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伊那谷新酒祭り
桜が見ごろを迎えた伊那市の春日公園で10日、伊那谷新酒まつりが開かれた。
伊那谷新酒祭りは、地元の個性的な酒蔵の新酒を桜の下で味わってもらおうと、毎年開かれていて、今年で9回目。
今年は、伊那谷の9つの蔵元が出店した。
訪れた人達は、グラス付きのチケットを購入して、各酒蔵のブースで新酒を味わっていた。
また、それぞれの酒蔵に新酒の説明をしてもらい、飲み比べをしていた。
伊那谷新酒祭りを開いているルネッサンス西町の会の向山等会長は、「この祭りも定着してきた。マンネリ化しないように工夫しながら、続けていきたい」と話していた。 -
ポレポレの丘 11日開園
季節の花と伊那市を一望する眺めを楽しむことができる、伊那市高遠町のポレポレの丘が、11日開園する。
現在ポレポレの丘では、3万株を超えるスイセンの花が見頃を迎えている。
ポレポレの丘は、遊休荒廃地だった傾斜地を整備し、自然と触れ合える場所にしようと、信州高遠花摘み倶楽部が5年ほど前に造った。
敷地内にはメンバーが植えた花のほかに、オーナー制の花壇があり、思い思いの花が植えられている。
信州高遠花摘み倶楽部では今後、敷地内にサワガニやカブトムシを放して、子ども達が自然体験をできる場所も造っていくという。
ポレポレの丘は、入場料大人300円、子ども150円で、11日から9月末頃まで季節の花を楽しむことができる。 -
高遠城址公園 桜見頃で入場者ピーク
伊那市高遠町の高遠城址公園の桜が見頃となり10日、公園内は多くの観光客で賑わった。
花見客の入り込みは10、11日がピークとなりそうだ。
高遠城址公園の桜は現在八分咲きで見頃となっている。
公園内には多くの花見客が訪れ、「天下第一の桜」と称される高遠城址公園の桜を楽しんでいた。 -
春日公園で伊那谷新酒祭り 10日
伊那市の春日公園の桜も今が見ごろとなっている。10日は、恒例の伊那谷新酒祭りが行われる。
伊那谷新酒祭りは、地元の個性的な酒蔵の新酒を、多くの人に桜の下で味わってもらおうと毎年開かれていて、今年で8回目になる。
今年は、伊那谷の9つの蔵元が出店する予定で、午後3時から夜8時まで。
7枚つづりのチケットとグラスセットが千円、3枚つづりのチケットとグラスセットが500円。グラスのみも150円で販売される。
千円チケットを買うと、先着120人に300ミリの地酒ボトルもプレゼントされる。
春日公園は300本の桜があり、本丸のコヒガンザクラはほぼ満開、新酒まつりが行われる二の丸のソメイヨシノは5分咲きとなっている。 -
高遠城址公園ライトアップ
天下第一の桜として知られる伊那市の高遠城址公園のライトアップが6日から始まった。
公園内は日が沈み始めた午後6時に点灯された。
高遠城址公園には、126基のライトと、120基のボンボリが設置されている。
伊那市によると、高遠城址公園の夜桜は、日本経済新聞の「光に映える夜桜の名所ランキング」で、全国第2位に選ばれたという。
城址公園の「タカトオコヒガンザクラ」は、ソメイヨシノなどと比べて色が濃いのが特徴で、ライトアップされると、花びらの色をより感じることが出来るという。
8日現在、城址公園は5分咲きだが、訪れた人たちは、夜の桜を楽しんでいた。
高遠城址公園のライトアップは、咲き終わりまで行われる予定で、日没から午後10時まで点灯されている。 -
園児がお花まつり
お釈迦様が生まれた日とされる4月8日、誕生を祝う「お花まつり」が各地の寺で行なわれた。
このうち、箕輪町松島の明音寺には、松島保育園の年長園児49人が訪れた。
明音寺の上野徳俊副住職が、紙芝居でお花まつりのいわれを説明した。
4月8日は、仏教の開祖であるお釈迦様が、2500年ほど前に、現在のネパールで生まれた日とされている。
お釈迦様が生まれたときに天から甘い雨が降ったと言い伝えられていて、そのことから、お花まつりでは、釈迦像に甘茶をかけてお祝いをする。
子どもたちは、列を作って、次々に、お釈迦様に甘茶をかけていた。
上野副住職は、「お釈迦様の教えを守って、友達と仲良く、家族や先生の言うことを良く聞いてください」と子どもたちに呼びかけていた。 -
小黒川キャンプ場オープン
伊那市内の萱にある小黒川渓谷キャンプ場の今シーズンの営業が、8日から始まった。
小黒川渓谷キャンプ場には、キャビン、テントサイト、オートキャンプサイトがある。
今年は、平日の利用者を増やそうと、キャビンとオートサイトで市民向けの割引料金を設定している。
釣り堀は、4月29日から営業を始める。
去年のキャンプ場の利用者は、釣り堀も含め約1万900人で、前の年より1200人以上増えた。
去年は、8月の天候に恵まれたことや、高速道路の土・日割引の影響で、利用者が増えたと伊那市はみている。
市では、「去年以上に多くの人に利用してもらい、楽しんでほしい」と話している。
営業期間は、今日から11月30日まで。 -
山火事防火パレード
4月1日からの山火事重点予防運動実施期間に合わせて8日、上伊那で山火事予防を呼びかけるパレードが行われた。
上伊那地方事務所や伊那消防組合、市町村などが参加し、山火事予防を呼びかけるステッカーを張った車で伊那市から辰野町までを回った。
パレードは、行楽シーズンを前に、住民の山火事予防への意識を高めようと毎年行われている。
上伊那での去年の林野火災発生件数は、8件で、その原因の半数がたばこの火の不始末となっている。
また今年に入ってからは、1月に辰野町で1件、4月6日に伊那市と南箕輪村、辰野町で合計3件の林野火災が発生している。
この時期は、空気が乾燥し風が強い事から山火事が発生しやすい時期だとして、枯草などがある場所での焚き火をしない事、たばこの投げ捨てをしない事、火遊びはしない事などを呼びかけている。 -
信州花便り 安富桜
長野県内各地から桜の開花情報を伝える信州花便り。
飯田ケーブルテレビによると飯田市の安富桜が満開となっている。
飯田市美術博物館の敷地内にある安富桜が満開を迎え、薄紅色の花びらが美しさを競っている。
飯田市美術博物館が立つこの場所には、飯田藩主に筆頭家老として仕えた安富氏の屋敷があったことから安富桜と呼ばれている。
推定樹齢は450年以上といわれるエドヒガンザクラ。昭和42年に長野県の天然記念物に指定されている。
目通り周囲5.4メートル、高さは約20メートル。
堂々とした風格ある樹形から、数ある市内の桜の中でも人気の高い桜。
夜間にはライトアップも行われている安富桜。
今週いっぱいが見ごろ。 -
【カメラリポート】ライブイベントHOT ROCK復活
5年ぶりに南箕輪村で開かれるアマチュアバンドのライブイベント、信州ホットロック。
そこには音楽を通して、人と人との輪を広げたいというある夫婦の思いがこめられている。
伊那市西箕輪に住む、竹松学さん。
そして妻の美千代さん。
2人は学生の頃のバンド活動が縁で知り合い結婚。
今も共に音楽活動を続けている。
近所に迷惑をかけず練習ができるように自宅の地下にスタジオをつくった。 -
かんてんぱぱガーデンのカタクリ見頃
伊那市西春近のかんてんぱぱガーデンにある約250株のカタクリが一斉に咲き、見ごろを迎えている。
園内には約250株のカタクリがあり、一斉に咲いている。
カタクリは北海道から九州地方まで幅広く分布するユリ科の山野草で、「春を告げる花」の一つとされている。
伊那地区では、毎年4月中旬頃に咲くが、かんてんぱぱガーデンのカタクリは毎年3月末頃に咲き始める。
今年は例年より1週間ほど早い、先月21日頃に咲き始めた。
訪れた人たちは、小さなカタクリを写真に収めようとかがみこんでカメラを向けていた。
かんてんぱぱガーデンのカタクリは今週末まで楽しめるという。 -
みのわ太鼓ジュニア 開講式
箕輪町の小中学生が通う太鼓教室「みのわ太鼓ジュニア」の開講式が4日、町文化センターで行われた。
式には、町内の小学3年生から中学3年生までの25人が参加した。
みのわ太鼓ジュニアは、文化センターの講座の一つとして開かれ、今年で7年目を迎える。
指導している三澤興宣代表は、「太鼓は心技体が大切。日々の鍛錬で技術向上と礼儀を学んでほしい」と子ども達に呼びかけていた。
式の後、新しく入ったメンバー11人に太鼓を打つバチが手渡された。
箕輪中学校1年の井上海渡くんは「一生懸命練習し、前からいるメンバーに追いつきたい」と話していた。
みのわ太鼓ジュニアは、8月に開かれる長野県ジュニア太鼓コンクールを最大の目標に練習をしていくという。 -
伊那市交通指導員委嘱式
交通安全の啓発活動に取り組む交通指導員の委嘱式が5
日、伊那市役所で行われた。小坂樫男伊那市長が、交通指導員に委嘱書を手渡した。
指導員は22人で、このうち半数の11人が新しく委嘱された。
交通指導員は、街頭や小学校の交通安全教室で指導するなどの活動をしている。
小坂市長は「高齢者や女性ドライバーへの対策を特にお願いしたい」と協力を求めた。
伊那市交通指導員会の内山壽会長は、「伊那市から痛ましい事故をなくすため、正しい交通ルールとマナーの実践を習慣づけることで交通事故防止を図っていく」と決意を述べた。
交通指導員は、6日から始まる春の全国交通安全運動で、街頭指導を行う予定。 -
高遠城址公園 タカトオコヒガンザクラ開花
伊那市は5日、高遠城址公園のコヒガンザクラの開花を宣言した。
高遠城址公園の桜を管理している桜守2人が、開花の基準としている桜雲橋付近の桜が咲いているのを確認した。
天下第一の桜として知られる高遠城址公園の桜の開花は、昨年より1日早く、満開は11日頃と予想している。
今年の桜は、最近の15年の中でも、平成14年に次いで2番目に早い開花となっている。
桜守によると、今年は寒暖の差があり雪や雨が多かったため、つぼみが大きく、昨年以上の桜が楽しめそうだという。
同日はあいにくの雨模様となったが、公園内で早く咲く南ゲート付近では、訪れた人たちが花を写真に収めるなどして楽しんでいた。
今年の桜まつり期間中は、13日と14日に商工会女性部による桜茶のサービス、12日と15日には桜奏会による高遠ばやしの巡行、14日には保科正之公大河ドラマ化成就を祈願し江戸かっぽれが披露されるなど、ささまざまなイベントが行われることになっている。 -
分杭峠の通行止め解除
土砂崩れのため全面通行止めとなっていた伊那市長谷の国道152号、分杭(ぶんぐい)峠が3日から通行が可能になった。
国道152号は、今月2日から土砂崩れの影響で通行止めとなっていたが、3日の夕方5時に通行止めが解除された。
分杭峠まで行くシャトルバスは3日まで運休していたが、4日朝8時の始発便から通常運行している。 -
はなまる地域探検隊 来年度の打ち合わせ
子供たちがさまざまな体験活動を行う伊那市の「はなまる地域探検隊」は29日、来年度の活動内容を話し合った。
伊那市のいなっせで企画会議が開かれ、推進委員として企画や運営をしている中学生と高校生10人が集まった。
はなまる地域探検隊は、体験活動を通して地域や学年の枠を超えたつながりをつくろうと8年前から活動している。
本年度からは、過去に、はなまるで活動をしてきた中学生や高校生が運営する立場として参加している。
会議では、来年度初めて行う書き初めのやり方などについて話し合った。
探検隊の隊長、伊藤元朗さんは、「推進委員の子供が一丸となって活動を進めようという姿勢がありがたい」と話していた。
来年度1回目の活動は、4月29日となっている。 -
山岳写真家中山秀幸さん 写真遺作展
昨年10月に脳腫瘍のため48歳で亡くなった山岳写真家中山秀幸さんの写真遺作展「山に愛された男がのこしたもの」が3日から、伊那市の県伊那文化会館で始まった。
遺作展は、中山さんのこれまでの活動を知ってもらおうと、友人や写真仲間などでつくる実行委員会が開いた。
会場には、地元南アルプスの写真のほか、南米アンデスの山やそこで暮らす人々を写した作品など55点が並べられている。
また中山さんが撮影のために使っていたカメラのほか、山で使っていたテントや登山靴なども展示されている。
中山さんは、伊那市美篶出身で、25歳の頃から山の魅力を写真で表現しようと創作活動を始めた。
1990(平成2)年に日本山岳写真協会に入会。その後活動に専念するため、勤めていた会社を退職してからは、数多くの山岳写真を発表し将来を期待されていた。
3日から始まった遺作展には、朝から多くの人が訪れ、中山さんの写真に見入っていた。
遺作展を企画した実行委員会の委員長で中山さんが師事した山岳写真家津野祐次さんは、「企画展が開催できたのは中山さんの人柄を慕う多くのファンのおかげだ」と話す。
中山秀幸写真遺作展は、入場無料で11日まで開かれている。 -
古道「黒沢道」復元へ
かつて使われていた道を復元しようと、伊那市手良地区の住民有志が3日、古道「黒沢道」の整備作業をした。
手良地区の有志8人が二手に分かれ、整備作業をした。
黒沢道は、伊那市の手良地区と高遠町長藤地区をつなぐ道で、今では使われることもなくなり、どこに道があるかも分からなくなっていた。
しかし、数十年前までは、この道を通じて手良地区と長藤地区の住民が交流していたという話を地区のお年寄りから聞き、この道を復活させようと考えた。
3月にルートの調査を行い、長藤まで抜ける道を確定した。
この日は復元作業の初日で、メンバーは邪魔になる木をチェーンソーで切り、道を通りやすくしていた。
25日にもう一度作業を行う予定で、道が復元した後は、かつて交流があった長藤地区との交流イベントなどを企画したい竏窒ニしている。 -
富県保育園 新園舎で初の入園式
新しく建て替えられた伊那市の富県保育園で3日、入園式が行われた。
新園舎で入園式が行われ、入園児が保護者に手をひかれて入場した。
富県保育園には今年、年少17人、未満児14人が新たに入園した。
新しい富県保育園は、富県北部保育園と南部保育園が2年前に統合したことに伴い、学校近くに建設された。
延べ床面積980平方メートルの木造平屋建てで、ペレットボイラーなど環境にやさしい熱源を利用したほか、地域との交流スペースが設けられた。
入園式では、保育士や在園児が歌を歌って入園を祝っていた。
山崎富子園長は「地域との交流、学校との連携、学年を越えた活動を柱として、心の通い合える保育園を目指したい」と話していた。 -
小原交流センター竣工式
伊那市高遠町小原地区の新しい交流センターが完成し3日、竣工式が行われた。
関係者約50人が参加し、テープカットなどで完成を祝った。
小原交流センターは、老朽化が進んだことや、地域住民が増え手狭になったため、昨年10月から建て替え工事が始まった。
延べ床面積305平方メートルの木造平屋建てで、城下町にふさわしいシックなデザインになっている。
木材の90%以上に県産材を使用していて、国から木造公共施設整備事業として、総事業費の半分となる約3千万円の補助を受けている。
今後、公民館活動や地区の会議などで交流センターを利用していくという。 -
伊那ビデオクラブDVD寄贈
伊那ビデオクラブは2日、上伊那8市町村の歌に合わせて風景などをまとめたDVDを、上伊那広域連合に寄贈した。
伊那ビデオクラブの飯島尚美会長ら3人が伊那市役所を訪れ、広域連合長の小坂樫男市長にDVDを手渡した。
DVDは、会員が1年間かけて撮影、編集したもので、93枚が贈られた。
上伊那8市町村それぞれの歌にあわせて、歌詞に唄われている風景や史跡などを紹介している。
飯島会長は「上伊那の今を知ることで10年後20年後の故郷の在り方を考えるきっかけにしてもらいたい」と話していた。
DVDは、各市町村役場や小中学校、図書館などに配布されることになっている。 -
分杭峠で土砂崩れ
伊那市長谷の国道152号、分杭峠で、1日からの大雨と強風が原因と見られる土砂崩れが発生し、全面通行止めとなっている。
土砂崩れが発生したのは、伊那市長谷から大鹿村へ抜ける国道152号・分杭(ぶんぐい)峠の大曲(おおまがり)付近。2日午前7時50分頃、通行者から長谷総合支所に連絡があり、土砂崩れを確認し、その後、この道路を管理する伊那建設事務所が全面通行止めにした。
現在、伊那建設事務所では、土砂の撤去作業を行っているが、復旧の目途はたっていないという。 -
箕輪町の保育園で入園式
箕輪町の保育園9園で2日、一斉に入園式が行われた。
このうち松島保育園では、本年度入園する子供たちが、父親や母親と一緒に入園式に出席した。
松島保育園の井沢万寿美園長は、ぬいぐるみを使いながら新入園児の入園を祝い、「保育園には遊ぶところもいっぱいあります。早く起きて、一杯ご飯を食べて、保育園に来てください」と話した。
また年中、年長園児たちは、歌を歌って入園を祝った。
本年度、松島保育園では、新たに49人が入園した。
総数は188人で、町内では最も園児数が多くなっている。
町全体では新たに230人が入園し、総数は818人となっている。 -
伊那公園ぼんぼり点灯
伊那公園のさくら祭りを前に1日夜、ぼんぼりの点灯式が行われた。
悪天候の中、花火の合図で公園内のぼんぼりが一斉に点灯した。
伊那公園では毎年個人や企業などに協力を得てぼんぼりを設置している。
今年は例年並みの396基のぼんぼりが集まった。
点灯式には、祭りを行っている伊那公園桜愛護会をはじめ伊那商工会議所など45人が出席した。
愛護会の伊藤一男会長は「今年も多くの人達のおかげで、ぼんぼりが灯された。たくさんの人達に公園に足を運んでほしい」と話していた。
伊那公園の桜は、現在ヒガンザクラが5分咲きとなっている。公園内にある桜は11日頃が見頃を迎えそうだ。
11日には、伊那公園で太鼓演奏やカラオケなどを楽しむさくら祭が予定されていて、今年は伊那節祭りと合同で行われる。
ぼんぼりは24日までの午後6時頃から午後10時まで点灯される。
なお春日公園も1日からぼんぼりが点灯されている。 -
高遠城址公園で公園開き
伊那市高遠町の高遠城址公園で1日、公園開きが行われ、さくら祭りが始まった。
雨のため高遠閣で式が行われ、関係者約100人が集まった。
小坂樫男伊那市長は「全国に誇れる桜まつりになるよう工夫している。全国のお客様を温かく迎え、すばらしい花を見ていただきたい」とあいさつした。
式では、高遠町にある3つの保育園の年長園児による歌の発表もあった。
式の後、晴れ間がのぞいた公園では、小坂市長や保育園児らが桜雲橋を渡り、さくら祭りの始まりを祝った。
園内には約1500本のタカトオコヒガンザクラがあり、県の天然記念物に指定されている。
昭和58年の有料化から去年までに、累計で約730万人が訪れている。
日本気象協会が発表した桜の開花予想では、高遠城址公園の桜の開花は4日、満開は9日と予想している。さくら祭りは今月30日まで。 -
牧野晃さん写真展
高遠の四季折々の風景を写した牧野 晃さんの写真展が、伊那市の信州高遠美術館で始まった。
1日は、高遠美術館のギャラリー展では初というテープカットなどのオープニングセレモニーが行われた。
写真展は、牧野さんの同級生の前の高遠町長の伊東義人さんら実行委員会が企画し、高遠さくら祭り期間中にあわせて始まった。
牧野さんは、趣味で写真を撮り続け、高遠町の観光ポスターのコンテストなどに入賞している。
また、平成15年に発行された写真集「後世に伝えたい20世紀の高遠十景」では、写真班の中心メンバーとして活躍した。
会場には、高遠の四季を収めた作品、27点が並んでいる。
この牧野晃さんの写真展は、5月9日(日)まで開かれている。
高遠美術館の入館料は500円、小中学生は150円。 -
最優秀に久保村由人さん
南箕輪村の風景や行事を撮影したフォトグランプリの表彰式が29日、役場で行われた。
今年で4回目のフォトグランプリには、19人から61点の応募があった。
表彰式では唐木一直村長から入賞者に賞状などが手渡された。
最優秀賞には伊那市の久保村由人さんの作品「楽しむベトリンピック」が選ばれている。
また優秀賞には3人が選ばれた。
伊那市の伊藤好幸さんの「春の大泉川」
同じく伊那市の向山世男さんの「ドラゴンの御見送り」
駒ヶ根市の春日芳人さんの作品「植田の季節」となっている。
入賞作品は村の観光パンフレットなどに使用される。 -
阪大名誉教授小林昭雄さん講演会
大阪大学名誉教授で伊那市日影出身の小林昭雄さんの講演会が27日、日影公民館で開かれた。
会場には地区住民約50人が集まり、小林さんの講演に耳を傾けた。
小林さんは日影区出身の65歳で、現在大阪府に住んでいる。
小林さんは「緑の星の財産発見!」と題し、自然環境や自然への意識の変化について講演した。
小林さんは、伊那市で過ごした子ども時代を振り返り「私が子どもの頃は春になっても黄砂は飛んでこなかった。黄砂の発生源となっている中国では、温暖化により一面森だった場所が砂漠化してきている」と温暖化の進行を説明した。
また子ども達の遊び場が家の外から中に移っていることに触れ「自然は地球の生き証人。自然とふれあうことでいろんな発見をして、子ども達の五感が育っていく」と自然とのふれあいの大切さを訴えていた。
小林さんは「地球が存在することは宇宙の奇跡。私たちの生活に必要な空気や水を守るために自然環境を守っていかなければならない」と話していた。 -
南箕輪中S29年卒業生が記念植樹
南箕輪中学校の昭和29年卒業生が28日、古希祝いで大芝高原にシダレザクラを植樹した。
植樹には県内外から同学年のメンバー23人が集まった。
メンバーは27日に70歳の古希祝いで同年会を開き大芝荘に宿泊。何か記念になるものを残そうと植樹することになった。
大芝湖横の景観と日当たりの良い場所に穴を掘り、シダレザクラの苗木を植えていた。
また同年会のメンバーは、苗木購入で余った1万9千円ほどを松くい虫対策募金として南箕輪村に寄付した。 -
高遠城址公園桜まつり渋滞緩和へ
中央道に案内看板設置伊那市は、高遠城址公園桜まつり期間中の交通渋滞対策として、中央自動車道に、駒ヶ根インターや諏訪インターの利用を呼びかける案内看板を設置した。
案内看板は、首都圏方面からは諏訪インターを、中京方面からは駒ヶ根インターを利用するよう呼びかけている。
ETCの土日特別割引により、昨年伊那インターの利用が集中し市街地が混雑したことへの対応。
案内看板は駒ヶ岳SA、双葉SA、八ヶ岳PAに、横断幕は飯島町と富士見町の高速道路に架かる橋に設置されている。