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紙芝居と箏の共演
紙芝居の読み語りと箏の演奏の共演がこのほど伊那市の信州INAセミナーハウスで開かれました。
伊那市の紙芝居師・久保田文子さんの自作の紙芝居に合わせ、伊那市の伊東忍さんと駒ケ根市の気賀沢美香さんが箏を演奏しました。
この日は、長谷の民話「孝行猿」や富県の民話「真菰が池のおしどり」など4本の紙芝居と箏の演奏を披露しました。
3人は30年前に一度共演していて、今年に入り再会して意気投合し、今回の公演につながったという事です。
今後は三味線なども加えて紙芝居を披露していきたいと話していました。
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一刻の山根健司さん博士号取得
伊那市高遠町のそば店「壱刻」の店主 山根健司さんは、信州大学大学院医理工学部研究科の博士課程でそばの研究を行い、博士号を取得しました。
9月27日は南箕輪村の信州大学農学部で学位記授与式が行われました。
山根さんは兵庫県出身で2003年に伊那市に移住しました。
そば打ちの経験を積み、2012年から高遠町でそば店「壱刻」を経営しています。
そばの研究を極めたいと、店の経営を両立しながら、信州大学大学院の修士課程で学んだあと、2021年度に大学院博士課程に入学しました。
これまで、そばの風味や保存方法、寒晒蕎麦の甘さと食感のメカニズムなどを研究してきたということです。
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もみじ湖で熱気球フライト体験
もみじ湖紅葉祭りが行われている箕輪町の箕輪ダム周辺で、熱気球フライト体験が5日に行われました。
もみじ湖末広広場には、長野県のPRキャラクター、アルクマをモチーフにした熱気球が浮かんでいました。
この日は、箕輪東小学校の5・6年生が招待され、空の上から紅葉を楽しんでいました。
このイベントは、もみじ湖の紅葉を上から見て楽しんでもらおうと、箕輪町観光協会が初めて企画しました。
体験した人は、高さ約20メートルからの景色を楽しんでいました。
フライト体験はきのうときょうの2日間行われ、合わせておよそ300人が体験したということです。
町観光協会では「要望があれば、来年も企画したい」と話していました。
もみじ湖の紅葉は、現在4割から5割ほどが色づいています。
見ごろは今週末、もしくは来週初め頃になりそうです。
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地蜂の巣 重さ競うコンテスト
クロスズメバチ通称「地蜂」の巣の重さを競うコンテストが、伊那市西箕輪のみはらしファームできょう開かれ、駒ヶ根市の 吉村(よしむら)昇(のぼる)さんの巣が4.21キロで優勝しました。
コンテストは、伊那市地蜂愛好会が毎年開いているもので、今年は会員21人からおよそ30点が出品されました。
段ボールに入った巣に煙を焚いて蜂を眠らせます。
蜂の巣を探すシーズンは7月8月ですが、今年は気温が高かったため餌をしかけても蜂が食いつかず、探すのに苦労したということです。
巣を取り出し終わると重さを計ります。
今年は、2キロ台の巣が多く見られました。
コンテストの結果、優勝は駒ヶ根市の吉村昇さんの巣で、重さは4.21キロでした。
吉村さんは2018年にも優勝しています。
アジやイカなどを与えて巣を育ててきたということです。
2位は 2.96キロで伊那市の栗林(くりばやし)秀(ひで)吉(きち)さん。
3位は2.85キロで伊那市地蜂愛好会会長の山口(やまぐち)政(まさ)幸(ゆき)さんでした。
伊那市地蜂愛好会では「伊那谷の伝統文化の『蜂追い』を若い世代の人にも伝えていきたい」と話していました。 -
たき火や森を楽しむイベント
たき火と森を楽しむイベント森JOYが伊那市ますみヶ丘の市民の森で4日行われました。
会場では、たき火を囲みながらのワークショップや薪わり体験が行われた他、飲食店ブースなどが設けられました。
森の暮らしについて学習する伊那小学校6年智組は、手作りのピザを100食用意し、1枚500円で販売しました。
フィンランドを森と学びを軸に紹介するブースも設けられました。
棒を投げてピンを倒す、フィンランド発祥のモルック体験などが行われました。
イベントでは森のコンサートも行われ、伊那市出身のピアニスト平澤真希さんの演奏に合わせ千葉県出身のオペラ歌手の髙橋正典さんが歌声を響かせました。
コンサートは、3部構成で、最後は市内の小学生や高校生、総勢110人によるステージが行われました。
森JOYは、伊那市が進める50年の森林ビジョンを民間の立場からサポートする伊那市ミドリナ委員会が開いたもので、今年で7回目です。 -
伊那中生が秀畝の魅力伝えるチラシ制作
伊那市の伊那中学校の3年生は、高遠町出身の日本画家池上秀畝の魅力を伝えるチラシを5日制作しました。
5日は伊那中学校の3年3組の生徒27人が、タブレット端末を使い、秀畝の作品の魅力を伝えるチラシを制作しました。
池上秀畝は伊那市高遠町出身の日本画家で、今年生誕150周年となります。
伊那中の生徒は、近くにある伊那文化会館で開催された秀畝の生誕150年記念展も見学し、人物や作品への理解を深めています。
生徒たちは、気に入った作品を選んでキャッチフレーズを考えたり、色や文字の配置を調整し、より魅力が伝わるよう工夫していました。
伊那中学校を含む秀畝に関連した市内の小中学生の作品の展示が、来年2月に信州高遠美術館で行われます。
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上牧区民祭 賑わいみせる
伊那市上牧区の区民祭が3日に行われました。
上牧公民館で行われた区民祭では、区民が育てた盆栽や花、アート作品が展示されました。
上牧文化財保護委員会は、写真で古墳や仏像を紹介しました。
ほかに、宝投げが行われました。
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西春近の新そば祭り
「信州伊那 秋のそば満喫月間」を締めくくるイベント、伊那市西春近の新そば祭りが3日に西春近公民館で行われました。
正午ごろ、会場では多くの人が新そばを味わっていました。
新そば祭りでは、春近そばの会のメンバーが打ちたてのそばを提供しました。
西春近産のそば粉を使っていて、一杯600円です。
きょうはおよそ700人前が用意されたということです。
祭りは、信州そば発祥の地をPRしようと伊那市が行っている「信州伊那 秋のそば満喫月間」の一環として開かれました。
イベントは10月20日から始まり、市内5か所の会場で祭りが行われ、西春近が最後のイベントとなりました。
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2日夜の初めにかけ激しい雨
長野県内は前線や低気圧の影響で2日の夜のはじめ頃にかけて雷をともなった激しい雨が降る所がります。
長野地方気象台では、低い土地の浸水や河川の増水に十分注意するよう呼び掛けています。
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1日夜から24時間で150ミリの大雨予想
長野県南部では1日夜から2日夜までの24時間で150ミリの大雨が予想されるため長野地方気象台では浸水や河川の増水に注意を呼びかけています。
長野地方気象台によりますと県南部で1日午後6時から24時間の降水量は多いところで150ミリ、あすの1時間降水量は多いところで40ミリとなっています。
気象台では、2日昼過ぎから夜のはじめにかけて、土砂災害、低い土地の浸水や河川の増水に注意するよう呼びかけています。 -
市社協 フードドライブキャンペーン
伊那市社会福祉協議会は食料品を募集する冬のフードドライブキャンペーンを1日から行っています。
フードドライブでは食料を募集し、集まった食料を子ども食堂で無料で提供するほか、生活困窮者の支援に使われます。
今回のキャンペーンは給食がなくなる年末年始休暇に向けて行わるものです。
募集する食料は米、レトルト食品、缶詰、乾麺などです。
寄付できる食料は賞味期限が2か月以上あり、未開封のもの。生鮮食品以外で常温保存できるもの。米は新米か去年のものです。
冬のフードドライブキャンペーンは11月29日まで、伊那市の福祉まちづくりセンター1階の専用の箱で受付けています。 -
みはらしファーム 新そばまつり
伊那市西箕輪のみはらしファームで、10月26日と27日に新そばまつりが行われました。
今年で11回目となる新そばまつりでは、かけそば、せいろそば、焼き味噌を溶いた辛つゆで食べる行者そば
3種類が1杯700円で提供されました。
今年から、地元農家が育てた、「プレミアムそば」を100%使用しています。
プレミアムそばは、そば「信濃1号」をより食味が向上するよう栽培したものです。
信州伊那そばの名称で今後商標登録をし、ブランド化を目指しています。
この日は県内外から多くの人が訪れていました。
みはらしファームでは「多くの人が訪れ、今年もいいそばまつりになった」と話していました。
新そばまつりは2日間行われ、およそ3,000食を提供したということです。 -
いなはんづ会 ハンドメイド作品並ぶ
上伊那を中心としたハンドメイド作家でつくる、いなはんづ会の展示販売会が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、いなはんづ会のメンバー6人の作品、約600点が並んでいます。
展示販売されているのは衣類や古布のバッグ、陶器などです。
伊那市高遠町長藤の竹内則之さんは、いなはんづ会の展示販売会に初めて参加しアクセサリーやオブジェを出品しています。
作品は繊細な作りで訪れた人たちの人気を集めていました。
いなはんづ会による展示販売会は5日まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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霜町ハロウィン 子どもたちが仮装
伊那市高遠町の商店街で、ハロウィンイベントが26日に行われました。
会場となった高遠町商店街では、思い思いの仮装をした子どもたちの姿が見られました。
フェイスペイントのコーナーもあり、本格的な仮装をする人もいました。
このイベントは、商店主らでつくる霜町実業団が企画したもので、今回で6回目となりました。
会場では、ダンスなどのステージ発表が行われました。
キッチンカーなどの飲食ブースも設けられ、家族連れで賑わっていました。
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カモシカシードル 国際大会で2品種が最高賞
伊那市横山のカモシカシードル醸造所のシードル2品種が、国際大会の「フジ・シードル・チャレンジ」で最高賞のトロフィー賞を受賞しました。
31日はカモシカシードルの入倉浩平所長が市役所を訪れ、白鳥孝市長に受賞を報告しました。
今回、審査会で最高賞のトロフィー賞を受賞したのは、「La 2e saison Doux(ラ ドゥージィエム セゾン)甘口2023」と、「信州ルージュ2022」の2品種です。
ラ ドゥージィエム セゾン甘口は、伊那市産のシナノスイートと紅玉を使い、ほどよい甘みと酸味が特徴のシードルです。
信州ルージュは、果肉まで赤いリンゴを使って作られていて、甘酸っぱい味と香りが特徴です。
国際大会には、国内外からおよそ45点が出品されました。
ラ ドゥージィエム セゾンは1瓶750ミリリットル入り1,870円、信州ルージュは1瓶750ミリリットル入り3,630円で、市内の酒販店などで購入することができます。
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上農動物コース シカの利活用について学ぶ
南箕輪村の上伊那農業高校動物コースの生徒は31日、シカの利活用について、専門家から学びました。
この日は上農動物コースの2、3年生19人が、4人の講師からシカの利活用に関する話を聞きました。
このうち、全国シカ資源開発利用協議会の橋爪秀一会長は、「シカとの共生と資源製品の差別化」と題し話をしました。
橋爪会長は「上農が作るシカ製品として、長野県の特産品とコラボをしてみたらどうか」と話していました。
上農では、シカの解体、加工を高校で行っています。
協議会では「さらに興味を持ってもらい、将来シカに関係する仕事に就いてくれる人がいたら嬉しい」と話していました。
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絵画サークル・Kと北彩の会 合同作品展
伊那市高遠町の北原勝史さんが指導する絵画サークル・Kと北彩の会の合同作品展が伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで31日から始まりました。
会場には、絵画サークル・Kと北彩の会に所属する16人の作品、49点が展示されています。
毎年別々に展示会を開いていましたが、会員減少などを理由に今回初の合同展となりました。
講師の北原さんは「それぞれが自分の好きなものを個性豊かに表現しています」と話していました。
作品展は11月5日(火)までいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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伊那市のこめるで天龍牛とりんごの牛すじカレー期間限定販売
伊那市荒井のカレー店と、箕輪町の和牛繁殖農家、同じく箕輪町の果樹農家がコラボレーションした、カレーが11月5日から期間限定で販売されます。
こちらが、期間限定で販売する、天龍牛とりんごの牛すじカレーで、1皿1,400円です。
29日は、伊那市荒井でカレー店、「お米とカレーのお店こめる」で、新メニューがお披露目されました。
コラボするのは、こめる店主の中村和也さんと株式会社48farm社長の柴勇一郎さん、こめるの従業員の有賀由紀恵さんの3人です。
カレーには48farmが生産した黒毛和牛の天龍牛が使われます。
りんごは、有賀さんの家族が経営する果樹園のもので、すりおろして肉と一緒に味噌、赤ワイン、ニンニクに一晩漬けこみ、少し食感を残した優しい甘さに仕上げるということです。
牛肉を使ったドライカレーを白米の上に盛り、2種類の味を楽しめるようにしているということです。
また赤ワイン煮にしたリンゴが添えられています。
使用する肉とりんごは規格外のものを有効活用します。
店主の中村さんによるとカレーの販売は3か月ほどを予定しているということです。
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西箕輪南部保育園 西山神社に幟旗奉納
伊那市西箕輪の西箕輪南部保育園の園児は、西山神社の新嘗祭に合わせ、幟旗を29日奉納しました。
29日は西箕輪南部保育園の年少から年長の園児33人が西山神社を訪れ、願い事を書いた幟旗およそ50本を奉納しました。
西山神社の例祭は幟祭りともいわれ、神社に続く190段の階段の両脇に旗を立てます。
昭和30年代には参拝者が立てる旗は数千本に及んだということですが、近年は立てる人も少なくなっていました。
西山神社に賑わいを復活させようと11年前から園児が幟旗を奉納していて、今年は新嘗祭にあわせて行われました。
今日は雨で地面が滑りやすくなっているとして、階段を登らずに、神社の周りに旗を立てていました。
伊藤光森宮司は「西山神社は皆さんのことを見守ってくれています。今年もおいしい米や野菜ができたことに感謝しましょう」と話していました。
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中村高子さん宅に桜咲く
伊那市西箕輪の中村高子さん宅の桜が、20輪ほど花をつけています。
29日は、中村さんと友人が桜の花を眺めていました。
庭の手入れが好きだという中村さんは、現在93歳です。
桜の種類はわからないということですが、去年も秋に花を咲かせたということです。
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箕輪進修高校の省エネルギー同好会 前澤さんがEne-1で総合3位
箕輪町の箕輪進修高校、省エネルギー技術同好会の3年生、前澤陽太さんは、充電式単3電池を搭載した二輪車でタイムを競う全国大会「Ene-1 MOTEGI GP」で高校クラスで優勝し、総合でも3位となりました。
9月18日に、省エネルギー技術同好会の部員が棚田美穂校長に結果を報告しました。
出場した、KV-MOTOは、充電式単3電池40本を搭載させた車両規則にあった二輪車を生徒が製作し、1周4.8キロのコースを3回走り、その合計タイムの速さを競うものです。
3年生の前澤陽太さんが12台が出場した高校クラスで22分22秒のタイムで優勝、全体では34台が出場し、総合3位でした。
また、2年生の関森雅也さんは23分2秒で高校クラスで2位、総合は6位でした。
省エネルギー技術同好会は、毎年行われるEne-1に出場するために活動していて、現在10人の生徒が所属しています。
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伊澤修二の功績称える音楽祭
伊那市高遠町出身で現在の東京芸術大学の初代校長を務めた伊澤修二の功績を称える音楽祭が、26日、伊那市内で行われました。
音楽祭は、1部と2部に分かれ行われました。
1部は、高遠町文化体育館を会場に、高遠小学校、高遠北小学校、東部中学校、高遠中学校、高遠高校の児童と生徒が、それぞれ歌や音楽劇を披露しました。
このうち高遠中学校は、伊澤修二が作詞し、箕輪町の音楽家唐沢史比古さんが作曲した「仰望」を全校生徒で歌いました。
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高遠第2・第3保育園 地域材で新園舎に木製品を
老朽化のため建て替えが行われる伊那市高遠町の高遠第2・第3保育園は、地域材を使って新園舎の遊戯室の壁面を飾る木製品作りに取り組みます。
28日は、現在解体が行われている園舎の裏山で、木製品の材料となる木の切り出しを行いました。
林業関係の仕事をしている保護者がチェーンソーを使って木を切り倒し、その様子を未満児から年長園児までの17人が見守りました。
保護者や地域住民で作る新園舎の建設検討委員会が企画したものです。
長さ15メートルほどの栗の木が切り倒されると歓声があがっていました。
園児らは、木の周りに集まり、匂いをかいでいました。
切りたての栗の木は、すっぱい香りがするということです。
木を運ぶのは、高遠町で農耕馬を飼育している「うまや七福」の横山晴樹さんと相棒の小ぶりな馬のイオリです。
70キロほどある丸太を山から引いて下ろしました。
来月13日には、製材作業を見学するということで、その後新園舎の遊戯室の壁に飾る作品を作る計画です。
新園舎の完成は、来年度末を予定しています。 -
科学技術体験ふれあいフェア
科学技術を体験するイベント科学ふれあいフェアが5日、南箕輪村の長野県南信工科短期大学校で行われました。
会場には科学技術を体験するブースが並び、訪れた親子連れで賑わっていました。
機械システム科の学生が製作した迷路版ゲームはアルミの板を加工して迷路を作ったものです。
金属製の玉をゴールの穴に落とすまでの早さを競うもので制御システムを組み込み時間を計測することができるようになっています。
高遠ダムなどを管理している、長野県企業局は手動の発電機を使って模型の電車を動かすブースを出展していました。
科学ふれあいフェアは、ものづくりや科学の楽しさを体験してもらおうと県南信工科短大などが行ったもので、会場は家族連れで賑わっていました。
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木の枝と糸で作品づくり
伊那市ますみヶ丘の市民の森で開かれている森の表現展に合わせて、木の枝と糸を自由に組み合わせて作品を作るワークショップが14日行われました。
ワークショップには約10人が参加し、それぞれが持ち寄った糸を枝に巻き作品を作っていました。
市民の森では伊那市地域おこし協力隊の橋本圭太さんが企画したイベント、森の表現展が開かれています。
森の中に絵画や木工作品など様々なジャンルの作品を展示し、訪れた人たちが散策しながら楽しむもので枝と糸を組み合わせた作品も飾られています。
橋本さんは森に親しむイベントとして普段訪れない人にも来てもらいたいと話していました。
森の表現展は来月10日まで伊那市ますみヶ丘の市民の森で開かれています。
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東春近田原で住民有志主催の花火大会
伊那市東春近の田原の夜空にでっかい花火を打ち上げよう会主催の花火大会が、12日の夜、田原で行われました。
花火は、田原の天竜川近くから打ち上げられました。
花火大会は、コロナ禍で各地のお祭りが中止になり、子どもたちが楽しむ機会が少ないことから、2021年に初めて開催され、今回が2回目となります。
主催は地元住民で作る田原の夜空にでっかい花火をあげよう2024実行委員会です。
この日は、5号玉から10号玉、スターマインまで、58番組の花火が打ち上げられました。
田原の住民などが、夜空を見上げて楽しんでいました。
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第2回手良秋まつり 開催
伊那市手良地区の地域活性化イベント「第2回手良秋まつり」が26日に手良小学校で行われました。
ステージでは高校生バンドが演奏を披露し会場を賑わせました。
メンバーの一人が手良に住んでいることが縁で出演したということです。
会場には手良の住民が中心となっておよそ30のブースが出されました。
飲食ブースではフランクフルトややきとりなどが販売されました。
体験ブースも設けられ、あるブースでは子どもたちが水で固まるおもちゃを作っていました。
型に好きな色の材料を入れて、水の中で揺らすと材料が固まって完成します。
完成したら容器に入れて飾ることができます。
手良公民館てらとぴあでは文化祭が27日まで行われています。
地区ごとに作った苔玉や布のリースなどおよそ250点が展示されています。
秋まつりには去年を上回る760人が来場しました。
手良地区の区長会などでつくる手良秋祭り実行委員会は「多くの人の協力のおかげで賑わいました。来場者にも祭りを楽しんでもらえてよかった」と話していました。 -
今年の地蜂の巣は…
秋も本番を迎え伊那市の地蜂愛好家たちは、来月市内で行われる巣の重さを競うコンテストに向けて巣作りに励んでいます。
今年は、気温が高い日が多く、会員は巣作りに苦戦しています。
蜂追い文化を継承しようと活動する伊那市地蜂愛好会会長の山口政幸さんです。
自宅の庭には、クロスズメバチ、通称「地蜂」の巣箱があります。
伊那市では7月から8月にかけて蜂を追って巣を探し出す「すがれ追い」が行われています。
見つけた巣は、自宅に持ち帰り餌を与えるなどして育てています。
山口さんによりますと今年は7月8月の気温が高かったため餌をしかけても蜂が食いつかず、巣を探すのに苦労したということです。
会員の多くは例年より一か月ほど遅い8月上旬から巣を育て始めました。
木箱の中に入っている巣は、コンテストまで開けることができず、どの程度まで大きくなっているかわかりません。
気温が下がり始めた10月の始め頃から蜂の通いも良くなり、山口さんは平年並みの巣の大きさを期待しています。
巣の重さを競う地蜂の巣コンテストは、来月4日の午前8時30分から伊那市西箕輪のみはらしファームで開かれます。 -
箕輪町・南箕輪村と伊那ケーブルがFM事業で災害協定
箕輪町・南箕輪村と伊那ケーブルテレビジョン株式会社は、災害時にコミュニティFM放送を活用することを新たに追加する、災害情報等の放送に関する協定を25日に結びました。
箕輪町との調印式は役場で行われ、白鳥政徳町長と伊那ケーブルテレビの向山賢悟社長が協定書を取り交わしました。
協定は2011年に締結した内容を更新するものです。
これまでのテレビやL字放送に加え、新たに伊那ケーブルテレビが8月に開局したコミュニティFM 伊那谷FMを活用します。
災害時の緊急情報や避難情報などを確実かつ迅速に住民に伝えることを目的としています。
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伊那愛石会 第61回水石展
伊那愛石会による第61回水石展が26日から伊那市の坂下公会堂で開かれます。
会場には会員10人の作品50点が展示されています。
展示されている石は会員が天竜川水系の川で集めたものだということです。
入選作品のうち伊那ケーブルテレビジョン賞には伊那市東春近の河野三千昭会長の作品「山形石 岩壁」が選ばれました。
河野さんは岩山のように見えるところが気に入っているということです。
第61回水石展は27日と27日の2日間、伊那市の坂下公会堂で開かれます。