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ブルーベリー収穫最盛期
伊那市高遠町の勝間では、ブルーベリーの収穫作業が最盛期を迎えています。
今年は、糖度も高く出来が良いということです。
伊那市高遠町勝間のブルーべリー畑では、朝早くから収穫作業が行われています。
地元有志でつくる勝間ブルーベリー生産組合「さんベリー」が桜以外の観光資源にしようと7年前から栽培しています。
今年は、春先の寒さで1週間ほど収穫が遅れているということですが甘みが強く出来は上々ということです。
現在、さくらの里近くにある30Rの畑には6種類1000本のブルーベリーが植えられています。
12日は、組合のメンバー達がびくを腰に巻いて色づいたブルーベリーを収穫していました。
今年は、木の剪定方法を改善しました。
朝摘んだブルーベリーは、網目の篩で選別した後パック詰めされます。
今年は去年並みの400キロを出荷する予定です。
このブルーベリーは、高遠さくらホテルやさくらの湯などで販売されています。
価格は、400円から600円です。
また、午前中は摘み取り体験も行っていて500円で食べ放題となっています。 -
大芝高原まつり 図案入賞者表彰式
今年の大芝高原まつりをPRするポスターなどの図案入賞者の表彰式が12日、南箕輪村役場で行われました。
ポスターに採用されたのは、南箕輪中学校2年の山・ス若菜さんの作品です。赤を使って夏らしさを表現したという事で、山・スさんは「祭り当日も楽しみたい」と話していました。
うちわに採用されたのは、南箕輪中学校2年の高野真奈美さんの作品です。たらいレースの水しぶきの中に祭りの様々な場面が描かれています。
パンフレットに採用されたのは、南箕輪中学校2年の畳谷弥沙斗さんの作品です。提灯の明かりを活かし祭りの賑やかな夜の雰囲気を表現しています。
この他、優秀賞、佳作に選ばれた14人に、唐木一直村長から表彰状が手渡されました。
今年の大芝高原まつりは、8月20日に行われます。
ポスターは200部、うちわは6,500本、パンフレットは7,000冊つくり、祭りの活用する事になっています -
社会を明るくする地域づくり大会
社会を明るくする地域づくり大会が9日、南箕輪村民センターで開かれ、飯島町西岸寺の平野泰成副住職が講演しました。
社会を明るくする地域づくり大会は、犯罪や非行の防止と、犯罪者の更生に理解を深めてもらおうと、社会を明るくする地域づくり実行委員会が開いたもので、会場にはおよそ200人が集まりました。
大会では、飯島町西岸寺の平野副住職が「東日本大震災被災地での救援活動に携わって」と題して講演しました。
平野さんは被災地の状況について「テレビでは見ていたが、実際に現場で見た惨状はそれ以上のものだった」と話していました。
平野さんは「被災してつらい思いをしている現地の人たちなのに、帰るときに多くの人が見送りに来てくれた。人の暖かさを感じた」と話していました。 -
上伊那の記憶を生かす
伊那毎日新聞の三六災害に関するパネル展示にあわせて、「上伊那記憶を生かす」と題したパネルディスカッションが10日、伊那市のいなっせで、行われました。
パネルディスカッションは展示会場のいなっせ2階ギャラリーで行われました。
コーディネータ竏窒ノは、伊那市立伊那図書館の平賀研也館長、白鳥孝市長や、信州大学農学部の木村和弘特任教授など4人がパネリストを務めました。
会では、三六災害について報じた伊那毎日新聞の中で、各々が注目した記事を挙げて、意見が交わされました。 -
上伊那猟友会 鳥獣生体搬送用のDVD制作
上伊那猟友会は、捕獲した鳥獣を生きたまま搬送する方法を解説するDVDを制作します。
11日は、伊那市長谷の山中で、くくり罠にかかったイノシシとニホンジカを上伊那猟友会の会員が捕獲し搬送するところを撮影しました。
DVDは、上伊那猟友会が鳥獣の搬送の手段として広めるために制作するものです。
罠にかかった鳥獣は、捕獲した場所で銃やナイフによる止め刺しを行い、解体処理施設に運ぶのが一般的です。
しかし、運搬にかかる時間で鮮度が落ちることが課題となっています。
特にシカは、止め刺しを行ってから1時間以内に運ばなければ、食肉としての価値が下がると猟友会の会員は話します。
制作したDVDは、上伊那猟友会の研修会などでマニュアルビデオとして役立てていくということです。 -
伊那市中心市街地でちびっこ駅伝
伊那市の中心市街地で開かれた「ぎおん祭歩行者天国」に合わせ10日、ちびっこ駅伝が行われ、園児が商店街を駆け抜けました。
ちびっこ駅伝には、伊那市内24保育園から57チーム538人の園児が出場しました。
これは、市街地の活性化を目的に毎年行われれている恒例行事で、沿道では多くの保護者が声援を送っていました。
子ども達は、8人でタスキをつなぎ、480メートル先の八幡町のゴールを目指していました。
また、歩行者天国ではこの他、いなっせ横の広場に上伊那建設労働組合伊那大工分会のブースが設けられ、被災地支援のチャリティ包丁研ぎや住宅工事の無料相談会などが行われました。
伊那大工分会では、集まったお金で東北の被災地に出向き、支援活動を行うということです。 -
マツタケ山の作り方教室
伊那市新山に住むマツタケ博士、藤原儀兵衛さんからマツタケが育つ山の作り方について学ぶ教室が9日、伊那市高遠町で開かれました。
この日は伊那市内在住で山を保有する人など20人が参加し、高遠町にある市有林で藤原さんから指導を受けました。
教室は、マツタケの生産技術向上や地域の活性化を目的に伊那市が初めて開いたものです。
この日は、マツタケが生えるための環境づくりとして、地面に落ちている松の葉を取り除く作業について説明をしていました。
藤原さんは、マツタケの出やすい環境づくりとして、松の葉が厚くなりすぎないようにすること、風通しをよくすること、日が当たるようにすることなどをあげていました。
また、参加者から「長い期間手入れをしていない山でもマツタケを育てることができますか」という質問に、藤原さんは「きちんと手入れをして環境を整えれば、ほとんどの山でマツタケを出すことはできる」と話していました。
ある参加者は「今まで聞いた話しとは違い説得力があった。うちの山にもマツタケが出るようになれば」と話していました。
藤原さんは「上伊那の山は荒れている。山の環境を良くすれば、自然とマツタケも出てくる。マツタケが目的でもいいので、山の整備を進めていってほしい」と話していました。
マツタケ教室は、次回11月に開かれる予定で、マツタケをとった後の山の管理について学ぶということです。 -
長野県陶芸展
長野県陶芸作家協会による第32回長野県陶芸展が9日から、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで始まりました。
会場には、皿や茶碗などおよそ500点が展示されています。
長野県陶芸作家協会は県内で陶芸に取り組んでいる25人が所属していて、今回は20人が出品しました。
会場には、伊那市長谷で創作活動をしている竹島覚二さんの作品、伊那市高遠町で創作活動をしている林秋実さんの作品も展示されています。
陶芸展では、大作・秀作を集めたコーナーも設けられています。
会では、作家それぞれの持ち味を楽しんでほしいと話しています。
この長野県陶芸展は18日まで、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
箕輪東小 危険箇所パトロール
箕輪東小学校の学区内の危険箇所を確認する、危険箇所パトロールが9日に行われました。
この日は、学校の教職員や保護者など17人が参加しました。
これは、児童の通学路や近所の道路などの危険箇所を確認し、改善していこうと行われたものです。
今回は地域の意見を取り入れようと、初めて地区の代表や地区ボランティアも参加しました。
参加者らは、大きな川の近くや交通量の多い道路など、学区内の危険箇所9か所を回りました。
このうち、北小河内地区の道路では、道幅が狭く、水路と面しているためフェンスの設置や道路の拡張が必要などの意見が出されていました。
箕輪東小の山岸敬明校長は「危険なものを危険と思わなくなってしまうことが危ない。地域全体で確認して、危険を少なくしていきたい」と話していました。
今回確認した点については、今後、町や県に報告するということです。 -
上伊那網の目平和大行進
核廃絶などを訴え、上伊那を歩いて縦断する「原水爆禁止上伊那平和大行進」が行われました。
2日目の9日は、県教職員組合上伊那支部のメンバーや生協病院の職員など20団体、およそ40人が参加しました。
この日、伊那市の伊那北駅をスタートしたメンバーは箕輪町役場で集会を開き、平澤豊満町長から激励を受けていました。
今回の行進では、核兵器廃絶と戦争反対に加え、原発事故の収束、被災地支援なども合わせて訴えています。
代表の木内律子さんは「原発事故で多くの犠牲者が出た。一日も早い被災地の復興を祈るとともに、核兵器の廃絶を地域の人たちに訴えていきたい」と話していました。 -
信大生が諏訪形区から学ぶ
伊那市西春近諏訪形区に、信州大学農学部の森林科学科の学生が8日訪れ、地域が取り組んでいる獣害対策などについて聞き取りをしました。
信州大学農学部森林科学科で学ぶ2年生70人が、田園環境工学基礎演習として、諏訪形区を訪れました。
星川和俊教授によりますと、諏訪形区は、獣害や農業、土地利用など様々な観点から学習するフィールドに適しているということです。
地域の実情を話したのは、諏訪形区を災害から守る委員会のメンバー4人です。
委員会は、平成18年の豪雨災害を機に結成され、山に植林するなどの治山活動をしています。
メンバーからは、獣害の被害やその対策などについて説明があり、学生から質問が寄せられていました。
学生たちは、このあと、それぞれが取り組むテーマに沿って区内を見て回りました。
委員会では、「大学にもアドバイスをいただくなどお世話になっている。お互い情報を共有して、より良い方向に進んでいきたい。」と話していました。 -
上伊那の記憶を伝える~伊那毎日新聞で見る三六災害~
三六災害について扱った伊那毎日新聞の記事を、パネルにした展示「上伊那の記憶を伝える縲怦ノ那毎日新聞で見る三六災害縲怐vが8日から、伊那市のいなっせで開かれています。
会場には、三六災害を扱った記事75点が並んでいます。
パネル展は、地域紙ならではの視点で伝えた記事を、多くの人に見てもらおうと伊那市や駒ヶ根市などでつくる「上伊那の記憶を生かす会」が開いたものです。
三六災害は、昭和36年6月に起きた集中豪雨災害で、伊那谷では死者およそ100人、浸水家屋およそ1万2千戸におよぶ被害が出ました。
記事は、災害発生を伝えた第一報や、復旧の様子などが細かく取材され伝えています。
いなまいの愛称で親しまれた伊那毎日新聞は、昭和30年に創刊、平成20年8月の休刊までのおよそ半世紀に渡り、地域の情報を伝えてきました。
パネル展は11日月曜日まで伊那市のいなっせで開かれています。
また、10日午後3時からは、「上伊那の記憶を生かす」をテーマにパネルディスカッションが行われます。
上伊那の記憶を生かす会では、創刊から休刊までのおよそ1万7千部をデータベース化し、地域の発展に役立てたいとしています。 -
長田保育園で七夕まつり
七夕の7日、箕輪町の長田保育園で、七夕まつりが行われました。
7日は、未満児から年長まで90人の園児が七夕を祝いました。
まつりでは、七夕にまつわる、織姫と彦星の物語がパネルシアターで上演されました。
遊戯室には、家に持ち帰って書いたという短冊が飾られた笹が置かれていました。
この笹は、1ヶ月ほど飾って、来月5日に行う七夕おくりで燃やすということです。 -
橋爪まんぷさん絵本「孝行猿の話」原画展
伊那市在住の漫画家、橋爪まんぷさんが絵を担当した絵本「孝行猿の話」の原画展が7日から、伊那市のベルシャイン伊那店で開かれています。
展示会は、信州・読み聞かせ民話絵本シリーズの15作品目、「孝行猿の話」の出版を記念して開かれました。
絵本は、箕輪町在住の児童文学者、小沢さとしさんが文を、橋爪まんぷさんが絵を担当しました。
絵本は、郷土出版社から6月10日に出版されました。
原画は水彩画で、絵本と同じ順番に展示されています。
原画展に合わせて花風景画も展示されています。
孝行猿の舞台となった南アルプスの山をイメージし、人間の原点ともいえる里山と、身近な花を組み合わせたイラスト風の作品ということです。
この絵本原画展と花風景画展は12日まで、伊那市のベルシャイン伊那店で開かれています。 -
長野県の遺跡発掘速報展
長野県内で昨年度発掘した遺跡の調査結果を公開する長野県の遺跡発掘速報展が、伊那市の伊那文化会館で7日から始まりました。
長野県埋蔵文化財センターが行った発掘調査の速報展で、北信や東信など県内19の遺跡の出土品380点が展示されています。
このうち千曲市の千田遺跡では、過去に行った発掘の出土品を整理する作業によって、およそ200点の土偶が確認されました。
一つの遺跡で200点もの土偶が確認されるのは珍しいということです。
今回は頭、胴体など部分ごとに100点が展示されています。
会場には、千曲市の社宮司遺跡から出土し、今年3月に新しく県宝に指定された木製の仏塔「六角木幢」のレプリカも展示されています。
この遺跡発掘速報展は31日まで、伊那市の伊那文化会館で開かれています。会期中、遺跡調査報告会が10日午後1時半から伊那文化会館小ホールで開かれる予定です。 -
南箕輪村戦没者慰霊祭
南箕輪村の戦没者の霊を慰める戦没者慰霊祭が、7日、村公民館で行われました。
会場には、戦没者の遺族など75人ほどが出席しました。
式では、まず、戦没者に黙祷が捧げられました。
慰霊祭は、毎年、村社会福祉協議会と村が共催しています。
南箕輪村社会福祉協議会の孕石 勝市会長は、「平和の尊さを語り継ぎ、悲しみの歴史を繰り返す事のないよう固く誓う」と挨拶しました。
参列者は日清・日露・太平洋戦争などで命を落とした戦没者に花を手向けていました。
山口 一男 遺族会会長は、「3月11日の大震災で多くの方が命を落とした。天災も戦争も耐えがたい悲しみを遺族に残す。遺族会も高齢化し、会の存続も困難になっているが、こうして公的に慰霊祭をしていただけるのはありがたい」と感謝していました。 -
福与区民運動会 親睦深める
箕輪町福与で3日、区民運動会が開かれ、およそ300人が競技を楽しみました。
区内の7つの常会対抗で11の種目が行われました。
運動会は、幼児からお年寄りまで多くの区民が一堂に集まり親睦を深める場として、毎年この時期に開かれています。
子ども障害物競争では、小学生がマットの上で前転をしたり、平均台の上を歩き、ゴールを目指しました。
大人が出場する「投げたらアカン」という種目は、空き缶を足で潰し、板に開けられた細い隙間からバケツの中に缶を入れるものです。
10人1チームのリレーで、出場者は気合を入れて缶を潰し、グラウンドを走っていました。
区民は競技を楽しみ、親睦を深めていました。 -
花いちりん塾生習作展
伊那市高遠町の俳画教室、花いちりんの作品展が伊那市の高遠美術館で開かれています。
会場には、49人の生徒が、今年3月から描いた作品が並べられています。
花いちりんは、50代から80代の女性を中心とした教室です。
主宰する鈴木岬さんによりますと、俳画は、字のないポエム、絵で描く詩と呼ばれ、絵で季節感や伝えたいメッセージを表現しているという事です。
四葉のクローバーの中で子供が遊んでいる様子を描き、春の喜びや自由を表現した作品、80代の女性が終戦の日を思い、うちわと縁側から見た庭の景色を描いて今の平和の喜びを伝える作品などがあります。
花いちりん塾生習作展は、7月24日(日)まで、伊那市の高遠美術館で開かれています。 -
高遠高校書道コース 中村不折を学ぶ
伊那市の高遠高校書道コースの生徒は6日、高遠町歴史博物館で、明治時代に活躍した書家で洋画家の中村不折について学びました。
6日は、高遠高校書道コースの1年生から3年生、12人が高遠町歴史博物館の北原紀孝館長から中村不折について学びました。
書道コースは、高遠を中心とした住民グループ「サロン不折」が、地域に点在している貴重な不折の作品をマップにまとめて広く知ってもらおうという取り組みに参加することになっています。
この日は、その活動を前に不折について知ろうと学習会が開かれました。
北原館長は不折の書を示しながら、名前が中村・スとなっているので本名、・ス太郎を使っていた20代の頃の作品である事を説明していました。
生徒は、マップ作りのために不折の作品を所有している民家などを夏休みに取材する予定です。 -
深妙寺のあじさい見ごろ
伊那のあじさい寺として知られる、伊那市西春近の深妙寺ではあじさいが見ごろを迎えています。
寺の裏山にはおよそ2,500株、170種類のあじさいが植えられていて、今が見ごろとなっています。
あじさいは今の住職の母親が、多くの人が訪れる寺にしようと30年ほど前に植えたのが始まりです。
今年は咲き始めがいつもの年より10日ほど遅いということですが、色は鮮やかで、訪れた人たちは、散策しながら楽しんでいました。
深妙寺では10日まであじさい祭りを開いていて、訪れた人に無料でお茶やお菓子を振る舞うということです。
あじさいは来週末頃まで楽しむことができ、24日には、来年の花を育てるため花を摘み取るということです。 -
スポーツ観戦で婚活
伊那市の結婚相談窓口、いなし出会いサポートセンターでは、サッカーJリーグとプロ野球を観戦する婚活イベントの参加者を募集しています。
出会いサポートセンターでは男女が出会う機会としてスポーツ観戦を企画していて追加募集をはじめます。
募集しているのは、サッカーが柏レイソルと鹿島アントラーズの試合で男女とも若干名。
日程は今月23日で場所は東京の国立競技場です。
会費は、交通費、チケット代夕食代などを含み1万円です。
またプロ野球は、ヤクルトと巨人の試合で女性のみ募集しています。
日程は今月30日で場所は東京の神宮球場です。
こちらも会費は1万円となっています。
いなし出会いサポートセンターは平成20年に開設し、今年3月末現在、男性228人、女性125人、合計353人が登録していて開設以来20人が結婚したということです。 -
笹舟浮かべて親子が交流
南箕輪村の公民館講座が6日、大芝高原で開かれ、参加した親子が笹舟を池に浮かべて遊びました。
6日は、保育園入園前の子どもとその保護者、およそ90人が参加しました。
講座は大芝の森で遊ぼうをテーマに行われ、大芝高原でとった熊笹で笹舟を作り、池に浮かべていました。
参加した子どもたちは水に浮かんだ笹船に歓声をあげたり、池の中に入り、追いかけたりしていました。
6日の伊那地域は日中の最高気温が31・2度まで上がる真夏日となりましたが、参加した親子は、池のまわりで涼しそうに遊んでいました。 -
上伊那北部3町村でパンフレット作成へ
辰野町、箕輪町、南箕輪村の上伊那北部3町村をPRする観光パンフレットが作成されます。
箕輪町観光協会の総会が29日、箕輪町のながた荘で開かれ、新年度事業の北部3町村連携のパンフレット作りについて説明がありました。
パンフレットは、町村の枠を超えて誘客を図り、地域全体を活性化させようと作られます。
箕輪町観光協会、辰野町観光協会、南箕輪村の担当者が去年10月から準備を進めてきました。
パンフレットには、遊ぶ、泊まる、体験するなど目的別に3町村の観光スポットを写真と説明文で紹介し、地図やイベント案内なども掲載する予定です。
3千部作り、各町村の友好都市などで行われるイベントなどで配布していくということです。
費用は辰野町と箕輪町が各20万円、南箕輪村が10万円を負担します。
パンフレットは8月下旬から9月頃完成の予定です。
今年度は3町村が連携し、ウォークラリーなどのイベントも検討していくということです。 -
元オリンピック選手新谷志保美さん講演会
スピードスケートの元オリンピック選手、新谷志保美さんの講演会が3日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
講演会は、長野県針灸師会の60周年記念事業の一環で、一般に公開して行われました。
新谷さんは宮田村出身で、父親がコーチを務める宮田スケートクラブで小学2年のときにスケートを始め、数々の大会で好成績を収めてきました。
去年カナダで開かれたバンクーバーオリンピックに出場し、その後現役を引退しました。
講演会では、オリンピックでの競技の様子や、他の選手との交流、オリンピックへの想いを話しました。
新谷さんは、夢をかなえるために、目標を作ったらそれを声に出すこと、はっきりとした成功のイメージを持って行動すること、感謝することなどをアドバイスしていました。 -
市民おどりオープンレッスン始まる
8月の伊那まつり市民おどりに向け2日からオープンレッスンが始まりました。
オープンレッスンは伊那まつり踊り振興会が毎年まつり前に開いていてインストラクターが市民の指導にあたっています。
オープンレッスン初日となった2日は、ダンシンングオンザロードのドラゴン踊りなどのレッスンがあり、およそ100人が参加しました。
参加者達は、インストラクターから基本動作を教わった後、音楽に合わせて踊っていました。
オープンレッスンは今月31日までの土日に伊那市民体育館や高遠町総合福祉センターやますそなどで行われています。 -
国・県の文化財パトロール
国や県の文化財に指定されている建物などの破損箇所などがないか調べる文化財パトロールが5日伊那市で行われました・
トロールは国や県指定の重要史跡などを対象に県が年2回実施しています。
5日は、県や市の職員をはじめ日本考古学協会会員で長野県文化財保護指導委員の飯塚政美さんが伊那市高遠町と長谷にある文化財をパトロールしました。
5日は、国指定重要文化財に指定されている高遠町の遠照寺にある釈迦堂や国指定史跡の進徳館など7箇所を回りました。
このうち高遠城址公園では、県の天然記念物に指定されているタカトウコヒガンザクラや国の登録有形文化財高遠閣に破損箇所がないかなどを確認しながらカメラに収めていました。
5日パトロールした7箇所で破損箇所は見つからなかったということです。 -
伊那消防署 水難事故に備えた救助訓練
伊那消防署は、水難事故に備えた救助訓練を5日、伊那市の天竜川で行いました。
訓練は、川の特性を知って緊急時に役立てようというものです。
伊那消防署では、これまで流水プールで訓練を行ってきましたが、より実践的な経験を積もうと、今回初めて天竜川で行いました。
5日は、署員12人が参加し、様々な想定にあわせた5つの訓練を行いました。
このうち、ロープを使った訓練では、対岸から斜めにロープを張り、川の流れを利用して救助していました。
伊那消防署では、「これからの季節、川などにはいる機会があると思うが、プールとは違うという事を忘れないでほしい。特にバーべキューなどで飲酒をしたら、絶対に川に入らないように」と注意を呼びかけています。 -
上伊那消防ポンプ操法大会 小型ポンプ操法の部で伊那市が優勝
上伊那消防ポンプ操法大会とラッパ吹奏大会が5日、伊那市の富士塚運動公園で開かれ、小型ポンプ操法の部で伊那市が優勝しました。
大会には、上伊那8市町村の代表23チーム、651人が出場し、日頃の練習の成果を発揮しました。
伊那市の代表として小型ポンプ操法の部に出場した手良分団の選手達は、減点を最小限に抑え見事優勝しました。
ポンプ車操法の部は駒ヶ根市が、ラッパ吹奏は辰野町がそれぞれ優勝しました。
優勝したチームは、7月31日に伊那市で開かれる県大会に出場します。 -
鹿頭祭に向け初の着付け講習
今月17日に箕輪町木下の箕輪南宮神社で行われる鹿頭祭に向け、当番地区の南箕輪村大泉と伊那市大泉新田合同の初めての衣装の着付け講習会が2日夜開かれました。
南箕輪村大泉の西部地区館で講習会が開かれました。
鹿頭祭で役員の裃姿の着付けを手伝う8人が、大泉文化財保存会会員の清水伝之丞さんに着付けを教わりました。
鹿頭祭は、箕輪南宮神社の例大祭で行われる雨乞いの行事で、天竜川の西と東の地区が2年ごとに担当します。
今年は南箕輪村の大泉と伊那市の大泉新田が当番です。
この二つの地区ではこれまで、清水さんら2人が着付けをしていましたが、祭りを継承していくために多くの人に覚えてもらおうと、今回初めて講習をしました。
参加者は着付けの様子を見たり、実際に役員の男性に着せていました。
講習会の参加者は鹿頭祭当日、衣装の着付けを手伝うということです。 -
箕輪町戦没者慰霊祭
箕輪町内の戦没者の霊を慰める戦没者慰霊祭が、30日、町文化センターで行なわれました。
会場には、戦没者の遺族など100人ほどが出席しました。
式では、まず、戦没者に黙祷が捧げられました。
慰霊祭を主催した箕輪町社会福祉協議会の伊藤 皖之(きよし)会長は、「英霊の尊い犠牲を次世代に語り継ぎ、再び戦争を起こすことのない、すみ良い平和社会の実現に向け一歩一歩前進することを誓います」と挨拶しました。
参列者は、箕輪町では日清・日露・太平洋戦争などで命を落とした602柱の戦没者に花を手向けていました。
千葉剛遺族会会長は、「戦後66年、遺族会も高齢化していて、若い世代に引き継ぐ事が急務となっている。」と話し、平和への誓いを新たにしていました。