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高遠第4保育園 園児と消防団の合同訓練
子ども達に消防団の活動を知ってもらおうと20日、伊那市の高遠第4保育園で、園児と消防団の合同訓練が行われました。
訓練は、保育園となりの山から火が出たとの想定で行われました。
園児が全員庭に避難すると消防車が到着し消火活動を開始しました。
訓練は、子供達に消防団の活動を知ってもらい、大人になった時消防団に入りたいと思ってもらえるようにと伊那市消防団河南分団が初めて行ったものです。
河南分団は、「地域とのつながり」を活動目標に掲げていて、保育園での訓練もその一環です。
訓練がおわると、子供達は消防車と一緒に写真を撮ってもらいまいした。 -
理鏡坊が縁 吉良町と青島住民が交流
およそ300年前の赤穂浪士討ち入りの際の生き残り、理鏡坊を通して交流のある、愛知県吉良町の住民が22日、伊那市美篶青島を訪れました。
この日は愛知県吉良町のボランティアガイド27人が青島にある縁通庵観音堂を訪れ、地元住民からこのお堂で暮らしていたという理鏡坊について説明を受けました。
理鏡坊は忠臣蔵で知られる吉良上野介に仕えていたとされています。
討ち入りの際、大けがをした理鏡坊は後に出家して全国を巡礼し晩年を青島で過ごしたといわれています。
この理鏡坊の縁で平成17年から青島と吉良町の住民の間で交流が始まりました。
このお堂は平成元年に建て替えられたもので、かつては人が住めるほどの広さだったということです。
吉良町では理鏡坊についてはあまり知られていないということで、訪れた人たちは熱心に説明を聞いていました。
両地域の住民は今後も交流を深めていきたいと話していて、討ち入りがあった12月14日には青島の住民が吉良町を訪れ吉良上野介の法要に出席するということです。 -
通り町 秋の呑みあるき
伊那谷で造られたお酒を飲みながら商店街を巡るイベント「秋の呑みあるき」が22日伊那市の通り町商店街で行われました
これは、伊那谷でつくられているお酒を味わいながら、商店街をあるいてもらおうと商店主などでつくる実行委員会が開いたものです。
イベントには、辰野町から飯田市までの酒造メーカー12社が参加しています。
呑みあるきは、春は新酒を、秋には熟成された酒を楽しんでもらおうと年に2回行われています。
参加者は、千円で道中手形とおちょこを購入し、それをみせれば好きなお酒を好きなだけ飲むことができます。 -
チャリティーフィットネスまつり
フィットネスを通じて運動を楽しむイベント「チャリティーフィットネスまつり」が17日、伊那市の富県小学校体育館で行われました。
会場には、市内外からおよそ50人が集まり、フィットネスを楽しみました。
これは、多くの人たちにフィットネスの楽しさを知ってもらおうと、県内各地で活動する5人のインストラクターが今年初めて企画したものです。
イベントは県内4か所で計画されていて、伊那での開催は長野、松本に続いて3か所目です。
参加した人たちは、エアロビクスやヒップホップ、ピラティスなど、インストラクターと一緒に体を動かしていました。
イベント実行委員会の小林美穂代表は「フィットネスは楽しく身体を動かすことのできるスポーツ。多くの人に楽しさを知ってもらいたい」と話していました。
実行委員会は、今回の参加費やグッズの売り上げでAEDを購入し、長野県に寄贈する予定です。 -
箕輪町消防団 救護大会
第15回箕輪町消防団救護大会が17日、藤が丘体育館で開かれました。
大会は、正しい救護法の知識と技術の向上を目的に開かれていて、各分団の代表合わせて6チームが出場しました。
競技は、バイク事故により2人が怪我をした想定で行われ、団員らは日頃の訓練の成果を発揮していました。
団員らは「痛いところは無いか」と聞きながら、傷や骨折した場所の手当てをしたり、心臓マッサージやAEDを使い心肺蘇生を行っていました。
箕輪町消防団の小松孝寿団長は「大会を通して、さらなるレベル向上を目指してもらいたい」と話していました。
大会の結果、沢・大出・八乙女の第1分団が優勝しました。 -
懐かしの昭和歌謡の夕べ
1970年代の歌謡曲を楽しむイベントが16日、伊那市の高遠町総合福祉センターやますそで開かれました。
第2回高遠ミュージックフェスタ「懐かしの昭和歌謡の夕べ」は、高遠町の町おこしをする、有限会社壱刻が企画しました。
演奏をしたのは、関東を中心に活動するプロのミュージシャン6人です。
この日のステージでは、フォークソングやポップス等を含め、およそ13曲を熱唱しました。
イベント責任者の平澤優司さんは「いつかは、観桜期に夜桜の下でこのイベントを開いてみたい」と話していました。 -
伊那中央病院 質の高い医療サービスを提供する病院として認定
伊那中央病院は、医療の質について第三者機関による審査を受け、質の高い医療サービスを提供する病院として認定されました。
伊那中央病院はH17年に認定を受けていて今回は初めての更新となりました。
審査は、第三者機関である日本医療機能評価機構が中立的な立場で評価し医療の質や利用者の利便性の向上を図る目的で行っているもので、上伊那では他に昭和伊南総合病院が認定されています。
審査項目は、医療や看護、経営、患者の満足度など350項目あり、中病ではすべてで基準を満たしました。
認定期間は、H27年9月25日までとなっています。 -
西駒山荘からヘリで荷下げ
伊那市営西駒山荘の今シーズンの営業が終了し、山小屋で使用していた備品などをヘリコプターで下ろす作業が、19日行われました。
この日は、午前9時過ぎから荷下げが行われ、ヘリコプターが3往復して、山小屋で使用していた毛布や、トイレの汚物などを下ろしました。
今シーズン、7月10日から今月11日まで営業した西駒山荘は、期間中、562人の登山者が山小屋を利用し、売り上げはおよそ400万円となりました。
利用者数は、去年の446人を116人上回り、売り上げは去年の300万円から100万円増加しました。
山小屋を管理する伊那市観光株式会社では、天候が良い日が多かったことや、リピーターが増加していることなどが、利用者数の増加につながったとみています。 -
新しい天龍橋 開通
伊那市福島と南箕輪村北殿を結ぶ新しい天龍橋が完成し、19日現地で開通式が行われました。
19日は、テープカットやくす玉を割って橋の完成を祝いました。
新しく完成した天龍橋は長さ約100メートル、幅は約16メートルの2車線で片側に歩道が新設されました。
今年7月の豪雨で旧天竜橋の橋脚が沈下したため、先に歩道を整備し歩行者のみが利用していました。
橋の完成により国道153号バイパスの1.1キロ区間も供用が開始となりました。
開通式には、4市町村でつくる国道153号伊那バイパス促進期成同盟会や県の関係者など300人が参加しました。
また、伊那市と南箕輪村の保育園児も参加し、開通を祝いました。
新しい橋が末永く愛され長持ちするようにと、伊那市と南箕輪村に暮らす3世代夫婦を先頭に渡り初めが行われました。
工事の管理をしている伊那建設事務所では、伊那市青島までの残り区間4、9キロについても順次着手を図り早期の全線開通を目指すとしています。 -
北福地の水資源と堤の文化をさぐる
伊那市富県北福地の水資源について学ぶイベントが、16日に開かれ、参加者が堤などを見学しました。
この日は、地域住民などおよそ120人が参加し、堤などの歴史について学びました。
イベントは、地域住民が大事にしてきた北福地の堤や湧水について知ってもらおうと、北福地の環境をよくする会が開きました。
明治時代、北福地では農業用水を引くのに苦労したため、湧水の近くに堤を作り、その水を使ったということです。
そのため、北福地には現在でも5つの堤が残っていて、この日は全ての堤を見学しました。
そのうち、羽場常会にある羽場の堤は、現在は灌漑用水としては使われていませんが、地区住民が草刈りなどの整備を行っていること、堤をフナの養殖などに使っていることが説明されました。
子どもと参加したある女性は「こんな場所に堤があるとは知らなかった。地区に残る水資源の歴史を知ることができて良かった」と話していました。 -
新山まつり大演芸会
伊那市富県新山地区で17日、新山まつり大演芸会が行われました。
新山まつりは秋の恒例行事です。
大演芸会は、15のプログラムがあり、新山集落センターで行われました。
新山地区の今泉常会の仲間4人が3年前に結成したイマイズミバンドは、オリジナル曲を含む4曲を披露しました。
新山まつりには毎年参加しています。
今年は、演奏の途中で、地元の保育園児9人がステージに登場しました。
新山保育園が休園となり、園児の保護者から、新山に子どもがいることを紹介してほしいとの声があったことから今回の共演となりました。
また保育園児のほか、新山小学校の教職員、児童も一緒に歌いました。
バンド演奏や子どもたちの合唱に、会場からは温かい拍手が送られていました。 -
土砂崩落地にどんぐりの木を植樹
伊那市西春近諏訪形の地区住民らは、17日、平成18年豪雨で土砂災害のあった傾斜地にどんぐりの苗木を植えました。
この日は地区住民およそ20人が参加して、クヌギやコナラなど、どんぐりの苗木100本を植えました。
諏訪形では、平成18年の豪雨災害の教訓を活かそうと、2年前に「諏訪形区を災害から守る委員会」を設置しました。
委員会では、土砂崩落の激しかった、釜が洞上流付近に丈夫で根がつきやすいどんぐりの苗木を植樹することにしました。
参加した地区住民らは、急な斜面に苦労しながらスコップで穴を掘り、苗木を植えていました。
小林良幸区長は「今回植えた100本の苗木全てがこの地に根を張って、土砂災害のない場所になってほしい」と話していました。
諏訪形区では、今後も被害のあった箇所で植樹を行っていく予定です。 -
伊那市富県で巨大キノコを発見!
伊那市富県の田畑敏雄さんは、16日に近所の山で巨大キノコを発見しました。
16日夜、ケーブルテレビ取材班は情報をキャッチ。伊那市富県の西原常会の、ある集まりにお邪魔しました。
そこにあったのは、顔の大きさほどもある、大きなキノコでした。
これは、「トビタケ」と呼ばれる食用キノコです。
10センチほどのものが一般的とされていますが、今回見つかったトビタケは、35センチほどあるということです。
キノコを見つけた田畑さんは「最初見た時はキジバトが木の根本で休んでいるかと思ったが、近くに行ってキノコだとわかった。かなりの大きさにワクワクした」と当時の興奮を話していました。
この集まりに田畑さんのキノコが並ぶことはよくあるということですが、これほど大きなものは初めてだということです。
集まりに参加したある男性は「こんなに大きいキノコは今までに見たことがない。びっくりした。」と話していました。
トビタケは煮て食べると美味しいということで、この巨大トビタケは、この日のうちに全員で味わったということです。 -
秋葉街道オリジナル焼酎用芋掘り
古道・秋葉街道の整備を進める、秋葉街道信遠ネットワークのメンバーは、オリジナル焼酎発売に向け、18日、伊那市長谷の畑でサツマイモの収穫を行いました。
広さ10アールの畑では、信遠ネットの木下利春会長や、メンバーの高坂英雄さん夫妻が収穫作業に汗を流していました。
信遠ネットは、秋葉街道を通して地域を活性化させようと伊那市や飯田市、静岡県浜松市等の14団体で組織し、2009年2月に発足しました。
今年度、県の元気づくり支援金を活用しオリジナルブランドの商品第一弾として、焼酎造りを計画しました。
木下会長は「オリジナル焼酎を酌み交わし、より親交を深めたい」
サツマイモは、信遠ネットのメンバー13人が、それぞれの地域で生産し、飯田市の酒造メーカーに持ち込みます。
今年度は、全部で15トンの収穫を見込んでいて、720ミリリットル入りの瓶で、およそ5千になるという事です。
高坂さんは「各地域で生産した芋が、秋葉街道を通して一つの焼酎となる。きっと美味しいものになる」と話していました。
焼酎は来年6月頃から、1本(720ml)1,250円で、秋葉街道沿いの観光施設や、酒屋などで販売されるという事です。 -
行者そば祭り賑わう
伊那市荒井内の萱で17日、行者そばまつりが行われました。
祭りは、この地域を行者そば発祥の地として活性化させようと行われていて、今年で24回目です。
市内外から多くの人が訪れ、そばを味わいました。
行者そばは、昔、修行に向かう途中の行者が、内の萱でもてなしを受け、そのお礼に種を置いていき、地域の人が大事に守り育てたものだと言われています。
祭りでは、伊那市の西山で栽培されたソバ粉を使い、およそ2千食が用意されました。
訪れた人たちは、打ちたてのそばを味わっていました。
市内から訪れたある男性は、「毎年楽しみに来ている。秋空の下で食べるそばはおいしい」と話していました。 -
入野谷日本みつばちの会が今期蜜搾りを開始
日本蜜蜂の種の保存と蜂蜜の特産化に取り組んでいる伊那市長谷の入野谷日本みつばちの会は、17日から今シーズンの蜜搾りをはじめました。
蜂蜜搾りは、長谷黒河内の宮下さん宅で行なわれました。
入野谷日本みつばちの会は、会員46人で、それぞれの家で日本みつばちを飼っています。
17日は、搾り始めということで、講習会もかねました。
今回は、蜂蜜をとる古い巣から新しい巣へ蜂を移動させる追い込み式という方法で蜜を採りました。
会によりますと煙幕などで蜂を殺さないこの方法は、種の保存の観点から有効だということです。
巣をドッキングさせ、下から叩き、風を送ると蜂が新しい巣へ移動し、古い巣からは、黄金色に輝く蜂の巣が現れました。
会員らは、今年のはちみつの出来栄えをさっそく試していました。
中山信頼(なかやま のぶあき)会長は、「今年の夏の暑さは異常だったが、最高の出来」と喜んでいます。
これから会員がそれぞれ巣を集めだし、11月25日に市野瀬の加工場でびん詰めにします。
価格は、240グラム入り1,900円で、南アルプス村などで販売されます。
この蜂蜜は好評で、予約注文も殺到しているということです。 -
大芝高原で大規模災害訓練
南箕輪村消防団は17日、大芝高原の森林で火災が発生したとの想定で訓練を行いました。
この日は大芝高原陸上競技場で訓練が行われ、団員110人が参加しました。
大芝高原で大規模災害を想定した訓練が行われるのは6年ぶりで、今回は長野県の防災ヘリコプター「アルプス」の協力のもと訓練が行われました。
訓練は、大芝高原で森林火災が発生したとの想定で行われケガをした人の搬送訓練が行われました。
また、ヘリコプターを使い大芝高原上空から水を空中散布する訓練では、消防団員が大芝プールの水をポンプでくみ上げヘリコプターに給水していました。
松澤武夫団長は「災害が起きないのが一番だが、万が一に備え団員に対応を周知し、士気を高めていきたい」と話していました。
参加したある団員は「災害はいつ起きるかわからないので、対応を確認することができて良かった。」と話していました。 -
スーパーキッズダンスフェス
ダンスチームの子どもたちによるスーパーキッズダンスフェスティバルが17日、箕輪町の文化センターで開かれました。
箕輪町をはじめ上伊那で活動する5つのチームがダンスを披露しました。
これは、箕輪町で16日と17日に行われたフェンシングの全国カデエペ選手権大会に合わせて開かれたイベントの一つです。
フェンシングに力を入れている箕輪町が、ダンスなどのイベントで大会を盛り上げようと開き、今年で2回目です。
ステージでは、保育園児から中学生までが、それぞれのチームごとにダンスを踊りました。
子どもたちは、激しいリズムの曲に合わせ、息の合ったダンスを披露していました。 -
伊那市保育レポート全国で発表へ
伊那市の保育士でつくる保育協会レポート委員会が、今月20日から和歌山県で開かれる保育研究大会の全国大会で、研究レポートを発表します。
レポート委員会は13日、全国大会に向け、市役所で発表の最終確認をしました。
保育レポートは、保育の資質向上のため、各市町村が決められたテーマについて研究するものです。
伊那市は「異年齢」をテーマに、異年齢の子ども同士の関わりが生まれる保育環境などについて研究しました。
今年7月に新潟県で開かれた関東ブロック保育研究大会で発表し、全国大会で発表する団体の一つに選ばれました。
大会では、遊びや生活の環境を工夫することで異年齢の関わりができること、保育士が願いを持って環境を作っていくことが大切なことなどを話すということです。
保育研究大会全国大会は今月20日から和歌山県で開かれます。 -
のびのび子育て講座
南箕輪村に住む母親を対象にした「のびのび子育て講座」が9日から、南箕輪村公民館で始まりました。
子育て講座には、0歳から5歳までの子を持つ母親16人が集まりました
講座は、子どものしつけについてや、自分の長所や能力を知り親としての自信を持ってもらおうと開かれたものです。
講座では、4人ずつのグループに分かれ、子育ての悩みなどを紙に書いていきました。
親からは「感情のコントロールができない」「子どもが1人で遊ぼうとしない」などの悩みが出されていました。
のびのび子育て講座は、9日を含め全6回を予定しています。 -
東京芸大教授が小学生に指導
今月23日に開催される、伊澤修二記念音楽祭に向け、13日、伊那市の小学生が東京芸術大学の教授から指導を受けました。
音楽祭に出演する、市内3校のうち伊那東小学校では、4年生122人の児童が指導を受けました。
指導にあたったのは、東京芸術大学音楽学部の佐野靖教授です。
音楽祭は、高遠町出身の伊澤修二が東京音楽学校、現在の東京芸術大学の初代学長を務めたことが縁で毎年開かれているものです。
13日は、歌うときの息の使い方などを教わりました。
佐野教授は、「元気のいい曲はとても良いが、静かな歌はなめらかに歌うことが大切」などとアドバイスしていました。
伊澤修二記念音楽祭は23日に開かれ、伊那東小の児童は、高遠町文化体育館で行われる第1部に出演します。 -
推奨みやげ品登録証授与式
伊那市観光協会が推奨するみやげ品の登録証授与式が12日、伊那市役所で行われました。
新たに3業者4品が推奨みやげ品に登録されました。
認定されたのは伊那市観光株式会社のどらやき「気どら」とせんべい「気せん」、菊香堂の「絵島・生島最中」、野のもの「南アルプスの雑穀」です。
12日は、審査委員長を務めた伊那商工会議所専務代行の伊藤正さんから登録証が手渡されました。
推奨みやげ品は今回の4品を加えて60品目になりました。
また今回更新対象の16品も審査に合格しています。 -
花粉飛散 来春は例年より多く、今年より非常に多い
日本気象協会は、来春の花粉の飛散予測の第1報を15日発表しました。
それによりますと、関東甲信地方は、例年より多いか、やや多く、今年と比べると非常に多くなると予測しています。
日本気象協会によりますと、来春のスギとヒノキの花粉の飛散量は、全国のほとんどの地域で、例年より多いか、例年並み、花粉量の少なかった今年に比べると、2倍縲・0倍になると予測しています。
今年の夏は記録的な猛暑となり、日照時間や、降水量などの影響で、花芽が多く形成されたということです。
関東甲信地方は、例年と比べると多いか、やや多い予測で、今年と比べると、非常に多い、5倍縲・0倍の飛散量になると予測しています。
協会によると、過去に猛暑の翌年で、花粉が大量に飛散した2005年よりは、少なくなる予測だということです。 -
南箕輪中 落穂拾い
南箕輪中学校の秋の恒例行事「落穂拾い」が15日、村内の田んぼで行われました。
南箕輪中学校では、毎年この時期に落穂拾いを行っています。
集めた落穂を食糧難の国に送ろうというもので、今年で53回目です。
1人1キロ、全校生徒合わせて450キロを目標としています。
ある生徒は「拾った米が人の為になるので、少しでも多く拾いたい」と話していました。
集めた落穂は、JAを通じて国産支援米としてアフリカのマリ共和国に送られるということです。 -
伊那市民美術会会員の作品展 伊那市民美術展
伊那市民美術会会員による作品展「伊那市民美術展」が15日から、いなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
美術展は、会員の交流や研さんの場として開かれていて、今年で33回目です。
伊那市民美術会は、伊那市を中心にプロからアマチュアまで、およそ80人でつくられています。
会場には、油絵や水彩画、デッサンなど66点が展示されています。
伊那市民美術会会長の橋爪まんぷさんは「様々なジャンルの作品を1つの会場でみることができるので、是非多くの方に足を運んでもらいたい」と話しています。
「伊那市民美術展」は、19日火曜日まで伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。 -
全国地域安全運動の啓発
全国地域安全運動に合わせて、伊那警察署と地元の防犯ボランティアが12日、街頭啓発活動を行いました。
この日は、伊那警察署と防犯ボランティアの「伊那エンジェルス隊」のメンバーが、伊那中央病院で、訪れた人に啓発用のチラシやティッシュを配りました。
全国地域安全運動は、犯罪や事故のない社会の実現を目的に10月11日から20日まで行われているもので、期間中は、警察とボランティアが連携し、街頭啓発活動などを行います。
伊那エンジェルス隊の池上千枝子隊長は、「防犯への意識を持ってもらい、被害の発生を防ぎたい」と話していました。 -
信州大学農学部 農業実習で稲刈り
信州大学農学部の学生が14日、農業実習の一貫で手作業での稲刈りをしました。
この日は、食糧生産科学科の学生40人が、南箕輪村神子柴にある信大農学部の田んぼで稲刈りをしました。
この田んぼでは、毎年2年生が実習で米を栽培しています。
なるべく農薬や除草剤を使わずに栽培をしていて、5月に田植えをし、6月には手押しの除草機で除草作業を行いました。
学生らは、一束ずつ丁寧に刈ると、10束にまとめ、ひもでまとめていました。
この米は、10月20日(水)から信大農学部で一般に販売されることになっていて、価格は、10キロあたり3,700円からとなっています。 -
南箕輪村で松くい虫 被害初確認
南箕輪村で、松くい虫被害が初めて確認されたことが14日分かりました。
被害が確認されたのは、南箕輪村田畑の田畑神社北西で、通称赤坂堤山です。
14日は、南箕輪村役場で、松くい虫被害が発生したことを報告する記者会見が開かれました。
今年8月下旬に、村の職員が村内の森林を巡視した際、枯れたアカマツを発見し、長野県に鑑定を依頼しました。
鑑定の結果、5本のアカマツから、松くい虫被害の病原体である「マツノザイセンチュウ」が確認されたという事です。
14日、県から病原体が確認されたとの連絡が村に入り、村では、職員による対策会議を開いて、処置について協議しました。
会議では、枯れた木を伐採しくん蒸処理すること、被害が発生したことを村民に周知することなどを決めました。
南箕輪村は、大芝高原のアカマツ林を保護するため、毎年1000万円近くかけて、高原内のアカマツに薬剤を樹幹注入しています。
今回初めて、村内で被害が発生したことを受けて、村では今後の対策について計画を策定していく考えです。 -
伊那市で夏日
伊那市の13日の日中の最高気温は25度を超える夏日となりました。
夏日となった13日、市内の公園では半そでで過ごす人の姿が見られました。
長野地方気象台によりますと、今日の伊那市の最高気温は25.5度で平年の19.8度を
5.7度上回り9月上旬並みとなりました。
今月になってから市内で夏日を記録するのは今日で5回目で来週からは平年並みに戻るということです。 -
長野県シニア大学伊那学部 特別公開講座
長野県シニア大学伊那学部の特別公開講座が6日、伊那文化会館で開かれました。
特別公開講座は、受講生ではない一般の人達にも講座に参加してもらい、シニア大学の活動を知ってもらおうと、年に1度秋に開かれています。
今回は、若い世代の人にも活動を知ってもらおうと、伊那弥生ヶ丘高校音楽部が招待され、秋にちなんだ曲を披露しました。
講演では、諏訪市の御柱祭で木遣りを行っている諏訪市木遣り保存会会長の藤森昌幸さんが講師を務めました。
藤森さんは、現在68歳です。木遣りを始めてから30年以上、生き生きと勢いのある木遣りを目指してきたという事で、「節回しや声のパワー、伸び、艶は、体が元気であるかどうかで決まる」と話していました。
この他、文化会館の美術展示ホールには、絵手紙や水墨画、書道、俳句など、シニア大学の受講生の作品が展示されました。
シニア大学では、地域の人達に活動を知ってもらう事で、高齢者の社会参加をさらに進めていきたいという事です。