-
新型インフルエンザ 伊那小学校など4小中学校で学年・学級閉鎖
伊那市の伊那小学校、伊那東小学校、東部中学校、南箕輪村の南箕輪小学校は、新型インフルエンザへの感染とみられる児童・生徒が規定数を超えたため、学級閉鎖などの措置がとられる。
学級閉鎖になるのは、伊那小学校の6年生4クラスのうち1クラス。新型インフルエンザに感染したとみられる児童数は32人中6人で、学級閉鎖期間は14日から16日まで。
伊那東小学校は、1年生4クラスが学年閉鎖となる。感染したとみられる児童数は127人中28人で、学年閉鎖期間は13日から15日まで。
東部中学校は、2年生7クラスのうち1クラス。感染したとみられる生徒数は40人中7人で、学級閉鎖期間は13日から16日まで。
南箕輪小学校は1年生4クラスのうち1クラス。感染したとみられる児童数は30人中4人で、学級閉鎖期間は13日から19日まで。 -
藤沢ウォーキング
地域の歴史を学びながら歩く第1回藤沢ウォーキングが11日、伊那市高遠町で開かれた。
11日は、地区住民80人が参加し秋空の下、藤沢御堂垣外地区を歩いた。
このイベントは、地域の歴史や文化をあらためて知ろうと高遠町公民館藤沢分館が今年初めて開いた。
去年までは秋の運動会を行っていたが、年々参加者が減少傾向にあるため今年、ウォーキングイベントを企画した。
参加者は朝9時に藤沢多目的集会施設を出発し約3キロ先の藤沢城址を目指した。
途中、江戸時代の宿泊所跡の門や「建御名方神」が祀られている諏訪社などを見学した。
藤沢分館の保科増昭分館長は、「予想以上に参加していただいた。来年も継続してこのイベントを行っていきたい」と話していた。 -
南アルプスふるさと祭り
伊那市長谷の第26回南アルプスふるさと祭りが11日、長谷総合グラウンド行われ、多くの人で賑わった。
長谷に伝わる民謡「ざんざ節」をアレンジして2007年にできた「ダンシングNewザンザ」は、今年は長谷小学校の児童がステージで発表した。
長谷小の児童は、運動会などでもこのダンスをしているということで、元気に息のあった踊りを披露していた。
また、今年の祭りでは初めてのメーン企画として、サイコロの出た目によって会場に設けられたマス目を進むチーム対抗のスゴロク大会が行われた。
ゲームでは、進んだマスによって「1分以内に丸太を切る」などの指示が出されていた。 -
手良保育園の園児が稲刈り
伊那市の手良保育園の園児が13日、5月に植えた稲の刈り取りを体験した。
今年、保育園近くの田んぼで育てたのはコガネモチとコシヒカリで、この日は年長・年中の園児50人ほどが、鎌を使って稲刈りを体験した。
稲刈りは、子供たちに農業体験をしてもらおうとJA手良青壮年部が企画したもので、今年で2年目。
今年は、天候にも恵まれ粒も大きく例年より出来は良いという。
子どもたちは、地域のお年寄りや保護者などの手を借りて、一株ずつ刈り取っていた。
刈り終わった稲は、保育園前の畑ではざかけして、12月にお世話になった地域の人などを招き、餅つきをして味わうという。 -
エコブルームが老人ホームで演奏
8月に南箕輪村で開かれた子ども地球サミットのバックバンドを務めた「エコブルーム」のメンバーが10日、ピアノとサックスのコンサートを南箕輪老人ホームで開いた。
-
伊藤真一さん陶展
伊那市に陶芸窯を構える伊藤真一さんの陶展が、かんてんぱぱホールで開かれている。
会場には食器や花入れなど、日常使いの器およそ千点が並んでいる。
展示会を開いている伊藤真一さんは、伊那市御園に陶芸窯を持ち、作品づくりをしている。
今回の展示では、会場の壁に約100枚の皿を飾るなど工夫が凝らされている。
皿1枚1枚は、デザインや色合いが少しずつ異なっていて、観る人の視覚を刺激できるようにしたという。
また、一つ一つ趣の違う湯飲みなどの器も、一つのコーナーに集めて展示している。
伊藤さんは、「器の集合体の面白さを楽しんでほしい」と話していた。
この陶展は13日昼まで。 -
暴力追放交通安全大会
暴力や交通事故のない明るい社会の実現を目指す伊那市民安全大会が10日、伊那市民会館で開かれた。
大会アトラクションとして長野県警察音楽隊とカラーガード隊が、集まった約800人の前で演奏と旗の演技を披露した。
大会には、消防団員や交通安全協会のメンバー、各種団体の関係者などが参加し、暴力と交通事故のない安全な社会の実現を目指す大会宣言を採択した。
小坂樫男市長は、「平和で安全な社会を実現するためには、市民が一致団結して、暴力追放と交通安全に取り組んでいく必要がある」と話した。
また、伊那警察署の依田公雄署長は、「暴力団を追放するためには、市民の皆さんの協力が不可欠。交通事故は私たち一人ひとりが当事者になる可能性があるものだということを、改めて考えてほしい」と話した。 -
10月10日は「ソースかつ丼の日」
10月10日はソースかつ丼の日。
伊那ソースかつ丼会加盟店は、かつ丼一杯100円引きのサービスを行った。
伊那ソースかつ丼会では、伊那で生まれたソースかつ丼をPRしようと活動していて、カツの揚がる音「ジュー、ジュー」をとって10月10日をソースかつ丼の日としている。
かつ丼会に加盟している伊那市坂下の飯島食堂でも100円引きで提供された。
昼時になると出前の注文も加わり厨房は大忙しだった。
訪れた人たちのほとんどがソースかつ丼を注文し、飯島食堂名物の肉が器からはみ出るかつ丼を味わっていた。
飯島食堂の主人、飯島敏道さんは「100円引きのサービスで伊那伝統の味をたくさんの人に食べてもらえて良かった」と話していた。 -
いけばな小原流伊那支部作品展
いけばな小原流伊那支部の作品展が10日から、伊那市の県伊那文化会館で開かれている。
会場には秋をテーマにした生け花約170点が並んでいる。
いけばな小原流伊那支部は、今年で発足30年を迎え、今回はそれを記念して大きな会場を借りて展示を行った。
伊那支部では毎月講師を招いて研究会を開いている。
今回は会員それぞれが指定された花をメーンに使って、作品づくりをしたという。
また「秋粧(あきをよそおう)」をテーマに会員20人が協力して作った合作も展示されている。
いけばな小原流伊那支部の作品展は11日まで。時間は午前10時縲恁゚後5時、入場料は300円。 -
新型インフルで伊那北小・南原保育園が学級閉鎖
伊那市の伊那北小学校と南箕輪村の南原保育園では、新型インフルエンザへの感染とみられる児童、園児が規定数を超えたため、9日から学級閉鎖の措置がとられている。
学級閉鎖になるのは、伊那北小学校の3年生3クラス中1クラスと、南原保育園の未満児クラス。
新型インフルエンザに感染したとみられるのは、伊那北小学校の児童3人、南原保育園の園児1人と職員1人。
いずれも今日から学級閉鎖をしていて、期間は、伊那北小学校が16日まで、南原保育園が15日までとなっている。 -
新型インフルエンザ
伊那西高校と伊那小学校で学級閉鎖伊那市の伊那西高校と伊那小学校は、新型インフルエンザへの感染とみられる生徒、児童が規定数を超えたため学級閉鎖の措置がとられる。
学級閉鎖になるのは、伊那西高校の1年生6クラス中2クラスと伊那小学校の3年生4クラス中1クラス。
新型インフルエンザに感染したとみられる生徒、児童数は、伊那西高校が4人、伊那小が3人。
学級閉鎖期間は、伊那西高校が8日から12日まで、伊那小が9日から13日まで。 -
台風18号 伊那谷を通過
非常に強い勢力で8日、本州に上陸した台風18号は、午前8時ころ上伊那地域に最も接近した。伊那市高遠町では、降り始めからの雨量が95ミリに達し倒木などの被害があった。
8日午前中に上伊那地域にもっとも接近するとみられていた台風18号は、午前5時頃愛知県の知多半島に上陸。上伊那地域でもこの頃から風雨が強まった。
公共交通機関にも乱れがあった。JR飯田線は、7日に始発からの運休を決定。関東や中京、大阪を結ぶ伊那バスは、朝のうち名古屋線や大阪線などで運転をとりやめた便もあった。
午前8時頃、台風は上伊那地域に最も接近した。伊那と木曽を結ぶ国道361号の姥神トンネルの木曽側では、倒木があり午前8時15分から通行止めになり、午後になって復旧した。
伊那市高遠町では、降り始めからの雨量が午前11時現在で95ミリを観測した。
高遠町の藤沢と長藤の栗田地区では、全世帯が午前7時30分から停電になり、午前9時に復旧した。
伊那市は、午前8時30分に災害警戒本部を設置。被害状況などを確認し、午前11時20分に被害の拡大が見られないことから本部を解散した。
被害は、雨量の多かった高遠地区に集中した。
国道152号の杖突峠は、倒木により大型車が通行できない状況になり、午前9時に復旧した。
心配された台風18号だが、正午ごろには雨も上がり、雲のすき間からは青空も見られた。
一部運休となっていた中央高速バス名古屋・関西方面の運行は8日午前9時から通常運行。倒木により姥神トンネルから木曽側が通行止めになっていた国道361号線は、午後3時に通行止めが解除となった。
また伊那市高遠町の松倉地区の停電は午後3時に復旧した。 -
伊那公民館押し花クラブ作品展
伊那公民館女性教室の押し花クラブ作品展が、伊那市の旧井澤家住宅で開かれている。
会場には、押し花クラブの会員14人の作品、28点が並んでいる。
クラブは、伊那公民館が開いている女性教室の一つで、毎月2回集まって、作品作りをしている。
中には、建物の屋根に蜂の巣を、壁にメロンの皮を使うなど、変わった素材を使った作品もある。
旧井澤家で作品展を開くのは今回が初めてで、それぞれが今年作った作品の中からお気に入りの作品2点ずつを持ち寄った。
講師を務める野澤伊代子さんは、「押し花を通して、自然や植物を見る目が養われる。それぞれの感性で作った作品を見てほしい」と話していた。
押し花クラブ作品展は10日まで。 -
南箕輪村で有志がヨガサークル立ち上げ
南箕輪村公民館のヨガ講座受講生有志が、ヨガサークルを立ち上げた。
7日は、サークルとして初めての教室が南箕輪村公民館で開かれ、希望した10人ほどが体を動かした。
参加したのは、村公民館のヨガ講座受講生の有志で、8月に講座が終了したがまだまだ続けたい竏窒ニ、サークルとして活動を始めた。
講師の中川俊子さん指導のもと、ゆったりした音楽が流れる中で手足を動かしていた。
サークルは、毎週水曜日の午後2時から1時間30分で、受講料は1カ月3千円。
老若男女誰でも自分のペースで始められ、無料体験も歓迎という。 -
台風18号 8日に最接近
非常に強い台風18号は、8日上伊那地域に最も接近する見込みとなっている。
果樹など実りの時期だけに、JAでは、農家に対し出来る限りの対応をとるよう呼びかけた。
伊那市西箕輪羽広のりんご畑では、農家が収穫に追われていた。
重盛正さんは、2ヘクタールでフジなどのリンゴを栽培している。
信濃スイートは、若干早めだが、被害にあう前に収穫を急いでいた。
りんごオーナーもいるフジは、収穫には早すぎ、今収穫してもジュースにもならないため、あきらめた。
重盛さんの畑の半分はフジで、「台風相手ではしょうがない」と話していた。
長野地方気象台によると、台風18号は、このまま北上を続けた場合、県内を通過する可能性が高いとみていて、時間は、午前6時から正午にかけてという。
気象台では、秋雨前線も活発化するため、雨にも十分な警戒が必要と注意を呼びかけている。
なおJR飯田線は、8日の始発から安全の確保が確認されるまで運転を見合わせることにしている。
伊那バスでは、通常運行を予定しているが、状況により対応を検討するという。
また伊那市は、台風の接近に伴い、8日は市内の全保育園を休園する。
箕輪町と南箕輪村は休園しないが、安全確保のため、なるべく登園しないよう呼びかけている。
また、伊那ケーブルテレビ放送エリア内の小中学校、高校は、すべて休みとなっている。 -
新型インフルエンザなど感染予防研修会
新型インフルエンザの感染が広がる中、小学校や福祉施設などの関係者を集めた感染予防研修会が7日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれた。
上伊那の保育園や小学校、高齢者介護施設などの関係者約200人が集まり、感染症予防や新型インフルエンザの対策についての研修を受けた。
そのうち新型インフルエンザについては現在、「全国で非常に蔓延している状態」と話し、例年2月から3月には季節性のインフルエンザも流行するため、その頃に新型インフルエンザの感染がさらに拡大する危険性がある竏窒ニ説明した。
また年齢別では、65歳以上の感染者が少ない一方、5歳から24歳までの若い世代の感染者が多く、妊娠中の女性は一般の人より死亡するリスクが4倍も高いことを話した。
県内でも、学校や保育園などで集団感染が報告されていることから、「今まで以上に目を見張り感染拡大を防ぐことが大切」と話し、うがいや手洗いなどを徹底するよう呼びかけた。
また、感染が広がる前に、各施設で対応マニュアルを作成したり、マスクなどを準備しておくことが重要であると説明した。
また、会場の外には手洗いがきちんとできているかチェックできる機械も置かれ、参加者たちは、自分の手洗いがきちんとできているかを確認していた。 -
絵手紙展
地域の良さを絵手紙で紹介する作品を並べた展示が6日から、伊那市役所1階ロビーで開かれている。
展示を開いたのは、地元で絵手紙の指導をしている伊那谷絵手紙の会。今回、会のメンバー6人の教室の生徒130人の作品約200点が飾られている。
作品は、自分の住んでいる地域の身近なものを描こうと、市内各地の風景や伝統行事などが絵手紙で紹介されている。
どれも温かみのある作品となっていて、さまざまなタッチで表現している。
会代表の倉科照子さんは、「今まで何気なく見ていた風景も見直してみると思いがけない所に発見がある。作品を通していろんな発見をしてほしい」と多くの来場を呼び掛けていた。
地域の良さを絵手紙に描いた同作品展は18日まで。 -
麺街道フェスタ 11月7、8日開催
国道361号を麺街道と位置づけ地域の活性化につなげようと、麺街道フェスタ2009が今年も伊那市高遠町の高遠城址公園内を中心に11月7日と8日に開催される。
イベントのメーンとして、アマチュアソバ打ち名人世界大会が行われる。
6日は、麺街道フェスをPRするのぼり旗が伊那市役所でお披露目された。
麺街道フェスタは、麺を通じた情報発信や地域間での連携を深め活性化につなげようと去年から開かれている。
今年は国道361号沿いの麺所にスポットをあてたイベントで、伊那市のローメンや木曽町のとうじそば、岐阜県高山市の高山ラーメンなどを味わうことが出来る。
会場は高遠城址公園周辺で行われ、そばやラーメンが味わえるほか伊那節や木曽節といった郷土芸能が披露される。
また、信州そば発祥の地をPRしようと今年初めてアマチュアそば打ち名人世界大会と銘打った企画が行われる。
この大会は、そばの出来栄えを競うもので、優勝者には賞金5万円が贈られる。
定員は100名で参加資格はアマチュアであることが条件。 -
大芝イルミネーションフェスティバル開幕
南箕輪村の大芝高原を様々な電飾で彩るイルミネーションフェスティバルが3日、開幕し、多くの人で賑わっている。
同イベントは地域活性化や交流の場づくりとして開かれているもので、今年で4回目。電飾は昨年より100基多い、330基となっている。
開幕して初めての日曜日となる4日も、多くの人が訪れ、50万個の電球が作りだす幻想的な雰囲気を楽しんでいた。
今では県内外から約10万人以上がこのイベントを訪れるが、自立を選んだ南箕輪村の元気をPRしよう竏窒ニ、始まった4年前の開始当初は、今年の5分の1、70基の電飾からスタートした。
4年間イベント運営に携わり、実行委員長の有賀章治さんは「最初の年は人が来るか不安だったが、地域のイベントとして定着してきた」と話し、笑顔を見せた。
11日と17日にはフルートやピアノ、シンセサイザーなどのコンサートを予定している。また、味工房では期間中の週末、午後9時まで営業時間を延長。イベントを盛り上げる。
フェスティバルは、24日まで。期間中は、午後5時半から午後10時まで点灯される。 -
食育フェスティバル開催
食について考える「食育フェスティバル」が4日、伊那市の県伊那文化会館であった。
これは、国や県、JA、食育推進団体などでつくる「長野県食育推進会議」が食育を推進しようと企画したもの。毎年県内各地で開催しており、伊那市での開催は今回初めて。
この日は講演会や活動発表などがあり、活動発表では、伊那市内の保育園などで食育活動をしている「おいし伊那食育応援団」のメンバーが、普段、保育園などで披露している食育劇を披露した。
また今年は、地元の中学校で実際に給食に出されているメニューを味わってもらおう竏窒ニ、300食分のお弁当を配布した。
訪れた人たちはお弁当を手にすると、早速その味を楽しんでいた。 -
美篶小資料館 地域住民が外壁塗装工事
伊那市の美篶小学校資料館の外壁塗装工事が1日、地域住民の手によって行われた。
塗装工事をしたのは、資料館の委員と伊那市の工務技士の約30人。
資料館外壁の塗り替えは、平成17年以来。
地域の文化財を地域住民で守り維持していこうと、作業は前回と同じくボランティアで行われた。
参加した人たちは、重機や脚立を使い、外壁には茶色、窓枠には水色のペンキを丁寧に塗っていた。
資料館の赤羽仁館長は、「貴重な文化財を保存しようと地域の人が作業に来てくれる。とてもありがたい」と話していた。 -
秋葉街道交流活発に
街道でウォーキングイベント信仰の道、塩の道として知られる秋葉街道の活性化を目指し、県内外の愛好団体同士の交流が活発になっている。
3日、秋葉街道の伊那市長谷部分を歩くイベントが開かれ、県内外から約60人が参加した。
秋葉街道はその昔、塩の輸送路として、また静岡県浜松市にある秋葉神社への参拝の道として利用された古道。
去年12月に長谷の秋葉街道道普請隊が3日間かけ秋葉街道を踏破したことをきっかけに、今年2月に県内外の秋葉街道愛好団体12団体でつくる「秋葉街道信遠ネットワーク」が結成された。
今回は長谷部分の知識を深めようと信遠ネットからも飯田市、大鹿村の団体が参加した。
各団体とも地元部分の整備を進めるほかウォーキングイベントを開いていて、25日には飯田市部分で開かれることになっている。
また新遠ネットでは、諏訪市から秋葉神社までの街道全線を網羅した広域的なマップを作るために来年度調査を行うという。 -
箕輪陶芸研究会作品展
箕輪町の陶芸愛好家でつくる箕輪陶芸研究会の作品展が4日まで、松島コミュニティセンターで開かれている。
今年17回目を迎える研究会の作品展には会員30人の作品約200点が並んでいる。
研究会は、会員がそれぞれ自分の好きな焼き方で作品づくりをしていて、月2回の勉強会でお互いの作品を見せ合って、知識を深めている。
今年4月には備前焼を勉強しようと岡山県を研修旅行で訪れていて、並んだ作品の中には備前焼の影響を受け釉薬を使わない作品もある。
大槻隆会長は、「年々会のレベルが上がっていて、良い作品が多く並んでいる。是非足を運んでください」と来場を呼びかけていた。 -
わらべうたで親子が触れ合い
箕輪町の子育て支援講座が3日、松島コミュニティセンターで開かれ、親子がわらべうたで触れ合った。
0歳から1歳と2歳から3歳の2クラスが開かれ、このうち0歳から1歳のクラスには約20組の親子が参加した。
講座は今年で3回目で、自然な親子のふれあいが学べるわらべうたを覚えてもらおうと毎年開かれている。
千葉県在住で、わらべうた保育研究会代表の小林衛己子さんが講師を務めた。
小林さんは「子どもを抱いたり膝の上に乗せたりしてふれあいながら、お母さん達も楽しむことが子どもの成長にとっても大切」と説明していた。
ある母親は「子どもが自然にうたを受け入れてくれるし、直接ふれあえる良いコミュニケーションだと思う」と話していた。 -
箕輪町で運動遊びサミット
運動遊びを全国に先駆け取り入れている箕輪町で3日、運動遊びサミットが開かれた。
これは、楽しく遊びながら子どもの筋力やコミュニケーション能力の発達を促す運動遊びの必要性を全国に発信していこうと、箕輪町が開催した。
サミット第1部では、有識者や実践市町村が参加してのパネルディスカッションが行われた。
平成16年度から先進的に運動遊びを取り入れている箕輪町は保育士と小学校教諭がその成果について発表した。
また平成19年度から運動遊びを取り入れている兵庫県豊岡市の中貝宗治市長は、「運動遊びの実践により数値的な成果が表れ、指導者にも自信がついている」と話した。
各市町村の発表を受け運動遊びの考案者、松本短期大学の柳沢秋孝教授は、「各市町村運動遊びが浸透し成果も出始めている。今後幼児教育を小学校教育にどうつなげていくかが課題」と話していた。
また第2部では柳沢教授の指導のもと、園児や小学生が親子で運動遊びを体験した。 -
森世紀工房作品展
地元の木材で作った家具などの作品展示会が1日、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれている。
展示会を開いているのは、県内の建具職人でつくる「森世紀工房」のメンバー。
森世紀工房では、長野県産の木材を使った家具のぬくもりを感じてもらおうと、毎年1回、伊那市で展示会を開いている。
会場には、上伊那や木曽の建具店で作られたイスやテーブル、タンスなど大型の家具から小物まで100点が展示されている。
今回は、多くの人に作品に触ってもらい家でも使ってもらおうと、はしや鉛筆立て、子ども用の積み木などが多く展示されている。
特に積み木は、幼い頃から使うことで、木の温もりを感覚で覚えてもらいたいという。
森世紀工房では、「多くの木を使うことは、山の手入れや環境を守ることにつながる。地域の人に県産材の良さを知ってもらいたい」と話していた。
この展示会は5日まで。 -
箕輪町のうたごえ喫茶100回
2002年1月に始まった箕輪町のうたごえ喫茶が1日夜、100回目を迎えた。60人が参加し、懐かしのメロディーを合唱した。
箕輪町大出にある喫茶店樹里庵。扉を開くと懐かしいメロディーが耳に飛び込んでくる。
1日でちょうど100回目となったうたごえ喫茶。店内は、熱気に包まれていた。
松島に住む山口栄一さん(68)。リーダーの山口さんは、うたごえ喫茶を箕輪の地でもと、今から7年前の2002年1月に立ち上げた。
うたごえ喫茶は、ほぼ一月に一回のペースで喫茶樹里庵で開かれている。
童謡、唱歌、懐メロ、ロシア民謡などをアコーデオンやギター、ベース、ピアノの生演奏で歌う。
この日も25曲を歌った。
うたごえ喫茶100回を記念して、11日には「500人のうたごえ喫茶インみのわ」が開かれる。
うたごえ喫茶の元祖、ともしび新宿店からゲストを招いて、地元のコーラスグループなども参加する。
青春時代の懐かしい歌、振り向けば青春、みんなで歌えば青春、心に残る思い出の歌、皆で歌うと元気が出る・・・。
そんな想いを込めて「500人のうたごえ喫茶インみのわ」は、11日に箕輪町文化センターで午後1時30分から開かれる。 -
男と女いきいきセミナー開講
男女共同参画社会について理解を深める「男(ひと)と女(ひと)いきいきセミナー」の開講式が28日、伊那市役所で行われた。
本年度で7回目となるセミナーには、約60人が受講を申し込んでいる。
開講式で、小坂樫男伊那市長は「伊那市も男女共同参画を旗印に進んでいる。女性の皆さんもリーダーシップを取り、地域発展のために尽力してほしい」とあいさつした。
開講式のあと、早速第一回目の講義が開かれ、笑い療法士の城取茂美さんが「あなたも私もドラマの主役」と題して話をした。
城取さんは「自分の事だけを考えていては、命を粗末にしがちになる。他人の事を考えることが、地味だけれど人間として大切なこと」と話していた。
セミナーは、来年2月までに全6回開かれる予定。 -
衣替え 高校生冬服に
1日は、衣替え。伊那市の伊那西高校の生徒たちも、装いを冬服に替えて、登校していた。
同日の朝は、紺色のブレザーにスカート姿で、生徒たちが登校していた。
伊那西高校では、リボンの色が2色、スカートも2種類あるということで、それぞれが好きな組み合わせを楽しむという。
生徒会長の長坂朋美さんは、「3年生なので、昨日で夏服を着ることが最後となり寂しい気もしますが、冬服は、組み合わせが変えられて、おしゃれが楽しめます」と話していた。 -
旧井澤家住宅でおからこ作り
3日の十五夜を前に、伊那市西町の旧井澤家住宅で1日、「おからこ」作りが行われた。
おからこは、もち米を臼と杵でつぶしてつくる団子で、伊那地域では昔、十五夜に合わせて多くの家庭で作られていた。
おからこを作ったのは、伊那部宿を考える会のメンバーで、地域の伝統を伝えていこうと毎年行っている。
この日は、見学に訪れた市民と一緒にもち米をつぶした後、直径6センチほどの大きな団子を作った。
完成した団子は、里いもの葉に乗せ、カボチャやネギ、クルミなど今年とれた野菜と共に縁側に並べた。
今年の豊作に感謝し、来年の豊作を願うために月にお供えする。
伊那部宿を考える会の矢澤巧会長は、「おからこを月に備えることで、収穫の喜びや感謝の気持ちを、若い人にも感じてもらいたい」と話していた。
おからこは、一晩月に供えた後、それぞれ持ち帰って、野菜と一緒におからこ汁にして味わうという。