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箕輪町ふるさと大使の中島赳さん
園児に菓子をプレゼント箕輪町のふるさと大使中島赳さんが19日、サンタクロースに扮して、町内の園児にお菓子をプレゼントした。
長岡保育園では全園児60人ほどが、サンタクロース姿の中島さんから、一人一人お菓子をもらった。
中島さんは名古屋市に住んでいて、戦時中箕輪町に疎開していた。
名古屋でお菓子の製造メーカーを経営していた中島さんは、子どもたちに夢を与えたいと10年以上、毎年町内の保育園にお菓子をプレゼントしている。
お菓子は、全保育園の園児860人分で、この日は4か所を回り、直接プレゼントした。
お菓子をもらった園児たちは、そのお礼に歌をプレゼントした。
中島さんは、「すばらしい歌をありがとう。先生の言うことをよく聞いてね」と子どもたちに話しかけていた。 -
箕輪町で歌声喫茶
箕輪町大出の喫茶店で18日夜、うたごえ喫茶が開かれ、参加者がクリスマスにちなんだ歌を歌って楽しんだ。
この喫茶店「樹林庵」では、毎月1回うたごえ喫茶の例会が開かれていて、特別な申し込みなどは必要なく、参加できる。
この日開催されたのはクリスマスの特別例会で、県内各地から60人ほどが集まり、喫茶店の中は満員となった。
参加者は、クリスマスや冬にちなんだ童謡唱歌を歌っていた。
特別例会ということで、キャンドルサービスも行われ、参加者らはロウソクの光を見つめながら健康や平和を願っていた。 -
伊那LCがたかずやの里にDVD寄贈
伊那ライオンズクラブが、児童養護施設たかずやの里にDVDレコーダー2台を寄贈した。
奉仕活動の一環で、16日に伊那市内で開かれた交流合同クリスマス会の中で、吉澤文男会長が白鳥始施設長にDVDレコーダーを渡した。
福祉施設への寄贈は毎年行われている。
今年は、たかずやの里の子どもたちのために、DVDレコーダーを贈り、クリスマス会の食事にも招待した。
白鳥施設長は、「たかずやの里に目を向けてくれたことに本当に感謝しています」と喜んでいた。 -
家庭でできる西洋料理教室
伊那市生涯学習センター主催の家庭でも作れる西洋料理教室が18日、伊那市のいなっせで開かれた。伊那市などから18人が参加し、子牛のカツレツ、赤カブを使ったスープなどクリスマスを意識したメニューに挑戦した。
この日講師を務めた伊那市高遠町の高遠さくらホテルの総料理長、丸山拓さんは「カツレツには、薄力粉ではなく強力粉を使ったほうが生地がべたつかずきれいに仕上がる」などとアドバイスした。
サラダは、キュウリを薄く切り、舟形にして、中に野菜を盛り付けた。
丸山さんは「難しいと思われがちな西洋料理だが、挑戦すれば誰でも作れると思う」と話していた。
ある参加者は「料理教室にはあれこれ参加してきたが、今回の教室は本格的だと思う。さっそく作って孫を驚かせたい」と話していた。
この教室は連続講座で、来年1月まで計3回開かれる予定。 -
伊那まつりやる気会議廃止へ
来年の伊那まつりの第1回企画会議が17日夜、伊那市役所であり、市民サイドからさまざまな提言をしてきた「伊那まつりやる気会議」を廃止することを決めた。
この日は、伊那市が声をかけた各種団体の代表など30人が集まり、来年の伊那まつりをどのような祭りにしていくかを検討。その中で、これまで企画会議のメンバーと公募の市民により組織してきたやる気会議の存続についても話し合った。
やる気会議はこれまで、ローメン横丁や手作りあんどんの設置、打ち水大作戦などを提案、実現してきた。
しかし、公募のメンバーが集まらなくなったことや、マンネリ化していることなどから廃止することになった。
会では「やる気会議は一定の役割を果した」「必要があればまた同じような組織を立ち上げればよい」といった意見が出た。
伊那まつり企画会議では、次回、来年の祭りのテーマやキャッチフレーズなどについて話し合う。なお伊那まつりは、来年8月1日、2日に実施される予定。 -
大芝の湯200万人達成
南箕輪村大芝高原の大芝の湯は17日夜、入場者200万人を達成した。
200万人目となったのは、南箕輪村田畑の中島真由美さん。前後の199万9999人目は辰野町の伊与田智仁さん、200万1人目は伊那市の中城路子さんだった。
3人には、唐木一直村長から、大芝の湯回数券やボディソープ、大芝高原味工房の商品セットが贈られた。
中島さんは、大芝の湯を週3回利用していて、特にサウナが気に入っているという。
唐木村長は「今後も大勢の方に利用してもらえるよう、職員一同気持ちよくお迎えしたい」と話した。
大芝の湯は、1日平均951人の利用があり、2002年5月1日のオープンから6年9カ月で200万人を達成した。 -
南箕輪村南部保育園で古代米もちつき
南箕輪村南部保育園の園児は18日、地域から寄付してもらった古代米のもち米を使って、もちつきをした。
年長、年中のおよそ50人が、10キロのもち米をついた。
使ったもち米は、南箕輪村南殿の唐木義秋さんから寄付された緑米と呼ばれる古代米の品種で、一般的なもち米に比べ白く、柔らかいもちになるという。
子ども達は二人ずつ杵を持って、保育士のかけ声に合わせてもちをついていた。
つきあがると子どもたちは、招待した唐木さんの家族や、日ごろお世話になっている地域の人たちと一緒に、きなこやあんこなどをまぶしたもちを味わった。
義秋さんの妻、妙子さんは、「食の安全が心配される時代。子ども達に地元産の安心・安全なもちを食べてもらいたい」と話していた。 -
イエメンに旅立つ青年海外協力隊員の村田愛美さん表敬訪問
来年1月に中東のイエメンへ青年海外協力隊の体育指導員として派遣される伊那市出身の村田愛美さんが15日、伊那市の小坂樫男市長を表敬訪問した。
村田さんが派遣されるイエメンでは、宗教上の理由から女性への体育教育が十分に行われてこなかった。
そのため、村田さんは現地で女性への体育教育普及に取り組む。
村田さんは、「ずっとバスケットボールをしてきたので、イエメンでもバスケットボールをしたい。文化の違いなどもあると思うが、いろいろな経験を積んで、それを帰国してからの活動に反映させていきたい」と話していた。
村田さんは来年1月5日にイエメンへと出発し、2年間、現地で活動する予定。 -
インフルエンザ県内流行の兆し
長野県の感染症情報によると、県内のインフルエンザ患者の届出が増え、流行の兆しが見られるという。
県では、今後さらに感染が広がると見ていて、手洗い、うがいなどの予防に努めるよう呼びかけている。 -
国道県道夜間特別パトロール
道路に取り付けられている照明設備などを点検する夜間特別パトロールが16日、伊那市で行われた。
年末年始に向け交通量の増加が予想されることから、交通事故防止などを目的に伊那建設事務所が実施した。
この日は職員18人が3つのグループにわかれて、管内の国道153号など29路線、944カ所を点検した。
パトロールでは道路沿いの照明が切れていないか、また道路標識、反射板などの設置状況などを確認していた。
今回のパトロールで82個の照明が切れていることが確認されたため、伊那建設事務所では年内に電球の交換や修理を行うことにしている。 -
漆戸醸造で女子大生が研修
伊那市の漆戸醸造で、東京農業大学の学生が酒づくりについて学んでいる。
酒づくりを学んでいるのは、東京農業大学応用生物科学部、醸造科学科3年の渡辺瞳さんと松本早央里さんの2人。この日は2人は米と麹、水をまぜる、仕込み作業をお行った。
実習は酒づくりの現場を知ることで、実情を学び今後の学習に役立てようと東京農業大学が全国の醸造所でおこなっているもの。漆戸醸造の正彦社長は東京農大の卒業生ということで、研修生の受け入れをしている。
酒づくりは今が最盛期ということで力のいる作業に汗を流していた。
実習は26日までで、その間学生らは酒づくりについての工程を学ぶほか、製品の袋づめ、販売なども予定している。 -
第1回みのわ祭り実行委員会
箕輪町のみのわ祭り実行委員会が16日夜開かれ、来年のみのわまつりについて意見を交わした。
祭りの活性化を目指そうと今年のみのわ祭りから、民間と行政が協働で祭りを運営しており、今年も公募により集まった各種団体や一般など26人が、来年の祭りに向け準備を進める。
また、今年はよりよい祭りを目指そうと例年より4カ月早く実行委員会を発足。第1回の実行委員会では、役員の選出があり、今年の祭りの会長を務めたみのわ手筒会会長の唐澤修一さんを再任した。
唐澤さんは「みなさんと一緒に2009年のみのわ祭りが成功できるよう努力していきたい」と語った。
2009みのわ祭りは来年7月25日(土)に国道153号バイパスで実施する。
今後は2008年のまつりの反省を踏まえ組織や花火。 警備体制等について検討していく。 -
伊那図書館でクリスマスリースづくり
伊那市の伊那図書館で14日、大人から子どもまで20人ほどが参加し、クリスマス用のリース作りが行われた。
この講座は、伊那図書館にある大きなツリーを飾るときに切った枝を有効利用しようと企画。講師は、伊那図書館の平賀研也館長が務めた。
参加者は、枝を丸い形にしたあと、リボンや松ぼっくり、また、家から持ってきた飾りなどを使い、思い思いにリースをデザインした。
ある参加者は「初めてリース作りに挑戦しました。なかなか思うようにできないけれど、とても楽しかったです。」と話していた。 -
留学生との交流パーティー
日本に来ている留学生と交流を深めるパーティーが14日、伊那市東春近の春近郷ふれ愛館であった。留学生を受け入れている家庭や、学校の生徒など100人ほどが集まり、交流を深めた。
交流会は、高校生の交換留学を支援しているAFS(エイエフエス)南信支部が開いたもので、フィリピンやスウェーデンなどから17人の留学生が参加した。
留学生による自己紹介のあと、音楽などの発表があり、タイ出身のボングコット・スィリニランドさんは、お客様を歓迎するタイの踊りを披露した。
参加者は、珍しい踊りや衣装に見入っていた。 -
留学生との交流パーティー
日本に来ている留学生と交流を深めるパーティーが、14日、伊那市東春近の春近郷ふれ愛館で開かれた。
会場には、留学生を受け入れている家庭や、学校の生徒など100人ほどが集まった。
交流会は、高校生の交換留学を支援しているAFS南信支部が開いたもので、フィリピンやスウェーデンなどから17人の留学生が参加した。
交流会では、留学生による自己紹介のあと、音楽などの発表があった。
タイ出身のボングコット・スィリニランドさんは、客を歓迎するタイの踊りを披露した。
参加者は、珍しい踊りや衣装に見入っていました。 -
クリスマスリースづくり
伊那市の伊那図書館で14日、クリスマス用のリース作りが行われ、大人から子どもまで20人ほどが参加した。
この講座は、伊那図書館にある大きなツリーを飾るときに切った枝を有効利用しようと企画された。
講師は、伊那図書館の平賀研也館長が務めた。
参加者は、枝を丸い形にしたあと、リボンや松ぼっくり、また家から持ってきた飾りなどを使い、思い思いにリースをデザインしていた。
ある参加者は、「初めてリース作りに挑戦しました。なかなか思うようにできないけれど、とても楽しかったです」と話していた。 -
母親対象の再就職準備セミナー
再就職を希望する母親を対象にした「再就職準備セミナー」が16日、伊那市役所で開かれた。
就職を希望している母親は、さまざまな不安や悩みを抱えているとして、この講座は、それを少しでも解消してもらおうと、県内各地で開かれている。
講師は、松本市の再就職支援などを行う会社の社長を務める伊藤かおるさん。
伊藤さんは、子育てと仕事の両立について自身の経験を交えて話し、時間の使い方と頑張りすぎないことをポイントとして挙げた。
時間については、「自分の時間」「家事の時間」「子どもとの時間」と、気持ちも一緒に切り替え、後悔しないように使うことが大事だと説明した。
また、「育児や仕事など、なんでも完璧に頑張ると苦しくなるだけだ」として、「周りの人に手伝ってもらったり、時には諦めることも必要」と話していた。
再就職を考える参加者に伊藤さんは、「社会に置いて行かれないよう、情報にアンテナを張っていてください」と呼びかけた。 -
こどもたちのクリスマス会
入園前の小さな子どもを対象にしたクリスマス会が16日、伊那市のいなっせで開かれた。
クリスマス会は、子育て支援グループ・子どもネットいなが開いたもので、300人ほどの親子が歌やパネルシアターなどを楽しんだ。
最後にサンタクロースが登場すると、子どもたちは不思議そうにじっと見つめていた。
サンタさんと子どもたちは、クリスマスの歌を一緒に歌っていた。
帰りには、一人一人プレゼントをもらい、一足早いクリスマスを楽しんでいた。 -
旭日単光章受章 有賀正さん祝賀会
今年の春の叙勲で旭日単光章を受章した南箕輪村の有賀正さんを祝う会が14日、箕輪町の伊那プリンスホテルで開かれた。
祝賀会には180人ほどが出席し、有賀さんの受章を祝った。
有賀正さんは76歳。昭和62年から平成19年まで、20年に渡り、西天竜用水路を管理する上伊那郡西天竜土地改良区の理事長を務めた。
在職中は、用水路へ水を送る施設・宮所サイフォンの建設や、用水路の改修工事などを行い、その功績が認められた。
西天竜用水路の通る4市町村を代表して、伊那市の小坂樫男市長は、「用水路のために大変御苦労いただいた。長きに渡るその思いを皆で受け継いでいきたい」と、労をねぎらった。
有賀さんは、「無我夢中でやってきた。ご指導いただいた多くのみなさんのおかげで仕事を成し遂げられた。本当に感謝したい」と謝辞を述べた。 -
ふれあい昔の遊び
箕輪町木下で14日、昔の遊びを楽しむ会が開かれた。
木下公民館には、木下区の子どもやその親などが集まった。
これは、子どもたちに昔の遊びを体験し、大勢で遊ぶ楽しさを知ってもらおうと、木下区の育成会などが毎年開いている。
この日はまず、みんなでおしくらまんじゅうや座布団取りゲームなどをして楽しんだ。
その後、コマ回し、あやとり、手作りブーメランなどで遊んだ。
子どもたちは、次々と遊ぶ場所を変えながら、昔の遊びを楽しんでいた。
また、子どもたちが遊んでいる間、調理室では、区の長寿クラブなどが昔のおやつ「やしょうま」を作った。
やしょうまは、米の粉と砂糖で出来ているもので、子どもたちは帰りにお土産として持ち帰った。 -
青島地域交流センター安全祈願祭
伊那市美篶の青島公民館の老朽化に伴い建て替え工事の安全祈願祭と起工式が16日、現地で行われた。
青島公民館は、43年前の昭和40年に建てられ地区の憩いの場などとして利用されてきた。
老朽化に伴い、国の補助を受け、これまであった青島公民館の敷地に建設される。
この日は、地元の関係者をはじめ建設業者など20人が集まり工事の安全などを祈願した。
新しい建物は、木造カラー鉄板葺き平屋建てで、延べ床面積はおよそ285平方メートル。総事業費は約5千万円となっていて、今年度中の完成を目指す。
柱やこし板などに使われる木材は青島の区有林のヒノキが使用される。
式の中で小坂樫男伊那市長は、「祖先が植えた木が、また青島地区の公民館としてよみがえる。これを機に青島地区のさらなる団結と発展を願いたい」とあいさつした。 -
不法投棄防止巡回パトロール
監視カメラ見学上伊那地区不法投棄防止対策協議会は16日、箕輪町に設置している不法投棄の監視カメラを見学した。
不法投棄防止対策の参考にするための見学で、上伊那8市町村の担当職員や県が委嘱している不法投棄監視連絡員、警察署員、上伊那地方事務所の関係者ら24人が参加した。
見学したのは、番場原に設置している監視カメラ。中部地方環境事務所が貸し出していて、10月から12月までの3カ月間設置している。
見学後、町地域交流センターで開かれた協議会で、箕輪町の担当者は、「明確な効果はないけれど、周知による抑止効果はあったと思う」と話した。
また、設置については費用や運用上のプライバシーなどの課題があることを説明していた。
参加者からは、「監視カメラの値段はいくらか」「夜に撮影した映像はどのように見えるのか」などの質問が出されていた。 -
しめ縄作りを楽しむ会
伊那市荒井区民対象のしめ縄教室が14日、開かれた。区民を中心に40人が参加。悪戦苦闘しながらしめ縄を作り上げた。
教室は毎年開かれており、楽しみにしている人も多いという。
荒井区の伊藤忠一さんが指導し、一人一つずつ玄関飾りを作成。ワラを上手になうには慣れが必要で、年1回の作業に悪戦苦闘する姿が見られた。
初めて参加したという女性は「家に飾るものくらいは、作ってみようと参加した。なうのに力がいるので、手が痛くなった。」と話していた。 -
年賀状受付始まる
新年まであと半月となり15日から、各地の郵便局で年賀状の受付が始まった。伊那市の伊那郵便局では年賀状用の特設ポストが設置され、年賀状を持参した人たちが、はがきを投函した。
年賀状の販売、配達などを行っている郵便事業株式会社伊那支店によると、辰野町から宮田村の郵便局で15日現在までに販売された年賀状の総数は約5万枚。
すでに昨年の73万枚を上回っている。
若者を中心に年賀状離れが進む傾向にあるが、年代の高い人ほど、1年の節目として年賀状を出す人も多いという。
例年、年末の数日間に年賀状の投函が殺到するため、郵便局では早めの投函を呼びかけている。
今月25日(木)までに出した年賀状は、来年1月1日に届けられる。
年賀状の受付は来年1月7日(木)まで。 -
箕輪町で子育て応援カード発行式
箕輪町に暮らす、15歳以下の子供を持つ世帯に配られる、子育て応援カードの発行式が15日、箕輪町役場であった。
この日は利用者を代表して、林みどりさん、愛花ちゃん親子、有賀美津子さん、泰徳くん親子にカードや協賛事業所マップ、記念品などが贈呈された。
箕輪町子育て応援カード事業は、町内の協賛する店で、買い物をする時に、カードを提示すると、割引などのサービスを受けられるもの。町では、15歳以下の子供を持つ世帯はおよそ2400世帯にカードを配布し、転入や子供を出産した場合には、役場で手続きをするとカードを発行する。
協賛事業所は、現在49社で、食料品店や雑貨店、理容・美容室、自動車販売会社、給油所など様々な業種が入っている。
平澤豊満町長は「49の事業者が協賛して頂いた。子供が健やかに育つ、応援の輪を広げていきたい」と語った。
町では今後も、町内の事業所に協力を呼びかけ、協賛事業所を増やしていきたいとしている。 -
新しい消防ポンプなど入魂式
伊那市は8日、新しく購入した小型動力消防ポンプとポンプを載せる積載車の入魂式を市役所で行った。
この日は、この小型ポンプや積載車が配備される伊那市消防団の藤沢分団と長谷分団の関係者が出席し、入魂式が行われた。
伊那市では毎年、古くなった小型ポンプや車の更新を行っていて、今回は購入から20年近く経った藤沢分団の積載車2台と、長谷分団の小型ポンプ3台を更新することにした。
伊藤仁団長は「今回更新した地域はいずれも山間地で、消防団は住民に頼りにされている。団員には機材に早く慣れ、どんな時も迅速に対応できるようにしてほしい」と話した。
今回購入した積載車は1台およそ180万円、小型ポンプはおよそ150万円で、総額およそ800万円。 -
子育て支援センターでクリスマスコンサート
親子で音楽を楽しんでもらおうと13日、伊那市の上の原保育園でクリスマスコンサートが開かれた。
市内に住む下平朋彦さん、玲夏さん夫妻と、その音楽仲間の山浦みずほさんが保育園を訪れ、クリスマスソングやクラシックの代表曲などを披露した。
コンサートは、上の原子育て支援センターが子育て講座の一環として開いた。
子育て講座の内容は毎月さまざまだが、今回はリクエストの声が多かったミニコンサートを、クリスマスに合わせて開いた。
歌やピアノを披露した下平冷夏さんは支援センターの利用者でもあり、「子連れだとなかなかコンサートに行くのは難しい。お子さんと一緒に、お父さんやお母さんにも気軽にコンサートを楽しんでもらいたい」と話していた。 -
クリスマスお楽しみ会
クリスマスまであと10日あまり。伊那市内では、クリスマス会やコンサートが開かれ、会場に集まった人達は、一足早くクリスマスムードを楽しんでいた。
伊那市の伊那市民会館では、子どもたちがアイデアを出した「クリスマス会」が開かれた。
このクリスマス会は、子どもたちの交流の場にしようと、ボーイスカウトやガールスカウト、小中学生を対象に活動体験をしているグループなどで作る実行委員会が開いたもので、今年で42回目となる。
会場には、地域住民およそ400人が訪れ、ゲームやリズム体操、劇などを楽しんだ。
このうち、ガールスカウトのメンバーらは、リズム体操を披露した。アニメ映画の主題歌が流れると、ガールスカウトのメンバーの振り付けに合わせ、会場の子どもたちも一緒に体を動かしていた。
実行委員長の丸山宏一さんは、「少子化などにより参加する子どもも少なくなりつつあるが、クリスマスのいい思い出にしてほしい」と話していた。 -
保科正之のNHK大河ドラマ化実現へ
上伊那地区議員連盟設立保科正之のNHK大河ドラマ化実現へ向け、上伊那の市町村議員有志で作る議員連盟が13日、発足した。
伊那市役所で開かれた上伊那地区保科正之公NHK大河ドラマ化実現議員連盟の設立総会には、上伊那8市町村の議員およそ80人が出席した。
議員連盟は、保科正之の功績を称え、大河ドラマ化実現により上伊那地域の活性化を図る目的で、市町村議会の全議員114人が名を連ねている。
設立総会では役員の選出が行なわれ、原浩伊那市議会議員が会長に選ばれた。
原会長は、「議員連盟の果たす役割は一部だが、テレビから映像が流れる夢を追い、実現に向け協力し活動していきたい」とあいさつした。
議員連盟では、保科正之生誕400年にあたる2011年のドラマ化実現に向け、伊那市観光協会などと協力し、署名活動やNHKへの要請活動を行う計画。 -
秋葉街道全線踏破へ
道普請隊メンバーが秋葉神社目指し出発13日から3日間かけて、静岡県まで続く秋葉街道を全線踏破しようと、秋葉街道道普請隊のメンバーらが午前5時、伊那市長谷の分杭峠を出発した。
一行は午前8時半に大鹿村役場に到着すると、メンバー代表の伊那市長谷の中山晶計地域自治区長が、小坂樫男市長から預かった秋葉街道の復興と、沿線地区としての交流振興を呼びかける親書を大鹿村の中川豊村長に手渡した。
静岡県浜松市の秋葉神社まで続く秋葉街道は、江戸時代に参拝の道として、また塩の輸送路として盛んに使われていた道で、全長およそ140キロある。
その昔、長谷地域の人たちは12月15日から開かれる秋葉神社の火祭りにあわせ、秋葉街道を歩き、参拝したと言われている。
今回の秋葉街道全線踏破は、街道の長谷部分が先月開通したことから、その火祭りに合わせて行われた。
沿線の自治体に街道の復興を呼びかけながら、3日間かけて秋葉神社へと向かう。
3日間で歩く距離はおよそ120キロで、一行は15日に秋葉神社に到着し、火祭りに参加する予定。