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夢ぽっけ歌謡教室が村に寄付
カラオケ愛好者が通う夢ぽっけ歌謡教室のメンバーが15日、コンサートで集めた寄付金10万円を南箕輪村に寄付した。
歌謡教室を主宰する久保田陽子さんと、教室に通うメンバー6人が村役場を訪れ、加藤久樹副村長に10万円を手渡した。
夢ぽっけ歌謡教室は、南箕輪村南原のうたごえ喫茶を拠点に現在活動していて、上伊那から80人ほどが通っている。
昨年と今年6月にチャリティコンサートを開き、会場に募金箱を設置したところ10万円集まり、今回、村に寄付することにした。
メンバーは、「カラオケは健康によい。高齢者福祉施設のカラオケ機材の充実に活用してほしい」と話していた。 -
市民有志の会「のぞみ(希望)の会」発足
市民が豊かに生きるために、伊那市の行政などについて勉強する市民有志の会「のぞみ(希望)の会」が16日夜、発足した。
市民有志約40人が参加し、伊那市のいなっせで設立総会が開かれた。
この会は、今年4月の伊那市長選挙に出馬した野口俊邦さんを支援した団体「みんなの会」が中心となり、設立準備を進めてきた。
新たな会として広く市民に参加を呼び掛け、市民が地域の主人公として豊かに生きるために、生活にかかわる情報を集め、勉強していくことを目的としている。
会長は小林史麿さん、副会長2人のうちの1人は野口俊邦さんが務める。
小林会長は、「地域の民主的発展のため何をなすべきか論議できる意義は非常に大きい。会合や情報交換をしながらより実のある会にしていきたい」と話していた。
のぞみの会では今後、住民のネットワーク作りや勉強会、住民要求などの事業を行う。
今月29日には、第1回政策研究会として「市長選総括・政策編」を開く予定。 -
関東甲信越梅雨明け
気象庁は17日、関東甲信地域が梅雨明けしたとみられると発表した。
長野地方気象台によると、今年の梅雨明けは、昨年に比べて3日遅いものの、平年より3日早いという。
梅雨明けとなった17日、伊那地域は最高気温が30度を超す真夏日となった。
そんな中、南箕輪村の大芝高原味工房では、17日から一風変わった涼しげなサービスが始まった。
子ども達が足を浸けている水槽の中には魚が泳いでいる。
味工房が新たに始めたのは、魚を使った癒しのサービス「フィッシュセラピー」。水槽に入っているこの魚は、トルコ原産の熱帯魚「ガラ・ルア」、通称ドクターフィッシュ。
ガラ・ルアは、人間の古い角質を食べることから、トルコやドイツでは皮膚病の治療に使われている。
水温は30度ほどと冷たすぎず、約800匹の魚が足に寄って来ては角質をついばむ。
このフィッシュセラピーは、8月いっぱい実施する予定で、15分間500円で体験することができる。 -
箕輪手筒会が花火を打ち上げ練習
みのわ祭りで手筒花火を披露する箕輪手筒会は、16日夜、箕輪中学校のグラウンドで打ち上げ練習を行った。
この日は、松島保育園の園児を招待して、手筒花火や仕掛け花火などの練習を行った。
箕輪手筒会は、地域の活性化を目的に平成14年に発足し、毎年みのわ祭りで花火を披露するほか、全国各地でも活動をしている。
手筒花火13本とミニスターマインやナイヤガラなどの打ち上げ練習をした。
招待された子ども達は、本番よりも規模は小さいものの、迫力ある花火に大きな歓声をあげていた。
箕輪手筒会は、31日のみのわ祭り当日、午後8時頃からみのわ天竜公園で、今回の10倍近い規模の花火を披露する予定で、手筒会では「多くの人にきてほしい」と呼びかけている。 -
インド・ネパール料理店でフラメンコライブ
南箕輪村久保のインド、ネパール料理店、アンナプルナで17日、フラメンコライブが開かれた。
フラメンコライブは、伊那市高遠町のフラメンコグループ「ラス・デュエンデス」で講師をしている羽生田 由佳さんが開いた。
17日は羽生田さんと娘の希規(きき)さんが踊った。
グループの中に、この店で働いているメンバーがいたことからライブが実現した。
店には、フラメンコファンや、常連客などおよそ30人が訪れた。
娘の希規さんも4年ほどフラメンコを習っていて、難しい振付の踊りを披露していた。
グループ名のラス・デュエンデスは小悪魔な女達という意味で、見ている人を引きつける様な踊りでお客さんを魅了していた。
フラメンコグループ「ラスデュエンデス」は、来月開かれる伊那まつりでも、フラメンコの衣装で踊りに参加するという。 -
駒ヶ根市中沢の郷土学習会が美篶小資料館視察
駒ヶ根市中沢の中沢公民館を拠点に郷土の歴史や文化を学んでいる「郷土学習会」の会員16人が15日、伊那市の美篶小学校資料館の視察に訪れた。
この会は上伊那地域の歴史や文化などを学んでいる。
中沢地区には、美篶小資料館と同様に、中沢小学校の敷地内に旧中沢小の木造校舎を利用した民俗資料館がある。
中沢の資料館は駒ヶ根市が管理しているが、美篶小資料館の運営方法を学ぼうと視察に訪れた。
美篶小資料館の赤羽仁館長は、地区住民で組織する運営委員会で管理運営していることなどを説明し、「自主管理、自主運営をし、古いものを今に生かす努力をしている」と話していた。
訪れた学習会の人たちは、副館長の矢島信之さんの説明を聞きながら、資料館を見学していた。 -
大芝高原音頭ニューヴァージョン振付講習会
8月の大芝高原まつりに向け、パレードで踊る大芝高原音頭ニューヴァージョン2006の振付講習会が、15日夜から始まった。
南箕輪小学校の体育館で振付講習会が開かれ、小学生や保護者ら約90人が熱心に練習した。
振付講習会は、振付を覚えて多くの村民にパレードに参加してもらおうと、まつり実行委員会が開いた。
参加者は、インストラクターから振付を教わり、音楽に合わせて練習した。
小学生たちは、竹の鳴り物を手に、元気に踊っていた。
振付講習会は全2回の予定で、次は8月5日午後7時から、南箕輪小学校体育館で開かれる。
まつり実行委員会では、「多くの人に参加してほしい」と話していた。 -
伊那西部保育園の園児が箸づくり
伊那市の伊那西部保育園の園児27人が16日、地元のヒノキを使って自分の箸づくりに挑戦した。
園児たちには、棒状になっているヒノキが配られた。
東春近にある「井上木工所」の井上賢一さんが、箸のもととなるヒノキを準備し、作り方を指導した。
園児たちは、やすりを使って棒の表面のざらつきをなくし、形を整える作業をした。
やすりをかけることで、仕上げに塗る漆がのりやすくなるという。
やすりをかけた箸には、漆を塗り、3カ月ほどかけてにおいを抜く。
出来上がった箸は、10月に開く収穫祭で初おろしする予定。 -
わが家のセーフティーリーダー委嘱式
小学生の防犯意識を高めてもらうための取り組み「わが家のセーフティーリーダー」の委嘱式が14日、伊那市の伊那東小学校で行われた。
この取り組みは、子どもたちの健全育成などを目的に伊那警察署などが行っている。
伊那東小学校の6年生100人がセーフティーリーダーに委嘱され、伊那警察署の依田公雄署長が児童1人1人の首にリーダー証を掛けた。
伊那署の署員は「学校や社会のルールを守り、守らない人には注意をしよう。友だちや家族が安心して暮らすためには、どうすればよいか考え、行動しよう」と児童に呼びかけていた。
式では児童代表の上島千枝さんが「一人ひとりの力は小さいですが、6年生全員が自覚を持ちがんばります」と誓いの言葉を述べた。
セーフティーリーダーとなった6年生は、決まりを守るなど下級生の見本となるような学校生活を送ると共に、犯罪や事故に巻き込まれないため防犯意識を高めていきたいとしている。 -
アンガールズが珍味に挑戦
お笑いタレント「アンガールズ」が、番組の収録で伊那市に訪れ、珍味に挑戦した。
14日は、アンガールズの二人が、伊那市山寺の川魚店「塚原信州珍味」に訪れた。
番組は、長野県の食を味わうというもので、二人は、伊那谷の珍味、ザザムシや蜂の子などに挑戦した。
二人が、何故、長野県の人は虫を食べるのかと質問すると、塚原信州珍味の塚原 保治社長は「海を持たない長野県民の貴重なタンパク源だった。食べると精力が付きます」などと、紹介していた。
この番組は、テレビ東京の番組・仮称・イモトアヤコの食アドベンチャーで、8月10日の午後7時半から放送される予定。 -
シルバー・スワン・アクセサリー展
南箕輪村の白鳥(しらとり) 麻都香(まどか)さんが主宰するアクセサリー教室の展示会が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれている。
教室では、銀やビーズなどを使ってアクセサリーを作っていて、白鳥さんが開いているので、名前も「シルバー・スワン・アクセサリー教室」。
今回は、白鳥さんが指導している20人の作品300点ほどが並んでいる。
銀の粘土で形を作り、電気炉で焼き上げてつくるシルバーアクセサリーに、ビーズを組み合わせて作るものなど力作が並んでいる。
この展示会は、19日(月)まで開かれていて、開催中は、アクセサリーの手づくり体験会も予定されている。 -
村民ゴルフ大会チャリティー寄付
11日に開かれた南箕輪村民ゴルフ大会で集められた寄付金7万4665円が14日、南箕輪村に贈られた。
副大会長の田中秀明さんが南箕輪村役場を訪れ、唐木一直村長に寄付金を手渡した。
南箕輪村民ゴルフ大会は、今月11日に信州伊那国際ゴルフクラブで開かれ、174人が参加した。
大会は、村民の親睦を目的に毎年開かれていて、今年7回目。
白樺コースの6番ホールに募金箱を置き参加者に呼びかけたところ7万4665円が集まった。
唐木村長は、「福祉などに有効に使わせて頂きたい」と感謝していた。 -
大雨による河川の増水、土砂災害に注意
長野地方気象台は14日午後3時55分に、上伊那地域に大雨警報を出した。長野地方気象台では大雨に伴う土砂災害や河川の増水に注意を呼びかけている。
長野地方気象台の発表によると、11日の雨の降り始めから14日午後4時までに降った雨の量は伊那地域で78・5ミリとなっている。
また14日の昼から15日の昼にかけて予想されている雨の量は南部の多いところで150ミリとなっている。
長野地方気象台では警報を出し土砂災害や河川の増水に注意するよう呼びかけている。 -
信州ハウジングがみのわ祭り 踊り練習
今月31日に開かれるみのわ祭りに向け、箕輪町の住宅メーカー「信州ハウジング」の社員が13日、祭りの踊りを練習した。
練習は、会社が始まる前に行われた。
信州ハウジングの社員30人がインストラクターの指導のもと、箕輪天竜音頭とみのわワクワクソングを練習した。
信州ハウジングでは、地域の会社として、祭りに参加しようと、今年初めてみのわ祭りに参加することにした。
踊りの練習は今日が2回目で、今日は初めて天竜音頭を練習した。
社員たちは、動作を確認しながら踊りを覚えていた。
信州ハウジングの松田文成社長は、「みんなで楽しんで参加したい」と話していた。
2010みのわ祭りは31日(土)に開かれる予定。 -
親のための救急救命法講座
小さい子どもを持つ親を対象にした救急救命法講座が13日、伊那市のいなっせで開かれました。
13日は、小学校入学前の子どもを持つ母親およそ20人が参加した。
救急救命法講座は、子育て支援ボランティア団体の子どもネットいなが毎年開いている。
母親達は、伊那消防署の署員から心肺蘇生法を教わった。
署員は、心臓マッサージは、1歳以上8歳未満の子どもの場合は両手または片手、1歳未満の子どもの場合は指2本を使うように説明した。
胸を押す回数は30回で、押すときの強さは胸の厚さが3分の1程度へこむくらいという。
母親達は、実際に乳児や成人の人形を使って心肺蘇生法を練習していた。
消防署員は、「子どもは蘇生する確率が高いので、助ける人が1人の時は、まず心肺蘇生をしてから119番通報してください」と話していた。
参加したある母親は、「急に何かあったときに役立てたい」と話していた。 -
ガールスカウト英会話教室開講
伊那市のガールスカウト26団は、所属する小学4年生から6年生の団員を対象にした英会話教室を11日、開講した。
11日は、14人の団員が参加し、今年度、初めての授業が行われた。
26団では、6年前から伊那ライオンズクラブからの協力を得て、英会話教室を開いている。
英会話を教えるのは、イギリス人で、箕輪町の小学校で英語指導助手・AETをしている キャリー・フィリップスさん。
11日は、3年前まで指導していた、アメリカ人のブレッド・アダムスさんも飛び入りで授業に参加した。
授業では、フィリップスさんが「頭や足」など、体の部分を英語で言うと、子供達は、言われたところを触るゲームなどをし、体を動かしながら、英語に触れていた。
初めて授業を受けた、ある4年生の団員は、「ゼスチャーなどを交えて教えてくれたので、とても楽しかったです」と話していた。
26団の木部 則子団委員長は「英語に自然な形で触れることで、楽しみながら、覚えてくれたら」と話していた。
この英会話教室は、月に2回のペースで開かれる予定。 -
東ティモールの高校生と高遠中生徒が交流
2002年にインドネシアから独立した東ティモールの高校生が12日、伊那市の高遠中学校を訪れ、生徒達と交流した。
高遠中を訪れたのは、東ティモールの高校生12人。
今回の交流会は、高遠町出身で東ティモール特命全権大使の北原巖男さんの縁で実現した。
歓迎セレモニーで、高遠中の望月弘樹君は、東ティモールの言葉であいさつした。
東ティモールのクレメンティーナさんは「今日は楽しい時間を過ごしましょう」とあいさつした。
この後、高遠中の生徒が太鼓の演奏を披露し、東ティモールの高校生も一緒に太鼓の演奏を楽しんでいた。
最初は慣れない手つきだったが、時間が経つにつれ、リズムよくバチをたたいていた。
東ティモールの高校生一行は、6日から来日していて、高遠や白馬村、東京に滞在し、15日に帰国する予定。
高遠中学校では今後、日本大使館を通じて、手紙のやり取りなどを行い、交流を続けていきたいとしている。 -
上牧区2分の1成人式
子ども達の10歳の節目を祝う「2分の1成人式」が10日、伊那市の上牧研修センターで行われた。
伊那北小学校に通う上牧地区の4年生10人とその保護者が参加して節目の歳を祝った。
2分の1成人式は学校単位で行っているところが多い中、上牧では育成会が、子ども達に地区での思い出を残してもらい、愛着をもってもらおうと毎年行っている。
式の中では、子ども達が将来の夢や、未来の自分への手紙を発表した。
子ども達は「理科の先生になりたい」「ネイルアーティストになりたい」など夢を発表していた。
また、思い出の品や手紙を詰めたタイムカプセルを、上牧八幡宮の境内に埋めた。
育成会の北原政彦会長は「地区での行事が減り、思い出づくりの機会も少ない。自分たちの育った場所でさまざまな体験をして、良い思い出を作ってもらいたい」と話していた。
タイムカプセルは10年後、子ども達が20歳になった時に開けることになっている。 -
南箕輪村営プール祈願祭
明日から今シーズンの営業が始まる南箕輪村大芝高原の村営プールで9日、安全祈願祭が行われた。
祈願祭には、プールを管理する大芝公園管理事務所のスタッフなど約10人が参加し、神事などを行った。
大芝荘の加藤 直昭支配人は、「来ていただくお客さんに楽しんでもらえるよう、安全管理に努めてほしい」と話していた。
昨シーズンの村営プールの利用者数は約5400人で、前の年より2000人ほど少なくなった。
管理事務所によると、天候が悪い日が多かったことなどが影響したという。
今シーズンの営業は10日から来月22日までで、初日は無料開放する。
営業時間は午前10時から午後4時までで、料金は大人300円、小中学生が200円となっている。 -
平成18年7月豪雨の復旧現場見学
伊那市の西春近南小学校の6年生は8日、平成18年7月豪雨で土石流被害のあった柳沢地域の復旧現場を見学した。
バスに乗って、子ども達がやってきたのは、前沢川の砂防工事現場。
豪雨で土石流が発生した前沢川では、えん堤工事が完了し、現在、川の流れをゆるやかにする床固め工の工事が行われている。
建設を行っている伊那建設事務所は、年に1回、管内の工事を一般にも見てもらおうと見学会を開いている。
今回は、土石流被害にあった柳沢地区の子どもも通う、西春近南小学校の児童を対象に見学会を開いた。
18年豪雨はどのような災害だったのか、また復旧工事がどのように進められているか、現場を見ながら説明が行われた。
前沢川の砂防工事は、総事業費4億5000万円ほどで、今年9月ごろ、概ねの工事が完了する予定。 -
新館長の武井文一さん就任あいさつ
伊那市高遠町の信州高遠美術館の新しい館長となった武井文一さんが8日伊那市役所を訪れ白鳥孝市長に就任のあいさつをした。
武井さんは伊那市高遠町出身の61歳で信州大学教育学部卒業後、 農協の職員となった。
平成2年に学芸員の資格をとり、平成5年から信州高遠美術館の職員として勤務してきた。
今月開かれた伊那市教育委員会定例会で、新しい館長に決まり今日、白鳥市長に就任のあいさつをした。
武井さんは「多くの人が美術館に足を運んでくれるような企画を考えていきたい」と話していた。
信州高遠美術館は平成4年に開館し、武井さんが3代目の館長。 -
橋爪まんぷさんの花スケッチ展
伊那市の漫画家、橋爪まんぷさんの花スケッチ展が8日から、ベルシャイン伊那店で開かれている。
会場には、庭の花、野の花、里山の花など身近にある花を描いた作品が並んでいる。
作品数は、「花」の語呂合わせで87点。
橋爪まんぷさんは、毎年ベルシャイン伊那店で展示会を開いていて、今年は花の作品を展示した。
作品は水彩画で、花だけを描いたもの、花と風景を描いたものなどがある。
作品の題名も、花の名前のほかに四字熟語などが書き添えられている。
橋爪まんぷさんの花スケッチ展は13日(火)まで、伊那市のベルシャイン伊那店で開かれる。 -
長谷地区で高齢者交通安全推進大会
9ヶ月の間に交通事故により2人の高齢者がなくなった伊那市の長谷地区で、8日、高齢者を対象にした交通安全推進大会が開かれた。
130人の長谷地区の高齢者が、気の里ヘルスセンターに集まった。
長谷地区では、去年9月に、市外の若者が運転する車と、地元長谷の高齢者が運転する車が衝突し、75歳の男性が死亡する事故が、また今年5月に高齢者が運転する車が、美和湖に転落し、助手席の77歳の女性が死亡する事故が発生している。
この状況を改善しようと、大会が開かれた。
講師は、伊那警察署の宮尾雅彦交通課長が務めた。
宮尾さんは、体を動かす体操を紹介しながら、普段と違う動きをすると反応が遅れることなどを高齢者に説明していた。
大会では、伊那市高齢者クラブ長谷地区連合会・女性部長の伊藤 俊子さんが、シートベルトを必ず着用する、夜間歩行するときは、夜光反射材をつけるなどの大会宣言をした。
また、最後には、参加者全員で、交通安全を誓うシュプレヒコールを挙げていた。 -
放置自転車に警告札
箕輪町は7日、町が管理するJRの駅駐輪場で、放置自転車に持ち帰りを促す警告札を取り付けた。
放置自転車の整理は、毎年夏休み前のこの時期に町が行っている。
駐輪場は、木ノ下、伊那松島、沢の3駅。
作業は、町の職員や警察、区の役員が行った。
長期間置かれていると思われるものに、持ち帰りを促す札を取り付けていった。
警告札を取り付けた自転車は、木ノ下駅で13台、伊那松島駅で15台、沢駅で6台の合わせて34台。
箕輪町では、20日までに持ち帰りされない自転車は、21日に警察や駅関係者の立ち会いのもと撤去作業を行う。
撤去された自転車は、3か月間町が保管し、所有者などを調べ連絡しても取りに来ない場合や所有者が分からない場合は処分される。 -
市営住宅からの暴力団排除の協定を締結
伊那市と伊那警察署は8日、市営住宅からの暴力団員排除について連携する協定を締結した。
伊那市役所で協定の調印式が行われ、白鳥孝市長と依田公雄伊那警察署長が協定書を取り交わした。
伊那市では6月30日に、市営住宅から暴力団員を排除することを定めた条例が施行された。
これを受け今回、協定が締結された。
協定内容は、暴力団員かどうか確認のための情報提供、暴力団員を退去させる場合の支援などとなっている。
これにより伊那警察署管内の4市町村すべてが伊那警察署と協定を締結した。 -
伊那消防組合規律訓練
伊那消防組合の規律訓練が6日、伊那市の市民体育館で行われた。
訓練は、消防活動の基礎となる動作などを再確認しようと毎年この時期に行われている。
伊那消防組合管内の署員合せて70人が参加し、訓練では回れ右などの基本動作やさまざまなパターンの整列を繰り返し行った。
消防署員らは、一つひとつの基本動作を確認しながら訓練を行っていた。
伊那消防組合では、秋に大規模な災害を想定した訓練を行う計画という。 -
消防関東大会出場チーム激励会
14日に神奈川県で開かれる関東消防救助技術大会に出場する伊那消防署の引揚救助チームの激励会が7日、伊那消防署で開かれた。
伊那消防組合長の白鳥孝伊那市長らが見守る中、実技を披露した。
引揚救助チームは、6月19日に長野市で開かれた県消防救助技術大会で優勝し、伊那消防署では7年ぶり2回目の関東大会出場を決めた。
引揚救助訓練は、5人1組で地下にいるけが人などを救助するという想定で行われる。
7メートルの壁を下り、ケガ人を救助して上に登るまでの時間を競う。
関東大会の引揚救助訓練の部には24チームが出場する予定で、上位6チームが全国大会に出場できるという。
白鳥組合長は「練習の成果を発揮して、ぜひ全国大会に出場してほしい」と激励していた。
関東大会は、14日に神奈川県厚木市で開かれる予定。 -
南箕輪村中部保育園で七夕集会
7月7日の七夕に合わせて7日、南箕輪村の中部保育園で七夕集会が開かれた。
園児約170人が集まり、七夕に関する話を聞いたり、スライドを見たりした。
七夕の飾りつけの前には、ダイコンやキャベツなどの野菜が並べられ、加藤正子園長が今年の豊作を願う風習について説明していた。
七夕集会ではほかに園児の代表が願い事を発表した。
園児らは、サッカー選手になりたい、ケーキ屋さんになりたいなど将来の夢を発表していた。 -
医師が救急車に同乗し訓練
医師と消防署の救急隊員が連携を図ろうと、伊那消防署で6日から、救急車に医師が同乗し、搬送する実習が行われている。
これは、医師に救急現場を知ってもらい、救急隊員は医師の対応を学び今後に生かしていこうと、その年に伊那中央病院の地域救急医療センターに配属された救急医と研修医を対象に毎年行われている。
実習では、医師が実際に出動する救急車に同乗し、現場へ出動する。
6日は夕方まで救急車の出動がなかったため、救急車に備えられている機器を確認したり、人形を使った救急処置の訓練に参加した。 -
チョウゲンボウの放鳥
先月西箕輪などで保護された希少なタカ、チョウゲンボウが6日、南箕輪村の南箕輪小学校で自然に帰された。
保護した野鳥を放鳥する取り組みは、普段なかなか見られない希少な野鳥を、子どもたちに見てもらおうと上伊那地方事務所が行っている。
県では野生傷病鳥獣救護ボランティア事業として傷ついて弱った野生鳥獣を保護し再び野生へ帰す取り組みを続けている。
この日、県野生傷病鳥獣救護ボランティアの小口泰人さんが1年生にチョウゲンボウについて話をした。
小口さんは「チョウゲンボウは、絶滅のおそれがある野生動物となっている」と話していた。
放鳥したチョウゲンボウは、先月、伊那市西箕輪で2羽、辰野町で1羽保護され、小口さんのもとで、自然に帰れるまでになった。
小口さんが1羽1羽、手放すとチョウゲンボウは元気よく飛んだ。
子ども達は、飛んで行くチョウゲンボウをじっとみつめていた。