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箕輪産ブドウで作ったワインお披露目
箕輪産ブドウで作ったワインのお披露目会が25日、箕輪町の伊那プリンスホテルで開かれた。
お披露目会は、このワインを作った「もみじ湖夢くらぶ」が企画したもので、およそ30人が出席。
地元有志でつくる「もみじ湖夢くらぶ」は6年前から、町内でブドウを栽培し、オリジナルワインづくりに取り組んできた。
木が大きくなるまでたくさんのブドウを収穫することはできない為、実際に自分たちのブドウだけでワインを作ることができたのは去年が初めて。
このワインを1年間熟成させ、この日初めてお披露目された。
参加者は赤、白、両方のワインを飲み比べ、味の違いを楽しんでいた。
このワインは契約しているワインオーナーに配布するほか、Aコープ東箕輪店でも限定660本を1本2千円で販売される予定。 -
農地有効活用で確認書取り交わし
箕輪町の酪農家と食品会社「わかばフーズ」、箕輪町営農センターの3者が27日、農地の有効利用を図っていこうと確認書を取り交わした。
箕輪町では現在、営農センターを中心に遊休農地の有効利用を進めていて、今回の取り組みもその一環。
岐阜県に本社を置くわかばフーズは、現在箕輪町内の約70ヘクタールで大根を栽培しいて、10月から翌年4月までは何も栽培していない。同社では、この間の農地の有効利用を模索していた。
一方、箕輪町では酪農家が多く、家畜のえさとなる飼料の値段が高騰、厳しい経営を強いられていた。
酪農家自身が生産する「自給飼料」が重要な役割を果たしていて、今回、わかばフーズが農地を使わない間、酪農家が牛のえさとなるライ麦を生産できるよう、確認書を取り交わした。
これにより、酪農家は自給飼料をより多く確保でき、わかばフーズは連作障害を防ぐことができるため、双方にメリットがある。
試験的にライ麦を栽培する面積はおよそ5ヘクタール。栽培期間は今年の10月1日から来年5月10日まで。ライ麦の種はわかばフーズが購入し、酪農家に支給。ライ麦の栽培、収穫は酪農家が行い、収穫したライ麦は家畜のえさに当てる。
こうした農地利用に関する確認書を取り交わすのは町、わかばフーズとも初めて。 -
木下区民文化祭
箕輪町の木下公民館で25日、区民文化祭が始まった。
文化祭は、木下区民の作品の紹介や、公民館クラブの発表の場にしようと毎年開いている。
会場には、陶芸や手芸などのクラブ会員の作品、小中学生の習字や水彩画などおよそ千点の作品が並んでいる。
地元にある箕輪進修高校のコーナーでは、生徒が作ったロボットやポスター、習字などの作品が並んでいる。
木下区民文化祭は26日まで開かれ、午後1時からステージ発表やトン汁の無料サービスが行われる予定。 -
箕輪西小学校50周年記念式典
箕輪町の箕輪西小学校で25日、箕輪中部小学校からの独立50周年を祝う記念式典が行われた。
式典には、西小に通う児童やその保護者、地域住民等が出席し、50年の節目を祝った。
式典は歴代のPTA会長や理事、各区長などで記念事業実行委員会を作り、準備を進めてきた。
実行委員長の唐沢良二さんは「節目の50年を迎えた事に感謝し、西小の飛躍を願い、次の50年へつなげていきたい」と挨拶した。
中村正昭校長は「誇りを持ち、地域を愛し、希望を持って育ってほしい」と子供たちに呼びかけていた。
児童会長の唐沢陽祐君は、「学校の歴史をかみしめ、誇りに思い、これからの西小をみんなで支えていきたい」と話した。 -
箕輪町Eグループチューリップの球根植付け
箕輪町上古田の遊休農地に23日、およそ2万個のチューリップの球根が植えられた。
球根の植付け作業を行ったのは、地元有志でつくる「これからの農業、林業を考えるEグループ」のメンバーと、地元長寿会や上古田保育園の子ども達。
参加者らは、縦横15センチ間隔であけられた穴に、今年掘りとった球根を植えていた。
植えられたのは赤や白、ピンクなど色とりどりのチューリップで見頃は来年の4月中旬。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
箕輪中部小学校 環境活動で文部科学大臣賞受賞
箕輪町の箕輪中部小学校は、資源のリサイクル推進に功績があった団体などを表彰する、リデュース・リユース・リサイクル推進功労者表彰の文部科学大臣賞を、このほど受賞した。
全国を対象に、省エネ活動などを積極的、継続的に行い、実績のあった団体や企業を表彰するもので、今年で17回目。
箕輪中部小は、環境・省エネ委員会を中心に、雨水タンクを使った水の有効利用や、総合活動での省エネに関する取り組みなど、学校全体での継続的な実績が評価された。
2年1組では資源の有効活用として、ペットボトルのキャップを集め、それをワクチンの資金にして恵まれない子ども達に贈ろうと、エコキャップ運動をしている。 2年1組では、エコキャップの収集について一般にも協力を呼びかけている。
環境・省エネ委員会、委員長の大沼尚平くんは、「長年続けてきた活動なので先輩たちに感謝したい。これからも新しい活動を考えながら頑張っていきたい。」と話している。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
美空ひばり歌の里祭り 最終回
美空ひばりさんのファンが集まるイベントが18日、箕輪町の伊那プリンスホテルで開かれた。
11回目を迎えたこのイベントも今回が最後となる予定。
美空ひばり歌の里まつりは、生前ひばりさんと親交のあった箕輪町在住の作家、小沢さとしさんが中心となり平成10年から始った。
小沢さんによると、昨年で目標だった10回を超えた事や、参加する人が高齢化してきている事等から、 このイベントも今年が最後になるという。
今回は北海道や九州から約250人が集まり、75人が思い出に残る曲をカラオケ等で歌い披露した。
このうち、飯田市から参加した柳川由記子さんは、手作りの衣装を身にまとい愛燦燦を歌った。
柳川さんは「苦しい時、ひばりさんの歌を聞き、何度も励まされました」と話していた。 -
カラオケ店の防火対策点検
大阪市の個室ビデオ店放火事件を受けて20日、箕輪消防署は、町内のカラオケ店の防火対策を点検する立ち入り調査をした。
この調査は、消防庁の通達を受けて全国の各消防署で実施している。
箕輪町内には深夜から早朝にかけて営業を行う個室ビデオ店はないが、個室カラオケ店は、火災報知器の音などが聞こえにくいなどの問題点があるため、今回は町内にあるカラオケ店2店舗を訪問した。
消防署員は従業員とともに消火器や火災報知器の位置を確認し、「もう少し厨房を整理整頓してください」「消防設備の点検を1年に一度は実施してください」などと気付いた点を指摘していた。
また、消防法の改正に伴い、こうした個室のあるカラオケ店などは、平成22年の3月末までに各部屋に報知器の音が聞こえるようにすることが義務付けられている。
点検を終了した消防士は、こうした設備の準備を進めることも促していた。 -
美空ひばり歌の里まつり 最終回
美空ひばりさんのファンが集まるイベント「美空ひばり歌の里まつり」が18日、箕輪町の伊那プリンスホテルで開かれた。11回目の今回が最終回で、多くのファンが最後の祭りを盛り上げ楽しんだ。
美空ひばり歌の里まつりは、生前ひばりさんと親交のあった箕輪町在住の作家小沢さとしさんが中心となり平成10年から始まった。
小沢さんによると、昨年で目標だった10回を超えたことや、参加する人が高齢化してきていることなどから、このイベントも今年が最後になるという。
今回は、北海道や九州からおよそ250人が集まり、75人が思い出に残る曲をカラオケなどで歌い披露していた。
このうち、飯田市から参加した柳川由記子さんは、手作りの衣装を身にまとい、「愛燦燦」を歌った。柳川さんは「苦しい時、ひばりさんの歌を聞き、何度とも励まされました」と話していた。 -
箕輪町でカーペット焼く火事
18日午前1時40分ごろ、箕輪町大出の住宅で、ベランダに置いてあったカーペットを焼く火事があった。警察では不審火の疑いもあるとして捜査を進めている。
伊那警察署の発表によると、火事があったのは箕輪町大出の住宅の1階ベランダ部分。午前1時40分ごろ、住人がカーペットが燃えているのに気づき、バケツで水をかけて消火したという。
火事によるけが人はいない。
現場は住宅のベランダで火の気がないことから、不審火の疑いもあるとみて警察や消防で捜査を進めている。 -
台湾出荷分の南水を箱詰め
昨年度台湾に出荷した上伊那産のナシ「南水」が現地で高い評価を受け、今年度は出荷量を増やすことになった。
箕輪町のJA箕輪果実選果場では18日、台湾に出荷する2千ケース分のナシの箱詰め作業が行われた。
台湾に出荷されるのは、伊那市や箕輪町などで作られたナシの主力品種「南水」。主に南信地方で作られている品種で、ごつごつした形と糖度が高いのが特徴。
JA上伊那によると、上伊那産「南水」の出荷は、ナシの国内市場が下がっていることなどから、ナシの消費がある台湾へ昨年度から出荷を始めているという。
昨年度、1200ケースを出荷したところ評判が良く、台湾から出荷量を増やしてほしいとの要請があり、今年度はおよそ8千ケースの出荷を予定している。
JA上伊那の職員は、「台湾では気候が温暖で甘いナシが作れないことから、日本の甘いナシの消費量が増えているのではないか」と話していた。
また、箱詰め作業の手伝いに訪れていた「南水」の生産者、小川守一さんは、「今年は特に値段が低迷した。海外でも南水をおいしく食べていただければ、作るのに張り合いが出てくるので頑張りたい」と話していた。
18日箱詰めされた「南水」は翌日出荷され、大阪の市場で検疫を受け、台湾に送られるという。 -
箕輪町臨時議会
選挙事務費など補正予算案可決箕輪町は、衆議院の解散総選挙を想定し選挙にかかる事務費用などをもった補正予算案を、16日開いた町臨時議会に提出し可決された。
提出したのは、県の選挙委託金を歳入とする1300万円の補正予算案。
町では、今年中に選挙が行なわれるのは確実な情勢だとして、この日の臨時議会にあわせ、補正予算を提出した。
1300万円は、投票所の数などから試算されている。
なお、伊那市では5000万円、南箕輪村では900万円ほどを見込んでいて、選挙が決まり次第、対応していきたいとしている。 -
無量寺の仏像県宝に
箕輪町北小河内の無量寺にある仏像2体を県の宝・県宝に指定することが14日に開いた県教育委員会定例会で決定した。
指定が決まった仏像は、木造観音菩薩立像と木造地蔵菩薩立像の2体。
無量寺の中川弘道住職によると、これらの仏像は、阿弥陀如来坐像の両脇にあり、そこから推測して、平安末期に作られたものではないかという。
中川住職は、「地区の皆さんに守られて、火事などもなく、無事にきたことがうれしい。これからも多くの人に見てもらい、少しでも心が和らいでもらえれば」と話していた。
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フットサル「TOTOもみじカップ」
子どもから大人まで、幅広い世代が楽しめるフットサルの大会「TOTOもみじカップ」が11日、箕輪町のながたの湯併設テニスコートで始まった。
小学生と中学生の試合が行われ、合計16チームが出場した。
大会は、フットサルを多くの人に楽しんでもらおうと、箕輪町サッカー協会が去年から開いている。
フットサルは、サッカーの4分の1ほどの広さのコートで、5対5で試合をするスポーツ。
出場した小学生は、「コートが小さいので、攻撃と守備の両方ができて楽しい」と話していた。
12日は高校生以上の試合が行われる。
【伊那ケーブルテレビジョン】 -
みのわ食の発見フェスティバル開催
食について考える「みのわ食の発見フェスティバル」が11日、箕輪中学校で開かれた。
幅広い世代の人たちに食の大切さについて考えてもらおうと、箕輪町が初めて企画した。
町内の6年生が考えた給食を食べることができるコーナーでは、165人の応募の中から最優秀賞に選ばれた箕輪南小の毛利佳奈さんが考えた献立が振る舞われた。子どもからお年寄りまで多くの人が列を作ってにぎわい、用意した180食の給食はわずか1時間でなくなった。
また、一般から応募のあったアイディアレシピや、これまで町で出してきた年代別の給食などが展示され、訪れた人たちが、さまざまな角度から食の大切さを学んでいた。
【伊那ケーブルテレビジョン】 -
舜鳳会日本画展
伊那・箕輪・辰野の日本画愛好者のグループ舜鳳会の展示会が、伊那市のいなっせ2階ギャラリーで開かれている。
舜鳳会は、池上秀畝の流れを組む日本画のグループで、伊那・箕輪・辰野の教室が合同で毎年作品展を開いていて、35回目になる。
今回は、26人が近作1、2点を持ち寄り、35点が会場に並んでいる。
本来の日本画の良さを大切に作品作りをしているということで、花鳥風月や山水などがある。
会場には、水墨画や彩色画など様々なジャンルの日本画が並んでいた。
舜鳳会を指導している辰野町の三堀舜業さんは、「日本画古来のスタイルを守り、作品を表現している。興味のある人は、教室をのぞいてみてほしい」と話し、来場を呼びかけていた。
この作品展は13日(月)まで。
【伊那ケーブルテレビジョン】 -
マルメロ出荷
箕輪町中原のJA上伊那選果場で7日、マルメロの出荷作業が行われた。
今年は病気もなく順調に生育し、先月からもぎとりが始まった。
箕輪町はマルメロの産地で、今年は30トンの出荷を予定している。
選果場では、生産者ら35人が作業にあたり、大きさ別に分け、ダンボールに詰めていた。
JA上伊那によると、マルメロの生産量は栽培農家が減っていることや後継者不足などから減少傾向にあるという。
選果されたマルメロは九州などに出荷されるほか、のどあめやシロップなどの加工向けに諏訪や茅野にも出荷される。
【伊那ケーブルテレビジョン】 -
天竜健康ウォーク
箕輪天竜公園発着で天竜川護岸を歩く、第2回天竜健康ウォークが5日に開かれ、参加者たちは秋のウォーキングを楽しんだ。
町内外から450人が参加し、伊那路橋を往復する5キロのにこにこコース、伊那路橋から町東部の田園地帯を歩く9キロのいきいきコース、そして箕輪ダムを折り返す16キロのお達者コースの3つのコースに分かれウォーキングを楽しんだ。
このイベントは、天竜川護岸道路の活用を検討しようと昨年発足した町民有志のグループ、「天竜せせらぎロードプロジェクト」が開いたもので、今年で2回目になる。
参加者たちは、準備体操やストレッチで体をほぐした後、それぞれのペースで水辺の風景を楽しみながら心地よい汗を流し、「川に沿って歩くのは気分がいい」などと話しながら、ウォーキングを楽しんでいる様子だった。
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親子で運動遊び
健康づくり推進週間の一環箕輪町で4日から、健康づくり推進週間が始まった。そのイベントの一つ、お父さん、お母さんと楽しむ運動遊びが子育て支援センターで開かれ、13組の親子が元気に体を動かした。
運動遊びは、親子で体を動かす楽しさを知ってほしいと計画された。
1歳から3歳までの入園前の子どもが対象で、箕輪町の運動保育士が指導した。
お父さんやお母さんが子どもをおんぶしたり、バスタオルに子どもを乗せてハンモックのように揺らしたり、子どもがお父さんたちの足の上をジャンプするなどして遊んだ。
また、跳び箱の上を歩いて跳び下りる遊びでは、子どもたちは何度も挑戦していた。
参加したある夫婦は、「大勢の人と一緒にやるのは楽しい。父親も参加できるイベントは少ないので、とてもよかったです」と話していた。
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童話作家の中島豊さん
箕輪町に原画寄贈奈良県在住の童話作家、中島豊さんがこのほど、箕輪町を訪れ、童話の原画を寄贈した。
原画は、中島さんが書いた童話「くもの上の運動会」の挿絵で、クジラを飛行機に見立てた絵。
中島さんの高校の恩師が箕輪町出身という縁で、箕輪町に原画が寄贈された。
箕輪町を訪れるのは5年振りだということで、前回訪れたときには、宿泊した家で見た牛から発想を得た作品も書いている。
中島さんは、「この絵から、それぞれ空想を膨らませて夢を持ってもらいたい。子どもたちには、心の希望につながるような夢を持ち続けてもらいたい」と話していた。
また、足に先天性の障害を持っていることから、子どものころ、おもいきり遊べなかったことを振り返り、「今を生きること。おもいきり楽しむことが大事。その思いを伝えたいと作品を書いています」と話していた。
町では、この絵を町図書館に飾り、童話集も貸し出す。
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事故米 伊那市、箕輪町、南箕輪村では給食に提供なし
長野県は事故米を原料とした食品の学校給食での提供状況を調査し29日、結果を発表した。それによると伊那市や箕輪町、南箕輪村の小中学校などは含まれていなかった。
県教育委員会では、小中学校や特別支援学校、夜間定時制高等学校などを対象に、平成15年度から20年度までの間、問題となった食品が給食に出されたか調査を行った。
調査の結果、県内の108の小学校や32の中学校、7の特別支援学校で合計21万2千食が出されていたという。
この中に、伊那市や箕輪町、南箕輪村の小中学校などはなかった。
県によると、これまでにこれらの食品による健康被害に関する報告はないという。
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手をつなぐ育成会 稲刈り体験
箕輪町・沢の田んぼで27日、障害者自立支援グループ「手をつなぐ育成会」の会員が稲刈りを体験した。
これは育成会上伊那地区代表の大槻正春さんが、会員に稲刈りを体験してもらおうと、所有する田んぼを提供したもの。
今回の体験には、育成会の会員およそ40人が参加した。
初の稲刈りということもあり、参加者は箕輪町北部営農組合のメンバーから指導を受けながら体験していた。
参加者らは組合のメンバーから刈り方を教わると、一束ずつ丁寧に稲を刈り取っていた。
大槻さんは、「稲刈りを通して、障害のある人たちを理解してあげられる環境ができていけばうれしい」と話していた。
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信州みのわ山野草クラブ「秋の山野草展」
信州みのわ山野草クラブの秋の山野草展が27日から、箕輪町の木下公民館で始まった。
会場には会員20人の作品、およそ200点が並んでいる。
今年は夏の暑さが厳しく、花の咲きが遅くなっていて、花ものの作品が少なくなっているという。
会長の白鳥征男さんは、「花ものは少ないが、葉が紅く色づき始めた作品もあり、会場で秋を感じることができる。ぜひ足を運んでください」と来場を呼び掛けていた。
山野草展は28日午後4時まで。
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古田の里赤ソバ花まつり
箕輪町上古田の赤そばの里で27日、できたてのそばを楽しめる赤そば花まつりが始まった。
まつりは、赤そばの花の見ごろに合わせて地元で取れたそばの味を楽しんでもらおうと開いている。
会場の上古田公民館には、打ちたてのそばを食べられるということで、県内外から多くの人が集まっていた。
またそば打ち体験も人気で、地元の名人から指導を受けながらそばを打っていた。
静岡県から訪れた人は、「普段食べているものとは違い、コシがあっておいしい。来た甲斐があった」と話し、そばの味を楽しんでいた。
赤そば花まつりは、28日午後3時まで開催。手打ちそばは1食500円、そば打ち体験は1500円で楽しむことができる。
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紅そばサミット初開催
赤そばの生産や赤そばを使った地域おこしをしている関係者らが一堂に会した初めての会合「紅そばサミット」が27日、中川村で開かれた。
サミットには、赤そばの生産や観光資源として栽培に取り組んでいる箕輪町や茅野市、遠くは秋田県仙北市の関係者ら20人が出席した。
サミットは、赤そば「高嶺ルビー」の魅力や知識を深め、各地域の情報交換と親交の場にしようと、初めて開かれた。
このうちパネルディスカッションでは、これまでの活動や今後の課題について地域ごとに報告があった。
箕輪町から出席した役場産業振興課の北原英忠課長は、「10年かけ秋の観光スポットとして成長した。今後は収穫したソバに付加価値をつけ、ブランド化を目指したい」と話していた。
また、茅野市から出席した市や商工会議所などで組織する茅野エコツーリズム協議会は、蓼科高原で、子供たちも栽培に参加した取り組みについて報告した。
会のメンバーは、鹿に食べられないよう見張りなどをしていくうちに、「人間も自然の中で生きていることを知り、自然を守りたい」という気持ちが育ち始め、環境学習になったという。
サミットの実行委員長で、信州大学名誉教授の氏原暉男さんは、「それぞれの地域の特徴を生かし、横の連携を大事にすることが、これからの地域づくりには必要」と話していた。
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農集排処理水利用の小水力発電開発が終了
箕輪ニュービジネス研究会箕輪町内の9事業所でつくる異業種交流グループ「箕輪ニュービジネス研究会」が開発してきた小水力発電事業が27日、完了した。
この事業は、箕輪町北小河内の農業集落排水処理施設の浄化処理後の水を有効活用しようと、箕輪ニュービジネス研究会が平成18年から開発してきた。
農集排施設の放流ポンプ槽に水車を設置して発電し、敷地内に立てた照明灯に明かりをつけて天竜川の堤防道路を照らす計画になっている。
会員がこの日、照明灯を設置して事業が終了した。
小水力発電施設は手作りで、水車は直径1メートル、羽根はステンレス製ボールを使っている。約15ボルト、300ミリアンペアの発電をしている。
照明灯は2基あり、消費電力1ワットの白色LEDランプが2個ずつ着いている。
農集排施設の処理水利用は、ごみがないためメンテナンスが簡単なことや、安定的は発電ができる利点があるという。
小松稔会長は、「処理水が有効に使えて、さらに皆さんが歩く道を明るく照らせるいい事業ができたと思う」と話していた。
【伊那ケーブルテレビジョン】 -
フェンシングでアジア大会出場
上農高2年今井康友さん、大学2年大槻知也さん箕輪町の高校生今井康友くんと大学生の大槻知也さんが、10月に韓国で開かれるフェンシングアジア選手権大会に出場する。
26日、今井くんとお父さん、大槻さんのお母さんが箕輪町役場を訪れた。
今井くんは、上伊那農業高校2年生で、高校にフェンシングの同好会を作り、練習は伊那北高校のフェンシング部と一緒にしている。
大槻さんは大学2年生で、大学のフェンシング部で練習を積んでいる。
2人は、1月に日本オリンピック委員会が開いたジュニアオリンピック大会に出場し、今井くんは15歳から17歳の部で5位、大槻さんは18歳から20歳の部で2位の成績を修め、アジア大会の出場を決めた。
今井君は、初の国外大会出場となります。
2人が出場する、フェンシングアジア選手権大会は10月25日から韓国で開催される。 -
新メープルカード10月1日から
箕輪メープル会準備進む地元商店で買い物をするとポイントがもらえるカード、箕輪町のメープルカードが10月1日から新しいカードに切り替わる。
このカードを運営しているみのわメープル会では、切り替えを前に新しい機器の設置を26日までにすべて終えた。
新しいカードシステムに現在加盟しているのは箕輪町内の48店舗で、メープル会では、今後も飲食店などを中心に加盟店を増やしていきたい考え。
新しいカードは、これまでのものと違って、1ポイント1円に換算されるポイント数が表示されるのが大きな特徴となっている。
メープルカードは、大型店に対抗する手段として、平成7年から導入され、加盟店舗は160店、カードは1万5,000枚が発行された。
今回の更新は、システムの老朽化から行なわれたもので、10月1日から運用が始まる。
更新に伴い前のカードは今月末で使えなくなるため、26日から30日まで、利用できなかったポイントの商品券への交換が町商工会で始まった。また、新しいカードの発行イベントとして、10月1日から13日まで加盟店では、ポイント5倍セールも行なわれることになっている。 -
アサギマダラ箕輪町に飛来
箕輪町長田で、南方から飛んで来る珍しい大型のチョウ「アサギマダラ」が25日、見つかった。
見つかったのはアサギマダラが好むと言われる薄いピンクの花、「フジバカマ」が植えられた一帯。
箕輪町の住民有志でつくる「信州みのわ花街道」の「ながたの丘にアサギマダラを呼ぶ夢追人」のメンバーたちが、アサギマダラが舞う里づくりを目指そうと、今年6月にフジバカマの花の栽培を始めた。
それから3ヶ月、長田の湯近くに植えられたフジバカマに、メンバーが2匹のアサギマダラを発見した。
アサギマダラは、日本と中国大陸、台湾からヒマラヤまで広く分布している大型のチョウで、1500キロから2000キロもの長距離を移動するとされている。
アサギマダラは、フジバカマの一帯を優雅に舞ったり、蜜を吸ったりしていた。
メンバー達は、その姿を写真に収めたりして喜びの一時を過ごしていた。
会では、今後もフジバカマを増やし、さらに多くのアサギマダラが訪れる里づくりを目指したいという。 -
箕輪町内一周駅伝
木下Aが13連覇箕輪町の秋の恒例行事、町内一周駅伝大会が23日開かれ、木下区が13年連続の優勝に輝いた。
大会は町民の体力向上と、地区間の交流を目的に開かれていて、今年で49回目になる。今年の大会には、箕輪町の友好交流都市、静岡県浜松市の庄内地区を含む15地区、31チームが参加した。
午前8時10分に箕輪町役場入口の交差点から、各地区の第一走者がスタート。選手たちは、町内の東から西へとたすきをつないで、ゴールとなる役場を目指した。
沿道には多くの観客が集まり、選手たちに声援を送っていた。
午前9時半過ぎ、トップでゴールに入ってきたのは、木下Aチーム。最後のランナーがゴールテープを切ると、チームのメンバーと抱き合って、13連覇の喜びを分かち合っていた。
大会の結果、優勝は木下A、準優勝は沢A、3位は松島Aで友好都市の浜松市庄内地区が4位と健闘した。