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子どもの夢時計を表彰
子どもたちから夢の時計のアイディアを募集し展示する「こんな時計があったらいいな!アイディア展」の表彰式が7日伊那市西箕輪の登内時計記念博物館で行われました。 4月からの募集に対し、工作の部に43点、絵画の部に315点が寄せられました。 絵画の部金賞には、下諏訪町の小池由華さん11歳の作品が選ばれました。 作品は、天気を変えることができる腕時計です。 工作の部金賞には、箕輪町の川田千鈴さん8歳の作品が選ばれました。 作品は、おやつなどの時間を知らせてくれる時計です。 登内時計記念博物館は、平成10年6月10日にオープンし、今年で17年になります。 アイディア展は、記念イベントとして、毎年6月10日の時の記念日にあわせて開かれていて、今回で6回目になります。 ルビコン会長で、博物館館長の登内英夫さんは、「時間について考えることは、将来の役に立つと思います。」と話し、応募に対し感謝していました。 なお、10日の時の記念日は、博物館の入館料が無料になります。
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くるみ割り人形 本番まで1週間
第11回手づくりの演奏会、くるみ割り人形の本番まであと1週間にせまった7日は、会場となる伊那文化会館で通し稽古が行われました。 くるみ割り人形は、一般公募のくるみ割り人形バレエ団と伊那フィルハーモニー交響楽団、いな少年少女合唱団が共演します。 全2幕、2時間ほどの公演で、バレエ団が90人、伊那フィルが64人、合唱団は33人が参加します。 通し稽古では、バレエ団の演出と振付を担当している伊東由香さんが、動きや位置などをチェックしていきました。 14日に伊那文化会館で開かれる第11回手作りの演奏会、くるみ割り人形の当日券はすでに完売していて、前日の公開リハーサルは、400席のうち150席が売れているということです。 実行委員長の北沢理光さんによりますと、生のオーケストラとバレエの共演は、めったにない機会だということです。
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第42回 上伊那母親コーラス交歓会
上伊那で活動しているコーラスグループの演奏会「上伊那母親コーラス交歓会」が、5月30日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。 辰野町から中川村まで上伊那のコーラスグループ、16団体が参加しました。 母親コーラス交歓会は、日ごろの練習の成果の発表の場として年1回開かれていて、今回で42回目です。 曲に合わせて衣装を工夫したグループもありました。 母親コーラス交歓会の模様は、6月17日と 24日に、ご覧のチャンネルで放送します。
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最高気温31.5度 西箕輪小学校で運動会
30日の伊那地域の最高気温は5月の観測史上3位となる31.5度となりました。 伊那市の西箕輪小学校では初めてこの時期に運動会が開かれました。 30日は、全校児童418人が白組と紅組に別れ、24の種目で得点を競いました。 西箕輪小学校では例年秋に運動会を開いていましたが、暑さ対策として今年から初夏の開催となりました。 しかし、高気圧に覆われた今日は最高気温が31.5度まで上がり、真夏日となりました。 午後になり気温が上がると、熱中症予防に児童席を木陰に下げる対策が取られました。 高学年の綱引きでは、児童が懸命に綱を引っ張っていました。 上伊那広域消防本部によりますと、午後5時現在で熱中症の症状で搬送された人はいないということです。 長野地方気象台によりますと、明日はいったん暑さはやわらぎますが、その後また暑さが戻ってくるということです。
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鎌倉國光さん 中央アルプスを題材に写真展
駒ヶ根市のアマチュア写真家、鎌倉國光さんの中央アルプスを題材にした写真展が、伊那市のいなっせで開かれています。 会場には、ここ4、5年で撮りためた作品37点が展示されています。 鎌倉さんは、現在64歳。毎年、ネパールやパキスタンなど海外の山々の撮影旅行に行くため、国内の山では、地元の中央アルプスの写真のみを発表しています。 今回は、「四季光彩」をテーマに、それぞれの季節の風景を映し出しています。 「蒼色の宝剣岳」は、朝日が昇る40分ほど前に撮影したもので、雪の面が月の光で青く照らされています。 鎌倉さんは、「季節の移ろいや光の変化を楽しんでもらいたい」と話していました。 鎌倉國光さんの写真展は、伊那市のいなっせ2階展示ホールで6月2日(火)まで開かれています。
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産学官協働のキャリア教育 伊那北小学校で実施
産学官協働のキャリア教育が伊那市内の小学校では初めて伊那北小学校で28日に行われ、社会保険労務士の田畑和輝さんが講演しました。 地域で子どもを育てる信州型コミュニティースクールに指定されている伊那北小学校からの依頼で実施されたものです。 学校と行政、県経営者協会上伊那支部が協働で開きました。 地域で働く大人と触れ合う事で、将来どのように生きていくか子供たちに考えてもらおうというものです。 この日は、5年生と6年生158人が伊那市狐島の社会保険労務士法人田畑事務所所長の田畑和輝さんの話をききました。 田畑さんは、「友人を作る、好きな科目を作る、得意な事をみつけるなど興味のある事に力を注いで、将来どのように生きていきたいか考えてほしい」と話していました。 伊那北小学校では、5、6年生を対象に来年1月までキャリア教育の講座が5回開かれる事になっています。
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若手作家による高遠エフェクト 始まる
7人の若手作家によるアート展 高遠エフェクトが、28日から、伊那市高遠町の信州高遠美術館で始まりました。 28日は、7人のうち5人の作家が美術館に集まり、オープニング式典が行われました。 この高遠エフェクトは、伊那市高遠町出身で、現在は横浜市在住の染色家・藤沢 まゆさんと、中川村在住の画家・北島 遊さんが、地元で若手作家の展示会を開きたいと企画し、伊那谷ゆかりの作家や共感しあえる仲間に声をかけ実現しました。 藤沢まゆさんの作品は、日本の染色の伝統技術を用いて染めた絵がキャンバスを飛び出して展示されています。 繊維を使うアーティスト高須賀 活良さんの作品は、様々な自然の草花で染めた織物を展示しています。 伊那市出身で、さいたま市在住のムカイヤマ達也(たつや)さんは、油彩画を展示しています。 坂巻 弓華さんの作品はドローイングで、日記のように、思いや感じたことをつづっています。 神奈川県出身の大石 真央さんの作品は、綿や羊毛を使ったものです。 中川村在住の北島遊さんは、地元中川の風景を描き出しました。 北海道出身で、名古屋市在住の齋藤 麗さんは、紙とロウを使って高遠を表現しました。 展示会に参加しているのは、20代から30代の若手作家で、既成概念にない新しい表現を見てもらいたいと、美術館に今回の企画を提案しました。 会期中の週末は作家による、ワークショップ・イベントが企画されています。 6月20日と21日には染色教室やライブペイント、7月11日と12日には、コンサートやオリジナルグッズづくりなどが行われます。 大石さんの作品をかぶって、展示ケースの中で写真撮影できる企画もあります。 この高遠エフェクトは、7月12日(日)まで信州高遠美術館で開かれていて、入館料は一般500円となっています。
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県内トップレベルの工芸作品一堂に
県内の工芸作家の作品展「第35回 日本現代工芸美術長野会展」が24日から、伊那市の伊那文化会館ではじまりました。 長野会展は、工芸美術の普及発展などを目的に毎年県内各地で開かれ、上伊那での開催は22年ぶり3回目となります。 会場には、県内で活動し全国公募展や日展などに出品した作家の代表作や近作などが並べられています。 木彫や陶磁、染織、革など、それぞれの分野で県内をリードする工芸作家の作品が一堂に見られるとあり、会場には多くの人が訪れ、熱心に見ていました。 現代工芸美術家協会長野会の木下五郎会長は、「伝統と新しい技術や素材を融合させ、時代の先端を行く作品を創作していきたい」と話していました。 この作品展は31日 日曜日まで、伊那市の伊那文化会館で開かれ、期間中は、毎日11時から作家による解説が行われる予定です。
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わが家のセーフティーリーダー委嘱
子どもたちの防犯意識向上を図る「わが家のセーフティーリーダー」の委嘱式が25日、南箕輪村の南箕輪小学校で行われました。 わが家のセーフティーリーダーは学校と家庭、地域が一体となり子どもたちの健全育成を図ろうと伊那警察署などが実施しているものです。 式では伊那警察署の内川政澄署長から南箕輪小学校の6年生の代表児童に委嘱状が手渡されました。 わが家のセーフティーリーダーに委嘱された児童らは学校や家庭での環境美化やあいさつの推進、防犯作文コンクールへの出品などを行うことになっています。 内川署長は「セーフティーリーダーとして考えたことを実行し下級生の見本となってください」とあいさつしました。 式では最後に児童会副会長の日戸達也君が決意を表明しました。
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くるみ割り人形 初の合同練習
6月14日公演の手づくりの演奏会「くるみ割り人形」の初めての合同練習が24日伊那市の伊那文化会館で行われました。 くるみ割り人形は、チャイコフスキー作曲でバレエやオーケストラ、合唱が共演します。 バレエは一般公募のくるみ割り人形バレエ団、オーケストラは伊那フィルハーモニー交響楽団、合唱はいな少年少女合唱団が担当し、出演者は合わせておよそ200人となります。 これまではそれぞれの団体で練習を重ねバレエは1年前から、オーケストラと合唱は半年前から準備をしてきました。 この日は3団体が一同に会し、ステージでの配置や演奏と合唱の音のバランスなどを確認しながら練習を進めていました。 手づくりの演奏会くるみ割り人形は6月14日公演予定です。 チケットは完売していて、実行委員会では急遽、前日13日のリハーサルを有料公開(500円)とすることにしました。 実行委員長の北沢理光さんは、「アマチュアによるくるみわり人形の演奏は県内では例がないと思う。 初めての挑戦で難しい面もあるが、新鮮な気持ちで是非成功させたい。」と話していました。
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進徳館の日 元最高裁判事の那須弘平さん講演
高遠藩の藩校「進徳館」の教育精神を見つめ直し、受け継いでいこうと23日、恒例の進徳館の日の行事が行われ、高遠城址公園内にある高遠閣では伊那市富県出身で元最高裁判事の那須弘平さんが講演しました。 23日は、市内からおよそ150人が訪れました。 講演では、戦後最高裁創設に尽くした二人の高遠人、1869年生まれで枢密院顧問を務めた伊沢多喜男と、1908年高遠藩の内藤家に生まれ、裁判官となった内藤頼博について話しました。 二人は戦後の新憲法制定に伴う裁判所の構成について議論を交わしたということです。 那須さんは、「伊沢は最高裁判事に有識人を多く入れるよう主張し、15人の判事のうち5人が裁判官以外の有識人となった。戦後の最高裁の在り方を決める大切な議論だった」などと話していました。 伊那市では、高遠藩の藩校、進徳館で行われていた教育の精神を現代にも生かしていこうと、毎年5月に進徳館の日を設け、式典や講演などを行っています。
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済州島仮面劇「トゥルナヌム」来伊
韓国済州島の農村芸能の仮面劇グループ「トゥルナヌム」が22日伊那市を訪れ、歌舞劇団田楽座と交流しました。 トゥルナヌムは、幸福と楽しさを分かち合うという意味です。 韓国の仮面劇は、農民が厳しい日常生活のなかでも、笑いを忘れずに伝えてきた伝統芸能で、高い芸術性も持っているということです。 打楽器を中心にセリフとパントマイム、伝統的な衣装と仮面をつけて演じられます。 今回来日したトゥルナヌムは、韓国外国語大学のサークルで仮面劇を継承し公演してきたメンバーが中心です。 松本公演のため来日しましたが、日本と韓国との友好親善を続けているグループが中心となり伊那での文化交流を実現させました。 トゥルナヌムは、農夫と牛、鳥と猟師が登場する伝統的な仮面劇を披露。 会場は、そのユーモラスな動きに笑いに包まれていました。 今回は、済州島の小学生でつくるグループも伝統の踊りを披露し拍手に包まれました。 一方、田楽座は、日本各地に伝わる民族芸能を披露しました。 トゥルナヌムのメンバーは、迫力のある演奏に引き付けられた様子で、リズムをとったり手拍子をしていました。 交流の世話人をつとめた唐木達雄さんは、「日本と韓国の友好・親善を築いていくためには、こうした市民レベルの交流が大切だ」とあいさつ。 トゥルナヌムのシム・キュホさんは、「交流できて涙が出るほどうれしい。次回は済州島でお会いしましょう。」と今回の交流を喜んでいました。
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映画「ほかいびと 伊那の井月」 ヨーロッパで好評
漂白の俳人井上井月を題材にした映画「ほかいびと 伊那の井月」がヨーロッパで上映されました。映画関係者は、現地の反響が大きかったと上映会の成功を報告しました。 21日、井上井月顕彰会が、ヨーロッパ上映について報告会を開きました。 映画「ほかいびと 伊那の井月」は、4月21日と25日にフランスで、27日にドイツで、今月19日には、イタリアで開催されているミラノ万博で上映されました。 フランスとドイツの上映会には、北村皆雄監督も出席し、映画について現地の人の生の声を聞きました。 日本政府が運営するパリの日本文化会館での上映会に携わった現地の職員からは、「世界各国の日本文化会館で上映したいので英語の字幕版を作ってほしい」との依頼があったということです。 英語字幕版は現在制作中で、来月始めにはパリへ送るということです。
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高遠高校生徒が中学生に美術指導
伊那市の高遠高校で美術を専攻している生徒は、21日、高遠中学校の美術の時間に行われた写生会で、絵の描き方を指導しました。 この日は、高遠中学校の写生会が学校周辺の施設や寺などで開かれ、全校生徒が自分で選んだ風景を描きました。 中学生を指導したのは、高遠高校芸術コースで美術を専攻している2年生と3年生14人です。 地域の小学校や中学校との連携を深めようと行われたもので、今年で3年目です。 高校生は、中学生の絵を見てアドバイスをしたり、質問に答えるなどしていました。 高遠高校では、来月、書道専攻の生徒が高遠小学校で書道を指導する事になっているほか、音楽専攻の生徒が、7月に高遠北小の音楽会に参加する事になっています。
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高遠第2・3保育園児 馬耕を見学
伊那市高遠町の農家、林亮さんが、馬を使って田んぼを耕す馬耕を園児に見てもらおうと20日、高遠第2第3保育園の園児を田んぼに招待しました。 今ではほとんど見ることがなくなりましたが、馬耕は、昭和30年代頃まで実際に行われていました。 馬耕で3aの田んぼを耕したのは、伊那市高遠町の農家、林亮さん33歳です。 保育園から2キロほどを歩いて園児も到着し、農耕馬に声援を送っていました。 林さんは、4年前の東日本大震災で、機械を動かす電気や燃料などが不足したことから、いざという時のために、今回初めて馬耕に挑戦し、自分の子どもが通う保育園を招待しました。 この日は、伊那市高遠町で馬の調教をしている、「うまや七福」から、10歳のオーストリア産の農耕馬、オスのビンゴを借りてきました。 背中に、スキと呼ばれる道具を取り付け、力強く引っ張っていました。 この日は、地元の人たちも農作業の手を休めて、昔懐かしい馬耕を見学していました。 休憩時間には、農耕馬のビンゴに園児が草や人参をあげていました。 耕した田んぼは、水を張り、農耕馬にクワを付けて代掻きを行うということです。
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南中伝統 経ヶ岳強歩大会
南箕輪中学校の伝統行事、経ヶ岳強歩大会が20日行われ、生徒たちは標高2000メートルのゴール地点を目指しました。 午前7時、1年生から3年生の450人は合図に合わせスタートの大芝高原から、ゴールの経ヶ岳8合目を目指し一斉に走りだしていきました。 南箕輪中学校伝統の経ヶ岳強歩大会は、今年で63回目となります。 コースの全長は約8キロで、スタート地点とゴールの標高差は1200メートルあります。 スタートから30分後の午前7時30分には、最初のランナーが、経ヶ岳2合目を通過していきました。 大会の結果、男子は1時間34分5秒3年生でサッカー部の清水龍斗君が優勝。 女子は2時間1分21秒で3年生で陸上部の金森佑奈さんが2年連続で優勝を果たしました。
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箕輪西小学校で選書会
学校で購入する本を児童が選ぶ「選書会」が、箕輪町の箕輪西小学校で開かれました。 19日は、全校児童90人が体育館に並べられた600冊のから1人1冊気に入った本を選びました。 学校で購入する本を児童が選ぶ選書会は、町内の各小学校で去年から行われています。 児童が自ら本を選ぶことで興味や関心を持ち、図書館の利用をすすめようというものです。 箕輪町では、乳幼児へ絵本をプレゼントしたり、保育園や小学校で読み聞かせを行うなど「読育(どくいく)」に力を入れています。 児童は何冊も手に取り、じっくりと見ながらお気に入りの本を選んでいました。 この日1人1冊選んだ本は、6月上旬に学校の図書館に置かれる予定です。 選書会は7月までに町内全ての小中学校で行われることになっています。 各学校では、本の感想や紹介を掲示したりポップ作りなどを行うということです。
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新宿の児童が伊那で間伐体験
伊那市と友好都市提携を結んでいる新宿の小学生が18日、伊那市ますみヶ丘平地林で間伐体験をしました。 間伐体験をしたのは新宿の落合第六小学校の6年生31人です。 18日はますみヶ丘平地林を管理しているNPO法人伊那谷森と人を結ぶ協議会のメンバーが指導にあたり伐採の実演をしました。 新宿では平成21年度から小学校6年生の自然体験カリキュラムとして、ますみヶ丘の平地林にある「新宿の森」で間伐体験を行っています。 「新宿の森」は伊那市と提携し新宿区が開設したもので自然と触れ合う環境学習や、伊那市民との交流の場として活用されています。 児童らは間伐することにより残った木が成長し森林保全につながると説明を受けたあとノコギリを使って実際に木を切っていました。 児童らは新宿では体験することができない間伐作業を楽しんでいました。
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御嶽海母校 木曽青峰と伊那養護相撲交流
伊那養護学校の児童生徒と木曽町の木曽青峰高校相撲部が、18日、相撲で交流をしました。 以前伊那養護学校に勤務していた職員と、木曽青峰高校相撲部の前の監督が知り合いだったことがきっかけで、相撲の交流が始まり、今年で11年目です。 過去には、今年3月の大阪場所でプロデビューを果たした、御嶽海も訪れています。 この日は、御嶽海の後輩にあたる相撲部の6人が伊那養護学校の生徒40人と土俵で組み合いました。 体格のよい相撲部の生徒を相手に、養護学校の子ども達は何とか土俵の外に出そうと、果敢に勝負を挑んでいました。 中には、力強く押し切って飛び跳ねて喜ぶ生徒の姿もありました。 伊那養護学校寄宿舎指導員の熊崎武志さんは、「礼儀作法を学び、競技に触れて、親睦を深めてもらいたい」と話していました。
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竹内徹さん鈴木岬さん兄妹展
伊那市高遠町在住の洋画家竹内徹さんと、竹内さんの妹で日本画家の鈴木岬さんの兄妹展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、竹内さんの作品55点と、鈴木さんの作品35点が展示されていて、二人で作品展を開くのは今回が初めてです。 竹内さんと鈴木さんは伊那市高遠町に生まれ、幼い頃から絵を描いて遊んでいました。 洋画家の竹内さんは、長野一水会の代表で、日展に35回入選しています。 特に雪景色を多く描いていて、のどかな風景を感じてもらいたいということです。 日本画家の鈴木さんは、日本画県展や日本画院展に入選し、現在は俳画塾を主宰しています。 風景画のほか、土器と植物をモチーフにした絵も描いていて、「永遠の命」がテーマだということです。 竹内徹さんと鈴木岬さんの兄妹展は、25日(月)まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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伊藤一夫さん絵馬に関する講演会
現在伊那市創造館で開催中の「伊那の大!大絵馬博覧会」に合わせ、絵馬に関する講演会が16日に開かれました。 伊那市創造館では、西箕輪の仲仙寺を中心に、県内の絵馬の展示会が開かれています。 上伊那郷土研究会顧問の伊藤一夫さんは、たくさんの馬が描かれた「千匹馬群遊大絵馬」の研究に取り組んでいて、今日は仲仙寺の絵馬の特徴について話しました。 仲仙寺には、1849年から1902年にかけて奉納された6面の絵馬があります。 伊藤さんは、「6面の絵馬が奉納されている仲仙寺は、全国一の数ではないか」と話していました。 また、「高遠藩に納められた米は馬にのせ伊那街道を通り運ばれた。そのため馬が多く使われ、その信仰が仲仙寺にも集まったのではないか」と話していました。
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高尾神社の例大祭とツツジまつり
伊那市山寺の高尾公園で、16日、高尾神社の例大祭とツツジまつりが行われました。 例大祭では、地元の小学生9人が浦安の舞を奉納しました。 子ども達は、区民らが見守る中厳かな舞を披露していました。 高尾公園は、昭和4年に山寺商工会が整備しました。 神社は昭和8年、地域の開発と発展を願い山梨県の高尾講の本社からのご神体を祀ったのが始まりです。 以来、商売繁盛や五穀豊穣を願い毎年例大祭を行っていて、今年で83回目です。 公園内には、およそ500本のツツジが植えられていて、会場を彩っていました。 まつりでは、自転車やおもちゃが当たる福引きなどがあり、子ども達で賑わいました。 山寺区では、「小売店が少なくなり厳しい状況だが、まつりを心の支えに、区をあげて盛り上げていきたい」と話していました。
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法華道の北原さん テイ沢夫婦岩で石仏発見
古道法華道を復活させた伊那市御園の北原厚さんは、長谷のテイ沢にある夫婦岩で4基の新しい石仏を発見しました。 入笠山山域のテイ沢です。 そのテイ沢付近は、高遠町荊口から半対峠を超えて富士見町までを結ぶ石堂越えと呼ばれる古道です。 石堂越えは、平安時代からあったとされ、法華道としても使われていたということです。 その古道の途中に沢をはさんで夫婦岩があります。 奥の女岩の頂上には、以前から石仏があったことは知られていました。 北原さんは、2週間ほど前にその写真を撮ろうと岩の周辺を調べたところ、これまでに知られていない4基の石仏を発見しました。 こちらがその石仏です。 3基は、浮き彫りで、1基は、線彫りです。 下の部分にはイノシシが、上の方には3つの顔があります。 石仏に詳しい伊那市文化財審議委員会の竹入弘元委員長によりますと、これは摩利支天だということです。 摩利支天は山岳信仰も意味しているということです。 こちらは、男岩。 同じく摩利支天が浮き彫りされている石仏がありました。 これまでこの夫婦岩には、17の石仏が確認されていました。 北原さんは、切り立った夫婦岩に石仏をまつることは、その危険性から命をかけた修行の一面もあったのではないかと推察しています。
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南箕輪村 南部小学校児童が田植え体験
南箕輪村の南部小学校の児童は、14日、学校近くの田んぼで田植えを体験しました。 田植えを行ったのは、5年生41人です。 南部小学校では、毎年5年生が総合的な学習の一環で田植えを体験しています。 この日は、学校近くの田んぼに、コシヒカリと、もち米のモチヒカリの苗を植えました。 指導したのは沢尻の農家、池上智志さんです。 池上さんは、毎年南部小学校の児童に苗植えの指導をしていて、今年で8年目になります。 児童らは、苗を受け取ると、均等に植えていきました。 児童は今後、月2回、稲の生育を観察し、水の管理などは農家の池上さんが行います。 9月下旬から10月上旬頃に稲刈りをして、11月の収穫祭で、おにぎりにして全校児童や保護者と一緒に味わうということです。
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竜北保育園で交通安全教室
伊那市山寺の竜北保育園で、14日、交通安全教室が開かれました。 14日は、地区の安全協会の会員や伊那市交通指導員など7人が園児の指導に当たりました。 園児たちは、教わったとおりに、しっかりと左右を確かめて横断歩道を渡っていました。 これは、伊那市内のすべての公立の保育園などで毎年、2回行われています。 この時期の教室は新しい年度を迎え、子どもたちに交通安全への意識を高めてもらう目的です。 年長の園児は、近くの国道153号まで出かけ、信号機のある横断歩道を渡るなどしました。 指導者たちは、「青になっても安心せずに、必ず安全を確認してわたってほしい」などと話していました。 竜北保育園の有賀みどり園長は「体で交通安全を感じる良い機会。保護者と学ぶ時間も作っていきたい」と話していました。 この交通安全教室は、7月上旬まで各保育園で順次開かれます。
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伊那市内小学校で花育スタート
花に親しむことにより、豊かな心を育てようという「花育」の今年度の学習が伊那市内の小学校でスタートしました。 13日は、伊那市の東春近小学校で、355人の全校児童に1人2本ずつ上伊那産のアルストロメリアが贈られました。 アルストロメリアの生産量は、上伊那地域が日本一で年間に1300万本程栽培されています。 花育は、伊那市とJA上伊那、生産者が連携して行うもので昨年度スタートしました。 生産者から話を聞くことで地域の産業について理解を深めると共に、花に触れる機会を増す狙いもあります。 贈呈式が終わると3年生は、近くの花卉生農家・橋爪恭治さんから花を長持ちさせるコツなどを学びました。 橋爪さんは、「花は、飾ったりする事で周りが華やかになる他、気持ちを伝える時に使われます」と子どもたちに話していました。 花育は市内の全小学校で行われ、今後は、花卉農家のハウスなどを見学する予定です。
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小中学生が将棋で真剣勝負
全国小学生、中学生将棋選抜選手権大会の南信予選が10日、伊那市のいなっせで開かれました。 大会には、上伊那を中心に諏訪や下伊那などから、小中学生21人が出場しました。 大会は、小学生の低学年の部と高学年の部、中学生の部の3つのブロックに分かれ行われました。 参加者はブロックごとに総当たり戦で対局し、上位2人が県大会出場の切符を手にします。 対局が始まると、子供たちは、真剣な眼差しで将棋盤を見ては、慎重に自分の駒を動かしていました。 また、会場では、プロ棋士、佐藤(さとう)秀司(しゅうじ)七段による指導対局が行われました。 佐藤さんは、対局を終えた子供達や保護者等、一度に6人を相手に将棋をさし、状況にあったさし方などを教えていました。 全国小学生、中学生将棋選抜選手権大会、長野県大会は、5月24日(日)に松本市で開かれることになっています。
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仲仙寺御開帳 3週間で約1万5千人の来場
開創1200年記念の御開帳が行われていた伊那市西箕輪の仲仙寺で8日、行事を締めくくる結願法要が行われ、秘仏の扉が閉められました。 3週間の御開帳期間中、およそ1万5千人が参拝したということです。 8日は、檀家総代らおよそ30人が見守る中、御開帳の最後を締めくくる結願法要が行われました。 仲仙寺では、先月18日から開創1200年を記念した御開帳が行われていました。 期間中、本来は60年に1度の御開帳の時にしか見られない秘仏本尊の十一面観世音菩薩が43年ぶりに公開されました。 21日間でおよそ1万5千人が訪れたということです。 法要では、師田香雪住職が真言を唱える中、本尊の扉が閉められました。 次回の御開帳は、16年後の平成43年となります。 本尊と回向柱を結んでいる善の綱は10日に取り外されますが、回向柱はしばらくの間残されるということです。
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創造館開館5周年記念講演
伊那市の創造館開館5周年を記念した建築に関する講演会が、9日、開かれました。 講演会には、およそ100人が集まりました。 創造館は、昭和5年に建てられた旧上伊那図書館を平成22年にリニューアルしたもので、今年で開館5周年を迎えます。 国の重要文化財に指定されている諏訪市の温泉施設片倉館を設計した森山松之助が、旧上伊那図書館の基本設計を行っています。 講演会では、茅野市出身の建築家藤森照信さんが話しをしました。 藤森さんは、「片倉館は、製糸業を営んでいた片倉財閥が公共の福利厚生施設として森山松之助に作らせた。ヨーロッパの建物を参考に作られている他、浴室の壁には高遠焼のタイルが使われている」などと話していました。 また、「旧上伊那図書館の建設費を寄付した武井覚太郎は、片倉財閥の重役だった」と、2つの施設の関係性についても触れていました。 創造館では、開館した5月に毎年建築に関する講演会を企画していて「今後もより多くの人に建物や建築について興味を持ってもらいたい」と話していました。
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上伊那吹奏楽祭
上伊那地域の中学校や高校、一般の吹奏楽団が一堂に会する上伊那吹奏楽祭が3日に行われました。 上伊那吹奏楽祭は、2011年の東日本大震災で、楽器を失った東北の吹奏楽部を支援しようとチャリティーコンサートを行ったのがきっかけでスタートし、今回で5回目になりました。 年々参加団体も増え、今年は、中学や高校、一般の吹奏楽団22団体が参加しました。 関係者は、「コンクールとは違い、自分たちも楽しんで演奏できる吹奏楽の本来の良さがある」と話していました。 また中学生にとっては、先輩の演奏を聞くことができるめったにない機会で、刺激を受けている様子でした。 伊那弥生ケ丘高校吹奏楽クラブは、アニメソングのメドレーを披露。 ステージいっぱいに繰り広げられる動きのある演奏で、聴衆を魅了していました。