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箕輪町新型コロナワクチン接種のシミュレーション行う
箕輪町は4月27日に新型コロナワクチン接種が始まるのを前に12日保健センターでシミュレーションを行いました。
箕輪町は、長野県のモデルケースに選ばれていて4月27日に高齢者20人を対象に新型コロナワクチンの接種を行います。
12日は医療関係者や役場職員ら60人が参加し、対応スタッフと受診者役に分かれて、ワクチン接種のシミュレーションを行いました。
受付ではクーポン券、予診票などで本人確認を行い、当日の体温を記入していました。
ワクチン接種を行う部屋では医師が参加して、接種までの一連の流れを確認しました。
町ではワクチン接種を5月10日の週から本格的に始めます。
町内で接種の対象となるのはおよそ7700人で、そのうち5800人ほどが希望しているということです。
65歳以上の高齢者は7月いっぱいまでに接種を終わらせる予定です。
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箕輪町中曽根 権現桜見ごろに
箕輪町中曽根の権現桜が見ごろを迎えています。
権現桜は、樹齢1,000年ともいわれるエドヒガンザクラです。
高さは18メートル、幹の太さは10メートルあります。
2本の桜が合わさり1本になったとも言われていて、南と北の幹で桜の色が違うのが特徴です。
箕輪町観光協会によりますと、来週初めまで楽しめそうだということです。
また、散り終わりまで午後6時から午後9時までライトアップが行われます。
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箕輪町が公用車に電気自動車を導入
箕輪町は現在使用している公用車の老朽化に伴い、それに代わる電気自動車を1台導入しました。
3月29日は役場で白鳥政徳町長らが出席し、電気自動車の安全祈願祭が行われました。
今回導入した電気自動車は災害時に自動車の電力を使用して避難所へ給電することもできるということです。
白鳥町長は「国も電気自動車の導入をすすめている。公用車の利用だけでなく災害時の非常用電源としての対応にも期待している」と話しました。
町では充電用の専用コンセントも設置済みで、早速充電をして3月29日から使用を始めるということです。
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箕輪町年度始め式で辞令交付
市町村でも新年度が始まり年度始め式が1日に行われ新規採用職員に人事通知書が手渡されました。
このうち箕輪町の辞令交付では白鳥政徳町長から新規採用職員11人に人事通知書が手渡されました。
新規職員を代表して小澤俊介さんが宣誓書を読み上げました。
白鳥町長は「行政はコロナの影響により町民にどう寄り添えるかを常に考えなければいけない。新規職員の皆さんも責任をもって仕事に取り組んでほしい」と訓示しました。
今年度は伊那市で15人、南箕輪村で6人が新規採用されています。
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上ノ平城跡の一本桜
箕輪町南小河内の上ノ平城跡の一本桜が8分咲きとなっています。
樹齢90年以上とされる上野ノ平城跡の一本桜はエドヒガンザクラで現在8分咲きとなっています。
上ノ平城跡のシンボルとして親しまれ町の保存樹木に指定されています。
町によりますと4月10日頃まで楽しめそうだということです。
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箕輪町に火災多発非常事態宣言
箕輪町と箕輪町消防団は、町内で火災が多発していることから30日「火災多発非常事態宣言」を発令しました。
町内では今年に入り7件、3月に入ってからは4件の火災が発生しています。
町では、火災を起こさないために不要な火入れ・たき火をしないこと、コンロから離れないことなどを呼び掛けています。
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VC長野トライデンツ 1部残留決める
バレーボールのVリーグ男子1部のVC長野トライデンツの最終戦が28日に松本市で行われ、今シーズン9位となり1部残留が決まりました。
VC長野トライデンツは28日にホーム最終戦を松本市で行いました。
JTサンダースと対戦しセットカウント3―0で敗れました。
最終成績は4勝32敗でした。
10チーム中9位で順位が確定し来シーズンの1部残留が決まりました。
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箕輪町で住宅全焼
27日午後9時30分頃、箕輪町中原で住宅を全焼する火事がありました。
この火事で2人が病院に搬送され、軽いけがを負っています。
伊那警察署の発表によりますと、火事があったのは箕輪町中原の向山義和さん宅の住宅です。
午後9時30分頃向山さん宅から出火し約2時間に消し止められましたが、木造一部2階建ての住宅およそ200平方メートルを全焼しました。
この火事で、屋内にいた67歳の男性が辰野町の病院に、同じく屋内にいた64歳の女性が伊那市内の病院にそれぞれ搬送され、軽いけがを負っています。
現場は、中原公民館の北西150mの住宅街で、伊那西部広域農道の近くです。
伊那署では、室内から出火したものとみて、調べを進めています。 -
みのわテラスでオープン前にプレイベント
4月3日のグランドオープンを前に、箕輪町大出のみのわテラスでは、プレイベントとしてテイクアウト料理などを販売するイベントが27日に開かれました。
イベントは、町西部地区の飲食店らが集まり、訪れた人に地元のテイクアウト料理などを味わってもらおうと、老若男女胃袋鷲掴み市と題して開いたものです。
今回は、牛をテーマに牛肉や牛乳などを使った料理が並びました。
また、併設されている農産物直売所ファームテラスみのわから、リンゴなども出品されました。
販売開始の午前11時には行列ができ、訪れた人は店主と会話しながら買い物を楽しんでいました。
参加したある店は、「イベントを通して町が活気づいてくれたらうれしい」と話していました。
次回は4月24日(土)に箕輪町内で開かれる予定で、テーマは「心躍っちゃう料理」だということです。
なお、みのわテラスのグランドオープンは4月3日となっています。 -
生協総合ケアセンターみのわの開所セレモニー
箕輪町在住で医療ケアが必要な人が利用することができる生協総合ケアセンターみのわの開所セレモニーが22日行われました。
22日は箕輪町の生協総合ケアセンターみのわで上伊那医療生活協同組合の小林伸陽理事長と箕輪町の白鳥政徳町長らが出席し、開所セレモニーが行われました。
生協総合ケアセンターみのわは箕輪町の委託事業で、上伊那医療生活協同組合が運営します。
建物は鉄骨造の2階建てで延床面積は745平方メートルです。
看護小規模多機能型居宅介護事業所やデイサービス施設など介護・福祉の拠点となります。
看護小規模多機能型居宅介護事業所「看多機ふうりん」はデイサービス、ヘルパー、訪問介護、宿泊が可能になっています。
介護Ⅰ以上に認定された人で箕輪町在住の人が利用することができます。
登録定員は29人で現在4人が利用しているということです。
「デイサービスつむぎ」は上伊那生協病院の敷地内から生協総合ケアセンターみのわに移設されました。
定員18人がサービスを受けられるということです。
この他に、センター2階には訪問看護ステーションなど4つの事業所も入っています。
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箕輪町人事異動内示 中規模
箕輪町の4月1日付けの人事異動が19日内示されました。
56人の異動と中規模で、課長への昇格は2人です。
総務課長補佐兼人事係長の鈴木清次さんが水道課長に昇格します。
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箕輪町 アプリで情報発信
箕輪町は、メール配信サービス「もみじちゃんメール」に代わって新たにスマホアプリ「みのわメイト」をリリースしました。
こちらがそのアプリです。
町からの防災情報など各種メッセージが表示されるほか、ハザードマップ、ゴミ分別早見表を確認することができます。
町内小中学校や保育園からのお知らせなども通知されます。
文字のほかに画像を送信できるほか、防災行政無線から発信された音声情報をアプリで受信できるようになります。
アプリは町公式ホームページなどに掲載されているQRコードを読み取ってダウンロードできます。 -
コロナ対策に 花の収益金を町に寄付
箕輪町の箕輪南小学校の3年生は、新型コロナウイルス感染防止対策に役立ててもらおうと、2万2千円とシトラスリボン110個を17日箕輪町に寄付しました。
17日は箕輪町役場の中村克寛総務課長が箕輪南小を訪れ、寄付金とシトラスリボンを受け取りました。
箕輪南小の3年生は、総合学習で花の栽培に取り組んでいます。
去年7月の参観日で、アスターやマリーゴールドなどを販売し、およそ2万3千円の売り上げがありました。
子ども達は、このお金をコロナで困っている人たちに役立ててもらおうと、寄付する事にしました。
新型コロナ感染症に対する偏見や差別の防止の意思を示すシトラスリボンの事を知り、多くの人に身につけてもらおうと、クラス全員で作った110個を寄付金と共に渡しました。
中村課長は「1日も早く、コロナが収まるよう、ワクチン接種やPCR検査の補助などに使わせて頂きます。」と話していました。
箕輪南小の3年生が作ったシトラスリボンは、役場の玄関ロビーに置かれ、だれでも持ち帰る事ができるという事です。
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箕輪町・辰野町が空き地バンク協定締結
箕輪町と辰野町は、空き地の情報を登録し、利活用を希望する人へ紹介する、空き地バンク媒介等に関する協定を伊北不動産組合と16日、締結しました。
この日は、辰野町役場で締結式が行われ、箕輪町の白鳥政徳町長と辰野町の武居保男町長が、伊北不動産組合の小松英樹組合長と協定書を取り交わしました。
空き地バンク制度は、市町村の売買可能な空き地情報を、利活用を希望する人に紹介することで地域活性化などに取り組むものです。
箕輪町では、平成27年に空き家バンクに関する協定を伊北不動産組合と締結していて、今回は空き家・空き地バンク制度に関する協定として新たに結びました。
町によりますと、空き家バンクには、これまで122件の登録があり、うち88件が成約となっているということです。
協定締結により、今後は農地を除く住宅用地の紹介が可能となります。
伊北不動産組合は、物件について契約交渉などの媒介を行います。
箕輪町と辰野町での空き地バンク制度は4月1日から始まることになっています。
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公道で走行できる電動キックボード 4月2日から試験運用開始
長野県内で地域活性化に取り組む団体ローカルディガーは、公道を走行できる電動キックボードの会員制のサービスを、4月2日から始めます。
15日は、報道関係者を対象にした試乗会が市内で開かれ、代表の長谷部敬太さんが事業の概要を説明しました。
会員制サービス「たちのり」は、地域に点在する飲食店や観光スポットを電動キックボードに乗って散策してもらおうと、試験的に始めるものです。
使用する電動キックボードは、原動機付自転車扱いのため、道路で使用するには運転免許とバイク保険への加入が必要です。
価格は、1回2時間の利用で1,000円、10回の利用で5,000円となっていて、会員登録には3,000円かかります。
貸し出しは、伊那市内で1か所、箕輪町のイオン箕輪店内の藤乃園、松本市で1か所となっていて、今後随時増やしていく計画です。
地域の活性化に繋げるため、会員には飲食店などで使えるクーポン券を配信していく計画です。
会員制サービス「たちのり」の試験運用は4月2日からで、4月28日までは会員登録が無料となっています。
問い合わせ先 info@tachinori.jp -
箕輪町でテイクアウトマーケット
密を避けドライブスルーで地元飲食店の料理が購入できるテイクアウトマーケットが14日、箕輪町役場駐車場で行われました。
14日は、訪れた人たちが車に乗ったまま料理を買い求めていました。
町内を中心に16店舗が、21種類、およそ570食を用意しました。
入口で整理券を受け取った後、駐車場内のテントで注文と会計を行い、商品が渡されます。
テイクアウトマーケットは、コロナ禍で売り上げが落ち込んでいる飲食店と、外食をしたくてもできない人たちを繋げようと町内の飲食店有志でつくるみのわACTIVITY協会が初めて企画しました。
人と人の接触を避けるためドライブスルー方式で行われました。
正午から販売開始の予定でしたが、多くの人が訪れたため30分ほど開始時間を早めました。
14日はおよそ450食が売れたということです。
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箕輪町テイクアウトマーケット開催
「みのわACTIVITY協会」は箕輪町内の飲食店など16店が出店するテイクアウトマーケットを14日に箕輪町役場駐車場の特設会場で開催します。
11日は箕輪町商工会館で会見が開かれました。
箕輪町内などの飲食店でつくる「みのわACTIVITY協会」は14日に町役場駐車場の特設会場でテイクアウトマーケットを開催します。
箕輪町内など16店の21種類の弁当をドライブスルー方式で購入することができます。
価格は税込み700円から2,500円となっています。
車以外で来た人も、入り口で番号札をもらうことで購入できます。
販売する商品はみのわACTIVITY協会のテイクアウトマーケット ホームページからご覧いただけます。
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箕輪町で住宅全焼
10日午後5時頃箕輪町大出で住宅を全焼する火事がありました。
この火事によるけが人はいませんでした。
伊那警察署の発表によりますと火事があったのは箕輪町大出の田中幸一さんの住宅です。
火は午後7時に消し止められましたが木造一部2階建ての住宅が全焼しました。
この火事によるケガ人はいませんでした。
伊那署では出火の原因について調べを進めています。
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高齢者の75%がワクチン接種希望
箕輪町が65歳以上の高齢者を対象に行った新型コロナウイルスのワクチン接種の意向調査によりますと75%が接種を希望していることがわかりました。
これは8日に町役場で開かれた町議会一般質問で白鳥政徳町長が議員の質問に答えたものです。
町は2月に町内の高齢者約7,700人に意向調査を行いました。
このうち接種を希望する人は5,749人で75%、検討中は762人で10%、希望しないは261人で3%、
未回答が920人で12%でした。
町では集団接種と診療所での個別接種を併用して行い5月のゴールデンウイーク明けから高齢者の接種を2か月ほどかけて行い一般は7月ころからを予定しています。
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箕輪北小と中部小 テレビ会議で授業交流
箕輪町の箕輪北小学校と箕輪中部小学校の児童は、テレビ会議システムを使い、遠隔で英語授業交流を5日に行いました。
箕輪北小学校の6年1組は、中部小の6年2組と交流しました。
2人1組で1台のパソコンを使い、名前や好きなスポーツ、中学校でやりたいことなどを画面の中部小の児童に伝えていました。
箕輪町の小学校でテレビ会議システムを使い、子ども達が他の学校と交流するのは、今回が初めてだという事です。
箕輪町教育委員会では、今後、小学校の他、中学校も加えた交流を行っていきたいとしています。
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平均年齢83歳 体操教室
参加者の平均年齢が83歳の体操教室が箕輪町の木下公民館で開かれています。
参加者は、コロナに負けじと元気に体を動かしています。
教室には、25人が参加しています。
始めに転倒予防策として椅子に座わりストレッチをします。
その後、演歌などの曲に合わせて体を動かします。
指導しているのはエアロビクスグループ「パッション」代表で南箕輪村の今井愛子さんです。
今井さんは、辰野町から飯田市まで、上下伊那で80の教室を開いています。
木下の体操教室は今年で21年目で参加者のほどんどが教室が始まった当時から続けています。
25人の平均年齢は83歳です。
メンバーのうち90代が2人います。
荻原喜代子さん93歳
岩崎八江子さん90歳です。
声を出してたくさん笑うことが健康の秘訣だと今井さんは話します。
去年は、コロナの影響で3か月ほど休止期間がありましたが、6月から感染防止対策をとって教室を再開しました。
発表の場も無かったということで、今年は練習の成果を地区の文化祭で披露したいと意気込んでいます。
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箕輪町で下草火災
箕輪町で28日、下草を焼く火事がありました。これによるけが人はいませんでした。
伊那警察署の発表によりますと28日午後4時頃、箕輪町大出の畑で下草約18平方メートルと立木2本を焼く火事がありました。
この火事によるけが人はいませんでした。
伊那警察署では、たき火をしていた火が広がったものとみて調べを進めています。
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ファームテラスみのわ内覧会
4月3日のグランドオープンを前に、箕輪町大出にある農産物直売所「ファームテラスみのわ」の内覧会が25日開かれ、地元農家や生産者などが集まりました。
この日は、地元農家など約200人が訪れ、施設を見学しました。
ファームテラスみのわは、旧「にこりこ」の倍となる延べ床面積660平方メートルで、冷蔵設備や商品を陳列する棚などを備えています。
荷受け室や商品を包む梱包室も備えているほか、施設内に精米機を設置して、米の量り売りにも対応しています。
取り扱う商品は、農産物全般で、手芸品なども販売されることになっています。
また、テラスからは、南アルプスの山々を一望できるようになっていて、訪れた人は景色を楽しみながら買い物をすることができるようになっています。
またこの日は、内覧会に合わせ農家などを対象にした生産者大会も開かれました。
箕輪町からファームテラスみのわの指定管理を受けたJA上伊那の小林富夫専務理事が「箕輪や辰野を中心に、新たな直売所の拠点として、多くの人に農産物を提供していきたい」と挨拶しました。
白鳥政徳町長は「地元を中心に、多くの人が訪れ、賑わう場所にしてほしい」と話していました。
農産物直売所ファームテラスみのわのグランドオープンは4月3日となっています。 -
障害のある子どもたちの表現の場 開所へ
伊那市の井口萌さんは、障害のある子どもたちが演劇やダンスなどの表現を楽しめる放課後等デイサービス「プレイハウスつみき」の開所に向け準備を進めています。
箕輪町木下の拠点となる建物で井口さんらが改装作業をしていました。
井口さんは、高校卒業後、東京の劇団が運営する学校に通い、2007年から2019年まで障害者の自立生活をサポートする辰野町のNPO法人に勤めていました。
井口さんは、障害のある子どもたちと演劇を楽しむ機会を作りたいと、「プレイハウスつみき」を開設することにしました。
去年12月に運営会社を設立し、木下の一軒家を借り開所に向け準備を進めています。
障害のある小学生から高校生までが対象で、年に1か2回発表をする予定です。
プレイハウスつみきは5月からの開所を予定しています。
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日本熊森協会が箕輪町長と懇談
一般財団法人 日本熊森協会の中澤千夏志長野県支部長らが箕輪町の白鳥政徳町長と懇談しました。
15日は日本熊森協会の中澤支部長ら9人が箕輪町役場を訪れ白鳥町長と懇談しました。
日本熊森協会は熊などの野生動物がすむ森の再生に取り組んでいます。
中澤支部長は「熊はエサとなるドングリが実をつける広葉樹を増やすことで熊の生息地ができ里山に降りてこない」と話していました。
白鳥町長は「熊が里山に出てきたときに住民の安全をどう守るか。子どもたちが通学するときは鈴を持たせたりしている」と話しました。
箕輪町は去年1年間で熊の目撃情報が5件あったということです。
日本熊森協会長野県支部では自治体と協力して熊による農作物や人への被害を減らしていきたいとしています。
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箕輪町 新年度予算案95億円
箕輪町は総額95億円の来年度の一般会計当初予算案を17日発表しました。
新型コロナウイルス感染症対策を図ると共にアフターコロナを見据え、子育てや教育に重点を置いた予算となっています。
17日は役場で白鳥政徳町長が来年度予算の概要を説明しました。
来年度の一般会計当初予算案は、木下保育園の建設事業などで過去最高だった今年度と比べ12億円少ない95億円となっています。
主な新規事業は、コロナ禍での経営基盤強化目的に町内飲食店の業態転換や雇用対策などに対して補助する新型コロナウイルス感染症危機突破支援金事業に300万円。
小中学校への入学祝い金として一人1万円を贈る事業に440万円。
新たに婚姻した世帯へ引っ越しや家賃の一部を30万円まで補助する事業に600万円。
若者や子育て世帯へ向けた動画やパンフレットの作成に150万円。
デマンドタクシーの実証実験に1千万円などとなっています。
新型コロナの影響で歳入では町税が今年度と比べ4億円減少の29億4千万円となる見込みです。
町では財源不足により予定していた町民体育館の耐震化や一部の道路の舗装工事の実施を先送りしました。
来年度の一般会計当初予算案は、来月1日に開会する町議会3月定例会に提出される事になっています。
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箕輪町総合教育会議でICT教育活用授業見学
箕輪町の箕輪北小学校でICTを活用した授業が8日行われ、白鳥政徳町長らが見学しました。
8日に箕輪北小学校4年生の社会科の授業が行われ児童が町の土砂災害の危険性を知らせるチラシをパソコンを使用して作りました。
箕輪町は2014年からICT教育に取り組んでいます。
白鳥町長や小池眞利子教育長、教育委員会の委員が見学をしました。
社会科の授業の中で児童たちは集めた資料などを参考にしてパソコンに入力作業をしていきました。
チラシには避難する際に持ち出すものの案内などをのせていました。
授業の後に開かれた会議で小池教育長は「ICT教育では子供の個別の学びだけでなく、教職員の活用スキル向上も図っていきたい」と話しました。
町では今後ハード、ソフト、人材が一体となったICT教育の環境整備をすすめたいとしていて来年度、支援員を設置するほか、国のデジタル教科書実証事業に参加予定ということです。
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森下容子さんイラスト展「子供たちの四季」
箕輪町木下のイラストレーター森下容子さんのイラスト展「子供たちの四季」が、町文化センター展示ホールで開かれています。
会場には、森下さんの描いたイラスト55点が並んでいます。
30年前の初期の作品から、近作まで出品しています。
子供たちの四季をテーマに、1年間の季節の草花とともに子どもたちが遊ぶ姿が描かれています。
もともと、勤め先の社内報の表紙として描いていたということで、それぞれの絵には森下さんのコメントも付けられています。
また、木下北保育園や、花桃街道、赤そばの里など、箕輪町内のお気に入りの場所を描いた作品もあります。
森下容子さんのイラスト展「子供たちの四季」は、18日木曜日まで、箕輪町文化センター展示ホールで開かれています。
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親子が木のおもちゃに触れる
親子が木のおもちゃに触れて楽しむイベントが箕輪町の子育て支援センターいろはぽけっとで12日、行われました。
会場には、50種類の木のおもちゃなどが置かれ、子どもたちが自由に遊んでいました。
イベントは、親子で一緒に楽しみながら木のぬくもりを感じてもらおうといろはぽけっとが開いたものです。
おもちゃは、東京都の東京おもちゃ美術館が貸し出しているものと、講師でおもちゃコンサルタントの資格をもつ箕輪町の岡佐智子さんが手作りしたものが用意されました。
これは、岡さんがヒノキで作ったボールゲームで、ビー玉を上から転がして遊びます。
岡さんは「ひとつのおもちゃでたくさんの遊びができます。小さい頃から木のもっている良さを五感で感じてもらいたい」と話していました。
毎年人気のイベントで、今日は20組の親子が訪れました。
おもちゃで遊ぶイベントは、13日も午前9時から正午まで箕輪町の子育て支援センターいろはぽけっとで開かれます。
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出野憲司さん方言講座開催
上田市出身の方言研究者、出野憲司さんの方言講座が1月21日箕輪町の文化センターで開かれました。
出野さんは伊那西高校の校長で、方言について研究しています。
出野さんは講座で「壁に寄りかかる」を「壁にうつかる」と言うのは中信、南信に多い方言で、東信では使われていないと話していました。
他に北信では、人を買い物に誘うときなどに「買い物に行くしない?」と言い、1940年頃に須坂市で使われだしたもので、他の地域では使われていないと説明していました。
講座は今回が2回目で、会場にはおよそ50人の人が来ました。