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無量寺 福ますの準備作業
箕輪町北小河内の無量寺で、2月3日の節分で使う福ますの準備が、22日に行われました。 無量寺の中川弘道住職が、ヒノキの一升桝に幸せを願う「福」と健康や長寿を願う「寿」の文字を書きました。 福ますは、2月3日に無量寺で行う福豆まきで、年男が使います。 当日は土曜日のため、例年より10個ほど多い70個を用意しました。 中川住職は、「幸せを求めてくる方を想い、1筆ひと筆心を込めて書いたので、当日は多くの人に足を運んでもらいたいです」と話していました。 当日は、午後3時から護摩祈祷会が、午後4時から豆まきがそれぞれ行われます。 豆まきでは、特賞の福だるまなどが当たる引換券も合わせて投げられることになっています。
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寒ざらしそば 粟沢川に浸す
伊那市高遠町の高遠そば組合は、そばの実を川に浸す「寒ざらし」を22日、行いました。 今年用意されたそばは、去年と同じ90キロです。 22日は、組合員6人が、伊那市長谷市野瀬にある粟沢川にそばの実を浸しました。 寒ざらしそばは、江戸時代高遠藩が将軍に献上していたとされています。22日の伊那地域の最低気温は マイナス2・3度まで下がり粟沢川の水温は2度でした。 米やそばを寒中の水に晒すと風味や保存性が高められると言われています。 組合によりますとそばの実を冷たい水につけることでアクが抜け甘みが増すということです。 高遠そば組合では、夏のそばの消費拡大につなげようと寒ざらしそば復活に取り組んでいて、商品化してから今年で5年目です。 寒ざらしそばは、来月5日に引き上げる予定で、その後乾燥させます。 伊那市高遠町の、壱刻、華留運、ますや、楽座紅葉軒で7月14日・15日・16日の3日間限定1食1200円で提供する予定です。
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上伊那地域 大雪に警戒を
長野地方気象台では、午後3時16分に南部・中部・大北地域に大雪警報を出し警戒するよう呼び掛けています。 日本の南を通過する低気圧の影響で大雪になる見込みで23日の午前6時までに降る雪の量は、上伊那地域で20センチと予想しています。 長野地方気象台では路面の凍結による交通への影響に警戒する他、電線や樹木への着雪に注意するよう呼び掛けています。 JRは、伊那市駅発の午後6時2分の上りと午後8時の下りを最後に運転を取りやめました。 また高速バス新宿行きはすべて運休となりました。
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美容室シュール 利用客がモデルとなりショー
南箕輪村南殿の美容室「シュール」の開店15周年を祝う感謝祭が今日伊那市のかんてんぱぱホールで行われ、店の利用客がモデルとなったショーが行われました。 ショーには、上伊那を中心に日頃からシュールを利用している23人がモデルとして出演しました。 ヘアメイクや着付けはシュールのスタッフが行いました。 七五三や卒業式、成人式など人生の節目がテーマで、モデルは去年から今年にかけてその節目を迎えた人たちです。 南箕輪村南殿の美容室「シュール」は、2003年にオープンし今年で15周年になります。 これまでに2回、スタッフがメイキャップアーティストとしてニューヨークコレクションに参加していて、今年2月のコレクションにも参加が決まっています。 ショーでは、ウエディングドレスとタキシード姿の夫婦も登場しました。 舞台上で衣装を変える演出もあり、客席を盛り上げていました。 今年15周年のシュールでは、様々な人生の節目で美容を提供していることを知ってもらい、その技術を多くの人に見てもらおうと今回のショーを企画しました。 社長の網野裕美さんは「これからもお客様と生涯寄り添えるような美容室にしていきたい」と話していました。 会場にはおよそ200人が集まり、ショーを楽しんでいました。
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箕輪町北小河内漆戸常会 大文字下ろし
箕輪町北小河内漆戸常会に260年前から伝わるとされている小正月の伝統行事「大文字(だいもんじ)」の柱が今日下ろされました。 大文字は、14日の早朝に地区内の四つ辻に建てられました。 漆戸常会の大文字は、今からおよそ260年前に天竜川が氾濫し、災害がなくなることを祈って始まったとされています。 21日は朝8時から大文字下ろしが行われました。 下ろした柱は、近くの漆戸集会所まで運びました。 色紙で作った花を柱から外していきます。 花は無病息災の厄除けになるということで、住民は気に入ったものを手に取っていました。 花は各戸に持ち帰り1年間玄関に飾るということです。
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VC長野 ホームで2連敗
VC長野トライデンツのホームゲームが20日と21日の2日間伊那市の伊那市民体育館で行われ、VC長野は2連敗で結果を残せませんでした。 21日は大同特殊鋼レッドスターと対戦し、セットカウント3対1で負けました。 20日は富士通カワサキレッドスピリッツと対戦し、同じくセットカウント3対1で負けました。 この結果、VC長野は4連敗となっています。
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大泉・田畑まんどの会 麦焼酎「まんど」試飲会
お盆の伝統行事「振りまんど」を伝えていこうと活動している南箕輪村の大泉と田畑のまんどの会は、育てた大麦で造った焼酎「まんど」の試飲会を19日大芝荘で開きました。 19日は、大泉まんどの会と田畑まんどの会の会員など32人が参加し、試飲会が開かれました。 大泉と田畑のまんどの会は、伝統行事の「振りまんど」を子どもたちに伝えていこうと、行事で使う大麦を育てています。 収穫できた実を有効活用しようと、4年前から焼酎を作っています。 去年は800キロが収穫でき、そのうちの620キロを佐久市の酒造会社で醸造しました。 販売は720mlのみで、値段は1080円、南箕輪村の地酒処叶屋、酒のなかきや、大芝荘で購入できます。 また大泉では今年から、振りまんどを子どもたち主体で行ってもらおうと「仮称・子どもの会」を立ち上げるということです。
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上戸で小正月伝統「大文字」下ろし
伊那市西箕輪上戸に伝わる小正月の伝統行事「大文字(でえもんじ)」の柱が、20日地区住民によって下ろされました。 午前5時30分、太鼓が打ち鳴らされると、大文字が建てられた辻に地区住民が集まってきました。 太鼓を打っている有賀量子さんは、小学校3年生の時から10年間、毎年太鼓をたたいています。 20日は一年で最も寒い日とされる大寒ですが、最低気温は3月中旬並みのマイナス2.7度となりました。 住民およそ80人が集まると、大文字下ろしが始まりました。 男性がさすまたを使い、ゆっくりと柱を倒していきました。 長さおよそ12mの柱が下ろされると、巾着袋や花飾りが外され、住民が気に入ったものを手に取っていました。 巾着袋や花飾りは各家庭に持ち帰り、一年間玄関や神棚に飾るということです。 太鼓を鳴らして10年の有賀さんは、進学でこの春上京します。 大文字は道祖神のある辻に柱を建て、厄除けや五穀豊穣を願う伝統行事です。
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グリーンファーム 手づくり味噌寒仕込み
伊那市の産直市場グリーンファームで、手づくり味噌の寒仕込みが19日から始まりました。 19日はグリーンファームの農産物加工センターで4人が味噌の仕込みを行いました。 伊那市の産直市場グリーンファームでは、3年前から自社で仕込んだ味噌の販売をしていて、仕込みはこの時期から3月下旬まで行われます。 今年は、およそ3.5トン作る計画で初日の19日は170キロを仕込みました。 原料には上伊那産の大豆の他米麹と塩を使います。 茹でた大豆をすりつぶし、そこに塩、米麹の順で加え混ぜていきます。 全ての材料が混ぜ合わさると、ボールの大きさに丸め、容器へと投げ入れていました。 こうする事で、空気が抜け、雑菌が入らないという事です。 仕込んだ味噌は、11月まで寝かされ「信州の味噌」の商品名で販売される予定です。
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向井敏一さん油絵展
箕輪町在住の画家、向井敏一さんの油絵展が箕輪町の松島コミュニティセンターで19日から始まりました。 会場には伊那や木曽の山を中心にした油絵24点が飾られています。 油絵を始めて30年ほどになる向井さんは木曽町開田高原生まれで大翔会美術連盟会員です。 信州の山や川などその美しい風景を伝えたいと各地で個展を開いています。 向井敏一油絵展は21日まで箕輪町の松島コミュニティセンターで開かれています。
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伊那地域最高気温11.9度 3月下旬並み
18日の伊那地域の日中の最高気温は、11.9度と3月下旬並みとなりました。 伊那市東春近の三峰川榛原河川公園マレットゴルフ場では、多くの人たちが快音を響かせていました。 長野地方気象台によりますと、今後寒気が入り込み24日ごろから冷え込むということです。
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立花さん 新山小学校に少女と猫の銅像を寄贈
伊那市富県の立花典子さんは、新山小学校で長年飼われていた猫「たま」のことを知り、少女と猫の銅像を、小学校に寄贈しました。 立花さんが寄贈したのは、麦わら帽子をかぶった少女が持つ籠から、子猫が顔をのぞかせている高さ39センチの銅像です。 この日は学校で贈呈式が行われました。 新山小学校で18年間にわたり飼われていた猫「たま」は、一昨年12月に老衰のため死にました。 去年の12月に一周忌の集会を開いたという新聞記事を目にした立花さんは、自身も幼い頃から猫が好きだったという思いから今回この銅像を寄贈することにしました。 立花さんが13年間飼っていた猫が死んだ後に購入したものだということです。 児童は、「かごに入っている猫がたまに似ていてかわいい。学校に来た人にたまのことを知ってもらえるきっかけになる。」と話していました。 銅像は、児童たちが毎日見られるよう校内に展示するということです。
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インフルエンザ 上伊那警報レベルに
上伊那の1医療機関あたりのインフルエンザ患者数が、30人を超える警報レベルとなりました。 長野県によりますと、1月8日~14日までの上伊那の1医療機関あたりのインフルエンザ患者数は30.75人で、警報レベルとなりました。 県内全体では、全ての地域で注意報・警報レベルに達していて、伊那の他に長野や北信、飯田など5つの地域が警報レベルとなっています。 感染予防として、 ●手洗い・手のアルコール消毒をこまめに行う事 ●人混みに出かけることはなるべく避けて、必要な場合は必ずマスクを着用することなどを呼びかけています。 インフルエンザの症状として、 ●38度以上の高熱が出る ●頭痛、関節痛、筋肉痛が急に表れることなどが挙げられます。 こうした症状が出た場合は早めに医療機関を受診し、十分な休息をとるよう呼びかけています。
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明るい選挙啓発ポスター 佐藤さんが最高賞
県の明るい選挙啓発ポスターコンクールで、西春近北小学校の佐藤結帆さんが最高賞にあたる小学校の部1等を受賞しました。 15日は、伊那市選挙管理委員会の黒田強委員長が西春近北小学校を訪れ、佐藤さんに賞状を伝達しました。 佐藤さんの作品は、パンダやコアラ、キリンなどの動物や魚を擬人化し、投票する様子を描いています。 「思いを届ける一票」という標語と絵の内容が一致している点や、色彩豊かなところが評価され、応募のあった3,849点の中から最高賞の1等に選ばれました。 佐藤さんは、社会の授業で選挙について学んだことをきっかけに、夏休みの課題としてポスターを制作したということです。 上野動物園でパンダが生まれたことからこの題材を選びました。 市では、合併後小学校の部での1等受賞は初めてだということです。
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MWMI発表会
伊那市と箕輪町で開かれているダンス教室MWMIの発表会が14日、箕輪町文化センターで開かれました。 発表会では、伊那市と箕輪町の教室に通う小学生から高校生までの130人が出演し、ヒップホップやジャズダンスを披露しました。 MWMIは、地域の公民館などで開かれているダンス教室で、全部で7クラスあります。 伊那まつりや地域のイベントに参加しているほか、毎年この時期には発表会を開いています。 発表会の最後には、6年生およそ20人が合同ダンスを披露しました。 指導者の竹村典子さんは、「ダンスを通して自分の思いを伝えられるようになってほしい」と話していました。 この発表会の模様は、2月24日からご覧のチャンネルで放送します。
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竜南保育園でもちつき
伊那市の竜南保育園の園児が17日、もちつきに挑戦しました。 全園児75人がもちつき大会に参加し、年少から年長の園児が餅をつきました。 もち米は8キロ用意され、黄な粉をまぶしたり海苔をまいて、昼食で味わったということです。 梅津 かず江園長は、「家庭や地域で餅をつく機会が減る中、子どもたちにとっても貴重な経験になる」と話していました。
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伊那西スケート場 待望のオープン
伊那市横山の天然リンク伊那西スケート場がオープンし、16日には地元の伊那西小学校の児童がスケートを楽しみました。 この日は、伊那西小のスケート教室が開かれ、全校児童およそ60人が氷の感触を楽しみました。 子ども達は、慣れない氷の上で転んだり手をついたりしながらスケートを楽しんでいました。 児童らは「氷がすごくよく滑っておもしろい」「なかなかうまく滑れない」「もっと上手く滑れるようになりたい」などと話していました。 伊那西スケート場は、標高約880メートルで、昭和59年にオープンした天然のスケート場です。 安全祈願祭を行った12月22日頃から整備を行い、全面結氷を待っていましたが、ここのところの冷え込みでようやく氷の状態が安定しオープンとなりました。 二木栄次校長は「みんな氷の上に乗って本当に楽しそうにやっているので良かった。ウィンタースポーツを楽しんでもらいたい」と話していました。 スケート場を管理する伊那市では氷の状態が良ければ2月4日頃まで営業する予定で、滑れるかどうかはスケート場の電話でアナウンスされることになっています。 営業時間は朝が午前7時から午前10時、夜が午後6時から午後9時で、入場料は200円となっています。
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気温12.1度3月下旬並み 弘妙寺で福寿草咲き始める
16日の伊那地域の日中の最高気温は12.1度で、3月下旬並みとなりました。 伊那市高遠町の弘妙寺では、福寿草が咲き始めています。 この日の伊那地域は、午後1時9分に3月下旬並みの12.1度となり、日中の寒さは和らぎました。 弘妙寺では、例年より少し早い正月明けから、福寿草が咲き始めています。 2月から3月にかけて徐々に花が開き、一番多い時で500輪程咲くということです。
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旧井澤家住宅で新春ことぶき展
伊那市西町の旧井澤家住宅で、今年最初の展示会「新春ことぶき展」が、28日まで開かれています。 会場には、宮田村の水引工芸教室の作品84点の他、会員所蔵の作品41点、伊那市の漫画家橋爪まんぷさんの「戌」をテーマにした作品など225点が展示されています。 水引作品は、宝舟や鶴などの縁起物を色鮮やかに仕立てたものです。 会員所蔵の作品は、ほとんどが初公開のものです。 こちらは、江戸時代につくられたとされる恵比寿様と大黒様の土人形です。 土人形は、土で作った素焼きの人形で、日本古来の伝統工芸品とされています。 会場には他に、伊那市の商店街の模型を制作している小平和夫さんの作品も展示されています。 旧井澤家住宅の新春ことぶき展は、28日日曜日まで伊那市の旧井澤家住宅で開かれています。
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伊那市消防団出初式
伊那市消防団の出初式が14日行われ、団員らは地域防災への決意を新たにしていました。 このうち伊那市消防団の出初式には消防団と赤十字奉仕団、合わせて688人が参加しました。 中心市街地で行われた分列行進で白鳥孝市長や北原政一団長らの観閲を受けました。 北原団長は「市民に安心安全を与えられるよう心を一つに活動して欲しい」と訓示しました。 伊那市では去年、30件の火災があり被害額はおよそ1900万円となっています。
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世の中「六分九厘」
今年1年間の農作物の出来や世の中を占う「お筒粥の神事が箕輪町木下の箕輪南宮神社で13日、行われ今年の世の中は六分九厘との結果が出ました。 お筒粥は、1年の無事を祈念して行われる南宮神社の初まつりの占いの神事です。 午後5時に、境内に用意された釜に、ヨシの茎を37本束ねた物と一緒に米と小豆を入れて煮立てます。 筒の中に入った米や小豆の数で占います。 午後7時過ぎに釜から引き上げ占いが始まります。 結果、今年1年の世の中は去年より三厘下がり六分九厘となりました。 極上は蚕のみで苗代・馬鈴薯、キャベツが上々となっています。 気候は、春が下、夏が上、秋が上々、冬が下となりました。 箕輪南宮神社、禰宜の唐澤光忠さんは「極上は少なかったが、悲観することではない。落ち着いて一つの事に確実に取り組むことが大切です。」と話していました。
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みはらしファームでせいの神
伊那市西箕輪のみはらしファームで、正月飾りを燃やして無病息災を願う、せいの神が14日、行われました。 せいの神は、歳(さい)の神がなまったもので、他の地域ではどんど焼きと言われています。 羽広区など地域の人が持ち寄った正月飾りに火がつけられると勢いよく燃え上がりました。
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西箕輪上戸で大文字
伊那市西箕輪上戸で今年1年の厄払いや家内安全、五穀豊穣を願う小正月の伝統行事大文字(でえもんじ)建てが14日、行われました。 朝4時半、太鼓が打ち鳴らされると大文字建てが始まります。 色紙でつくった巾着を手にした住民が次々と区内の三ツ辻に集まってきます。 大文字は、地区の辻に飾り付けをした柱を建て、今年1年間の無病息災などを願う西箕輪上戸の伝統行事です。 過去に一度、この行事を中止したところ、村に疫病が流行したことがあり、それを機に1年も欠かすことなく行われています。 今朝は、地区の男性およそ50人が長さ12.7メートルの柱に巾着や、紙で作られた花などを取り付けました。 柱は電線などにあたらないよう丁寧にロープを使って建てられます。 大文字建ては無事に終了しました。 大文字建てが終わると近くの小屋で御神酒を酌み交わし今年1年の無事を願っていました。 14日の朝建てられた大文字は20日の早朝に下され巾着や花は持ち帰り神棚や玄関に飾られるということです。
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最低気温-9.9度 この冬一番の冷え込み
13日の伊那地域の最低気温はマイナス9.9度で、この冬一番の冷え込みとなりました。 13日の伊那地域の最低気温は、平年を3.2度下回るマイナス9.9度で、この冬一番の冷え込みとなりました。 伊那市美篶の六道の堤では水面に氷が張っていました。 長野地方気象台によりますと、この寒さは明日まで続くということです。
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JAZZ CAFE Kanoya 宇佐美さん追悼ライブ
伊那市荒井にあった「JAZZ CAFE Kanoya」のマスターで去年61歳で亡くなった宇佐美正己さんの追悼ライブが市内で13日に行われました。 Kanoyaの常連客や音楽仲間が実行委員会をつくり10団体が演奏を行いました。 宇佐美さんは去年11月、ガンのため61歳で亡くなりました。 JAZZ CAFE Kanoyaは伊那市荒井にありましたが、宇佐美さんの他界とともに閉店しました。毎週金曜日は「ジャズの日」として生演奏のライブを行い、土日は様々なジャンルのライブを行っていたという事です。 追悼ライブは、宇佐美さんの音楽葬として行われたもので、Kanoyaの常連ミュージシャンらが演奏しました。 会場には約70人が集まり宇佐美さんを偲びました。
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寒さを利用 日本酒寒仕込み作業ピーク
12日の伊那市の最低気温はマイナス8.2度と厳しい冷え込みとなりました。 伊那市高遠町の酒蔵 仙醸では寒さを利用してつくる寒仕込みの作業がピークを迎えています。 午前6時30分蔵では酒米を蒸す蒸気がのぼり、仕込み作業が始まっていました。 この時期は寒さを利用し、低温発酵させる大吟醸や純米吟醸の仕込みが行われています。 12日は大吟醸の仕込みが行われました。 酒米が蒸しあがると、布に包み発酵させるタンクへと運んでいました。 大吟醸の仕込みは10日から始まり13日まで3回に分けて行われ、タンクで1か月ほど発酵させる予定です。 寒込みは、その土地の寒さを利用して仕込むもので、酒の香りが良く味がじっくりでるということです。 大吟醸は原酒で1500リットル作られ、品評会へ出品するほか、蔵で熟成させ出荷する予定です。 酒造りの作業は、4月上旬まで行われます。
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「ハルチカイ」 春近神社で合格祈願
高校入試を前に伊那市の春富中学校の3年生は12日学校近くの春近神社を訪れ合格を祈願しました。 12日は春富中学校3年生のおよそ150人が春近神社を訪れました。 春が近い神社と書く春近神社でその名にあやかろうと春富中学校では2012年から合格祈願に訪れています。 生徒達は本殿に入るとお払いを受け代表者が玉ぐしを奉納し全員で合格を祈りました。 花畑樹彦宮司は「地域に生まれたみなさんが、それぞれの道に進み活躍すること、合格の便りが届くことを祈ります」と話していました。 この祈願祭は、地元有志でつくる春近神社祭典委員会のメンバーが地域をあげて応援したいとの思いから6年前に始めました 参拝を終えた生徒には、お祓いをした鉛筆が渡されます。 県立高校の入試は、前期選抜が2月7日、後期選抜が3月7日に実施される予定です。
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箕輪町で撮影 映画「オボの声」 完成披露試写会
箕輪町を中心に撮影が行われた映画「オボの声」の完成披露試写会が10日、町文化センターで開かれました。 映画「オボの声」は、人生に希望を失った主人公の元ボクサーが、十数年ぶりに故郷の箕輪町に帰るところから始まります。 アルバイト先で人殺しと噂される初老の男と出会い、様々な経験を通して自分自身と向き合うようになるという内容です。 齋藤孝監督によりますと、タイトルの「オボ」とは妖怪子泣き爺の別名で、映画の中では「人生に迷った際に何を、誰を信じて生きていくべきか」という問いの象徴として描いています。 撮影は、一昨年12月に箕輪町をメインに行われ、町民もエキストラで出演しています。 齋藤監督の友人の実家が箕輪町にあったことが縁で、今回、舞台に選ばれたということです。 映画の中には、実際の町の地名が登場し、シーンの8割が町内で撮影されています。 この日は、試写会に合わせて記者会見も開かれました。 脚本は、2013年に第1回松田優作賞優秀賞を受賞しています。 結城貴史さんを主演に企画の構想がはじまり、10年経ってようやく実現した作品だということです。 映画「オボの声」はカンヌ国際映画祭などに出品し、国内での上映は秋頃の予定です。
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漆戸常会 大文字(だいもんじ)の花づくり
箕輪町北小河内の漆戸常会は、14日に行う小正月の伝統行事「大文字(だいもんじ)」に向け、10日夜、飾りの花づくりを行いました。 この日は、去年11月に竣工した新しい漆戸集会所に、地区住民30人ほどが集まりました。 女性は、色紙を折って切り込みを入れ、花の形にします。 男性がこよりを作って色紙を3枚重ね花を作ります。 「げじげじ」と呼ばれる白い紙と一緒に、花を三つ竹に巻き付けていきます。 花は、大文字と呼ばれる柱に飾り付けられます。大文字建ては260年ほど前に天竜川が氾濫したことから、災害がなくなることを祈って始ったとされ、現在に受け継がれています。 大文字を倒した後、花は各戸が持ち帰り、1年間、無病息災の厄除けとして自宅に飾ります。 常会には現在35戸があり、すべての家に3本はいきわたるように150本を作りました。 漆戸常会の大文字建ては14日に、大文字下ろしは21日に予定しています。
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第6回スケッチ旅行作品美術展
上伊那美術教育研究会のOB有志による「第6回スケッチ旅行作品美術展」が、11日から伊那市のいなっせで始まりました。 会場には、会員8人の作品28点が並んでいます。 会員は元小中高校の美術教諭で、毎年国内を中心にスケッチ旅行をしています。 旅行は30年以上前から行っていて、今回は去年5月に行った和歌山県での作品を中心に展示しています。 美術展は12年間に渡り開かれてきましたが、ほとんどの会員が80歳を超え高齢化してきたことなどから、今回で最後となります。 作品展は今回で最後となりますが、「旅行はこれからも続けていきたい。」と話していました。 第6回スケッチ旅行作品美術展は、15日(月)まで、いなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。