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陽気に誘われ伊那市長谷の常福寺で福寿草咲く
陽気に誘われ、伊那市長谷溝口の常福寺では、福寿草が見ごろになっています。
常福寺によると例年より10日ほど早い見ごろだということです。
境内全体に自生していて、千株は超えているのではないかということです。
福寿草は、日が当たるところから早く咲き、日影の境内北側では3月下旬まで楽しめるということです。
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工賃アップへ入園準備品販売
伊那市内の障害者福祉施設で製作された、手さげかばんや弁当袋などの保育園入園準備品の販売会が伊那市役所で開かれています。
入園準備品は伊那市の伊那ゆいまーると輪っこはうす・コスモスの家の利用者が作ったものです。
利用者の工賃アップにつなげようと6年程前から行われています。
柄がなるべく同じものにならないように、東京に生地を買い付けに行くなどして種類を増やす工夫をしたということです。
大きさや形はどれも市内の公立保育園指定のサイズとなっているという事です。
価格は、手提げかばん3種類や弁当入れ、コップ袋など5つあわせて7,100円から7,400円となっています。
入園準備品の販売会は14日まで伊那市役所1階ロビーで開かれ、時間は午前10時から午後1時までです。
3月上旬までは予約を受け付けているという事です。
伊那ゆいま~る 電話73-0605/輪っこはうす・コスモスの家 電話76-3390
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移住者によるくらしについて基調講演
上伊那に移住した女性や、起業した女性による暮らしと仕事に関するシンポジウムが、伊那市のJA上伊那本所で1月29日、開かれました。
シンポジウムでは、自分らしい暮らしや仕事をテーマに、奈良県出身で伊那に移住した澤西光子さんが基調講演をしました。
澤西さんは、結婚をきっかけに伊那に移住し、現在は企業の書類作成などの在宅ワークをしています。
伊那市ママサポートの会の代表をつとめるなど地域活動にも積極的に携わっています。
澤西さんは、移住した直後、育児に追われ、仕事に向き合うことができずにいた時に、在宅ワークと出会い、自分らしい働き方を見つけたと話していました。
シンポジウムは、上伊那地域振興局と上伊那農業改良普及センターが開いたもので、この日はおよそ80人が集まりました。
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だるま市を前に園児が人形飾り見学
11日は、伊那市高遠町で伝統のだるま市が開かれます。
10日は、園児たちが人形飾りを見学しました。
だるま市では、訪れた人たちに楽しんでもらおうと、昔から人形飾りが商店街に飾られました。
今年は町内の7団体が干支のねずみや、アニメキャラクターなどの飾りをつくりました。
園児たちは、商店街を歩きながら、それぞれの飾りを見学しました。
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上農生徒が新山小で授業
鹿肉ジャーキーの製作・販売をしている南箕輪村の上伊那農業高校畜産班の生徒は3日に、伊那市の新山小学校を訪れ、商品完成までの道のりなどについて話をしました。
3日は、畜産班2年の中村果歩さんと丸山綾音さん、1年の中原葉南さんの3人が話をしました。
畜産班が作るジャーキー「でぃあでぃあ」は、新山で捕れた鹿の肉を使い特産品となっています。
新山小3年生は、総合学習の時間に「地域のいいとこ探し」をテーマに活動していて、今回授業を依頼したものです。
商品を児童に味わってもらい、「有害鳥獣として捕まえられていた鹿肉を有効活用しようと取り組んできました。脂質が少なく、高たんぱくでミネラルが豊富です」などと説明していました。
新山在住で畜産班顧問の境久雄教諭は「みなさんのまわりには自然がいっぱいあります。これを守っていきたいと思う気持ちが我々の活動の力になっています」と話していました。 -
企業が足並み揃えてインターンシップ 初開催
上伊那の企業が実施期間など足並みを揃えて職場体験を実施する「インターンシップスーパーウィーク」が、22日まで行われています。
インターンシップは、上伊那地域の製造・建設・サービス業など35社が参加しています。
このうち、10日は伊那市東春近でバルブの開発・設計・製造を手掛けるキッツ伊那工場には、韓国の4年生大学に通う辰野町の八尾祐輝さんと、信州豊南短期大学に通う箕輪町の柴菜月さんの2人が訪れました。
工場見学では従業員から「1,400度の熱で鉄のスクラップを溶かして型に流し込んでいます。加工の工程では、出来上がったものを1つ1つ人間の目で丁寧に検査しています」などと説明を受けていました。
インターンシップスーパーウィークは、企業が一斉に職場体験の場を設けることで学生により多くの仕事を体験してもらおうと、伊那職業安定協会と南箕輪村が初めて開いたものです。
延べ83人の学生が参加していて、9日から22日土曜日までの期間中、希望する複数の企業で1日限りの職場体験を行うことができます。
キッツでは、12日と14日にも1人ずつ受け入れるということです。 -
高校入試前期選抜試験
面接や作文などで合否を決める公立高校の前期選抜試験が10日に、県内一斉に行われました。
上伊那の公立高校では、伊那弥生ケ丘高校を除く7校で前期選抜試験が行われました。
このうち、南箕輪村の上伊那農業高校では、午前と午後の部に分かれ、面接試験が行われました。
生物生産、生命探究、アグリデザイン、コミュニティデザインの4つの学科合わせて120人が試験を受けていて、倍率は1.5倍となっています。
県全体では6,084人が、上伊那の7校では586人が受験しています。
県教育委員会によりますと、試験に関わるトラブルはなかったということです。
前期選抜試験の合格発表は、18日火曜日に行われる予定です。 -
ガールスカウト第26団40周年記念式典
伊那市と南箕輪村の子どもたちが所属するガールスカウト第26団の結成40周年記念式典が、伊那市の伊那公民館で9日、行われました。
式典では、長年にわたり活動してきた各部門のリーダーや団員が表彰されました。
また、これまで行ってきた活動を発表しました。
ガールスカウト第26団は、昭和54年に伊那ライオンズクラブが主体となり、発足しました。
現在は、小学1年生から高校1年生までの団員と、スタッフあわせて45人が所属しています。
団委員長の平澤恵美子さんは、「キャンプや英会話教室など一つ一つの活動の積み重ねが将来大きな力になる。これからも力強い第26団にしていきたい」と話していました。
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弥生器楽クラブ定演
伊那市の伊那弥生ケ丘高校の器楽クラブの定期演奏会が伊那市のニシザワいなっせホールで9日、開かれました。
器楽クラブには1、2年生37人が所属しています。
演奏会は、発表の場として開かれていて、ポップスやクラシック音楽など16曲を演奏しました。
会場には、保護者や友人らが訪れ演奏を楽しんでいました。
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「青年塾」が中尾歌舞伎を鑑賞
松下政経塾の流れを汲む青年塾が8日伊那市内で行われ、長谷の中尾歌舞伎の公演を鑑賞しました。
8日は伊那市長谷の中尾座で青年塾のための特別公演が行われ、「青年塾東海クラス」の塾生13人や、塾生OB、地域住民など100人が鑑賞しました。
演目は「義経千本桜 鮨屋の段」です。
青年塾は、政治家や経営者を輩出した松下政経塾の塾頭、上甲晃さんが平成8年に創設しました。
今回の鑑賞は講座の一環で「伝統文化の継承」がテーマです。
文化の継承に関わってきた担い手の経験を通じ地域社会に必要とされる人材を育てようと企画されました。
公演の前には中尾歌舞伎保存会の西村篝会長が「中尾歌舞伎は、太平洋戦争によって一度途絶えたが地元の若者や先輩方の協力もあり復活させることができました」などと中尾歌舞伎の歴史を紹介しました。
伊那での講座はあすまでで、9日は伊那食品工業で話を聞くということです。
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五十嵐さん 4月から手芸教室
箕輪町の地域おこし協力隊の、五十嵐裕子さんは、4月から町内で手芸教室を開きます。
五十嵐さんは千葉県出身で箕輪町の地域おこし協力隊員として3年前から活動しています。
主に移住定住の促進を目的に活動してきました。
今年度で任期が終了になることから箕輪町に定住し手芸教室を開くことにしました。
手芸教室では、布の図案に沿って糸を入れて作る「クロスステッチ」や、粘土やのりで作品を作る体験ができます。
五十嵐さんは、隊員になる前のWebデザインの経験を活かしたいと話しています。
五十嵐さんの手芸教室は、4月から箕輪町松島のアトリエで開かれることになっています。
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おしごとごっこ地元の仕事を体験
子どもたちに地元企業の仕事を体験してもらうイベント、「このまちのおしごとごっこ」が、伊那市西町の旧ゲオ伊那店で8日行われました。
会場には市内の22の企業と団体のブースが設置され、子ども達が仕事を体験していました。
このうち伊那警察署のブースでは、警察官の制服の試着や、マスコットキャラクターの塗り絵の体験をしていました。
また、青年部建設チームのブースでは、高さおよそ20㎝の椅子を作っていました。
伊那ケーブルテレビのブースでは、子どもたちがアナウンス体験をしていました。
このイベントは今年で2回目で、様々な体験を通して将来への夢を膨らませてもらおうと、伊那商工会議所青年部が開いたものです。
イベントには去年を上回るおよそ500人が訪れたということです。
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確定申告PRするステッカー掲示
17日から始まる確定申告を前に、パソコンやスマートフォンを使っての申告を呼び掛けるステッカーが路線バスに貼られました。
7日は、伊那バス株式会社本の社員がバスのドアにステッカーを貼っていました。
伊那税務署管内の協力企業で作る協議会がステッカー200枚と中づり広告80枚を制作しました。
バスの車内には中づり広告が掲示されました。
このステッカーと中づり広告は路線バスとコミュニティバスに着けられます。
確定申告の期間は17日~3月16日までです。
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近畿地方のチョウの幼虫発見!
伊那市の美篶小学校で6日、近畿地方など本州の西の地域を中心に生息するチョウ、「ツマグロヒョウモン」の幼虫が見つかりました。
幼虫の体長はおよそ2センチで、パンジーなどのスミレ科の花の葉を食べます。
7日までに、児童らは学校の花壇で4匹の幼虫を見つけました。
理科が専門の金山賢教頭によると、ツマグロヒョウモンは1980年代までは近畿地方のみで生息していましたが、地球温暖化の影響で生息域が北上しているということです。
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西春近北小 スケート初滑り
暖冬傾向の今シーズンですが今朝の伊那地域は最低気温が氷点下9度と厳しい冷え込みとなりました。
伊那市の西春近北小学校の校舎北側にある天然リンクは氷が張り7日からスケートの授業が始まりました。
7日は1時間目に2年生27人がスケートを楽しみました。
今朝の伊那地域の最低気温は、午前6時24分に氷点下9度を記録しました。
ここ数日の寒さで校舎北側のスケートリンクは厚さ10センチの氷が張りました。
西春近北小学校では冬のスポーツを楽しんでもらおうと平成2年から天然リンクをつくり1、2年生が授業をしています。
例年は1月中旬には氷が張りますが今年は今日が初の授業となりました。
児童たちは氷の感触を楽しみながら滑っていました。
西春近北小学校では今月、岡谷市でスケート教室を予定していて1、2年生は体育の時間を使ってスケートを行うことになっています。
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気温上がらず冬らしい1日
6日の伊那地域は、日中も気温が上がらず最高気温は、午後4時現在1.4 度と、冬らしい1日となりました。
朝7時30分頃の南箕輪村大芝高原です。
寒さで湖の一部が凍っていました。
また、地面には5日に舞った雪がうっすらと残り、霜柱も立っていました。
6日の伊那地域の最低気温は、午前2時29分に氷点下4.4度を記録し、日中の気温も1.4度までしか上がらず、この時季らしい1日となりました。
長野地方気象台によりますと、7日から9日までは6日と同じくらい朝の冷え込みが厳しくなるということです。
その後月曜日以降は再び気温が上がり、日中は平年より5度ほど高く8度~14度くらいになりそうだということです。 -
旧馬島家住宅 ひな人形展
江戸時代から現代までのひな人形が並ぶ展示会が、伊那市高遠町の県宝旧馬島家住宅で6日から開かれています。
会場には江戸時代から現代までのひな人形およそ200体が並んでいます。
江戸時代中期の享保雛は面長な顔と切れ長な目が特徴です。
江戸時代後期につくられた古今雛は目にガラス玉が入っています。
そのほか、昔話の「舌切り雀」の話を基につくられた、雀が着物を着たユニークな人形も展示されています。
この展示会は4月26日まで開かれています。
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親子でふれあいベビーマッサージ
親子でスキンシップをとりながらベビーマッサージを学ぶ教室が、箕輪町の子育て支援センター「いろはぽけっと」で6日、開かれました。
この日は0歳児を中心に8組の親子が参加しました。
指導したのは、伊那市在住のヒーリングセラピストの建石かずきさんです。
建石さんによりますと、「ベビーマッサージは親子でスキンシップをとると共に、赤ちゃんのリンパの流れを良くする効果がある」ということです。
母親たちは子どもの指を伸ばしたり、胸や背中を優しくマッサージしていました。
また、母親たちも体を伸ばしたり、仮眠を取る時間が設けられ、親子一緒にリラックスしているようでした。
この教室は、いろはぽけっとが親子のふれあいの時間を設けようと初めて企画しました。
ある母親は「赤ちゃんがマッサージを気持ち良いと感じているのが伝わってきた。
忙しい育児の中で、自分もリラックスできる貴重な時間でした」と話していました。
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カメラ・リポート 御子柴高枝さん
植物や動物、太陽など様々な模様を組み合わせて描く“ヘナアート”。伊那市を拠点にその活動を世界に広げようと模索するヘナアーティスト御子柴高枝さんを取材しました。
伊那市前原の御子柴高枝さん 28歳。
御子柴さんは、2年前からヘナアーティストとして活動し、国際コンテストなどに作品を出品しています。
ヘナアートは、植物や動物、太陽など様々な模様を組み合わせて描きます。
御子柴さんのアートは、インドなどの南アジアやアフリカで昔から女性の肌に直接描くことでお守り代わりになるとされてきたヘナアートから生まれました。
「ヘナ」という植物を原料にしたインクが使われていて、模様は1週間程で消えます。
幼い頃からイラストを描くことが得意だった御子柴さん。
ヘナアートに出会ったのは6年前、22歳の時。
ずっと憧れていたアメリカ・ロサンゼルスへ1人で旅行に行った時でした。
その1年後には、語学留学のため、再びロサンゼルスに1年間行きました。
御子柴さん「こういう生き方あるんだ、とかこういう考え方があるんだっていうのをいろんな国の人の意見とか聞けたりして。プロアマ問わずみんな好きに表現して好きに作品を描いて、それに対してものを言う人がいなかったので、でもそれって普通の生き方だよなって思って。私も全然絵は分からないけど描きはじめました」
留学中は、夜のダウンタウンで開かれるイベント「アートウォーク」でブースを出展。
毎回行列ができ、全員分を描き切れずに終わることもありました。
帰国後、ヘナアートを仕事にすることを決め、独学で作品を描きはじめました。
御子柴さん「(都会だと)自分に集中できなくて、いろんな遊びがあっていろんな人がいるから自分がなくなっちゃう。自分に集中できるのが、伊那市です」
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平松さん宅でチベタヌス開花
箕輪町木下の平松生男さん宅で、幻の花と言われるクリスマスローズ、「チベタヌス」が開花しました。
平松さんによりますと、「チベタヌス」は、およそ150年前に中国四川省で発見されてから、30年ほど前に日本で再発見されるまで見つかることがなかったということです。
それ以来、幻の花と言われていて、ピンク色の花びらが特徴です。
10年ほどかけて交配を重ね、ようやく開花しました。
信濃クリスマスローズ愛好会会長の平松さん宅のハウスでは、様々な交配を重ねたおよそ500種類のクリスマスローズと、自生している原種シクラメンが咲いています。
柔らかく繊細な色合いに魅了され、15年以上前からクリスマスローズを育てているということです。
また、7日からは伊那市西春近のくぬぎの杜で愛好会による展示会も予定されています。
展示会は7日から9日までで、花の育て方に関する無料の講習会も予定されています。
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環境展 絶滅危惧種を学ぶ
絶滅危惧種のチョウ「ミヤマシジミ」の保護活動を行っている、ミヤマシジミ研究会による環境展が、伊那市役所で開かれています。
環境展ではミヤマシジミの標本や写真、調査資料などが並べられています。
ミヤマシジミは2、3センチほどのチョウで、コマツナギという植物の花の蜜を吸います。
ミヤマシジミ研究会によると、コマツナギが成長する田んぼのあぜなどが減ったことから、ミヤマシジミも減少してきたということです。
環境展は、信州大学や地域住民などでつくるミヤマシジミ研究会が、チョウの保護活動に関心を持ってもらうおうと、毎年開いています。
環境展は今月14日まで市役所1階のロビーで開かれています。
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写真展 羊と過ごした2年半
伊那小学校3年森組の児童が飼育してきた羊の写真展が、伊那市のいなっせで開かれています。
いなっせ2階のギャラリーには、児童らがこれまで撮影してきた62枚の写真が並んでいます。
総合的な学習の時間で羊の飼育を通して、「命の大切さ」などについて学んできました。
4月にクラス変えとなることから、2年半の思い出が詰まった写真展を開きました。
写真展は6日まで開かれています。
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「立春」3月中旬並みの気候
2月4日は立春です。暦の上では春が始まる日とされています。
4日の伊那地域の最高気温は10.5度で、3月中旬並みの陽気となりました。
伊那市荒井の造り酒屋・宮島酒店では、立春に合わせて搾りたての酒を味わってもらおうと「立春朝搾り」の出荷作業が早朝から行われました。
午前3時。まだ辺りが暗い中、宮島酒店の従業員10人が出荷に向け作業を行っていました。
搾りたての生原酒を味わってもらおうと、タンクから瓶詰め機に直接ホースで繋ぎ、詰めていました。
午前4時半、瓶詰めが終わると酒販店やボランティアも加わってラベル貼りが行われました。
「令和二年庚子二月四日」と書かれたラベルが貼られ、フタには「立春朝搾り」のシールが貼られます。
午前7時からは神事が行われ、立春朝搾りのお神酒で乾杯し、搾りたての味を確かめていました。
杜氏の宮下拓也さんは「立春の朝日を感じるようなそんな味わい」と話していました。
立春の日の早朝に搾りあがった生原酒をその日のうちに味わってもらおうと毎年行っていて、今年で20年になります。
宮島敏社長は「この時期がくると春が来たなという感じ。災害のない平和な一年になるよう祈念したので、呑んだみなさんが平穏無事に過ごしてもらえたらうれしい」と話していました。
立春朝搾りは、720ミリリットル入りが1,600円(税別)、一升瓶が3,200円(税別)で、伊那市内では酒文化いたやで購入することができます。 -
VC長野長田主将 e-TaxをPR
確定申告の受付開始を前に、自宅で申告書が作成できる e-TaxのPRイベントが4日、伊那市荒井の伊那税務署で行われました。
この日は、一日税務署長に委嘱されたVC長野トライデンツの長田翼主将がe-Taxを体験しました。
長田さんは、職員から説明を受け、医療費控除の確定申告書を15分ほどで作成しました。
長田さんは「指示に従って入力するだけで金額も算出されるので、便利だし、誰でも簡単にできて良いと思います」と話していました。
「e-Tax」は、税に関する手続きを国税庁のホームページで行うことができるシステムです。
2019年から、スマートフォンでの申告も始まっています。
2019年まではスマートフォンで申告ができなかった、2か所以上の給与所得がある人や年末調整が済んでいない人も、今年からは利用できるようになりました。
伊那税務署の篠原和幸署長は「パソコンを持っていなくてもスマートフォンがあれば誰でも簡単にできるのでぜひ活用してもらいたい」と話していました。
伊那税務署の平成31年・令和元年分の確定申告は、2月17日から伊那市のいなっせで始まります。
土日・祝日を除く午前9時から午後4時までとなっています。 -
つるし飾りと手芸品の作品展
伊那市美篶の白鳥筆子さん98歳のつるし飾りと手芸品の展示が伊那市高遠町の高遠さくらホテルで開かれています。
会場には、つるし飾りや手芸品などおよそ100点が並んでいます。
白鳥さんの家族によりますと、白鳥さんは、頭の体操になることから、85歳ごろから作品を作り始めたということです。
作品は、去年10月までに作ったもので、猫や地蔵の人形も並んでいます。
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だるま市の人形飾りづくり
11日に行われる、伊那市高遠町伝統の「高遠だるま市」を盛り上げようと、西高遠の春日医院では人形飾りの製作が進んでいます。
今年は、東京オリンピック・パラリンピックとねずみ年をモチーフにした飾りを作っています。
赤や青など5つの輪に、大小のねずみをつけていきます。
ねずみはすべて手作りで、中に洗濯ばさみを入れてあり、しっかりとつけることができるということです。
春日医院では、地域を元気にしようと、8年前から人形飾りの製作を始めています。
職員や地域住民が集まり、去年から準備を進めてきたということです。
だるま市は、五穀豊穣を願う鉾持神社の祭りに合わせ400年ほど前から行われているといわれる伝統行事です。
春日医院の他に、保育園や福祉施設など町内の5団体が人形飾りを製作しているということです。
また、高遠の桜をテーマにしたモザイクアートも設置されました。
人形飾りは、参道東側にある春日医院の玄関口に飾られるということです。
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邪気を払い福を招く 節分の行事
3日は節分です。
邪気を払い、福を招く行事が各地で行われました。
南箕輪村の成田山恩徳寺では、恒例の大護摩祈祷と福豆まきが行われました。
祈祷は午前6時から8回行われ、このうち午前11時にはおよそ100人が訪れました。
雑念を焼き尽くし、願いを叶えてくれるとされる不動明王の火に御札やバッグをかざしていました。
大護摩祈祷の後、豆まきが行われました。
升を持った僧侶や年男・年女たちが、福豆やこの寺でとれた銀杏をまくと、集まった人たちは福を求めて手を伸ばしていました。 -
みのわ祭り 7月18日に決定
今年のみのわ祭りは、例年より1週間早い7月18日土曜日に行われることが、3日に決定しました。
みのわ祭りは、例年7月の最終土曜日に開催されていますが、今年はオリンピックと重なることから、変更が検討されていました。
みのわ祭り実行委員会は、先月28日に開かれた会議で、第1候補を例年より1週間早い18日土曜日に、第2候補を例年と同じ25日土曜日に挙げました。
箕輪南宮神社の例大祭との兼ね合いから第1案の18日土曜日に行うことを3日に、会長の白鳥政徳町長が了承しました。
町では、「安全に行うためには、警備員が手薄となるオリンピック期間を外して考えることが1番大切だ。正式に決定したので今後は周知を図っていきたい」と話していました。 -
上伊那岳風会伊那地区 初吟会
上伊那の詩吟愛好家で作る「上伊那岳風会伊那地区」の「初吟会」が、伊那市のJA上伊那本所で2日開かれました。
初吟会にはおよそ60人が参加し、詩吟を1人で吟ずる「独吟」が行われました。
参加者は高校1年生から90代の高齢者までと幅広く、日ごろの練習の成果を披露しました。
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念仏講で無病息災願う
家内安全や無病息災を願う「念仏講」の行事が、箕輪町北小河内の中村集会所で2日行われました。
箕輪町北小河内の中村常会では毎年この時期に念仏講の行事を行っています。
この日は、子どもからお年寄りまでおよそ30人が中村集会所に集まりました。
太鼓と鐘の音に合わせて「南無阿弥陀仏」と唱えながら、長さおよそ10mの数珠を時計と反対回りに受け渡します。
数珠の中には一つだけ大きな玉があり自分の所に回ってくると頭を下げていました。
念仏講は江戸時代中期から伝わる伝統行事で、町の無形民俗文化財に指定されています。
行事を仕切るのは「当屋」と呼ばれる当番で今年は、藤森清治さん80歳です。
数珠回しが終わると、各家庭で集めた米でおにぎりを作って味わい行事を締めくくりました。