らの作品を評した。
個展では、パリのルーブル美術館で見たメソポタミアの彫像に感銘を受けたことから制作した「グデア王像」など彫像、絵画、写真など約70点が展示されている。
小西さんは70年東京生まれ。多摩美術大絵画科油画卒後渡仏し、パリをはじめ各地で個展を開くなど気鋭の作家として活躍中。
期間中休館なし。午前9時窶伯゚後5時30分。入館料は大人千円、大学・高校生800円、小・中学生500円(小・中学生は土曜日無料)。
問い合わせは同美術館(TEL83・5100)へ。 -
障害者施設職員研修
障害者向け施設の職員に身体機能の理解を深めてもらおうと県障害者福祉センター・障害者水泳支援センター駒ケ根「サンスポート」は11日、第2回障害者施設職員研修会を駒ケ根市の県看護大学で開いた。上伊那各地の養護学校、共同作業所、授産施設、グループホームなどの職員ら約40人が参加し、長野市の小林脳神経外科病院の理学療法士、信州大非常勤講師の牛越浩司さんの講義と実習を受けた。
小林さんは肥満と運動について「効率よく脂肪を燃焼させ、肥満防止に効果的な運動を行うとともに、栄養素の偏りのない食事が大切」と話し、「体質を変えるためには継続することが重要」と訴えた=写真。 -
小・中学生防犯ポスター審査会
県防犯連合会、県警察本部が小学4年窶白・w3年生を対象に募集した防犯ポスターの審査会(駒ケ根警察署管内)が13日、駒ケ根署で行われた。寄せられた227点の作品をアイデア、オリジナリティなどを基準にして審査した結果、県審査に送付する6点と、伊南防犯連合会賞入選作46点が選ばれた。
審査に当たったのは赤穂高校美術科教諭の宮尾千恵里さんのほか駒ケ根署の向山静雄署長、大日向明次長ら5人。審査員は「これは標語がいいね」「よく目立つ色だ」「良いポスターが多すぎて困るな」などと話しながら苦労して作品を選び出していた=写真。
県審査は10月に行われる。伊南防犯連合会賞入選作品は年末特別警戒期間中、管内の市町村を巡回するポスター展に展示される。
入選したのは次の皆さん。
◇県出品作品=桐山はるか(飯島小4)百瀬大夢(赤穂小5)林聖也(飯島小6)田中咲貴(飯島中1)松下菜美(宮田中2)川頭匠(赤穂中3)
◇伊南防犯連合会賞▼金賞=藤澤拓也(飯島小4)門平真歩(中沢小5)湯沢かりん(赤穂南小6)北澤杏奈(宮田中1)保科蘭(宮田中2)冨田実花(赤穂中3)▼銀賞=金堂茜音、芦部賢太(以上飯島小4)馬場彩乃、伊東玲菜、那須野美月(以上赤穂小5)下島仁美、前沢優圭(以上赤穂小6)亀田明希(赤穂南小6)酒井佑貴(飯島小6)佐々木亜依(赤穂中1)木下沙弥佳(宮田中1)久保口聡(飯島中2)湯沢奈央美(宮田中2)中原景、中嶋智貴(以上赤穂中3)▼銅賞=高坂道明、池上美和、小林亮輔(以上飯島小4)吉美桃子、米澤実花(以上中沢小5)原夢芽帆、小田切春香(以上赤穂小5)北原結奈(赤穂東小5)飯塚優帆(赤穂小6)北原芙那美(中沢小6)野中将大、田中みどり(以上宮田中1)横山今日子(飯島中2)松尾沙紀(赤穂中3)▼佳作=吉岡祐貴(飯島小4)竹内珠陽(七久保小5)丹羽夏輝(飯島小5)望月愛里(赤穂小5)宮下穂波(中川西小6)石口真衣(赤穂小6)竹村歩(中沢小6)池田匠太(赤穂中1)倉田廉(赤穂中2)片桐夕貴、小松由季(以上飯島中3) -
ライオンズ、スポ少がボランティア清掃
11日、駒ケ根ライオンズクラブ(北原公和会長)と駒ケ根市スポーツ少年団は市内の公園や公共施設など4カ所で環境クリーン事業を行った。ライオンズクラブ会員とスポ少団員、保護者有志ら総勢約500人が参加し、丸塚公園、すずらん公園、馬見塚公園、千寿園などに分散して、それぞれごみ拾いや草取り、植え込みの枝打ちなどに汗を流した。
文化会館周辺とすずらん公園には剣道▽バレーボール▽新体操▽陸上窶狽フ各スポ少団員約100人らが集まり、ごみ袋を片手に、空き缶やペットボトル、、菓子やおもちゃの袋、たばこの吸殻などを拾った=写真。子どもたちは「公園にごみを捨てるなんていけないよな」などと話しながら、競うようにしてごみを探しては袋に入れていた。
約1時間の作業で廃プラスチック類5袋▽燃えるごみ3袋▽金属類3袋▽ガラス類1袋窶狽ネどが集まったほか、草や木の枝は軽トラック5台分になった。