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狐島区自主防災訓練 隣近所で助け合いを
伊那市狐島区の自主防災訓練が3日に行われました。 今年は「隣近所の助け合い」に重点を置き、組単位で集まる「一時集合場所」が初めて設けられました。 午前7時に、震度6強の大地震が発生したとの想定で防災無線が流れると、区民は組毎に指定された「一時集合場所」に集まりました。 西常会9組はAFAS伊那が集合場所になっていて、14世帯中11世帯が集まりました。 来なかった住民は、組長が安否確認のため自宅を訪れ、全ての世帯の状況を把握した後、常会長に報告します。 防災本部が設置された狐島第一公民館には、区内に4つある常会の常会長が区長に状況を報告しました。 その後、公民館では、けがの手当てやAEDの使い方の講習が行われました。 狐島区では、東日本大震災後毎年内容を変えながら自主防災訓練を行っています。 今後も区民全員の防災意識が高まるよう訓練を続けていきたいとしています。
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富県北福地で御柱祭 里引き・建て御柱
今年は7年に1度の諏訪大社御柱祭の年です。 地区内に諏訪社のある伊那市富県北福地では、3日は里曳きと建て御柱が行われました。 午前11時20分、獅子舞と子ども神輿が奉納され、ラッパと木遣りの合図で里曳きがスタートしました。 北福地の御柱祭は、昔は神社の役員が行っていましたが、平成4年から区民総出で行っていて今年はおよそ500人が参加しました。 北和田集会所からおよそ600メートル先にある諏訪社まで、木遣りの掛け声に合わせて1時間程かけて4本の柱を曳きました。 最大の難関となっている鳥居の石段では慎重に柱を運んでいました。 午後2時からは、建て御柱が行われました。 柱は、正面が地区の方を向くように回されました。 次回、北福地の御柱祭が行われるのは、平成34年です。
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ヤマトイワナの在来種を確認
三峰川で在来種のヤマトイワナが生息していることが、22日に伊那市役所で開かれた、三峰川のヤマトイワナを守る会で報告されました。 22日は、国立研究開発法人 水産総合研究センターの中村(なかむら)智(とも)幸(ゆき)さんが調査結果を発表しました。 調査は三峰川の本流と支流とで行なわれ、調査地点毎におよそ30匹を捕獲し、遺伝子解析を行ったという事です。 その結果、サンプルで釣ったイワナ全てが、在来種のヤマトイワナである地点が、三峰川の本流と支流で確認されたということです。 守る会では、今後ヤマトイワナの保護と利活用について検討を進め、来年度中に漁業権を持つ天竜川漁業組合に提言していくとしています。 在来種のヤマトイワナの調査は、南アルプスがユネスコエコパークの登録を受け、生態系の保全の視点から伊那市が平成26年の夏から行ってきました。
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西春近諏訪形の御柱祭に向けて木遣り班が結団式
7年に1度の伊那市西春近諏訪形の御柱祭が秋に行われます。 31日は、諏訪形集落センターで木遣り班の結団式が行われました。 西春近諏訪形では、諏訪市の御柱祭と同じ年の秋に御柱祭を行っています。 今年の木遣り班は、39歳から75歳の17人で、ほとんどのメンバーが経験者だということです。 この日は、1人ずつ木遣りを披露して士気を高めました。 木遣り班は御柱祭に限らず練習を月に1回行っていて、毎年地区の行事などで木遣りを披露しています。 木遣りは、6月12日の斧入れ式、9月4日の山出し、10月1日の里引き・建て御柱で披露することになっています。
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水彩画教室作品展 「山水会展」
伊那市で活動する2つの水彩画教室でつくる「山水会」の作品展が1日から伊那市のかんてんぱぱホールで始まりました。 会場にはメンバー33人の作品66点が展示されています。 テーマは自由で風景や人物、花などが描かれています。 展示は年に1回の作品発表の場として毎年開かれていて今年で6回目です。 「山水会展」は7日木曜日までかんてんぱぱホールで開かれています。 それでは天気予報です。
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高遠町藤沢台殿で火災
1日に伊那市高遠町藤沢台殿で物置と下草およそ4400平方メートルを焼く火事がありました。 この火事によるケガ人はいませんでした。 上伊那広域消防本部によりますと午前11時13分に消防に通報があり、午後0時36分に消し止められました。 この火事により物置を全焼、下草およそ4400平方メートルが焼けました。 原因は現在調査中です。 この火事によるケガ人はいませんでした。
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南信森林管理署の桜咲き始め
伊那市山寺の南信森林管理署では、タカトオコヒガンザクラが咲き始めています。 南信森林管理署には7本のタカトオコヒガンザクラと4本のコヒガンザクラがあります。 去年より1日早い3月30日に開花しました。 4月1日は通りがかった人たちが早咲きの桜を楽しんでいました。 このタカトオコヒガンザクラは、平成11年に、当時の署長が旧高遠町から譲り受けたものだということです。 南信森林管理署では、4日頃に満開になると予想していて、見ごろは10日頃までだということです。
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新入社員対象 ビジネスマナーを学ぶ研修会
4月から新入社員として企業に務める人を対象にした研修会が22日、伊那市の伊那商工会館で開かれました。 研修会は伊那商工会議所が開いたもので、今年で5年目です。 研修会には、11企業に入社が決まっている46人が参加しました。 講師は、東京のDANZ人材教育研究所の渕野広喜所長が務めました。 この日は、ビジネスマナーとして挨拶の練習をしました。 6人のグループに分かれ、リーダーの合図で声や姿勢を合わせて挨拶をしました。 渕野さんは「周りの音が大きい時でも声が通るように意識して自分から挨拶をしましょう」とアドバイスしていました。 研修は2日間の日程で行われ、参加者は経営シュミレーションゲームなどをしてビジネスマナーを学びました。
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JA上伊那で入組式 新規採用職員は26人
一般企業の入社式にあたるJA上伊那の入組式が31日、JA上伊那本所で行われました。 新年度からJA上伊那に採用されるのは、男性14人、女性12人の合わせて26人です。 全員上伊那出身で、今年度定年を迎えた職員が多かったため例年の2倍近い人数を採用したということです。 はじめに、全員で声を合わせてJA綱領を唱和しました。 御子柴茂樹組合長は「新たな発想やパワーを活かして、地域において『JA上伊那があって良かった』と思ってもらえる組織を皆さんと創り上げていきたい」と話しました。 新規採用職員を代表して、箕輪町の小林大さんが誓いの言葉を述べました。 職員は、4月1日から各支所に配属されるということです。
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【信越花便り】上田城跡公園・飯田市大宮通りで桜開花
信越各地の花の情報をお伝えする信越花便り。 29日上田市は上田城跡公園のシダレザクラの開花を発表しました。 東櫓門(ひがしやぐらもん)の前にあるシダレザクラです。 このシダレザクラは早咲きで、もう少しで満開を迎えます。 また、お城下広場のヤマザクラも現在が見ごろです。 30日、日本気象協会が発表した予想によりますと、 上田城跡公園のソメイヨシノの開花は4月1日となりました。 満開は4月4日の予想です。
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伊那谷名物珍味弁当 試食会
ザザムシやイナゴなど伊那谷の珍味を盛り込んだ「伊那谷名物珍味弁当」が、今年も伊那公園の桜まつりに合わせて販売されます。 9種類の味が入った伊那谷珍味弁当です。 今年から、蚕のさなぎが加わりました。 そのほか、ザザムシ、イナゴ、蜂の子、寒ぶなの他、イノシシ、鹿、クマ肉を使った料理、そしてローメンが入っています。 30日は、伊那商工会館で試食会が開かれ、参加者が、その味を確かめました。 「信州人 虫を食べる」の著者で、松本むしの会代表の丸山 潔さんも特別ゲストとして招かれました。丸山さんは、「虫も食べ比べができる。世界でここでしか味わえない弁当」と絶賛していました。 伊那谷名物珍味弁当は、平成23年から、伊那公園の桜まつりで毎年販売されています。 毎年グレードアップしていて、試食会後、2~3日で予約分が完売となる人気ぶりです。 珍味弁当は、4月10日の伊那公園桜まつりで限定100食1食1500円で販売されます。予約分が80食で、20食分は当日販売します。(問い合わせ竜門 電話78-7151)
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旬な野菜を使った体験型食育事業
親子が旬な野菜を味わい学ぶ体験型食育事業、ナチュラルレシピフォーキッズワークショップが伊那市の伊那食品工業㈱で29日、開かれました。 長野市で予防医学や薬膳レシピの開発を行っている㈱アンバーラボと伊那食品工業の共同企画として初めて開かれたもので伊那市内の親子を中心に34人が参加しました。 ワークショップでは、自然や季節の変化による体調への影響、食べ物にまつわる歴史などを学びます。 アンバーラボ代表の久保田あすかさんが講師を務め、初めに腸に見立てたホースを綺麗にする実験が行われました。 久保田さんは、「寒天には食物繊維が多く含まれていて腸を綺麗にしてくれる」と説明していました。 この後、キャベツやカブ、菜の花など、旬の野菜を使った調理実習が行われ5品を作りました。 ゼリーよせサラダは、トマトやパプリカキャベツなどをカップに入れ最後に粉寒天を溶かしたものを入れ冷やして完成です。 春野菜のスープには糸寒天を使いました。 出来上がると料理を囲み全員で味わいました。 このワークショップは7月にも計画しています。
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自主放送番組について番組審議委員会
伊那ケーブルテレビの自主放送について地域の人から意見を聞く番組審議委員会が29日、伊那ケーブルテレビで開かれました。 審議委員会には、放送エリア内の伊那市・箕輪町・南箕輪村から8人が出席しました。 この日は、自主放送の計画内容などについて審議しました。 委員からは「情報の記録として映像に残していくことがケーブルテレビの強みだと思うのでこれからも続けていってもらいたい」といった意見や、「できるだけ均等にいろいろな地域の話題を掘り下げて、ニュースなどで取り上げてもらいたい」といった意見が出されていました。 向山賢悟社長は「初心に戻って地域目線・視聴者目線を取り戻す機会にしたい」と話していました。 伊那ケーブルテレビでは、今年、諏訪地域の御柱祭の模様を122チャンネルで生中継します。 また、観光客誘致に向けて伊那谷のグルメや歴史を発信する番組「観光イナベーション」を4月から放送する予定です。
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2月月間有効求人倍率 8年ぶりに1.4倍台に
上伊那の2月の月間有効求人倍率は、1月を0.03ポイント上回る1.41倍でした。 求人倍率が1.4倍台となるのは、平成20年2月以来8年ぶりです。 新規求人数は1,719人、新規求職者数は816人で、上伊那の2月の月間有効求人倍率は、1月を0.03ポイント上回る1.41倍でした。 これは、県内12の地域の中で3番目に高く、平成20年2月以来、8年ぶりに1.4倍台となりました。 ハローワーク伊那によりますと、新たに増えた求人の2割程が派遣求人のため、正社員の占める割合は減ったということです。 また、この春卒業予定の高校生の内定率は、99.4%となっています。
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エアリアルヨガ体験会
天井からつるした布を使うエアリアルヨガの体験会が伊那市で21日に開かれました。 エアリアルヨガは、ハンモックのように天井からつるした布を使ってポーズをとるニューヨーク発祥のヨガです。 体験会は、今年1月に伊那市西春近にオープンしたイースタジオボディデザインがエアリアルヨガを知ってもらおうと開いたもので、県内で体験できる初めてのスタジオだということです。 フィットネスインストラクターの新田ひとみさんが指導にあたり参加者は、布を使ったヨガを体験しました。 エアリアルヨガは、血流が良くなり首や肩の凝りがほぐれるなどの効果があるということで、参加した女性は「体が伸びるので気持ちが良いです」と話していました。
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絵画サークル合同女性作品展
伊那市で活動する3つの絵画サークルの作品展「イーゼル会、クレパス会、葦の会所属合同女性作品展」が24日から伊那市のいなっせで始まりました。 会場には各会所属の女性メンバー17人のパステル画や水彩画、油絵などの作品47点が展示されています。 作品のテーマは自由で、風景や花、人形などが描かれています。 この作品展は、伊那芸術文化協会が女性作家を支援しようと開いたもので、イーゼル会、クレパス会は去年に引き続き2回目の参加です。 今年は葦の会が加わり、去年はなかった油絵の作品も展示されています。 合同女性作品展は29日火曜までいなっせ2階の展示ギャラリーで開かれています。
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伊那図書館でユカイナ演奏会
伊那市発祥の木の楽器「ユカイナ」を演奏する音楽グループ「ユカイナ♪ソナタ」の演奏会が、26日、伊那図書館で開かれました。 ユカイナは、小型の笛で伊那市の加納義晴さんが考案しました。 26日は、ユカイナ♪ソナタのメンバーら5人が、アニメやドラマの主題歌などおよそ10曲を披露しました。 メンバーは、保育園や老人ホームなどでボランティア演奏を行っている他、今後はイベントなどに出向く出張演奏も計画していて、「ユカイナの音色を多くの人に聞いてもらいたい」と話していました。
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南アルプス里山案内人 養成講座修了式
長谷地域の自然や文化などの魅力を訪れた人たちに伝える「南アルプス里山案内人」の養成講座修了式が、26日、伊那市長谷で行われました。 26日は、座学講座と実践研修をそれぞれ5回ずつ受講した5人に池上直彦総合支所長から修了証が手渡されました。 伊那市は、南アルプス山麓一帯の魅力を発信し定住促進に繋げていこうと、 今年度から「南アルプス里山案内人養成講座」を開催しています。 修了証を受け取った受講者は、案内役となり講座を通して学んだ成果を披露していました。 修了生の1人伊那市の兼子陽子さんは、木や石に目のシールを貼り、視点を変えて物を見る遊びを紹介しました。 修了生は、実践研修などをさらに規定の回数を行うと里山案内人として登録することができます。 伊那市では、将来的にはエコツアーやジオツアーを案内人自らが企画するような仕組みをつくっていきたいとしています。
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東みのわ保育園の園児が保育園の歌に合わせて振付
箕輪町の東みのわ保育園の園児は、保育園の歌に合わせて振付を考えました。 25日は、園児29人が振付を披露しました。 東みのわ保育園は、長岡保育園とおごち保育園が統合して、2014年8月に開園しました。 開園に合わせて作られた歌に、職員と園児が振付を考え、去年の秋から行事などで披露しています。
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中村不折生誕150年記念 特別展
明治から昭和にかけて活躍した書家で画家の中村不折の生誕150年を記念した特別展「己を広げ 己を高め」が、伊那市高遠町の歴史博物館で始まりました。 中村不折は、明治から昭和にかけて書や西洋画で活躍し、幼少期を高遠町で過ごしました。 今年の8月で不折が生誕150年を迎えることから、伊那市では様々なイベントを予定していて、今回の特別展はそのうちの1つです。 この日は、関係者15人が出席し、テープカットが行われました。 会場では、不折の生い立ちを4つのテーマごとに分け、書や掛軸などおよそ70点を展示しています。 こちらは、初公開の絵はがきです。 不折がパリに留学していた時に、母の実家のいとこに宛てて書いたものだということです。
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県道芝平高遠線の通行止め 4月1日から一部解除へ
3月16日に発生した土砂崩落のため全面通行止めとなっていた、伊那市高遠町の県道芝平高遠線は、来月1日から一部通行止めが解除となります。 高遠城址公園近くの県道芝平高遠線では、3月16日に土砂崩落が発生し全面通行止めとなっています。 今週から応急工事としてモルタルを吹き付ける作業を行い、3月中に工事が完了する見込みとなったため、4月1日から通行止めを一部解除するということです。 期間は4月1日から10日までで片側車線のみ通行可となります。 平日は午前9時から午後5時まで、土日は午前6時から午後6時までで、夜間は全面通行止めになります。 11日以降は現場の状況を見て、全ての規制を解除するか判断するということです。 この道路は桜まつり期間中、市内に行く人が利用していて、例年片側の規制が行われています。 伊那建設事務所では、高遠城址公園を出て戻るためのルートは他に2つあるため、大きな混乱が起こることはないとしています。
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伊那公園のロトウザクラが見ごろ
伊那市の伊那公園のロトウザクラが見ごろとなっています。 公園を管理する中央区によりますと、現在5分から8分咲きで、見ごろは今月いっぱいだという事です。
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60歳の節目祝う 箕輪町還暦祝
新年度に60歳になる人が一堂に会する第60回箕輪町還暦祝いが23日、箕輪町の伊那プリンスホテルで行われました。 還暦祝いは町内で60歳を迎える人たちでつくる実行委員会が開いたもので今回で60回を数えます。 対象は昭和31年4月2日から32年4月1日生まれの人たちで107人が集まりました。 還暦祝実行委員会の小松孝寿実行委員長は「ここまでくるまでに様々な苦難苦境があったと思います。 人生80年といわれるなかこれから希望を持って生きていきましょう。」とあいさつしました。 還暦を迎えた107人は人生の節目を迎えたことを互いに喜びあい今後の地域での活躍を誓っていました。
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高遠第二第三保育園の存続と未来を考える会 定住促進へ
伊那市高遠町の「高遠第2・第3保育園の存続と未来を考える会」は、来年度、移住者向けの冊子の作成やさらなる空き家の確保など、定住対策に向けた活動に取り組みます。 22日は荒町公民館で今年度の総会が開かれ、来年度の事業計画などについて報告がありました。 来年度の高遠第2・第3保育園の園児数は、休園となる23人を下回る見込みでしたが、考える会の活動により25人を確保できる見通しとなり、保育園の存続が決まりました。 考える会では、移住定住を推進することで園児の確保をすすめていて、高遠第2・第3保育園の来年度の園児の半数以上が移住定住者の子どもだということです。 考える会では、会の名称を「高遠第2・第3保育園と地域の未来を考える会」に改め、2つの部会を設けて定住対策に取り組むとしています。 「空き家部会」では、移住希望者と空き家の大家の仲介を進め、空き家の確保数増に取り組むということです。 現在3軒の空き家を確保していて、そのうち1軒では、1家族が今月から生活を始めています。 また「広報部会」では、移住定住希望者向けの冊子を作成する計画です。 冊子には、保育園や小学校の情報、実際に移住してきた人の紹介ページも設け、1,000部作成する予定です。 冊子の完成は4月中を目指していて、市役所の窓口などに置く予定です。
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平成28年地価公示 商業地・住宅地 下落
国土交通省は、平成28年1月1日現在の地価公示価格を22日に発表しました。 県内の平均は、住宅地で19年連続、商業地で24年連続の下落となりましたが、下落幅は縮小しました。 地価公示は、不動産鑑定士が1平方メートルあたりの価格を判定したもので、一般の土地の取引価格の指標や、公共事業用地の取得価格算定の基準となります。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、伊那市荒井の商業地が、1平方メートルあたり52,800円でマイナス3.3%、上新田の住宅地が30,800円でマイナス1%となっています。 箕輪町では、松島の商業地が32,700円でマイナス4.1%、同じく松島の住宅地が28,100円でマイナス2.8%。 南箕輪村では、沢尻の住宅地が19,100円でマイナス1.5%となっています。 調査は、県内の43市町村、313地点で行われました。 県内の住宅地の最高価格地点は軽井沢町の85,800円で、長野市以外の標準地が最高価格地点となるのは、昭和53年以来38年ぶりです。
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中央区公民館のロトウザクラ咲き始める
伊那市の中央区公民館のロトウザクラが咲き始めています。 公民館近くの住民によりますと、ロトウザクラは日曜日から咲き始め、最高気温が16.8度まで上がった22日、一気に開花が進んだということです。 中央区公民館では毎年20日頃に咲き始めるということで、開花は例年並みだということです。 桜の手入れをしている中央区公民館によりますと、見頃は今週いっぱいだということです。
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洞泉寺で涅槃会法要
釈迦の命日を偲ぶ涅槃会法要が、15日に伊那市美篶の洞泉寺で行われました。 この日は美篶西部保育園の年長園児19人が洞泉寺を訪れました。 涅槃会法要は、釈迦の命日に合せて行われる仏教行事です。 釈迦が亡くなったのは旧暦の2月15日と言われていますが、洞泉寺では月 遅れの3月15日に毎年行っています。 法要では、釈迦の最期の説法の様子を描いた涅槃図(ねはんず)を飾りお経を唱えます。 園児は号令に合わせ合掌していました。 洞泉寺の横山凌雲住職は「小学生になっても、人の嫌がることはせずにみんな仲良く、またお寺に遊びに来てください」と話しました。 法要の終わりには、釈迦の好物と言われる花草餅が園児たちに配られました。
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南箕輪村で「新入学児童を祝う会」
南箕輪村の沢尻地区社会福祉協議会「たんぽぽの会」は、4月に南部小学校と南箕輪中学校に入学する子どもたちを祝おうと、「新入学児童を祝う会」を 19日に沢尻公民館で開きました。 祝う会には南部小学校に入学する9人と、南箕輪中学校に入学する9人の合わせて18人が招かれました。 子どもたちは初めに夢を聞かれ、「サッカー選手になりたい」、「美容師になりたい」などと答えていました。 その後、お礼にそれぞれ歌を披露しました。 お昼には沢尻地区で採れた野菜と米を使ったカレーを食べ、催しを楽しんでいました。 たんぽぽの会は、発足した平成17年から毎年祝う会を開いています。 会長の重盛和子さんは、「進学したら友達をたくさん作って勉強を頑張って欲しい」と話していました。
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いきいきサポーター高遠 コンテストで最優秀賞受賞
伊那市高遠町で介護予防の体操指導を行っているいきいきサポーター高遠は、6日に麻績村で開催された「しあわせ信州ご当地体操コンテスト」で、最優秀賞を受賞しました。 いきいきサポーター高遠は、月に2回伊那市高遠町の総合福祉センターやますそで定例会を開いている他、高遠町内12のおたっしゃ教室に出向き、介護予防の体操を指導しています。 現在、サポーターは50代から80代の75人です。 6日に麻績村で開かれたコンテストには、県内の7チームが参加しました。 いきいきサポーター高遠はコンテストでオリジナル曲に合わせて体操を披露しました。 筋肉と脳のトレーニングをバランス良く取り入れている点などが評価され、1位にあたる最優秀賞を受賞しました。 また、同じく伊那市から出場したいきいきサポーター伊那は、特別賞にあたる麻績村長賞を受賞しました。
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伊那そば振興会 高遠在来種の復刻目指し
信州そば発祥の地“伊那”のPRを目的に活動している「そば振興会」は、5月から高遠在来種の作付けに取り組みます。 これは、17日に伊那市役所で開かれた定期総会の中で報告されたものです。 そば振興会では、高遠にあったとされる在来種のそばの実を復刻させようと、地元農家への聞き取りや在来種に関する論文をあたるなど調査を進めてきました。 その結果、県の試験場に高遠在来種が20グラム保管されていることが分かりました。 この在来種を2年かけて500グラムまで増やしたということです。 また、有志3人が全国各地およそ20か所を周り、在来種の研究を進めてきました。 振興会では、今年5月から、信州大学農学部と連携を図りながら伊那市長谷浦の圃場でまずは300グラムを蒔き、2~3年後の復刻を目指します。 そば振興会の飯島進会長は「究極の高遠そば復刻を目指して夢を持って取り組んでいきたい」と話していました。 振興会では、全国から集めた在来種の試食会を4月に行う予定です。