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菊の湯廃業に伴う 懇談会
伊那市に唯一残る銭湯、菊の湯が、今年12月をもって営業を終了することになっています。 1日は菊の湯廃業に伴う第1回目の懇談会がタウンステーション伊那まちで開かれました。 懇談会には、荒井区長や地元町総代など20人が参加し、伊那市と意見交換しました。 伊那市では菊の湯廃業に伴い存続出来るか検討するとともに、地域住民の状況を調査してきました。 把握できている人で、銭湯がなくなるとお風呂に入れなくなる住民が24人いることが報告されました。 お風呂が家に無い人が20人、壊れて使えない人が4人です。 伊那市商工観光部の原武志部長は菊の湯廃業後、この人たちをお風呂に入れるように個々で話し合いをすすめると話していました。 また、市では入浴施設への移送も検討しているが、その場合お風呂がない人が対象になると話していました。 市の説明に対して地域住民は、菊の湯の存続が難しいことや、営業を終了したいとする菊の湯の経営者の意向を尊重したいとしました。 しかし住民側からは、この地域に、交流施設的なお風呂とする意見が相次ぎました。 これに対して、市では現在地域コミュニティーセンターの建替えを進めている、風呂付きの施設が可能か検討したいとしました。 伊那市では今後も期間を延長して、実態調査を継続するとともに、住民との懇談会も行っていくとしています。
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信大ゆりの木並木見頃
南箕輪村の信州大学農学部のゆりの木並木が見頃を迎えています。 信大農学部のゆりの木並木は、正門から校舎までおよそ200メートルあります。 1954年と、1957年にキャンパス景観育成のために、在校生と職員が植えたということです。 並木は、南箕輪村の景観10選にも指定されています。 ユリノキはモクレン科ユリノキ属の落葉高木です。 5~6月には、チューリップに似た花をつけるということです。
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オレオレ詐欺を未然に防ぎ八十二銀行南箕輪支店に感謝状
息子を騙り多額の現金を要求するオレオレ詐欺を未然に防いだとして八十二銀行南箕輪支店に、31日、伊那警察署から感謝状が贈られました。 上條宏一支店長が伊那警察署を訪れ、青木辰夫署長から感謝状を受け取りました。 八十二銀行南箕輪支店では、今月9日、村内に住む70代の女性が、自分の口座から800万円を引き出そうとした事を不審に思い事情を聴いたところ詐欺だとわかり被害を未然に防ぎました。 女性宅には、息子の本名を騙る不審な男から「数年前に株を購入する時に借金をしていて、今日中に返さないといけない」との電話があったということです。 多額の引き出しを不審に思った窓口の女性行員が担当課長に報告し、支店長が説得をして家族に確認したところ、詐欺だと分かったということです。 電話などを使って現金を騙し取る特殊詐欺による被害は、今年に入って伊那警察署管内で9件発生していて被害金額は5,300万円となっています。 これは、去年の同じ時期の3件2,600万円と比べて倍以上に増加しています。 伊那署では、「携帯電話の番号が変わった」「風邪をひいて声がおかしい」などと言って息子を騙る電話があったら詐欺を疑い、家族に確認をとるなど、注意を呼びかけています。
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信州の名工 井出順徳さん
「建設業の中でもあまりメジャーではない業種なので、そこに注目をしてもらえたのが嬉しいことだと思います」
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伊那中ローメン記録 ギネス認定
先月の文化祭でローメンを作り2311皿並べた伊那中学校の記録が、ギネス世界記録に正式に認定されました。 30日は臨時生徒集会が開かれ認定証が披露されました。 認定証は29日にギネスワールドレコーズの日本法人から届き、この日、生徒達に披露されました。 認定証を見た生徒たちは「うれしい」、「一生に一度の事」と話し喜んでいました。 伊那中学校では先月28日の文化祭で、ローメンを使いギネス記録に挑戦しました。麺類をお皿にもり、並べるというもので、伊那中は、ご当地麺であるローメンでこの記録に挑戦し、これまでの1427皿を上回る、2311皿を達成しました。 生徒会長の黒沢晋平君は「地域の人たちの協力があり達成できた。この記録を伊那中の誇りとしたい」と話していました ギネス認定の知らせは、市やローメン関係者も喜んでいます。 伊那ローメンズクラブの正木金内衛会長は「子供たちがローメンを世界に発信してくれた。伊那の食文化として守っていきたい」。伊那市の白鳥孝市長は「中学生が企画、実行しギネス記録を作った事に意味がある」と話していました。 伊那中の全校生徒は、給食の時に牛乳で乾杯し、改めて、ギネス記録認定を喜んでいました。今回の記録は、来年度版のギネスブックに掲載される予定です。
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伊那市高遠町金井地区で長芋の収穫始まる
伊那市高遠町上山田の金井地区では長芋の収穫が始まりました。 高遠町上山田の金井地区では長芋の生産が盛んに行われています。 収穫の最盛期は11月上旬ですが、田中きし子さんの畑では11月1日から高遠城址公園で始まる秋まつりに出す長芋の収穫が行われています。 葉が枯れ始めると収穫を迎えます。 田中さんは、秋まつりに出荷できるよう毎年5月の始めに苗を植えています。 作業は5日前から始まっていて29日も朝から収穫作業に追われていました。 長芋を、一本一本傷がつかないよう、木の棒を使って手作業で抜いていきます。 金井地区の長芋は粘りがあり味が濃いのが特徴で毎年地元をはじめ県外客からも好評だということです。 美味しさの理由は土にあるといいます。 赤土で石がなく、さらさらしていることが長芋にとって良い条件だということです。 長芋は高遠城址の秋まつりで、5キロ2500円で販売される他、とろろそばにも使用されることになっています。
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劉鉄鋼さんが伊那市でコンサート
伊那市や諏訪市などで二胡の教室を主宰している二胡奏者、劉鉄鋼さんの秋の爽やかコンサートが29日、伊那市のいなっせで開かれました。 コンサートは、シニア大学伊那支部のOBでつくる上伊那地区賛助会が開いたものです。 中国国龍江省ハルピン出身の劉さんは、来日10年を記念したコンサートを今年4月に伊那市で開いた他、教室の生徒と高齢者の福祉施設への訪問し演奏を行っています。 会場には、二胡独特の音色が響いていました。
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「舞花&May」初コンサート
レズビアンやゲイなどのセクシュアル・マイノリティについて理解を深めてもらおうと、長野県出身のアーティスト「舞花&May」が28日、伊那市上牧のフジサワホールで初コンサートを開きました。 レズビアンやゲイなどのセクシュアル・マイノリティは、日本では性的少数者とも言われています。 「舞花&May」の二人もセクシュアル・マイノリティです。 二人は性的マイノリティについて理解を深めてもらおうと今年から活動を始め、コンサートを開くのもこの日が初めてです。 二人は「オカマやオネエなど聞いたことはあると思いますが、テレビなどの世界だけではなく身近に悩んでいる人もいることを理解して欲しい」と話していました。
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南アや三峰川について考えるフォーラム
伊那市長谷の地域資源、南アルプスや三峰川について考えるフォーラムが28日、伊那市長谷の仙流荘で開かれました。 フォーラムは長野市や伊那市などの市民グループでつくるコミュニティネットワーク信州が開いたもので会場には会員などおよそ30人が集まりました。 フォーラムでは三峰川総合開発事務所の小林敬司所長や伊那市長谷総合支所の中山晶計支所長らがパネルを使って話をしました。 小林所長は美和ダム再開発やダムの機能について説明したうえで、「ここ数年はゲリラ豪雨が増加傾向にありダムなどハードだけでは自然災害に太刀打ちできない。 訓練など日頃からの備えが大切。」と話していました。 また中山支所長は「ダム事業はそこに住む人の暮らしを変えてしまう。住民の苦渋の思いがあることを忘れてはならない。と話していました。 コミュニティネットワーク信州では、地域発展につながる勉強会を今後も開催していきたいとしています。
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箕輪町上古田地元住民と小学生がチューリップの球根植え
遊休農地の荒廃抑止と地域の活性化に取り組むこれからの農業林業を考えるEグループの呼びかけで28日、地元の小学生と住民がチューリップの球根の植え付け作業を行いました。 この日は、箕輪西小学校の1・2年生と、上古田地区のボランティア合わせて70人が作業をしました。 上古田地区では、毎年この時期に、児童と地域住民の触れ合う機会になればと、球根の植え付け作業を行っています。 この日は、広さおよそ10アールの畑に、1万個の球根を植えました。 Eグループ代表の唐澤光範さんは「住民同士が触れ合う機会は大切。また来年綺麗なチューリップが咲くことを楽しみにしています」と話していました。
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暴力追放・安心安全伊那市民大会
暴力、事故のない安全な社会を目指す、暴力追放・地域安全伊那市民大会が19日、伊那市のいなっせで開かれました。 この日は大会に先駆けて、音楽を通じて消防団活動をPRしている伊那市消防団音楽隊が5曲を演奏しました。 大会には、消防団や交通安全協会などからおよそ300人が参加しました。 白鳥孝伊那市長は「伊那市では483日間死亡事故がなかったが、先日犠牲者が出てしまった、暴力追放と同時に交通事故防止に努めましょう」とあいさつしました。 大会では、伊那警察署から事件や事故に関する報告があったほか、伊那市防犯協会女性部による寸劇が披露されました。 詐欺やひったくりの養成学校が存在するとの仮説に基づき、詐欺学校での様子がコミカルに演じられていました。 寸劇では、詐欺の甘い言葉にだまされない、ひったくりの手口は後ろからバッグをとって逃げるなど具体例をあげて来場者に注意を促していました。
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伊那マジッククラブが練習の成果披露
伊那マジッククラブによるマジッククショーが20日、伊那市のいなっせで開かれました。 マジックショーは奇術愛好家でつくる伊那マジッククラブが毎年開いていて今年で41回目になります。 ステージでは会員がこれまで練習してきたマジックをユーモアを交えながら披露していました。 クラブは現在17人で活動していて保育園や学校、福祉施設などで披露しているほか、子ども向けの講習会も開いています。 平澤光子会長は大きなステージでマジックをすることはレベルアップにつながる。仲間と一緒に息の長い活動を続けていきたい。」と話していました。
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まほらいな市民大学卒業生が作品展示
まほらいな市民大学卒業生の作品展示会が伊那市のいなっせで開かれています。 展示会は、まほらいな市民大学卒業後も同好会として活動を続けているグループが行ったものです。 会場には書道や絵手紙、山野草など会員の作品が並べられています。 この作品展示会は29日まで伊那市のいなっせで開かれています。
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この秋一番の冷え込み 伊那地域最低気温3度
28日の伊那地域の最低気温は3度でこの秋一番の冷え込みとなりました。 伊那市高遠町の弘妙寺では、ここ数日の冷え込みで紅葉が赤く色付きはじめています。 弘妙寺は標高およそ1,000メートルにあり高遠町の寺で一番高い位置にあります。 境内や裏山の紅葉はここ数日の冷え込みで赤く色付きはじめています。 28日の伊那地域は晴天による放射冷却で最低気温は午前6時32分に11月上旬並みの3度を記録しました。 長野地方気象台によりますと29日は雲がかかり、気温も平年なみに戻ると予想しています。
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ドライ加工の農産物を提供
地元農産物の加工品販売を目指す南箕輪村6次産業化検討ワーキングチームは27日、一般向けに試作品を提供しました。 27日は、南箕輪村の大芝高原味工房で農産物フェア・軽トラ市が開かれました。 この中で、青年農業者やJAなどでつくるワーキングチームのメンバーたちが地元産の農産物でドライ加工したリンゴやトマト、ネギなどを訪れた人たちに提供しました。 ワーキングチームでは長期間保存できるドライ加工に焦点をあて開発に取り組んでいます。 訪れた人たちは、実際に手にとり、味わっていました。 また、ドライ加工したパセリをつかったジェラートも限定販売されました。 ワーキングチームでは、11月26日に名古屋市で開かれる南箕輪村観光物産展にも出品し試食アンケートを行うということです。 農産物フェアは、南箕輪村営農センターが地元でとれた農産物のPRや販売促進を図ろうと毎年開いているものです。 会場には、とれたての野菜が並び訪れた人たちが買い求めていました。
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新そばまつり多くの人で賑わう
「信州そば発祥の地伊那市」をPRしようと27日、伊那市西箕輪のみはらしファームで新そばまつりが行われ多くの人で賑わいました。 みはらしファームの信州伊那新そばまつりは26日、27日の2日間行われる予定でしたが、台風の影響で27日のみの開催となりました。 このイベントは、伊那市で4週連続で開かれるそばイベントの第2弾です。 信州そば発祥の地をPRするとともに地域の活性化につなげようと開かれていて今年で2回目です。 せいろそばや焼き味噌を入れた辛つゆで味わう行者そばなどが一人前500円で3000食分提供され、昼時には長い列が出来ていました。 天候にも恵まれた27日は、多くの人が訪れ新そばを味わっていました。 会場では、二八割、五割、十割のそば粉の割合を当てるソバリエコンテストも行われ、参加者たちは香りや味を確かめながら挑戦していました。
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中央区文化祭 宮下広志さん骨董品
伊那市中央区の文化祭が27日行われ、公民館には区民の作品が展示されました。 会場には、区民が制作した生け花や、児童の習字などが並びました。 宮下広志さんは、昭和25年頃から集めてきた骨董品およそ70点を出品しました。 宮下さんの説明によりますと、大正時代、柱と柱の間に家紋として付けた「釘かくし」 昔は警棒として使われていた「トビと十手」 元禄時代のお金「元禄丁銀」 中国古代のお金「ツバ形銭・刀敝銭」 明治32年の高遠の街並みを版画にした「高遠の町兜城風景」 鼈甲と漆で作った「べっこう櫛」 着物の袖に絡めて悪人を捕まえるために使用した「袖衣身」 商人が筆を使って墨で字を書く時に使用した「矢立」などのコレクションを展示したということです。 宮下さんは、訪れた人に懐かしい気持ちになってもらいたいと思い、今回骨董品を展示したということです。 コレクションの骨董品は、およそ150点あるということで、多くの人が見られるような、展示会を今後開きたいと話していました。
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伊那市富県桜井区やきいも・餅つき大会
伊那市富県桜井区の秋の恒例行事焼きいも・餅つき大会が27日、観浄寺近くの畑で行われました。 桜井区は、区民同士の親睦を深めるため、毎年この時期に焼きいもと餅つきを行っています。 この日はおよそ100人が参加し、つきたての餅や、焼いも、豚汁を味わっていました。
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いなまちハッピーハロウィン開催
31日のハロウィンを前に、いなまちハッピーハロウィンが26日、伊那市の中心商店街で行われ、家族連れなどでにぎわいました。 26日は、仮装した子供とその保護者などが参加し、ハロウィンを楽しみました。 いなまちハッピーハロウィンは、中心商店街の活性化にとりくむ伊那まちの再生やるじゃん会が行っているものです。 仮装コンテストにはマントや帽子で魔女などに扮した子ども達40人が参加したほか、親子で商店街を練り歩きました。 午後5時には伊那北駅前広場で点灯式が行われました。
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第53回 伊那愛石会 水石展
伊那愛石会の第53回水石展が、26日と27日の2日間、伊那市の坂下公会堂で開かれます。 会場には、会員が天竜川水系で見つけた石30点が並んでいます。 伊那愛石会は、上伊那地域の住民16人でつくられています。 伊那愛石会の矢島好会長は「三峰川は昔海の底だったため石の種類が豊富、それぞれ川の特徴が出ているので違いを感じて欲しい」と話していました。 審査は会員が行い、伊那ケーブルテレビジョン賞には、箕輪町の川上敏夫さんの石が選ばれました。 伊那愛石会の第53回水石展は26日と27日の2日間、伊那市の坂下公会堂で開かれます。
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ケーブルテレビ合同囲碁大会
伊那ケーブルテレビジョンとエコーシティー駒ヶ岳などによる合同囲碁大会が伊那市西春近のサンライフ伊那で26日開かれました。 大会では、レベル別のハンデ選と、上位大会の第一次予選となる代表選抜戦が行われました。 大会は、全国のケーブルテレビ局とケーブルテレビで放送している囲碁・将棋の専門チャンネルが開いているもので、上伊那では初めてです。 代表選抜戦には10代から70代までの12人が出場し、リーグ戦を行いました。 大会の結果、中川村の北村俊郎(きたむらとしろう)さんが優勝しました。 北村さんは、第1次予選を勝ち抜いた105人がインターネット上で対局する11月の第2次予選に出場します。
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台風27号 目立った被害はなし
本州の南海上を通過した台風27号の影響で、伊那地域は25日の降り始めから26日午前10時までに84.5ミリの雨が降りました。 各市町村によりますと、台風による被害はなかったということです。 南箕輪村では、倒木の恐れがあるとして午後4時現在神子柴の村道を通行止めにしているということです。 伊那市、箕輪町では、被害は報告されていないということです。 長野地方気象台によりますと、25日以降天気は回復するということです。
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伊那市竜西保育園と伊那中学校ハロウィンで交流
伊那市の竜西保育園の園児が25日、ハロウィンの仮装をして保育園の近くにある伊那中学校を訪れました。 かぼちゃのおばけやこうもりなど、手作りのハロウィン衣装をつけた園児たちが伊那中学校を訪れました。 園児を驚かせようと体育館では中学生が隠れていました。 園児と中学生は歌を歌ったり、ゲームをして交流していました。
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伊那市竜西保育園と伊那中学校ハロウィンで交流
伊那市の竜西保育園の園児が25日、ハロウィンの仮装をして保育園の近くにある伊那中学校を訪れました。 かぼちゃのおばけやこうもりなど、手作りのハロウィン衣装をつけた園児たちが伊那中学校を訪れました。 園児を驚かせようと体育館では中学生が隠れていました。 園児と中学生は歌を歌ったり、ゲームをして交流していました。
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赤羽栄子さん押花絵展きょうから
伊那市美篶の赤羽栄子さんの押花絵展「日々押花と共に」が25日から、かんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、新作65点と押し花を始めた21年前からの過去の作品35点の、合わせて100点が展示されています。 赤羽さんは、生け花をしていた21年前に、草花を美しい色で作品として残したいという思いから、押し花を始めました。 現在は伊那市と岡谷市の7つの教室で講師を務めています。 会場に並んだ作品の中には、今年6月に青森県奥入瀬渓流に1人で行き写真に収めた風景を押し花にしたものもあります。 赤羽栄子さんの押し花絵展「日々押花と共に」は、29日(火)まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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台風27号で伊那市のイベント中止に
台風27号の接近に伴い、伊那市は、26日(土)にみはらしファームで予定していた「新そばまつり」と、「市民の森ますみヶ丘平地林イベント」を中止します。 長野地方気象台によると、台風27号は、日本の南海上を通り、長野県は直撃せず27日中には温帯低気圧に変わり、台風28号は、本州をそれていく見込みです。 しかし、これらの台風により、明日の昼過ぎから26日の午前中にかけて、強い雨が降り続く見込みで、土砂災害に注意を呼びかけています。 伊那市では、台風接近に伴い来場者の安全を優先し26日のイベント中止としました。なお、新そばまつり2日目の27日は通常通り実施するということです。
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求職中の若者を対象に 就活支援講座「ジョブクラブ」
求職中の若者を対象にした就活支援講座「ジョブクラブ」が、24日、伊那市のきたっせで開かれました。 この日は、伊那バスの人事担当者を講師に招き、伊那市などで職を探している4人が模擬面接を受けました。 講座は、若年者を対象にした就労支援事業を行っている厚生労働省から委託を受け、松本市に本社を置く(株)コミュニケーションズ・アイが県内8会場で開いているものです。 面接では、入社を希望する動機や、学生の時取得した資格、スキルアップのためにしていることなどの質問に参加者が答えていました。 人事担当者は、「面接できかれる質問は予想できるので、自分の良い所を知ってもらうために、胸をはって大きな声で伝えられる練習と準備をしてください」とアドバイスしていました。 (株)コミュニケーションズ・アイでは、11月7日に伊那市内の企業の見学会を開く予定です。
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信大農学部で低農薬米の販売始まる
南箕輪村の信州大学農学部は学部生たちが実習で栽培した低農薬米の販売を22日から始めました。 農学部では、学生らが実習で生産した農産物を地元の人たちに販売しています。 米もその中のひとつで、食料生産科学科の2年生が低農薬の米を生産しています。 今年は南箕輪村の2.5ヘクタールの田んぼで12トンの米を収穫しました。 6月には手押し式の除草機を使った除草作業にも取り組みました。 販売初日の22日は、地元や県外などから米を買い求める人の姿がありました。 品種はコシヒカリで、5キロ2000円で販売されています。 この他にも、はざ掛け米や玄米なども販売されています。 米は、信州大学農学部の生産品販売所で土日祝日を除く午前8時30分から午後5時まで販売されています。 農学部では、「より安心して食べていただけるよう努力してきたので多くの方に味わってほしい」話していました。
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省エネ学ぶ 環境展
環境や省エネについて考える伊那市環境展が13日、伊那勤労者福祉センターで開かれました。 環境展は、民間団体や、行政などが環境問題について考えようと開いたもので25のコーナーが設けられました。 家庭での省エネを推進しているNPO法人のコーナーでは、家族連れで、LEDと白熱球の消費電力の違いを手動の発電機を回して体験していました。 家庭の省エネエキスパートの柿崎久さんは家庭でできる省エネ術や節約法をエネルギー使用量のグラフなどを使いながら来場者にアドバイスしていました。 また、信州大学農学部の学生委員会は演習林で間伐した檜を使ったマイ箸作りを行わい、子ども達がカンナで削ってチャレンジしていました。 訪れた人たちは、各コーナーをまわりながら環境問題や、省エネについて理解を深めている様子でした。
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シクラメンの出荷始まる
冬の花、シクラメンの出荷が各地ではじまり園芸農家では出荷作業に追われています。 箕輪町木下でシクラメンを栽培している並木園芸のハウスでは朝から出荷作業が行われていました。 並木園芸の小嶋稔さんは、先代が始めたシクラメンの栽培を40年近く続けています。 現在およそ3000平方メートルのハウスで15種類のシクラメン1万4000鉢を栽培しています。 小嶋さんによると今年は、夏の暑さで花の生育が心配されたということですが、ハウスの風通しをよくし、温度管理に気を付けたということです。 そんな苦労もありハウス内には色とりどりの美しい花が咲きました。 中でも花ビラの周りが赤いビクトリアという品種や寒さで花が赤く色づくピアスと呼ばれる品種が人気だということです。 ここのシクラメンは、関西を中心に出荷され、作業は11月がピークで、12月中旬まで行われます。