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製造業ご当地お土産シンポジウム
伊那市内の企業が企画から製造までを手掛ける「製造業ご当地お土産プロジェクト」のシンポジウムが22日伊那市高遠町の高遠さくらホテルで開かれました。 シンポジウムには製造業者などおよそ100人が参加しました。 製造業ご当地お土産プロジェクトは、企画から製造まですべての工程を市内の企業数社で完結させる「完全地産」のものづくりに取り組むもので、これまでに「サクラコマ」を販売しています シンポジウムではパネルディスカッションが行われ、参加企業がお土産プロジェクトの可能性について話しました。 部品成型を担当する(有)工藤樹脂工業の工藤正彦社長は、「注文書を受けて部品だけ作るのとは違い、地元に関わる製品を作っているという達成感がある」、 金属加工を担当する(有)美和製作所の池上武社長は、「異業種の人と具体的な交流ができ、仕事の幅が広がった」と話していました。
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伊那まつり 通算表記へ
3年後の平成29年に行われる伊那まつりから回数を勘太郎まつりの15回を含めた通算表記になることが21日の伊那まつり委員会で決まりました。 3年後、平成29年の伊那まつりは、これまでどおりいけば第45回ですが、勘太郎まつりの15回を加算するため第60回となります。 正式名、伊那の勘太郎祭りは、商工会議所が主体となり、昭和33年から昭和47年まで15回行われています。 昭和48年から市民まつりとしての第1回伊那まつりがスタートし、今年は、第42回目となります。 21日開かれた伊那まつり委員会で、勘太郎まつりの歴史を後世に引き継いでいこうと第45回伊那まつりのタイミングで通算表記とすることが決まりました。 事務局によりますと、まつりの名称も含めて今年度検討し、来年度の伊那まつり委員会で案を示したい考えです。 通算表記になると、昭和46年にはじまった長野びんずるを抜いて県内では最も歴史がある市民まつりとなります。
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高遠城址さくら祭りの渋滞対応 ナビアプリ提供へ
伊那市は、今年初めて、高遠城址公園のさくら祭り期間中に、交通規制や道路状況に対応したナビゲートアプリを提供するほか夜桜の時間に対応したシャトルバスを運行させます。 20日は、高遠町総合福祉センターやますそで、さくら祭り対策うちあわせ会議が開かれ、今年の計画が報告されました。 それによりますと、さくらまつりの交通規制や道路状況に対応した無料ダウンロードソフト・ナビゲートアプリをスマートフォンなどの携帯端末を利用する観光客に、今年から提供します。 アプリは、道路規制のチラシに掲載されているQRコードのほか、伊那市・伊那市観光協会のホームページで4月1日からダウンロードすることができます。 また、今年から、最盛期の土曜の夜には、午後5時から9時の間、普通乗用車で訪れる夜桜目当ての観光客に無料で駐車場を提供し、100円でシャトルバスを運行させます。 開放するのは、日中は大型バス専用に使用しているループ橋近くの駐車場で、夜の需要があることから、今回初めてシャトルバスを運行するものです。 駐車可能台数は、60台ほどです。 その他、高遠駅から城址公園、歴史博物館などをとおり高遠駅に戻るお花見循環バスは、これまで、1回の乗車料金が200円でしたが、今年から100円とします。 これにより、バスを使って、高遠町内の名所を訪れやすくする狙いがあります。 高遠城址公園の公園開きは4月1日を予定していて、有料期間は、咲き始めから散り終わりまでとなっています。
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上伊那地域おもてなし向上分科会 目標示す
上伊那地域の観光サービスの向上を目的に今年度発足した、上伊那地域おもてなし向上分科会の今年度最後の会合が18日、伊那市のいなっせで開かれ、平成29年度の観光客満足度調査で「必ず再訪したい」を20%以上獲得する成果目標が示されました。 この日は、観光関係者や商工団体などでつくる委員6人が集まり、事業内容や取り組みについて話し合いました。 分科会では、平成29年度の観光客満足度調査で「必ず再訪したい」を20%以上獲得する成果目標が示されました。 これは、県が定める数値に準じたものです。 目標を達成するための具体的な事業内容は、観光案内広域連携事業、上伊那のおもてなし事例集の作成やツアーコンテストの実施、上伊那にまつわる検定の実施や、ボランティアガイドの養成支援です。 委員からは「検定合格者が活躍できる場を作ればおもてなしにつながるのでは」といった意見や、「もてなす側が地域の知らないことを知ろうという姿勢が大切。地域の人が動いて情報を発信すれば訪れた人は楽しみ方を知る機会が増える」といった意見が出ました。 事業は来年度から平成29年度まで実施する予定で、4月から徐々に実施していくということです。
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食料品や機械部品など物流回復へ
記録的な大雪の影響で一部の区間で通行止めとなっていた中央自動車道は上下線とも通行止め解除となりました。 中央道開通により食料品や機器部品など止まっていた物流が回復しはじめています。 中央道は、諏訪インターチェンジと八王子インターチェンジの上下線で17日夜、通行止めが解除されました。 伊那市狐島のAコープ伊那中央店では、17日まで品薄だった商品が今朝入荷し、店員が陳列していました。 特に、納豆や豆腐、牛乳などが品薄だったということです。 しかし、パン類については現在も品薄が続いています。 一方、自動車メーター表示パネルなどを製造している伊那市西箕輪の株式会社サカイヤ伊那工場では、本社の埼玉県川越市から荷物が4日ぶりに届きました。 18日は、昼過ぎにトラックが到着し倉庫へ部品や製品を積み下ろしていました。 サカイヤでは、部品などが届かず、業務に支障が出たということです。 伊那石油株式会社では、17日から灯油の在庫がなくなり、充分な供給ができていないということです。 伊那バスによりますと18日まで運休していた東京方面への高速バスは19日から通常運行するということです。 JR飯田線は、17日まで伊那松島から辰野間の運転を見合わせていましたが18日の朝から全線が通常運行しています。 上伊那の高校9校は、通常通り授業が行われました。
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とことこイーナちゃん 園児が組み立て
伊那市の製造業がタッグを組んで商品開発している、市のイメージキャラクターイーナちゃんのプラモデルを、今日、富県保育園の園児が組み立てました。 13日は、プラモデルの設計を手がけた、(有)スワニーの橋爪 良博社長らが、商品を持って保育園を訪れました。 この春販売を目指すイーナちゃんのプラモデル。 5歳程度のこどもでも組み立てを楽しめるかどうか、実際に子どもたちに体験してもらい確認したいと、スワニーが保育園に協力を呼びかけました。 子どもたちは、橋爪社長らからアドバイスをもらったり、取扱説明書を見ながら、イーナちゃんを組み立てていました。 このイーナちゃんのプラモデル「とことこイーナちゃん」は、市内の7つの企業が協力して、設計から完成までを手がけています。 とことこイーナちゃんは、左右の足が違う重さになっていて、斜面におくと歩き出すのが特徴です。 子どもたちは、完成品させると早速遊んでいました。 スワニーでは、子ども達が組み立てる様子を見て、取り扱い説明書に工夫が必要と感じたということで、商品改良に生かしたいとしています。 とことこイーナちゃんは、22日に開かれる製造業ご当地お土産プロジェクトのシンポジウムで、300個ほど先行販売する予定です。 また、春の観光シーズンには、市内のスーパーや上伊那のサービスエリアなどで販売したい考えです。
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高遠高校の7人がガイド認定
南アルプスの中央構造線エリアを説明する案内人、ジオパークガイドに高校生が初めて認定されました。 認定されたのは、高遠高校の地域科学を選択している7人で、ジオパーク協議会会長の白鳥孝伊那市長から認定書を受け取りました。 鈴木遥希さん 中島大希さん 伊藤竜清さん 成澤のぞみさん 宮脇常嘉さん 小山雅斗さん 二ツ木亮さんの7人です。 協議会では「9月に開かれる日本ジオパーク南アルプス大会での高校生の行動力に期待している」と話していました。 12日は、今年で3年目になる認定式が、伊那市の創造館で行われ、全7回の研修を修了した、13人が認定を受けました。 高校生の他に、伊那市からは3人、富士見町からは初めて3人が認定を受け、ガイドは合わせて61人となりました。
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箕輪経営研究会 新春講演会
企業経営者でつくる箕輪町経営研究会の新春講演会が箕輪町の伊那プリンスホテルで4日開かれました。 講演会は情報交換や会員同士の交流を目的に毎年この時期に開かれ4日は会員およそ50人が集まりました。 この日は、民間のシンクタンク 長野経済研究所の小澤吉則調査部長が「最近の経済情勢と2014年経済の見通し」と題し話をしました。 小澤さんは今年の経済見通しについては「県内企業はこれまで回復が遅れていたが円安や輸出の増加が見込まれ製造業を中止に持ち直しが予想される」と話しました。また、回復し始めた景気を継続的に右肩上がりにするには「技術を持つ事はもちろんだが、顧客のニーズを把握し顧客の要望に応えるファン作りをしていく事が重要」と話していました。 研究会では「経営者1人ひとりが元気になっていけるように今後も努力していきたい」と話していました。
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高遠伝統のだるま市 11日に開催
今月11日に伊那市高遠町でだるま市が開かれます。 名物の人形飾りは、今年7体が登場する予定です。 伊那市高遠町の春日医院では、地域を盛り上げようと去年から人形飾りづくりを行っています。 今年制作しているのは、去年流行語大賞となった「おもてなし」をテーマにした6体のだるまです。 小さいものが5体と大きいものが1体で、かごを骨組みにして制作しました。 春日医院では、休日などを使い職員総出で制作しています。 見よう見まねで初めて参加した去年よりも楽しく協力して制作できていると話します。
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南ア世界遺産登録に向け講演会
富士山の世界遺産登録に向けたNPO法人の事務局のトップを務めた小田全宏さんの講演会が28日伊那市のいなっせで開かれました。 講演会は南アルプスの世界遺産登録に向け民間レベルから気運を盛り上げ活動のヒントにしようと上伊那や木曽の若手経営者などでつくるグループが企画しました。 講師の小田さんは、NPO法人「富士山を世界遺産にする国民会議」の運営委員長として、10年にわたり活動してきました。 小田さんは講演の中で、文化遺産として世界遺産登録を目指した経緯や、県の職員が登録に反対する地元団体のもとに通い説得したことなどを紹介しました。 小田さんは「世界遺産登録は多くのひとの思いや汗、努力があり実現できた。全力で取り組む事が大切」と話していました。
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今年の景気 上伊那不透明な状況
今年の自社の業況について上伊那の製造業では半数以上の企業が悪いと感じていて、依然として先行きが不透明である事がアルプス中央信用金庫の調査でわかりました。 あるしんが取引先およそ200社を対象に調査しまとめた伊那谷・経済動向によりますと、今年の日本の景気について全体のおよそ2割が「良い、やや良い」、4割が「悪い・やや悪い」と感じています。 去年の見通しと比較すると、数字は回復傾向に推移している事から、あるしんでは「アベノミクス効果による影響は大きく、経済政策に期待する回答となっているが、消費税率引き上げによるマイナスの影響を感じる業種も多い」と分析しています。 一方、今年の自社の業況について上伊那の主力産業の製造業では「良い、やや良い」と回答したのが18パーセント、「非常に悪い、悪い、やや悪い」と答えたのが53パーセントとなっています。 あるしんでは、この結果について「製造業が多い上伊那では地域経済は厳しい状況にあり、依然として先行きが不透明だ」と分析しています。
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寒ざらしそばの実 川入れ
20日は二十四節気のひとつ大寒。 寒さが最も厳しくなる頃とされています。 その大寒に合わせて高遠そば組合は寒ざらしそばの実を伊那市長谷市野瀬の粟沢川に入れました。 寒ざらしそばは江戸時代、高遠藩が将軍家に献上していたとされています。 20日は市野瀬で栽培されたそばの実およそ45キロが用意されました。 高遠そば組合の組合員がそばの実を入れたネットをゼロ地場を源流とする粟沢川に運び投げ入れていました。 将軍家に献上していたとされている寒ざらしそばは地域おこしにつなげようと13年ほど前につくりましたが、販路がなく途絶えていました。 ここ数年そば店が増え扱う店ができたことから去年再び取り組みを始めました。 組合によりますとそばの実を冷たい水につけることで、渋みなどのアクが抜け、甘味が増すということです。 川に入れられたそばの実は立春の2月4日に引き上げられ天日干しされます。 組合では高遠にある5店ほどのそば店に実を提供することにしていて6月頃には味わうことができるということです。 大寒の日の20日、伊那地域の最低気温はマイナス8・4度で平年を2度ほど下回りました。 長野地方気象台ではこの寒さは木曜日頃まで続きますが、週末は高気圧に覆われ日中は寒さがゆるむと予想しています。
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とことこイーナちゃん今春発売へ
伊那市内の町工場でつくるプロジェクトチームは、伊那市のイメージキャラクターイーナちゃんのプラモデル、とことこイーナちゃんを発売します。 17日は、報道関係者に向けた記者会見が、伊那商工会館で開かれました。 記者会見には、伊那市富県の設計デザイン会社㈲スワニーの橋爪良博社長らが出席し商品の概要を説明しました。 とことこイーナちゃんは、市内7企業が協同して設計から完成まで手がけました。 イーナちゃんの左右の足が違う重さになっていて、斜面に置くと、その反動で歩きます。 プラスチック素材で、組み立て式になっていて、子どもでも簡単に組み立てができるということです。 価格は1個500円~1000円を予定しているということです。 また、Vリーグ昇格を目指すバレーボールチーム、VC長野トライデンツのユニフォームに合わせたサクラコマも発売します。 VC長野トライデンツのえんじ色のホームユニフォームと白いアウェーユニフォームに合わせたものです。 上伊那を中心に活動しているチームと町工場が一緒になって、何か商品を作って盛り上げようと今回開発したということです。 価格は、従来のサクラコマと同じ1,200円です。 とことこイーナちゃんとサクラコマVC長野トライデンツバージョンは、2月22日に開かれるシンポジウムで発売日を発表することになっています。
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伊那谷アグリイノベーション ジャム作り講座
産学官が連携し、農業を基本とした新たな産業づくりを目指す伊那谷アグリイノベーション推進機構は、りんごとブルーベリーを使った手作りジャムの公開講座を10日、南箕輪村の信州大学農学部で開きました。 この日は、上下伊那の飲食店経営者や市町村職員など9人が参加しました。 講座は、信州大学農学部の食料生産科学科2年生のジャム作りの実習に合わせて開かれました。 講師は信州大学農学部の春日重光教員が務めました。 材料のりんごは、農学部で収穫したもので、酸味が強くジャムに適している紅玉などを使いました。 皮を剥いたりんごを15分ほど蒸してミキサーにかけ、砂糖と混ぜ合わせながら煮詰めたら完成です。 春日教員は、「今日の講座を経営や町おこしの一部に取り入れてもらえたら嬉しい」と話してい
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上農女子バスケットボール部 かま揚げうどんで士気高める
南箕輪村の上伊那農業高校女子バスケットボール部は、今年最初の部活の日の4日、顧問や保護者が作ったかま揚げうどんを食べてチームの士気を高めました。 練習終了後、体育研究室に部員14人が集まり、保護者やPTAが作ったかま揚げうどんを味わいました。 去年まで顧問を務め、現在も非常勤講師としてチームを支える飯島真一教諭が企画したものです。 飯島教諭は、同じ釜の飯ならぬ「同じ釜のうどん」を食べることでチームの団結力を高めようと、20年以上前から続けているということです。 この日はうどん40玉が用意されました。 協力した保護者らも「子ども達のために何かできるということはうれしい」と話していました。 女子バスケットボール部は今年、去年果たせなかった北信越大会出場を目指します。
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菊の湯 78年の歴史に幕
12月29日、伊那市の中心市街地の銭湯菊の湯が78年の歴史に幕を下しました。 営業最終日となったこの日、常連客が代表の唐沢寿子さんに感謝の花束を手渡しました。 人々は、「癒しの場で仕事の活力源だった」「長い間おつかれさまでした」などと声をかけていました。 菊の湯は、昭和10年に開業。 地域住民や登山者らで賑わいましたが、燃料の高騰や従業員の高齢化で廃業を余儀なくされました。 伊那市内に残る唯一の銭湯「菊の湯」は、惜しまれながら78年の歴史に幕を下ろしました。
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仕事始め トップが訓示
上伊那の多くの企業は6日が仕事始めとなり業務がスタートしました。 サン工業株式会社の川上健夫社長は仕事始め式で「サン工業のファンづくりをするにはどうすればいいのか試される1年になる」と訓示しました。 伊那市西箕輪に本社を置く、メッキ処理のサン工業株式会社。 仕事始め式には社員およそ80人が集まり川上社長が訓示しました。 川上社長は「アベノミクスの風を感じるのは我々であり、その感性を持つ会社は成長できるし時代を生きていける。サン工業のファンづくりをするにはどうすればいいのか試される1年になる。」と社員に呼びかけました。 仕事始め式ではほかに鏡割りが行われ業績アップを願いました。
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11月月間有効求人倍率 3年ぶりに県の水準上回る
上伊那の11月の月間有効求人倍率は0.95倍で10月から0.07ポイント上昇しました。 県の有効求人倍率は0.94倍で、平成22年11月から3年ぶりに県の水準を上回りました。 ハローワーク伊那によりますと、新規求人数は前の年の同じ月を24.5%上回る1,238人でした。 新規求職者数は、前の年の同じ月を23.1%下回る636人でした。 これにより、11月の月間有効求人倍率は、10月を0.07ポイント上回る0.95倍でした。 有効求人倍率は、4カ月連続の上昇となります。 ハローワーク伊那によります上伊那の主力産業である製造業が円安により改善の見通しがあることなどが、上昇した主な理由だということです。 また、全国の有効求人倍率は6年1カ月ぶりに1.00倍となり、全国的にも回復傾向にあるとしています。 ハローワーク伊那では、雇用情勢について「依然として厳しい状況にあるものの、持ち直しの動きが広がっている」として、3カ月ぶりに上方修正しました。
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町内45か所巡回 移動販売来年1月スタート
箕輪町の泰成運輸は来年1月中旬から買い物弱者支援を目的に町内45か所で移動販売を実施します。 25日は、箕輪町役場で移動販売に使用する車両の内覧会が開かれました。 荷台が販売スペースとなっていて、4畳の広さがあり冷蔵庫を備え付けています。この日は、販売も行われ役場を訪れた人や通りがかった人たちが食料品を買い求めていました。 泰成運輸では5年前から新たな事業展開を図ろうと試験的に移動販売を行ってきました。 今回は、本格的に展開していこうと町と国から1300万円の補助を受け1700万円の車両を購入しました。 箕輪町によりますと町内のおよそ5割の住宅は個人商店の廃業やスーパーの撤退などにより、半径500メートル以内に商店が無いという事です。 泰成運輸では、来年1月14日から週1回のペースで町内45か所を巡回し移動販売を行う事にしています。
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い~な食育応援隊 新たに2店舗
伊那市の伊那市食育推進会は「い~な食育応援隊」に新たに2店舗を登録しました。 18日は、食育応援隊ポスターと認定プレートが贈られました。 新たに「い~な食育応援隊」に登録されたのは、伊那市美篶の菓子製造販売、大西屋と、伊那市長谷の飲食店、野のものです。 い~な食育応援隊は今回新たに加わった2店舗とあわせて6店舗になりました。 い~な食育応援隊は地産地消に取り組んでいる、ヘルシーメニューを提供しているなど、指定基準をみたした事業者を、応援隊として登録する事で、食育に関する情報発信、啓発を行うことがねらいです。 18日認定を受けた、野のものでは、地元産雑穀の販売、加工などをしています。 大西屋では、地元の農産物を使用した団子などを製造、販売しています。 伊那市健康推進課では、今後幅広く告知し、多くの参加を求めていくということです。
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冬至 さくらの湯でゆず湯のサービス
冬至の22日、伊那市高遠町の日帰り温泉施設さくらの湯では、露天風呂でゆず湯のサービスが行われました。 さくらの湯では、毎年冬至にあわせてゆず湯のサービスをしています。 今年は、21日から23日まで3日間行われます。 男女それぞれの露天風呂に、静岡産のゆずが毎日100個入れられます。 22日も午前10時のオープン直後から多くの人がさくらの湯を訪れ、ゆずの香りを楽しみながら湯舟につかっていました。 ゆず湯は、血行促進効果で、冷え性や神経痛に効果があるとされています。 およそ20年前のさくらの湯がオープンした時からファンだという長谷の内山さん83歳も年に一度のゆず湯につかっていました。 さくらの湯のゆず湯のサービスは23日も行われます。
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オリンパス株式会社 医療内視鏡修理施設開設
伊那市西町のオリンパス伊那事業場内に、内視鏡の修理を主な事業とする医療サービスオペレーションセンター長野が開設されました。 16日、施設が関係者に公開され、概要が説明されました。 医療サービスオペレーションセンター長野は、医療現場で使う内視鏡の修理やメンテナンスを行います。 去年4月から今年11月まで建設工事が行われ、長野オリンパス伊那事業場を一部解体し、増築して開設しました。 鉄筋コンクリート4階建てで、敷地面積はおよそ2万6,000平方メートル、延べ床面積およそ1万4,000平方メートルです。 従業員数は150人で、オリンパス伊那事業場と辰野事業場の従業員が実習を受け、12月9日から業務にあたっているということです。 虫やネズミの侵入を徹底的に防ぐ設備となっていて、施設内の植物は全て造花、電気はLEDを使用、出入り口には全てセンサーがついています。 現在オリンパスで、内視鏡の修理を行っている国内の医療サービスオペレーションセンターは他に福島県西白河郡にあり、東日本と北海道を担当しています。 今回開設した医療サービスオペレーションセンター長野は、中部地区と西日本を担当します。
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伊那の設計会社スワニーが3Dプリンター販売
デザイン、設計などを行っている伊那市富県の有限会社スワニーは、3Dデータから立体加工品をつくる卓上型3Dプリンターの販売を始めました。 3Dプリンターは横浜の設計会社株式会社ディビジョン・エンジニアリングが開発し、取引のある伊那市のスワニーが販売するものです。 14日に伊那市の伊那図書館で実演が行われました。 3Dプリンターは立体的にデータ化したデザインを加工品としてつくることができるものです。 熱に強いチューブから、200度ほどで熱せられた樹脂を、何層にも重ね合わせながら加工品を仕上げていきます。 製品を開発したディビジョン・エンジニアリングによりますと、3Dプリンターは外国製が主流で高額なうえに修理も時間がかかっていたということです。 この製品を販売するスワニーではユニークで斬新なアイデアを企業だけでなく一般でも形にすることができるようになったと話し販路拡大を目指します。 3Dプリンターは価格が17万5千円で伊那市富県のスワニーで販売されています。
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伊那スキーリゾート雪作り本格稼働
13日の伊那地域は、雪が舞う寒い一日となりました。 夜間の冷え込みも一段と厳しさを増したことから伊那スキーリゾートでは、スノーマシンによる雪づくりが12日から本格的に始まりました。 伊那スキーリゾートのゲレンデのほぼ真ん中の標高約900メートル地点です。 伊那市の夜景が一望できるこの場所で、スノーマシンがうなりをあげ、霧状の水を空に向けて吹き上げていました。 12日夜から今朝にかけて13台のスノーマシンが雪づくりを行いました。 伊那スキーリゾートが使用しているスノーマシンは、水を空気中で雪に変える仕組みのもので、外気温がマイナス2度以下にならないと使用できません。 スノーマシンから噴出す霧状の水は、外気で冷やされ雪へと変わります。 ゲレンデの下から見上げると、水は見事に雪となって吹雪いていました。 13日の伊那の最低気温は、午前2時33分に平地でマイナス3.4度、最高気温も3.5度と真冬並みの一日となりました。 スノーマシンによる雪づくりは、夜9時から翌朝8時までほぼ毎日行われ2月中旬まで続けられるということです。 伊那スキーリゾートのオープンは、21日を予定していて、スノーマシンによる積雪は、50センチになるということです。
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南ア登山口 名称検討へ
伊那市長谷地域自治区地域協議会が今日、長谷総合支所で開かれ、南アルプス北部地区の登山口の名称について検討するよう委員から提案されました。 長谷黒河内の南アルプス北部地区の登山口は、昭和40年代までは「長谷村の戸台」という名称で呼ばれていたということですが、現在は「仙流荘があるところ」というあいまいな表現になっています。 協議会では、新たに名称をつけることで、南アルプス北部地区の長野県側登山口としての知名度アップを図り集客数の増加につなげたい考えです。 委員からは「公募してはどうか」「学校登山で仙丈に登った中学生に聞いてみては」などの意見が出されました。 今後は、選考方法などについて協議していく考えです。
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山ぶどうワイン来年6月から試験販売へ
伊那市は信州大学と共同開発してきた山ぶどうを使ったワインを来年6月から試験的に販売します。 これは10日開かれた市議会12月定例会一般質問で白鳥孝市長が議員の質問に答えたものです。 伊那市は農業の担い手不足、遊休農地の解消を目的に平成18年度から信大農学部と山ぶどうワインのブランド化に向けた取り組を進めています。 現在は、市内3か所で山ぶどうを栽培していて、今年は380キロを収穫したということです。 今後は、伊那市観光株式会社が来年1月から山ぶどうワインの名前や、ラベルのデザインを公募する予定です。 山ぶどうワインは来年6月から試験的に販売されることになっています。 白鳥市長は「信大と共同開発した山ぶどうワインをしっかり発信し、産業として成り立つよう取り組んでいきたい」と話していました。
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新酒やまむろが12日から販売
伊那市高遠町の山室地区で採れた酒米のひとごこちを使い、高遠町の仙醸が作った新酒やまむろが、12日から販売されます。 やまむろは、高遠町の酒販店で作る高遠旨い酒研究会が、地域活性化を目指して、平成18年から毎年造っています。 10日は、高遠町の鉾持神社の境内にある、酒の神様「松尾社」の前に関係者が集まり、神事をして新酒の完成を祝いました。 酒米のひとごこちは、農事組合法人山室が委託を受け生産していて、今年は夏の気温が高かったことなどから粒の大きな良い米ができたということです。 その米をつかって、高遠町の酒蔵、仙醸が醸造しました。 新酒やまむろは、720ミリリットル入り1,260円で、旨い酒研究会に加盟する高遠町内7店の酒屋で購入することができます。
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伊那スキーリゾート 準備本格化
12月に入り、伊那市西春近の伊那スキーリゾートではシーズンインに向けた準備が本格化しています。 6日は、標高900メートルから1,000メートルまでの高低差100メートル、長さ600メートルの第2ペアリフトの取り付けが行われました。 伊那スキーリゾートのゲレンデは、全長1,200メートルで、第1クワッドリフトと第2ペアリフトで結んでいます。 ワイヤーに固定するフックを組み立て、グリースを注入すると3人がかりで取り付けていました。 取り付けるリフトは、98基で、7日まで行われます。 昨シーズン、伊那スキーリゾートは、12月22日から3月24日まで営業し、前年を18パーセント上回る5万1,800人の利用がありました。 今シーズンは、9日に安全祈願をして、雪づくりを本格化させ、21日のオープンを目指します。 今シーズンは、新たに降雪見学ツアーなどのイベントも予定し、集客アップを目指したい考えです。
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ジオパークで地域活性化を先進事例学ぶ
ジオパークを使った地域活性化の先進事例を学ぶ講演会が3日伊那市の長谷公民館で開かれました。 講演会は、来年、伊那市でのジオパーク全国大会の開催や、南アルプス国立公園指定50周年を迎える事から、南アルプスジオパークの魅力を多くの人に伝えようと伊那市が主催したものです。 講師は、兵庫県香美町でジオパーク推進委員をしている今井ひろこさんです。 今井さんは、2010年に地元の山陰海岸ジオパークが世界ジオパークに認定された事をきっかけに役場の嘱託職員となり、初めて地域の地形や地質などについて勉強したという事です。 今井さんは香美町で行っている取り組みとして、地元産の農産物をただ美味しいというのではなく「花崗岩により水が濾過され、軟水となり酒造りに適しているや」、「砂丘では、長芋がまっすぐに育ち、水はけが良く、良質なメロンが栽培できる」など地質や地形の特徴を盛り込んだストーリーと結びつける事で、売る側も地域への理解が深まるとアドバイスしていました。 会場には観光関係者など約80人が訪れ今井さんの話に耳を傾けていました。
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花ひらくサクラコマ 合格祈願バージョン販売へ
伊那市の推奨みやげ品「サクラコマ」の合格祈願バージョンが来月2日に発売されます。 サクラコマは、市内の企業や行政がプロジェクトチームをつくり、協同で開発し、設計から組み立てまで伊那市で行われている完全地産の製品です。 設計したのは、伊那市富県の設計デザイン会社㈲スワニーです。 回すと桜の花びらが開くコマです。 合格祈願バージョンは、今年2月から販売しているサクラコマの商品をそのままに、箱のパッケージシールが合格祈願用のものに変わります。 高遠町の弘妙寺で合格祈願の願掛けをし、来月2日からタウンステーション伊那まちなど市内3カ所で販売します。 価格は1,200円です