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グリーンカーテンで夏を涼しく
伊那市山寺の内山寿さんは夏を涼しく過ごそうと朝顔でグリーンカーテンを作りました。
グリーンカーテンは高さ約3メートル、幅3.5メートルです。
6月にネットを張り、今は一面、アサガオの葉で覆われています。
内山さんは「グリーンカーテンは見ためが涼しげなので毎年作っています」と話していました。
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悲惨さ伝える「原爆と人間展」
広島、長崎への原爆投下の悲惨さを伝える「原爆と人間展」が31日から箕輪町文化センターで始まりました。
会場には原爆投下後の写真や絵などのパネル約40点が展示されています。
展示は原爆の恐ろしさを伝え核兵器廃絶を訴えようと箕輪町教育委員会が毎年この時期に開いています。
パネルは箕輪町が日本原水爆被害者団体協議会から購入したもので写真には撮影者の言葉や被爆者の証言も添えられています。
日本被団協は原爆が投下された昭和20年、1945年から11年後の1956年、昭和31年に結成されました。
核兵器の非人道性を語り継ぎ、核廃絶を唱え続け去年、ノーベル平和賞を受賞しました。
箕輪町教育委員会では「今年は原爆投下から80年となる。
唯一の戦争被爆国として平和の尊さについて考える機会にしてもらいたい。」としています。
原爆と人間展は来月10日まで箕輪町文化センターで開かれています。
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伊那LC演劇部 入野谷そばと戦争テーマに演劇
伊那ライオンズクラブ演劇部は高遠町や長谷地区の在来種のそば、入野谷そばと戦争をテーマにしたオリジナルの演劇を伊那市高遠町の高遠閣で披露しました。
演劇は伊那ライオンズクラブ演劇部が行ったもので演題は「入野谷郵便」です。
演劇は、夏休みの子どもを対象にした進徳館夏の学校の最終日に合わせ行われ、一般も含め80人が鑑賞しました。
物語は太平洋戦争末期、入野谷そばを栽培していた家族に国から収量が多い他のそばを栽培するよう命令が下されます。
そんな中、一家の大黒柱である千春に赤紙が届きました。
千春は家族に入野谷そばを栽培し続けてほしいと言い残し戦地へと渡りました。
家族は密かにそばの栽培を続けます。
千春から家族に軍事郵便が届きます。
劇中で読まれた手紙は、長谷から戦地へ行った人の手紙を参考にしたものです。
この劇は、ライオンズクラブの会員が脚本を書きました。
演劇部が夏の学校で披露するのは去年に引き続き2度目となりました。 -
伊那まつりポスター原画展 8月13日まで市役所で展示
伊那市内の中学2年生が描いた今年の伊那まつりのポスターの原画展が伊那市役所で開かれています。
会場には、市内の中学校6校の2年生が描いたポスターの原画96点が展示されています。
作品は伊那まつりの題字を加えてラミネート加工されています。
この展示は、ポスターの原画を多くの人に見てもらい、伊那まつりを盛り上げようと毎年行われています。
伊那まつりの開会式で、最優秀賞と優秀賞に選ばれた生徒の表彰式が行われます。
展示は8月13日(水)まで伊那市役所1階市民ホールで開かれています。
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箕輪町郷土博物館 トキワ荘の玄関再現
箕輪町郷土博物館に、昭和を代表する漫画家が暮らしていたトキワ荘の玄関が再現されています。
郷土博物館のエントランスに、トキワ荘の玄関がダンボールで再現されています。
東京都豊島区の住民で作る協議会がトキワ荘を再現しようと製作したもので、大きさはほぼ実寸大だということです。
今回は、箕輪町発足70周年を記念して、交流都市の豊島区から借りています。
トキワ荘は、東京都豊島区にあった木造二階建てのアパートで、手塚治虫をはじめ、藤子不二雄や赤塚不二夫など昭和を代表する漫画家が暮らしていました。
玄関のライトも再現され、段ボールには、トキワ荘にゆかりのある漫画家や編集者のサインも書かれています。
図書・講座室には、トキワ荘の一室をイメージできる空間を作り、トキワ荘ゆかりの漫画家の作品を読むことができます。
8月11日にはミニトキワ荘を作ることができるペーパークラフトづくりが予定されています。
参加費は500円、定員は24人、事前申込制です。
箕輪町郷土博物館、電話79-4860にお申し込みください。
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最高気温36.2度
29日の伊那地域の最高気温は36.2度で今シーズン最も暑い日となりました。
この日は午後2時51分に最高気温36.2度を記録し猛暑日となりました。
伊那市小沢のかき氷店「エール堂」ではこの日から平日の営業が始まり、涼しさを求める人で賑わっていました。※月曜日休業
エール堂では16種類のかき氷を9月末まで提供します。
長野地方気象台によりますと、この先一週間は高気圧に覆われて晴れ、猛暑日が続くということです。 -
仁愛病院祭 新設棟をお披露目
伊那市西町の仁愛病院で20日に、利用者や地域に感謝する病院祭が行われました。
6月に増築された新しい棟に新設されたリハビリテーション室では、骨密度や筋力測定などが行われました。
こちらも新設された心臓の治療を行うことができる「カテーテル室」も一般公開されました。 -
無量寺 1日こぼうず修行体験
夏休みに合わせ、小学生を対象にした1日こぼうず修行体験が箕輪町の無量寺で28日に行われました。
体験には町内の小学2年生から6年生までの児童23人が参加しました。
はじめに本堂で入門式が行われ児童たちは、中川清健住職に続けてお経をとなえました。
入門式が終わると本堂や境内の掃除に取り掛かりました。
児童たちは畳の目に沿って雑巾がけをしたり隅々まで掃除を行いました。
掃除は心を清める修行と位置付けられています。
掃除の後には、写経や写仏などの体験をしました。
5・6年年生は262文字の般若心経を書き写す写経を行いました。
3・4年生は、仏の絵を半紙に描きうつす写仏をしました。
2年生は、仏の絵が描かれた紙に自由に色を塗っていきました。
児童たちは、無言で取り組んでいました。
無量寺では普段の生活では体験しない寺での修行を通して生命の尊さや思いやりの心を養ってほしいと毎年行っています。
児童たちは、ほかに境内の見学や座禅を行いました。
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伊那市美篶 中村農園 枝豆の出荷ピーク
伊那市美篶の中村農園で、夏の代表的な野菜のひとつ枝豆の出荷がピークを迎えています。
28日は、およそ1.5ヘクタールの畑で育てている枝豆の収穫と出荷作業が行われました。
中村農園代表の伊藤公太郎さんは、10年ほど前に父親から農場を受け継ぎ、夏は枝豆、冬はホウレンソウを育てています。
収穫は、1週間前から始まり、今週からおよそ1か月間ピークとなります。
伊那地域の今日の最高気温は、35.8度と猛暑日となりました。
伊藤さんによりますと、梅雨明けからほとんど雨が降らないため、収量は平年と比べて少ないということです。
しかし、その分食味が良いものが出荷できているといいます。
中村農園では、麦と一緒に育てる栽培方法を取り入れています。
麦は、夏の暑さで出穂する前に枯れて敷き藁となるため、追肥や水分保持の効果があるということです。
また、収穫時に枝豆に土がつかず、洗浄する必要がないため香りがなくならないということです。
昨年度の収穫量は、およそ6トンで、県内では枝豆の栽培が盛んな北信地域を除くと同様の規模で育てているところはほとんどないということです。 -
伊那市人権擁護委員 新たに2人任命
人権についての相談や啓発活動を行う伊那市人権擁護委員の委嘱状と感謝状の伝達式が14日に市役所で行われました。
14日は伊那市の人権擁護委員に新たに任命された西箕輪の有賀哲郎さんと高遠町の黒河内伸子さんに白鳥孝市長から委嘱状が伝達されました。
有賀さんは「先輩方に指導して頂きながら務めていきたい」と話していました。
人権擁護委員は、地域住民の相談に乗ったり、人権意識を高めるための啓発活動を行うもので、伊那市には10人の委員がいます。
白鳥市長は「市民が安心して暮らせるよう尽力していただきたい」と話していました。
2人の任期は2028年6月までの3年間となっています。
また、1期3年務めた高遠町の丸山敦さんに長野地方法務局の湯浅重喜支局長から感謝状が伝達されました。 -
池坊 巡回講座
華道家元池坊の巡回講座が伊那市のニシザワいなっせホールで27日、開かれました。
巡回講座には、池坊の会員や地元の高校生などおよそ100人が参加しました。
講師を務めたのは、池坊中央研修学院の研究員 佐藤明さんです。
佐藤さんは「美の正体」をテーマに、生け花のデモンストレーションを交えながら講演し、参加者に、生け花への向き合い方や技術を伝えました。
佐藤さんは、「昔からの技法を大切にしながら今の生活環境にあった作品を作っていってほしい」などと話していました。
池坊巡回講座は最新のいけばなの技術などを伝えようと、全国170か所で毎年開かれています -
伊那図書館でサイエンスショー
夏休み中の子ども達に科学の楽しさを伝えるイベント「サイエンスショー」が、伊那市の伊那図書館で27日、行われました。
サイエンスショーは、伊那図書館で毎年夏休みに行われている人気企画で、きょうは親子合わせて50人が参加しました。
講師を務めたのは元小学校の理科教諭で長野県自然観察インストラクターの野口輝雄さんです。
ショーでは、空気の重さを量る実験や、菓子の袋を山にもっていくとどうなるか?といった身近な疑問を題材に科学の原理をわかりやすく紹介しました。
中でも子どもたちの目を引いたのが段ボールで作られた空気砲です。
中に煙幕を入れて叩くと穴から輪の形をした煙が飛び出し、子ども達から歓声が上がっていました。
また、塩と砂糖の溶け方や性質の違いを観察する実験も行われました。
伊那図書館では、「夏休み中の子ども達に楽しんでもらえる様々なイベントを用意しているので家族そろって足を運んでほしい」と話していました。
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26日・27日スイートコーン販売へ
伊那市の富県小学校の6年生は、自分たちで育てたスイートコーンを26日と27日に販売します。
富県小学校の6年生19人は、農業について学ぼうと、学校近くにある畑を借り、スイートコーンの栽培に取り組んできました。
この活動は、地域住民でつくる貝沼の自然環境を守る会の協力で、今年4月に種をまき、草取りなどの管理も児童たちが行ってきました。
18日は、販売をPRするためのポスター作りに取り組みました。
児童たちは、折り紙で作ったスイートコーンを貼りつけるなど、一目で内容が伝わるよう工夫しながら制作していました。
販売は、26日、27日の2日間、富県小学校の玄関前で午前9時から11時30分まで行われます。
2日間でおよそ1800本を販売する計画で、1セット3本200円です。
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26日 みのわ祭り
2025みのわ祭りが26日、箕輪町の松島仲町商店街を主会場に行われます。
25日は、祭りに向け準備が行われていました。
松島の作業場では、実行委員会のメンバーが準備を進めていました。
町発足70周年を記念して企画したイベント運舟で参加者がメインストリートで引っ張る舟の飾りを作っていました。
伊那ケーブルテレビでは、まつりの様子を26日の午後2時50分からご覧のチャンネルで生中継します。
また、伊那谷FMでも祭りの様子を放送します。
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町記念事業 写真でモザイクアート作成
箕輪町は、町発足70周年記念事業として、町内で撮影した写真を募集しデジタルフォトモザイクアートを作成します。
25日は役場で定例記者懇談会が開かれ、担当職員が概要を説明しました。
町発足70周年記念事業の一環で、もみじ湖をバックに70周年のロゴ等を描くデジタルフォトモザイクアートを作成します。
アートに使う町内で撮影した写真を募集していて、広報みのわ8月号に掲載されているQRコードから専用サイトにアクセスし写真を投稿することができます。
ひとり何枚でも投稿可能ということです。
スマートフォンやインターネットが使えない人は、役場へ写真の持参を呼びかけています。
募集期間は、25日から来月24日で、だれでも投稿可能ということです。
完成品は9月20日(土)の箕輪町発足70周年記念式典で披露されます。
規定枚数1,000枚に達し次第受付終了です。
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進徳館夏の学校
伊那市高遠町の高遠藩の藩校「進徳館」で、夏休み中の小学生が対象のイベント「進徳館夏の学校」が行われています。
進徳館夏の学校には高遠小と高遠北小の児童およそ60人が参加しました。
素読の時間には古代中国の思想家・孔子像の前で、高遠町公民館の矢澤淳館長に合わせて論語を読みあげました。
期間中、高校生や中学生が学習のサポートを行います。
進徳館は江戸時代の終わりに開校した高遠藩の藩校で、当時の建物が活用されています。
イベントは25日から30日まで、4日間あり夏休みの宿題や、論語の素読、体験学習を行います。
体験学習の時間には、高遠町歴史博物館を学芸員の福澤浩之さんの案内で見学しました。
福澤さんは「地域で大事にされてきた歴史に関心を寄せてほしいです」と話していました。
体験学習は日替わりで、石磨きや化石のレプリカ作りを行う他、30日には地元グループによる軍事郵便を題材にした劇「入野谷郵便」を観覧します。
この劇は午後0時15分から高遠閣で行われ、一般の人も観覧できるということです。 -
第19回瑞雲墨志会展
上伊那の水墨画愛好者でつくる瑞雲墨志会の作品展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、会員33人の作品、46点が並んでいます。
テーマは設けず、風景や人物など、自由に描いた作品が展示されています。
上伊那の水墨画愛好者でつくる瑞雲墨志会は、現在5つの教室に分かれ活動しています。
作品展は、日頃の成果を発表する場として毎年開いていて、水墨画歴1年の初心者から25年以上のベテランまで、幅広く出品しています。
会では「墨の濃淡だけで表現する水墨画を楽しんでほしい」と話していました。
第19回瑞雲墨志会展は、30日(水)まで、かんてんぱぱホールで開かれています。
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映像で振り返る駒ヶ岳遭難
中箕輪尋常高等小学校の駒ヶ岳遭難に関する映像講座が21日、箕輪町郷土博物館で開かれました。
映像講座では箕輪町郷土博物館が平成24年、2012年に開いた中箕輪尋常高等小学校の駒ヶ岳遭難に関する展示会の様子が上映されました。
駒ヶ岳遭難は大正2年、駒ヶ岳に向かった中箕輪尋常高等小学校、今の箕輪中学校の生徒と教師37人が暴風雨にあい11人が犠牲となったものです。
講師を務めた学芸員の井澤はずきさんは「つらい記憶だが同じ悲劇を二度と繰り返さないためにも忘れてはならない事件だ」と話していました。
映像講座は地域の歴史を知ってもらおうと開かれたもので会場の箕輪町郷土博物館には10人が集まり話を聞いていました。
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園児がカボチャの苗移植
伊那市の新山保育園の園児はハロウィンで使うカボチャの苗を畑へ移植する作業を3日行いました。
保育園近くの畑に園児とJA上伊那青壮年部富県支部のメンバーが集まりました。
先月、園児らが育苗ポットにカボチャの種をまき、水やりをして育ててきました。
1か月ほどたち苗が大きくなったため畑に移植しました。
カボチャは鑑賞用で新山保育園では10月に収穫しハロウィンで飾るということです。
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ゼロカーボンについて意見交換会
若い世代にゼロカーボンについて考えてもらう意見交換会が南箕輪村の信州大学農学部で9日に開かれました。
9日に信州大学農学部や長野県南信工科短期大学校、上伊那の企業からおよそ20人が参加しました。
意見交換は「脱炭素に関して将来を担う若者は何をすべきか」をテーマに行われました。
県は、2030年度までに温室効果ガス正味排出量の6割減を目指す長野県ゼロカーボン戦略を進めています。
2021年度から2030年度までの10年間で計画は進められ今年度中に政策の中間見直しが行われます。
今後も県内各地で意見交換会を開いていくということです。
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西春近遺族会 平和語り部授業
伊那市の西春近遺族会は西春近公民館で開かれている夏休みおいで塾で平和語り部授業を22日に行いました。
授業では西春近遺族会の野溝弘文会長が西春近地区の小学校高学年の子ども達に太平洋戦争について語りました。
野溝さんは83歳で、太平洋戦争で父親が亡くなっています。
野溝さんは「今の日本の平和は戦争で亡くなった人々の犠牲によって成り立っています。感謝の気持ちを持ちましょう」と話しました。
授業の後は公民館から100mほど離れた場所にある忠魂碑に児童が献花しました。
忠魂碑には太平洋戦争で命を落とした西春近の人たち207人の名前が刻まれています。
西春近遺族会の語り部授業は去年に続き2回目です。
遺族会には太平洋戦争で家族を亡くした30人程が在籍していて10月に追悼式を行うということです。 -
伊那盆唄や伊那節学ぶ 伝統文化なつまつり
子どもたちに盆踊りや太鼓などの日本の伝統文化に親しんでもらうイベント、「伝統文化なつまつり」が13日、伊那市の防災コミュニティセンターで開かれました。
会場には子どもと保護者、合わせて35人が訪れました。
伊那節保存会と伊那節振興協会の会員が、伊那盆唄と伊那節の振り付けを子どもたちに教えました。
イベントは、まつり芸能集団 田楽座などで作るNPO法人、ふるさと芸能研究所が開いたもので、今回で3回目です。
最後は参加者全員でやぐらを囲んで、保存会と振興協会による生演奏で、伊那節を踊りました。
ワークショップでは、和太鼓、獅子舞、南京玉すだれを、田楽座の座員の指導のもと体験しました。
ふるさと芸能研究所は今後、市内の小学校などで伊那節や伊那盆唄を広めるイベントを行っていくということです。
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二十四節気「大暑」
22日は二十四節気の一つ、大暑です。1年で最も暑さが厳しくなる頃とされています。
伊那市役所南側のせせらぎ水路では、家族連れや夏休み中の小学生が水遊びをしていました。
この日の伊那地域の最高気温は午後1時2分に34.6度と真夏日となりました。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在、熱中症で搬送された人はいないということです。
長野地方気象台によりますと、この暑さは、少なくとも2週間程度続くと予想しています。
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親子ラジオ工作教室
小学生の親子対象のラジオ工作教室が箕輪町文化センターで19日開かれました。
教室には箕輪町内の親子10組が参加し、キットを使ってFMラジオを作りました。
講師を務めたのは、電波の適正利用をPRしようと各地で教室を開いている長野県電波適正利用推進員協議会です。
はんだ付けの方法を教わると、子どもたちは基盤に部品を取り付けていきました。
出来上がると、イヤホンをつけて受信を確認していました。
この教室は、ラジオに親しんでもらおうと箕輪町公民館が今回初めて開きました。
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長野県生薬と観音堂がヨモギを収穫
長野市に本社を置く長野県生薬株式会社と薬草を栽培する伊那市の観音堂は、ヨモギの収穫を2日に行いました。
作業が行われたのは、観音堂が管理する南箕輪村のヨモギ畑です。
観音堂が栽培し、この日刈り取ったヨモギは、長野生薬を通して販売されます。
およそ20人の社員が参加し、鎌を使って背丈ほどに成長したヨモギを手際よく刈り取っていきました。
畑の広さはおよそ2ヘクタールで、ヨモギは高さ2メートル近くまで育っています。
観音堂では、2020年からヨモギのほか、およそ40種類の薬草を有機栽培しています。
収穫したヨモギは加工して販売されるということです。
2日は、3トンほどのヨモギを収穫したということです。
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関東甲信 梅雨明け
気象庁は18日に関東甲信地方が梅雨明けしたとみられると発表しました。
今年は平年よりも1日早く、去年と同じ日の梅雨明けとなりました。
夏バテ予防に効果があるとされる鰻。
伊那市上新田の「つかはら」では明日の土用の丑の日を前に鰻を焼いていました。
この日の昼頃までに鰻の蒲焼450人前の注文が入っています。
秘伝のタレを使っていて甘めの味付けが特徴だということです。
つかはらでは予約販売のみ行っていて、早めの注文を呼び掛けています。
長野地方気象台によりますと今後1週間は晴れやくもりの日が多く、30度を超える暑い日が続くということです。 -
伊那市生涯学習基本構想について市長が諮問
第2次伊那市生涯学習基本構想の後期計画策定について、白鳥孝市長が、6月25日に審議会に諮問しました。
6月25日に市役所で開かれた第1回審議会では10人の委員が委嘱されました。
白鳥市長が細江孝明会長に第2次基本構想後期計画の策定について諮問しました。
伊那市では「歴史と文化を未来へつなぎ、誰もが心を豊かに育んでいく」を基本理念とする基本構想を策定していきます。
審議会では、2026年度から2030年度までの5年間の後期計画案を審議していきます。
伊那市は、計画策定にあたり、無作為に選んだ市内の16歳以上の男女1,000人を対象に生涯学習の状況や意向の実態を把握するため意識調査を行い、それを元に後期計画の素案を作成していくとしています。
審議会は、素案を元に審議し、来年2月に白鳥市長に答申する予定です。
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伊那小学校で終業式
伊那市の伊那小学校で18日に1学期の終業式が行われ、19日から夏休みを迎えます。
終業式は暑さ対策のため、1時間目に体育館で行われました。
式では72日間の1学期を振り返って3人の児童が作文を発表しました。
登内敦校長は「やりたいことに挑戦し、いい夏休みにしてください」と話していました。
また、式の後には合唱団に所属する児童32人が今月末に駒ヶ根市で開かれる合唱コンクールに向けて練習している歌を披露しました。
伊那小学校の夏休みは33日間の8月20日までとなっています。 -
上伊那 ツキノワグマ被害額5.9倍に
上伊那地区野生鳥獣保護管理対策協議会が16日に伊那市の伊那合同庁舎で開かれ、昨年度のツキノワグマによる被害額が前年度の5.9倍になったことが報告されました。
昨年度の上伊那野生鳥獣被害は、前年度より700万円減の5,500万円となりましたが、ツキノワグマによる被害は前年度の46万円から5.9倍の270万円となりました。
上伊那では昨年度、狩猟を含めた捕獲数は過去最多となる17頭となりました。
全県で12件13人の人身事故のうち上伊那は1件1人でした。
協議会では伊那市、箕輪町以外の上伊那6市町村にもゾーニング管理の導入を検討してもらい被害防止や捕獲を進めていきたいとしています。
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移動期日前投票所 伊那北高校に設置
20日の参議院議員選挙を前に、伊那市の伊那北高校に移動期日前投票所が15日設置され、生徒たちが投票を行いました。
伊那市選挙管理委員会では若者に選挙への関心を高めてもらおうと、路線バスを活用したモバイル市役所を高校へ派遣し期日前投票所を設置しています。
14日は8人の生徒が投票を行いました。
生徒たちはバスの外で受付けをすますと、中で投票用紙を受け取り、記載台で記入し、投票箱に入れていました。
移動投票所は、14日、他に伊那弥生ケ丘高校に設置されたほか、17日(木)には、高遠高校と伊那西高校に設置されます。