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伊那スキーリゾート 今季利用者3万6千人
伊那スキーリゾートは、今シーズンのスキー・スノーボード客の入り込み数をまとめました。
それによると、今シーズンは昨シーズンに比べて千人多い、およそ3万6千人が利用しました。
伊那スキーリゾートによりますと、今シーズンのスキー・スノーボード客の入り込みは、営業期間の去年12月23日から先月27日までの94日間でおよそ3万6千人となっています。
これは昨シーズンの3万5千人よりも千人ほど多くなっています。
伊那スキーリゾートでは「震災のあった3月11日以降はほとんど利用が無かったが、シーズンを通して気温が低く雪に恵まれたことが増加につながった」と話しています。 -
小松眼科医院の桜咲き始め
早咲きで知られている伊那市西町の小松眼科医院の桜がほころび始めました。
去年より10日ほど遅れての開花です。 -
新入学期の交通安全運動
伊那交通安全協会などは、1年生が入学し、新しい学期が始まったことにあわせて、7日、交通安全街頭啓発を行いました。
7日は、子どもたちの登校時間に合わせて、伊那交通安全協会、伊那市交通安全協会連合会、伊那警察署などが、伊那東小前のスクランブル交差点で、街頭啓発を行いました。
例年は、4月中旬に、春の交通安全運動が行われますが、今年は、統一地方選挙の影響で、1ヶ月、運動が先送りされました。
しかし、新入生が学校に通い始めるこの頃の運動が重要だとして、伊那安協などが独自に活動を行いました。
安協のメンバーらは、「横断歩道では、手を挙げて渡ろう」など子どもたちに声掛けをして、登校を見守っていました。 -
東春近安協が黄色の帽子プレゼント
伊那市の東春近交通安全協会は、東春近小学校の1年生全員に、黄色の帽子をプレゼントしました。
7日は、帽子の贈呈式が、東春近小学校で行われ、東春近安協の井上征博会長から、小松民敏校長に目録が手渡されました。
東春近交通安全協会では、去年から、東春近小学校の1年生に、黄色の帽子を贈っています。
6日の入学式の日に、帽子をプレゼントされました。
1年生は59人で、予備も含めて61個を贈りました。
井上会長は、「黄色い帽子をかぶっていると、新しい1年生だとわかり、地域の人が見守ってくれます。お兄さんやお姉さんの言うことを良く聞いて、気をつけて学校に通ってください」と挨拶しました。
小松校長は、「地域の皆さんに、子どもたちの安全を見守っていただきありがたい」と感謝していました。 -
大芝で小熊 山奥に放す
7日の昼頃、南箕輪村の大芝公園近くの山林で、小熊が目撃されました。小熊は捕獲され、山奥に放されました。
7日、大芝公園マレットゴルフ場北側の山林で、小熊を目撃したとの情報が南箕輪村役場に寄せられました。
村では、小熊が近くに潜んでいる可能性があるとして注意を呼び掛けていましたが、その後、伊那市地籍の大泉川で発見し捕獲しました。
捕まえた小熊は体長60センチほどで、山奥に放されました。 -
保科正之大河ドラマ化署名活動
伊那市観光協会は7日、高遠城址公園で、江戸時代の高遠藩主・保科正之のNHK大河ドラマ化の実現に向けた署名活動を始めました。
署名活動は、公園内の2カ所で行われ、観光客に協力を求めました。
伊那市観光協会は毎年、高遠城址公園のさくら祭り会場で、署名活動を行っています。
去年は、祭り期間中におよそ1万2千人の署名がありました。
現在、43万人の署名が集まっていて、観光協会では50万人を目指して取り組んでいきたいとしています。
署名活動は22日まで行う予定で、今年は東日本大震災の募金の協力も呼び掛けるということです。 -
イワナの成魚放流
天竜川漁業協同組合は7日、伊那市高遠町と長谷の三峰川水系でイワナの成魚を放流しました。
この日は、天竜川漁業協同組合の役員が、体長20センチほどのイワナの成魚を三峰川水系の河川に放しました。
放流は毎年この時期に行われています。
今回は辰野町から駒ヶ根市までの天竜川水系と三峰川水系で、合計500キロのイワナを放すということです。
天竜川漁業協同組合では、「雨が降って水量が増えれば釣果が上がってくると思う」と話していました。 -
信越花便り~飯田市松尾毛賀くよとのシダレザクラ~
信越各地から桜の開花情報などをお伝えする信越花便り。
7日は、飯田ケーブルテレビから飯田市松尾毛賀にあるくよとのシダレザクラの情報が届きました。
飯田市松尾毛賀の高台にある、くよとのシダレザクラです。
最近の晴天によりつぼみが徐々に開きはじめ、三分咲きとなっています。
推定樹齢は300年以上。幹の周囲は3・8メートル、高さは15メートルを誇る、飯田市でも有数のサクラの古木です。
東にむかって張り出した枝は堂々として、シダレザクラの典型的な形を保っています。
「くよと」は供養塔のことで、小笠原氏がこのあたりを統治していた時代、戦いによって命を落とした武士たちを供養するための塔があった事に由来すると伝えられています。
現在この供養塔は移転されており、ありませんが、旧遠州街道沿いだったことから、秋葉様や天神様の石碑が現在も残り、当時の往来の賑やかさを今に伝えています。
地元住民およそ130戸でつくる、毛賀くよとのシダレザクラ愛護会が、サクラと周辺の保全活動を行っています。
毛賀くよとのシダレザクラは現在、午後6時30分から午後8時45分までライトアップを行っています。
今週末から来週にかけ満開となり見頃を迎えそうです -
郵便局が桜フレーム切手を市に寄贈
伊那市内13の郵便局でつくる上伊那東部会は、高遠城址公園の桜を10枚セットにしたフレーム切手を1日伊那市に寄贈しました。
市内3つの局長が、代表して1日市役所を訪れ、80円の10枚セット、50円の10枚セット2種類を寄贈しました。
フレームは、1日から市内13局で販売が始まっています。
80円のフレームは、1200円、50円は、900円です。
フレームを受け取った白鳥孝市長は、「2月・3月の市からの郵便物に利用したら効果がある。庁舎内の目立つところに飾りたい」と喜んでいました。
この切手は、高遠城址公園でも販売される予定です。 -
花粉飛散量 昨シーズンの1.6倍
長野県の3月末時点での花粉の飛散量の実測値は、去年の1.6倍で、飛散は、5月上旬まで続くものと見られています。
ウェザーニューズが、3月末時点での観測データ結果と今後の予測を6日発表しました。
ウエザーニューズによりますと、花粉観測機による、長野県の花粉シーズン開始日から3月末までの総飛散数は、昨シーズンの1.6倍になっていますが、花粉シーズン終了日までの総飛散数は、3倍以上を見込んでいます。
花粉症の症状が非常に辛い、または、辛いと感じる人は、昨シーズンの9.3パーセントに対し、今シーズンは、17.3パーセントと2倍近くにのぼっています。
3月中旬にスギ花粉の飛散はピークを迎え、今後はヒノキが多くなり、4月中旬にピークを迎えそうです。
花粉シーズンの終了は、5月7日頃と予想しています。 -
高遠城址公園の桜 開花は9日、満開14日
日本気象協会は、伊那市の高遠城址公園の桜の開花予想は、4月9日、満開は、14日と6日発表しました。
今年第7回目の発表で、開花予想日の4月9日は、去年より4日遅く、平年より2日早い予想です。
満開は、14日で去年より3日遅く、平年より3日早い予想です。
6日の伊那地域は今年最高となる20.3度まで気温が上昇しました。
高遠城址公園の南側ゲートの桜はこの日の陽気でつぼみがふくらみはじめていました。
気象協会では、「3月は、平年より気温が低かったが、この先は春らしい暖かさとなり、南部の桜は、今週末までに開花する」と予想しています。 -
「眠りからさめた郷土のお宝」
地域の人たちが自宅や蔵などに保存していた歴史資料を集めた「眠りからさめた郷土のお宝」が伊那市の高遠町歴史博物館で開かれています。
この展示は、個人が所有していた歴史資料を多くの人に見てもらおうと高遠町歴史博物館などが開いているものです。
会場には屏風や掛け軸、額装など地域の人たちが持ち寄った歴史資料52点が並んでいます。
歴史博物館学芸員の大澤佳寿子さんは地域の歴史を知るうえでも貴重な品が集まったと話します。
高遠町歴史博物館の展示「眠りからさめた郷土のお宝」は6月26日まで開かれていて、入場料は
一般400円、小中学生200円となっています。 -
園児がこいのぼりに歓声
南箕輪村西部保育園では6日、園児らが、こいのぼりをあげました。
6日は全園児が見守るなか年長園児が協力して、こいのぼりをあげました。
西部保育園では、こいのぼりを大切にしていて、痛まないよう毎日夕方にはおろすほか、雨の日は園舎にもどすということです。
こいのぼりが高くあがると園児らは手をたたいて喜んでいました。
こいのぼりがあがった園庭で、園児らは元気よく身体を動かしていました。
こいのぼりは5月いっぱいは、あげておくということです。 -
写真展「雪中の桜」5月9日まで
伊那市美篶の写真愛好家宮下正明さんの写真展「雪中の桜」が1日から、高遠町のさくらの湯大広間で開かれています。
会場には、去年高遠城址公園で撮影した桜や、高遠町勝間の薬師堂の枝垂れ桜などの作品18点が並んでいます。
作品のほとんどは、去年4月17日に降った雪で、満開の桜が雪化粧した際に撮影されました。
宮下さんは「季節はずれの雪で貴重な写真。多くの人にみてもらい、地元の桜の良さを再発見してもらいたい」と話していました。
写真展「雪中の桜」は5月9日月曜日まで、伊那市高遠町のさくらの湯大広間で開かれています。 -
クロスカフェオープン
伊那市の伊那中央病院内のレストランが5日、リニューアルオープンしました。
中央病院1階にリニューアルオープンしたのはクロスカフェ伊那店です。
契約期間の満了に伴いリニューアルされ、公募により県内の病院でレストランなどを展開している株式会社創備が選ばれました。
5日は、オープニングセレモニーが行われテープカットなどをして祝いました。
伊那中央行政組合の白鳥孝組合長は「患者がくつろげて明るい笑顔をもらって元気に帰れるレストランになればうれしい」と挨拶しました。
これまで日曜日と平日の午後は利用出来ませんでしたが、レストランは年末年始の3日間を除いて年中無休となりました。
営業時間は、午前7時30分から午後7時までとなっています。
レストラン利用者の8割が女性ということで女性を意識した健康的なメニューを取り揃え病院レストランのイメージを一新したということです。 -
日本一の桜の里づくり計画策定
伊那市は、市の花である桜の管理や保護育成の目標となる「日本一の桜の里づくり」計画を策定しました。
市では、合併した平成18年から、旧高遠町の進めてきた桜からのまちづくりを継承し、「日本一の桜の里づくり」計画の検討を進めてきました。
市内には、1万2千本を超える桜の木が確認されていますが、管理の行きとどかない桜も多く点在しているという事です。
計画では、「桜を愛し、育み、親しむ桜の里」を将来像に掲げ、今後10年間の取り組みをまとめています。
具体的には、●桜の植栽や管理、看板やベンチ整備などの経費を支援、●地域の桜を管理する、地域桜守の育成、●高遠城址公園を核とし、春日公園や伊那公園への誘客を促す取り組みを進める等です
伊那市では、「地域を巻き込み、いつまでも多くの人に親しまれるような、桜の里を目指したい」と話していました。 -
信越花便り~天龍村の桜開花~
信越各地から桜の開花情報などをお伝えする信越花便り。
4日は、飯田ケーブルテレビから下伊那郡天龍村の桜の情報が届きました。
県内で一番先に咲くと言われる下伊那郡天龍村の桜が開花しました。
中部電力平岡発電所の桜並木は、去年より12日遅い3月31日に開花しました。
昭和27年に変電所の完成を記念して植えられた桜で、150メートルの道の両側に120本のソメイヨシノと10本のオオヤマザクラがあります。
見頃は、今週末です。
毎年提灯によるライトアップを行なっていますが、今年は震災の影響で自粛されます。 -
JA上伊那 新宿区に飲料水などの支援物資送る
JA上伊那は、伊那市と友好提携を結んでいる新宿区に4日、飲料水などの支援物資を送りました。
4日は、市の職員が見守る中物資の引き渡し式と出発式が行われました。
新宿区に送られるのは、飲料水1,500リットルと1リットル入りのリンゴジュース600本、アルストロメリア500本です。
新宿区の保育園などでは、現在も乳児用のミルクなどに市販のミネラルウォーターを使っています。
JA上伊那の御子柴茂樹常務理事は「子ども達の飲み水として安全なものを提供してあげたいと思う。また、花を見て少しでも心が和めばうれしい」と話しました。
物資を運ぶ職員は「安全第一で確実に届けます」と挨拶し、出発しました。 -
高遠城址公園観光案内所 オープン
高遠城址公園のさくら祭り期間中、観光客に案内や説明を行う観光案内所が5日、オープンしました。
高遠城址公園での観光案内所の設置は、今年で3年目となります。
案内を行う伊那市観光ボランティアガイドは、市民がおもてなしの心で観光客を案内しようというものです。
現在49人が登録していて、期間中4人から6人で園内の案内や、写真撮影を行います。
5日は早速、松本から訪れた観光客に対し、園内の説明や、近隣の観光スポットなどを説明していました。
観光案内所は、午前10時から午後3時までで、期間は20日までを予定しています。 -
さくら祭り期間中の臨時警備派出所 開設
さくら祭りに合わせ伊那警察署は1日、公園内に臨時警備派出所を開設しました。
1日は、開設式が行われ臨時警備派出所の壁に、看板が設置されました。
伊那警察署の関原敬泰署長は「震災の影響もあり色んな思いで見に来る人がいる。安心して過ごしてもらえるよう、事件や事故の防止に務めたい」と挨拶しました。
開設期間は、24日日曜日までを予定しています。 -
災害時に備え技術講習会
南箕輪村に拠点を置く災害時バイクボランティア「B・F・F・W」は3日、村内で運転技術を確認しました。
講習会は、会員を対象に災害時に備えバイクの運転技術の向上を図ろうと開かれたもので、会員など15人が参加しました。
運転講習会では、縦25メートル、横15メートルの長方形の外側を8の字を描くように走りタイムを測定しました。
2周を34秒以内で回れると技術力が高いということです。
参加者達は、ひとつひとつの運転動作を確認しながら運転していました。
「B・F・F・W」は、災害時にバイクの持つ高い機動性を使い、物資の運搬や、情報伝達活動などに取り組もうと2005年に発足しました。
会員は現在36人で、村の防災訓練に参加している他、独自に訓練を行っています。 -
「ちいむもみじ」自己記録会
震災で中止になった長野マラソンに参加を予定していた伊那谷のランニング愛好家でつくる「ちいむもみじ」は、2日、自己記録会を開きました。
2日はちいむもみじのメンバーおよそ30人が参加して、伊那市の三峰川沿いのジョギングコースで汗を流しました。
ちいむもみじでは、毎年長野マラソンに参加していますが、今年は東日本大震災の影響で大会が中止になったため、これまでの練習の成果を試す場として記録会を企画しました。
参加した人たちは、自分のペースで三峰川沿いのジョギングコースを走っていました。
練習会場には被災地支援の募金箱も設置され、参加した人たちが募金をしていました。
集めた義援金は伊那市役所を通じて被災地に送るということです。 -
還暦を迎えた住民140人義援金12万3,330円届ける
箕輪町で今年度還暦を迎えた住民140人が、義援金12万3,330円を30日、町に届けました。
30日は、箕輪町還暦祝い実行委員の柴義文さんら3人が、集まった義援金12万3,330円を役場に届けました。
実行委員会では、震災翌日の12日に、今年度町内で還暦を迎えた140人を対象に還暦を祝う会を開き、その際義援金を募りました。
委員らは、「被災地の人が早くもとの生活にもどれるよう、少しでも力になれればうれしい」と話していました。 -
伊那中央病院の医療救護班 活動報告
医療救護班として東日本大震災の被災地へ派遣されていた伊那中央病院の医師ら5人が31日、活動の報告をしました。
派遣されていたのは、副院長で地域救急医療センターの北澤公男センター長、看護師2人、業務調整士2人の5人です。
県からの要請を受け、3月22日から25日までの、被災地の宮城県石巻市に派遣されました。
5人は、避難所や救護所などで、治療や健康状態のチェックなどを行いました。
北澤さんは、「現場では、小学校の屋上に流された車や家があるなど信じられない状態だった。現地での医療体制は、統率がとれていて大きな混乱などはなかった」などと、話しました。
県では、4月いっぱいまで派遣を予定していて、伊那中央病院からは新たに2チームが派遣されることになっています。 -
箕輪町消防団に女性団員入団
箕輪町消防団の今年度の入団式が、1日夜、役場で行われ、町としては初めての女性団員が誕生しました。
入団したのは、看護士で福与の中村美緒さんと、会社員で三日町の毛利夕貴さんです。
ふたりは箕輪南小学校の同級生で、ともに第5分団に入団しました。
ふたりとも入団のきっかけは地域の安全を守りたいという思いがあったからだということです。
現在、消防団の団員確保は難しくなってきていて、定数通りの団員を確保するため、ここ数年で多くの市町村が女性団員の募集を始めています。
箕輪町では今年初めて募集したところ、2人の女性団員が入団しました。
小松孝寿団長は「消防団に新しい風が入った。2人に活躍してもらい、他の人達も入りやすい環境になれば」と話していました。
また二人も「自分たちが基礎を作って、他の女性でも入りやすい環境にできれば」と話していました。
今年は、女性2人の他、男性42人が新たに箕輪町消防団に入団しています。 -
伊那公園 ぼんぼり点灯で花見ムード
伊那市の伊那公園で1日、公園開きが行われ、夜には公園内のぼんぼりに灯りが灯されました。
この日は、伊那公園桜愛護会のメンバーによってぼんぼりに灯りが灯され、公園内はひとあし早く花見ムードに包まれました。
公園内には、協賛のあった企業や個人などのぼんぼりが300個以上吊るされています。
また、公園開きとなった昨日は、伊那公園唯一の花見小屋「天山」も営業を始め、店主の北沢福明さんがうどんやそばを茹でていました。
ぼんぼりの点灯は、桜が終わる24日頃までを予定していて、花見小屋「天山」もそれまで営業するということです。
現在伊那公園では、早咲きの「ロトウザクラ」が満開となっているほか、四季咲きの桜もつぼみが開き始めています。
コヒガンザクラやソメイヨシノはまだつぼみで、開花は8日頃、見頃は15日頃となっています。 -
さくら祭り 高遠城址公園で1日から
花見シーズンを前に、高遠城址公園で1日から、さくら祭りが始まりました。
1日は、公園内の桜雲橋前でさくら祭りの安全祈願祭が行われました。
毎年オープン初日には、公園開きを行っていましたが、今年は東日本大震災を考慮し、安全祈願祭のみとなりました。
伊那市観光協会の白鳥孝会長は「ライトアップの自粛などいつもとは違う祭りの雰囲気となるが、花をゆったりと見られるという側面もある。記憶に残るさくら祭りにしたい」と挨拶しました。
祈願祭の後、参加者14人で桜雲橋を渡りさくら祭りの始まりを祝いました。
日本気象協会では、高遠城址公園の桜の開花は9日、満開は15日と予想しています。 -
市民会館48年の歴史に幕
老朽化に伴い伊那市の伊那市民会館は3月31日をもって閉館しました。
31日の夜は、市民会館で閉館式が行われました。
閉館式には、市民会館で音楽鑑賞をした人や各種団体などおよそ120人が訪れました。
式の中で白鳥孝伊那市長は「この市民会館に心から感謝しミみなさんと一緒に最後の一日をすごしたい」と挨拶しました。
また利用者を代表して伊那女声コーラスの大沼満子会長は「ここでの思い出がたくさん詰まっています。ありがとうございました」と感謝の気持ちを話しました。
式では、NPO法人クラッシックワールドの演奏が行われ、最後に演奏に合わせて伊那市の歌を全員で歌いました。
昭和38年7月に完成した伊那市民会館。
48年の歴史に幕を下ろしました。
今後は隣にある伊那公民館の改築に合わせて取り壊される予定です。 -
今年のみのわ祭り見送りに
今年のみのわ祭りは、開催を見送る事が30日に開かれた実行委員会で正式に決定しました。
30日は、臨時のみのわ祭り実行委員会が役場で開かれ、東日本大震災を受け祭りの対応について検討が行われました。
最初に、3月17日に実行委員会執行部として協議が行われ、「今年は中止」とする結論が出た事が報告されました。
委員からは、「町民と企業が一体となり盛り上がるイベント、規模縮小やチャリティーなど形を変えてでも開催したい」と言った意見や、「原発の問題を含め、現在進行形の災害。あらゆる事を想定し対策を取る必要があるのでは」など慎重な意見も出ていました。
検討の結果、実行委員会として、祭り開催を見送る事が了承されました。 -
七宝作家猪狩純さん 伊那市に作品を寄贈
伊那市長谷の七宝作家猪狩純さんは25日、伊那市に作品を寄贈しました。
25日は、伊那市高遠町の信州高遠美術館で寄贈式が行われました。
寄贈された作品は、縦3メートル45センチ、横3メートル60センチの作品「太陽の旋律」です。
作品は、平成6年に作られたもので、これまでに信州高遠美術館で2回展示されています。
この作品は銅板に鉛が含まれているガラスをのせ、何度も焼きあげて色を付けていくということで、猪狩さんは特に赤い色を出すのが難しかったと話しています。
白鳥市長は「七宝焼の概念を覆すスケールの大きな作品。素敵な作品が加わったことをうれしく思う」と話し、感謝状を手渡しました。
猪狩さんの作品「太陽の旋律」は、伊那市の信州高遠美術館ホールに展示されています。