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箕輪町保育料を白紙諮問
箕輪町の平沢豊満町長は20日夜、来年9月以降の保育料を検討してもらうため、審議会に白紙諮問した。
この日は第1回保育料審議委員会が開かれ、平澤豊満町長が委員9人を委嘱した。
町では毎年、保育料審議委員会を設けて保育料の検討をしている。
現在町では、所得税などを基準に9階層に分け、各世帯の保育料を決めている。
今年は、去年定率減税が廃止されたため、各世帯の階層が変わり、町の保育料収入は現状で、昨年度と比べ100万から120万円ほど少なくなっている。
これに伴い、保育料基準の見直しが必要となっているが、階層区分だけ改定すると保育料の負担が増える世帯が多くなる。
そのため審議会は、階層区分の定義のほか、年齢別の保育料2つを検討し、各世帯の保育料は変えず、町の保育料収入はこれまでの水準程度まで確保できるようにしたいと考えている。
今年度の町全体の保育園運営費はおよそ7億6300万円。保護者はその3割程度を保育料として負担していて、今年度はおよそ2億3200万円になると見込んでいる。
審議会では、年内に答申できるよう検討を進める予定。 -
共同作業の家が年賀はがき販売
箕輪町地域活動支援センター箕輪町共同作業の家などは、今年から利用者が書いたイラストが描かれた年賀ハガキを販売する。
作業所の売り上げアップにつなげようと、伊那市、箕輪町、南箕輪村の共同作業の家でオリジナルの年賀ハガキを販売することにした。
利用者が書いた絵は来年の干支にちなんだ物やお正月の風物詩など10点。このうちの7点を箕輪町共同作業の家の利用者が書いている。
値段は、インクジェットハガキを持ち込めば1枚50円。ハガキとセットが100円。
年賀状に印刷される絵は、先月から制作にあたってきたという。
これまでにも利用者の絵が書かれたポストカードなども販売している。
申込み締め切りは来月24日まで。 -
箕輪町平成21年度予算編成方針説明会
一般財源減少で厳しい状況箕輪町は17日、課長や担当職員を対象にした平成21年度の予算編成方針説明会を開き、来年度一般財源が今年度に比べ約2億5千万円減少し、厳しい状況が予想される竏窒ニ報告した。
平澤豊満町長は職員を前に、「来年の町の財政は厳しい状況が予想されるが、この状況を体質強化するチャンスとし、将来に向かい盤石の態勢を築いてほしい」とあいさつし、過去にとらわれず必要な事業は継続し、メリハリを付けた予算編成にするよう職員に指示した。
箕輪町によると来年度は、景気の減退や地方交付税の削減により、町の一般財源収入額は今年度に比べおよそ2億5千万円の減少となる見通し。
歳出も、社会保障費の自然増や特別会計への繰出し金の増加などが見込まれ、歳入不足が予想されるという。
町では、来年度取り組む重要施策として▽福祉や教育の充実▽環境にやさしい町づくりの推進▽協働のまちづくり推進竏窒フためにおよそ6千万円の事業費を確保する事を挙げている。 -
収穫の秋 大根など掘り取り体験
収穫の秋を迎え、箕輪町沢の畑で15日、大根や白菜の収穫体験が行われた。
このイベントは、箕輪町北部営農組合が、遊休農地を解消し町の農業振興や地域の活性化につなげようと開いたもので、今年で2年目。
この日は親子連れらが訪れ、およそ10アールの畑に植えられた大根や白菜の収穫体験をした。
今年は、天候に恵まれたことなどもあり、野菜の出来は上々で、参加者は採れたての野菜を市価の半額程で購入していた。
会場では、この畑で収穫したジャガイモやニンジンなどを使ったとん汁や焼き芋などが振る舞われ、訪れた人たちは秋の一日を楽しんでいた。 -
温泉のお菜洗い場 利用始まる
箕輪町のながたの湯近くの広場には、今年も野沢菜を洗う「お菜洗い場」が設置され、15日から利用が始まった。
オープン初日は、箕輪町松島の白鳥久吉さん・かよ子さん夫妻が、畑で収穫した野沢菜を洗っていた。
白鳥さんは毎年、自家製の野沢菜漬を作っていて、お菜洗いは50年続く夫婦の共同作業という。
久吉さんは、「お菜洗いをすると秋も終わり、いよいよ冬の訪れを感じる」。かよ子さんは、「昔は川で洗っていたが、今は暖かい温泉で洗えるので楽になった」と、会話を楽しみながら手を動かしていた。
洗い場は5カ所あり、蛇口からはおよそ45度のお湯が出て、腰をかがめることなく作業することができる。
町では「数が限られているので譲り合い、野菜くずなどは持ち帰り、マナーを守って利用してもらいたい」と呼びかけている。
この「お菜洗い場」は来月7日まで設置される。利用時間は午前8時から午後8時まで。利用料は無料。火曜日休み。 -
箕輪町でイルミネーションフェスタ、イルミネーション準備進む
22日から箕輪町で開かれるイルミネーションフェスタの準備が進んでいる。
イルミネーションフェスタは、町の活性化をはかろうと、地元商店街の事業者や住民などでつくるみのわTMOネットワーク2004が開いているもので、今年で4年目。
今年も松島の町道6号線、センターパークまつしまを中心に飾り付けを行っている。
今年のテーマは「地球と生命パートIII縲怏F宙と龍神」。メーンは、高さ約5メートル、全長25メートルの龍となっている。
2008みのわイルミネーションフェスタは、今月22日から1月10日まで開催される。 -
県教育委員会地域懇談会
箕輪進修高校で懇談長野県教育委員会が13日、今年度から多部単位制に移行した箕輪町の箕輪進修高校を訪れ、教職員や生徒と懇談した。
矢崎和広教育委員長など8人が箕輪進修高校を訪れ、生徒や教職員のほか、箕輪町、同窓会、箕輪中学校、地元企業も参加した。
懇談会では、「行政・地元・学校が一体となって日本一の多部単位制高校を目指している。スムーズに移行でき、学校が活気づいた」との報告や、「多部・単位制はよりきめ細かい教育が求められているので、教員の人数を増やして欲しい」という要望が出されていた。
また、箕輪中学校からの進学希望者が1・5倍に増えるなど魅力ある学校として中学生に認識されつつあること、中学時代に不登校だった生徒の休みも減り、退学する生徒が減ったなどの成果があることも報告された。
今年度入学の桐生宜侑君は、「快適な環境でクラスの雰囲気もよく、自分にあった学校と感じている」。定時制生徒会長の徳田優希君は「移行して明るい雰囲気になった」、全日制生徒会長の伊藤修君は「新しい校舎が出来てよかった」と印象を話した。
課題としては、1部2部3部とそれぞれ登校してくる時間帯が違うので、部活動や生徒会活動に支障があることが挙げられた。
高校では今後、カリキュラムの見直しを行い、全校生徒が参加できる形態を模索していきたい-としている。
矢崎教育委員長は、「地域・学校・行政が力を合わせて、多部・単位制のモデルとなる学校として長野県をリードしてもらいたい」と話していた。 -
振り込め詐欺防止で八十二銀行箕輪支店に感謝状
振り込め詐欺による被害を未前に防いだとして12日、伊那警察署から八十二銀行箕輪支店に感謝状が贈られた。
この日は箕輪支店の業務グループリーダー掛川和重さんが伊那警察署を訪れ、篠田彦雄署長から感謝状を受け取りった。
箕輪支店では先月30日、町内の81歳の男性から「有料情報番組の利用料金6万5千円が未納なので振り込むように電話があった」との話を聞き不審に思った行員が箕輪町交番に通報した。
警察が事情を聞いたところ振り込め詐欺と判明し、被害を防いだ。
八十二銀行ではチェックリストをつくるなど普段から被害防止とための対応を取っているという。
篠田署長は「お客さんの様子が少しでも、おかしいと思ったら積極的に声をかけてもらいたい。」と協力を呼びかけていた。
また掛川さんは「お客さんの中には、かたくなな態度をとり、話しを聞いてくれない人もいる。警察との連携を密にして被害防止につとめていきたい。」と話した。
伊那署管内での今年の振り込め詐欺による被害は9月末現在7件。金額はおよそ800万円にのぼるという。 -
縁起物づくり始まる
箕輪町の信州縁起物製作所では、早くも正月用しめ飾りづくりが始まっている。従業員らは、慣れた手つきで玄関や神棚などに飾る縁起物作り作業に励んでいる。
作業は、来月20日ごろまで続き、最盛期には地元主婦などの手伝いのもと、30人以上で作業にあたる。年末までに合計3万個を作る予定。しめ飾りの多くは、中南信地区のスーパーやホームセンター等に出荷する。
この会社では、伊那や諏訪など地域の風習に合わせ、しめ飾りの形や使用するワラを変えており、伊那地区では青いワラ、諏訪地区では黄色く乾燥した物が好まれるという。
営業部長の大槻正春さんは、「来年も良い年であるよう願い、一つ一つ作っている。沢山の人に買ってほしい」と話していた。 -
中澤達彦木彫教室合同展
箕輪町在住の彫刻家、中澤達彦さんの彫刻教室の生徒による作品展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれている。
会場には、中澤さんが講師を務める教室「舎羅の会」の66人の作品220点が並んでいる。
展示会は4年に1度開かれているもので、今回で2回目。
教室では、一人ひとりの個性が出るよう、使う木の種類、削り方など、自由に作品づくりをしていて、会場にはレリーフや仏像など多彩な作品が並んでいる。
指導をしている中澤さんは、「4年という長い期間の中でそれぞれ技術を高めてきた。是非集大成を見てほしい」と来場を呼びかけていた。
作品展は16日まで。 -
箕輪中統合50周年記念式典
箕輪町の箕輪中学校が統合50周年を迎え、記念式典が8日、開かれた。
箕輪中学校は、昭和30年に統合し、32年に新校舎が完成してから50年が経った。
式典には生徒や保護者、地域住民らが参加して半世紀の節目を祝った。
記念事業実行委員会の平出正敏実行委員長は、「今日この日が新しい歴史づくりの第一歩となることを心から祈念します」とあいさつした。
北原秀樹校長は「生徒の夢の叶う学校として一層発展させてまいりたい」と話した。
生徒会長の寺平怜央君は、「皆さんの気持ちに応えるには、箕輪中をさらに良い学校にしていくことが大切だと思う」とあいさつした。
式典では、地域に募った寄付で購入したモニュメント時計付き放送機器やグランドピアノなどの記念品の目録も贈られた。 -
中央道車両火災
中央自動車道の箕輪町地籍で7日午後1時頃、軽貨物自動車1台が燃える車両火災があった。
車両火災があったのは中央道の上り車線で、伊那インターから東京方面へ約8キロの場所。
高速道路交通警察隊によると、伊那方面から岡谷方面へ進行していた軽貨物自動車の右後輪付近から火が出たという。
この車を運転していたドライバーらに、けがはなかった。
この影響で、中央自動車道は伊那・伊北インターの間で午後1時10分頃から上り線がおよそ1時間、下り線がおよそ30分間、通行止めとなった。
なお原因については、現在警察で捜査を進めている。 -
全日本少年フェンシング団体選手権大会
箕輪中フェンシング部準優勝、箕輪町小学生チーム3位今月2日に埼玉県で開かれた全日本少年フェンシング団体選手権大会で、箕輪中学校のフェンシング部が準優勝、箕輪町の小学生チームが3位入賞を果たした。
入賞した箕輪中の生徒と小学生チーム、長野ジュニアFCのメンバーが5日、箕輪町役場を訪れ、平沢豊満町長に結果を報告した。
箕輪中学校フェンシング部は、大会初出場となる今回、中学生フルーレの部では1回戦敗退となったが、エペの部で準優勝に輝いた。
また長野ジュニアFCは、去年の大会の小学生フルーレの部の覇者で、連覇を狙って挑んだが準決勝で敗れ、3位決定戦で茨城のクラブを破り、3位入賞を果たした。
両方の団体を代表して、箕輪中2年の平松竜成くんは、「みんなの応援もあり、頑張ることができました」と報告した。
平澤町長は、「町としても全国大会を開けるような地域を目指してフェンシングを応援していくので、みなさんも頑張ってください」とあいさつした。 -
介護予防拠点施設建設
三日町で安全祈願祭箕輪町三日町上町に建設される介護予防拠点施設の安全祈願祭が5日、現地で行われ、町や地元、工事関係者が工事の無事を祈った。
介護予防拠点施設は、町の「地域介護・福祉空間整備事業」の一環で建設する。
木造平屋建て、延べ床面積154平方メートル。事業費3,600万円のうち3千万円が国からの補助。
介護予防のための運動ができるトレーニングルームが3部屋と講習会が開ける調理室などを設ける。完成は来年3月予定。
箕輪町ではH11年度からこれまで17施設を介護予防拠点施設として整備している。
桑沢昭一副町長は「三日町区の新たな触れ合いの場として、高齢者の健康増進、地域活性化のために活用していただきたい」と話していた。 -
地域交流広場でフリマ
旧箕輪消防署の跡地に整備された地域交流広場で2日、農産物や衣類などを販売するフリーマーケットが開かれた。
この催しは、町の図書館や郷土博物館、公民館などが中心となり行なっている生涯学習フェスティバル「まなびピア」の一環として開かれた。
フリーマーケットは昨年まで、役場の駐車場一部を利用して開いていたが、今年は先月完成した地域交流広場に会場を移した。
広場には、住民グループや箕輪中部小学校の児童などでつくる8団体が店を出していた。
このうち、農業女性ネットワーク「野良っ娘の会」のテントでは、地元で取れたリンゴや梨、大根などを販売していた。
また箕輪中部小からは、3クラスが参加し、クラスごとに店を出していた。
児童の店には、給食室から出る廃油を利用して作った石鹸や、栽培したトウモロコシ、落花生が並んでいた。
町では、今後コンサートなどを開き、世代を超えた交流や憩いの場となるよう、この広場を有効活用していきたい竏窒ニしている。 -
もみじ湖周辺 紅葉見ごろ
箕輪町の箕輪ダム、通称もみじ湖周辺では、モミジが赤く色づき、紅葉の見頃を迎えている。
もみじの名所として知られる箕輪ダム周辺には、モミジおよそ1万本が植樹されていて、毎年11月の初め頃に見頃となる。
箕輪町役場によると、例年よりも1週間ほど早く見頃を迎えているという。
箕輪ダム周辺には、県内外から多くの観光客が訪れ、写真を撮るなど、もみじ狩りを楽しんでいた。
箕輪町役場では、「気温の変化にもよるが、見頃は15日頃までになりそうだ」という。
また、もみじ湖近くには地元農産物の直売所が設置されていて、見頃に合わせて15日頃まで出店している。 -
地域交流センターみのわ・地域交流広場・箕輪町消防署
竣工式箕輪町が文化センター横に整備した消防施設と広場が完成し1日、関係者らが出席して竣工式が行われた。
オープニングセレモニーでは、箕輪中学校吹奏楽部の演奏に合わせテープカットなどが行われた。
式には、町や工事関係者、町民ら約200人が参加し、地域交流センターみのわや地域交流広場、箕輪消防署の完成を祝った。
地域交流広場一帯は、消防署の移転新築に伴い、平成18年度から事業が進められてきた。
町ではこれらの施設を防災拠点として、また文化センターと共に世代を超えた交流や憩いの場になるよう整備した。
1階に地域交流センター、2階に箕輪消防署がある建物は今年3月に完成。旧消防署を取り壊して造られた地域交流広場は、先月完成した。
これらの施設には、太陽光発電システムの設置や夜に広場の地面を照らす照明に発光ダイオードを利用するなど環境にやさしい工夫がされている。
箕輪町の平澤豊満町長は「このエリアが親しまれ、町の活性化に繋がるよう有効活用していきたい」と話していた。
地域交流広場では2日、住民グループや箕輪中部小学校の児童ら8団体が参加し、農産物の販売やフリーマーケットを開く。 -
箕輪写友会が写真展開催
箕輪写友会による写真展が31日、町文化センターで始まった。
会場には会員15人の作品30点が並んでいる。
箕輪写友会は、町内にある写真店に集まる人たちで結成されていて、今年で6年になる。
会員は40代から70代後半で、定期的に作品を持ち寄って構図などを勉強しあっているという。
作品展も勉強の一環で、お互いに刺激しあい、年々レベルも上がってきている。
作品は風景を写したものがほとんどで、今回展示されたものは、県内を中心に遠くは高知県や秋田県で撮影したものもある。
会員の1人は、「いい写真が撮れたときの嬉しさは病みつきになる。失敗することもありますが、いいものを求めて写真を撮り続けています」と話していた。
写真展は11月9日まで。 -
箕輪町交流広場完成でLED点灯式
箕輪町文化センター一帯の地域交流広場の整備がほぼ完了し29日夜、敷地に埋め込まれているLEDライトの点灯試験が行われた。
新しい消防署の建設と併せて、地域交流広場の整備は今年6月から着工し、現在ほぼ工事が完了している。
建設に伴い、広場には52基のLED(発光ダイオード)が文化センターから放射線状に設置された。
29日は、事業に協力した箕輪町商工会の会員企業が点灯状態を確認し、子どもたちがさっそく点滅するライトで遊んでいた。
埋め込まれたLEDはフルカラーで、点滅のパターンはプログラム次第で無限に設定できるという。
またLEDのため消費電量は少なく、52基すべてをあわせても電球1個分ほどしか電力を消費しないという。
箕輪町では、お祭りやクリスマスなどのイベント時はパターンを組み合わせて賑やかに活用したい考え。
なお、交流センター・地域交流広場の竣工式は11月1日に行われる予定。 -
もみじ湖夢まつりにぎわう
箕輪町で26日、もみじ湖夢まつりが行われた。
もみじ湖夢まつりは、農業を通じて地域の活性化を図ろうと活動している「もみじ湖夢くらぶ」が毎年行っている。
祭りのメーンは、酪農用のワラをたばねた300キロのロールを転がし順位を競う「ロール転がし大会」。今年は町内を中心に12チームが参加した。
コースは25メートルの往復となっていて、途中、折り返してきたチームとぶつかり、立ち往生してしまう場面もあった。
大会の結果、箕輪東小学校のPTAでつくる「長岡abcクラブ」が優勝した。 -
公共物の落書き消し作業
地元の塗装業者が29日、箕輪町の地下道や高架橋下で、ボランティアの落書き消し作業をした。
作業したは地元の塗装業者でつくる上伊那塗装広告事業協同組合の11人。
組合では毎年11月16日の「いい色塗装の日」にちなんで上伊那各地の公共物に書かれた落書き消し作業を行っている。
今年は箕輪町で落書きがあった2カ所で作業した。
参加者はまず、壁の色を確かめながら塗料の色を調整し、それを丁寧に塗り重ね、元通りの美しい壁に仕上げていた。
落書き消し作業は今年で6年目になるが、これまでに作業した場所では、新しく落書きが書かれたことはないという。
櫻井高文理事長は「地域のために、毎年取り組んでいる。塗装に少しでも関心を持ってもらいたい」と話していた。 -
箕輪産ブドウで作ったワインお披露目
箕輪産ブドウで作ったワインのお披露目会が25日、箕輪町の伊那プリンスホテルで開かれた。
お披露目会は、このワインを作った「もみじ湖夢くらぶ」が企画したもので、およそ30人が出席。
地元有志でつくる「もみじ湖夢くらぶ」は6年前から、町内でブドウを栽培し、オリジナルワインづくりに取り組んできた。
木が大きくなるまでたくさんのブドウを収穫することはできない為、実際に自分たちのブドウだけでワインを作ることができたのは去年が初めて。
このワインを1年間熟成させ、この日初めてお披露目された。
参加者は赤、白、両方のワインを飲み比べ、味の違いを楽しんでいた。
このワインは契約しているワインオーナーに配布するほか、Aコープ東箕輪店でも限定660本を1本2千円で販売される予定。 -
農地有効活用で確認書取り交わし
箕輪町の酪農家と食品会社「わかばフーズ」、箕輪町営農センターの3者が27日、農地の有効利用を図っていこうと確認書を取り交わした。
箕輪町では現在、営農センターを中心に遊休農地の有効利用を進めていて、今回の取り組みもその一環。
岐阜県に本社を置くわかばフーズは、現在箕輪町内の約70ヘクタールで大根を栽培しいて、10月から翌年4月までは何も栽培していない。同社では、この間の農地の有効利用を模索していた。
一方、箕輪町では酪農家が多く、家畜のえさとなる飼料の値段が高騰、厳しい経営を強いられていた。
酪農家自身が生産する「自給飼料」が重要な役割を果たしていて、今回、わかばフーズが農地を使わない間、酪農家が牛のえさとなるライ麦を生産できるよう、確認書を取り交わした。
これにより、酪農家は自給飼料をより多く確保でき、わかばフーズは連作障害を防ぐことができるため、双方にメリットがある。
試験的にライ麦を栽培する面積はおよそ5ヘクタール。栽培期間は今年の10月1日から来年5月10日まで。ライ麦の種はわかばフーズが購入し、酪農家に支給。ライ麦の栽培、収穫は酪農家が行い、収穫したライ麦は家畜のえさに当てる。
こうした農地利用に関する確認書を取り交わすのは町、わかばフーズとも初めて。 -
木下区民文化祭
箕輪町の木下公民館で25日、区民文化祭が始まった。
文化祭は、木下区民の作品の紹介や、公民館クラブの発表の場にしようと毎年開いている。
会場には、陶芸や手芸などのクラブ会員の作品、小中学生の習字や水彩画などおよそ千点の作品が並んでいる。
地元にある箕輪進修高校のコーナーでは、生徒が作ったロボットやポスター、習字などの作品が並んでいる。
木下区民文化祭は26日まで開かれ、午後1時からステージ発表やトン汁の無料サービスが行われる予定。 -
箕輪西小学校50周年記念式典
箕輪町の箕輪西小学校で25日、箕輪中部小学校からの独立50周年を祝う記念式典が行われた。
式典には、西小に通う児童やその保護者、地域住民等が出席し、50年の節目を祝った。
式典は歴代のPTA会長や理事、各区長などで記念事業実行委員会を作り、準備を進めてきた。
実行委員長の唐沢良二さんは「節目の50年を迎えた事に感謝し、西小の飛躍を願い、次の50年へつなげていきたい」と挨拶した。
中村正昭校長は「誇りを持ち、地域を愛し、希望を持って育ってほしい」と子供たちに呼びかけていた。
児童会長の唐沢陽祐君は、「学校の歴史をかみしめ、誇りに思い、これからの西小をみんなで支えていきたい」と話した。 -
箕輪町Eグループチューリップの球根植付け
箕輪町上古田の遊休農地に23日、およそ2万個のチューリップの球根が植えられた。
球根の植付け作業を行ったのは、地元有志でつくる「これからの農業、林業を考えるEグループ」のメンバーと、地元長寿会や上古田保育園の子ども達。
参加者らは、縦横15センチ間隔であけられた穴に、今年掘りとった球根を植えていた。
植えられたのは赤や白、ピンクなど色とりどりのチューリップで見頃は来年の4月中旬。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
箕輪中部小学校 環境活動で文部科学大臣賞受賞
箕輪町の箕輪中部小学校は、資源のリサイクル推進に功績があった団体などを表彰する、リデュース・リユース・リサイクル推進功労者表彰の文部科学大臣賞を、このほど受賞した。
全国を対象に、省エネ活動などを積極的、継続的に行い、実績のあった団体や企業を表彰するもので、今年で17回目。
箕輪中部小は、環境・省エネ委員会を中心に、雨水タンクを使った水の有効利用や、総合活動での省エネに関する取り組みなど、学校全体での継続的な実績が評価された。
2年1組では資源の有効活用として、ペットボトルのキャップを集め、それをワクチンの資金にして恵まれない子ども達に贈ろうと、エコキャップ運動をしている。 2年1組では、エコキャップの収集について一般にも協力を呼びかけている。
環境・省エネ委員会、委員長の大沼尚平くんは、「長年続けてきた活動なので先輩たちに感謝したい。これからも新しい活動を考えながら頑張っていきたい。」と話している。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
美空ひばり歌の里祭り 最終回
美空ひばりさんのファンが集まるイベントが18日、箕輪町の伊那プリンスホテルで開かれた。
11回目を迎えたこのイベントも今回が最後となる予定。
美空ひばり歌の里まつりは、生前ひばりさんと親交のあった箕輪町在住の作家、小沢さとしさんが中心となり平成10年から始った。
小沢さんによると、昨年で目標だった10回を超えた事や、参加する人が高齢化してきている事等から、 このイベントも今年が最後になるという。
今回は北海道や九州から約250人が集まり、75人が思い出に残る曲をカラオケ等で歌い披露した。
このうち、飯田市から参加した柳川由記子さんは、手作りの衣装を身にまとい愛燦燦を歌った。
柳川さんは「苦しい時、ひばりさんの歌を聞き、何度も励まされました」と話していた。 -
カラオケ店の防火対策点検
大阪市の個室ビデオ店放火事件を受けて20日、箕輪消防署は、町内のカラオケ店の防火対策を点検する立ち入り調査をした。
この調査は、消防庁の通達を受けて全国の各消防署で実施している。
箕輪町内には深夜から早朝にかけて営業を行う個室ビデオ店はないが、個室カラオケ店は、火災報知器の音などが聞こえにくいなどの問題点があるため、今回は町内にあるカラオケ店2店舗を訪問した。
消防署員は従業員とともに消火器や火災報知器の位置を確認し、「もう少し厨房を整理整頓してください」「消防設備の点検を1年に一度は実施してください」などと気付いた点を指摘していた。
また、消防法の改正に伴い、こうした個室のあるカラオケ店などは、平成22年の3月末までに各部屋に報知器の音が聞こえるようにすることが義務付けられている。
点検を終了した消防士は、こうした設備の準備を進めることも促していた。 -
美空ひばり歌の里まつり 最終回
美空ひばりさんのファンが集まるイベント「美空ひばり歌の里まつり」が18日、箕輪町の伊那プリンスホテルで開かれた。11回目の今回が最終回で、多くのファンが最後の祭りを盛り上げ楽しんだ。
美空ひばり歌の里まつりは、生前ひばりさんと親交のあった箕輪町在住の作家小沢さとしさんが中心となり平成10年から始まった。
小沢さんによると、昨年で目標だった10回を超えたことや、参加する人が高齢化してきていることなどから、このイベントも今年が最後になるという。
今回は、北海道や九州からおよそ250人が集まり、75人が思い出に残る曲をカラオケなどで歌い披露していた。
このうち、飯田市から参加した柳川由記子さんは、手作りの衣装を身にまとい、「愛燦燦」を歌った。柳川さんは「苦しい時、ひばりさんの歌を聞き、何度とも励まされました」と話していた。