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南アルプスジオパーク再認定審査
日本ジオパークとして認定されている南アルプスの再認定審査が26日から伊那市で行われています。
26日は審査を行う日本ジオパーク委員会の委員などが伊那市長谷の溝口露頭などを訪れました。
溝口露頭は、中央構造線が観察できる場所で、南アルプスジオパークガイドの会会員のガイドの様子を審査しました。
ジオパークは、地層や地形、断層など地質現象を観察できる場所で、南アルプス中央構造線エリアは平成20年に認定を受けました。
4年に一度更新が必要で、4年間の活動の成果や改善点、ガイドが養成できているかなどの審査を受けます。
審査員は「看板の図がわかりづらい。一般の人がどんな情報を知りたいか聞いてみると良い」などとアドバイスをしていました。
審査は27日まで行われ、27日は教育関係者などにヒアリングを行うことになっています。
審査結果は、来年1月以降に発表されるということです。 -
箕輪町図書館でオルゴールコンサート
箕輪町の箕輪町図書館で初めてのオルゴールコンサートが、23日、開かれました。
この日は、箕輪町図書館に今年4月に完成した世代間交流室でコンサートが開かれました。
演奏したのは、辰野町在住の北原昇さんです。
北原さんは、下諏訪町のオルゴールメーカーに勤務し部品の製造などに携わっていましたが
2年前に退職、現在は、オルゴールの魅力を伝えようと各地でコンサートを開いています。
今日は、1990年代から2000年の始め頃に製造されたものを使い、クリスマスにちなんだ曲など25曲を演奏しました。
北原さんは「金属が奏でる生の音色を楽しんでほしい」と話していました。
箕輪町図書館では、こうしたイベントを定期的に開き、普段図書館を利用しない人に足を運んでもらえるきっかけにしていきたいということです。 -
伊那市の1年を振り返る写真展
伊那市の今年1年の出来事を映した写真が28日まで伊那市役所市民ホールで展示されています。
市民に今年1年の出来事を振り返ってもらおうと毎年 この時期に開かれています。
今年1月から11月まで市の秘書広報課の職員が撮影した写真39点が展示されています。
今年度始まった赤ちゃんに木のおもちゃをプレゼントするウッドスタート事業や市にゆかりがあり各界で活躍している人たちに伊那市の魅力をPRしてもらう特命大使など様々な写真が並んでいます。
伊那市では、市民の笑顔を多くの人たちに見て欲しいと話していました。
伊那市の今年1年を振り返る写真展は28日まで市役所1階市民ホールで開かれています。 -
伊駒アルプスロード2ルート絞り込む
国道153号バイパス伊駒アルプスロードのルートが、25日伊那合同庁舎で開かれた検討委員会で4つのルートから2つに絞り込まれました。
伊駒アルプスロードの起点は駒ケ根市北の原、終点は伊那市青島の伊那バイパスです。
北の原から既存の153号を通り東春近の大沢川沿いを走るルートと北の原から天竜川右岸にバイパスし、大沢川沿いを走って青島に行くルートの2つに絞り込まれました。
25日の検討委員会で1本に絞り込む予定でしたが住民アンケートの結果などを踏まえ、さらに検討が必要とし絞り込みはしませんでした。
今後は天竜川右岸と左岸に分け、検討を進めます。
天竜川右岸地区についてはまちづくりや沿道環境も含め該当地区の住民参加のもと検討を行い、ルートの選定をします。
左岸地区については選定されたルートの中で具体的なルートの検討を行います。
伊那建設事務所では今後、行政単位でなく住民代表を交えながら検討を進めていきたいとしています。
また来年度の早い時期にルートを1つに絞り込みたいとしています。 -
年越し準備 春日神社でしめ縄飾りつけ
今年も残りわずか。各地では、新年を迎える準備が行われています。伊那市西町の春日神社では、23日、しめ縄の飾りつけが行われました。
この日、伊那市西町の春日神社氏子総代会のメンバー32人が集まり、しめ縄の飾りつけを行いました。
しめ縄は、今月初めに氏子らが手作りしたもので、神社本殿や鳥居など8か所に飾りつけました。
春日神社は、今からおよそ480年前に建立されたと伝えられていて、以来、地元西町の氏子が守り続けてきたということです。
春日神社では、31日の、大晦日、夜11時から除夜祭が行われ、参拝者には甘酒を振る舞うということです。 -
摘みたてイチゴでケーキ作り
クリスマスを手作りケーキで過ごしてもらおうと23日、摘みたてのイチゴを使ったケーキ作り教室が開かれました。
伊那市西箕輪の、みはらしいちご園には、8家族15人が集まりました。
参加者は、ケーキに乗せる赤く熟したいちごを選んでは、ひとつひとつ摘み取っていました。
手作りケーキ教室は、みはらしファームのパン工房麦の家が、毎年クリスマス前に開いているものです。
集まった家族は、用意されたスポンジケーキに生クリームをのせ摘み取ったばかりのいちごをトッピングしていました。
いちごの他にはチョコレートなどをのせ、思い思いのケーキを作っていました。
また半分に切ったいちごの中に生クリームを入れ、サンタクロースの顔を作り楽しむ家族もいました。
ある参加者は「自分たちで作ったケーキを食べて、楽しいクリスマスにしたいです。」と話していました。 -
地域のイルミネーション
地域のイルミネーションをお伝えするコーナー。
伊那市西町の市道沿いのイルミネーションです。
伊那市西町の市道原田井1号線沿いに並んだ店舗には、それぞれイルミネーションが飾られています。
クリスマスムードを楽しんでもらおうと個々に飾っているものですが、道沿いに並んだイルミネーションが通り過ぎる人たちの目を楽しませています。 -
伊那地域にまとまった雪
21日の夜遅くから22日朝にかけて、伊那地域ではまとまった雪が降り、市街地では雪かきをする姿が見られました。
長野地方気象台によりますと、本州の南の上空を通過した低気圧の影響によるもので、中南信を中心に雪が降りました。
中央自動車道ではチェーン規制が行われ、高速バスに30分から1時間の遅れが出たということです。
気象台では、あさってにも伊那地域で雪の降るところがあると予想しています。 -
クリスマスに愛の鐘で恋人宣言
南箕輪村の大芝高原にある愛の鐘のもとでカップルが恋人宣言をするクリスマスイベントが22日行われました。
今年は10組ほどのカップルや夫婦が参加し、愛の鐘のもとで愛を誓いました。
このイベントは、冬の大芝高原に足を運んでもらおうと大芝荘が行ったもので、今年で3回目です。
参加者は昔のヨーロッパで恋のシンボルだったといわれるトマトの形をしたカードを手すりに結びました。
会場では記念撮影も行われ、参加者には後日写真入りの恋人宣言証明書が郵送されるということです。
参加したある夫婦は、「結婚25周年を記念して参加しました。次は50周年の時に参加したいです」と話していました。 -
ロッジ吹上 3つの星レストランに
伊那市西箕輪のペンション、ロッジ吹上が、食育を発信する3つの星レストランに登録されました。
20日、ロッジ吹上のオーナー倉田節子さんに、伊那保健福祉事務所から3つの星レストランを表示するプレートが手渡されました。
3つの星レストランは、●栄養バランス●食文化の継承●食べ残しを減らす取組の3つの要件を満たすと登録されるもので、県が平成22年度から行っている事業です。
ロッジ吹上は、伊那市西箕輪吹上にあるペンションです。
登録対象となったメニューは、「馬刺しとホイル焼きの定食」です。
鮭のホイル焼き、味噌汁、馬刺しなど5品で、白菜やジャガイモ、小松菜、エノキダケなど、全て自家栽培したものを使っています。定食は、宿泊客の食事として提供しているということです。
ロッジ吹上の登録は、上伊那では6店目、伊那市では4店目となっています。 -
冬至 さくらの湯で柚子湯
冬至の21日、伊那市高遠町の日帰り温泉施設さくらの湯で柚子湯のサービスが行われましたた。
さくらの湯では、6月の父の日には、菖蒲湯を、冬至には柚子湯のサービスを毎年実施しています。
21日は、男風呂、女風呂それぞれ100個ほどの柚子を浮かべました。
日本では、江戸時代頃より冬至に柚子を浮かべた湯舟に入浴する習慣があり「ゆず湯 に入れば風邪を引かない」と言われています。
さくらの湯館内の食堂では、冬至にあわせ、かぼちゃの煮つけを一品加えた特別メニューも提供され、季節感を演出していました。
なお日本気象協会は、23日から27日にかけてこの冬一番のクリスマス寒波が流れ込むと予想していて積雪や路面の凍結などに注意を呼び掛けています。 -
地域のイルミネーション
地域のイルミネーションを紹介するコーナー。
箕輪町松島のイルミネーションフェスタ☆みのわです。
中心市街地の活性化を図ろうと、住民有志でつくるみのわTMOネットワークが毎年開いているもので、今年で8回目です。
天竜川伝説縲怦ノ那谷の夏から秋の風景縲怩eーマに、山の紅葉や、滝を流れる川の水などを表現しています。
イルミネーションフェスタ☆みのわ2012は、来年1月12日まで開かれています。
23日は、地元のフォークソンググループによる演奏が行われる他、先着30人にプレゼントが配られるということです。 -
ジビエ料理を楽しむイベント
ニホンジカや猪による農作物への被害を減らそうと、各地の地方自治体などは有害鳥獣の駆除に取り組んでいます。
そんな中、駆除した有害鳥獣をジビエ料理として味わおうというイベントが20日夜、伊那市内の飲食店で開かれました。
20日夜、伊那市中央の竜門で開かれたイベントには、およそ60人が参加しました。
子どもの頃に食べた味が忘れられないという年輩客から、両親と一緒に参加したという20代の女性まで様々です。
このイベントを開いたのは、竜門の社長小阪洋治さんです。
小阪さんは猟友会員で、毎年猟期が来ると猟に出かけています。
今回提供された肉は、全てこの冬に小阪さんが捕獲したものです。
イベントは4年ほど前から不定期に開いているということですが、口コミで参加者は増えているということです。
小阪さんは「有害鳥獣だからといって駆除するだけでなく、おいしく食べて供養することが大切」と話します。
イベントの参加費は、食べ放題飲み放題で3,000円です。
小阪さんは「材料が手に入れば来月また開きたい。誰でも参加できるイベントなので、興味のある方は是非参加して下さい」と話していました。 -
インフルエンザ 流行期に
長野県は、12月16日までの一週間の、一医療機関あたりの患者数が、基準となる一人を超えたことから、インフルエンザが流行期に入ったとみられると19日に発表しました。
上伊那の一医療機関あたりの患者数は、2.5人となっています。
県では、うがい、手洗い、マスクの着用など、感染拡大防止につとめるよう注意を呼びかけています。 -
おおにし整骨院スタッフ 乾布摩擦で地域を元気に
日に日に寒さが厳しさを増すなか、伊那市美篶のおおにし整骨院では、地域に元気を発信しようと、毎朝スタッフ2人が屋外で乾布摩擦を行っています。
19日の伊那地域の最低気温は、午前7時7分にマイナス3.8度を記録しました。朝7時40分。おおにし整骨院の前には、スタッフの大山拓也さんと、中山亮太さんの2人が、上半身裸姿でタオルを手に乾布摩擦を行っていました。
もともとは室内で行っていましたが、地域の話題作りにと大山さんが提案し、今月から外で行っているという事です。
乾布摩擦には、体温を調整する機能を高め、皮膚の角質がとれ、肌をきれいにする効果があるという事です。
おおにし整骨院では、晴れた日は毎朝行っているので、興味のある人は一緒にやりましょうと仲間を呼び掛けています。 -
南ア ジオパーク再認定に向け意見交換
平成20年に南アルプスが日本ジオパークに認定されて4年。
4年ごとの再認定に向けた意見交換会が今日、伊那市役所で開かれました。
18日は、関係者40人が参加し、南アルプスのジオパーク再認定に向けた今後の方針や活動内容を確認しました。
ジオパークは、地層や地形、断層などの地質現象を観察できる場所で、南アルプスは平成20年12月に認定を受けました。
4年ごとの更新が必要で、再認定には「4年間に行った事業や活動が質の高いものであったか」や「認定以降に始めた事業が適切かどうか」などの評価項目について、審査を受ける必要があります。
今月末に日本ジオパーク委員会の委員らが、関係者に対しヒアリング調査を行い、順調に進めば今年度中に再認定されるかどうかが決まるということです。
18日は、現在の取り組み状況や今後の活動についてグループごと意見を交わしました。
県学者を案内するガイドからは「人数や年齢など状況によって案内の仕方を工夫する必要がある」「リニアのトンネル建設に合わせ地質調査や研究を行いたい」などの意見が出ていました。
主催した南アルプスジオパーク協議会では「再認定をステップに、今後さらに活動をひろげていきたい」と話していました。 -
愛の鐘竣工 22日イベント
南箕輪村の大芝高原内にある愛の鐘の改修工事が完了しました。
22日には恋人が愛を誓うイベントが行われます。
村では今年の7月から愛の鐘の整備を行ってきました。
事業費はおよそ300万円となっています。
改修工事は、台座を新しくしたもので御影石が使われています。
その周りには花壇も整備されました。
愛の鐘は恋人岬で知られる静岡県の旧土肥町、現在の伊豆市と姉妹都市を結んだ翌年の平成4年に旧土肥町から贈られました。
22日土曜日にはカップルなどに恋人宣言証を発行するイベントが行われることになっています。 -
蜜ロウで来年の干支「巳」置物づくり
今年も残すところ10日余りとなりました。
伊那市御園の小松養蜂園では来年の干支の置物作りが行われています。
小松養蜂園の小松実治さんは、18年前から蜜ロウで干支の置物を作っています
作業は、今月初めから始まっていて18日は、毎年この作業を手伝っている障害者社会就労センター「ゆめわーく」の利用者が応援に駆けつけました。
小松養蜂園で使う蜂の巣箱をゆめわーくの利用者が作っていることが縁で毎年作業を手伝っています。
クレヨンとロウを溶かし、専用の型に流し込み2時間ほどかけて固めます。
ロウが固まった後、型を外して完成です。
利用者たちは小松養蜂園の小松実治さんから作り方を教わりながら作業にあたっていました。
今年は、仙丈ヶ岳をバックにヘビが2匹いるものやヘビが帽子をかぶったものなど3種類、およそ300個作る予定です。
作業は22日まで行われることになっていて、完成した置物は、ゆめわーくの利用者が日頃おせわになっている人たちに贈るということです。 -
クリスマス会で虹の会が読み聞かせ
箕輪町公民館松島分館の子育て学級スマイルクラブのクリスマス会が17日開かれ、箕輪町図書館のボランティアグループ「虹の会」が読み聞かせなどを行いました。
クリスマス会は松島コミュニティセンターで開かれ、10組ほどの親子が参加しました。
虹の会は、箕輪町図書館の読み聞かせボランティアグループで、月に1度図書館で読み聞かせを行っているほか、スマイルクラブのクリスマス会でも毎年読み聞かせを行っています。
今年は小さや子どもたちのために、パネルシアターなど一緒に楽しめるものを選んだということです。
子ども達は掛け声をかけたり体を動かすなどして楽しんでいました。
虹の会では、「小さな子どもも楽しんでよく聞いてくれ、やりがいがありました」と話していました。 -
ぽかぽか陽気 最高気温11.9度
16日の伊那地域は最高気温11.9度と、11月下旬並みの暖かい一日となりました。
この日の伊那地域の最高気温は11.9度まで上がり、11月下旬並みの暖かさとなりました。
伊那市の春日公園では、子ども達がいつもより薄着で遊んでいました。
長野地方気象台によりますと、これは、低気圧が日本海上空を通過し、暖かく湿った空気が流れ込んだことによるものだということです。
17日の午後からは、再び冬型の気圧配置となり、18日以降は平年並みか平年より寒くなりそうだということです。 -
昭和11年会 村に寄付
南箕輪村の昭和11年会は14日、村に5万円を寄付しました。
14日は、代表の太田茂さんと堀始春さんが役場を訪れ、唐木一直村長に寄付金を手渡しました。
昭和11年会は、昭和11年に南箕輪尋常小学校に入学したおよそ100人でつくる会で(卒業時は南箕輪国民学校)、2年に1回のペースで同年会を開いていました。
しかし、高齢により会うことができなくなったため今年10月に解散しました。
今回は、解散に伴い会費の残額5万円を村に寄付するものです。
太田さんは「同級生とは気を許せる仲。これからもお互いに声をかけ合っていきたい」と話していました。 -
上古田地域に新水源
箕輪町は、大雨などの際に水道水が濁ることがあった上古田地域に安定した水の供給を行おうと、新たな水源となる井戸2基を完成させました。
14日は、井戸の通水式が行われ、関係者およそ20人が完成を祝いました。
上古田地域の水源は、湧水と表流水のため大雨が降ると水の濁りが増し、家庭で使う水道水が濁ることがありました。
町では、平成18年豪雨災害の後、別の水源についての調査・研究を行っていて、今年10月に2基の井戸が完成しました。
深さ100メートルと50メートルの井戸で、1日にあわせて190立方メートルの水をくみ上げることができます。
通水式の後参加者らは、くみ上げた水が運ばれてくる上古田浄水場を見学し、業者から施設についての説明を受けていました。
今後は、これまでの湧水と新たな井戸水で上古田全戸と中原の一部、あわせておよそ300世帯に水を供給します。 -
年賀はがき受け付け開始
今年も残すところあと半月となりました。日本郵便株式会社は、15日から年賀はがきの受け付けを開始しました。
伊那郵便局には年賀はがき投函用の特設ポストが設置され、訪れた人が早速投函していました。
伊那郵便局管内では、今年の年賀はがきは、去年より1.4%、4万通多い、およそ291万通を予想していて、引き受けのピークは27日頃になりそうだということです。
25日までに投函した年賀はがきは元旦の配達に間に合うということで、伊那郵便局では早めの投函を呼びかけています。 -
最優秀賞に上牧20会
地域の環境整備や福祉活動、伝統芸能の伝承などに取り組んでいる個人や団体に贈られる伊那市地域づくり大賞の今年度の最優秀賞に上牧20会が選ばれました。
最優秀賞を受賞した上牧20会は地区の高齢者や民生委員など27人で組織し平成12年に発足しました。
地域の園児や小学生と交流したり、花壇の整備などの活動を行っています。
10日は、伊那市役所で表彰式が行われ優秀賞などを受賞した7団体と個人2人に白鳥孝伊那市長から表彰状などが手渡されました。
伊那市地域づくり大賞は地域の活性化を目的に各地域で様々な活動に取り組む団体などを表彰するもので平成22年度から行われています。
上牧20会の代表の小沢つね子さんは「高齢者が多くなる中で少しでもお互いに交流できる場を増やしていきたい」と話していました。
白鳥市長は「こうした活動が一つでも増えていく事が大事。みなさんの取り組みが市民の模範となってほしい」と話していました。 -
高遠中の生徒が車いす寄贈
伊那市高遠町の高遠中学校の生徒が10日、特別養護老人ホーム「さくらの里」に車いす2台を寄贈しました。
10日は、高遠中学校3年の吉田ひなたさんと古村翔也君がさくらの里を訪れ、車いすを寄贈しました。
高遠中学校では、年に3回地域住民にアルミ缶回収を呼びかけ通学途中に集めています。
回収したアルミ缶を換金して車いすをさくらの里に贈るのは今年で4年目です。
吉田さんは「地域の人たちの協力で集まったお金で購入しました。ぜひ使ってください」と挨拶しました。
さくらの里では「車いすは利用頻度も高いので大変助かります。有効に使わせていただきます」と感謝していました。 -
世相を映す変わり雛
今年1年の世相を映す変わり雛が、南箕輪村神子柴の岩月人形センターに飾られています。
「梅ちゃん先生高視聴率雛」
朝の連続ドラマ梅ちゃん先生が大ブレイクしました。
「ロンドン五輪大健闘雛」
ロンドンオリンピックで、日本人選手が38個のメダルを獲得しました。
「ノーベル医学賞受賞雛」
IPS細胞の開発で山中伸弥教授がノーベル賞を受賞しました。
会場には、今年の世相を映す変わり雛6体が並んでいます。
岩月人形センターでは、開店以来毎年変わり雛の展示を行っていて、他にも平成19年からのものを並べています。
展示は、来年3月3日までとなっています。 -
町消防団第6分団統合40周年
箕輪町の長岡・北小河内・南小河内で組織する箕輪町消防団第6分団の統合40周年記念式典が9日、南小河内公民館で開かれました。
12月1日に統合40周年を迎えたことから長岡・北小河内・南小河内で組織する第6分団統合40周年記念式典が開かれました。
式には町の関係者やOBなど110人が出席しました。
小笠原岳大分団長は「今後も地域の安全・安心に務め第6分団の誇りを胸に団員が一丸となって消防団活動に精進したい」と挨拶しました。
また、初代分団長を務めた清水俊彦さんは「発足当初は120人の規模でスタートし地域の皆さんに盛り上げていただいた。」と当時を振り返り、「今後も地域のみなさんに期待に答えられるよう頑張ってほしい」と激励していました。
第6分団は現在30人の団員で活動しています。
今年行われた県のポンプ操法大会自動車ポンプ車操法の部で初優勝を果たすなどの成績を収めています。 -
高遠美術館に響く生の音楽堪能
伊那市のサン工業(株)の社員教育の一環で二胡&ポップスコンサートが8日、伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれました。
サン工業では社員教育の一環として、生の音楽を聴こうと毎年コンサートを開いています。
出演したのは、歌手で元H2Oの赤塩正樹さんです。
赤塩さんは駒ヶ根市在住で、サン工業が行っている英語教育の講師をしていることが縁で今回出演することになりました。
赤塩さんはジャズやクリスマスソングなどを歌ったほか、H2Oのヒット曲も披露しました。
会場には社員や地域住民などおよそ140人が訪れ、美術館に響くプロの歌声を堪能していました。 -
赤穂浪士が交通安全呼びかけ
11日から年末の交通安全運動がはじまりました。
伊那市役所前のナイスロードでは、山寺義士踊り保存会のメンバーが赤穂浪士の姿で道行くドラーバーに交通安全を呼びかけました。
11日は、山寺義士踊り保存会のメンバーや伊那交通安全協会など、およそ60人が参加しました。
交通安全運動は飲酒の機会が増えたり、路面が凍結して事故が起きやすいこの時期に毎年行われています。
運動の重点は高齢者の事故防止、飲酒運転の根絶などとなっています。
参加者たちは、ドライバーに「安全運転でお願いします。」などと呼びかけながら啓発チラシを配っていました。
伊那警察署管内の今年1月から12月10日までの交通死亡事故件数は5件で6人が亡くなっています。
年末の交通安全運動は12月31日まで行われます。 -
桜の冬支度本格化
11日の伊那地域の最低気温はマイナス8.7度とこの冬一番の寒さとなりました。
伊那市の高遠城址公園では来年の観桜期に向け桜の冬支度が本格化しています。
11日は、桜守の稲辺謙次郎さんら3人が高所作業車を使って作業を行っていました。
冬支度は、毎年11月中旬からはじまり公園内にある桜およそ1500本の手入れを行います。
作業は雪の重みで枝が折れないよう枯れた枝を払い、切り口には殺菌防腐剤が塗られていました。
この他にも枝を支える支柱の取り替えや木を叩いて中に空洞がないかチェックしていました。
稲辺さんはこの時期に桜の手入れをすることが大切と話していました。
高所作業車を使った作業は今月20日まで行われることになっています。
年明けからは市内各地の桜の木を見て回るということです。