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猛暑日15日目 高温注意情報23日目
3日も伊那地域は強い日差しが照り付け最高気温は35.9度まで上がり長野地方気象台は高温注意情報を出して健康管理を呼びかけました。
今年伊那地域が猛暑日となったのは15日目、高温注意情報がだされたのは23日目です。
南箕輪村の信州大学農学部の畑では植物自然科学コースの春日重光教授とその学生合わせて5人が栽培研究のための作業を行っていました。
主に動物の飼料として用いられる植物の栽培研究を行っていて今の時期、袋をかけることにより他の植物との交配を防いでいるということです。
暑い中での作業ということもありその対策にも余念がありません。
熱中症対策で休憩時にはしっかり水分と塩分を補給します。
作業は7月下旬からはじまり、2か月かけて3,000本ほどに袋をかけるということです。
上伊那広域消防本部によりますと
3日午後4時現在熱中症の疑いで搬送された人はいないということです。
長野地方気象台では暑さを避け水分をこまめに補給するなど十分な熱中症対策をとるよう呼びかけています。
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木下区が西日本豪雨義援金寄付
箕輪町木下区は、箕輪南宮神社の例大祭で集まった西日本豪雨災害の被災地への義援金を、2日町に寄付しました。
この日は、木下区の青木俊夫区長と日野六男区長代理が役場を訪れ、白鳥政徳町長に義援金を手渡しました。
7月14日・15日に行われた箕輪南宮神社の例大祭で、訪れた人たちに義援金を呼び掛けたところ、2万5,729円が集まりました。
木下区では、去年の例大祭でも九州北部豪雨災害の被災地への義援金を募ったということです。
青木区長は「子どもから大人まで多くの区民の思いが込められている。復興に役立ててもらいたい」と話していました。
白鳥町長は「有効に使われると思う。ご協力ありがとうございました」と感謝していました。
現在町では1階ロビー前に募金箱を設置していて、今回寄付された木下区からの義援金と合わせて日本赤十字社に送るということです。 -
青野恭典さん写真展
東京都出身で2年前に亡くなった山岳写真家、青野恭典さんの写真展「四季の山々」が、3日から伊那市のかんてんぱぱホールで始まります。
会場には、生前、青野さんが日本各地の山で撮影した写真49点が並んでいます。
青野さんは日本山岳写真協会副会長などを務めた写真家で、2年前に78歳で亡くなりました。
長野県には年間を通じて訪れていて、中央アルプスや上高地によく足を運んでいたということです。
かんてんぱぱホールには常設のフォトギャラリーがあり、季節ごとに写真を入れ替えています。
この写真展は12月3日まで、かんてんぱぱホールで開かれます。 -
第15回瑞雲墨志会展
上伊那を中心に南信地域の水墨画愛好者でつくる瑞雲墨志会の第15回展示会が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、辰野町から高森町、喬木村までの会員40人の作品81点が並んでいます。
瑞雲墨志会は、平成23年に亡くなった駒ヶ根市の下平瑞雲さんが開いた会です。
下平さんが亡くなった後も引き継いでいこうと毎年展示会を開いています。
8つの教室があり、それぞれが身近な風景や人物などを題材に作品を描いています。
こちらは、箕輪町沢の井内俊子さんの作品です。
山梨県大月市にある日本三奇橋のひとつ「猿橋」を描いたもので、去年の県展で入選しています。
井内さんは「水墨画に色はないが、色を感じてもらえるよう濃淡にこだわって作品を仕上げた」と話していました。
第15回瑞雲墨志会展は、8日(水)まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
東部中科学部生徒が講師 科学教室
伊那市の東部中学校科学部の生徒が講師を務める小学生向けの科学教室が、2日、いなっせで開かれました。
この日は、つかめる水を作る体験が行われました。東部中の科学部の生徒15人が講師を務め、小学生に作り方を紹介していました。小学生は4年生以上が対象で市内から7人が参加しました。
まず、乳酸カルシウムの水溶液を作ります。
そこにアルギン酸ナトリウムをゆっくりと流し込むと水溶液との境界部分が膜になり、手で触れることができるようになるという実験です。
人工いくらは同じ原理で作られているほか、イギリスでは、ペットボトルの代わりとして持ち歩ける水として活用できないか学生が研究を行っているということです。
他に、同じ方法で色を付けた粒をたくさん作り、小瓶に入れる飾り物も制作しました。
講座は伊那市生涯学習センターの自主事業で、東部中の科学部が講師を務めるようになり5年目になります。
9月9日にも予定されていて空気砲づくりを行うことになっています。
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熱中症で3人搬送
2日の伊那地域の最高気温は午後2時2分に35.9度を記録し、1日に続いて猛暑日となりました。
上伊那広域消防本部によりますと、午後5時現在、熱中症の疑いで搬送された人は管内で3人となっています。
伊那市の10代の女性が市内の病院に運ばれ中等症、伊那市の60代の男性と駒ヶ根市の40代の女性が軽症だということです。
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夏休みの子ども様々な体験
夏休み中の子どもたちが、様々な体験活動を通して思い思いの時間を過ごしています。
伊那市長谷の美和湖では、カヌー体験が1日、行われました。
カヌー体験は、夏休み中の子どもたちに、普段経験のできない野外スポーツを楽しんでもらおうと伊那市総合型地域スポーツクラブが企画したもので、上伊那の小中学生21人が参加しました。
パドルの扱い方や乗り方を教わったあと、子どもたちは湖で実際にカヌーを体験しました。
子どもたちは、3、4人ずつのグループで手作りのカヌーに乗って、およそ1キロ先を目指しました。
およそ20分後、長谷中学校北側にある露頭に上陸です。
露頭では、小学校の教諭が地球の成り立ちや大地の仕組みについて子どもたちに説明していました。
伊那市総合型地域スポーツクラブでは、「子どもたちに伊那の豊かな自然を見直す機会にしてもらいたい」と話していました。
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大芝の湯にミニ水族館
南箕輪村の大芝の湯のロビーに熱帯魚や金魚などがみられるミニ水族館が登場しました。
ミニ水族館は、来館した子どもたちに魚に親しんでもらおうと行われていて、およそ10種類250匹の魚を楽しむことができます。
大芝の湯では「暑い日が続いているので、水槽にいる魚をみて少しでも涼んでもらいたい」と話していました。
ミニ水族館は、9月2日までとなっています。
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商議所メディアミックスで店紹介
伊那商工会議所は、ケーブルテレビ、新聞、インターネットを活用したメディア・ミックスによる情報発信を始めます。
伊那商工会議所が企画し、伊那ケーブルテレビで8月19日から放送する番組の収録が30日、市内で行われました。
このうち、西町の文正堂スポーツでは、店主の北澤利文さんから専門店ならではの技術やこだわりの商品について話を聞きました。
約20分番組で、番組名は「伊那のホットdeコアな専門店ナビ」です。
1回の放送で伊那商工会議所の加盟店舗4店舗を紹介します。
30日は、収録に合わせて長野日報社が取材に訪れました。
長野日報では、毎週日曜日の特集紙面に店舗の情報が紹介されます。
他に、制作した動画は無料動画サイトYou Tubeで配信されます。
伊那ケーブルテレビの放送は8月19日日曜日から、長野日報の特集紙面も同じく19日日曜日となっています。 -
7月で最多 猛暑日12日
31日の伊那地域の最高気温は午後2時53分に36.2度を記録し猛暑日となりました。
7月1か月間で猛暑日となったのは31日を含め12日でした。長野地方気象台によりますと、伊那地域の今月の猛暑日の日数は、1993年の統計開始以降7月としては最多となる12日でした。
上伊那広域消防本部によりますと、今日午後4時半現在、熱中症とみられる症状で2人が搬送されました。
伊那市の70代男性と南箕輪村の30代男性で、いずれも室内で具合が悪くなったということですが、軽症だということです。
6月1日からきのうまでに熱中症の症状で搬送されたのは85人で、去年の4倍以上になっているということです。
このうち23日に搬送された中川村の70代の女性は、搬送された駒ヶ根市内の病院で死亡が確認されたということです。
長野地方気象台では、今後1週間は30度を超える暑い日が続くと予想しています。
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伸和コントロールズ 納涼祭
伊那市高遠町に事業所がある伸和コントロールズ株式会社は、今年で22回目となる納涼祭を、27日に行いました。
納涼祭は、地域や家族への感謝の場として毎年この時期に行っているものです。
ステージでは、ハワイアン音楽などの演奏が行われた他、焼きそばや焼き肉、ソフトクリームなどの飲食物が無料で振る舞われました。
神奈川県に本社がある伸和コントロールズは、半導体、温度調整装置などを手掛けていて、高遠町の事業所にはおよそ150人が勤務しています。
伸和コントロールズでは、この機会に会社のことについて知ってもらい、地域とともに発展していきたいとしています。
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中込区の小学生 防災訓練
南箕輪村中込区の小学生が、災害時に弱者となりやすい障がい者や高齢者の体験を学ぶ防災訓練が、28日に中込公民館で行われました。
防災訓練には、中込区の小学生15人とPTAや自主防災会、消防団などから20人が参加しました。
手足に重りをつけたり目や耳を覆うセットを身に付け、普段とは違う身体の感覚を体験しました。
ボールを投げたりゲームをしたりして、思うように動かせない難しさを学んでいました。
防災訓練は、災害時に備えて日ごろから配慮や手助けの必要性を理解してもらおうと中込区が行ったものです。
この後、公民館の外では車いすとけん引式の車いす補助装置JINRIKIを使って障害物のあるところを協力しながら通る体験も行われました。
中込区自主防災会では「社会には様々な人がいることを知ってもらい、災害時にみんなで協力して命が守れるようこれからも訓練を行いたい」と話していました。 -
台風12号 最接近
強い台風12号は、勢力を保ったまま28日の夜から29日の未明にかけて東海に上陸する恐れがあり、県内には今夜最接近する見込みです。
長野地方気象台によりますと、台風12号は28日の夜県内に最も接近する見込みで、南部では28日の夜から29日未明にかけて多い所で1時間に50ミリの非常に激しい雨が降る予想となっています。
29日午前6時までに降る雨の量は南部で200ミリと予想されていて、低い土地の浸水や河川の増水・氾濫に十分注意し、早めに備えるよう呼びかけています。
JR東海は、28日の午後7時から飯田線の天竜峡駅と辰野駅間で運転を見合わせるとしています。
気象庁HPの「降水短時間予報」のページでは、15時間先までの雨の予想を見ることができます。
気象台では「今は穏やかな天気でも急激に変わることがある。定期的に新しい情報を確認し、早めに備えることを心掛けてほしい」と話していました。 -
熱中症で60代男性搬送
28日の伊那地域の最高気温は、午後1時49分に30.3度と比較的過ごしやすい気温となりました。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時現在、熱中症の疑いで搬送された人は管内で1人となっています。
搬送されたのは箕輪町の60代の男性で、草取り作業をしていて気分が悪くなったということです。
男性は軽症だということです。
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蓮華寺で寺子屋学園
伊那市高遠町の蓮華寺では、夏休み中の小学生がお寺で共同生活を体験する「寺子屋学園」が26日と27日の2日間行われました。
27日は、本堂で閉園式が行われ長谷川湛道住職から参加した児童53人に修了証が手渡されました。
寺子屋学園は、お寺での共同生活を通して友達との絆を深めてもらおうと毎年開かれています。
長谷川住職は「人にあった時は自分から挨拶するように心がけて下さい」と話していました。
閉園式の最後には「他人の為に励む」「がまん強くやりとげる」など寺子屋学園の六つの誓いを斉唱しました。
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高校の学びの在り方 地域と選択
県立高校の第2期高校再編に向け上伊那地域の高校の将来像を考える協議会が27日開かれ高校の学びの在り方について保護者や上伊那の教育関係者から出された意見が報告されました。
2回目の協議会が伊那市のいなっせで開かれ意見聴取の結果が報告されました。
意見聴取は6月から7月にかけて行われ、上伊那の高校の保護者や校長など32人から将来を見据えた高校の学びの在り方について意見を聞きました。
キャリア教育や地域の魅力の活用など地域と関わった教育が必要だとの意見が多く出されたという事です。
また、高校を選ぶときに将来像を描けるようなカリキュラムの情報提供や、入学してからより専門的な事が学べるコースの選択肢が必要だとの意見が出されたという事です。
委員からは「自分に合った高校を見つけられる仕組みが必要だ」「さらに多くの意見を聞き上伊那にあった理想の高校の配置について検討するべきだ」と言った意見が出されていました。
次回は9月に開かれ、第一期再編計画で統合した飯田OIDE長姫高校を視察する予定です。 -
台風12号 28日に最接近
強い台風12号は28日夕方からよるにかけ長野県に最接近する見込みです。
リンゴ農家では、台風に備え落下防止のネットをかけたり、枝が折れないよう固定する等対応に追われていました。
N箕輪町大出の髙橋章浩さんのリンゴ畑です。
2.3ヘクタールの畑には、極早生の夏あかりから晩生種のふじなどを育てています。
台風12号の接近に伴い8月上旬から出荷が始まる夏あかりには落下防止のネットがかけられています。
植えて3年目の木やこれから収穫を迎えるリンゴの木には、枝の先端が折れないよう妻の礼子さんと長男で小学3年生の輝翔君がビニール紐で固定していました。
長野地方気象台によりますと、台風12号は28日夕方から夜にかけ長野県に最接近する見込みです。
台風の接近に伴い28日の昼過ぎから雨は雷を伴い強くなり1時間に50ミリ以上降る見込みで最大瞬間風速は30メートルになるということです。
また、28日から29日の昼までの24時間に降る雨の量は多いところで100~150ミリと予想されています。 -
創造館で伊那地域の学校教育企画展
江戸時代から昭和までの伊那地域の学校教育についてまとめた企画展「学校のはじまり・はじめて博覧会」が、伊那市の創造館で開かれています。
この展示会は、今年が明治150年にあたることから、明治時代に作られた日本の学校の仕組みを振り返ろうと企画されました。
会場では明治時代に「学校」ができるまで、江戸時代の教育を担っていた藩校や寺子屋から紹介されています。
会場には寺子屋の様子が再現され、乾くと字が消える特殊な和紙に筆で字を書く体験コーナーもあります。
江戸時代の長野県には、1341の寺子屋があり、これは全国で一位でした。
その中でも上伊那は、寺子屋の師匠の数が多い地域で、どんな身分の人にも学問の道を開いた高遠の学が浸透した結果だといえるということです。
和服・洋服が入り混じった生徒たちにちょんまげ姿の先生が指導する明治時代の小学校の様子が描かれています。
昭和初めの教室も再現され、ノートの代わりに当時使っていた石盤や石筆で、実際に字を書いてみることができます。
大正・昭和のオルガンも設置されていて演奏も可能です。
この明治150年記念学校のはじまり・はじめて博覧会は、来年1月末まで、伊那市の創造館で開かれています。
観覧は無料です。
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白山社天神祭で絵馬奉納
伊那市御園の子ども達は、願い事を書いた絵馬を15日白山社に奉納しました。
白山社の境内にある天満天神宮の祠の前では、児童やその保護者などおよそ50人が参加し、天神祭が行われました。
白山社と御園PTAでは、子ども達に地域の氏神様に興味をもってもらい、親しんでもらおうと初めて天神祭を行いました。
神職の伊藤光森さんは「天神様にお参りし、立派な大人に育って下さい」と話していました。
神事がおわると集まった子供たちは祠の周囲に張られた縄に絵馬をくくりつけました。
絵馬には「字が上手になりたい」「足が速くなりたい」などと書かれていました。
御園PTAは「今後も子供たちが地域の行事に少しでも関われるきっかけを作っていきたいです」と話していました。
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園児がスイートコーンの皮むき
南箕輪村の中部保育園の年中・年長の園児は今日、村内で穫れたスイートコーンの皮むきに挑戦しました。
この日は園児89人がリズム室に集まり、南箕輪村営農センターからプレゼントされたスイートコーンの皮むきに挑戦しました。
営農センターでは地産地消の推進を目的に、10年以上前から毎年村内の全保育園に村の農産物をプレゼントしています。
スイートコーンは農事組合法人まっくん野菜家が栽培したもので、村内6つの園におよそ500本を贈りました。
営農センターでは「村の野菜を食べて地元には美味しいものがたくさんあることを知ってもらいたい」と話していました。
スイートコーンは茹でておやつの時間に味わったということです。
秋にはりんごが届けられるということです。
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熱中症の疑いで2人搬送
26日の伊那地域の最高気温は、午後3時11分に34.8度まで上がり、暑い一日となりました。
上伊那広域消防本部によりますと、午後5時現在、熱中症の疑いで搬送された人は管内で2人となっています。
伊那市の高校1年の女子生徒と駒ヶ根市の5か月の男の子が病院に搬送され手当てを受け、いずれも命に別状はないということです。 -
伊那西高生 沢渡駅周辺要望
JR沢渡駅周辺への移転新築が決まっている伊那市の西春近支所と公民館について、沢渡駅を多くの生徒が利用する伊那西高校の生徒は25日、白鳥孝市長に要望書を提出しました。
この日は、伊那西高校の正副生徒会長と出野憲司校長らが市役所を訪れ、白鳥市長に要望書を手渡しました。
西春近支所と公民館の移転新築に伴い、近くの沢渡駅を利用する伊那西高校の生徒は意見を出し合いまとめました。
要望書では、図書館、談話室、飲食コーナー、情報コーナー、芸術ギャラリー、花壇、自転車置き場の設置を検討してほしいとしています。
白鳥市長は「沢渡駅・西春近支所・JAの3つでの地域づくりや活性化を目指していきたい」と話していました。
新しい支所と公民館は沢渡駅周辺に移転新築する予定で、高校生からの要望を踏まえながら今後検討を進めていくとしています。 -
猛暑 流しそうめんで涼む
24日の伊那地域の最高気温は、午後2時13分に36度を記録し、今シーズン9日目の猛暑日となりました。
伊那市の西春近公民館では、子育て教室「かるがも学級」に参加している親子が流しそうめんと水浴びを楽しみました。
子どもたちは茹でたそうめんが流れてくるとフォークですくって食べていました。
かるがも学級は、0歳から2歳くらいまでの子どもとその母親が、月に1回体験活動などを行い交流する子育て教室です。
流しそうめん大会は、夏の暑さをしのごうと20年間毎年開かれています。
長野地方気象台によりますと、25日も高気圧に覆われて強い日差しが照り付け、気温も24日と同じくらいまで高くなると予想しています。
26日以降は曇りの日が多くなり、土曜日・日曜日は雨が降りやすいということです。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時現在、熱中症の疑いで搬送された人は3人となっています。 -
ごみ収集車の一部燃える
24日朝4時50分頃、伊那市福島の総合リサイクル会社、株式会社キタニの駐車場でごみ収集車の一部が焼ける車両火災がありました。
この火事によるけが人はいませんでした。
伊那警察署の発表によりますと、午前4時50分頃、伊那市福島の株式会社キタニの駐車場に停めてあったごみ収集車から煙が出ていると通行人から通報がありました。
車両後部に積んであった可燃ごみ等が燃え、駆け付けた消防が消火活動を行い、午前5時20分に消し止められました。
けが人はいませんでした。
伊那署では、ごみ収集車に積んでいたごみの内部から出火したものとみて調べを進めています。 -
日影区民ふれあい納涼祭
伊那市日影区の区民ふれあい納涼祭が22日日影公民館で行われました。
会場には、かき氷や焼き鳥、焼きそばなど出店が並び、訪れた人が買い求めていました。
区民ふれあい納涼祭は、区民の交流を深めようと日影公民館が毎年行っていて、800人ほどが訪れる日影区最大の行事です。
消防団によるポンプ車の展示が行われ、子どもたちが乗って楽しんでいました。
おもちゃや家電製品が当たるお楽しみ抽選会も行われました。
中村健一区長は「様々な世代が顔を合わせるこの祭りで地域の絆を深めていきたい」と話していました。
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「山すそ」歌い継いで60年
発足60周年を記念する高遠やますそコーラスの演奏会が22日伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれました。
演奏会では童謡や歌謡曲など25曲を披露しました。
高遠やますそコーラスは1958年、昭和33年に女性コーラスグループとして発足しました。
平成元年から元音楽教師の田中眞郎さんが指導をするようになり演奏会では指揮を務めています。
平成8年に男性の加入で混声合唱団となり現在は約30人で活動しています。
60周年記念の演奏会では発足から18年間、指導にあたった元高遠小学校音楽教師の加藤弘子さんが作曲した「山峡の城下町」が歌われました。
高遠やますそコーラスのメンバーは「歌うことの楽しさを共感することができました。たくさんの人たちの支援で長きにわたり歌い継がれてきたことに感謝しています。」と話していました。
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井月さんまつり今年も開催
幕末から明治にかけ伊那谷を放浪した俳人、井上井月をしのぶ「千両千両井月さんまつり」が、来月31日から9月2日までの3日間、伊那市で行われます。
23日は、井月顕彰会のメンバーが記者会見を開き、まつりの概要について説明しました。
来月31日の前夜祭では、井上井月を題材にした映画「ほかいびと」の上映などが行われます。
9月1日の午後1時30分から行われるメインイベントの講演とシンポジウムでは、「井月さんの時代を知る 幕末維新 伊那街道の夜明け」をテーマに、文学博士の谷川ゆにさんと県文化財保護指導委員の山内尚巳さんらが話をします。
他に、世界を旅しながら活動する音楽グループによる演奏会や恒例の俳句大会、井月に関する展示なども計画しています。
漂白の俳人井上井月は、幕末から明治にかけ伊那谷を放浪し多くの句を残しています。
まつりは井月を広く知ってもらおうと行われていて今年で6回目です。
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大暑 猛暑日で暑さ続く
今日は、二十四節気の一つ大暑です。
伊那地域の今日の最高気温は県内で最も高い36.8度となりました。
連日続くこの暑さで、上伊那地域では熱中症による搬送者が去年の3倍以上となっています。
伊那地域は、午後3時56分に最高気温36.8度を記録し、猛暑日となりました。
今シーズン猛暑日となったのは8日目で、この暑さにより熱中症による搬送者が増えています。
上伊那広域消防本部によりますと、6月1日から7月22日までに62人が病院に運ばれています。
去年の同じ時期は18人で、今年は3倍以上に増えています。
特に先週1週間は、20日に11人が搬送されるなど、合わせて40人となっています。
商店街を歩く人に、熱中症対策として心掛けていることを聞きました。
「水筒を2本持ち歩いている」「カフェインを含むものはあまり飲まない」「寝る前に水を飲んで、少し戸を開けて寝ている」
上伊那医師会の北原敏久会長に、熱中症予防について聞きました。
「水分・塩分はもちろん、きちんとした食事をとること。万が一熱中症と思われる症状が出た場合は、わきや股を冷やして体温を下げること」
上伊那広域消防本部によりますと、23日午後4時現在4人が熱中症とみられる症状で病院に搬送されているということです。
長野地方気象台では、向う一週間は、期間の前半は高気圧に覆われて、気温は35度近くまであがるとして、引き続き熱中症など健康管理に注意するようよびかけています。
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交通安全やまびこ運動
夏の交通安全やまびこ運動期間中の23日、交通事故防止を呼び掛ける啓発活動が、各地で行われました。
このうち、南箕輪村の伊那インターチェンジには、伊那市と南箕輪村の交通安全協会の会員や警察などおよそ60人が集まり、ドライバーに啓発チラシなどを配りました。
運動の基本は、「子どもと高齢者の交通事故防止」で、重点は「生活道路の安全確保と歩行者保護の徹底」「飲酒運転の根絶」 です。
今年伊那署管内で発生した人身事故は148件で去年の同じ時期に比べて29件少なくなっています。
死者は1人、けが人は173人でいずれも減少していますが、自転車事故は去年より2件多い10件となっています。
伊那署では、夏休みになると出歩く人も増えるので、運転には十分注意してほしいと呼び掛けています。
夏の交通安全やまびこ運動は、31日火曜日までで、あすは伊北インターチェンジで啓発活動が行われます。
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熱中症予防を心がけて交流会
御園PTAと御園地域社会福祉協議会共催の飯ごう炊さんによる交流会が22日伊那市御園の白山グラウンドで開かれました。
伊那地域はきょうも暑い1日となり交流会は参加者が熱中症にならないよう配慮し行われました。
会場となったグラウンドでは少しでも気温を下げようと役員が水をまいていました。
また直射日光を避けるためテントも用意されました。
交流会は毎年御園PTAが行っていましたが今年は地域のお年寄りにも楽しんでもらおうと始めて御園地域社協が参加しました。
集まった人たちは飯ごうで炊いたご飯にカレーをかけて味わっていました。
ほかにはかき氷も用意され子どもたちが冷たいかき氷を食べて体を冷やしていました。
伊那地域は猛暑日となり最高気温は35・8度を記録しました。
上伊那広域消防本部によりますと午後4時現在熱中症の疑いで1人が搬送されたということです。
長野地方気象台では向こう1週間の最高気温は平年より高くなると予想していて熱中症など健康管理に注意するよう呼びかけています