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ポーラ☆スター 新体操発表会
伊那市と塩尻市、諏訪市に教室がある新体操教室、ポーラ☆スターの発表会が、伊那市のロジテックアリーナで24日に開かれました。
発表会では、生徒100人が、練習の成果を披露しました。
各教室の発表のほか、3つの教室の生徒と講師全員でのパフォーマンスも行われました。
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上伊那の小中学校で終業式
伊那市長谷の長谷小学校で23日、2学期の終業式が行われ、子どもたちはあすから冬休みを迎えます。
23日は、伊那ケーブルテレビ放送エリア内の小中学校のうち、6校で2学期の終業式が行われました。
このうち長谷小学校の終業式では、学年発表として4年生が取り組んだ全校児童対象のアンケート結果を発表していました。
好きな教科のアンケートでは、1位が体育、2位が算数、3位が図工となっていました。
塩澤秀彦校長は、プロジェクターを使いながら「年末年始は周りの人に感謝をして過ごしましょう。3学期も元気よく登校してきてください」と話していました。
式が終わると、2年生の教室では全員が2学期に頑張ったことを発表していました。
長谷小学校の冬休みは、あすから来年1月5日までの13日間です。
終業式のピークは26日となっています。
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上伊那の高校生が選ぶ読書大賞「おおかみこどもの雨と雪」
上伊那の高校生が選ぶ読書大賞の投票が10日に伊那市のいなっせで行われ、細田守さんの「おおかみこどもの雨と雪」が選ばれました。
この作品は、人間の女性とおおかみおとこの間に生まれた、おおかみこどもの成長と自立までを描いた作品です。
映画が話題になったこともあり、生徒からは「映画にはない細かい情景が書かれていて読みやすい」「こどもたちの悩みに共感できる」などと評価されました。
今年は「動物」をテーマにした、5つの作品を候補に上伊那8校で投票を行いました。
この日は、各校の図書委員21人が最終投票をしました。
読書大賞は、本を通して「読む」「書く」「聞く」「話す」力をつけ交流を広めてもらおうと、上伊那高等学校図書館協議会が2009年度から行っています。
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南信工科短大で伊那東部中科学部が体験講座
南箕輪村の南信工科短期大学校は、ものづくりの楽しさを知ってもらおうと、伊那市の東部中学校科学部を招き体験講座を10日に開きました。
10日は、東部中学校科学部の生徒11人が参加し、2つのグループに分かれて加工やプログラム体験をしました。
生徒たちは、セロハンテープを張ったアクリル板を偏光板に挟んだしおりの製作や、電子顕微鏡を使いトンボを観察していました。
ドローンの操縦体験では、タブレットを使い目標地点に置かれたマークに着陸するように設定していました。
南信工科短大では上伊那の小学生や保護者を対象にものづくりの楽しさを体験してもらう「人材ふれあいフェア」を毎年開いています。
きょうは中学生にも、ものづくりの楽しさを知ってもらおうと企画されました。
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バイオリンパフォーマー牧美花さん演奏会
長野市出身のバイオリンパフォーマー牧美花さんが19日、伊那市の美篶小学校を訪れバイオリンを披露しました。
牧さんは生まれつき左手に障害があり弦をおさえることができないことから、右手でバイオリンを、左手で弓を持つ逆弾きで演奏します。
19日は、牧さんがモデルで来年2月に伊那市で行われるミュージカル「チュイチュイ左手のバイオリン弾き」のPRのため美篶小学校を訪れ、児童たちに演奏を披露しました。
牧さんは左手のハンディを抱えながらも、周りに支えられ、諦めずに練習を続けたことで、夢を叶えることができたと話していました。
ミュージカル「チュイチュイ左手のバイオリン弾き」伊那公演は来年2月26日(日)にニシザワいなっせホール行われます。
料金は前売り自由席親子ペア3000円などとなっています。
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箕輪中3年生 「箕輪学」の成果披露
箕輪町の箕輪中学校の3年生は、地元について学ぶ「箕輪学」の成果を16日に保護者などに披露しました。
16日は、箕輪学に取り組んでいる3年生の各クラスが体育館にブースを設け、1・2年生や保護者に、1年間の成果を披露しました。
このうち3年3組では、地元の企業等と協力して箕輪町のマスコットキャラクターを考え、そのキャラクターのクッキーやストラップを作りました。
キャラクターデザインは箕輪町を中心にイベントの企画・運営を行っている株式会社ローカルライフ、クッキーは菓子庵金星、アクリルストラップは箕輪進修高校から協力を得ました。
箕輪中学校では毎年、地元について学び、地元の人と繋がる箕輪学の取り組みを行っています。
箕輪中学校では「この学びから、将来的に地元に貢献してくれる人が出てくれれば嬉しい」としています。
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加藤明治の作品を知る交流会
昭和45年に亡くなった南箕輪村出身の童話作家、加藤明治の作品を知る交流会が14日、村図書館で開かれました。
14日は、加藤明治の長男で元教師の加藤達人さんが、明治が書いた童話「アメノウオと隊長殿」を読みながら作品のエピソードなどを紹介しました。
アメノウオとは渓流魚アマゴのことです。
加藤明治は1911年に南箕輪村塩ノ井に生まれ、県内の小中学校で教師を務める傍ら、童話作家として作品を書いていました。
「アメノウオと隊長殿」は、終戦を向かえる昭和20年の飛行隊が舞台の作品です。
釣りが好きで、アメノウオ博士と呼ばれる新人兵士と、蝶が好きで蝶先生と呼ばれる飛行隊隊長との心の葛藤を描いたストーリーです。
加藤さんは「村出身の作家の作品に触れてもらえる良いきっかけとなった。亡き父が残してくれた作品をこれからも大切に伝えていきたい」と話していました。
村図書館では、来年以降もこの交流会を続けていく予定です。
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東春近小6年生 プロの役者が演技指導
総合学習で演劇に取り組んでいる伊那市の東春近小学校6年西組の児童は、プロの役者から演技に必要な表現力や発想力について14日教わりました。
14日は、西組の児童が飯田市在住で舞台俳優の小林英樹さんから演技に必要な表現力や発想力を教わりました。
これは、県が行っている「演劇による学び」の推進事業の一環で開かれたものです。
子ども達は、グループ毎に別れ、「学校」や「映画館」などの場面をそれぞれがポーズをとり表現し、ゲーム形式でコミュニケーションや創造力について学んでいました。
6年西組では、総合学習でオリジナル劇「老松場物語Ⅱ」に取り組んでいます。
今回は、発表に向けさらにレベルアップを図ろうとプロからアドバイスを受けました。
最後は、劇の一場面を発表し、小林さんからアドバイスを受けていました。
小林さんは「演劇を作っていくうえで、自分の意見を言い、相手の意見を受け入れていく事が大切だ」とアドバイスを送っていました。
西組では来年2月の参観日でオリジナル劇の発表をする予定です。
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南箕輪中学校生徒 模擬議会
南箕輪村の南箕輪中学校3年生による模擬議会が11月25日に、役場で開かれました。
この日は、中学生5人が藤城栄文村長に質問をしていました。
中学生からは家庭内の家事・育児の男女の負担の偏りをなくすために村ではどんな対策をしていくかという質問が出されました。
藤城村長はフリップを使って、「家事・育児は、家庭内での話し合いが大事だ」と話していました。
村では、男女共同参画を村の広報や講演会などの活動を通して、各家庭に周知していきたいとしています。
模擬議会は、村政に関心を持ってもらうとともに、議会運営に中学生の意見を取り入れていこうと開かれました。
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箕輪町の2人が岡工ラグビー部で全国出場
箕輪町在住で岡谷市の岡谷工業高校ラグビー部に所属する2人が、27日から東大阪市花園ラグビー場で開かれる全国高校ラグビーフットボール大会に出場します。
12日は、岡谷工業高校ラグビー部3年で大出の荻原悠月さんと、1年で松島の宮入蓮さんらが町役場を訪れ、白鳥政徳町長に全国大会出場の報告をしました。
岡谷工業高校ラグビー部は、11月に開かれた県大会で優勝し、2年ぶり32回目の全国大会出場を決めました。
荻原さんは、97キロの体重を活かし、スクラムの最前線を務めます。
1年でレギュラーの宮入さんは、スクラムの後方を支えるポジションを担当しています。
白鳥町長は「まずは一回戦を突破して、長野県のラグビーを盛り上げてください」と話していました。
第102回全国高校ラグビー大会は、27日から大阪府の東大阪市花園ラグビー場で開かれます。
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小学生が起業家から学ぶ
伊那市の富県小学校の児童が、地域で起業している人などから仕事について学ぶ、キャリア教育学習会が7日に開かれました。
講師は地域の起業家など4人が務めました。
このうち伊那市御園でパーソナルカラー診断などをしているStudio caraの唐澤美智さんは、カラーカードを使った診断体験を行いました。
児童達は自分の好きな色と、相手に合う色を選んでいました。
ある児童は「場面に合わせて、色を工夫し選ぶだけで気分が変わることが分かった」と話していました。
唐澤さんは「皆さんの大好きを大事にして仕事に繋げていってください」と話していました。
この学習会は富県小学校のPTAが毎年開いているもので、5・6年生のおよそ40人が参加しました。
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みのわに生まれる合唱の輪2022クリスマス・コンサート
クリスマスを前に「みのわに生まれる合唱の輪2022クリスマス・コンサート」が11日に箕輪町文化センターで開かれました。
コンサートには上伊那の合唱団体や町内の小中学校合唱部など13団体が出演しました。
クリスマスの時期が近いこともあり、クリスマスアレンジした歌の披露もありました。
新型コロナの影響で、町内の小学校3校は事前収録した映像で発表を行いました。
また、感染拡大防止策として会場は観客を160人までに制限しました。
コンサートはみのわに生まれる合唱の輪実行委員会が毎年この時期に開いています。
11日の模様はオンライン配信され、およそ500人が視聴したということです。
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ニシザワ文芸コンクール表彰式
株式会社ニシザワが主催する読書感想文のコンクールの表彰式が10日伊那市創造館で行われました。
10日は、受賞者20人にニシザワの荒木康雄社長から賞状が贈られました。
最高賞の最優秀賞には、小学校低学年の部で東春近小3年の北原璃空君が、高学年の部で辰野南小6年の田畑真歩君が、中学生の部で箕輪中3年の磯畑瑞希さんがそれぞれ選ばれました。
このうち北原君は、登場人物やあらすじをリズムよくまとめた点が評価され、「クラスのみんなと助けあうようになりたい」とまとめました。
磯畑さんは、終戦間近な日本にタイムスリップした少女と特攻隊員との出会いを書いた小説を読み、「現在のロシアのウクライナ侵攻と照らし合わせ、戦争を無くすためには、現状を知る、発信する事、話し合いが大切だ」とまとめました。
コンクールには、上伊那の小中学校44校から1,219点の応募がありました。ニシザワの荒木社長は、「コロナで制限ある学校生活が続いていますが、沢山本を読んで心豊かな人に育って下さい」と話していました。 -
御殿場遺跡で縄文土器発掘作業
県の史跡に指定されている、伊那市富県の御殿場遺跡で存在が確認されていた縄文土器の発掘作業が8日から行われています。
土器は、およそ5千年前、縄文時代中期のもので、市の職員などが傷つけないよう、慎重に作業をしていました。
土器が見つかった場所は、御殿場遺跡の中にある埋橋清さんの畑で、2か所から土器が見つかりました。
埋橋さん宅の周辺一帯は、御殿場遺跡として、1971年に県の史跡に指定されました。
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伝統芸能 古田人形芝居定期公演
箕輪町上古田に江戸時代から伝わる伝統芸能の古田人形芝居の定期公演が3日に町文化センターで行われました。
定期公演には古田人形芝居保存会と箕輪中学校古田人形部の2団体が出演しました。
公演ではまず、古田人形芝居保存会が舞台を清める舞、「三番叟」を披露しました。
箕輪中学校古田人形部は
「生写朝顔話 宿屋の段」を披露しました。
盲目の娘とその恋人との悲恋を描いた物語です。
生徒は3人一組で人形を操り演じていました。
続いて古田人形芝居保存会が大井川の段を披露しました。
古田人形芝居はおよそ300年の歴史を持ち、長野県選択無形民俗文化財に指定されています。
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箕輪進修 南宮神社のご神木を木札に加工
箕輪進修高校3年の藤森海斗さんは、箕輪南宮神社の総代会の依頼を受け、御神木でお札を作っています。
藤森さんが作ったお札は、2年参りで無料配布されるという事です。
お札を作っているのは、箕輪進修高校、クリエイト工学科3年の藤森海斗さんです。
藤森さんは課題研究の一環でレーザー加工を学んでいて、機械で「箕輪南宮神社」の文字や「神社の紋章」を彫っていました。
完成したお札の大きさは、縦5センチ、横2センチです。
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上農生 重機の操作実習
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒がバックホーなどの重機を操作する実習が5日、校内の農場で行われました。
実習には、コミュニティデザイン科 里山コースの2年生15人が参加しました。
この実習は平成24年度から実施していて、今年度で11回目となります。
今回の実習では初めてICT技術を導入したバックホーを使用しました。
事前にドローンなどで測量したデータをもとに施工するもので、基礎となる目印が必要なくなるなどの省力化を図れます。
生徒たちは、手元のモニターに表示される3次元データを見ながら、重機を動かしていました。
生徒は「最先端の技術に触れることができ、とても新鮮だった。操作は難しかったけれど、重機の大きさや振動を感じることができ、楽しかった。」と話していました。
実習は、長野県建設部と県建設業協会伊那支部が合同で開いたもので、伊那市の守屋建設が重機操作の指導を行いました。
県建設部では、この実習をきっかけに建設産業に興味を持ち、将来の就職先の候補に加えてほしいとしています。
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コミュニティスクールについて考える研修会
地域住民と一体となった学校づくりを進める、コミュニティスクールについて考える研修会が、伊那市の伊那合同庁舎で1日に開かれました。
コミュニティスクールは、小中学校の活動などに地域住民も関わり、地域が一体となった学校づくりを進めるものです。
地域住民が登下校の見守りをしたり、クラブ活動や総合的な学習の時間の講師を務め、子どもたちの教育に携わります。
この日は、上伊那の小中学校の教職員や、地域と学校を結ぶコーディネーターなど60人が集まり、信州型コミュニティスクールアドバイザーで長野大学教授の早坂淳さんから話を聞きました。
早坂さんは、「子どもたちが地域の様々な人と関わることができる場所を作ったり、活動をサポートすることが教師や大人の役目です」と話していました。
この研修会は、コミュニティスクールの在り方や課題、各学校の取り組みについて情報交換し、活発化させようと、南信教育事務所が開きました。
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伊那市民芸術文化祭 ステージ発表や作品展示
伊那市を中心に上伊那地域の文化や芸術団体が成果を発表する第19回伊那市民芸術文化祭が、いなっせで3日と4日の2日間の日程で始まりました。
舞台発表部門では、日本舞踊やダンスなど4団体が日頃の練習の成果を披露しました。
美術展部門では、伊那市華道会によるいけばなや着物のリメイク作品、ステンドグラスなどの作品が展示されています。
また、市民ギャラリーでは、5つの団体と個人3人が、絵画や書、写真を展示しています。
文化祭は、4日までとなっています。 -
赤穂総合学科新校 基本計画案示す
県教育委員会が進める県立高校の再編・整備計画により総合学科高校へ転換が決まった赤穂高校で1日、5回目の準備委員会が開かれ、基本計画案が示されました。
1日は伊藤祐三駒ヶ根市長や伊南4市町村の教育長、学校関係者などの委員25人が出席しました。
赤穂高校は、総合学科高校に転換することが決まり5月に準備委員会を設置し、議論を進めてきました。
この日示された基本計画案では新校の学びのイメージを「地域とともに未来をひらく学びの拠点」としています。
また地元の自治体や教育機関・国際機関などと連携をとり地域に根差した学びの場にしていくとしています。
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橋爪まんぷさん カレンダー原画展
伊那市の漫画家、橋爪まんぷさんによる来年のカレンダーの原画展「懐かしの昭和のあそび」が1日から、みはらしの湯で始まりました。
カレンダー原画展は昔懐かしい昭和の遊びが描かれた作品24点が展示されています。
今回の原画展では、小林一茶の俳句のなかから遊びに紐付けられるものを選び、そこから着想を得て作品を描いたということです。
会場には、まんぷさんが幼少期に慣れ親しんだ遊びを描いた作品もあります。
製作期間はおよそ半年で、7月から俳句選びを始め、9月から作品を描き始めたということです。
カレンダーの原画は、税込1万円で予約販売が行われています。
卓上カレンダーは税込500円で購入することができます。
カレンダー原画展は来年1月30日までみはらしの湯で開かれています。
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箕輪町ICT教育セミナーで公開授業
デジタル機器を活用した教育について考える、箕輪町ICT教育セミナーが1日に開かれ、箕輪北小学校では公開授業が行われました。
公開授業は、箕輪北小学校の2年生のクラスで行われ、町内各校から集まった教職員が見学していました。
授業では、児童たちが考えたゲームを説明するための画像をパソコンで作りました。
児童たちは、分かりやすいものになるように、文字の大きさや写真の配置を工夫しながら作っていました。
箕輪町では、2014年からICT教育に取り組んでいます。
小中学校の児童生徒に1人1台のパソコンを整備し、校内にはWi-Fiを完備しています。
児童たちは、パソコンを使いこなし、作業を進めていました。
箕輪町では、「ICT教育の環境は整っているが、それをどう使うかが課題となっている。有効活用できるように町内外での研修を引き続き行っていきたい」としています。
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技術新校校地 上農と駒工で検討
上伊那総合技術新校の再編実施計画懇話会が29日伊那市の伊那合同庁舎で開かれ、新校の校地は上伊那農業か駒ヶ根工業のどちらかとなる事が報告されました。
上伊那総合技術新校は、辰野高校商業科、箕輪進修高校工業科、上伊那農業高校、駒ヶ根工業高校の4校を再編統合するものです。
昨夜の懇話会では、事前に行われた校地検討会議から報告がありました。
校地検討会議は、懇話会のメンバーで構成された14人で、部会長は伊那市教育長の笠原千俊さんです。
笠原部会長は、選定の基本的な考え方として「校地は1か所とする事」「現在の校地を活用する事」「辰野高校と箕輪進修高校は再編で普通科の高校となる事から、総合技術新校の校地としない事」などを示しました。
今後、検討会議と懇話会で意見交換を重ね、それを基に最終的に上農と駒工のどちらを校地にするか長野県教育委員会が決定するという事です。
校地検討会議は非公開で開かれ、会議の内容については随時懇話会に報告されます。
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長野県立美術館移動展㏌伊那文
長野県立美術館のコレクション展が、伊那市の伊那文化会館で開かれています。
この日は、県立美術館の学芸員が展示作品について一般に解説するギャラリートークが行われました。
会場には郷土にゆかりのある作家の作品や、信州を描いた作品など43点が展示されています。
県立美術館では、多くの人にコレクションを鑑賞してもらおうと1979年から、県内各地で移動展を開いていて、去年からは、伊那文化会館で毎年開催することになっています。
今回は、県立美術館のコレクション展をそのまま展示する美術館の「顔」となるラインナップだということです。
この県立美術館移動展㏌伊那文は、12月18日まで、伊那文化会館で開かれていて、観覧料は、一般500円・高校生以下は無料となっています。
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まほらいな市民大学入学式
伊那市が開く生涯学習の場、まほらいな市民大学の入学式で、伊那市ふるさと大使で元NHKプロデューサーの西村与志木さんによる記念講演が10月13日ニシザワいなっせホールで行われました。
入学記念講演会は「朝ドラ、大河、ドラマはこう生まれる」と題して開かれました。
講師は伊那市ふるさと大使で、元NHKエンタープライズ・エグゼクティブプロデューサーの西村与志木さんです。
伊那市長谷出身で、朝ドラ「澪つくし」の演出やスペシャルドラマ「坂の上の雲」の制作総指揮などを務めました。
講演の中で西村さんは「朝ドラはナレーションを多く入れることで家事をしながらでも場面がわかるように工夫している」と制作秘話を話していました。
10月13日は入学式がニシザワいなっせホールで行われました。
今年度、市民大学に25期生となる37歳から85歳までの38人、市民大学の修了生を対象にした大学院8期生には70歳から80歳までの7人が入学しました。
式辞で学長の白鳥孝市長は「学習を通して人と出会い、絆を深めてほしい」と話しました。
入学生を代表して六波羅知晴さんは「健康に気をつけ、生涯学習を通して仲間たちと充実した生活を送っていきたい」と話していました。
市民大学は健康づくりや芸術・文化、人権など6つの分野を2年間学びます。
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伊那北高校 卒業生から話を聞く「こんにちは先輩」
伊那市の伊那北高校で、地元で働く卒業生から話を聞く「こんにちは先輩」が、10月20日に開かれました。
この日は、1年生が10の教室に分かれ、製造業やサービス業など、地元で活躍する卒業生19人から話を聞きました。
生徒たちは、事前に考えた質問を投げかけ、インタビュー形式で話を聞いていました。
このうち、伊那市長谷で稲作を行う株式会社WakkaAgriの細谷啓太社長は、「農業をやるうえで大変なことは何ですか」という質問に対し、「次から次へと生えてくる草刈りは特に大変です」と話し、「しかし、上手な人の真似をしたり、草刈り選手権のようにイベントとして楽しむなど、発想の仕方次第でマイナスなこともプラスにとらえて作業できる」と話していました。
「こんにちは先輩」は、伊那北高校の総合的な探究の授業の一環で、生徒たちが主体的に情報を集め、「話を引き出す力」を身に着けると同時に、上伊那での仕事を知ることで、地元での就職につなげてもらおうと、毎年開かれています。
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西箕輪小の青木くんが囲碁で全国大会出場
伊那市の西箕輪小学校3年の青木惟智くんは来月岡山県で開かれる囲碁の全国大会に出場します。
28日は青木くんが伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に囲碁の全国大会出場を報告しました。
10月に大町市で開かれた第45回県小中学生囲碁選手権大会の小学生低学年の部で優勝し県代表となりました。
青木君は小学1年の時に学童クラブで囲碁を習い始めました。
週に一度、囲碁教室で練習を重ねていて、現在囲碁2級です。
父親の優さんも同じ時期に囲碁を始めたということで、自宅で一緒に打つこともあるということです。
48人が出場する全国大会は、12月17日から岡山県で開かれます。
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受験生を応援 サクラコマ合格祈願
本格的な受験シーズンを前に、回すと花びらが開くサクラコマの合格祈願が、伊那市高遠町の弘妙寺で24日に行われました。
こちらがサクラコマです。
市内の製造業有志でつくるご当地お土産プロジェクトチームが、受験生を応援しようと開発したもので、回すと花びらが開きます。
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天然素材の洋服展示販売会
天然素材を使った洋服や小物などが並ぶ展示販売会「毎日着たい服展」が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には秋冬用の洋服や小物を中心におよそ200点が並んでいます。
展示販売会は、伊那市福島の工房「キルトガッセ」で洋服などを製作している、根津幸江さんが開いています。
根津さんは、「洋服には麻、綿、ウールなどの天然素材を使っています。ゆったり目につくってあり、重ね着もできるので冬でも温かいです」と話していました。
展示販売会は28日までかんてんぱぱホールで開かれています。
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フラワーアレンジメント 作品展
フラワーアレンジメントの作品展「花と暮らすゆとりの時間に包まれて」が、22日から伊那市のかんてんぱぱホールで始まりました。
会場にはクリスマスとお正月にちなんだ作品を中心に、およそ160点が並んでいて、購入も可能です。
作品展は、ドライフラワーのアレンジメントを趣味とする伊那市在住の保科容子さんと飯塚智子さんが合同で開いているもので今回で13回目です。
2人は「この作品展は1年間かけてつくった作品の発表の機会でもあり、訪れた人に見てもらえることが嬉しいです」と話していました。
作品展は28日までかんてんぱぱホールで開かれています。