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70年の節目 経ヶ岳強歩大会
今回で70回の節目を迎える南箕輪村の南箕輪中学校伝統行事、経ヶ岳強歩大会が12日開かれました。
経ヶ岳強歩大会には458人が参加しました。
南箕輪中学校第一グラウンドを3年生男子から学年別、男女別に6グループに分かれてスタートしました。
大会は2019年度までは南箕輪村の山、経ヶ岳8合目をゴールとして開催されていましたが、2020年度は新型コロナウイルスの影響で中止となりました。
その翌年2021年度に大会は復活しましたがコースは大芝高原から登山口までに短縮されました。
今年度は山の状況や、生徒の安全確保の観点から中学校第一グラウンドをスタートし登山口で折り返す基本コース10.4キロと短縮コース7.7キロが設定されました。
大会では生徒が安心して走れるように保護者がボランティアとして参加しました。
沿道では地域の人が声援を送る姿も見られました。
ゴール地点の大芝公園総合運動場にトップで入ってきたのは3年生でサッカーのクラブチームに所属している村上翔哉君でした。
女子のトップは3年生で陸上部の米澤碧海さんでした。
経ヶ岳強歩大会でリタイアした生徒はいなかったということです。
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手良小学校5年生が泥遊びで代掻き
伊那市の手良小学校5年生は、学校の田んぼで代掻きを兼ねた泥遊びをして楽しみました。
11日は5年生18人が、小学校南側にある田んぼで泥遊びをしました。
田んぼはおよそ3アールあり、毎年5年生が米作りを行っています。
泥を投げたり、泥をかぶって楽しんでいました。
児童は2チームに分かれて綱引きをおこないました。
足元が安定しない中、協力して引っ張っていました。
ほかにドッジボールも行いました。
泥遊びを行うことで土がならされ、田んぼの代掻きの代わりになるということです。
19日には、もち米とコシヒカリの2種類の田植えを行うということです。
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聞き書き甲子園 伊那市が初めて参加へ
伊那市は、全国の高校生が各地域の人から話を聞き、記録・発信する「聞き書き甲子園」に初めて参加します。
11日は、オンラインで記者説明会が開かれ、澁澤寿一実行委員長らが概要を説明しました。
聞き書き甲子園は、全国の高校生が、森・川・海の名人から話を聞き、記録・発信する活動で、2002年度に始まりました。
実行委員会では、名人の推薦と高校生の受け入れに協力する市町村を全国から公募していて、伊那市が選ばれるのは今回が初めてです。
今年度は、長野県内の4つの市と村を含む、全国13市町村の88人の名人が、高校生から取材を受けることになっていて、伊那市からは、ザザムシ漁やスガレ追い、マツタケなどの名人7人が取材対象です。
住んでいる地域に関係なく、高校生がその地域に出向き、1対1で取材を行います。
澁澤実行委員長は「名人の話を聞き、言葉にすることで、その地域の魅力や想いを感じてほしい」と話していました。
取材を行う高校生の募集は、6月22日までで、8月下旬から取材が始まる予定です。
伊那市では、地元の高校生にも、参加を呼び掛けるということです。
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伊那小学校 花育の授業
花に親しむことで心を豊かにする「花育」の授業が10日に伊那市の伊那小学校で行われました。
この日は、白鳥孝伊那市長とJA上伊那の西村篝組合長、JA上伊那花き部会の酒井弘道部会長が伊那小学校を訪れ、代表児童にアルストロメリアの花束を贈りました。
「花育」は伊那市とJA上伊那、花き部会が、子どもたちに花に親しむことで豊かな心を育んでもらおうと、市内15校の小学3年生を対象に2014年度から毎年行っているものです。
花束は1クラスひとつずつ贈られ、児童達は花束を触ったりにおいを嗅いだりしていました。
花育の授業では花き部会青年部が制作したDVDを見ながら、花の栽培方法や種類を学んでいました。
アルストロメリアの生産量は上伊那が日本一で、昨年度はおよそ1,300万本が出荷されました。
花は、市内全ての小学校に合わせて1,870本が贈られるということです。
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信大農学部と長野高専 連携協定
南箕輪村の信州大学農学部と長野市の長野工業高等専門学校は、教育や研究で広く協力する連携協定を9日締結しました。
9日は信州大学農学部で協定署名式が行われ、信大農学部の米倉真一学部長と、長野高専の江﨑尚和校長が協定書を取り交わしました。
両校は、教育、研究、地域貢献などで広く協力していきます。
信大農学部と長野高専は昨年度から協定締結に向けた活動を行っていて、「牛の鳴き声による感情分析手法の検討」に関する共同研究が始まっています。
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田楽座伊那公演 芸能や工芸に親しむ
伊那市富県を拠点に活動している歌舞劇団田楽座の伊那公演が伊那市のいなっせで7日に行われました。公演前には小学生による太鼓演奏や染物体験のワークショップが行われ会場を盛り上げました。
公演では、日本各地の伝統芸能をアレンジした太鼓や踊りなど11演目を披露しました。
田楽座は、1964年に発足し来年60周年を迎えます。
代表の中山洋介さんは、「さらに20年30年先を見据え、芸事を深め強いチームを作っていきたいです」と話していました。
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4年振り一般公開 中尾歌舞伎春季公演
伊那市長谷に伝わる伝統芸能、中尾歌舞伎の春季定期公演が29日、中尾座で行われました。
今回の演目は落語をもとにした「人情噺文七元結」です。
江戸時代の下町が舞台で博打好きの男、長兵衛の娘が父の借金を返すために自ら吉原に身を売ろうとします。
吉原の女将は長兵衛に五十両を貸しますが、その帰り長兵衛は身投げをしようとしている男、文七に出会いその金を渡してしまうという筋書きです。
新型コロナの感染状況が落ち着いていることから今回4年振りに一般公開されました。
中尾座には約200人が訪れ、熱のこもった演技にはおひねりを投げ歓声を送っていました。 -
中尾歌舞伎 本番間近稽古に熱
伊那市長谷に伝わる中尾歌舞伎の定期公演が、29日に行われます。
本番まで10日を切り、稽古にも熱が入っています。
20日夜は公演がある中尾座で、稽古が行われました。
本番が近いこともあり、半分ほどの役者が衣装を身に着けて稽古を行いました。
衣装のメンバーは、帯や帯揚げといった和装小物がそろっているか事前に確認しながら着つけていました。
今回の演目は、落語をもとにした「人情噺 文七元結」です。
江戸時代の町民の気質と人情が表現された作品で、中尾歌舞伎のレパートリーの中で、唯一、大団円となる作品です。
今回、丁稚役で、長谷保育園の年中児、松田 みなみちゃんが初出演します。
稽古で、みなみちゃんは、しっかりとした演技を見せていました。
みなみちゃんは「本番もがんばりたい」と話していました。
中尾歌舞伎の春季公演は、新型コロナの影響で、4年ぶりに一般に公開しての開催となります。
中尾歌舞伎保存会の中村徳彦代表は「わかりやすい出しものなので、ぜひ観て親しんでもらいたい」と話していました。
今回、会場での観覧は先着100人の事前予約制で、すでに定員に達しています。
中尾歌舞伎春季公演は、29日(土)に、伊那市長谷の中尾座で行われます。
なお、伊那ケーブルテレビでは公演の模様を29日午後1時30分~122チャンネルで生中継します。
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美篶小学校の児童が春の桜並木活動
伊那市の美篶小学校の児童は三峰川堤防の桜並木の木の成長を観察する春の桜並木活動を13日に行いました。
この日は、美篶小学校の4年生から6年生およそ150人が5人から6人ずつの縦割りの班に分かれて測定や観察を行いました。
児童は桜の木の幹の太さや、枝の広がりを測りました。
この活動には美篶地区各種団体協議会の会員も協力していて、きょうも児童をサポートしていました。
児童は4年生になると自分が担当する木2本を決め、6年生までの3年間継続して観察をしています。
この堤防は水害を防ぐため江戸時代から桜が植えられていましたが、1953年から始まった三峰川総合開発で多くの桜の木が切られました。
そのことを学習した1994年当時の4年生が「昔の桜並木を復活させたい」と取り組みを始め、以来植樹や管理を行ってきました。
現在、美篶小では56本の桜を見守っています。
桜並木活動は春と秋の年2回行っていて、次は10月の予定です。 -
大芝アカマツ間伐材「おもちゃ」 保育園に
南箕輪村は樹種転換を進めている大芝高原のアカマツの間伐材で作ったおもちゃを、北部保育園に19日配布しました。
保育園に贈られたのは、「ままごと用キッチン」と「積み木のセット」です。
子ども達は、順番に、木のおもちゃを触ったり、においをかいだりしていました。
ままごと用キッチンは幅90センチ、高さ60センチあり、本体には大芝のアカマツを使用しています。
キッチンパーツや付属品にはクヌギやイチョウなどが使われています。
アカマツで作った積み木は、40ピースあり、塗装をしていないので使っているとアカマツの風味が増してくるという事です。
北部保育園には、おもちゃの製作に携わった、伊那市の製材所と木工所の関係者が訪れ、大芝のアカマツで作ったおもちゃを子ども達に手渡しました。
南箕輪村では、今年度から大芝高原のアカマツの樹種転換を進めています。
間伐したアカマツの有効活用の一環として、おもちゃを製作しました。
村では、村内の全ての保育園に「ままごと用キッチン」1台と「積み木」6セットを配布します。
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山寺の奇祭「やきもち踊り」奉納
伊那市山寺に伝わる奇祭「やきもち踊り」が地元の神社・白山社八幡社合殿に16日奉納されました。
羽織、袴姿で、足を高くあげ、飛び跳ねるようにして踊る「やきもち踊り」です。
このユーモラスな踊りは、県の無形民俗文化財に指定されています。
16日は伊那市山寺にある白山社八幡社合殿で地元住民でつくる保存会、およそ30人が踊りを奉納しました。
踊りは、前踊り、中踊り、後踊りがあり、その合間には酒盛りが行われます。
踊り手たちは、アユの串焼きを肴にどぶろくを酌み交わし、キセルで刻み煙草をふかしていました。
去年と一昨年は新型コロナにより、酒盛りの回数を減らすなど規模を縮小して実施してきましたが、今年は4年ぶりに、通常の形に戻し、祭りを行いました。
最後の酒盛りを終えると、下駄を境内の外に出し、後踊りが行われます。
踊りが終わると、踊り手たちは一斉に逃げ出します。
逃げ遅れると厄病にかかると言い伝えられていて、先を競って鳥居の外に駆け出しました。 -
やきもち踊りを前に当屋祭
伊那市山寺のやきもち踊りが16日に行われます。
9日は、祭りで使う道具を清める当屋祭が行われました。
やきもち踊りが行われる伊那市山寺の白山社・八幡社合殿です。
16日の例大祭に合わせて踊りが奉納されます。
当屋とは、祭りの当番役のことで、当屋祭は、踊りで使う道具を清める神事です。
9日は、新旧の当屋や氏子の代表など30人ほどが参加しました。
宮司の祝詞には、祭りでふるまうどぶろくや川魚、刻みたばこなどが登場します。
柴満喜夫保存会長や新しい当屋の原文由さんなど参加者の代表が玉串をささげ、当屋祭は終了しました。
原さんは「祭りには親しみがあるが、当屋になるのは確率的にも少ない貴重なこと。大役だがつとめあげたい。」と話していました。
長野県の無形民俗文化財に指定されている奇祭、やきもち踊りは、16日に神社境内で奉納されます。
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伊那市と韮崎市の4年ぶりの文化交流会
伊那市と山梨県韮崎市の文化団体の交流会が、4年ぶりに高遠城址公園で13日に開かれました。
13日は武田信玄の五男、仁科五郎盛信が祀られている新城藤原神社前で文化交流会が開かれました。
伊那芸術文化協会の木村流大正琴伊那支部のメンバーが演奏を行いました。
次に韮崎市文化協会舞踊部のメンバーが踊りを披露しました。
伊那市の高遠城は盛信が韮崎市は信玄の四男、武田勝頼が新府城の城主だったことが縁で伊那市と韮崎市は1974年から文化団体の交流を続けてきましたが、新型コロナの影響で4年ぶりの開催となりました。
また13日は神事が行われました。
文化交流会は年2回開かれ、秋には伊那市が韮崎市を訪れる予定です。
13日は伊那市と韮崎市のおよそ100人が参加しました。
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伊那東小学校で交通安全教室
伊那市の伊那東小学校で交通安全教室が13日に行われ、自転車の安全な乗り方について学びました。
13日の交通安全教室には5・6年生のおよそ180人が参加しました。
5年生の教室では、児童たちが実際の道路を走行し安全運転を学びました。
伊那市の生活環境課交通安全係や地元の交通安全協会も協力して児童たちに道を渡るときは自転車を降りて左右を確認するよう教えていました。
学校まで戻ってくると、校庭内に設置された模擬道路を走りました。
乗車や発進時の確認や交差点での走り方を学んでいました。
ほかにS字走行などを行いました。
伊那東小学校では「自転車に安全に楽しく乗ってもらえるように、基本的なルールや技術を学んでほしい」と話していました。
伊那東小では毎年この時期に交通安全教室を開いています。
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ザ・シワクチャーズ伊那が合唱祭に向け練習
上伊那の60歳以上の女性で構成する合唱団、ザ・シワクチャーズ伊那は国際シニア合唱祭に向け10日に練習を行いました。
練習にはザ・シワクチャーズ伊那のメンバーおよそ25人が参加しました。
4月17日から神奈川県横浜市で開かれる、国際シニア合唱祭「ゴールデンウェーブin横浜」では2曲を披露します。
会場となる横浜みなとみらいホールは改修工事で2年間休館となっていたことから、合唱祭は3年ぶりの開催となります。
国際シニア合唱祭ゴールデンウェーブin横浜は4月17日から19日の3日間開かれ、89団体が出演します。
ザ・シワクチャーズ伊那は18日に出演します。
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南信工科短大 入学式
南箕輪村の長野県南信工科短期大学校の入学式が10日行われ、38人が学校生活をスタートさせました。
今年度入学したのは機械システム学科、電機システム学科それぞれ19人のあわせて38人です。
このほか6か月の短期課程に3人が入学しました。
武田三男校長は「専門分野の知識や技能を身につけて、様々な課題に積極的に挑戦してください」と式辞を述べました。
新入生を代表して機械システム学科の中村璃空さんは「周りの仲間と切磋琢磨しながら、夢や目標に向かって努力していきます」と誓いの言葉を述べました。
南信工科短大の学生はものづくりのスペシャリストを目指して、2年間実践的な技術を学びます。
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箕輪進修高校 86人が入学
箕輪町の箕輪進修高校で入学式が6日に行われ、86人が入学しました。
今年度、箕輪進修高校に入学したのは、男子64人、女子22人のあわせて86人です。
内訳は、クリエイト工学科に17人、普通Ⅰ部に37人、Ⅱ部に27人、Ⅲ部に5人です。
小林敏明校長は「仲間を大切に、初心を忘れず高校生活に打ち込んでください」と話していました。
新入生を代表して、丸山幸大さんが「これからの3年間は、目標を達成するために努力を重ねることを誓います」と宣誓しました。
上伊那8つの公立高校では、5日と6日で入学式が行われ、あわせておよそ1,230人が入学しました。
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小中学校で入学式 富県小21人入学
入学式シーズンです。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の伊那市・箕輪町・南箕輪村の小中学校で6日、一斉に入学式が行われました。
このうち、伊那市の富県小学校では、男子14人、女子7人のあわせて21人が入学しました。
新1年生は、教職員や保護者に拍手で迎えられて入場しました。
小出豊校長は「『やりたいことに挑戦すること・早寝早起き・交通事故に気を付けること』この3つを守り、みんなと仲良く過ごしてください」と話していました。
酒井大翔児童会長は「学校生活はとても楽しいです。みんなで楽しい富県小学校を作りましょう」と歓迎しました。
式では、1年生が元気よく歌を歌いました。
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伊那市商工会女性部 4年ぶり「さくら茶」振舞う
桜が満開を迎えている伊那市高遠町の高遠城址公園で5日伊那市商工会女性部のメンバーがさくら茶を振る舞いました。
さくら茶は、八重桜の塩漬けにお湯を注いだもので4日は600人分用意したと言う事す。
天候にも恵まれ、高遠城址公園には多くの花見客が訪れ桜の木の下でさくら茶を味わっていました。
さくら茶の振る舞いは、新型コロナの影響により4年ぶりの開催となりました。 -
満開の中 高遠ばやし巡行
4日は伊那市無形文化財に指定されている高遠ばやしの巡行が高遠城址公園で行われました。
伊那市内の有志でつくる桜奏会のメンバーおよそ20人が花笠に法被のいで立ちで公園内を練り歩きました。
高遠閣をスタートし公園内を1周するコースで、行きはゆっくりとした本囃子を演奏し、帰りは、テンポが速くにぎやかな帰り囃子を演奏しました。
桜奏会では、花見客が訪れるこの時期に伝統の音色を楽しんでもらおうと園内での巡行を毎年行っています。
会では「徐々にコロナ前のようににぎやかになってきた。日本の曲の良さを感じてもらえたらうれしいです」と話していました。
高遠ばやしの巡行は11日にも予定されています。
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弥生生が企画 地域活性化イベント ハルフェス
伊那弥生ケ丘高校の生徒による地域活性化イベント「ハルフェス」が伊那市のセントラルパークで3月21日に行われました。
セントラルパークでは軽音楽部の演奏や有志の生徒による歌の発表が行われました。
ほかには輪投げや射的のブースが設けられました。
このイベントは総合的な探求の時間で地域活性化に取り組む生徒7人が企画したものです。
去年の10月にもハロウィンにちなんだイベント「ハロフェス」を開いていて、今回で2回目になります。
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赤羽君 和太鼓コンテストで優勝
1月に神奈川県横浜市で開かれた和太鼓コンテストの組太鼓部門で、伊那市の西春近北小学校5年生の赤羽幸之助君が優勝しました。
29日は、赤羽君と両親、西春近北小の北原克己校長が伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に優勝を報告しました。
赤羽君は横浜市で開かれた「第13回横浜太鼓祭~浜の和太鼓コンテスト~」の組太鼓部門で優勝しました。
組太鼓部門は2人から15人の1チームで出場することができ、全部で5チームが出場しました。
赤羽君は、指導者で伊那市西春近の石川哲大さんと2人で出場しました。
白鳥市長は「日本一を維持できるように今後も頑張ってください」と話していました。
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春日公園・三峰川榛原河川公園に複合遊具完成
伊那市が設置を進めていた春日公園と三峰川榛原河川公園の複合遊具が完成し、20日に使い始めのセレモニーが行われました。
西町の春日公園では、竜西保育園と竜南保育園の園児およそ70人が参加し完成を祝いました。
平成8年に設置され老朽化が進んでいたローラー滑り台を撤去し、新たに複合遊具を建設したものです。
3種類のすべり台などがあり、春日城をモチーフに子ども達が忍者として城の天守閣に忍び込む姿をイメージしたということです。
他に、城下町をイメージした幼児用遊具や、忍者の修行場としてのターザンロープもあります。
事業費はおよそ3,000万円で、そのうちの半分は国の交付金を活用しています。 -
伊那弥生ケ丘高校同窓会がリユース制服を譲渡
制服のリユースに取り組んでいる伊那市の伊那弥生ケ丘高校同窓会は譲り受けた制服を新入生対象に譲渡しています。
制服の譲渡は伊那弥生ケ丘高校の敷地内にある同窓会館で行っています。
高校の合格発表が17日に行われたこともあり、午前9時過ぎには来年度入学する新入生が訪れて制服を選んでいました。
制服はこれまでに男女のものあわせて25着ほどが集まっているということです。
制服の譲渡は21日まで行われています。
また、制服の提供も21日まで受け付けています。
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高校後期選抜合格発表 喜びの春
公立高校後期選抜の合格発表が17日県内一斉に行われ9,400人あまりが喜びの春を迎えました。
伊那市の伊那北高校では午前8時30分に合格者の受験番号が書かれた紙が貼りだされました。
自分の番号を見つけた受験生は、保護者や友人と喜び合い、記念撮影をしていました。
伊那北高校では普通・理数合わせて214人が受験し、208人が合格しました。
入学式は来月6日に行われます。
公立高校の後期選抜の県内の受験者数は全日制、定時制、多部単位制合わせて9,889人で合格者は9,409人です。
上伊那では869人が受験し844人が合格しています。
上伊那で再募集する高校は辰野高校の普通と商業でそれぞれ1人、高遠高校で22人、駒ヶ根工業高校の機械・電気・情報技術一括で5人、赤穂高校の定時制で若干名、箕輪進修高校の普通Ⅰ部・Ⅱ部・Ⅲ部、工業Ⅰ部でそれぞれ若干名となっています。
再募集の受付は17日から22日(水)午後5時までとなっています。
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新山小学童クラブ開所式
去年7月から建設工事が行われていた伊那市富県の新山小学校の学童クラブの完成・開所式が13日、行われました。
この日は白鳥孝市長や学童クラブを利用している児童などが式に参加しました。
児童を代表して6年生の伊澤愛羽さんは「完成が楽しみだったので、中に入ることができてうれしい」と話していました。
新山小学童クラブは、新山小学校の給食調理場跡地に新しく建てられました。
玄関ホールには児童が入館後すぐに手洗いできるように洗面台がつくられています。
学習室と指導員室の間に間仕切りがなく、広く目が届くようになっています。
新山小学童クラブは定員が25人で、現在は14人が登録していて、この日から利用を始めたということです。
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上伊那の小中学校で卒業式
小中学校の卒業式シーズンを迎えています。
上伊那51校のうち、19校で15日、卒業式が行われました。
このうち、伊那市高遠町の高遠小学校では、34人が卒業を迎えました。
式では、下島弘子校長から卒業生一人ひとりに卒業証書が渡されました。
卒業生は、歌の時以外はマスクを外して式に臨みました。
下島校長は「これからも、高遠石工のようにたくましく歩んでいってください」と式辞を述べました。
式が終わると、卒業生の最後の学活が行われました。
卒業生を代表して藤川樹乃さんは、「この6年間の思い出や過ごした大切な時間は、先生や友達がいたからできました。ありがとうございました。」と発表していました。
担任の宇津大地教諭は「中学に行ってもたくさんの宝物が出来る事を願っています。」と話していました。
15日は、上伊那の51校の小中学校のうち19校で卒業式が行われました。
16日は26校で行われます。
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浜松市庄内地区から箕輪中卒業生に花束
箕輪町と友好交流推進協定を結んでいる静岡県浜松市庄内地区から、箕輪中学校の卒業式に合わせ、花束が届きました。
届いた花束は、浜松市の特産品のガーベラやフリージアなど全部で325束です。
15日は、箕輪町の社会体育館で小林久通教育長が各クラスの代表生徒に花束を渡しました。
浜松市庄内地区は、1996年から毎年、箕輪中学校の卒業式に合わせて花束を贈っています。
花束は、あすの卒業式で卒業生全員に渡されます。
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箕輪南小 ウクライナ支援で寄付
箕輪町の箕輪南小学校児童会は、ロシアの侵攻を受けているウクライナを支援しようと、アルミ缶回収で集めたお金を14日、寄付しました。
14日は、箕輪南小生活委員会の小森凌汰副委員長が、白鳥政徳箕輪町長に2万6,530円を手渡しました。
箕輪南小学校では毎年アルミ缶回収を行っています。
使い道は児童たちが考え、今年度はウクライナ支援に役立ててもらうことにしました。
児童や職員、地域住民から1年で約220キロが集まりました。
体育館では、6年生27人がウクライナに届くよう思いを込め、太鼓を演奏しました。
寄付金は、日本赤十字社長野県支部を通してウクライナへ贈られるということです。
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伊那北小学校で3学期の終業式
15日の卒業式を前に、伊那市の伊那北小学校で3学期の終業式が行われました。
伊那北小学校では、各教室でテレビ会議システムを使って終業式が行われました。
終業式では、3年生によるダンスの動画を各クラスで見ました。
校長室からのライブ配信では、6年生2人が作文を発表しました。
三澤葵さんは習い事の剣道について発表していました。
伊藤奏汰君は、友達との関わり方について発表していました。
久保田雅樹校長は「みなさんの体の中には、桜のつぼみのように新しいスタートに向けて身に着けた力が詰まっています。自分らしく美しい花を咲かせてください」と話していました。
終業式のあと、4年生と5年生が15日の卒業式に向け会場の準備をしていました。
体育館に椅子を並べたり、花を飾るなどしていました。
伊那北小学校では15日に卒業式が行われ、38人が卒業を迎えます。
放送エリア内では、15日と16日が卒業式のピークです。