-
伊那本線利用を高校生にお試し乗車券
伊那市・箕輪町・南箕輪村を結ぶバス「伊那本線」を高校生に利用してもらおうと、関係市町村は、お試し乗車券を7日、配布しました。 伊那市・箕輪町・南箕輪村の定住自立圏の取り組みとして市町村の枠を超えて走るバス「伊那本線」の運行を4月から始めています。 通学などに活用してもらい利用促進につなげようと関係する3市町村が運賃を負担し実施するものです。 対象となるのは、伊那本線沿線の伊那西高校・伊那弥生ヶ丘高校、伊那北高校、上伊那農業高校、箕輪進修高校の5校およそ3000人です。 乗車券は、1人2枚で来月23日まで区間に関わらず1枚につき1回乗車できます。 南箕輪村の上伊那農業高校では7日の朝、ホームルームの時間に乗車券が配られました。 バスは、朝5時台から夜8時台まで運行していて、部活や通学など高校生にも使いやすいダイヤになっているということです。 乗車券は、高校別に色を変えて作成していて後日、集計する計画です。 伊那本線は、伊那市西春近と箕輪町大出を結ぶ路線で、伊那行き、箕輪行きそれぞれ平日で1日9便が運行しています。 伊那本線の4月の利用者数は1144人で、1便当たり2.7人と利用が低調となっていることから、関係市町村では、今後さらに周知を強化して利用の増加につなげていきたいとしています。
-
関東甲信地方 梅雨入り
気象庁は7日、関東甲信地方が「梅雨入りしたと見られる」と発表しました。 関東甲信地方の梅雨入りは平年より1日早く、去年より2日遅くなっています。 7日の伊那地域は朝から雲が広がり時折、小雨が降りました。 長野地方気象台では、この先1週間、前線や湿った空気の影響で曇りや雨のぐずついた天気となる日が多くなるとみています。 伊那市西春近にある知立市野外センターには、愛知県知立市の中学生が昨日から野外合宿で訪れています。 伊那市と友好都市提携を結ぶ知立市では、毎年2年生が合宿に訪れていて、昼時には、自分たちで作った料理を味わっていました
-
箕輪町で梅の塩漬け作業
箕輪町の農産物直売所「にこりこ」で販売する梅の塩漬け作業が隣接する加工所で行われています。 加工所では、毎年この時期に梅の塩漬けを行っていて7日も、朝からパートの主婦たちが作業に追われていました。 昔から「あぐりちゃんの梅」の商品名で販売していて毎年人気が高く去年のものは今年2月に完売したということです。 小梅は上伊那産で天候不順により今年は、例年より小ぶりだということです。 選果場から届いた小梅は、すぐに水洗いして、5キロずつに分け、にがりと塩を入れてもんでいきます。 採れたての小梅を早く漬けることで、カリカリの触感になるということです。 毎年楽しみに待っている人が多いことから今年は、去年よりも100キロ多い550キロを漬ける計画です。 7月に、シソを入れて8月まで寝かせ、9月から販売する予定です。
-
稲辺さん環境大臣表彰受賞へ
地域の環境保全・環境美化に関し、特に顕著な功績があった人をたたえる環境大臣表彰を、伊那市の稲辺謙次郎さんが受賞します。 現在72歳の稲辺さんは、高遠城址公園の桜を始めとする伊那市内の桜の保護・育成に取り組んできました。 また、後継者の育成や、桜の保護団体の指導に当たったほか、森林・里山の保全活動を行っています。 受賞にあたり、稲辺さんは「これからもさらに頑張れということだと思う。今後も次の世代につなぐ仕事に重点的に取り組みたい」と話していました。 表彰式は、14日(水)に、東京都で行われる予定です。 なお、今年度、県内では、稲辺さんのほかに松本市の河川愛護団体が環境大臣表彰を受賞する予定です。
-
南箕輪村 子育て女性再就職支援で24人が就業
南箕輪村が去年12月から行っている「子育て女性再就職トータルサポート事業」により24人が就業したことがわかりました。 5日夜に村役場で開かれたむらづくり委員会で報告されました。 「子育て女性再就職トータルサポート事業」は、女性が働きながら子育てできるむらづくりを目的に、去年12月から行われています。 役場に「就業支援トータルサポートセンター」を設置し、2人のアドバイザーが再就職を希望する子育て女性の相談を受けています。 働く時間に制約のある人が多いことから、アドバイザーが事業所をまわり女性の希望時間と事業所の求人希望をすり合わせて、お互いの条件が合うようにマッチングしています。 去年12月から今年5月までの半年間で、80人から延べ230件の相談を受けていて、このうち24人が就業に至っているということです。 相談のほとんどは、村内在住の女性だということですが、中には伊那市や箕輪町から来る人もいるということです。 アドバイザーの高木悠大さんは「子どもと一緒に来て就業相談を出来る場所はこの地域にはほとんどない。子育ての充実を求める声が多い中、子育てに力を入れている地域で実践できているのは素晴らしいことだと思う」と話していました。 事業は3年間の計画で、総事業費はアドバイザーの委託料などおよそ600万円、このうち半分は国の地方創生推進交付金が充てられます。 5日のむらづくり委員会では地方創生事業について検証が行われ、子育て女性再就職支援については「効果があった」と評価されました。 唐木一直村長は「これからの子育て世代の女性はどんどん社会進出していただかなくてはならない。働きながら子育てができる村が出来れば理想的だと思うので、さらに力を入れて頑張っていきたい」と話していました。 現在役場に設置されている「就業支援トータルサポートセンター」は、6月末に完成する「こども館」に移設されることになっています。
-
伊那市西町 島村さん宅のバラが見頃
伊那市西町の島村洋さん宅のバラが見頃を迎えています。 島村さん宅の庭には、70種類およそ120本のバラがあり、現在見頃を迎えています。 「稜風の丘」という名前でローズガーデンとして開放していて、6日は近くの竜西保育園の園児が訪れ、バラの花を楽しんでいました。 バラの手入れをしている妻の玲子さんによりますと、今年の花は大きく、四季咲きのものもたくさん咲いたということです。 バラは、あと1週間程楽しめそうだということです。
-
トンボの楽園 整備作業
ハッチョウトンボが生息する伊那市新山のトンボの楽園で、4日整備作業が行われました。 4日は、新山山野草等保護育成会のメンバーおよそ50人が、草刈りや木道の補修をしました。 作業は、春と秋の年2回行っています。 作業では、園の入り口近くに新たにアカシア材を使った歩道を設けました。 トンボの生息数が増え、入口近くでも見られるようになったことから今回設置されました。 トンボの楽園では、現在ハッチョウトンボの羽化がはじまっていて、最も多く見ることができるのは7月だということです。
-
大学ラグビー 同志社と大東文化が対戦
伊那市大学ラグビーの招待試合が4日、伊那市陸上競技場で行われ、選手が力強いプレーを見せました。 緑のユニフォーム大東文化大学と、紺とグレーのユニフォーム同志社大学の顔合わせとなりました。 同志社は、去年の全国大学ラグビー選手権でベスト4に、大東大は同じくベスト8入りするなど、東西の強豪校同士の対戦です。 先制点を決めたのは同志社。前半19分に左サイドから抜け出してトライを決めます。 追いつきたい大東大は、前半27分に同点とすると、36分に追加点をあげ逆転します。 前半終了間際にはこのプレー。 トンガ人留学生のアマト・ファカタヴァ選手が自陣深くでボールを奪うと、およそ80メートルを快走します。 大東大が19対7でリードし、前半を折り返します。 攻撃の手を緩めない大東大は、後半だけで5つのトライを決め、54対24で同志社を下しました。 スタンドには、およそ1,300人のファンが詰めかけ声援を送っていました。
-
上農生と南部小児童が大芝高原に花の苗を植える
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒と南部小学校の児童は、5日、大芝高原に花の苗を植えました。 5日は、上農高校園芸科学科観賞植物コースの3年生11人と、南部小学校の3年生40人が大芝高原内の花壇に花の苗を植えつけました。 植えたのは、アフリカンマリーゴールドの苗648本です。 花壇整備は、村商工会などでつくる花いっぱい推進協議会が進めている活動のひとつで、苗は上農生と信大農学部の学生が育てたものです。 児童らは、オレンジと黄色の花が交互に咲くよう、40センチ間隔で植えていました。 上農生は、「自分たちが育てた苗を楽しそうに植えてくれてよかった」小学生は「きれいに咲いてほしいです。咲いたら見に来たいです。」と話していました。 花は、6月末から7月にかけて見ごろになるということです。
-
伊那市美篶の矢島信之さん 自宅庭で「木陰演奏会」
伊那市美篶青島の矢島信之さんは、ムギナデシコが見ごろとなった自宅の庭に地元住民を招いて、演奏会を3日に開きました。 地元の交響楽団に所属している4人がクラシックや童謡など6曲を披露しました。 矢島さんは、地元の人たちを招待して去年から演奏会を開いています。 自宅横の畑ではムギナデシコが見ごろとなっています。 3年前に亡くなった妻美代子さんが育てていたものから種を取り少しずつ増やしてきました。 美代子さんは音楽が好きだったということです。 演奏会が終わると、矢島さんからのお土産で、ムギナデシコの摘み取りが行われました。 見頃は今月中旬までだという事です。
-
伊藤和弌さんらが始めたローメンの日 20回の節目
伊那の郷土食ローメンを考案した今は亡き伊藤和弌さんらが始めた割引サービス、ローメンの日が4日、20回の節目を迎えました。 ローメンは昭和30年代に食堂「萬里」を経営していた伊藤和弌さんとその仲間が考案したものです。 当時冷蔵庫が無く夏の暑い日は麺が日持ちしなかったため長く保存する方法として蒸し麺を開発しました。 具材として羊の肉とキャベツを入れ、中国語で炒めるという意味の「チャー」、肉の「ロー」、そして蒸し麺の「メン」を合わせてチャーローメンと名付け、いつしかローメンと呼ばれるようになりました。 伊藤さんは20年前の平成9年に飲食店の仲間を集めて伊那ローメンズクラブを立ち上げ初代会長となり蒸し麺の語呂合わせで6月4日をローメンの日に制定するなどその普及に力をいれてきました。 伊藤さんは平成19年に亡くなりましたがクラブのメンバーがその遺志を継ぎ郷土食を伝えています。
-
鎌倉國光さん 石仏写真展
駒ヶ根市の鎌倉國光さんが撮影した石仏の写真展が、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。 写真は、高遠町出身の石工守屋貞治が彫った石仏を撮影したもので50点が展示されています。 撮影場所は山梨県北杜市の海岸寺で、ここには守屋貞治が8年間かけて完成させた百体観音があります。 鎌倉さんは、10年以上前に海岸寺の石仏をまとめた写真集に魅せられ、撮影を始めたということです。 こちらは「佉羅陀千地蔵菩薩」です。 「佉羅陀千」は菩薩が住む浄土という意味で、切れ長で涼し気な目が意志を宿しているように感じるということです。 鎌倉さんはこれまで、国内外の山へ登り撮影した写真を展示していましたが、長年取り組んできた「石仏」の写真を多くの人に見てもらおうと今回初めてこのテーマで写真展を開きました。 鎌倉國光さんの石仏写真展は、6日(火)まで、いなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
-
征矢さん 町応援団第1号に
箕輪町は町出身のプロレスラー征矢学さんを「箕輪町応援団」第一号に任命しました。 5月28日は箕輪町のながたドームでプロレスの興行が行われました。 試合前、リング上で町応援団の任命が行われ白鳥政徳町長から征矢さんに委嘱書が手渡されました。 征矢さんは現在32歳でシングルとタッグの王座を獲得したこともあるトップレスラーです。 箕輪町応援団は、町の魅力や情報を発信してもらおうと委嘱するもので征矢さんが第一号です。 白鳥町長は「箕輪町、上伊那を各地でPRし、地元を見守ってほしいです」と話していました。 征矢さんは「応援団第1号として、町の皆さんの想いを大切に頑張りたいです」と話していました。 征矢さんの任期は2年間で、町では今後、スポーツや文化面で活躍する人を応援団として委嘱していく事にしています。
-
南ア遭対協 防災ヘリ犠牲者に黙とうささげる
南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会の定期総会が2日伊那市長谷総合支所で開かれ、3月に発生した消防防災ヘリコプターの墜落事故で亡くなった9人に黙とうをささげました。 総会では、出席した県や市、警察の関係者など30人が黙とうを行い、消防防災ヘリの墜落事故で亡くなった9人の冥福を祈りました。 昨年度南アルプス北部地区で発生した遭難事故は、8件で1人が死亡しました。 8件の遭難事故のうちヘリによる救助は7件あり、墜落した消防防災ヘリは2件の救助を担当しました。 会長の白鳥孝伊那市長は「空からの救助が主体だったが、今後は地上から救助するケースが増えてくる。十分な体力と、地形を頭に入れいざという事態に備えてほしい」と挨拶しました。 総会ではこのほかに、11年間救助隊に在籍する中村稔さんに功労者表彰が、33年間在籍しこの春救助隊を退いた伊藤誉さんに感謝状が贈られました。
-
美鈴工房キルト教室 第20回パッチワークキルト作品展
南箕輪村の磯千恵子さんが講師を務める「美鈴工房キルト教室」のパッチワークキルト作品展が、2日から伊那市の伊那文化会館で始まります。 会場には、パッチワークキルトの作品100点が並んでいます。 南箕輪村の磯千恵子さんが講師を務める美鈴工房キルト教室は、辰野町から飯田市まで9つの教室があり、およそ70人が会員となっています。 大きいサイズのタペストリーを中心に個性豊かな作品が並んでいます。 1年半に1回展示会を開いていて、20回の節目となる今回で最後だということです。 20回を記念して、会員40人が1枚ずつ作った作品で1つのハートを表現しています。
-
伊那西高校 夏服に衣替え
6月に入り衣替えのシーズンとなりました。 伊那市の伊那西高校では、夏服を着た生徒たちが登校する姿が見られました。 伊那西高校では1日から夏服に衣替えとなり、生徒たちはチェックのスカートに白のセーラー服を着て登校していました。 1日の伊那地域は朝から雲が広がり、今朝7時頃の気温は17.1度と涼しく、多くの生徒がカーディガンを羽織って登校していました。
-
高遠町総合支所庁舎移転案示す
伊那市は、老朽化や耐震性の課題を抱える高遠町総合支所庁舎について近くにある高遠町保健センター内に機能を移転する方針案を示しました。 30日開かれた、地域自治協議会と区長会の合同会議で方針案が示されました。 高遠町総合支所庁舎は合併前の高遠町役場として昭和41年に建設されました。 伊那市では、建設から50年以上が経過していることや耐震性が不足していることから高遠町総合支所のあり方について庁舎内で検討してきました。 検討の結果、課題を解消するには既存の市の施設への移転が適切で、移転候補地については、高遠町保健センターが適当との考えがまとめられました。 保健センターは、高遠町図書館や文化センターなど公共施設の近くにあり、市民の利便性が高いことや駐車場スペースが確保できることをメリットに上げています。 出席した区長からは、「住民説明会を開いて欲しい」といった声があがり、伊那市では、意見を聞きながら進めていきたいとしています。
-
市街地にそば店開業を応援
伊那商工会議所は、信州そば発祥の地伊那をPRするのに市街地にそば店が少ないことから、開業する人を応援する事業をスタートさせました。 31日は、記者会見が開かれ、事業の概要についての説明がありました。 伊那商工会議所では、伊那の食プロジェクト特別委員会を立ち上げそば振興に取り組みます。 信州そば発祥の地伊那を売り出すのに市街地にそば店が少ないとして今回、開業者を募集し支援します。 創業や経営、そば打ち技術講習会を組み合わせたカリキュラムを計画していて、受講した人には修了証が発行されます。
-
伊那市美篶でポピーが見ごろ
伊那市美篶の矢島清さんの畑では、ポピーの花が見ごろを迎えています。 矢島さんは景観を良くしようとおよそ6アールの畑にポピーの種を撒きました。 矢島さんによると花は6月上旬まで楽しめるということです。
-
伊那地域で今年一番の暑さ 最高気温31.7℃
30日の伊那地域の最高気温は31.7度を記録し、今年一番の暑さとなりました。 この日の伊那地域は、午後1時56分に最高気温31.7度を記録する真夏日となりました。 2015年に記録した31.8度に次ぐ、5月の観測史上2番目の暑さとなっています。 伊那市の中心市街地では昼時になると、多くの人がワイシャツを腕まくりして歩く姿が見られました。 南箕輪村の大芝高原では、森林浴をしながら暑さをしのごうと親子連れが訪れていました。 ある母親は「暑かったので涼みに来ました」と話していました。
-
伊那交通安全協会 啓発パレード
伊那交通安全協会の総会が26日開かれ、会員らが交通安全啓発のパレードをしました。 26日は伊那安協の会員およそ130人がナイスロードおよそ1キロをパレードし交通安全を呼びかけました。 総会では、高齢者の交通事故防止、通学路・生活道路の安全確保と歩行者保護の徹底などの8つの重点推進事項が承認されました。 伊那署管内の今年の交通死亡事故は3件で、今月20日には小学1年生の女子児童が車にはねられて死亡する事故が起きています。 なお、高遠地区交通安全協会は会員数の減少により今年度で解散し、来年度からは伊那交通安全協会と合併します。
-
クリーンセンター八乙女 一本化で受け入れ2.4倍
先月1日から箕輪町のクリーンセンター八乙女に一本化された不燃ごみなどの受け入れ状況は、前の年の同じ時期と比べて2.4倍に増えています。 上伊那広域連合議会全員協議会が29日に伊那市役所で開かれ報告されました。 4月3日から5月23日までの受け入れ状況は、前の年の同じ時期と比べて485トン多い820トンでおよそ2.4倍に増えています。 これまで上伊那では、伊那市の鳩吹クリーンセンターと、駒ヶ根市の大田切不燃物処理場、箕輪町のクリーンセンター八乙女の3か所で不燃ゴミと粗大ごみを処理していました。 平成15年度からの有料化でごみの減量が進んだほか、一本化したほうが運営費が安くなることから今年4月に一本化されました。 広域連合では「予想ではもう少し増えると思っていた。機器も問題なく稼働し対応できている」と話していました。
-
伊那市に縁のある矢島さん 6月25日にピアノコンサート
東京都出身で世界的に活躍するピアニスト矢島愛子さんは、縁のある伊那市で初めてのコンサートを6月25日に開きます。 矢島さんは、桐朋学園大学を卒業後、ドイツのハノーファー音楽演劇大学を主席で卒業。 ドイツで得られる最高の資格「国家演奏家資格」を取得しました。 国内外のコンクールにも出場していて、平成27年にアゼルバイジャンで開かれた国際ピアノコンクールでは優勝しています。 母親の実家が伊那市入舟にあり、幼少期には長期休みのたびに訪れていたということです。 去年3月に東京都で開かれた演奏会で伊那市出身のピアニストと共演したことが縁で実現しました。 コンサートでは、プロコフィエ作曲のバレエ音楽「ロミオとジュリエット」を中心に、20曲ほどを演奏します。 29日は、母親の規子さんも訪れ、「大切な思い出のあるこの地での演奏を心待ちにしていた」と話していました。 矢島愛子ピアノリサイタルは、6月25日に日曜日にニシザワいなっせホールで開かれます。 入場料は、大人2,000円、高校生以下は1,000円となっています。 (78-5801)
-
山寺の死亡事故の現地診断
20日に伊那市山寺で発生した交通死亡事故の現地診断が、29日、現地で行われました。 現地診断には、交通安全協会や警察、山寺区などから40人ほどが参加しました。 事故は、20日土曜日の午前11時に発生しました。 国道153号から県道方面へ進行していた普通乗用車が、道路を横断していた小学1年生の女の子をはね死亡させたものです。 現場は、見通しのいい直線道路で、参加者らは子どもの目線、運転手の目線でどのように見えるかを確認していました。 現地診断の後、きたっせで再発防止検討会が開かれました。 地元住民は、「現場は変則の四つ角で危険な場所だ。地域の人はスピードを出さないが、区外の人は見通しがいいのでスピードを出しがちだ」と話していました。 道路を管理する伊那市では、「道路脇の樹木が生い茂り見えずらくなっていることから、枝の剪定や植え込みの刈り込みを行う」ということです。 伊那署管内の交通死亡事故は、きのう現在3件となっています。
-
伊那まつりポスター原画決まる
前身の勘太郎まつりから数えて今年で60回目を迎える伊那まつりのポスターの原画が29日、決まりました。 29日は、伊那市役所で審査会が開かれ、応募のあった118点の中から最優秀賞1点、優秀賞6点、佳作33点が選ばれました。 審査の結果、ポスターの原画に選ばれたのは高遠中学校2年の山下優季さんの作品です。 作品には、勘太郎や龍、盛り上がる市民の様子が描かれています。 背景や色づかいなど丁寧に描いていることが評価されました。 ポスターは1000枚作製し商店街や公共施設に貼り出されます。
-
箕輪南小でプール清掃
箕輪町の箕輪南小学校は、プール開きを前に、学校のプール清掃を29日、行いました。 29日は、1、2年生が小プールの清掃を行いました。 明るい日差しの下、水着の上にTシャツを着た児童たちは、スポンジやたわしを使ってプールの壁や床をこすり、汚れを落としていました。 箕輪南小学校のプール開きは、来月13日に行われることになっています。
-
いなまちバラぶらり始まる
バラの花咲く街づくりで地域振興を目指す伊那市の中心商店街で、期間中様々なイベントが催される「いなまちバラぶらり」が28日から始まりました。 初日の28日は、セントラルパークでオープニングセレモニーが行われ、アコーディオンの演奏や苗の販売が行われました。 イベントは、地域活性化の取り組みとして地元店主などでつくる実行委員会が開いたものです。 西町から荒井、坂下、山寺までの商店街を中心におよそ300種類1500鉢が並べられています。 イベントは、来月18日まで予定されていて期間中、バラを描く写生会やプリザーブドフラワーづくりなどのイベントが予定されています。 新企画として、コミュニティカフェセジュールでは、バラをかたどったマドレーヌの販売をしています。 1つ50円です。 伊那北駅前のスペースでは、バラにちなんだバラ丼の試食も行われ、訪れた人が味わっていました。 期間中は、八幡寿司、ココンダ、プリンスの3店で、それぞれ趣向をこらしたバラ丼が提供されています。 実行委員会では、「この時期ならではの街歩きを楽しんでもらいたい」と話していました。 商店街では現在、早咲きのバラが見ごろとなっています。 いなまちバラぶらりは、来月18日まで行われています。
-
御園区民運動会 親睦深める
伊那市御園の区民運動会が白山グラウンドで28日開かれ、参加者がスポーツで汗を流しました。 運動会は、区民の親睦を深めるとともに、体力の向上につなげようと毎年この時期に伊那公民館御園分館が開いています。 28日は、子どもからお年寄りまでおよそ500人が参加し、18の種目を常会対抗で競いました。 このうち、幼児から大人までを対象としたマラソンでは、白山グラウンドを発着に区内を走りました。 また、ハエたたきで風船を掴み椅子に座って割る競技では、白熱した勝負を繰り広げていました。 各種目の上位には、日用品などの景品が用意され、毎年景品を楽しみにしている人も多いということです。 御園分館では、「幼児からお年寄りまで楽しめる競技で親睦を深めていきたい」と話していました。
-
加納直久さん 創作うつわ展
伊那市在住の陶芸家、加納直久さんの作品展が、かんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、加納さんの創作陶器およそ100点が並んでいます。 加納さんは、30代から陶芸をはじめ、備前焼の作品を作っています。 今回は、花器や食器といった生活で使う作品が並んでいて、デザインは加納さんのオリジナルのものです。 学生時代の友人とコラボレーションしたアウトドアで使う作品も展示されています。 加納さんは「他では見られない作品を多くの人に楽しんでもらい、また家で使って親しんでもらいたい」と話していました。 会場には、加納さんの父で洋画家の野溝嘉彦さんの油彩画も並んでいます。 加納さんの陶器、31日(水)まで、かんてんぱぱホールで開かれています。
-
西駒んボッカで背負う薪づくり
中央アルプスの西駒ケ岳にある西駒山荘まで荷物を運ぶレース「西駒んボッカ」で、レースで背負う薪を27日、参加者が作りました。 伊那市のますみヶ丘平地林で、伐採したアカマツとカラマツを割って薪を作りました。 参加したのは、ボッカの参加者と信州大学農学部の学生など17人です。 西駒んボッカは、西駒山荘の建て替えに合わせ、建物に使うレンガを運んでもらおうと行われてきました。 レンガが必要な数に達したことから、今年は西駒山荘に設置される薪ストーブで使う薪を運びます。 薪ストーブは、山の上でも自然エネルギーを活用していこうと今年度設置されます。 27日はオノや薪割り機を使って、500本の薪を作りました。 途中、丸太の早切り対決も行われました。 西駒んボッカは9月10日に行われる予定で、7月31日まで参加者を募集しています。