-
台風19号の被害木を譲与
10月12日の台風19号により箕輪町のながた自然公園で倒れたアカマツなどが8日住民に無償で譲与されました。
倒れた木は箕輪町のながた自然公園駐車場に集められ訪れた住民が軽トラックに積み込んでいました。
台風19号の影響により、ながた自然公園ではおよそ100本が倒れたということで箕輪町では地権者の承諾を得たのち470万円ほどをかけて木の伐採と運び出しを行いました。
集められた木は直径20センチから40センチほどのアカマツなどでチェーンソーを使い短くしてから持ち帰る人もいました。
町によりますと8日午後4時現在まだ木は残っていて無くなり次第譲与は終了するということです -
競歩メダリスト 荒井さん体力づくり教室
リオデジャネイロオリンピックの50km競歩銅メダリストの荒井広宙さんの陸上・体力づくり教室が7日箕輪町のながたドームで開かれ、子どもたちがメダリストから練習の仕方を学びました。
リオデジャネイロオリンピック50キロ競歩銅メダリストの荒井広宙さんです。
7日は参加者と一緒に歩き、競歩の歩き方を紹介しました。
荒井さんは「手と足が連動するように歩きましょう」と指導していました。
荒井さんは、小布施町出身の31歳で、リオデジャネイロオリンピックの50km競歩銅メダリストです。
荒井さんの高校時代の陸上部の顧問が箕輪町出身ということが縁で、箕輪町教育委員会が荒井さんを招き教室を開いたもので、去年に続き2回目です。
教室では、ストレッチのしかたや体の動かし方なども紹介され、参加者と荒井さんが一緒に行いました。
教室には、箕輪町を中心に、小学生から80代まで81人が参加しました。
-
箕輪町 松本山雅のホームタウンに
サッカーJ1・松本山雅FCのホームタウンに、南信では初となる箕輪町が承認され、5日役場で調印式が行われました。
調印式では、箕輪町の白鳥政徳町長と株式会社松本山雅の神田文之社長が確認書を取り交わしました。
山雅が地域リーグで活動していた2009年に、箕輪町で小中学生を対象にした体験教室が開かれ、その後スポンサーの募集が開始されました。
町内では3社がオフィシャルスポンサーとなり、2013年にはその3社を中心に「山雅後援会南信州支部」が設立されました。
南信州支部では、サッカーの講習会やサポーターの交流会などを開き、南信地域からもクラブを盛り上げようと活動してきました。
先月18日に開かれたJリーグ理事会で、松本山雅の新たなホームタウンに箕輪町が承認され、ホームタウンは9市町村となりました。
調印式には、山雅のマスコットキャラクターガンズくんと箕輪町のイメージキャラクターもみじちゃんも駆け付けました。
神田社長とガンズくんからは、タイアップフラッグとユニフォームが町に贈られました。
今後は、サッカーを含めたイベントや町内で行われる祭りなどで交流をしていくということです。
なお、7日に松本市のアルウィンで行われるシーズン最終節のセレモニーには白鳥町長が出席する他、箕輪町のブースも出展する予定です。 -
木下保育園 住民説明会
園舎の老朽化などにより箕輪町の木下北保育園と木下南保育園を統合し、新たに建設する木下保育園の地元説明会が3日箕輪町内で開かれました。
説明会には住民およそ60人が出席し町の担当者が施設の概要を説明しました。
木下保育園は北城住宅団地の西側に建設される予定で敷地面積は12,500平方メートル、延床面積は2,800平方メートルです。
建物は鉄骨平屋建てのコの字型で、保育室は全部で15部屋設置され定員は195人です。
園舎の建設は来年10月から始まり、開園は令和4年4月を予定しています。
住民からは、保育園の開園により送り迎えの車が増えることが予想される事から、安全対策についての意見が相次いで出されていました。
白鳥政徳町長は「開園に向け行える対策を図りながら、みなさんといっしょに愛される保育園を作っていきたい」と話していました。
箕輪町では、今後、保護者を対象にした説明会を開催する事にしています。
-
箕輪町議会12月定例会開会
箕輪町議会12月定例会が2日開会し、2億5,000万円を追加する一般会計補正予算案など20議案が町側から提出されました。
補正予算案の主な内訳は、木下保育園用地造成工事に1億1,400万円、にこりこキッチンたべりこ一帯のリニューアル詳細設計業務委託料に800万円、台風19号で被災した、萱野高原へ続く林道峰山線の復旧に1,430万円などとなっています。
今議会ではほかに、にこりこキッチンたべりこの飲食店部門の指定管理者を箕輪町の有限会社山彦化成工業とする議案が提出されました。
現在は、みのわ振興公社が指定管理者となっています。
期間は令和2年1月1日から令和5年3月31日までとするものです。
町議会12月定例会は、9日と10日に一般質問、16日に委員長報告と採決が行われます。 -
野球少年が中学校で体験入部
箕輪町内の少年野球チームに所属する小学6年生の体験入部が30日箕輪中学校で行われました。
体験入部をしたのは町内の軟式野球チームに所属する6年生16人です。
箕輪中学校野球部の保護者会が競技人口が減少するなか、中学や
高校に進んだあとも野球を続けてもらおうと企画したものです。
箕輪中学校野球部には女子を含む25人の部員がいます。
小学生は中学生とペアを組みキャッチボールをしていました。
セーフティーバントの練習では構え方などについて中学生から指導がありました。
体験入部には箕輪進修高校野球部の部員も駆け付けました。
箕輪中学校野球部保護者会では「競技人口の底辺拡大や技術向上により箕輪町から野球を盛り上げていきたい。」と話していました -
白鳥町長 政策について自己評価
箕輪町の白鳥政徳町長は、今年1年間の町づくりの政策について「来年度以降の大きな事業への準備期間として進めてきたが、人口維持や人・モノ・仕事の施策について一定の前進があった」と報告しました。
政策に掲げている48項目のうち、実施済みまたは具体的な成果が表れているとしたものは3項目。
取り組み中で進捗状況が高いものは11項目。
取り組み中は30項目。
未実施は4項目としています。
実施済みまたは具体的な成果が表れているものについては、安全安心パトロール、健康づくり推進条例の制定などを挙げています。
未実施の項目については、リニア中央新幹線や三遠南信自動車道の開通を見据えた地域づくり、6次産業化の推進などを挙げています。
また、町の課題については、人口減少と自然災害に対する備えの2つだと話しました。 -
来年度 中央道高速バス箕輪バス停駐車場有料化へ
箕輪町は、来年度から中央道高速バス、箕輪バス停の駐車場を有料化することを決めました。
これは、25日に開いた定例記者懇談会で白鳥政徳町長が明らかにしたものです。
中央道箕輪バス停は、第1駐車場から第4駐車場まであり、現在はおよそ100台分が無料となっています。
伊那市や辰野町など近隣市町村のバス停駐車場が有料化していることから、箕輪バス停も有料化を決めました。
今後は、来年度の予算編成時に1日単位や月極の料金などについて検討していくということです。 -
井上さん 総務大臣感謝状受賞
長年にわたり、明るい選挙推進協議会委員や選挙管理委員会委員長を務めたとして、箕輪町木下の井上彦七さんに総務大臣感謝状が贈られました。
20日は井上さんが箕輪町役場を訪れ、白鳥政徳町長に受賞の報告をしました。
井上さんは平成20年から箕輪町明るい選挙推進協議会の委員を務めると共に、箕輪町選挙管理委員会の委員、箕輪町選挙管理委員会の委員長を務めてきました。
今回の表彰は、選挙制度130周年を記念して、国が功績のあった全国の647人と一団体に感謝状などを贈りました。
白鳥町長は「今まで町に貢献してくださり、ありがとうございました」と感謝していました。
県内では井上さんを含め、9人に総務大臣感謝状が贈られました。
-
長田保育園に県産材ベンチ
森林税を活用し、箕輪町の長田保育園に県産材で作られたベンチなどが21日贈られました。
子どもたちは保育士の掛け声と共に、宮田村のヒノキの間伐材で作られたベンチや積み木などに駆け寄っていきました。
製作者は宮田村で木工業を営む三浦敏夫さんです。
三浦さんは園児たちに木の皮と内側の色の違いや、年輪について話をしました。
今回の取り組みは、県の森林税を活用した「子どもの居場所木質空間整備事業」として行われたものです。
県散財箕輪町では長田保育園の他、松島保育園、木下南保育園にもベンチなどが贈られます。
-
伊北IC 強盗想定し防犯訓練
箕輪町の伊北インターチェンジで強盗を想定した防犯訓練が20日行われました。
訓練は、料金所の自動精算機から職員が釣銭を取り出す作業中、車で来た犯人が金を奪い逃走するという想定で行われました。
犯人役の警察官は車を降りると、拳銃や刃物とみられる物で脅し、袋ごと金を奪い逃げました。
対応した職員は直ぐに事務所に行き、警察に通報しました。
その後、防犯カメラの録画映像で犯人の服装や車のナンバー、車種を確認していました。
警察官が到着すると、犯人の特徴や状況を伝えていました。
20日はこの他に水入りカラーボールを車や犯人役の警察官に投げる訓練をしました。
この防犯訓練は中央道を管理するNEXCO中日本と料金所を運営する子会社の中日本エクストール名古屋が毎年、行っているものです。
中日本エクストール名古屋が管轄する中津川から伊北までの8つのインターチェンジでは、開通以来これまで強盗事件は発生していないという事です。
-
正月飾りづくり 最盛期
正月を迎える準備が本格化しています。
箕輪町の信州縁起物製作所では、正月飾りの製作作業が最盛期を迎えています。
乾燥させた稲わらを、専用の機械に入れて動かすと、正月飾りをつくる上で重要な、三つ編みができあがります。
箕輪町沢にある信州縁起物製作所では、現在飾りづくりが最盛期を迎えていて、19日は従業員10人が作業にあたっていました。
信州縁起物製作所では、中南信地域の大型店から個人商店まで70店舗と取引をしています。
使う稲わらは箕輪町内で自社で栽培していて、300坪の田んぼ4.5枚分に相当するということです。
つくっている飾りは全部で 10種類以上ありますが、大槻清子代表によると、同じ長野県内でも地域によって人気のある飾りが違うということです。
大槻代表は「塩尻、大町、明科の方面は三つ編みにした稲わらから数本下に出たタイプのもの。上伊那地域は飾りのたくさんついた派手なもの。飯田地域はシンプルなものなど違いがある。今年はわらの出来も良いので良い物ができている。必死でつくりたいと思います」と話していました。
12月中旬までは大型店向けの、その後は個人商店向けの飾りづくりが行われ、作業は年末まで続くということです。 -
箕輪町 松本山雅ホームタウンに
箕輪町のサッカーJ1・松本山雅FCのホームタウン化が、18日に開かれたJリーグ理事会で承認されました。
松本山雅によりますと、18日に開かれたJリーグ理事会で箕輪町のホームタウン化が承認されたということです。
南信地域では初のホームタウンとなりました。
12月5日には調印式が行われることになっています。 -
箕輪町文化センターでキャリア教育フォーラム
箕輪町のキャリア教育について考える、キャリア教育フォーラムが、町文化センターで12日に開かれました。
フォーラムは、町教育委員会や、町内の事業所の関係者などでつくる「キャリア教育推進協議会」が開いたものです。
フォーラムでは、町内の小学生中学生らが活動の成果を発表しました。
箕輪南小学校の児童は、県指定の史跡福与城跡について学んだことを劇にして発表しました。
箕輪中学校の2年生は、職場体験で学んだことを発表しました。
美容院に行った生徒は、「髪の毛を切るだけでなく、お客さんの対応の仕方なども学ぶことができた」と話していました。
小池眞利子教育長は、「それぞれの活動を通して地元への思いが育まれる。これからの学習に活かしてほしい」と話していました。
フォーラムは、箕輪町のキャリア教育をさらに充実させようと開かれたもので、今年で6回目です。
-
箕輪西小4年生が上伊那産の木材で本棚作り
箕輪町の箕輪西小学校の児童は11日、上伊那産の木材を使って本棚を作りました。
この日は、箕輪西小の4年生15人が本棚作りをしました。
組み立てに使った木材は、上伊那で間伐されたもので、アカマツとスギです。
箕輪西小では、森に親しみ自然環境への理解を深める、みどりの少年団の活動をしていて、本棚作りはその一環として行われました。
子どもたちは、活動をサポートしている地元の住民有志や、上伊那森林組合のメンバーに教わりながら、釘を打って組み立てていました。
釘を打つときには、はじめはトンカチの平らな方を使い、仕上げに丸い方を使うことがポイントだということです。
活動をサポートしている上古田団地推進協議会の唐澤千洋会長は、「こうした経験を通して、山を大事にしなくてはいけないという思いを持ってもらいたい」と話していました。
この日作った本棚は、子どもたちが家に持ち帰ったということです。 -
ながたの湯の西側にお菜洗い場オープン
温かい温泉のお湯を使ったお菜洗い場が、箕輪町のながたの湯西側の駐車場に16日、オープンしました。
訪れた人に、温泉のお湯で野菜を洗ってもらおうと箕輪町が毎年無料で提供しています。
お菜洗い場の設置は、来月8日までで、時間は午前8時から午後8時までです。
毎週火曜日は休みとなっています。
-
万引きで箕輪町の48歳の女を逮捕
伊那警察署は、箕輪町内のドラッグストアで化粧品など33点を万引きした疑いで、町内に住む48歳の女を16日に逮捕しました。
伊那警察署の発表によりますと、逮捕されたのは箕輪町の無職小嶋みどり容疑者48歳です。
小嶋容疑者は、きのう午後5時頃、町内のドラッグストアで、販売価格4万4,000円相当の化粧品など33点を盗んだ疑いです。
店からの届け出を受けた伊那署が捜査を行い、16日の午前1時10分に逮捕しました。
調べに対し、小嶋容疑者は容疑を認めているということです。 -
箕輪町の消防署員が秋の火災予防運動
秋の火災予防運動に合わせて、箕輪町のイオン箕輪店で12日、箕輪消防署員が啓発活動をしました。
この日は、箕輪消防署員が買い物を済ませた客に火災予防のメッセージが書かれたトイレットペーパーを渡していました。
また、火災の原因や火の元の注意を促すチラシも手渡していました。
箕輪消防署によりますと、箕輪管内では今年に入って9件、上伊那では12日の午後3時現在、89件の火災が発生しているということです。
この時期の主な火災の原因は、ストーブやこたつなどの暖房器具によるものが多いということで、署員は注意を呼び掛けていました。 -
箕輪町の身近な文化財を巡るイベント
箕輪町の身近な文化財を巡るイベントが10日、町内で開かれ、参加者が文化財について学びました。
この日は、町内から10人が参加し、松島神社本殿などの文化財を巡りました。
町郷土博物館職員がガイドを務め、見どころなどを説明していました。
参加者は、建物に使われている木の材質や時代背景について質問したり、カメラで写真を撮ったりしていました。
その後参加者は、妙音寺楼門を訪れ、楼門の作者についてなど説明を聞いていました。
イベントは、町郷土博物館の文化財の特別展に合わせて開かれたものです。
町郷土博物館では、「町にある宝物を、実際に足を運んで見て、その価値を確かめてもらいたい」と話していました。
-
もみじ湖でウォーキング&フェスティバル
箕輪町の箕輪ダム、もみじ湖で第4回もみじ湖夢ウォーキングが2日、行われました。
この日は、町内外からおよそ290人が参加し、スタートの合図とともに歩き始めていました。
もみじ湖夢ウォーキングは、上流の末広広場を発着点に、箕輪ダムを回る一周9キロのコースを歩きます。
参加者は、もみじ湖周辺の紅葉を楽しみながら、自分のペースで歩いていました。
また、箕輪ダムのイベント広場では、もみじ湖フェスティバルが行われました。
会場には、東箕輪を中心とした地元農家の軽トラ市や、屋台などが並び、訪れた人が新鮮野菜などを買い求めていました。
もみじ湖フェスティバルは、去年までの、もみじ湖夢まつりの実行委員会が高齢化により解散したところ、30代から40代の地元有志が復活させようと企画し、今回の開催にこぎつけました。
フェスティバルは、多くの家族連れなどで賑わっていました。
-
箕輪北小児童 台風リンゴ販売
箕輪町の箕輪北小学校の3年2組の児童は台風19号で被害にあった果樹園のリンゴを7日ベルシャイン伊北店で販売しました。
3年2組の児童が販売したのは、リンゴ学習を行っている箕輪町沢の果樹農家 髙田知行さんの畑で収穫されたものです。
販売開始の午前10時には、およそ20人が並び、さっそくリンゴを手にとり買い求めていました。
3年2組では6月から髙田さんの協力のもと、リンゴ学習を行ってきました。
しかし、先月の台風19号により髙田さんの畑では木が倒れ、収穫前のリンゴおよそ3トンが落下する等被害があったという事です。
被害を知った子供たちは、何か手伝いができないかと考え、髙田さんのリンゴを売ることにしました。
おとといから選別や袋詰めを行い、準備をしてきたという事です。
「台風リンゴ」と命名し、一袋一キロ入り500円で、およそ200袋用意しました。
袋の中には、子ども達が書いた料理のレシピを入れました。
販売開始から30分。最後の一袋が売れました。
売り上げの一部は、3年2組のクラス活動にも活用されるという事です。
-
箕輪町 令和元年度功労者表彰式
箕輪町で3日、功労者表彰式が行われ、地方自治や芸術、社会福祉に功績のあった6人が表彰されました。
伊那プリンスホテルで行われた功労者表彰式では、6人が白鳥政徳町長から表彰状を受け取りました。
地方自治振興功労を受賞したのは小林伸陽さん、下原甲子人さん、向山章さん、小島常男さんです。
芸術文化振興功労を受賞したのは柴登巳夫さん、社会福祉功労を受賞したのは唐澤光子さんです。
式辞で白鳥町長は「箕輪町の発展にこれまで尽力していただいたことに敬意を表します」と感謝を述べました。
受賞者を代表して、地方自治振興功労を受賞した小林伸陽さんは、「今後もそれぞれの分野で地域の発展に貢献していきたい」と謝辞を述べました。
-
松本山雅元選手らサッカー教室
松本山雅FCの元選手やスタッフによるサッカー教室が3日、箕輪町のながたドームで開かれました。
会場には町内を中心に保育園児や小学生およそ60人が集まりました。
指導したのは、右側の松本山雅の元選手小澤修一さんら4人で、子どもたちは試合などを行い、楽しみました。
教室が終わると、受講証が授与されました。
ある子どもは「試合で選手たちと沢山ドリブルができて楽しかった。また参加したい。」と話していました。
教室は、サッカーへの親しみを持ってもらい、南信から松本山雅FCを応援する気運を高めようと、スポンサーとなっている長野日報社が開いているものです。
長野日報では7年前から諏訪と箕輪で松本山雅の教室を開いています。
-
今年一番の冷え込み 紅葉も進む
5日朝の伊那地域の最低気温は1.9度と今年一番の冷え込みとなりました。
伊那市内では、厚着をして登校する小学生の姿が見られました。
この日の伊那地域は、午前6時38分に1.9度を観測し、今年一番の冷え込みとなりました。
車の窓ガラスや畑には霜が降り、学校へ向かう小学生は厚着をして登校していました。 -
松島深澤鎮火社 無火災願う
箕輪町松島の深澤公園にある神社で3日、火災予防と家内安全を願う例大祭が行われました。
この日は松島区の地域住民や消防団員など100人が参列し、火伏せの神が祀られている深澤鎮火社で神事を行いました。
参列者の代表は、神主に続き玉串を供えました。
また、秋葉三尺坊が祀られているお堂では、大般若転読祈祷が行われました。
松島区では、大正5年に大火災がありました。
火伏せの術を身につけた僧侶、秋葉三尺坊の像を神輿に乗せ、区内の商店街を歩いたバチがあたったとされ、以来毎年11月に例大祭が行われているということです。
秋葉三尺坊・深澤鎮火社奉賛会の松田篤会長は「歴史ある例大祭を今後も続けていきたい」と話していました。
-
「働き方改革」「スポーツ振興」町職員政策提案
箕輪町の職員による政策研究会「チーム箕輪チャレンジ」の発表会が11月30日役場で開かれました。
発表会では「働き方改革」と「スポーツ振興」をテーマに研究をしてきた2チームが政策を提案しました。
「働き方改革」のチームは文書管理システムの導入や部署での整理整頓の徹底などを提案しました。
「スポーツ振興」のチームはグラウンドの芝生化など環境整備や町内の企業を巻き込んだウォーキングのイベントによる健康増進などを提案しました。
箕輪町では、担当課の枠を越えた研究や人材育成を目的に4年前から政策研究を実施しています。
今年度は6月から視察やヒアリングなど15回ミーティングを行ってきたという事です。
講評で白鳥政徳町長は「4年目になり研究が上手くなってきている。来年度予算に取り入れられるよう検討をしてほしい」と話していました。 -
箕輪中学校で林業について授業
箕輪町の箕輪中学校1年生の生徒は30日、上伊那林業振興協議会から林業についての話を聞きました。
この日は、箕輪中学校1年生の生徒が、上伊那林業振興協議会のメンバーからカラマツの間伐について話を聞き、苗木に触って確かめていました。
上伊那林業振興協議会は、林業に携わる個人などで活動していて、子どもたちに上伊那産の木の良さを知ってもらおうと、地域発元気づくり支援金を活用して、30日の授業を開きました。
授業では、実際に間伐で使うチェーンソーのエンジンをかけ、音の大きさや迫力などを生徒に伝えていました。
メンバーは、「授業を通して林業について少しでも理解してもらいたい」と話していました。
この日は箕輪中学校に地元産のカラマツを使った学習椅子が40脚贈られたということです。
-
若者のアイディアで新商品企画
箕輪町は、若者のアイデアを元に町の新しい商品を企画する「みのわアイデアソン」を、21日と22日の2日間行いました。
22日は各グループがプレゼンテーションを行いました。
こちらの班が提案したのは、クッキー「もみじちゃんのおやつ」です。
りんご味のクッキーが入った缶に赤そばやもみじ湖などの写真をデザインし、食べ終わった後も缶を使ってもらうことで箕輪を思い返してもらう狙いがあります。
「アイデアソン」は、アイデアとマラソンを掛け合わせた造語で、テーマに対してチームで話し合いながらアイデアを出し合いビジネスモデルを構築するイベントです。
9月から町内で実習を行っている大正大学の学生など13人が参加しました。
今回の提案を基に、町では試作品を作り12月のイベントでお披露目する予定です。 -
唐澤義雄前教育長が文部科学大臣表彰を受賞
箕輪町の前の教育長、唐澤義雄さんは、小学生の英語学習やICT教育を推進したことが評価され、文部科学大臣表彰を受賞しました。
23日は、唐澤さんが箕輪町役場を訪れ、白鳥政徳町長に受賞を報告しました。
唐澤さんは、現在68歳です。
昭和50年に信州大学人文学部を卒業後、県内の中学校で社会の教諭として教育に携わりました。
伊那市の春富中学校や東部中学校で校長を務め、平成24年3月に退職しました。
その年の4月からは、箕輪町の教育長に就任し、2期7年にわたり教育行政に携わりました。
白鳥町長は、「行政も含めて教育や文化などの整備に力を入れてくれた」と感謝していました。
-
女性活躍井戸端会議と町議会の意見交換会
箕輪町の子育て中の女性や有識者などでつくる女性活躍井戸端会議と町議会議員の意見交換会が25日初めて開かれ、女性や若者の議会参画について意見を交わしました。
意見交換会には、女性活躍井戸端会議のメンバー10人と、町議会の正副議長など9人が出席し、「女性や若者の町議会への参画」などについて意見を交わしました。
井戸端会議のメンバーの「夜に議会を開くなど仕事があっても議員活動ができる環境が必要」といった意見に対し議員は「夜間議会はコストや働き方改革の面で難しいのではないか」と答えていました。
このほかに、「区会議員を経験したが、家族の理解が必要だ」「これまでに女性が立候補に至らなかった理由をきちんと見ていかなければいけない」といった意見が出されていました。
女性活躍井戸端会議は男女共同参画を推進しようと2017年に発足しました。
議会との意見交換は、町の取り組みについて理解を深めようと初めて行われました。