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さくら祭り開催 観光客受け入れへ
天下第一の桜として知られる伊那市高遠町の高遠城址公園。
今年のさくら祭りは、新型コロナ対策をとって実施することが9日決まりました。
これから観光客の受け入れ準備が始まります。
高遠城址公園です。
つぼみが膨らんでいます。
去年は、新型コロナウイルスの影響でさくら祭りは中止となりました。
高遠城址公園の桜を管理する桜守は、園内の桜を剪定するなど準備を進めています。
高遠町商店街です。
開催の知らせを聞いた伊那市商工会や商店主らは安堵の声が聞かれました。
高遠城址公園の公園開きは28日を予定しています。
伊那市では、全国的の感染状況によっては長野県民限定といった対応を検討するとしています。
尚、民間気象情報会社ウェザーニューズによると、高遠城址公園は、開花が3月30日、満開が4月6日と予想しています。 -
春高駅伝 応援旗展示
2年ぶりに開催される春の高校伊那駅伝を盛り上げる応援旗が伊那市役所1階市民ホールに展示されています。
旗は、全国から参加するチームを応援しようと市内の保育園や小中学校・スポーツ少年団などが毎年製作しています。
旗には、応援メッセージやイラストが書かれています。
去年、春の高校伊那駅伝は、新型コロナの影響で中止となりました。
今年は新型コロナ感染防止対策をとって21日に開催されます。
全国から男子93チーム、女子49チームの合わせて 142チームがエントリーしています。
春の高校伊那駅伝は、伊那市陸上競技場を発着点に21日に開かれます。
女子が午前10時スタート
男子が午後0時10分スタートです。
伊那市では大会当日、「沿道での応援を控え、テレビ中継を通して声援を送って欲しい」と呼び掛けています。
応援旗は、17日まで伊那市役所市民ホールで展示されています。
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市ポンプ操法大会 実践に即した形へ検討
伊那市では、消防団のポンプ操法・ラッパ吹奏大会をより実践に即したものにしようと検討を進めています。
これは9日伊那市役所で開かれた市議会3月定例会一般質問の中で白鳥孝市長が議員の質問に答えたものです。
伊那市では毎年6月にポンプ操法・ラッパ吹奏大会を開いています。
競技的な意味合いが強くなっていることから実践に即した形にしようと、去年9月から「ポンプ操法とその大会見直し検討委員会」を立ち上げ、検討しています。
今後、実践に即した新しい要綱を定め、操法大会に代わる成果を披露する場を令和4年度から実施していきたいとしています。
なお、来年度の上伊那消防ポンプ操法・ラッパ吹奏大会は8日8市町村の正副団長事務担当者会議で中止が決まりました。
理由として、8市町村のうち辰野・箕輪・南箕輪・中川の4町村が大会の取りやめを決めている事に加え、その他の市町村でもコロナの影響で訓練ができていないことをあげています。
伊那市では上伊那の大会の中止を受け、来年度の消防ポンプ操法大会の中止を決めました。
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やまとわ×南信工科短期大学校 経木を小分けカップに
伊那市の株式会社やまとわと南箕輪村の南信工科短期大学校は、木材を薄く削った「経木」の立体成形技術を開発しました。
共同研究で開発した食品用の小分けカップです。
寒天を接着剤に使用し加熱圧着することで、経木を様々な形の容器として利用することができます。
100%自然素材で作られていることから、脱プラスチックの取り組みとしても期待できるということです。
8日はやまとわの中村博社長と、中心となって取り組んできた南信工科短大機械生産技術科2年の原勇太朗さんらが市役所を訪れ、白鳥孝市長に開発までの経緯などを報告しました。
市では、50年の森林ビジョンの取り組みの一つとして、地域材の有効活用と二酸化炭素の削減などを目的に経木の活用をすすめています。
飲食店や学校給食で料理に敷くなどして利用されていて、さらなる活用の幅を広げようとやまとわが南信工科短大に話を持ちかけ実現したものです。
使用方法にはまだ制限があるということで、今後は強度や耐熱性などの試験を重ねてデータをとり、商品化に繋げていきたいとしています。 -
グリーンファームで恒例のラン展
伊那市ますみヶ丘の産直市場グリーンファームで、恒例のラン展が21日まで開かれています。
会場には、およそ100種類2,000鉢が展示販売されています。
500円ほどの安価なものから2万円を超える胡蝶蘭まで様々です。
中でも人気なのはカトレアという品種で、色とりどりの花が並んでいます。
例年はこの時期に1週間の日程で開かれていますが、今年は新型コロナ対策として密集を避けるため2週間に延長されました。
グリーンファームでは、「ランは豪華で室内に飾って楽しめるので、普段花を買わない人にも足を運んでもらいたいです」と話していました。
ラン展は、21日日曜日まで開かれています。 -
メドデコ材寄進した板山 写真集完成
諏訪市小宮の御柱祭で使用するメドデコの材を寄進した伊那市高遠町板山地区は、一連の流れをまとめた写真集を作成しました。
今回完成した写真集には、斧入れから建御柱までの一連の流れをまとめました。
平成28年の諏訪市の御頭御社宮司社の御柱にメドデコ材として板山生産組合のナラを寄進しました。
メドデコは、御柱の前後にV字に付けられるものです。
その後、御柱祭に住民15人が招かれ里曳きに参加したほか、板山集落収穫祭に諏訪市から役員を招くなど交流してきました。
7日は、板山多目的集会施設に住民20人が集まり写真集の完成を祝いました。
板山では過去にない名誉なことして記録に残し後世に伝えようと、今回、160余りの写真や記事を36ページの冊子にまとめました。
写真集は60部作成し、板山の全戸33戸に配布したほか、諏訪の関係者や、出身者にも送るということです。
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フクシマを忘れない 3.7上伊那アクション
東日本大震災から間もなく10年となります。
脱原発活動などを行っている上伊那のおよそ40の団体でつくる実行委員会は「フクシマを忘れない!3・7上伊那アクション」を7日、伊那市のいなっせ北側広場で開きました。
集会は脱原発活動などを行っている上伊那の団体や個人でつくる実行委員会が企画したもので、およそ100人が参加しました。
集会では、実行委員会のメンバーがリレートークを行った他、原発のない社会を目指すとするアピール文が採択されました。
実行委員長の荒恵子さんは「東北や福島の人たちの苦しみを忘れず、原発や核兵器を無くす輪を広げていきましょう」と話していました。
集会の他に、原発事故被災地の支援を行っている名古屋大学理学部助手の河田昌東さんによる学習講演会が防災コミュニティセンターで開かれました。
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みはらしファームでチューリップ祭り
地元の花卉農家が育てたチューリップが並ぶ「チューリップ祭り」が、7日まで、伊那市西箕輪のみはらしファームで行われています。
会場では、31品種のチューリップが市価よりも600円ほど安い1鉢1,000円で販売されています。
チューリップ祭りは7日までで、2日間で2,500鉢を予定しているということです。 -
南箕輪村で映画制作
キョンシーを題材にしたホラーキッズコメディ映画の撮影が、来年度、南箕輪村内で行われます。
5日は、南箕輪村役場で村議会全員協議会が開かれ、映画の概要が報告されました。
映画をプロデュースするのは、伊那市出身のご当地タレント成美さんです。
監督は、多くのムービーフェスティバルで受賞歴のある夏目大一朗さん、脚本はテレビや映画の作品を手がける寺内康太郎さんです。
映画は1980年代にブームになったキョンシーをテーマにしたホラーキッズコメディです。
来年度から大芝高原や経ヶ岳など村内を中心に撮影が行われるということです。
村では、アフターコロナに向け、広く村をPRするツールになると期待を寄せています。
映画は、今年12月に完成予定です。
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啓蟄 ミツバチ飛び交う
5日は二十四節気のひとつ、啓蟄です。
大地が温まり、生き物が冬眠から目覚める頃とされています。
南箕輪村南殿の小阪洋治さん宅ではミツバチを箱の中で飼っています。
箱の中で越冬したミツバチが活発に飛び交っていました。
5日の伊那地域の日中の最高気温は12.6度まで上がり3月下旬並みの陽気となりました。
小阪さんによりますと、これから気温が上がるとミツバチはさらに活発になると話していました -
月イチちいクラin伊那 オンライン開催
伊那市はつながる、広がる、生まれるをテーマに、地元の起業家を応援する「月イチちいクラin伊那」をオンラインで3月12日に開催します。
地元の起業家を応援し地域の活性化を目的に行う地域クラウド交流会の関連イベントで、5人の起業家が話をします。
話をする5人は伊那市で起業した人や起業を考えている人です。
開催日時は12日の午後6時からで、地域クラウド交流会Facebookページから視聴できます。
詳しくは伊那市企画部地域創造課までお問合せください。
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吉澤豊さん 北福地の動画制作
伊那市富県北福地の吉澤 豊さんは、北福地の現在の様子をまとめた動画を制作しました。
2日夜は、贈呈式が富県ふるさと館で行われ、吉澤さんが伊那図書館の北原善昭館長に、DVDとBDのセットを手渡しました。
吉澤さんは、伊那ビデオクラブの会員で、映像制作を趣味としています。
制作した動画「きたふくち」は、北福地の自然や人物、行事などをまとめた40分の作品です。
60歳以上の住民で作る北福地昭和会2020が企画し、吉澤さんが中心となって作品にまとめました。
伊那市協働のまちづくり交付金事業を活用して1年かけて撮影・編集を行ってきました。
2016年の御柱の様子など、過去の映像も活用されているほか、地域で活躍している人たちのインタビューもあります。
ナレーションやタイトル文字、写真提供など、全て北福地に関係する人たちが行ったということです。
寄贈されたDVDとBDは、伊那図書館と富県図書室で10日頃から貸し出し可能になります。
また、ご覧のチャンネルの「伊那ビデオクラブ作品集」の中で3月いっぱい放送します。
放送時間:5日(金)午後10時~、7日(日)午後7時45分~ほか
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桃の節句 南箕輪村北部保育園ひな祭り
3月3日は桃の節句です。
南箕輪村北部保育園では、ひな祭りが行われました。
ひな祭りでは、年少以上の園児およそ60人が「うれしいひなまつり」の歌を歌いました。
また、パネルシアターやリズム体操をして楽しんでいました。
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桜の開花予想 4月1日
民間気象情報会社のウェザーニューズは、第4回桜の開花予想を3日発表しました。
伊那市高遠町の高遠城址公園は、前回の発表と同じ4月1日開花となっています。
3日の午前11時頃の高遠城址公園です。
園内の桜のつぼみは、赤く色づき始めました。
ウェザーニューズの予想によりますと、第3回の予想と同じ4月1日開花、8日満開で去年と比べそれぞれ2日遅い予想となっています。
次回の開花予想は、10日に発表されることになっています。
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平均年齢83歳 体操教室
参加者の平均年齢が83歳の体操教室が箕輪町の木下公民館で開かれています。
参加者は、コロナに負けじと元気に体を動かしています。
教室には、25人が参加しています。
始めに転倒予防策として椅子に座わりストレッチをします。
その後、演歌などの曲に合わせて体を動かします。
指導しているのはエアロビクスグループ「パッション」代表で南箕輪村の今井愛子さんです。
今井さんは、辰野町から飯田市まで、上下伊那で80の教室を開いています。
木下の体操教室は今年で21年目で参加者のほどんどが教室が始まった当時から続けています。
25人の平均年齢は83歳です。
メンバーのうち90代が2人います。
荻原喜代子さん93歳
岩崎八江子さん90歳です。
声を出してたくさん笑うことが健康の秘訣だと今井さんは話します。
去年は、コロナの影響で3か月ほど休止期間がありましたが、6月から感染防止対策をとって教室を再開しました。
発表の場も無かったということで、今年は練習の成果を地区の文化祭で披露したいと意気込んでいます。
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伊那文化会館 改修終了オープン
天井の耐震化などで去年7月から大規模改修が行われていた伊那市の伊那文化会館の工事が完了し、3日リニューアルオープンしました。
リニューアルオープン初日の3日、大ホールでは伊那弥生ケ丘高校の卒業式が行われました。
小ホールでは、上伊那地域と松川町の小学5、6年生の書道作品が並ぶ「伊那谷で育った中村不折に続け!子どもたちの書初め書道展」が3日から7日まで開かれています。
また、プラネタリウムの設備が全面的に更新されました。
プラネタリウムは予約制で今月6日からです。
リニューアルオープンを記念して制作したオリジナル番組の上演もあります。
28日には、リニューアルオープンを記念した南信地区の中学生、高校生によるこけら落としの吹奏楽コンサートが予定されています。
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育メン家事メンフォトコンテスト 入選作品決まる
箕輪町の「イクメン・カジメンフォトコンテスト」の審査会が19日箕輪町地域交流センターで開かれ、入選作品が決まりました。
この日は箕輪町地域交流センターで審査会が開かれ、白鳥政徳町長らが気に入った写真を選んでいました。
イクメン・カジメンフォトコンテストは、箕輪町が男女共同参画社会推進の取り組みの一環として開催しているもので、今年で3回目です。
今年は20人から34作品が集まり、順位をつけず10作品の入選を決めました。
その中でも票数が一番多かった作品、「ぼくもあげたい!!」です。
ミルクをあげる父親を見て長男も育児に参加した場面を写しました。
応募作品は3月1日から12日まで箕輪町役場ロビーで展示され、その後公共施設などで順次飾られる予定です。
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県内コロナ感染確認なし
2日は、長野県内で新たな新型コロナウイルスへの感染確認はありませんでした。
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春の山火事予防啓発パレード
春の山火事予防運動にあわせて2日、巡回啓発パレードが行われました。出発式が伊那合同庁舎で行われ、県や市町村、消防署の関係者など30人が出席しました。春の山火事予防運動は春先に空気が乾燥し、山火事が多発しやすいこの時期に毎年行っています。上伊那管内では去年1年間で9件の林野火災が起きていて、今年に入り昨日現在2件起きています。たき火や土手焼きなどが原因だということです。3班に分かれて車で呼び掛けながら上伊那をまわりました。山火事予防運動は5月31日まで実施します。
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65歳以上の仲間でスキートレーン
伊那市を中心とした上伊那在住で65歳以上のスキー仲間によるスキートレーンです。
年齢65歳から80歳までのスキー仲間7人が集まり撮影編集したものです。
スキートレーンは複数の人が同じコースを同じスピードで滑る練習方法で前を滑る人に合わせることによりスキー技術の向上に役立つということです。
体力維持や同じ趣味を持つ人同士交流を図ろうとほぼ毎日、伊那スキーリゾートに集まり楽しんでいるということです。
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女性対象に合同企業説明会
長野県は、女性の再就職支援を目的に「女性対象の合同企業説明会」を、1日に、伊那市のいなっせで開きました。
説明会は、女性の就業支援を行っているイーキュア(株)が県から委託を受けて開いたもので、子育て中の女性を中心に40人が訪れました。
参加企業は、サービス業を中心に、製造業や小売業など19社です。
説明会は、「働きたい女性」と「雇いたい企業」を結び付けようと、長野県が県内7地区で開いているものです。
女性の就業支援を行っているイーキュアによりますと、新型コロナの影響で減少していた求人は、7月ごろから徐々に回復しつつあるということです。
また、子どもの体調不良などによる急な休みに対応する企業やサービス業で土日休みを優遇する企業が増えているということです。
イーキュアでは、仕事を持ちたいという女性の声が以前よりも増しているということで、今後も就業支援のイベントを継続・企画していきたいとしています。 -
伊那市消防団音楽隊コンサート 収録
伊那市消防団音楽隊による防火・防災コンサートの収録が、きょう、いなっせで行われました。 28日は、コンサートの収録が行われ、伊那市消防団音楽隊とラッパ隊が合わせて7曲を披露しました。 毎年この時期に、伊那文化会館でコンサートを開いていますが、今年は新型コロナの影響で一般公開はせず、伊那ケーブルテレビが収録し放送する形で開催することになりました。 毎年コンサートに参加している伊那市内の中学校5校の吹奏楽部も別の日に収録をして、番組の中で放送します。 伊那市消防団音楽隊は、各種イベントで演奏したり、出初式や伊那まつりでパレードするなど、防火・防災の啓発活動を行っています。 コンサートでは、日下部良也(くさかべよしや)団長と、蜷川(にながわ)清人(きよと)副団長が、人気アニメキャラクターに扮し、火災警報器の設置や電池の交換を呼びかける寸劇を披露しました。 また、子ども向けに、火事や水害が発生したらどのように行動したらよいか○×クイズも行われました。 伊那市消防団では、「最も大切なのは火事を起こさないことです。」と火災予防を呼びかけていました。 なお、このコンサートの模様は、伊那市消防団音楽隊が3月11日午後4時から、市内中学校の吹奏楽部の演奏は、12日午後4時からご覧のチャンネルで放送します。
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ドライブスルー・テイクアウトフェス
ドライブスルーで地元飲食店のテイクアウト料理を楽しむことのできるイベントが、伊那市の伊那ハウジングセンター南駐車場で28日、開かれました。
正午には、事前予約をした客が会場を訪れ、車に乗ったまま、料理を受け取っていました。
ドライブスルーには上伊那の飲食店26店舗が参加していて、店で提供している弁当などを出品しました。
事前予約は、約70食分用意されました。
また、予約なしでも料理が購入できるよう当日販売も行われ、キッチンカー12店舗が並びました。
こちらは、南箕輪村のラーメン将太のチャーシューメンです。
各店舗がテイクアウト料理を出品し、訪れた人は買い物を楽しんでいました。
イベントは、市内の広告代理店アドコマーシャルと、飲食店有志らが、テイクアウト料理の情報を共有したり、配達などを行っている、いーなーイーツデリバリー組合が開いたものです。
アドコマーシャルと、いーなーイーツデリバリー組合では「コロナ禍だが、イベントを通して地元飲食店と地域が共に元気になってほしい」と話していました。
この日は、市内外から約300人が会場を訪れたということです。 -
花火打ち上げ 旅立ちを応援
南箕輪村の有志でつくる実行員会は、花火を打ち上げて子どもたちの新たな旅立ちを応援するイベントを来月実施します。
実行委員会では花火の協賛を募っています。
村内の小中学校のPTA会長と商工会の青年部長で実行委員会を立ち上げました。
新型コロナの影響で様々な行事が中止になった他、学校生活にも制約があった今年度、卒業を控えた子どもたちに花火で旅立ちを応援しようと企画しました。
花火は、3月に実施する計画で観客の密集を避けるため打ち上げ場所は公表せず、村内3か所で行うとしています。
資金については100万円を目標にしています。
花火の協賛については写真左下のQRコードを読み取ってください。
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石工の技術 体験イベント
高遠石工の技術に思いをはせてもらおうと伊那市のいなっせで体験イベントが26日、行われました。
高遠石工の第一人者として高く評価されている守屋貞治を筆頭とした石工の技術の凄さを体験してもらおうと、伊那市の地域おこし協力隊の松井伸一郎さんが企画しました。
辰野町の林石材工業の林正礼さんが講師を務め、昔から使われている道具で石の削り方の手本を見せました。
直径20センチ、厚さ6センチの天然の石で漬物石を作ります。
はじめに石の中心を決め、円を書きます。
石を削る「こやすけ」と、こやすけを上からたたく「石筒」と呼ばれる昔から使われている道具を使いました。
参加者は、円の外側を道具でたたいて削っていました。
林さんは、「むきになってたたかないこと。たたく力を上手にに石に伝えてください」などとアドバイスしていました。
最後は、削った面を丸くするため「びしゃん」と呼ばれる道具で叩いて仕上げます。
イベントには、市内から10人が参加し石を削る大変さなどを体験していました。
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自分を知る 「カラーセラピー体験」講座
箕輪町公民館は人間関係に役立ててもらおうと「カラーセラピー体験」講座を27日町地域交流センターで開きました。
講座には、18歳から概ね40歳までの17人が参加しました。
カラーセラピーとは色彩心理を使った心のケアのことで、赤色は良心や責任感がある・ピンク色は優しい性格や気配りができるなどがあてはまるということです。
講師を務めたのは、ぬり絵セラピストの織部郁代さんです。
参加者は自分を知るために心理テストを行い、色彩に基づいた折れ線グラフを使って自分の性格や感情はどういう状況なのかを確認していました。
織部さんは「まずは自分自身を知ること。ネガティブな感情を確認しながらどう向き合っていくかが大事です。」と話していました。
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山岳遭難救助功労で宮下さんに感謝状
長年にわたり、山岳遭難救助活動や遭難防止対策活動など警察活動に多大な功労があったとして、南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会の宮下健吾救助隊長に、伊那警察署から感謝状が25日、贈られました。
この日は、伊那警察署で贈呈式が行われ、土屋秀夫署長から宮下さんに感謝状が手渡されました。
平成4年に長谷総合支所の職員となった宮下さんは、その年に南ア北部地区山岳遭難防止対策協会の救助隊員に委嘱されました。
その後、協会の管轄となっている仙丈ケ岳などで延べ59回出動し、37人の負傷者を救助してきたということです。
3年前には、塩見岳で足の骨を折った女性を複数の隊員で抱えながら下山し、救助したこともあったということです。
平成28年には救助隊長となり、後輩隊員の指導育成などにも尽力してきました。
現在は、登山者へ荷物チェックをしたり、テントの色や服装を記入してもらう登山者カードを配布するなど、啓発活動にも励んでいる宮下さんは、「現場に行ける限りは活動を続けたい」と話していました。 -
伊那小5年秋組 伊那ケーブル見学
伊那市の伊那小学校5年秋組の児童は24日、社会見学で伊那ケーブルテレビを訪れ、番組制作について学習しました。
24日は、伊那小学校5年秋組の児童36人が訪れました。
秋組では社会科の授業で情報について学習していてニュースのつくり方を学ぼうと伊那ケーブルテレビを訪れました。
児童たちはカメラの撮影やリポーターを体験したり、社員にどのように番組を制作しているかなどを質問していました。
24日、実際に見学したことをまとめ児童たちがニュースにしました。
伊那小学校5年秋組では今後、学習のまとめとして自分たちの総合学習の活動を紹介するニュース番組を制作する計画です。
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食べて応援! 市役所で移動車販売
伊那市と市職員労働組合は、市内の飲食事業者を応援する企画「食べて応援!プロジェクト」をスタートさせました。
初回の24日は市役所でキッチンカーによる販売が行われました。
午前11時半、市役所北側駐車場には、伊那市横山のASOBINAや坂下の入舟酒場さかいや商店、西春近のセントジョージスがキッチンカーを設置しカレーやソースカツ丼などを販売しました。
親子連れや会社員などが訪れランチを買い求めていました。
正午を過ぎ昼休みになると職員が訪れていました。
白鳥孝市長も訪れ、3店舗をまわり、それぞれの店でカレーなどを買い求めていました。
食べて応援!プロジェクトは、市内の飲食事業者を応援しようと、市と市職員労働組合が企画したものです。
キッチンカーによる販売は水曜日の午前11時半から午後1時まで行われ、職員以外でも利用できるという事です。
24日は3つの店舗合わせておよそ110食を販売したという事です。
次回は3月3日水曜日の予定です。
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三義村誌 90年を経て復刻
伊那市高遠町の旧三義村についてまとめた書籍「三義村誌」が、90年ぶりに復刻されました。
20日は、復刻に取り組んできた住民有志でつくる「三義地域おこしの会」のメンバーが高遠町図書館を訪れ、村誌を市に寄贈しました。
「三義村誌」は、地域の歴史や文化、産業などについてまとめたもので、昭和5年に旧三義村役場が出版しました。
旧三義村は昭和31年に合併し、村誌を所蔵しているのは県内では高遠町図書館と県立図書館だけとなっていました。
気軽に閲覧できるようにすることで地域の活性化のつなげていこうと、三義地域おこしの会が今年度復刻に取り組んできたものです。
市内の業者に依頼し、原本を解体せずに複写できるAI技術を使って印刷したということです。
市の支援金を活用し、180冊印刷しました。
復刻版三義村誌は、高遠町図書館をはじめ、市内の公共施設で見ることができます。