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逃げ遅れゼロ 支援員委嘱
伊那市は、災害時に高齢者や障害者などを支援する「逃げ遅れゼロを目指す地域づくり支援員」に、富県で社会福祉士の平岩なつみさんを1日、委嘱しました。
1日は、市役所で委嘱式が行われ、白鳥孝市長から平岩さんに委嘱状が手渡されました。
平岩さんは現在28歳で、大学時代に、福祉イベントの企画などを行う団体を立ち上げ、現在法人化を目指しています。
2020年4月まで医療福祉関係の企業で働き、その後は東京でデイサービスの仕事をしていました。
これまでの経験を伊那市で活かそうと今年4月に地元に戻り伊那市で初となる逃げ遅れゼロを目指す地域づくり支援員に委嘱されました。
伊那市では、これから支援が必要な人の個別避難計画を策定する計画で、平岩さんは、要支援者宅を訪問し避難方法の聞き取り調査や要支援者と福祉事業者、自主防災組織などとのパイプ役を担います。
また、地域の自主防災組織の支え合いマップ作成の支援も行います。
伊那市では、災害時に、1人の犠牲者も出さないよう支援を必要とする人がスムーズに避難できる仕組みを構築し、安心・安全で災害に強いまちづくりを目指したいとしています。
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長野県児童福祉施設大会
長野県内の児童福祉の関係者が集い、児童虐待や子どもの権利について考える大会が、きょう、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
30日は、新型コロナの感染対策のため、例年の1割ほどの60人が参加しました。
大会では、伊那市にある児童養護施設たかずやの里の保育士、中川 奈美江さんが、児童憲章を朗読しました。
主催した長野県児童福祉施設連盟の川瀬勝敏会長は、「子どもを取り巻く環境が変化し、新しい支援が求められている。子どもたちの受け皿としての役割を多くの方に理解してもらいたい」とあいさつしました。
県内には、21の児童福祉施設があり、大会は、東北信と中南信の持ち回りで毎年開かれているということです。
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手話サークルあおいそら 体験教室
伊那市で活動する手話サークル「あおいそら」の手話体験教室が、福祉まちづくりセンターで29日に開かれました。
体験教室には7人が参加し、サークルの会員と一緒に名前やあいさつなどを学びました。
上伊那聴覚障害者協会の木下武男さんが講師を務め、名前の手話表現を説明していました。
体験教室ではほかに、聴覚障害について知ってもらうため、木下さんがこれまでの苦労を話しました。
あおいそらの山﨑一子会長は「手話について理解を深め、日常生活の中でもっと身近なものになってほしい」と話していました。
手話体験教室は、7月にも3回開かれることになっていて、次回からは単語や文章を学ぶということです。
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遠隔で妊産婦の定期健診
伊那市が取り組んでいる遠隔医療・モバイルクリニック。
モバイルクリニックでは新たに7月から安定期妊産婦の定期健診を実施します。
24日開かれた、市議会全員協議会で概要が報告されました。
モバイルクリニックは、看護師をのせた移動診療車が患者の家に向かい車内でテレビ電話を通じて医師の診療を受けることができるものです。
これまで検診を受けられるのは、高血圧や糖尿病などの慢性疾患がある患者が対象でした。
伊那市では昨年度、遠隔型超音波検査装置、モバイルエコーを導入し実証を進めてきました。
モバイルエコーとは、超音波で体内の様子をスキャンするもので、そのデータを車両に搭載した通信機器で医師に送ります。
7月から移動診療車のモバイルエコーを活用して市内のマタニティクリニックの医師が遠隔で安定期妊産婦の定期健診を実施します。
これにより、妊産婦自らが車を運転して通院しなくても良くなるなどのメリットがあるということです。
また、モバイルエコーの導入により心臓・腎臓・膀胱疾患の患者への遠隔医療の提供も今後検討していくということです。 -
宮坂組が南箕輪村と箕輪町に100万円
建設業・運送事業などを行う株式会社宮坂組は、本社のある南箕輪村と、支店のある箕輪町に、それぞれ100万円を23日寄付しました。
23日は、宮坂義広社長が、南箕輪村役場を訪れ、藤城栄文村長に目録を手渡しました。
宮坂組では、新型コロナの流行が始まった3年前から、地域に役立ててほしいと、本社のある南箕輪村と、支店のある箕輪町にそれぞれ100万円を毎年寄付しています。
藤城村長は、「今一番困っている人に役立てられるように活用していきたい」と感謝していました。
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夏休みフードドライブキャンペーン 来月から
伊那市社会福祉協議会は、生活困窮者や子育て世代の支援充実のため、来月からおよそ1か月間「夏休みフードドライブキャンペーン」を実施します。
22日は、伊那市の白鳥孝市長が定例会見の中で取り組みの概要について説明しました。
伊那市は、伊那市社会福祉協議会に、集まった食料を必要な人に提供するフードバンク事業を委託しています。
社協では給食の出ない夏休み期間中の子ども達への支援充実を図っていこうとキャンペーンを実施します。
期間は7月1日から29日までで、福祉まちづくりセンター1階に専用のケースが設置されます。
募集しているのは未開封の米やレトルト食品、缶詰などで賞味期限が明記されているものなどの条件があります。
あつまった食糧品は、子ども食堂での活用の他、必要とする世帯へ配布されるという事です。
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伊那商議所青年部 ウクライナチャリティ交流会
伊那商工会議所青年部の現役とOBの交流会が、18日、南箕輪村内で開かれ、ウクライナ支援のチャリティを行いました。
交流会には、現役39人、OB20人の、合わせて59人が参加し、ボウリングやダーツをして楽しみました。
ウクライナ支援のチャリティ交流会として、ボウリングでは溝に落ちてしまったとき、ダーツは的に当たらなかったときに、会員が募金を行いました。
伊那商工会議所青年部では、年に1~2回、OB交流会を開いてきましたが、新型コロナの影響で開催できずにいました。
コロナの状況が落ち着いていることから、今回、感染対策を取って交流会を開きました。
青年部では、「ウクライナの悲惨なニュースが流れているなかで、自分たちにできることを考え、チャリティをプラスして交流した」と話していました。
なお、募金は44,541円集まったということです。 -
鹿野さん 優良助産師の厚生労働大臣表彰
伊那市富県の助産師、鹿野恵美さんは、長年にわたり助産所での出産や子育ての相談などで地域に貢献したとして、優良助産師の厚生労働大臣表彰を受章しました。
17日は、伊那合同庁舎で伝達式が行われ、岩本靖彦伊那保健福祉事務所長から鹿野さんに表彰状が渡されました。
鹿野さんは、昭和60年から助産師として伊那中央病院に勤務した後、平成20年に伊那市富県に助産院を開業しました。
現在は、一般社団法人長野県助産師会の会長も務めています。
今回は全国でおよそ50人が表彰されていて、長野県内では鹿野さん1人だけだということです。
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公衆衛生専門学校 野外授業で野草を観察
長野県公衆衛生専門学校で、学校周辺を散策し、野草などの植物を観察する野外授業が5月25日に行われました。
この日は、2年生20人と、長野県自然観察インストラクターで、公衆衛生専門学校生物学講師の野口輝雄さんが学校周辺を散策しながら野草などを観察しました。
野口さんは、道路わきに生えている野草を手に取り、ひとつひとつ特徴などを説明していました。
普段、野口さんは、学生たちに生命の誕生などの生物学の授業を行っているということで、「普段目にする野草は、それぞれが子孫を残すために進化してきました。したたかに生きる野草を見て、生命の強さを感じてほしい」と話していました。
野口さんの野外授業は、毎年2年生を対象に行っていて、今年で5年目だということです。
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「運動+課題」で認知症予防教室
箕輪町は、身体を動かしながら脳を活性化させる認知症予防を目的にした運動教室を今年度から始めました。
1日は、箕輪町の地域交流センターで初回となる認知症予防運動「コグニサイズ教室」がひらかれ、60代~80代の8人が参加しました。
参加者は4人一組になり、足踏みをしながら数を数えたり、しりとりをしました。
コグニサイズは、国立長寿医療研究センターが開発した認知症予防運動プログラムです。
コグニションとは英語で認知の意味でコグニサイズは、コグニションとエクササイズを組み合わせた造語です。
運動をしながら計算やしりとりを行うなど頭を使う事で、認知症の予防効果が期待できるという事です。
昨年度、箕輪町で介護が必要となった原因のうち、認知症は関節疾患・骨折に次いで、2番目に多くなっています。
町では、特に80歳を超えると発症率が急激に伸びることから、今年度からコグニサイズを導入しました。
町では今後、教室の開催の他、地域の高齢者の集まりなどに出向き、コグニサイズの普及を図っていく計画です。
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伊那青年会議所がフードドライブ
伊那青年会議所は家庭で余った食料品を集めて福祉施設などに寄贈するフードドライブを28日、4市町村一斉に行いました。
伊那市や箕輪町、南箕輪村、辰野町の4市町村に食品受け取り所を設置しました。
このうち伊那市の伊那商工会館駐車場には、家庭で余った缶詰や米、レトルト食品などが持ち込まれていました。
伊那青年会議所は「伊那JC圏域フードドライブプロジェクト」として、小中学校の家庭にチラシを配布したり、SNSで呼びかけを行い初めてフードドライブを行いました。
28日は4会場合わせておよそ100人が食料品を提供したということです。
集められた食料品は各市町村の社会福祉協議会など7か所に30日から寄贈が始まっています。
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食生活改善推進協議会 定期総会
長野県食生活改善推進協議会上伊那支部の定期総会が、12日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれました。
12日は、上伊那支部の30人ほどが出席して定期総会が開かれました。
食生活改善推進協議会は地域の健康づくりのボランティアで、上伊那支部では212人が活動しています。
「私達の健康は私達の手で」をスローガンに、食生活改善や運動について学んだり、料理教室を開催するなどしています。
小林節子支部長は、「これからも、より多くの人に活動について知ってもらい盛り上げていかなければならない。健康長寿を目指して頑張っていきましょう」とあいさつしました。
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伊那中央RC35周年記念例会 5団体に助成金
伊那中央ロータリークラブの35周年記念例会が12日、伊那市内で開かれ、信州大学農学部の留学生を支援する信州農林科学振興会など5団体に助成金を贈りました。
この日は、伊那中央ロータリークラブの会員およそ30人が集まりました。
記念例会では、奉仕事業として、信州農林科学振興会に信州大学農学部の留学生支援金84万円、活動助成金として、伊那西高校インターアクトクラブに20万円、アルプスい~なちゃんソフトボールクラブとイーナジュニアソフトボールクラブにそれぞれ5万円、伊那市社会福祉協議会に、新型コロナの影響による生活困窮者支援金12万円を贈りました。
池上幸平会長は「35周年を迎えることができてうれしい。今後もそれぞれの事業を再確認しながら活動をしていきたい」と話していました。
伊那中央ロータリークラブは、昭和62年に発足し、国際交流や、青少年育成活動など社会奉仕活動を行っています。
今年度は、伊那市ますみヶ丘の市民の森への植林事業や天竜川の清掃活動も計画しています。
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年少児に手作りゼリーのもと贈る
伊那市の伊那食品工業株式会社は4月に年少クラスとなった市内の園児にお祝いとして手作りゼリーのもとと型のセットをプレゼントしました。
新型コロナウイルス感染防止のため伊那市を通して配布してもらおうと専務取締役の塚越亮さんが市役所を訪れ手作りゼリーのもとと型のセットを渡しました。
セットは市内の保育園と認定こども園の年少クラス430人に配られました。
伊那食品工業は去年、発売40周年を記念して手作りゼリーのもとを市内の保育園児にプレゼントしました。
塚越さんは「子どもたちに喜んでもらうため継続的に行っていきたい。」と話していました。
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ルビコンがウクライナ救援金100万円を寄付
伊那市西箕輪に本社を置く、ルビコン株式会社は、ロシアによるウクライナ侵攻を受け、人道危機救援金として100万円を13日に寄付しました。
13日は伊那市役所にルビコン株式会社の赤羽宏明社長が訪れ、救援金100万円の目録を白鳥孝伊那市長に手渡しました。
ルビコンではロシアのウクライナ侵攻を受け、本社や国内外の事業所の従業員およそ1,000人が募金に協力したということです。
赤羽社長は「何の縁もなくウクライナから日本へ避難してきている人もいると聞いている。自分たちにできることは限られているが、これからも支援の輪が広がっていってほしい」と話していました。
寄付された100万円は日本赤十字社を通じて救援活動に役立てられるということです。
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伊那市が福島県相馬市へ職員を災害派遣
伊那市は3月に福島県沖を震源とする地震で被害を受けた福島県相馬市を支援するため職員を派遣します。
14日は市役所で出発式が行われました。
派遣されるのは、農林部農政課の宮下陽季さんと市民生活部税務課の柴貴臣さんの2人で、り災家屋の現場調査や調査結果の判定などを行います。
宮下さんは令和元年の台風19号災害の時に、長野市へ1年間派遣され、被災した農業用倉庫の補助金申請などを担当しました。
柴さんは普段から、り災証明書の発行などを担当しています。
白鳥孝市長は「被災地のみなさんに寄り添った支援をしてきてください」と訓示しました。
2人の派遣期間は4月17日から5月1日までとなっています。
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伊那市荒井区 ウクライナに救援金
伊那市荒井区は、ロシアによるウクライナ侵攻を受け、日本赤十字社を通して、ウクライナ人道危機救援金を8日、贈りました。
この日は、伊那市荒井区の中山昭区長らが市役所を訪れ、ウクライナ人道危機救援金1万7,000円を贈りました。
4月に開かれた区議会で、中山区長は募金を呼びかけ、区役員65人が募金に協力したということです。
伊那市では、市役所などに募金箱を設置していて、寄付などを合わせて、13日までに集まった救援金の総額は、165万5,747円になっているということです。
ウクライナ人道危機救援金は、日本赤十字社を通して、救援活動に使われるということです。
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准看護学院入学式 12人が入学
伊那市の上伊那医師会附属准看護学院の第71期生の入学式が5日行われ、12人が入学しました。
今年度は、上伊那地域を中心に10代~50代までの男女12人が入学しました。
入学生代表が「准看護師という目標に向かって努力することを誓います」と誓いの言葉を述べました。
上伊那医師会会長の前澤毅学院長は「どんな准看護師になりたいか、目標を持って頑張ってください」と激励しました。
今年度は、昨年度より7人少ない、12人が入学しました。
新入生は、准看護師の資格取得を目指して、2年間学院で学びます。
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元区長会「思い出会」ウクライナ救援金おくる
箕輪町の元区長が集まる思い出会は、ロシアによるウクライナ侵攻を受け、長野県が実施している「ウクライナ人道危機救援金」を29日、町を通して寄付しました。
この日は、思い出会のメンバーが役場を訪れ、日本赤十字社長野県支部 箕輪町分区長の白鳥政徳町長に、救援金4万3,000円を手渡しました。
思い出会は、平成22年度の区長会によって発足したもので、任期終了後も10年以上交流を続けていました。
しかし、高齢化により解散することになったため、活動費の一部をウクライナ救援金として寄付することになりました。
救援金は、ウクライナ人道危機救援金として、日本赤十字社長野県支部を通してウクライナに贈られるということです。
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箕輪町が20代・30代の3回目コロナワクチン接種を呼びかけ
箕輪町の白鳥政徳町長は20代と30代までの3回目の新型コロナワクチン接種率が低いことから速やかに接種するよう10日、呼びかけました。
箕輪町の12歳以上のワクチン接種の対象者は22,302人です。
3回目について、接種率は今月9日現在、20代は24.5パーセント、30代は29パーセントにとどまっています。
平均は64.6パーセントで、65歳以上は90パーセントを超えています。
保育園、小学生の子どもがいる年代で感染予防のため、速やかなワクチン接種を呼び掛けています。
ほかに平日の予約枠が埋まらないことから、14日から17日までの伊那プリンスホールで予定している接種を休止するとしています。
また、平日受けられない人にも接種ができるように、金曜日の夜と土曜日の予約枠を新たに追加して、接種を行うとしています。
追加するのは3月25日・26日と4月2日・8日・9日です。
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ろうきん伊那支店運営委員会が小鳩園に遊具など寄付
長野県労働金庫伊那支店の運営委員会は伊那市山寺にある児童発達支援センター・小鳩園に、遊具などを寄付しました。
10日は労働金庫伊那支店運営委員会の入谷 直文さんらが、小鳩園を訪れ、療育用のバランスボールと、翻訳機を贈りました。
子どもたちは、さっそくバランスボールに乗るなどして遊んでいました。
労働金庫は労働組合や生活協同組合などの働く人たちでつくる金融機関で、運営委員会は、各企業の労働組合員で組織されています。
毎年、管内の保育・教育に関する施設に寄付を行っていて、今年は、管内の伊那市・箕輪町・南箕輪村の児童発達支援センターに寄付を行いました。それぞれの施設から要望のあった品物を贈ったということです。
バランスボールは、遊びながら、体幹を鍛えたり、バランス感覚を養うのに活用します。
翻訳機は、小鳩園に、外国籍の子どもも通っていることから保護者などとの意思疎通に活用するということです。
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伊那中央病院が県内の病院で初の3D外視鏡導入
伊那市の伊那中央病院は4Kモニターに映された3D映像を見ながら手術を行う外視鏡を県内の病院では初めて導入しました。
こちらが新たに導入した外視鏡です。
伊那中央病院では来年度に耳鼻科の医師の常勤化も予定され、手術が増えることが想定されることから、今回県内の病院として初めて導入しました。
外視鏡は4Kモニターに映された3D映像を見ながら手術を行うもので、医師への負担が減り、安全で確実な手術につながるということです。
また、大型の画面でスタッフが手術の状況を共有できます。
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伊那市社協が食糧品の寄付募る
子どもがいる家庭で家計が厳しい世帯に食糧を支援する、伊那市社会福祉協議会の「春休み子ども応援フードドライブ」が1日から始まりました。
この取り組みは新型コロナウイルスの感染拡大により家計に影響が出ている家庭に食糧支援を行うものです。
一般から食糧品の寄付を募っていて福祉まちづくりセンターふれあい~なに食糧品を入れるケースが設置されています。
募集しているのは未開封の米やレトルト食品、缶詰などで賞味期限が明記されているものなどの条件があります。
食糧品を持ち込む場所は伊那市の福祉まちづくりセンターふれあい~なで、時間は午前8時30分から午後5時15分まで、期間は土日祝日を除く今月31日までとなっています。
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シルバー人材センター伊那地区が寄付
公益社団法人伊那広域シルバー人材センター伊那地区は高齢者福祉に役立ててもらおうと支えあい募金を15日伊那市に寄付しました。
伊那広域シルバー人材センターの竹村守伊那地区委員長らが市役所を訪れ白鳥孝市長に寄付金を手渡しました。
伊那地区では地域貢献のために平成19年から毎年、会員による支えあい募金を行っています。
今年は1万3901円が集まり伊那市に寄付しました。
竹村委員長は「高齢者福祉に役立ててほしい」と話していました。
伊那広域シルバー人材センターは伊那市、辰野町、箕輪町、南箕輪村に住む60歳以上の人たち約600人で構成されていてそのうち伊那地区は270人が活動しています。
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カレーいただきます大作戦 オンラインでカレー味わう
伊那市社会福祉協議会が主催する、子どもたちにカレーを無償で提供する「伊那市カレー大作戦」の一環で、コロナ禍の中みんなで一緒に味わおうというイベントが13日、オンラインで行われました。
「みんなでカレーいただきます大作戦」と題してオンラインで行われました。
参加者は画面越しにカレーを味わっていました。
新型コロナの影響で人と交流する時間が少なくなる中、大勢で一緒にカレーを食べようと行われ、10組が参加しました。
カレーは、事前にレトルトカレー5食分と米のセットとして配布されたものです。
2月3日から10日まで、市内11か所であわせて650セット3,250食分が用意され、全て配布したということです。
通常は、市内の飲食店や福祉施設などでカレーを振る舞いますが、まん延防止等重点措置が適用されているため、カレーを持ち帰るスタイルにしました。
カレー大作戦に参加している店舗からのビデオメッセージもあり、コロナ収束とイベントの再開を願っていました。
次回の伊那市カレー大作戦は、3月13日の予定で、新型コロナの感染状況に応じて開催方法を検討するということです。
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伊那市国保税の税率 据え置きに
伊那市国民健康保険運営協議会は3日、来年度の国民保険税の税率を据え置くよう白鳥孝市長に答申しました。
この日は、協議会の宮原英幸会長が市役所を訪れ、令和4年度の伊那市の国民保険税について、諮問通り税率を据え置くよう答申しました。
伊那市は、新型コロナの影響を配慮し、加入者の負担を抑えながら国保財政を維持していくことを諮問しました。
宮原会長は「加入者の減少などから、国保基金を利用しなければならない状況。財政維持のための政策を進めてほしい」と要望しました。
白鳥市長は「答申の内容を来年度の予算に反映させていきたい」と話していました。
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伊那図書館のバリアフリー
伊那市の伊那図書館では、ハード面、ソフト面、ともに様々なバリアフリー化がすすめられています。
伊那市の伊那図書館は、去年12月に改修工事が完了しました。
トイレには、誰にでもわかりやすい視覚記号「ピクトグラム」が表示されています。
人工肛門・人工膀胱「オストメイト」の人に対応したトイレも設置されました。
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県内で緊急フードドライブ 3月6日まで
新型コロナの影響による休業や失業で困っている家庭を支援するための「緊急フードドライブ統一キャンペーン」が7日から県内各地で始まりました。
伊那市の伊那合同庁舎では、初日の7日、特設ブースが設けられ、食品が届けられていました。
緊急フードドライブ統一キャンペーンは、新型コロナの影響を受けている家庭を支援しようと長野県や長野県社会福祉協議会などで作る長野県フードバンク活動団体連絡会が行っているものです。
食品は、缶詰やレトルト食品、菓子、米などで、賞味期限が1か月以上あり、未開封のものが対象です。
集まった食品は、必要としている家庭や子ども食堂などへ提供されます。
このキャンペーンは3月6日(日)までです。
伊那合同庁舎では平日の午前8時30分から午後5時まで受け付けています。
他に、各市町村の社会福祉協議会でも受け付けています。
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伊那市 3回目の集団接種
伊那市で3回目の新型コロナワクチンの集団接種が6日から始まりました。
集団接種会場のロジテックアリーナです。
初日は、2回目の接種を終えた歯科医師や薬剤師等の医療従事者が対象でおよそ140人が接種しました。
伊那市は、高齢者の3回目の集団接種を19日から行います。
なお、先月31日から3回目の個別接種を市内およそ30の医療機関で始めています。
2回目接種を終え8か月以上を経過した18歳以上の接種可能な人に接種券を発送しています。
伊那市では、緑色の封筒が届いたら必ず確認するよう呼び掛けています。
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箕輪町で3回目の集団接種始まる
箕輪町で、3回目の新型コロナワクチンの集団接種が1日から始まりました。
箕輪町は松島の伊那プリンスホールで1日から集団接種を開始しました。
箕輪町では、2回目が終わった人から順に3回目を行っていて、現在は65歳以上の高齢者が対象です。
1日は124人に接種を行い、多い日は1日に220人に行うということです。
現在、国の基準では、2回目の接種から6か月経過した人が3回目を受けることができます。
伊那市では6日からロジテックアリーナで集団接種が始まります。
2回目が終わった人から順に案内を送っていて、64歳以下も順次始まるということです。
南箕輪村では5日から大芝荘で集団接種が始まる予定で、64歳以下は早い人で2月下旬から始まるということです。
なお、6か月経過し接種券が届いている人は県の会場でも受けることができます。
上伊那では伊那市の伊那文化会館が会場で今月23日から25日に900人に行う予定です。
(要予約 電話026-480-0400)