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ベトナムの子ども作製 箕輪町「もみじちゃん」携帯ストラップを町が発注
箕輪町は、県外などから表敬訪問した人達に、イメージキャラクターもみじちゃんの携帯ストラップのプレゼントを始めた。
9日は、平澤豊満町長を表敬訪問したアジアからの留学生に、もみじちゃんの携帯ストラップがプレゼントされた。
ビーズで出来たもみじちゃんの携帯ストラップは、箕輪町松島の雑貨屋「ぷちらぱん」で一つ300円で販売されている。
これは、ベトナムの貧しい子どもたちがひとつひとつ手作りしたもの。この売上を子どもたちは、学費や生活費にあてている。
子どもたちの支援活動をしている店主の戸田真理子さんは今年、町からキャラクターを使う許可を得た。
作った携帯ストラップは箕輪まつりや、現在開催中のイルミネーションフェスタで販売したところ多くの反響があった。
この取り組みを知った箕輪町では、今回ストラップ100個をまとめて購入し、県外から訪れた人たちにプレゼントする。
平澤豊満町長は、「企画もすばらしく、ベトナムの子どもさんの教育、育成に役立つので一石二鳥、三鳥にもなることを含め、町の正式なマスコットとして購入することにした」と話しました。
これを受け戸田さんは、「ストラップがこの町から全国に行くので、全国の方にこういうものを作っている子どもたちがいることが分かってもらえることが一番の成果」と話していた。 -
箕輪町来年度予算80億円前後の見込み
箕輪町の平澤豊満町長は、来年度予算について、今年度よりおよそ4億円少なくなるとの見込みを示した。8日開かれた箕輪町議会12月定例会の一般質問で答えた。
平澤町長は、景気悪化などに伴い、来年度は歳入が減るとして、総額で80億前後になるとの見込みを示した。
その上で平澤町長は、「すべての事業をしゃにむにやるのではなく、収入に見合った事業推進をしていきたい」。また、「先送りにしなければならない事業も出てくると思う。将来を見越して堅実に運営をしていきたい」と述べた。 -
泉沢常会のイルミネーション今年も
箕輪町木下の泉沢常会の住民有志が行うイルミネーションが今年も行われている。
7日は泉沢常会の住民が参加して点灯式が行われた。
泉沢常会では、毎年この時期にイルミネーションを行っていて、今年で4年目になる。
箕輪進修高校の通学路になっている事から学生達にも楽しんでもらおうと、最初は2、3軒で始まったが、年々参加する家庭が増えているという。
イルミネーションは、サンタクロースや雪だるまなど各家庭で工夫されている。
すべての家で点灯が終わった後、毎年恒例の親睦会が開かれ、住民達はイルミネーションを眺めながらトン汁などを味わった。
実行委員長の荻原省三さんは、「泉沢のイルミネーションは一軒一軒が主役。皆さんの協力で今年も素晴らしいものになった」と話していた。
泉沢常会のイルミネーションは、今月31日まで毎日点灯され、時間は午後5時半から9時まで。 -
グリーンツーリズムのウォーキングロード調査報告
「健康増進の効果期待できる」グリーンツーリズム事業の一環として箕輪町の東部地域に設定されるウォーキングロードで、体への効果を調査した信州大学の寺沢宏次教授は、「ウォーキングにより、住民の健康を増進させる効果が期待できる」と結果を報告した。
町は今年度から「農業・食・健康」をキーワードとしたグリーンツーリズム事業に取り組んでいて、ウォーキングロードの設定もその一つとして検討してきた。
今年の7月に行われた調査では、実際に町の職員7人が予定区間の5.5キロを歩き、歩く前と歩いた後の体の変化を調べた。
寺沢教授によると、ウォーキング中は脳が活性化するため認知症の予防に有効で、免疫力も上がるため病気にかかりにくくなる竏窒ニいう。
そのほかにも、生活習慣病予防などへの効果が期待できる竏窒ニしている。
設定場所も、現在検討している場所は「距離的にも景観、環境面から見ても適当」としていて、多くの人が利用しやすいよう、コースの修復などを進める必要がある竏窒ニしている。
これを受けて町では、今年度中に整備計画を立て、コースの改修工事やトイレ、休憩場所の整備を行い、来年秋ころまでに完成させたい竏窒ニしている。
また、より多くの町民に親しんでもらうため、コースのエリアを広げる予定。 -
箕輪町ボランティアセンターがオープン
箕輪町の新しいボランティア拠点施設「みのわふれ愛センター」が、7日オープンする。
6日は、記念式典が行われ、参加者が施設のオープンを祝った。
みのわふれ愛センターは、箕輪町福祉総合センターの一階部分を改築した。
これまで社会福祉協議会の事務所として使われていた場所をリフォームして、多くの人が談話できる広いスペースや調理室などを設けた。
この日は、施設の愛称の応募の中から、上位3作品の表彰も行われた。
箕輪町社会福祉協議会の柴財埜会長は、「元気のある町づくりにつながるよう、施設を有効に利用していってもらいたい」と話していた。
この後、参加者らが施設の使い初めとして交流会を開き、もちつきなどをして楽しんだ。 -
古田人形芝居定期公演
箕輪中古田人形部30周年記念箕輪町の箕輪中学校古田人形部の創部30周年を記念した古田人形芝居定期公演が6日、箕輪町文化センターで開かれた。
箕輪中学校の古田人形部は、浄瑠璃「生写 朝顔話 竏衷h屋の段」を上演した。
箕輪中学校の古田人形部は、昭和54(1979)年に発足し、今年で30周年を迎えた。
今年度の部員は19人で、古田人形芝居保存会の柴登巳夫さんや部の卒業生の指導を受けて練習している。
今回上演した「生写 朝顔話」は、目の見えない娘と武士の切ない恋物語。
生徒たちは人形を巧みに操り、気持ちを込めて上演していた。
この定期公演は、今年の締めくくりの公演でもあり、古田人形芝居保存会が数年ぶりに「絵本太功記」を上演したほか、箕輪西小学校と箕輪中部小学校の古田人形クラブも発表した。 -
伊那ケーブルテレビ12月1ch座談会は「産学官連携による人材育成」テーマに
伊那ケーブルテレビの自主放送番組1ch座談会の12月放映号は「産学官連携での人材育成」をテーマに収録した。ハローワーク伊那(伊那公共職業安定所)の野口博文所長、箕輪進修高校の荒井和人校長、伊那市教育委員会の北原明教育長がゲスト。地域産業経済誌ゴーシュの毛賀沢明宏編集長が司会を務め、厳しい経済雇用情勢の中で働く意義、素晴らしさをどう次代につなげていくか現状の取り組みを交えて意見を交わした。6日午後2時を皮切りに、12月の毎週土、日に放送する。
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箕輪西小学校展
箕輪西小学校の学校展が、箕輪町文化センターで開かれている。
毎年恒例の学校展だが、今年は箕輪中部小学校からの独立50周年の記念展になっている。
50周年記念式典のステージバックに使った作品は、児童全員が未来の自分を描いた。
記念行事の写真や記念誌の一部のほか、学年ごとに授業で作ったコルクボードやワイヤークラフトなど、児童の力作が並んでいる。
箕輪西小学校の展示は4日まで。 -
箕輪町議会12月定例会開会
箕輪町議会12月定例会が2日開会し、15議案が提出された。
一般会計の補正予算案は、5155万1000円を追加するもので、工場の設置などに対する補助金の増額およそ1238万円、箕輪ブランド開発商品化の補助金45万円など。
また、住基カードに図書館カード機能をもたせる機械の設置のため、ケーブル敷設工事費としておよそ34万円も盛り込んでいる。
箕輪町議会12月定例会は8日、9日に一般質問、15日に委員長報告、採決を行い閉会する予定。 -
民間企業の5Sを学ぶ初の研修会
箕輪町は27日夜、民間企業が取り組む整理、整頓などの5S活動を学ぶ職員研修会を開いた。
セイコーエプソン松島事業所光学事業部の梅嵜秀明)さんが、松島事業所で取り組んでいる5S活動とその成果について話した。
5Sとは整理、整頓、清掃、清潔、しつけの5つをいう。
現在大手企業などでは、この5Sをしっかり管理することが製造品の生産性を上げるために必要と考えていて、活動の輪が広がっている。
町では、この取り組みを町の運営にも取り入れたいと考え、今回研修会を企画した。
講師の梅嵜さんは、職場環境を清潔に保ち、整理整頓が進んだ結果、「製品の不良品が年々少なくなった」と話した。
また、活動を通じて従業員があいさつなどの基本的な礼儀を当たり前にできるようになったことに触れ、「企業活動は利益を上げることに追われ、人間関係もぎすぎすしがち。5S活動も本来は効率性を上げるためのものだが、社員のコミュニケーションが大切」と話した。
この研修をきっかけに、箕輪町でも5S活動を進めていく予定。 -
子ども太鼓inみのわ
上伊那で太鼓演奏をしている子ども達が一堂に集う、子ども太鼓インみのわが29日、箕輪町文化センターで開かれた。
29日は、上伊那の小学生から高校生までの14団体、およそ300人が集まり、日頃の練習の成果を披露した。
発表会は、太鼓学習をしている子ども達に交流を深めてもらい、お互いの技術向上につなげてもらおうと、上伊那教育委員会が毎年開いている。
太鼓を演奏した中で、伊那市の西春近北小学校5年かしわ組では、かけ声に合わせながら叩く、「ハイ、ハイ、ハイ」という曲を披露した。
また、箕輪町の箕輪中部小学校2年1組は、子ども達がリズムを考えて完成させたオリジナルの曲など5曲を披露した。
ある関係者は、「太鼓を通じてこれだけの子ども達が集まることはあまりない。良い交流の場になった」と話していた。 -
木下ふれあいそば祭り
打ちたてのそばを味わうことができる、ふれあいそば祭りが29日、箕輪町の木下公民館で開かれた。会場は打ちたてのそばを味わおうと多くの人たちでにぎわった。
そば祭りは、地区住民の有志でつくる木下ふれあいそばの会が毎年開いているもので、今年で9回目になる。
会では、そば作りを通して交流を深めようと休耕田を使ってそば作りをしていて、今回は収穫したそば、およそ100キロを使った。
訪れた人たちは、「打ちたてなのでとてもおいしい」とそばの味を楽しんでいた。
ふれあいそばの会の加藤正秀会長は、「日本の伝統食を通じて、にぎやかに交流することができて良かった」と話していた。 -
「ふるさと便」出荷作業
箕輪産リンゴに児童の手紙添えて箕輪産のリンゴに町内の児童の手紙などを添えて贈る「ふるさと便」の出荷作業が26日、箕輪町中原の果実選果場で行われた。
ふるさと便は、箕輪産の農作物に町を紹介する便りや絵を添えて贈るもので、箕輪町観光協会などが行っている。
この日は担当者がリンゴを詰め込んだダンボールにパンフレットや手紙などを入れる作業にあたっていた。
今回は箕輪南小学校の児童から絵が18点、作文が30点寄せられたという。
リンゴは遠くに住む友人や親戚などに贈られるということで、心温まる贈り物として喜ばれているという。
箕輪の選果場は今が出荷のピークで今シーズンはおよそ4万ケースを出荷する計画。 -
年末ジャンボ宝くじ発売
1等・前後賞合わせて3億円の年末ジャンボ宝くじの販売が、25日から始まった。
ジャスコ箕輪店にある宝くじ売り場では、販売開始とともに次々に人が訪れ、宝くじを購入していた。
今年の年末ジャンボ宝くじは、1等2億円が70本、2等1億円が140本。また、ジャンボ宝くじ発売30周年を記念した賞が100万円で7千本用意されている。
ジャスコ箕輪店にあるこの売り場では、3年前の年末ジャンボで1等が出ていて、それ以来買いに来る人が増えているという。
岡谷市から買いに来たという男性は、「30年くらい前に一千万円当てたことがある。今度当たったら、孫に分けてあげたい」と話していた。
年末ジャンボ宝くじの販売は来月19日(金)まで。抽選は大晦日に行われる。 -
箕輪ブライトプロジェクトが光のドーム製作
箕輪町商工会に加盟する企業などでつくる箕輪ブライトプロジェクトは23日、光のドームの組み立てを行った。
メンバーは去年、徳島県阿南市を訪れた。阿南市では、発光ダイオード・LEDを使ったさまざまなイベントなどを行っていて、光の町としてPRしている。
ブライトプロジェクトのメンバーが現地を訪れた際、阿南市にある光のドームを見て、箕輪町にも作りたい竏窒ニ考えるようになったという。
この日、組み立てが完了し、12月初旬に電飾を設置。12月19日に完成する予定。
メンバーは、「箕輪町も光の町となるよう、ドームを名物にしていきたい。光を通して、若者が集う活気ある街づくりをするのが夢」と話していた。
なお、ドームは太陽発電など自然エネルギーで運用する予定。 -
豪農屋敷「箕澤屋」で邦楽演奏
箕輪町沢に残る江戸時代の豪農屋敷「箕澤屋」の公開にあわせ、琴や三弦、尺八の演奏が行われた。
箕澤屋は、江戸時代に酒造りで栄えた小原家が住んでいた屋敷で、江戸時代の貴重な資料が保管されている。
信州箕澤屋の会が屋敷を管理していて、今回3年ぶり5回目の公開を行った。
公開にあわせ琴・三弦・尺八の会が演奏を披露した。
演奏したのは筝曲「黒髪」など4曲で、屋敷の雰囲気に合うよう江戸時代の曲を選んだ。
幕末に活躍した武士、勝海舟が書いたとされる掛け軸の前で厳かに演奏が行われ、訪れた人達が聞き入っていた。
また、会場には日露戦争で使われた軍服や生活用品など貴重な資料が展示され訪れた人が見学していた。 -
定額給付金について箕輪町長考え示す
国の定額給付金について平沢豊満箕輪町長は、「所得制限は無理。一律に配布する」として、所得制限は設けない考えを示した。25日の定例記者会見で質問に答えた。
定額給付金そのものについては「いいのでは」と話し、一定の評価を示した。
配布方法については「商品券のような形にすることは考えていない」と述べた。
また定額給付金の対応は、「プロジェクトチームを編成して対応しないといけないと思う」と話した。 -
箕輪町でやまなみコーラス演奏会
箕輪町の主婦らでつくる「やまなみコーラス」の、発足50周年記念演奏会が22日、箕輪町文化センターであった。
「やまなみコーラス」は、昭和34年に町公民館の同好会として発足。名前には、“どこまでも続く山並みのように”と願いを込めた。50年の間に約130人が所属し、歌や交流を楽しんできた。
この日は50年の歩みを振る返えり、初めてコンクールに出場した時の曲など31曲を披露。会場には、美しいハーモニーが響きわたり、訪れた人たちは懐かしそうに歌声に聞き入っていた。 -
福祉灯油券配布
箕輪町議会で可決箕輪町は、昨年度に引き続き今年度も高齢者世帯などに福祉灯油券を配布する。21日開かれた箕輪町議会臨時会で示され、可決した。
対象となるのは非課税世帯で、70歳以上のみの高齢者世帯、重度介護度認定者のいる世帯、父子・母子世帯、生活保護を受けている世帯、重度の心身障がい者のいる世帯。
対象高齢者の年齢については、昨年度は75歳以上だったが、対象を拡大して欲しいという要望が多くあったことなどから、今年度は70歳以上に枠を広げている。
対象世帯は、およそ600世帯。一世帯あたり500円の灯油券20枚、一万円分を配布し、予算額は600万円。
使用期限は来年3月末までで、町内のガソリンスタンドなどで使うことができる。
なお、昨年度は配布時期が12月下旬ということもあり、券の利用率は93.3%で、使い切れなかった世帯もあったという。
今年度は今月中に配布するということで、町では、「時期を早めた分たくさん利用してもらいたい」と話している。 -
箕輪町保育料を白紙諮問
箕輪町の平沢豊満町長は20日夜、来年9月以降の保育料を検討してもらうため、審議会に白紙諮問した。
この日は第1回保育料審議委員会が開かれ、平澤豊満町長が委員9人を委嘱した。
町では毎年、保育料審議委員会を設けて保育料の検討をしている。
現在町では、所得税などを基準に9階層に分け、各世帯の保育料を決めている。
今年は、去年定率減税が廃止されたため、各世帯の階層が変わり、町の保育料収入は現状で、昨年度と比べ100万から120万円ほど少なくなっている。
これに伴い、保育料基準の見直しが必要となっているが、階層区分だけ改定すると保育料の負担が増える世帯が多くなる。
そのため審議会は、階層区分の定義のほか、年齢別の保育料2つを検討し、各世帯の保育料は変えず、町の保育料収入はこれまでの水準程度まで確保できるようにしたいと考えている。
今年度の町全体の保育園運営費はおよそ7億6300万円。保護者はその3割程度を保育料として負担していて、今年度はおよそ2億3200万円になると見込んでいる。
審議会では、年内に答申できるよう検討を進める予定。 -
共同作業の家が年賀はがき販売
箕輪町地域活動支援センター箕輪町共同作業の家などは、今年から利用者が書いたイラストが描かれた年賀ハガキを販売する。
作業所の売り上げアップにつなげようと、伊那市、箕輪町、南箕輪村の共同作業の家でオリジナルの年賀ハガキを販売することにした。
利用者が書いた絵は来年の干支にちなんだ物やお正月の風物詩など10点。このうちの7点を箕輪町共同作業の家の利用者が書いている。
値段は、インクジェットハガキを持ち込めば1枚50円。ハガキとセットが100円。
年賀状に印刷される絵は、先月から制作にあたってきたという。
これまでにも利用者の絵が書かれたポストカードなども販売している。
申込み締め切りは来月24日まで。 -
箕輪町平成21年度予算編成方針説明会
一般財源減少で厳しい状況箕輪町は17日、課長や担当職員を対象にした平成21年度の予算編成方針説明会を開き、来年度一般財源が今年度に比べ約2億5千万円減少し、厳しい状況が予想される竏窒ニ報告した。
平澤豊満町長は職員を前に、「来年の町の財政は厳しい状況が予想されるが、この状況を体質強化するチャンスとし、将来に向かい盤石の態勢を築いてほしい」とあいさつし、過去にとらわれず必要な事業は継続し、メリハリを付けた予算編成にするよう職員に指示した。
箕輪町によると来年度は、景気の減退や地方交付税の削減により、町の一般財源収入額は今年度に比べおよそ2億5千万円の減少となる見通し。
歳出も、社会保障費の自然増や特別会計への繰出し金の増加などが見込まれ、歳入不足が予想されるという。
町では、来年度取り組む重要施策として▽福祉や教育の充実▽環境にやさしい町づくりの推進▽協働のまちづくり推進竏窒フためにおよそ6千万円の事業費を確保する事を挙げている。 -
収穫の秋 大根など掘り取り体験
収穫の秋を迎え、箕輪町沢の畑で15日、大根や白菜の収穫体験が行われた。
このイベントは、箕輪町北部営農組合が、遊休農地を解消し町の農業振興や地域の活性化につなげようと開いたもので、今年で2年目。
この日は親子連れらが訪れ、およそ10アールの畑に植えられた大根や白菜の収穫体験をした。
今年は、天候に恵まれたことなどもあり、野菜の出来は上々で、参加者は採れたての野菜を市価の半額程で購入していた。
会場では、この畑で収穫したジャガイモやニンジンなどを使ったとん汁や焼き芋などが振る舞われ、訪れた人たちは秋の一日を楽しんでいた。 -
温泉のお菜洗い場 利用始まる
箕輪町のながたの湯近くの広場には、今年も野沢菜を洗う「お菜洗い場」が設置され、15日から利用が始まった。
オープン初日は、箕輪町松島の白鳥久吉さん・かよ子さん夫妻が、畑で収穫した野沢菜を洗っていた。
白鳥さんは毎年、自家製の野沢菜漬を作っていて、お菜洗いは50年続く夫婦の共同作業という。
久吉さんは、「お菜洗いをすると秋も終わり、いよいよ冬の訪れを感じる」。かよ子さんは、「昔は川で洗っていたが、今は暖かい温泉で洗えるので楽になった」と、会話を楽しみながら手を動かしていた。
洗い場は5カ所あり、蛇口からはおよそ45度のお湯が出て、腰をかがめることなく作業することができる。
町では「数が限られているので譲り合い、野菜くずなどは持ち帰り、マナーを守って利用してもらいたい」と呼びかけている。
この「お菜洗い場」は来月7日まで設置される。利用時間は午前8時から午後8時まで。利用料は無料。火曜日休み。 -
箕輪町でイルミネーションフェスタ、イルミネーション準備進む
22日から箕輪町で開かれるイルミネーションフェスタの準備が進んでいる。
イルミネーションフェスタは、町の活性化をはかろうと、地元商店街の事業者や住民などでつくるみのわTMOネットワーク2004が開いているもので、今年で4年目。
今年も松島の町道6号線、センターパークまつしまを中心に飾り付けを行っている。
今年のテーマは「地球と生命パートIII縲怏F宙と龍神」。メーンは、高さ約5メートル、全長25メートルの龍となっている。
2008みのわイルミネーションフェスタは、今月22日から1月10日まで開催される。 -
県教育委員会地域懇談会
箕輪進修高校で懇談長野県教育委員会が13日、今年度から多部単位制に移行した箕輪町の箕輪進修高校を訪れ、教職員や生徒と懇談した。
矢崎和広教育委員長など8人が箕輪進修高校を訪れ、生徒や教職員のほか、箕輪町、同窓会、箕輪中学校、地元企業も参加した。
懇談会では、「行政・地元・学校が一体となって日本一の多部単位制高校を目指している。スムーズに移行でき、学校が活気づいた」との報告や、「多部・単位制はよりきめ細かい教育が求められているので、教員の人数を増やして欲しい」という要望が出されていた。
また、箕輪中学校からの進学希望者が1・5倍に増えるなど魅力ある学校として中学生に認識されつつあること、中学時代に不登校だった生徒の休みも減り、退学する生徒が減ったなどの成果があることも報告された。
今年度入学の桐生宜侑君は、「快適な環境でクラスの雰囲気もよく、自分にあった学校と感じている」。定時制生徒会長の徳田優希君は「移行して明るい雰囲気になった」、全日制生徒会長の伊藤修君は「新しい校舎が出来てよかった」と印象を話した。
課題としては、1部2部3部とそれぞれ登校してくる時間帯が違うので、部活動や生徒会活動に支障があることが挙げられた。
高校では今後、カリキュラムの見直しを行い、全校生徒が参加できる形態を模索していきたい-としている。
矢崎教育委員長は、「地域・学校・行政が力を合わせて、多部・単位制のモデルとなる学校として長野県をリードしてもらいたい」と話していた。 -
振り込め詐欺防止で八十二銀行箕輪支店に感謝状
振り込め詐欺による被害を未前に防いだとして12日、伊那警察署から八十二銀行箕輪支店に感謝状が贈られた。
この日は箕輪支店の業務グループリーダー掛川和重さんが伊那警察署を訪れ、篠田彦雄署長から感謝状を受け取りった。
箕輪支店では先月30日、町内の81歳の男性から「有料情報番組の利用料金6万5千円が未納なので振り込むように電話があった」との話を聞き不審に思った行員が箕輪町交番に通報した。
警察が事情を聞いたところ振り込め詐欺と判明し、被害を防いだ。
八十二銀行ではチェックリストをつくるなど普段から被害防止とための対応を取っているという。
篠田署長は「お客さんの様子が少しでも、おかしいと思ったら積極的に声をかけてもらいたい。」と協力を呼びかけていた。
また掛川さんは「お客さんの中には、かたくなな態度をとり、話しを聞いてくれない人もいる。警察との連携を密にして被害防止につとめていきたい。」と話した。
伊那署管内での今年の振り込め詐欺による被害は9月末現在7件。金額はおよそ800万円にのぼるという。 -
縁起物づくり始まる
箕輪町の信州縁起物製作所では、早くも正月用しめ飾りづくりが始まっている。従業員らは、慣れた手つきで玄関や神棚などに飾る縁起物作り作業に励んでいる。
作業は、来月20日ごろまで続き、最盛期には地元主婦などの手伝いのもと、30人以上で作業にあたる。年末までに合計3万個を作る予定。しめ飾りの多くは、中南信地区のスーパーやホームセンター等に出荷する。
この会社では、伊那や諏訪など地域の風習に合わせ、しめ飾りの形や使用するワラを変えており、伊那地区では青いワラ、諏訪地区では黄色く乾燥した物が好まれるという。
営業部長の大槻正春さんは、「来年も良い年であるよう願い、一つ一つ作っている。沢山の人に買ってほしい」と話していた。 -
中澤達彦木彫教室合同展
箕輪町在住の彫刻家、中澤達彦さんの彫刻教室の生徒による作品展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれている。
会場には、中澤さんが講師を務める教室「舎羅の会」の66人の作品220点が並んでいる。
展示会は4年に1度開かれているもので、今回で2回目。
教室では、一人ひとりの個性が出るよう、使う木の種類、削り方など、自由に作品づくりをしていて、会場にはレリーフや仏像など多彩な作品が並んでいる。
指導をしている中澤さんは、「4年という長い期間の中でそれぞれ技術を高めてきた。是非集大成を見てほしい」と来場を呼びかけていた。
作品展は16日まで。 -
箕輪中統合50周年記念式典
箕輪町の箕輪中学校が統合50周年を迎え、記念式典が8日、開かれた。
箕輪中学校は、昭和30年に統合し、32年に新校舎が完成してから50年が経った。
式典には生徒や保護者、地域住民らが参加して半世紀の節目を祝った。
記念事業実行委員会の平出正敏実行委員長は、「今日この日が新しい歴史づくりの第一歩となることを心から祈念します」とあいさつした。
北原秀樹校長は「生徒の夢の叶う学校として一層発展させてまいりたい」と話した。
生徒会長の寺平怜央君は、「皆さんの気持ちに応えるには、箕輪中をさらに良い学校にしていくことが大切だと思う」とあいさつした。
式典では、地域に募った寄付で購入したモニュメント時計付き放送機器やグランドピアノなどの記念品の目録も贈られた。