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森林セラピーてくてくツアー
森林セラピーロードの持つ、リラックス効果を体験するツアーが28日、南箕輪村の大芝高原で行われました。
森林セラピーてくてくツアーは、大芝高原に設置された森林セラピーロードを活用した運動方法を広め、多くの人に利用してもらおうと、南箕輪村が企画しました。
ツアーには、村内を中心に上伊那各地からおよそ40人が参加しました。
松本大学の根本賢一准教授は日頃の運動方法についてアドバイスをしました。
根本さんは「毎日の運動を30分休みなく続けた場合と、10分毎、3回に分けて行った場合を比較し、筋力や肺活量、動脈硬化予防では、同じ程度の効果がみられる。
体力に合わせ、無理なく続ける事が大切」と話していました。
ある参加者は、「毎日1時間歩いています。自己流になっていた点などを再確認できました。」と話していました。 -
南アルプス研究会 今年度「ふれあい調査」実施
自然環境を生かした地域づくりに取り組んでいる南アルプス研究会は今年度新たに、地域住民と協働で、自然の中での暮らしや遊びなど身近な自然とのかかわりを調べる「ふれあい調査」に取り組みます。
28日、南アルプス研究会の総会が伊那市長谷の入野谷で開かれ、事業計画が承認されました。
ふれあい調査は、住んでいる地域で自然とどう関わり暮らしてきたか、子どもの時に自然の中でどのような遊びをしてきたかといった自然とのかかわりを調べ、地域づくりにつなげるというものです。
調査は2011年度から2013年度までの3年間で、今年度は予備調査として長谷地域で行います。
今後、住民と検討してテーマを設定し、9月から12月に調査する予定です。
来年度からの本調査では、伊那市内のほかの地域にも呼び掛けたいとしています。
南アルプス研究会の坂井昌平会長は、「研究会は地域住民と共に歩む体制づくりが課題となっている。今年度は住民と協働でふれあい調査を力一杯頑張っていきたい」と話していました。 -
地権者組合が10万円寄付
国道伊那バイパス南箕輪村地区地権者組合は24日、およそ10万円を寄付しました。
24日は、地権者組合の浅野芳美組合長らが役場を訪れ、およそ10万円を唐木一直村長に手渡しました。
組合は、去年10月に天竜橋を含む国道153号バイパスの村内全区域が供用開始したことから、今年2月で組織を解散しました。
寄付金は、解散にともない、運営費の一部をあてたものです。
唐木村長は「長い間地権者の協力があって完成した。これかららは周辺整備に取り組んでいきたい」と話していました。
浅野組合長は、「村の発展に役立てて欲しいと話していました -
春の呑みあるき
伊那谷のお酒を飲み比べることができるイベント「春の呑みあるき」が27日、伊那市の通り町商店街で行われました。
イベントは、商店街を歩きながらゆっくりと酒を味わってもらおうと、酒販店などが毎年春と秋の年2回開いているものです。
27日は、辰野町から飯田市までの12の酒造メーカーが、日本酒や地ビール、ウイスキーなどを提供していました。
イベントでは、1,000円で道中手形とおちょこのセットを購入すると、全ての種類の酒を好きなだけ味わうことができます。
参加者は、それぞれのブースの担当者に飲み方やお薦め品などを聞き、飲み比べていました。 -
梅雨入り 統計開始以来2番目の早さ
気象庁は27日、「関東甲信地方が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。
今年は、去年より17日早く、平年より12日早い梅雨入りです。
これは、1951年の統計開始以降、2番目の早さです。
今後向こう1週間、気圧の谷や前線の影響により曇りや雨の日が多くなる見込みです。
また、長野地方気象台は、30日にかけ、大雨の恐れがあると発表しました。
長野県南部では、明日の午後6時までの24時間に、多い所で、100ミリの雨が降ると予想しています。
気象台では、土砂災害や河川の増水、などに注意を呼び掛けています。 -
伊那保育園で親子でパン作り
伊那市の伊那保育園に通う親子が27日、みはらしファーム麦の家でパン作り体験をしました。
伊那保育園では、毎年この時期に親子で楽しみながら交流を深めてもらおうと、親子レクリエーションを開いています。
園児達は、発酵を済ませた生地に、ハケでタマゴを塗ったり、ゴマやチーズ、チョコレートなどをトッピングしていきました。
初めて作ったという園児がほとんどで、賑やかに作業をすすめていました。
10分ほどで焼きあがると歓声が起きていました。
園児達は早速、焼き立てのパンを味わいました。
伊那保育園の宮下京子園長は「子供達には、楽しみながら食べ物を作ることで、食の大切さを学んでほしい」と話していました。 -
美鈴工房パッチワークキルト展
上伊那地域に10の教室をおくパッチワーク教室「美鈴工房キルト教室」の作品展が27日から、伊那文化会館で開かれています。
会場には、会員40人の作品およそ300点が並んでいます。
美鈴工房キルト教室は、定期的に作品展を開いていて、今回で16回目です。
作品は、クッションとお揃いの柄にしたソファーカバーや、娘の結婚祝いとして作ったベットカバーなど実用的な物の他、ステンドグラスをモチーフにした鑑賞用のものなど様々です。
パッチワークは、使わなくなった布を再利用するのが一般的で、中には着物を縫い合わせて作った物もあります。
美鈴工房パッチワークキルト展は、29日日曜日まで、伊那文化会館で開かれています。 -
原発事故・放射能汚染学ぶ
福島第一原子力発電所の事故による、放射能汚染問題について考える勉強会が、25日、南箕輪村の村民センターで開かれました。
福島第一原子力発電所からおよそ40キロ離れた、福島県飯館村で、21日に採取された土壌の放射線量を測定すると、測定器のから大きな音が出ていました。
勉強会は、南箕輪村の住民グループチームグリーンみなみみのわが、原発や放射能汚染について理解を深めてもらおうと開いたもので、会場にはおよそ70人が訪れました。
講師の原富男さんは、このグループのメンバーの一人で、長年チェルノブイリ原発事故の被災地で被ばく者の支援や農地の浄化等の取り組みをしています。
原さんは、飯館村の土を前に、「福島で今、やるべき事は、放射線の測定を細かく行い、危険箇所を把握する事。体内に放射性物質を取り込む前に、表面の土を取り除くなどの対策が必要」と話していました。
また、「チェルノブイリは、25年が経過した今も、土壌の汚染に多くの人が苦しんでいる。福島は放射能汚染の解明、解決、生活の手段などをチェルノブイリに学ぶべき」と話していました。 -
藤沢警察官駐在所落成
伊那市高遠町に、伊那警察署藤沢警察官駐在所が新しく建設され、業務が始まっています。
駐在所は、前の駐在所が老朽化していたこと、隣接の長藤駐在所が今年4月から高遠交番に統合されたことなどから、移転新築されました。
国道152号沿いで、前の駐在所より2キロほど南にあります。
3月23日に完成し、すでに業務が行われています。
木造平屋建て、敷地面積はおよそ500平方メートル、床面積はおよそ140平方メートルで、床面積は前の駐在所のおよそ2倍と広くなりました。
事務室には机といすを置いたコミュニティスペースがあり、間仕切りが出来るようになっています。
一般も使えるトイレも設け、床はバリアフリーになっています。
駐在所の所員は1人で、北澤立夫所員は、「パトロールを強化して安心安全な生活の確保に努力し、地域と警察をつなぐ心の掛け橋となるよう努めていきたい」と話していました。 -
赤羽栄子さん押花絵展 「押花と染が出逢って」
伊那市美篶の押花絵インストラクター、赤羽栄子さんの押花絵作品展が26日、伊那市のベルシャイン伊那店で始まりました。
会場には新作を含む80点が展示されています。
押花を始めてから19年、13回目の展示会で、今回は「押花と染が出逢って」をテーマにしています。
染めの作品は8点あります。
刷毛と網で染料を霧の状態にして染める霧染という技法で、赤羽さんが染めた和紙や布を背景に使い、押花と合わせて独自の作品を作り上げました。
今回は、押花しおり体験会を開き、体験料を東日本大震災の義援金にあてるということです。
この赤羽栄子さんの押花絵展は31日(火)まで、伊那市のベルシャイン伊那店で開かれています。
しおり作り体験会は会期中毎日午前11時と午後2時からで、限定200枚となっています。 -
高遠さくらホテル 東日本大震災と長野県北部地震の義援金寄託
高遠さくらホテルは、東日本大震災と長野県北部地震の義援金として来館者や従業員から集めた義援金を20日、伊那市役所に届けました。
集まった義援金は、85,431円です。
20日は、高遠さくらホテルの山本孝史)支配人ら2人が伊那市役所を訪れ、義援金を届けました。
高遠さくらホテルでは、震災翌日から震災募金箱を設置しました。
また、4月29日から5月8日までの11日間、チャリティーGWランチバイキングを行い、売り上げの一部を義援金にあてました。
山本支配人は「震災で沈みがちな気分を盛り上げれるよう、多くのイベントを企画していきたい」と話していました。 -
伊那食品衛生協会の総会
上伊那8市町村の飲食店などでつくる伊那食品衛生協会の総会が23日開かれ、今年度の事業計画などを決めました。
23日は、JA上伊那本所で総会が開かれ、役員およそ80人が集まりました。
今年度は新たに、店ごとの業種や住所、責任者名を記した食品営業台帳を作成し、新規会員の加入を促進します。
他にも、昨年度に引き続ききのこ中毒防止の為の展示会や、食品衛生シンポジウムなどを開きます。
伊那食品衛生協会の飯島登会長は「生肉による食中毒問題なども起きているので、消費者に食の安心を提供できるよう、協会の向上に努めていきたい」と話しました。
また、23日は、食品衛生の普及などに功績のあった17人と33の施設が表彰されました。 -
原発について講演
チェルノブイリ原発事故後、ウクライナで支援活動を行っている伊那市富県の小牧崇さんが25日、南箕輪村で講演し、原発は、弱者を踏み台にした豊かさだと非難しました。
小牧さんの講演会は、福島第一原発事故を受け、原発問題について考えようと生活クラブ伊那支部が開いたものです。
講演会で話をした小牧さんは、チェルノブイリ原発事故後、ウクライナで放射能に汚染された土壌を浄化する活動などを行っています。
また今回停止となった静岡県の浜岡原発と伊那地域が120キロしか離れていないことから、事故があった場合、影響があるとして、放射線量の観測を行ってきました。
小牧さんは福島第一原発の事故について、原発の恩恵を受けていたのは、大都市であり、被害を受けたのは、福島の人たち。
原発は弱者を踏み台にした豊かさであり原発問題は人権問題だと非難しました。
また浜岡原発の停止について歓迎するとしたうえで、すぐにとは言わないが廃止していくべきだと訴えていました。
さらに、国が原発の研究開発に多額の補助をしていることに対し、自然エネルギーの開発に投資するべきと話していました。 -
地域防災について考える
地域防災のあり方について考える防災研修会が今日、伊那市長谷の気の里ヘルスセンター開かれました。
研修会は自主防災組織の必要性や、災害が起きたときの行動などについて考えようと伊那市が開いたもので会場には約150人が集まりました。
研修会では今年4月に新たに設置された伊那市役所危機管理課の埋橋進防災係長が、話しをしました。
埋橋係長は大災害が発生した場合、行政や消防、警察などは迅速な対応がとれないことや、個人の力では限界があるとして、自主防災組織の重要性を訴えました。
また自主防災組織は、災害情報の収集、消火活動、災害弱者の安全確保など、役割をはっきりさせ対応することが大切だと話していました。
市では防災意識が高い地域は被害が小さい。普段の近所付き合いが防災への大きな力になるとしています。 -
地域の防災について考える講演会
出水期を前に伊那市は、地域の防災について考える講演会を24日、伊那市役所で開きました。
講演会には、市の職員や地域防災組織の代表者などおよそ180人が集まりました。
講演会は、出水期を前に地域の防災について考えようと開かれたものです。
24日は、国土交通省河川局砂防部長を務めた牧野裕至さんが講師を務めました。
牧野さんは、地域の防災については「与えられた台本型の物ではなく、どんなことが起こりうるかそれぞれが考え、現場型の地域防災計画を作っていくべき」と話しました。
市では、「今後も防災について考える機会をもうけていく」としています。 -
最高気温16.7度
23日の伊那地域の最高気温は、16.7度と平年より5.7度低い4月中旬並みの気温となりました。
24日は天気が回復し、気温もあがるということです。 -
わんぱく親子塾 野菜の植付
保育園に通う前の子供と母親が通う伊那市西箕輪公民館の子育てサークル「わんぱく親子塾」は、23日、みはらしファームで野菜の植付をしました。
この日は、20組の親子が参加し、広さ、およそ、130平方メートルの畑で、サツマイモの苗植えや、トウモロコシとスイカの種蒔きをしました。
参加したある母親は「砂場などとは違い、土に親しむよい機会。夏の収穫が楽しみです」と話していました。
わんぱく親子塾は、保護者同士の交流などを目的に、毎月農業体験や野外学習などをしていて、今年度は36組の親子が参加しています。 -
たかとおカード加盟店会主催のチャリティーコンサート
伊那市高遠町の商店主などでつくるたかとおカード加盟店会は21日、高遠町総合福祉センターでチャリティーコンサートを開きました。
コンサートは、たかとおカード加盟店会が、音楽を通して被災地を支援しようと今回初めて開いたもので、会場にはおよそ200人が集まりました。
コンサートでは、伊那市の東部中学校の合唱部とOBが、力強い歌声を披露しました。
他に、高遠町の住民7人でつくるグループ、プロジェクトジュンペイが日本のポップスを演奏しました。
また、県内を中心に活躍するシンガーソングライターの美咲さんが、震災の犠牲者への鎮魂歌として作った曲を歌いました。
たかとおカード加盟店会の櫻井彰会長は「沈んでいる気持ちが明るくなるよう、高遠の地から元気を発信していきたい」と話していました。
コンサートの最後には、出演者全員が舞台にあがり、「上を向いて歩こう」を歌いました。
今回集まった義援金は、東日本大震災と長野県北部地震の被災地に送られるということです。 -
出水期を前に河川の巡視点検
出水期を前に国や県などの関係機関は、堤防の低い箇所や過去に漏水のあった箇所などの巡視点検を23日、行いました。
巡視点検には、天竜川上流河川事務所や消防団などおよそ30人が参加しました。
23日は、天竜川上流河川事務所伊那出張所の加藤博所長が、現場の状況を説明しながら、三峰川と天竜川のおよそ20箇所をチェックしていきました。
このうち、伊那市の三峰川橋付近の左岸では、「水の流れによって、川底が削られている箇所がある」「川の中にある樹木が流された場合、橋などの構造物に引っかかる恐れがある」などと話していました。
河川の巡視点検は24日以降も行われ、南信地域の16市町村を回わるということです。 -
進徳館の日
旧高遠藩の藩校、進徳館の教育精神を見つめなおし受け継いでいこうと、「進徳館の日」の催しが21日、伊那市高遠町で開かれました。
かつて進徳館の生徒たちが、毎日、学問をする前に孔子を始めとする五聖像に拝礼していた事にならい、この日も、市の関係者が拝礼をしました。
進徳館の日は、高遠藩時代の教育精神を見つめ直し受け継いでいこうと、進徳館が創設された5月に毎年開かれています。
基調講演では、高遠中学校の野溝和人校長が「中学生に引き継がれている進徳館の心」と題し講演しました。
高遠中では、毎年、城址公園の桜まつりで観光客の案内をボランティアで行っていて、観光客と触れ合う中で、人との繋がりや感謝の心を学んでいるという事です。
野溝校長は、「観念的ではなく実用の学問であるべきとする進徳館の「実学」の精神が子供達に受け継がれている」と話していました。 -
シンポジウム「忘れまじ三六災害」
昭和36年に伊那谷を襲った「三六災害」についてのシンポジウム「忘れまじ三六災害」が21日、駒ヶ根市総合文化センターで開かれました。
シンポジウムは、三六災害からちょうど50年にあたる今年、その体験を伝承し、地域住民の防災力を向上させていこうと、NPO法人「天竜川ゆめ会議」が開きました。
シンポジウムでは、伊那市長谷、中川村四徳、大鹿村の大西山で起きた土砂崩落などについて、3人が体験談を話しました。
伊那市長谷の中山晶計総合支所長は、役場職員だった当時の体験談を話しました。
中山支所長は「災害の時に三峰川が氾濫して魚が堤防に打ち上げられた。それを拾いに行った職員が橋を渡ったところ、その直後に橋が落ちたと聞いた」と話していました。
中川村四徳出身の小松谷雄さんは、最も雨が降った6月27日の夜に見た光景について話しました。
小松さんは「山の上には居場所を合図する明りがいくつも見えた。四徳川を流れる大きな岩がぶつかりあう音で眠る事もできなかった。次の日外に出てみると、6・7畳ほどの大きな岩が蔵の下に落ちていて恐怖を感じた」と話していました。
大鹿村前村長の中川豊さんは、大西山が崩落していく様子について話しました。
中川さんは「大西山の崩落は、崩れると言うよりも真下に落ちていく感じだった。崩落の後、村の大きな水田の真ん中には大きな山ができていた」と話していました。
会場を訪れたある男性は「災害はひとごとではないということを感じた。災害対策について見つめ直してみたい」と話していました。
天竜川ゆめ会議の福澤浩代表理事は「三六災害であった体験談を絶やしてはいけない。天竜川流域は災害ととなりあっていることを学び、地域全体で防災力を高めていかなくてはいけない」と話していました。 -
中条盆栽・山野草クラブ 展示会
伊那市西箕輪の中条盆栽・山野草クラブの展示会が、21日から中条公民館で始まりました。
会場には会員15人の山野草や盆栽、およそ300点が並んでいます。
山野草では、袋状の花を付けるアツモリソウが毎年多く並びます。
地元、南アルプスや経ヶ岳産のものや北海道産のレブンアツモリなど、様々な種類が展示されています。
また盆栽は、春先の低温で葉の色づきが遅いものもあるということですが、推定樹齢が100年を超える松など、会員が丹精込めた作品が並んでいます。
会の白鳥昭平会長は「マニアの人から素人の人までいろんなお客さんが来てくれるのを楽しみに毎年精を出して育てている。ぜひ足を運んでもらいたい」と話していました。
中条盆栽・山野草クラブの展示会は22日まで伊那市西箕輪の中条公民館で開かれていて、時間は午前7時から午後4時までとなっています。 -
セーフコミュニティ認証取得へ 6月にプレ審査
安全なまちづくりに取り組む地域「セーフコミュニティ」の認証取得を目指す箕輪町は、12月の本審査を前に、6月にプレ審査を受けます。
20日の夜には箕輪町役場でセーフコミュニティ推進協議会が開かれ、委員およそ70人が出席しました。
協議会では、本審査を含めた今後の事業計画が示され6月のプレ審査について説明がありました。
6月7日から3日間の日程で行われ、WHOセーフコミュニティ認証センター公認の審査員から指導を受けることになっています。
本審査とほぼ同じ内容で実施される予定で、推進協議会に設置された6つの対策委員会がこれまでの活動報告を行うほか、審査員が町の安全活動を視察します。
またこの日は、各対策委員会からこれまでの経過報告がありました。
交通安全対策委員会は、事故の減少を目標に、危険箇所マップを作成していくことを報告しました。
また、くらしの安全対策委員会は、一人暮らしのお年寄りなどの救急時に的確な医療情報を入手するため、医療情報カードを入れたカプセルを冷蔵庫などにいれる取り組みを普及させたい考えを示しました。
推進協議会会長の平澤豊満町長は「認証取得に向け、委員全員で情報を共有しながら理解を深めていきたい」と話していました。 -
伊那まつり踊りインストラクター認定会
伊那まつり踊り振興会は、8月の祭りに向け、踊りのインストラクターとデモンストレーターの認定会を14日、伊那市役所で開きました。
伊那まつりの伊那粋踊りとドラゴン踊りのインストラクターは、毎年認定を受ける必要があります。
14日は、伊那粋踊りの認定会に9人が参加しました。
インストラクターの資格更新のため、わかりやすく指導ができるか、一人ずつ審査を受けました。
インストラクターは、踊りのオープンレッスンのほか、希望する踊り連や企業で踊りを指導します。
認定会は22日にも開かれる予定で、審査結果は22日以降に発表されるということです。 -
防犯活動に貢献11人と1団体表彰
伊那市や箕輪町、南箕輪村の防犯協会などでつくる、伊那防犯協会連合会は、16日、伊那市役所で定期総会を開き、功績のあった11人と1団体を表彰しました。
総会の中で、防犯活動に貢献した、個人や団体に表彰状が贈られました。
表彰されたのは、子どもの登下校時の安全などの見守りや、お祭りなどで防犯パトロールを行うなど住みよい地域づくりや、防犯活動に貢献した8人と、1団体です。
受賞者を代表して、美篶地区防犯協会の、上島誠さんは「地域が平和で安全、安心であるよう、今後も努力していきたい」と挨拶しました。
伊那警察署によりますと、管内での刑法犯の発生件数は、4月末の暫定値で189件と前の年と比べ、5件減少しています。
しかし、自転車盗や車上ねらいなど街頭犯罪は、増加傾向にあるという事です。
総会では、犯罪の起こりにくい地域づくりをめざし、声かけやパトロールなどを行い、犯罪防止の気運を高め行くこと等が確認されました。 -
信州伊那SMART DRIVER 発足
伊那交通安全協会による安全運転を広げる組織「信州伊那SMART DRIVER」が20日、発足しました。
20日は、発足にあたり伊那市のナイスロードで市中行進が行われ、関係者およそ150人が参加しました。
伊那交通安全協会による取り組み「信州伊那SMART DRIVER」は、▽家族を思う▽みんなを思う▽環境を思う の3つを意識コンセプトにしています。
安全運転の意識付けを図る事が狙いで、ドライバーはロゴマークのステッカーを張って運転します。
全国で交通事故による死亡者数が5年連続でもっとも多かった愛知県が、スマートドライバーの活動により死亡者数が減少したことから、全国的に注目されるようになりました。
高遠町と長谷地域を除く伊那市と箕輪町、南箕輪村在住の交通安全協会の会員で、活動内容に賛同する人なら誰でも加入することができます。
伊那交通安全協会では、「スマートドライバーの輪が広まるよう、広報活動を行っていきたい」と話していました。
信州伊那スマートドライバーの加入は、伊那警察署内の事務局で受け付けています。 -
シニア大学113人が入学
長野県シニア大学伊那学部の入学式が18日、伊那合同庁舎で行われました。
シニア大学には今年度113人が入学しています。
シニア大学は、高齢者の仲間づくりや、知識習得などの場として、財団法人長野県長寿社会開発センターが開いているものです。
式では、伊那保健福祉事務所長の寺井直樹学部長が「社会の高齢化が進むなか高齢者が地域の担い手となることが必要。大学で知識を習得し、社会の中で役立ててください。」と式辞を述べました。
入学生代表の関川重雄さんは「今までの経験を糧に仲間を大切にし志あらたに精進します。」とあいさつしました。
シニア大学では2年間にわたり、健康づくりや創作活動などが行われます。 -
箕輪町公民館大学・学級開講式
箕輪町公民館大学・学級合同開講式が19日、町文化センターで行われました。
今年度開講するのは5つの大学と学級です。
30代から80代までの受講生126人が開講式に出席しました。
今年度は、ふきはら大学院を卒業した人を対象にした「けやき学級」が新しく開講し、17人が入学しました。
式で箕輪町公民館の山口健雄館長は、「仲間との触れ合いを大切にして楽しい学校生活を送ってほしい」とあいさつしました。
受講生を代表して、ふきはら大学院3年の平松茂子さんは、「前向きに思い出作りをし、皆さんと一緒に頑張っていきたい」と抱負を述べました。
大学と学級では、それぞれ年間10回以上の講座を開く予定で、内容は受講生が計画するということです。 -
出水期に備え美和ダム管理演習
出水期に備えた全国一斉のダム管理演習に合わせ、伊那市長谷の美和ダム管理支所で19日、情報伝達などの管理演習が行われました。
演習は、大雨などで水量が増えた時に美和ダムから安全に放流できるよう毎年この時期に行われていて、この日は美和ダム管理支所などの職員20人が参加しました。
演習は、大雨によりダムへの流入量が増えたとの想定で行われました。
職員は、放流時の安全を確保するため、下流の市町村などに放流を知らせるファックスを送っていました。
また住民に放流を知らせるサイレンを鳴らし、ゲートを開けるシミュレーションも行われました。
職員は、ダムゲートの開閉など操作方法を確認していました。
このダム管理演習は20日も行われます。 -
伊澤修二生誕160年記念展「修二が見た亜米利加」
近代教育の開拓者とされている伊那市高遠町出身の伊澤修二が今年で生誕160年を迎えます。
これにあわせ、伊那市の創造館では、記念展「修二が見た亜米利加」が、20日から開かれます。
19日は、創造館で記念展のオープニングセレモニーが行われました。
セレモニーでは、高遠小学校の合唱団32人が、伊澤修二が曲作りに携わった「見渡せば」を歌い祝いました。
企画展では、伊澤修二が教育制度を調べるためにアメリカに留学していた様子が分かる資料などおよそ80点が展示されています。
他にも、アメリカや西洋の音楽に日本の歌詞を付け、唱歌とし広めたことなどが分かりやすく展示されています。
記念展「修二が見た亜米利加」は20日から7月31日まで、伊那市創造館で開かれます。