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火災警報器設置率 伊那消防組合管内73.3%
伊那消防組合のエリア内で住宅用火災警報器を設置している住宅は73.3%で、前の年の同じ時期と比べて0.4ポイントの増加となっていることがわかりました。
これは、長野県の危機管理部が16日に発表したものです。
伊那消防組合では、エリア内の伊那市・辰野町・箕輪町・南箕輪村の890世帯に対しアンケート調査を行いました。
回答のあった498世帯のうち73.3%にあたる365世帯が火災警報器を設置していることがわかったということです。
県全体の平均は72.2%で、最も設置率が良かったのは木曽広域消防本部の93%でした。
伊那消防組合では「設置の状況が飽和状態に近づいているため伸びは少ないが、これまで以上に啓発活動を行い、設置を徹底していきたい」と話しています。 -
狐島区住民 カヌーで世代間交流
伊那市狐島の住民は、世代を越えた交流を深めようとカヌー教室を18日、伊那市高遠町の高遠湖で開きました。
カヌー教室には、子どもからお年寄りまで40人が参加しました。
教室は、世代を越えた交流を深めていこうと、狐島の子ども会と公民館、 地域社会福祉協議会が、毎年この時期に開いているものです。
参加者は、1人乗りと2人乗りに分かれてカヌーを体験しました。
中には毎年来ているという児童もいて、大人顔負けの手つきで漕いでいました。
狐島地域社協の馬場秀則会長は「子育てするうえで、世代を越えた交流は必要だと思うので、今後も企画していきたい」と話していました。 -
伊那市西箕輪大萱で百八灯
送り盆の16日、伊那市西箕輪大萱では、108つの火の玉をつるす「百八灯」がおこなわれました。
大萱の百八灯は、江戸時代に始まったともいわれ、戦前は、中学2年生以下の子供たちが主体となって行っていたということです。
その頃からの伝統を受け継ぎ、現在も中学生が玉に火を灯す
役を担っています。
「百八の煩悩を絶つ」との願いも込められていて、会場は、幻想的な雰囲気に包まれていました。 -
盆休みの延長を訴える「盆正月」
区長の自宅玄関にバリケードを作り盆休みの延長を訴える南箕輪村田畑の伝統行事、盆正月が16日深夜に行われました。
夜11時すぎ、寝静まった区長宅に、正月飾りや野菜を乗せた軽トラックが到着しました。
盆正月は、区の役員の家を一軒ずつまわり、玄関先にバリケードを作って盆休みの延長を訴える田畑区の伝統行事です。
小学校PTAや消防団、有志でつくる田畑区の伝統行事を守る会が行っています。
昨夜は、15人が、区長宅の倉庫からはしごや農作業用の機械などを持ち出し、玄関先に次々と置いていきました。
玄関が完全に封鎖されると、正月用の鏡餅と近くの畑でとってきた野菜を飾ります。
そして仕上げに、石灰を使って「お正月」と書きました。
区長宅の封鎖を終えたメンバーらは、区の会計役の自宅を目指し暗闇に消えていきました。 -
精霊流し大法要
送り盆の16日、伊那市坂下では、天竜川に灯篭を流し先祖の霊を供養する、精霊流し大法要が行われました。
16日夜、坂下駐車場の天竜川のほとりから、200基の灯篭が流されました。
精霊流し大法要は、伊那仏教会や坂下商工会が毎年行っているもので、戦後まもなく戦没者の慰霊のために行ったのが始まりです。
この日は、新盆を迎えた家族や、先祖代々の霊を供養する家族が集まりました。
参列者は、静かに流れていく灯篭をみつめ、手を合わせていました。 -
箕輪町長寿者訪問
今年88歳以上になる人を祝う箕輪町の長寿者訪問が、17日から始まりました。
このうち、今年88歳になる大出の柴宮恒造さん宅を平澤豊満町長が訪れ、米寿の祝い品として町の記念木「ケヤキ」を使ったお椀を贈りました。
柴宮さんは、大正13年生まれの87歳。
長年農業に携わっていて、現在も米と野菜を栽培しています。
朝は、6時に起きて朝ご飯を食べ、田んぼや畑の様子を見るのが日課です。
現在は、長男夫婦との3人暮らしで、今年生まれたひ孫の成長が楽しみと柴宮さんは話します。
長生きの秘訣は特にないということですが、趣味のマレットゴルフは週に3回行っているということです。
町内で今年88歳以上となるのは、9日現在569人ということです。
このうち、100歳以上は11人で、最高齢は106歳となっています。 -
「山寺まつり」伊那節盆踊り大会
伊那節の良さを見つめなおそうと、山寺まつり伊那節盆踊り大会が、15日、伊那市の中心市街地で初めて開かれました。
催しは、民謡伊那節の良さを見直し広めるきっかけにしようと、伊那市地域づくり活動支援金事業として山寺区が開いたものです。
盆踊り大会の会場では、伊那節保存会の生唄生演奏に合わせ、地区住民などおよそ100人が踊りを披露しました。
この他に、伊那市西箕輪与地に伝えられている節回しの「与地の伊那節」なども披露されました。
伊那節は江戸時代、権兵衛峠を行き来した馬子たちが口ずさんでいた馬子唄で宴会や祝いの席では必ず踊られていました。
近年になり、踊れる人が少なくなってきたため、保存会など関係者が普及活動に力を入れています。
この日は、帰省している人たちに伊那の街を楽しんでもらおうと、中心市街地で恒例のふるさと歩行者天国が行われ、家族連れなどが盆休みのひと時を楽しんでいました -
(株)国興 伊那市に車イス3台寄贈
諏訪市に本社を置く、機械、工具などの専門商社(株)国興は、8日、伊那市に車イス3台を寄贈しました。
この日は、国興の高知尾敏之社長らが伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に目録を手渡しました。
贈られた3台の車イスは、6月に伊那商工会議所で国興が展示即売会を開いた際の売り上げの一部で購入したもので、1台あたり6万8千円です。
国興の高知尾社長は、「東日本大震災以降、日々の仕事の中で何かできないか考えてきた。これからも地域のお役に立てるよう続けていきたい」と話していました。
車イスは市役所に置き、高齢者や障害者など、必要な市民に貸し出すということです。 -
上農高伝統の盆花市 節目の60回に向け準備
上伊那農業高校伝統の盆花市が12日、いなっせと伊那北駅の前で開かれます。
11日には盆花市を前に花束づくりが行われました。
この日は生徒およそ70人が作業を行いました。
盆花市は1953年、昭和28年に当時の佐藤昌一校長が地域に感謝の気持ちを表そうと始めたもので、今年節目の60回目を迎えます。
始まった当初は山の中に入り山野草を採って束ね、それを売っていたということです。
現在、盆花に使われる花は菊やアスター、トルコギキョウ、オミナエシなど6種類ほどで、すべて校内で生徒が栽培しています。
今年は春先に寒い日が続いたため生育が遅く、花束は例年より少なめの300束となりました。
上農高校農業クラブ会長の森住周君は「私も先輩たちに教わって作業ができるようになってきたが、それが60回も続いているということには重みを感じる。みなさんに喜んでもらえれば」と話していました。
藤澤昭二教頭は「季節の変わり目になると声をかけられるほど地域に定着している。この伝統をこれからも続けていきたい」と話していました。
盆花市は12日の午前9時半からで、1束500円で販売されることになっています。 -
国道152号分杭峠付近の通行止め解除
国道152号分杭峠付近の土砂崩落の応急工事が完了し、10日正午に通行止めが解除されました。
工事は7月13日に見つかった土砂崩落にともない行われていたものです。
伊那建設事務所では土砂崩落以降夜間の通行を禁止していたほか先月30日から今月10日までの土日を除き全面通行止めにし工事を行っていました。
伊那建設事務所では雨量の状況によっては再び通行を規制する場合があるとしています。 -
夏山シーズンピーク 伊那市長谷で救助訓練
夏山シーズンがピークを迎えています。
そんな中、南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会救助隊は、万が一に備え伊那市長谷黒河内の岩場で救助訓練を10日、行いました。
救助訓練には、隊員およそ20人が参加しました。
救助隊では、年に4回訓練を行っていて、今回は、岩場の多い鋸岳を想定した救助訓練を行いました。
隊員らは、ザイルの扱い方や命綱の結び方を確認し、高さおよそ20メートルの岩場を登っていました。
今年入隊した伊那警察署の署員2人も、先輩隊員から基礎を教わっていました。
救助隊の西村和美隊長は「マナーを守らない登山者が増えていて、事故に繋がる恐れがある」と話します。
救助隊は、民間や行政などおよそ80人で構成されています。
管轄するエリアでは昨年度、死亡事故は起きていませんが、遭難や滑落などが5件発生しています。
救助隊では「緊急時に備えいつでも出動できる態勢をとっていく」としています。 -
園児が運動会で披露する太鼓練習
伊那市の富県保育園園児は、来月開かれる運動会で演奏する太鼓の練習に励んでいます。
運動会で太鼓を演奏するのは年長園児24人です。
7日は地元、富県高烏谷に拠点を置く歌舞劇団、田楽座のメンバーが保育園を訪れ指導にあたりました。
田楽座は5年前から太鼓指導を行っていて地域との交流を深めています。
練習では友達の動きを見ながら音を合わせるよう指導していました。
園児らは大きな声でリズムをとりながら力強く太鼓を叩いていました。
富県保育園の運動会は9月22日を予定していてそれまでに全部で5回の練習を計画しています。
田楽座は富県小学校でも太鼓指導を行っていることから、「富県地区が太鼓の盛んな地域になればうれしい。」と話していました。 -
親子で夢を形に~夢ケーキ作り~
8月8日は夢ケーキの日です。子どもたちの描いた夢をケーキにする夢ケーキ創りの催しが、伊那市の伊那小学校体育館で、開かれました。
この催しは、全国の菓子職人などで作る、NPO法人 Dream Cake Projectが主催したもので、上伊那を中心におよそ140組の親子が参加しました。
参加した親子は、直径15センチほどの、土台となるスポンジに、アーモンドのペースとで思い思いの形をつくり、飾り付けを行っていました。
夢ケーキは、2006年から伊那市の菓匠Shimizuが始めたイベントです。
2010年には、日本全国や世界に夢ケーキを広めたいと考える、菓匠Shimizuの清水慎一さんが賛同した全国の仲間と共にNPOを立ち上げました。
イベントには、全国各地からおよそ70人がボランティアスタッフとして参加しました。
また、普段はライバル店でもある、伊那市内の菓子店もイベントに参加し、ケーキ作りを手伝いました。
Dream Cake Projectでは、菓子を通じて子供たちに夢を与えると共に、家族だんらんの時間をもってもらおうと活動しています。
参加したある子供は「創造していたケーキが完成しうれしい。家族みんなで食べたいです」と話し、母親は「今回イベントに参加し子どもの夢を聞けてよかったです」と話していました
2時間程でケーキが完成すると、参加した親子は、できばえを見ながら、記念写真を撮っていました。 -
立秋 秋の音色プレゼント
今日は立秋。
暦の上では秋となりました。
箕輪町のながた荘には涼しさを感じてもらおうと秋の音色がプレゼントされました。
立秋の今日。伊那地域の最高気温は32.2度となり
16日連続で真夏日を記録しました。
箕輪町のながた荘周辺ではセミの声が響いていました。
中に入ると一転して秋の音色、スズムシの鳴き声が聞こえてきます。スズムシは東京の男性が7月初め、ながた荘を訪れた際、秋の音色を感じてもらおうと置いていったものです。
その男性は20年ほど前に、ながた荘を訪れたとき従業員にスズムシの飼い方を教わり、それがきっかけで家で卵から育てるようになったといいます。
東京の暑さで長野より成虫になるのが早いことから一足先に秋の音色を楽しんでもらおうと毎年ながた荘を訪れスズムシをおいていくようになったということです。
またその男性は毎年夏の終わりに昆虫箱を引き取りに訪れるということです。
長野地方気象台では、この暑さは来週以降も続くと予想しています。 -
狼煙リレーを前に火起こし体験
戦国時代の武将、武田信玄が通信手段として使った狼煙を再現する南信州狼煙リレーが来月行われます。
それを前に7日、火起こしの体験が伊那市の西春近公民館で行われました。
狼煙リレーは飯田下伊那地域の住民でつくる武田信玄狼煙会が実施するものでリレーには西春近の住民も参加します。
火起こし体験は、狼煙リレーで火をつける際、当時の様子を再現しようと行われたものです。
7日は西春近北小と南小の児童のほか、地区役員など約
30人が集まりました。
体験では木をこすりあわせて発生する摩擦熱や、火打ち石を使った火起こしが行われました。
体験では大人も子どもも夢中になり実際に火がつくと歓声があがっていました。
戦国時代、武田信玄は、敵が攻めてきたことなどを伝える通信手段として狼煙を使っていたということで、それを再現する催しが来月8日に行われます。
上下伊那と諏訪の27か所で狼煙がリレーされることになっていて参加者は、この催しを通して伊那谷の歴史を学び、地域の連携を図りたいと話しています。 -
手良小4年生 野菜販売で栄村の小学校支援
長野県北部地震で被災した小学校を支援しようと、伊那市の手良小学校の児童は6日、自分達で作った野菜を販売しました。
野菜を販売したのは、手良小学校の4年生21人です。
6日は、JA上伊那手良支所の敷地内で、収穫したスイカとスイートコーンを販売しました。
4年生は、3年生の頃から総合学習の時間に野菜を育てています。
今年2月の授業参観日に、ポップコーン作って販売し、その売り上げを栄村の栄小学校に義援金として送ったことが縁で、手紙のやりとりをするなど交流を続けています。
今回も、売り上げを栄小に送ろうと、5月に種を蒔き育ててきたスイカおよそ30玉と、スイートコーン500本を販売しました。
用意した野菜は完売し、この日の売り上げ6万8,280円全額を、栄小学校に送るということです。 -
原爆投下から67年 平和のつどい
1945年の8月6日広島に原爆が投下されてから67年が経ちました。
原爆の火が灯された平和の塔が建立されている伊那市山寺の丸山公園で6日、平和のつどいが開かれました。
6日は、原爆が投下された時刻の午前8時15分に合わせて集まった人たちが黙とうを捧げました。
平和のつどいは非核平和都市宣言をさらにすすめる伊那市民の会が開いているもので、今年で26回目となります。
平和のつどいでは、参加者が原爆の火が灯されている平和の塔の前に花を手向けていました。
平和の塔の横には伊那市の宮原栄子さんが寄付した被爆柳が植えられています。
宮原さんは1987年に広島から被爆した柳の枝を持ち帰り自宅の庭に植えていました。
平和の塔建立に合わせて寄付したもので、反核反戦のシンボルとなっています。
非核平和都市宣言をさらにすすめる伊那市民の会代表の建石繁明さんは「戦争の記憶を常に呼びさましながら平和の尊さと大切さを市民に発信していきたい。」と話していました。 -
「教え子を再び戦場に送るな」アピール文採択
6日、県教職員組合上伊那支部による反核反戦平和のつどいが伊那市のいなっせで開かれ「教え子を再び戦場に送るな」とするアピール文が採択されました。
平和のつどいには、県教職員などおよそ60人が集まりました。
つどいでは昨年度、被爆66周年原水禁世界大会に参加した箕輪北小学校の児童が、その体験で学んだことについて発表しました。
平和のつどいではほかに松本市在住で元教諭の宮川清二さんが戦争についての話をしました。
宮川さんは、命令により教え子を義勇軍として送りだしたことを悔やんでいるといいます。
平和のつどいでは、「戦争の記憶を風化させることなく、すべての戦争に反対し教え子を再び戦場に送るな」とするアピール文が採択されました。 -
戦争とともに100年
1929年、昭和4年に当事の伊那中、今の伊那北高校で起きた伊那中事件の最後の生存者だった伊那市西箕輪の小坂光春さんが7月31日に亡くなり、3日葬儀が執り行われました。
伊那市西箕輪中条の小坂光春さんは、7月31日、老衰のため亡くなりました。
100歳でした。
伊那中事件は、昭和恐慌に入り、戦争の色が日増しに濃くなっていった1929年、昭和4年に当事の伊那中、現在の伊那北高校で起きました。
反戦平和を求め反戦ビラを印刷したとして10人が退学させられました。
そのうち9人は、すでに他界していましたが、当事中学5年だった小坂さんは、唯一残る生存者でした。
この日行われた葬儀では、親族や関係者が、小坂さんの冥福を祈りました。
伊那市議会議員の前沢啓子さんは、伊那中事件に触れ「小坂さんは、初心を貫き通した」と弔辞を読み上げました。
宮田村の唐木達雄さん。
中学校の教員時代、伊那中事件を知った唐木さんは、小坂さんに復学の申請を再三にわたり薦めてきました。
唐木さんは、「伊那北高校が名実ともに平和への取り組みを進めるならば、伊那中事件を解決しなければならない」と話しています。
当事の中学5年生は、今は高校生の年齢です。
小坂さんが、退学になったビラの内容です。
「政府が彼らの利益のみを目的として、満州等を植民地にするために労働者、農民、一般市民を戦争に送り、鉄砲弾の的とする帝国主義戦争には反対だ」
広島、長崎に原爆が投下され67年。
15日は、終戦記念日を迎えます。 -
4日、5日は伊那まつり
4日から2日間の日程で第40回伊那まつりが行われます。
今年の伊那まつりのテーマは「明日へ」、サブテーマに「心をひとつに明日へ がんばろう日本」としています。
伊那市のいなっせ北側では、東日本大震災の復興支援のイベントに使用する風車の飾り付けを行っていました。
まつり当日は、来場者に風車を作ってもらい、1本につき10円を被災地に寄付します。
伊那ケーブルテレビでは、伊那まつりの模様をご覧のチャンネルで生中継します。
市民おどりは午後5時から、花火大会は午後7時からを予定しています。
3日の伊那の最高気温は35.3度で昨日に続き猛暑日となりました。
4日も気温が高くなる見込みで、気象台では9日連続で高温注意情報をだし注意を呼び掛けています。 -
子ども地球サミット始まる
子ども地球サミットが3日から、南箕輪村で始まりました。
今年は、東日本大震災の被災地の復興を願った朗読を子ども達が発表します。
子ども地球サミットは、3日から5日までの日程で開かれ、初日の3日は、村民センターで入村式が行われました。
今年は、村内の小学生およそ10人を含め、20人が参加します。
入村式では、参加者が自己紹介をし、3日間限定の村民証などが手渡されました。
去年のサミットは、東日本大震災の被災地に配慮し、中止となりました。
今年は、被災地の復興を願い子ども達が現地を訪れた際に体験したことを朗読で発表する他、オリジナルの曲を参加者と来場者全員で合唱します。
期間中子ども達は、大芝高原を主会場とし、コンサートに向けた歌やダンスの練習を行います。
コンサートは5日午後5時から、南箕輪村村民センターホールで開かれます。 -
伊那地域 8月観測史上初めての猛暑日
2日の伊那地域の最高気温は35.4度で8月の観測史上最高を記録しました。
この日の伊那地域は最高気温35.4度を記録する猛暑日となりました。
伊那市の8月の観測史上では初めての猛暑日となります。
長野地方気象台では8日連続で高温注意情報を出していて、今週末までは暑い日が続きそうなので熱中症に注意するよう呼びかけています。 -
多彩なステージ発表 区民交流
伊那市高遠町藤沢の台殿区で28日に納涼祭が行われ、ステージ発表などで区民が交流を深めました。
台殿区では、区民が一堂に会しコミュニケーションできる場にしようと、おととし第1回目を行い、この日は、2年ぶり2回目の納涼祭となりました。
区内にある台殿八幡社広場周辺には、各種屋台が立ち並びにぎわっていました。
ステージでは、バンド演奏や地区の長寿会による発表、大正琴やフラメンコなど多種多彩な出し物が演じられ、訪れた人たちは、楽しいひとときを過ごしていました。
高遠町の台殿区は、平成6年に藤沢地区の台地区と、長藤地区の殿垣外地区が合併して誕生した地区です。
区の関係者は、「高遠町の藤沢には7区あるが、納涼祭を行っているのはここだけ。地域の交流と活性化につなげていきたい」と納涼祭の成功を喜んでいました。 -
戦争の悲惨さを後世に伝える原爆パネル展
戦争の悲惨さを後世に伝えようと、伊那市の伊那図書館で原爆パネル展が開かれています。
1945年、昭和20年8月6日に広島、8月9日に長崎に原爆が投下されて今年で67年になります。
パネル展は、戦争の悲惨さを後世に伝え、平和の尊さを再認識してもらおうと、伊那市が毎年開いているものです。
原爆が投下された直後の写真では、やけどに食用油を塗って応急処置をする広島での様子や、駅のプラットホームで亡くなった長崎の親子の姿などが写し出されています。
子どもと一緒に会場を訪れたある母親は「悲惨な戦争は、二度と起きて欲しくないと思う。子どもと一緒に戦争について学んでいきたい」と話していました。
原爆パネル展は、16日(木)まで伊那図書館で開かれています。 -
核の廃絶を訴え 非核平和行進
上伊那の市町村や企業の労働組合が加盟する上伊那地区労働組合会議は、1日、核の廃絶を訴える非核平和行進を、上伊那で行いました。
南箕輪村役場前で行われた激励会では、南箕輪職員労働組合の小野裕希さんが、決意表明しました。
非核平和行進は、原水爆の禁止と原発の廃止を訴え30年近く行われていて、福島第一原発事故後は、特に脱原発に力を入れて訴えているということです。
この日は、のべ164人が参加し、上伊那の各市町村を歩きながら、核廃絶を訴えていました。 -
市芸術文化大使に柘植伊佐夫さん
伊那市出身でNHK大河ドラマ「平清盛」の人物デザイン監修を務める、柘植伊佐夫さんが、伊那市芸術文化大使に任命されました。
1日は、伊那市役所で委嘱式が行われ白鳥孝伊那市長から、委嘱状が手わたされました。
柘植さんは伊那市山寺出身の52歳。現在東京で、ヘアメイクなどの会社を経営しています。
柘植さんは、NHKで中の大河ドラマ「平清盛」の人物デザインを監修していて、出演者全員の衣装やかつら、メイクの仕方などを決める仕事をしています。
伊那市は、地元出身者や市と関わりがあり、各界で活躍している著名人に市の魅力を発信してもらおうと、伊那市特命大使を設置していて、今回柘植さんを、伊那市芸術文化大使として委嘱しました。
伊那市特命大使には、これまでに、子どもタレントの鈴木福君や脚本家で映画監督の三谷幸喜さん等が任命されていて、柘植さんで5人目となります。 -
休園中の新山保育園で夏パーティ
園児数の不足により休園している伊那市の新山保育園で29日夏パーティーが開かれました。
夏パーティーには新山を中心に25家族64人が参加しました。
パーティーではプールやヨーヨー釣りなどが用意され、参加した子どもたちが交流しました。
パーティーは新山の小さい子供がいる家族の交流の場にしようと地域住民でつくる新山の保育園・小学校を考える会が開いたものです。
新山保育園は平成21年度から園児数の不足で休園となっていて、現在園児は上の原や富県など他地域の保育園に通っています。
新山保育園への入園希望数が定員の半分である20人以上を満たさないと休園は解除できず、平成28年度までこの状況が続くと廃園となります。
考える会によると、現在新山には0歳から6歳までの子どもは20人います。
しかし、他地域への入園希望者もいて、20人確保には至っていません。
新山の保育園・小学校を考える会女性委員長の伊東佳保里さんは、「こうした機会を通して、新山の自然を生かした保育や、少人数での保育など新山保育園の良さを知ってもらい、保育園の再開につなげたい」と話していました。 -
伊那地域の最高気温35.9度で観測史上最高タイ記録
31日の伊那地域の最高気温は35.9度で、伊那市の観測史上最高タイ記録となりました。
伊那市の市役所南側のせせらぎ水路では、子供たちが元気に水遊びを楽しんでいました。
長野地方気象台によりますと、伊那の35.9度は1994年7月15日以来観測史上最高タイ記録だということです。
厳しい暑さの中、伊那消防組合管内では、31日午後6時現在80代の男性2人が熱中症とみられる症状で病院に搬送されています。
気象庁では、水分をこまめにとるなど熱中症対策をとるよう呼びかけています。 -
伊那まつり歴史展 8月5日まで
第40回伊那まつりは8月4日5日に開かれます。
まつりムードも高まる中、伊那市のタウンステーションいなまちでは、来月5日まで40回を記念した歴史展が開かれています。
歴史展は、第40回の伊那まつりの記念事業の一環で開かれているもので会場には、第1回から39回までの歴史を物語る写真およそ50点が展示されています。
この他、Tシャツやうちわ、ポスター、第1回から伊那市が記録した写真を収めたアルバムも展示されています。
展示を見ているこちらの男性は、伊那市荒井に住む酒井一雄さん82歳です。
31日は、小学生の姿もありカメラで当時の写真やポスターなどをおさめていました。
また、伊那まつりの前身勘太郎まつりの写真も展示されています。
勘太郎まつりは昭和33年から昭和47年までの15年間行われたまつりです。
伊那まつり実行委員会では、「当時を懐かしんでもらい、これからの新たな伊那まつりのあり方を考えるきっかけになれば」と話していました。
今年の伊那まつりは、伝統ある伊那節、勘太郎月夜唄をクローズアップし踊りコンテストなど様々なイベントを予定しています。
伊那ケーブルテレビでは、昭和18年に放映され勘太郎まつりのきっかけになった映画「勘太郎月夜唄」を1日からご覧のチャンネルで放送します。 -
伊那ビデオクラブ作品コンクール
上伊那のビデオ愛好者でつくる伊那ビデオクラブの作品コンクールで最優秀にあたる市長賞に、河野恆さんの作品「男」が選ばれました。
29日に伊那市のいなっせで表彰式があり、市長賞を受賞した河野さんをはじめ、入賞者に賞状が贈られました。
河野さんの作品「男」は、伊那市高遠町を通る古道「法華道」を整備し復活させた男性をテーマにした作品です。
15回目となるコンクールには25点の作品が集まり映画監督の後藤俊夫さんらが審査を務めました。
高校まで伊那市で過ごし、現在池田町に住む河野さんは、「上伊那に住んでいない私をクラブに入れてもらい感謝しています。今後も良い作品づくりに励みます。」とあいさつしました。
河野さんは、伊那ケーブルテレビの放送部門賞でも優秀賞を受賞しています。
他に作品コンクールでは、妻の日常生活を題材にした「この人と」を制作したクラブ会長の武田忠芳さんが監督賞を受賞。
家で飼っているウコッケイの成長を記録した前田耕一さんの「ウ・コッコ」が伊那ケーブルテレビジョン賞を受賞しています。
入賞作品は順次、伊那ケーブルテレビで放送する予定です。