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年賀はがき発売
年賀はがきが30日から発売になった。伊那郵便局では、さっそく年賀はがきを買い求める人の姿が見られた。
郵便局によると、今日1日で千枚ほど販売したという。
中には、予約などですでに売り切れの種類も出ていた。
今年、伊那郵便局は48万2千通の年賀状を配った。年賀状の数は年々減少傾向にあるということだが、来年用は50万通の配達を目標にしている。
また、パソコンの普及で販売される7割ほどがインクジェットプリンター用だという。
郵便局では、年賀はがきの予約を受け付けていて、必要があれば無料で配達するサービスも行っている。
なお、年賀状の受け付けは12月15日から始まる。 -
きたっせで菊の展示会
伊那市山寺のきたっせで、地元住民が育てた菊の展示会が開かれている。
菊を展示しているのは、山寺の「高尾町菊づくりの会」のメンバー。会場には、今年会員が丹精込めて育てた40点が並んでいる。
菊づくりの会は3年前に3人で発足し、今年は20人まで増えた。
花の出来は、日のあたり具合、水や肥料の加減によって左右するというが、今年はボリュームのある見事な菊に成長した。
会代表の白鳥松子さんは「高尾町を菊の花でいっぱいにし、協力して育てていくことで地域のつながりも広げて行きたい」と話していた。
高尾町菊づくりの会による菊の展示会は、伊那市山寺のきたっせで11月1日まで開かれている。 -
上伊那教育会が少年の塔慰霊祭
戦争中、満蒙開拓義勇軍として満州で命を落とした若者の霊を慰める「少年の塔慰霊祭」が27日、伊那市の伊那公園で行われた。
慰霊祭は、上伊那教育会が毎年行っているもので、今年は役員など26人が集まった。
北原和俊会長は「多くの若者が義勇軍として満州へ渡り、若き命を散らせた。私たちはこの負の遺産を風化させることなく、永久に語り継ぎたい」と話した。
また、実際に満蒙開拓青少年義勇軍として満州に渡った伊那市の北原和夫さんは「終戦後は強制労働を強いられた。生活は飢えと病気との闘いで、本当に今思い起こしても言葉に詰まる」と当時を振り返った。
上伊那教育会の保存資料によると、昭和12年から昭和19年までに送り出された上伊那出身の青少年義勇軍は507人。終戦後、強制労働に就き、伝染病などで命を落とした若者は89人に及んでいるという。
戦争が進むに連れ、14歳から19歳までの青少年団員も満州へと送り出されるようになった。
参列者は少年の塔に花を手向け、平和への願いを強くしていた。 -
大清水川ふれあい水辺会議
護岸工事や広場整備の基本計画を了承伊那市西箕輪を流れる大清水川の整備について考える会議が29日、伊那市西箕輪支所で開かれ、護岸工事に加え広場などをつくる基本計画が了承された。
会議には地元区長や伊那養護学校の代表などが集まり、県が示した整備計画について協議した。
大清水川は、普段水は流れていないが平成16年の台風で土砂が崩れたことから、河川整備が課題となっていた。
計画ではおよそ970立方メートルの土砂に対応できるよう川幅を広げるほか、流木を止める壁を造る。
またおよそ200メートルにわたり石のブロックを積み上げる護岸工事もする。
県では工事を進めるにあたり、近くに伊那養護学校や身体障害者療護施設大萱の里があることから、利用者に川に親しんでもらおうと広場や遊歩道も造ることにしている。
広場は今ある樹木をそのまま生かしたつくりにするほか、遊歩道は車イスでも安心して通れるように整備するという。
会議出席者からは「向こう岸に渡れるように橋を作ってほしい」という要望や「コンクリートが見えるものではなく景観に配慮してもらいたい」という声が上がっていた。
この整備基本計画は会議で了承され県では今後、広場全体の詳細な設計に入るほか用地交渉を進めていく。 -
公共物の落書き消し作業
地元の塗装業者が29日、箕輪町の地下道や高架橋下で、ボランティアの落書き消し作業をした。
作業したは地元の塗装業者でつくる上伊那塗装広告事業協同組合の11人。
組合では毎年11月16日の「いい色塗装の日」にちなんで上伊那各地の公共物に書かれた落書き消し作業を行っている。
今年は箕輪町で落書きがあった2カ所で作業した。
参加者はまず、壁の色を確かめながら塗料の色を調整し、それを丁寧に塗り重ね、元通りの美しい壁に仕上げていた。
落書き消し作業は今年で6年目になるが、これまでに作業した場所では、新しく落書きが書かれたことはないという。
櫻井高文理事長は「地域のために、毎年取り組んでいる。塗装に少しでも関心を持ってもらいたい」と話していた。 -
長野県戦没者遺族大会
長野県戦没者遺族大会が29日、伊那市の県伊那文化会館で行われた。今年で56回目となる大会には、県内各地からおよそ千人の遺族が集まった。
意見発表では、サイパン島で父親が戦死した上伊那郡遺族会の牛山敞司会長が「戦争は人の殺し合いで、共存、共生の手段ではない。遺族の方々には、家族の戦跡を訪ね、遺骨の収集に積極的に参加してほしい」と訴えた。
また今年の大会では▽総理大臣などが靖国神社に参拝することを定着させること▽靖国神社に変わる新しい戦没者追悼施設の建設を阻止すること▽遺骨収集を拡充していくこと竏窒ネどを決議した。
遺族会の運営などに尽力してきた人の表彰も行われ、表彰された一人、駒ヶ根市の北村四郎さんは「戦争を知らない世代が増えてきているが、私達遺族があの戦争の悲惨さを伝えていかなければならない」と話した。
30日は追悼式が行われる。 -
大芝高原味工房の建設進む
南箕輪村が大芝高原に建設している新しい大芝高原味工房の工事が、計画のおよそ半分まで進んでいる。
28日、南箕輪村議会議員が既存の味工房に隣接する建設現場を視察した。
新しい施設にはパン、おやき、アイスクリームなどの工房や売店、軽食喫茶、足湯などを設ける計画になっている。
施設は木造平屋建て、建築面積はおよそ500平方メートル。総事業費はおよそ1億7千万円。
議員は説明を受けながら、工房やトイレなどの場所を確認していた。
施設は南箕輪村開発公社が管理運営し、軽食喫茶コーナーは民間委託する計画。
工事は来年2月末に完了し、3月中旬にオープンを予定している。 -
もみじ湖夢まつりにぎわう
箕輪町で26日、もみじ湖夢まつりが行われた。
もみじ湖夢まつりは、農業を通じて地域の活性化を図ろうと活動している「もみじ湖夢くらぶ」が毎年行っている。
祭りのメーンは、酪農用のワラをたばねた300キロのロールを転がし順位を競う「ロール転がし大会」。今年は町内を中心に12チームが参加した。
コースは25メートルの往復となっていて、途中、折り返してきたチームとぶつかり、立ち往生してしまう場面もあった。
大会の結果、箕輪東小学校のPTAでつくる「長岡abcクラブ」が優勝した。 -
園児がバイオリンの生演奏楽しむ
伊那市の上の原保育園で29日、バイオリンのミニコンサートが行われた。
伊那フィルハーモニー交響楽団などで活動している伊那市の北原よし子さんが保育園を訪れて演奏した。
上の原保育園では、子供達が生の演奏にふれる機会を作ろうとこのコンサートを企画した。
この日は、保育士もバイオリンやピアノで共演し、アニメの主題歌などを演奏した。
子供達は、一緒に口ずさみながら楽しんでいた。
上の原保育園では今後、機会があれば定期的にこのような演奏会を開いていきたいということで、池田敏美園長は「テレビやCDでは味わえない本物の音色に、小さい頃から触れてもらいたい」と話していた。 -
伊那千秋会が菊花大展示会開催
菊の愛好家でつくる伊那千秋会の菊花大展示会が28日、南箕輪村の大芝高原屋内運動場で始まった。
会員が丹精込めて育てた大輪菊、盆栽菊、だるま作りなどおよそ500鉢が会場に並んでいる。
会によると、今年は夏の暑さで栽培に苦労したが、努力のかいあってきれいに花が咲いたという。
菊花大展示会は11月3日正午まで。 -
仙丈小屋荷下し
来月2日に今シーズンの営業終了する伊那市営の仙丈小屋で28日、ヘリコプターを使っての荷下げ作業が行われた。
午前11時頃、伊那市長谷の歌宿と南アルプス仙丈ケ岳の山頂近くに建つ市営仙丈小屋を、ヘリコプターが往復し、荷物を下ろす作業が行われた。
雲もなく南アルプスが一望できる状態で、順調に作業が行われた。
また、南アルプスの長衛荘の老朽化した水道の工事に使う資材も運ばれた。
仙丈小屋は、今シーズン6月15日から来月2日までの営業。21日までに2593人が訪れ、昨シーズンに比べ既に340人の増となっている。
伊那市では、天候に恵まれた事や鹿の食害から高山植物を守る防護柵の設置作業などが利用の増加につながったとみている。 -
消火通報コンクール
消火や119番通報の方法を競う消火通報コンクールが28日、伊那市で行われた。
コンクールには、伊那消防組合管内の事業所などから18チームが参加した。
これは、火事の対応方法を身につけてもらおうと、事業所などでつくる伊那防火管理協会が毎年行っている。
競技は、消火と消防署への通報を行うもので、かかった時間と、その一連の動きが審査される。
今回は伊那市役所チームとして、初めて市内の保育士が参加した。練習は2回で、放水も初めてということだったが、手際よく競技を行っていた。
競技の結果、消火器操法の部は伊那バス株式会社、屋内消火栓操法の部では(株)IHI回転機械が1位になった。 -
伊那市消防団音楽隊が中学生と合同練習
伊那市消防団音楽隊は、来月行われるコンサートを前に27日夜、中学生と合同練習をした。
今回、合同演奏するのは伊那東部中学校の吹奏楽部の生徒達。
伊那市消防団音楽隊は演奏活動を通じて防火防災の広報活動をおこなっていて今年創立20周年を迎えた。
コンサートは、消防団の活動を知ってもらおうと昨年から行われていて、中学生との合同演奏もしていまる。
この日は東部中の生徒との初めての合同練習だった。
演奏する曲はスポーツアニメのメドレーなど2曲。
本番に向け全体での曲合わせやパートごとの練習が行われ、息のあった音色を響かせていた。
伊那市消防団音楽隊のファミリーコンサートは11月2日午後1時30分から伊那市民会館で行われる。
音楽隊では、多くの来場を呼びかけている。 -
JA上伊那フォトコン審査会
伊藤好幸さんが最優秀賞JA上伊那が農業と暮らしをテーマにしたフォトコンテストの審査会が27日行われ、伊那市山寺の伊藤好幸さんが最優秀賞に選ばれた。
最優秀となった伊藤さんの作品は、テーマが「新鮮に育ってます」。冬の時期にハウスの前で撮影したもので、写っている人の表情が生き生きしていること、季節感が出でいることなどが評価された。
今回のコンテストでは、上伊那を中心に松本や下伊那から47人、85点の応募があった。
これらの作品は、11月8日・9日に行われるJA上伊那まつりの会場に展示される。 -
長谷常福寺で「晋山式」
伊那市長谷溝口の常福寺で、26日、新しい住職の就任を祝う「晋山式」が行われた。
5代目の住職には、伊那市教育委員長も務める、松田泰俊さんが就任。
松田住職はH15年に住職に就任しましたが、正式に住職になる準備が整った今年、晋山式を行った。
この日は、地域住民や上伊那の寺の住職約100人が行列を作り、本堂までの道のりを歩いた。
常福寺で晋山式が行われるのは、明治41年以来100年ぶりだという事。
松田住職は「皆さんのご指導を頂き、よりいっそう頑張っていきたい」と決意を新たにしていた。 -
八幡町ハロウィン
伊那市の伊那北駅前広場で八幡町ハロウィンが25日、開かれた。
魔女や海賊など思いおもいに仮装した子どもたちが集まり、仮装コンテストが行われた。
このイベントは、八幡町ロマン通り商店会が、商店街の振興を願って始めたもので7年目になる。
コンテストに続いて、会場に並んだカボチャちょうちんに明かりが灯り、訪れた人たちはさまざまな顔のちょうちんと明かりを楽しんでいた。 -
丁石お披露目ウォーキング
伊那市西箕輪の仲仙寺へ続く、はびろ道の道沿いに置かれた丁石をめぐるイベントが25日にあった。およそ80人が伊那市坂下区の常円寺近くを出発し、仲仙寺の参拝に利用されてきた道、はびろ道の散策を楽しんだ。
途中、丁石の横では伊那市文化財審議委員会の小林一行さんらが、丁石の説明をした。
丁石は江戸時代、仲仙寺までのおよそ7キロの道のりに、参拝までの道しるべとして109メートル間隔で置かれていた。
当時は54置かれていたが、現在確認されているのは34の丁石のみ。
仲仙寺には馬の神様が祭られており、これにちなんで木曽馬も一緒に歩いた。
終点の仲仙寺に到着すると、師田香雪住職から寺の歴史などが説明された。
イベントを企画した伊那市観光協会では、「歴史に触れながら散策できる道として、はびろ道をウォーキングコースとして広めていきたい」としている。 -
「障害者の日」記念事業でコンサート
「障害者の日」記念事業のコンサートが25日、伊那市役所の多目的ホールで開かれた。伊那市内の障害者団体など、およそ100人が会場を訪れた。
記念事業は、毎年12月の世界障害者記念日に合わせて開いていたが、今年は日程を早めて開催した。
コンサートでは、京都府在住の障害者通所施設の所長でミュージシャンの中島光一さんが、施設での体験を歌にしたオリジナルの曲を披露した。
訪れた人たちは、静かに中島さんの弾き語りに聞き入っていた。
中島さんは、「歌でみなさんを元気にできたらうれしい。そして今度はその元気を私がもらって、歌を続けていきたい」と話していた。 -
住民が殿島城址公園整備
伊那市東春近の地域住民は25日、殿島城址公園の整備作業を行った。
整備作業は、公園を地域の憩いの場にしようと、東春近地区協議会が中心となり行い、この日は地域のボランティアおよそ60人が参加。
参加者たちは、公園内に植えられている樹木に名札を付ける作業や、散策するのに歩きやすいよう、砂を敷く作業などを行った。
東春近地区協議会の梅田和穂会長は、「ほかの地域からもたくさん人が訪れるような、素晴らしい公園になるよう整備を進めていきたい。」と話す。
地区協議会では今後、松くい虫被害のあった木を今年中に伐採し、しだれ桜の苗木を植える計画。 -
ハロウィンのかぼちゃ提灯作り
25日に行われる伊那市八幡町のハロウィンに向け、伊那小学校で24日、カボチャの提灯作りが行われた。
5年夏組の児童33人が1人1つずつ提灯を作った。
八幡町ハロウィンで使う提灯は、毎年、伊那小の児童が作っている。
子どもたちは、ハロウィンを行う八幡町ロマン通り商店会のメンバーから指導を受けながら、中の種などを取り除いた後、小さなのこぎりで顔を切っていた。
ある児童は、「顔をくり抜くより、中身を取り除く作業が大変だった。明日が楽しみです。」と話していた。
この日作った提灯は、25日にハロウィンの会場、伊那北駅前広場に、一般参加者のものと一緒に飾られ、午後5時すぎに点灯式が行われる。
また、仮装コンテストも企画されていて、夏組の児童も参加することになっている。 -
大森英明写真展
富士山をとり続けて14年。
伊那市のアマチュアカメラマン、大森英明さんの写真展が伊那図書館で始まった。
大森さんは、会社勤めの傍ら年に20回から30回、富士山の撮影に足を運んでる。
写真展は今回で8回目。
去年から今年にかけて撮った22点を並べた。
山中湖から山頂に沈む太陽を捉えた作品は、「山頂ダイヤ」、午後4時に撮影。
朝霧高原からの夜明けの風景は「幻想の夜明け」、午前7時撮影。
山中湖のキャンドルイベントにあわせて撮影した作品「湖畔のアイスキャンドル」は午後5時に撮影したもの。
季節や撮影ポイント、気象条件も熟知していないときれいな富士山は撮れないと話す大森さん。
今後は、山の内面を引き出すような写真を撮っていきたいと話している。
大森英明写真展「夢幻の世界 富士山」は、11月2日まで伊那図書館で開かれてる。 -
伊那商議所女性会 紙芝居お披露目
伊那商工会議所女性会が取り組んできた環境をテーマにした紙芝居がこのほど完成し22日、伊那商工会館でお披露目された。
紙芝居は女性会が、子どもたちに楽しみながら環境の大切さについて理解してもらおうと作製したもの。
県の地域発元気づくり支援金事業として60万円の補助を受けている。
22日は市職員など関係者を招き電気などエネルギーの節約や、リサイクルなどを題材にした三つの作品を披露した。
女性会の小林旬子(じゅんこ)会長は「子どもたちに環境を大切にするために何をすればよいか伝えていきたい」と話している。
紙芝居は市内の保育園で順次、上演していく予定。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
信州大学中原寮祭に園児が参加
伊那市西箕輪の大萱保育園の子ども達が23日、手作りの神輿を担いで、南箕輪村、信州大学農学部の中原寮近くを練り歩いた。
中原寮で22日から始まった寮祭に合わせて行われ、園児およそ80人が参加した。
大萱保育園では、園が近いことから毎年寮祭に参加して、神輿を担いでいる。
今年の神輿には、子ども達がどんな野菜も食べられるようにと、年長児が描いた嫌いな野菜の絵が貼られていた。
途中で野菜の神様に扮した学生が現れ、「好き嫌いしないで野菜を食べてください。」と、ホウレンソウとニンジンのクッキーを子ども達に手渡した。
保育園の山岸加代子園長は、「祭りを楽しみながら、嫌いな野菜を克服してくれたらうれしい。」と話した。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
箕輪町Eグループチューリップの球根植付け
箕輪町上古田の遊休農地に23日、およそ2万個のチューリップの球根が植えられた。
球根の植付け作業を行ったのは、地元有志でつくる「これからの農業、林業を考えるEグループ」のメンバーと、地元長寿会や上古田保育園の子ども達。
参加者らは、縦横15センチ間隔であけられた穴に、今年掘りとった球根を植えていた。
植えられたのは赤や白、ピンクなど色とりどりのチューリップで見頃は来年の4月中旬。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
伊那消防署が緊急用軽トラック導入
伊那消防署に緊急走行ができる軽トラックが初めて導入され22日、署員などによる入魂式が行われた。
新しく導入した軽トラックは赤色回転灯が付いていて、伊那消防署の軽自動車としては初めて緊急走行ができるもの。
主に水害が発生した時に土のうを運んだり、火災発生時には追加のホースや空気ボンベを運搬する。
伊那消防組合の唐木一直副組合長は「地域の安全安心のために有効に利用して欲しい」と話した。 -
西駒山荘 今シーズンの営業終了で荷下げ
伊那市営西駒山荘の今シーズンの営業が終了し22日、ヘリコプターによる備品などの荷下げが行われた。
この日は午前6時半から荷下げがおこなわれ、西駒山荘の営業期間中に使ったシーツや発電機などが運ばれた。
西駒山荘は、今シーズン7月1日から今月13日まで営業し、西箕輪中学校の集団登山など382人が訪れた。
営業日数は去年とほぼ同じで、利用者は18人の増。
西駒山荘は、老朽化が進んでいることや赤字経営など課題もあり、市では現在そのあり方について検討をすすめている。 -
美空ひばり歌の里祭り 最終回
美空ひばりさんのファンが集まるイベントが18日、箕輪町の伊那プリンスホテルで開かれた。
11回目を迎えたこのイベントも今回が最後となる予定。
美空ひばり歌の里まつりは、生前ひばりさんと親交のあった箕輪町在住の作家、小沢さとしさんが中心となり平成10年から始った。
小沢さんによると、昨年で目標だった10回を超えた事や、参加する人が高齢化してきている事等から、 このイベントも今年が最後になるという。
今回は北海道や九州から約250人が集まり、75人が思い出に残る曲をカラオケ等で歌い披露した。
このうち、飯田市から参加した柳川由記子さんは、手作りの衣装を身にまとい愛燦燦を歌った。
柳川さんは「苦しい時、ひばりさんの歌を聞き、何度も励まされました」と話していた。 -
みはらしの湯で生け花教室
伊那市のみはらしの湯で15日、生け花教室が開かれた。
みはらしの湯では、空きスペースを有効利用しようと、今回初めて教室を開いた。
伊那市羽広に住む生け花の師範、重盛栄子さんが講師を務め、上伊那から参加した14人が指導を受けた。
今回は初心者向けの教室となっていて、重盛さんは、高さや配置などを丁寧にアドバイスしていた。
生け花に使ったのは、リンドウや菊など秋の草花で、参加者は、花の大きさや特徴を良く見ながら、思い思いに生けた。
みはらしの湯では今後、好評であれば、生け花教室以外にもカルチャー教室を設ける計画で、お風呂と一緒に趣味も楽しんでもらいたいと考えている。 -
園児がアマランサス味わう
伊那市の富県保育園で20日、雑穀アマランサスの実が入ったおにぎりを園児達が味わった。
富県保育園では今年6月に伊那地域アマランサス研究会からもらった苗を保育園近くの畑で栽培してきた。
10月の初めにアマランサスの実2キロを収穫した。
この日はおやつの時間に、苗を提供した研究会のメンバーを招待し、一緒に味わった。
またアマランサスの花は天ぷらにし振る舞われた。
研究会によるとアマランサスの実は栄養価が高く、特にタンパク質やカルシウムを豊富に含んでいるという。
園児達は、美味しいと話しながら楽しいおやつの時間を過ごしていた。
富県保育園では、今後アマランサスを使ったおやつ作りを計画しているほか、来年には収穫した種をまく予定。 -
米の道権兵衛峠を歩こう
総勢300人が参加伊那から木曽へと馬で米を運んでいた時代をしのぶイベント「米の道・権兵衛峠を歩こう」が19日、伊那市で行われた。県内のほか首都圏・中京圏の参加者総勢300人ほどが、伊那や木曽の権兵衛峠周辺を歩いた。
このイベントは、権兵衛峠を通り米を運んだ江戸から明治時代にかけての様子を再現しようと行われている。
背中に米俵を背負った馬が先頭を歩き、それに続いて参加者が歩いた。
天候に恵まれ、参加者は峠の頂上を目指すコース、頂上を越えて木曽まで行くコースなど、自分にあったコースを汗をかいて歩きながら、紅葉などを楽しんでいた。