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平和を願う朗読の集い
戦争と平和をテーマにした朗読会が、27日、伊那市内で開かれました。
「平和を願う朗読の集い」は、伊那市の朗読愛好者でつくる伊那公民館サークル「伊那朗読の会」が、観客と共に戦争について考え、平和の心を伝えていこうと、毎年、開催しています。
今年は、戦争に関する詩集や、絵本などを朗読しました。
会場には、およそ30人の観客が集まり、「戦争と平和」をテーマとした朗読に耳を傾けていました。
伊那朗読の会の・ス島みよし会長は、「戦争を知らない世代が増えた今、作品をとおして、平和の大切さを伝えていきたい」と話していました。 -
第2回ふるさと就職面接会
来春、大学や短大などを卒業する学生を対象にした第2回ふるさと就職面接会が26日、伊那市のいなっせで開かれました。
会場には、去年より1社多い31の企業が参加しました。
参加した学生は、男性92人女性85人の合わせて177人で、去年より31人増えました。
会場に設置されたブースでは、リクルートスーツに身を包んだ学生が、各企業の人事担当者から自社の製品などについて説明を受けていました。
今年の求人数は、113人で去年のこの時期と比べて19人減りました。
面接会を開いたハローワーク伊那によりますと「震災による影響は回復傾向にあるものの、円高などによる景気の先行き不透明さから、製造業や建設業で求人が減少したことが大きい」と話していました。
ハローワーク伊那では、「できるだけ選択肢の幅を広げて、就職につなげてほしい」と話していました。 -
りんごの出荷 始まる
箕輪町のJA上伊那箕輪果実選果場で、りんごの出荷が26日から始まりました。
26日は、職員ら5人がりんごの選果を行いました。
出荷されたりんごは、上伊那地域でとれた早生種「つがる」です。
コンベアーから流れてくるりんごを1つひとつ目で確認しながら、大きさや色づきなど4つの等級に分けていきました。
JA上伊那によると、今年は、春先に寒い日が続いた影響で、開花が遅れ出荷も例年より5日ほど遅いということです。
26日選果されたりんごおよそ400キロは、関東や中京方面に出荷されるということです。
JA上伊那では、つがるの今年の出荷量を、去年より7千ケース多い3万ケースを見込んでいて、ピークは来月5日ごろだということです。 -
高遠さくらホテルバス入魂式
伊那市高遠町の高遠さくらホテルに、新しい送迎用マイクロバスが配備されました。
25日、市役所車庫棟前でバスの入魂式が行われました。
高遠さくらホテルには送迎用マイクロバスが2台あり、そのうちの1台が利用開始から15年経過し古くなったため、今回更新されました。
29人乗りで、国の地域活性化交付金を受け、およそ500万円で購入しました。
式で白鳥孝市長は、「安全にたくさんのお客様に乗ってもらうようお願いしたい。施設で譲り合ってフル稼働してください」とあいさつしました。
バスには、今後デザインを検討しホテルの名前などを入れるということです。 -
伊那コンビニ防犯協会総会
伊那コンビニエンスストア防犯協会の総会が25日、伊那警察署で開かれ、会員が防犯の取り組みを確認しました。
総会にはコンビニエンスストアの経営者や店長ら18人が出席し、今年度の事業計画を承認しました。
今年度は、ATMや、ゆうパックの利用者に振り込め詐欺の被害防止を呼び掛けるほか、店舗の防犯体制の点検・強化などに取り組むことを確認していました。
総会後、伊那警察署の真岸一郎生活安全課長の講話がありました。
今年、長野県内で発生したコンビニ強盗はこれまでに5件で、伊那署管内では4月に辰野町で発生しています。
全国的にコンビニ強盗の発生が多い午前1時から4時の時間帯に従業員を複数勤務させることや、日常的な防犯カメラの点検を呼び掛けていました。
また、振り込め詐欺事件ではコンビニのATMを利用する可能性もあるとして、「利用者の素振りがおかしいと感じたら遠慮なく警察に電話してほしい」と話していました。 -
劇団南信協同が稽古に熱
今月27日と28日に伊那文化会館附属劇団「南信協同」による演劇「人を食った話」が上演されます。
団員らは24日、公演を前に通し稽古を行っていました。
南信協同による演劇「人を食った話」は、警察官を川に投げ込みケガを負わせた罪に問われているお婆さんと、取り調べをする検事が繰り広げる喜劇です。
舞台設定は昭和30年代の東北地方で罪を認めさせようとする検事に対し、それをはぐらかし、逆に検事をやりこめるお婆さんとの軽妙なやりとりが見どころです。
南信協同では、「誰でも気軽に楽しめる舞台なので、多くの人に足を運んでもらいたい。」と話しています。
演劇「人を食った話」は、27日が午後6時、28日が午後2時開演で会場は伊那文化会館小ホール。
入場料は前売りが大学生以上1000円、高校生以下が500円、当日は200円増しとなっています。 -
日本舞踊家 花柳さんが日本画寄贈
伊那市坂下の日本舞踊家、花柳弥寿太郎さんが、伊那市に日本画を寄贈しました。
花柳さんは23日、伊那市役所を訪れ舞踊の門下生が描いた20号の日本画を寄贈しました。
絵はその門下生から購入し大切にしていましたが、現在通っている長谷デイサービスセンター「やすらぎ」に飾ろうと寄贈しました。
花柳さんは、「やすらぎに通っている人たちや、職員のおかげで楽しく過ごさせていただいています。この絵はお礼の気持ちです。」と話していました。
花柳さんはこれまでにも数点の日本画を伊那市に寄贈していて、今回贈った絵は、「やすらぎ」に飾られるということです。 -
電動車いす講習会
電動車いすに乗っていた96歳の男性が車と衝突し死亡した7月の交通事故を受け、伊那市は24日、高齢者を対象にした電動車いすの講習会を開きました。
講習会は事故のあった東春近で開かれました。
伊那市では7月の事故を受け、安全に電動車いすを運転してもらおうと、旗を作成し参加者に配布しました。
電動車いすの講習会は、これまで市内では手良地区の交通安全協会が独自に行っていましたが、伊那市が行うのは今回が初めてです。
伊那警察署の署員などが講師となり、「急なカーブで転倒しないよう気をつける、進行方向を変える時は十分な安全確認を行う」など安全運転の心構えを指導しました。
伊那市では、今後、地区ごとに電動車いすの利用数を調査し、講習会を開いていくという事です。 -
大芝高原まつり義援金は19万1,907円
7月20日の大芝高原まつりで集めた東日本大震災の義援金は、19万1,907円となりました。
24日、まつり実行委員会の田中秀明副大会長が南箕輪村役場を訪れ、唐木一直村長に義援金を手渡しました。
大芝高原まつりでは、会場内に16個の募金箱を設置し、参加者に募金を呼びかけたところ、19万1,907円が集まりました。
また、南箕輪村消費者の会は、使い終わった天ぷら油で作った廃油石鹸を1個100円で販売し、バザーも含めた売上の一部、1万円を義援金として村に届けました。
田中副大会長は「雨の中の開催だったが、多くの人に足を運んでもいらい、募金もしてもらえてありがたい」と話していました。 -
アマランサスうどん給食で提供
雑穀アマランサスを使った新商品、アマランサスうどんが完成し24日、伊那市の手良小学校給食で提供されました。
実を粉にしたアマランサスを小麦粉に混ぜたもので、もちもちとした食感が特徴です。
この日は、アマランサス研修会のメンバーでうどんを開発した伊那市の製麺業、木曽屋社長の熊谷和寛さんが手良小学校を訪れ、児童と一緒に給食を食べました。
研究会は、アマランサスを活用した地域振興を目的に活動しています。タンパク質、カルシウム、鉄分が豊富に含まれている事から、これまでにもアマランサス入りの食材を学校給食に提供しています。
アマランサスうどんは、手良小学校を含む市内4つの小中学校で合わせて2,380食が提供されたという事です。 -
名古屋大学の学生でつくる名古屋大学交響楽団 演奏披露
愛知県の名古屋大学の学生でつくる名古屋大学交響楽団は23日、伊那市の富県小学校で演奏を披露しました。
23日は、メンバーおよそ90人が富県小学校を訪れ、子ども達にも馴染みのあるベートーベンの運命など8曲を披露しました。
演奏は、小学生に、生の迫力ある演奏を聞いてもらおうと行われたものです。
演奏の合間には、団員が「バイオリンは弦楽器の中でも高い音のでる楽器」などと、分かりやすく楽器の紹介をしていました。
他にも、児童がオーケストラの指揮者を体験。
指揮にあわせ団員が演奏していました。
名古屋大学交響楽団では、23日から2泊3日で、県内外の小学校など6か所で公演を予定しているということです。 -
南ア ジオパークガイド養成講座開講
南アルプスジオパークの魅力を伝えるガイド養成講座が23日開講しました。
9月までに6回の講座が開かれ講座修了生にはガイド認定書が送られます。
これは、南アルプスジオパークについて理解を深めてもらう為の、ツアーの案内人を養成しようと南アルプス世界自然遺産登録長野県連絡協議会が初めて開いたものです。
講座には、伊那市を始め飯田市や大鹿村、富士見町などから40人が参加しました。
受講生はジオパークのガイドとして必要な知識などを見に付けるため、飯田市の隕石クレーターや伊那市長谷の戸台の化石などを見学します。
ジオパークとは、地球の成り立ちや大地の出来方を知る事ができる場所をいいます。
平成20年12月に伊那市の一部を含む中央構造線エリアが日本ジオパークに認定されました。
講座では、市の担当職員がジオパークの魅力などについて解説しました。
この中で、「南アルプスジオパークでは日本列島の土台を造ったプレートの沈み込みにまつわる現象を観察することができる。」と説明しました。
また、南アルプス林道沿いで石灰岩を観察できる幕岩や塩見岳の赤色チャートなどジオサイトの見どころについて話していました。
次回の講座は今月29日に大鹿村の中央構造線博物館で開かれることになっています。
9月までに6回の講座が開かれ講座修了生にはガイド認定書が送られます。 -
世代を超えて昔の遊びを楽しむ
昔の遊びを子どもからお年寄りまで世代を超えて楽しもうというイベントが、21日に箕輪町で開かれました。
会場となった町文化センターには、竹馬や竹とんぼ、あやとりやめんこなどといった昔懐かしい遊びのコーナーが設けられていました。
このイベントを企画したのは、昔の遊びの楽しさを後世に伝えていこうと活動している町の有志でつくるグループです。
博物館や図書館、公民館も連携して盛り上げました。
主催者の一人は、「イベントを通じ、昔懐かしい遊びの楽しさを次の世代に伝えていきたい」と話していました。
下古田から参加したという72歳の男性は、「昔はものがなく、遊ぶ道具はみんな手作りした。近所の仲間と遊ぶことで、自然に縦割りとなり、遊びも次に継承されていった」と当時を懐かしんでいました。 -
中病 脳卒中センター9月開所
伊那中央病院は、脳卒中患者に対し、診療科が異なる医師が、チーム体制で治療にあたる、脳卒中センターを9月に開所します。
これは22日、伊那市役所で開かれた、伊那中央行政組合全員協議会で報告されました。
これまで中央病院では、脳卒中の患者一人に対し、一人の医師が担当し、診療を行ってきました。
センターが開所する事で、一人の患者に対し、外科や内科など、複数の医師がそれぞれの立場から診察を行い、チームとして対応していくという事です。
中央病院では、年間に360人程の脳卒中の患者が入院し、およそ、220人の手術を行っているという事です。
センター開所にあたり、信州大学から、脳神経外科に新たに1人の医師が加わる事になって、脳神経外科3人、神経内科4人合わせて7人体制でチーム医療を行う計画です。
伊那中央病院によると、チームとして、脳卒中患者の医療を行っているのは、県内で、信大と相沢病院に続いて3例目になるという事です。 -
中病 救命救急センター事業費20億円
新たに建設される、救命救急センターと研修センターの施設規模等が示されました。
建物は、中央病院南側に建設され、鉄筋コンクリート造りの2階建で、延べ床面積は3千450平方メートルです。
1階には、救急救命センター等が設置され、2階には、医師や看護師がトレーニングを行うメディカルスキルセンターや医療情報センター等が設置される計画です。
建物、医療機器合わせて、事業費は、およそ20億円で、そのうち、およそ5億7千万円は地域医療再生交付金の基金を活用します。
工事は、平成24年5月に着工し、翌、平成25年6月から救急救命センターの運用が開始される予定です -
上伊那8市町村で行政窓口で住民票や納税証明などが発行できないシステムの不具合
上伊那8市町村で22日、行政窓口で住民票や納税証明などが発行できないシステムの不具合がありました。
22日の朝8時40分頃から午後2時30分過ぎにかけ、上伊那8市町村の市役所と役場の窓口で、住民票や納税証明証が発行できなくなりました。
管理する上伊那広域連合で原因について調べを進め、システムは、午後2時30過ぎに復旧しました。
なお、自動交付機やコンビニにでの発行に、影響はありませんでした。 -
箕輪町長寿者訪問
箕輪町に住む高齢者の長寿を祝う「長寿者訪問」が、17日に行われました。
この日は平沢町長が88歳以上の長寿者宅を訪問し、町の木に指定されているケヤキを使ったうつわを手渡しました。
この内、北小河内の丸山常吉さん宅では、子どもや孫も集まり、丸山さんの長寿を祝いました。
丸山さんは大正12年生まれの88歳で、戦時中千葉県で過ごした後、実家のある北小河内で農業をしてきました。
丸山さんは「健康の秘訣は毎日身体を動かすこと、そして少しお酒を飲むことも大事」と話していました。
8月9日現在、箕輪町には88歳以上の長寿者が579人いて、このうち100歳以上が17人、最高齢者は105歳となっています -
廃校の音楽祭2011
廃校を利用した音楽ライブ「廃校の音楽祭2011」が21日、伊那市高遠町の旧高遠町立三義小学校芝平分校で開かれました。
音楽祭は、使われなくなった校舎を活用していこうと、地域住民などでつくる廃校の音楽祭実行員会が去年から開いているものです。
21日は、千葉県の女性コーラスグループがオペラを歌った他、プロのミュージシャンによる演奏が披露されました。
会場には、市内外からおよそ20人が訪れ、廃校の校舎に響く歌声や楽器の音色に聞き入っていました。 -
リニアについて学ぶ
リニア中央新幹線について学ぶ講演会が14日、伊那市のいなっせで開かれました。
これは、大鹿村に事務局を置く住民有志の会「南アルプスの自然を愛する会全国ネット」が開いたもので、この会は、リニア中央新幹線の南アルプスを貫くCルートの撤回を求めています。
講演では、ジャーナリストの広瀬隆さんが話をしました。
広瀬さんは、「地震が起きる可能性の高い断層の上にリニアを走らせようとしている」と指摘しました。
また、「リニアは東海道新幹線の3倍のエネルギーを使う。リニアの計画が進めば現在停止している浜岡原発の再開になる」と話しました。
広瀬さんは、「東海地震は間違いなく起こる。リニアは大事故を起こし、浜岡原発は広い範囲に放射性物質を放出することになる」との可能性を話し、リニアの計画撤回を訴えていました。 -
押し花同好会作品展
伊那市のまほら伊那市民大学の同窓生でつくる押し花同好会の作品展が、伊那市の日帰り温泉施設みはらしの湯で開かれています。
みはらしの湯ロビーには押し花作品23点が展示されています。
押し花同好会は会員10人で、毎月1回、西春近公民館で学んでいます。
作品は、指導者の鈴木晴江さんのアドバイスを受け会員がデザインしたオリジナルです。
月を題材に桜や梅などを使ったものや、ガーデンをイメージした作品が並んでいます。
この作品展は31日まで、みはらしの湯ロビーで開かれています。 -
第26回大芝高原まつり 雨の中熱気
第26回大芝高原まつりが20日、南箕輪村の大芝高原で開かれ、雨の中多くの人で賑わいました。
この日は、朝から雨の降るあいにくの天気となりましたが、大芝高原には多くの人が訪れまつりの雰囲気を楽しんでいました。
今年の大芝高原まつりは、東日本大震災や長野県北部地震に配慮し自粛も検討されましたが、南箕輪から被災地へ元気を届けようと開催が決まりました。
大芝高原の中央通りではおまつりパレードが行われ、23団体が大芝高原音頭を踊りながら練り歩きました。 -
映画監督 山崎貴さんトークショー
映画「ALWAYS 3丁目の夕日」などの映画監督として知られる、山崎貴さんのトークショーが19日、伊那市の信州INAセミナーハウスで開かれました。
これは、伊那市内の医療関係機関で作る伊那市医師会が開いたもので、医師やスタッフなどおよそ100人が集まりました。
山崎さんは、松本市出身の48歳。高校卒業まで長野県で過ごし、その後東京の映像製作会社に入社。現在もその会社に所属しながら映画を制作しています。
山崎さんが手がけた映画の中で、昭和30年代の東京の暮らしぶりを描いた「ALWAYS 3丁目の夕日」は、日本アカデミー賞で、作品賞、監督賞をはじめ12部門で最優秀賞を受賞しています。
「ALWAYS 3丁目の夕日」について山崎さんは「自分の生きていない時代を描くのはとても怖かった。とにかく当時のことを勉強して、映画を観た人が当時を思い出すような作品づくりを心がけた」と話していました。
山崎さんは「映画は誰か特定の人に見てもらいたいと思って作ると、その相手に届くいい映画になる。これからもその気持ちを持って映画づくりをしていきたい」と話していました。 -
上農生が開発 雑穀カレーの試食会
伊那市が毎月17日に定めている「い縲怩ネ雑穀の日」に合わせて17日、上伊那農業高校の生徒が雑穀入りカレーの試食会を市役所で開きました。
昼時になると多くの職員が試食会場の前に集まり、カレーを手に取っていました。
雑穀カレーは、去年から雑穀の活用について取り組んでいる上農高校生産環境科の作物班が作ったものです。
カレーのとろみづけには小麦粉ではなくモチキビを使っているためアレルギーのある人でも食べることができます。
上農高校作物班では、カレーのレトルト化を計画していて、試食会での意見や感想を生かしたいとしています。
また試食会に合わせて行った募金活動で集めたお金で、東日本大震災で被災した人たちにレトルトの雑穀カレーを届ける計画も立てています。
上農高校生産環境科作物班の石川涼加さんは「雑穀の入った栄養価の高いカレーなので、被災地の人に食べてもらい元気になってほしい」と話していました。
上農高校では、今後地元企業などの協力を得てレトルト化を進めていきたいとしています。 -
長野県自動車販売店協会 防犯パトロール用品寄贈
県内の自動車販売店などでつくる長野県自動車販売店協会は、防犯パトロール用品およそ100万円分を19日、箕輪町に寄贈しました。
寄贈されたのは、耳あて付きキャップ200個、カラーキャップ400個、ブルゾン100着、ベスト300着の、合わせて100万円相当のパトロール用品です。
19日は、箕輪町役場で贈呈式が行われました。
協会は、地域社会への貢献を目指し活動していて、箕輪町がセーフコミュニティ認証取得にむけ取り組んでいることから、今回寄贈しました。
宇都宮保理事長は「認証取得にむけてこれからが大切な時期。安全安心のまちづくりに役立ててもらえればうれしい」と話していました。
平澤豊満町長は「日本にそして世界に誇れる町づくりを目指し、今後も取り組んでいきたい」と感謝していました。
寄贈されたベストなどは、パトロール隊の活動などで使うということです。 -
伊那地区成人式
15日には、お盆の帰省に合わせ、伊那市の伊那地区でお盆成人式が行われました。
伊那地区成人式は、高遠町・長谷地区を除き、14日と15日の2日間、市内8つの公民館などで行われました。
このうち、美篶公民館ではスーツやワンピ竏茶Xに身を包んだ新成人、67人が式に出席しました。
式では、700年前から伝わるという美篶笠原の獅子舞が披露され、参加者の成人を祝いました。
主催した美篶公民館の赤羽 仁館長は「成人は独り立ちすることが求められる。困難が待ち受けていると思うががんばって欲しい」と祝いの言葉を送りました。
新成人を代表して高嶋 学さんは「責任の重さを自覚し、視野を広げ、社会人としての役目を果たしていきたい」と謝辞を述べました。
式のあとには交流会が開かれ、小学校時代の恩師が、当時の思い出を振り返りました。
また、小学校時代の映像も上映され、幼い頃の自分達の姿に歓声があがっていました。
今年、伊那地区は、平成2年年4月2日から平成3年4月1日までに生まれた男性387人、女性356人の、合せて743人が成人を迎えています。 -
箕輪町成人式
箕輪町では、15日町文化センターで成人式が行なわれました。
佐久長聖高校から駒澤大学に進学し、箱根駅伝でも活躍している千葉健太さんも、今年成人式を迎えました。
成人式では、みのわ太鼓保存会とみのわ太鼓ジュニアによる祝い太鼓も披露されました。
平澤豊満町長は、「若く、力強く、行動力のある皆さんと一緒に、魅力溢れる箕輪町を作り上げたい」と挨拶しました。
新成人を代表して、二人が、意見発表をしました。
今井 裕士さんは「大人としての自覚を持ち社会人として貢献できるよう努力する事を誓う」
渡邊 真奈美さんは、「恵まれたふるさとに感謝し、自分らしく夢を持った人生を歩んでいきたい」と発表しました。
箕輪町では、今年男性121人、女性140人の合わせて261人が成人を迎えています。 -
信州育メンズ子育て講演会
父親同士のネットワークづくりを目指す信州育メンズが20日、父親の子育てを学ぶ講演会を開きました。
講演会は南箕輪村の村民センターで開かれ、およそ20人が参加しました。
講師は、神戸常盤大学短期大学部准教授の小崎恭弘さんです。
「わが家の子育てパパしだい」と題して講演しました。
小崎さんは、父親が子育てに関わることで、社会に適応できる子どもや、ストレスにうまく対応できる子どもが育ちやすいと話していました。
子どもに遊びなど興味や関心を与える役はパパの出番で、「10歳までに子どもと遊び、関わってほしい」と話しました。
また、「子育ては、まず夫婦間の思いや考えを理解し、子どもに豊かな環境を作ってあげてください」と呼びかけていました。 -
恩徳寺でサギソウ見頃
南箕輪村の恩徳寺でサギソウが見頃を迎えています。
恩徳寺の境内には鉢植えのサギソウが涼しげに咲いています。
サギソウは先代の住職が栽培を始め、年々増えて今年はおよそ2千本が咲いています。
例年より5日ほど開花が遅れましたが、この数日で一気に咲きました。
サギソウは1週間ほど楽しめるということで、続いて斑入りのものも咲くということです。 -
先祖の霊を供養 精霊流し大法要
灯ろうを流して祖先の霊を供養する「精霊流し大法要」が、16日、伊那市の坂下駐車場で行われました。
16日は、伊那市内の新盆を迎えた家族を中心に、先祖代々の霊や戦没者の霊を供養しようと、およそ100人が集まりました。
精霊流し大法要は、毎年送り盆に合わせて伊那仏教会や坂下区商工会が行っているものです。
法要が終わると、参加者は天竜川の岸まで下りて行き、灯ろうを流していました。
流された灯篭は静かに川を下っていき、参加者らはその様子をずっと見つめていました。 -
上農高校盆花市
南箕輪村の上伊那農業高校の盆花市が12日、伊那市内の2か所で開かれました。
いなっせ横の広場では、販売開始の9時半を前に、およそ80人が列を作りました。
今年で59回目となる上農高校の盆花市は、毎年8月12日に開かれています。
12日は、いなっせと伊那北駅前の2か所で、合わせておよそ600束が販売されました。
花は、アスターやカーネーション、菊など様々で、毎年買いに来る人も多いということです。
用意した花は、販売開始から1時間ほどで完売したということです。